JPH031158Y2 - - Google Patents

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JPH031158Y2
JPH031158Y2 JP1984143065U JP14306584U JPH031158Y2 JP H031158 Y2 JPH031158 Y2 JP H031158Y2 JP 1984143065 U JP1984143065 U JP 1984143065U JP 14306584 U JP14306584 U JP 14306584U JP H031158 Y2 JPH031158 Y2 JP H031158Y2
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  • Wire Processing (AREA)
  • Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は型彫り等に使用する工作機械に係り、
特に加工物に曲面加工を行う為に回動機構を備え
た治具の構造に関する。
従来より、鋳造、プラスチツク成形等のモール
ド加工用金型の製造には母型を接触子で摺動して
カツタを操作する所謂倣いに依つて型材に切削加
工を行う方法に採つている。
加工精度はその侭製品に反映するので、高精度
の加工が要求されている。
〔従来の技術〕
以下従来の技術について、第3図乃至第5図を
参照して説明する。
第3図aは製品の部分拡大正面図、同図bは同
図aの側面図、第4図aは加工法の一例を示す側
面図、同図bは他の加工法を示す側面図、第5図
aは回動機構付き治具の正面図、同図bは同図a
のA矢視図、同図cはプーリに対するワイヤの巻
回方法を示す斜視図である。
第3図a及びbは、タイプホイール形インパク
トシリアルプリンタ装置に使用するタイプホイー
ルの活字部の拡大部分図である。
図に於いては、活字Tの場合を示しているが、
総ての活字1は印字品質を向上させる目的から同
図aのY軸方向、即ち、同図bに示す側面から見
て中央が窪んだ曲面1aになつている。
従つて、上記製品を成形するモールド型2に於
いては、2点鎖線で示す如く同部分が反対に凸状
の曲面2aになつている。
上記曲面加工をするには、第4図a,bに示す
如き方法がある。
即ち、同図aに示す如く型2の方は固定してカ
ツタ3の方を矢印B−Cの如く曲線運動をさせる
方法と、同図bに示す如くカツタ3を固定して型
2の方を矢印B−Cの如く回動する2通りの方法
が考えられる。
上記2通りの方法を比較すると、同図aの方は
切削面2aにカツタ3に依る切削傷(カツターマ
ーク)が付き仕上りが滑らかで無い問題点が有
る。
同図bの方にはこのような問題は無く、この加
工方法がより優れている。
従つて、上記活字1の型2の彫り込みには第4
図bの方法が採られている。
上記第4図bの加工方法を実施する為に、彫刻
機械に第5図a,bに示す如き回動機構を有する
治具4を取付けて行つている。
即ち、彫刻機械のテーブル5にスライドレール
6を介して台7を矢印D−E方向に往復自在に取
付けてある。
台7にはブロツク8が設けられており、ブロツ
ク8には同図bに示す如く、テーブル5と直交方
向に主軸9がベアリング10を介して回転自在に
設けられている。
主軸の一方、同図bに於いて右方には型材11
を固定する固定部12が設けられていて、反対側
の同図bに於いて左方にはプーリ13が設けられ
ている。
プーリ13には同図aに示す如く、ワイヤ14
が巻回されていて、ワイヤ14は矢印L及び、M
方向に引張られ、その両端はテーブル5に設けら
れた図示省略した固定部に固定されている。
ワイヤ14は同図cに示す如く、2点鎖線で表
現した主軸9にプーリを介してスリツプが生じな
いよう一回以上固く巻付けられている。
従つて、第5図aに示す如くテーブル5の上を
台7が矢印D方向に移動すると、プーリ13は矢
印F方向に回動し、反対に台7が矢印E方向に移
動すると、プーリ13は矢印G方向に回動する。
同時に固定部12と、固定部12に固定された
型材11も同様に回動する。
一方カツタ3はテーブル5に直交するように設
けられていて、同図a,bに示す如く矢印D−E
及び、矢印J−Kの如く同一平面上を自在に移動
出来るようになつている。
尚、カツタ3は垂直方向には固定されていて、
加工の際の型材11との当接はテーブル5を図示
省略した機構に依つて矢印H−I方向に移動させ
て行つている。
更にカツタ3と型材11は図示省略したリンク
機構等に依つて逆方向に移動するようになつてお
り、例えばカツタ3が矢印D方向に移動する時は
型材11は矢印E方向に移動する。
その移動量はリンク機構等で調整可能になつて
いる。
斯かる構成の治具4を備えた彫刻機構を用いて
加工を行う時は、先ず型材11を固定部12に固
定した後、テーブル5を矢印H方向に所定量移動
させてカツタ3と当接させる。
然る後カツタ3を回転させ、カツタ3に直結し
た上記の図示省略したリンク機構に取付けられた
接触子で母型を摺動する。
するとカツタ3は所定の縮小或いは、拡大率で
母型の形状を回動運動をする型材11に彫り込
む。
〔考案が解決しようとする問題点〕
以上説明した如く、型材を回動する為に治具に
設けられた主軸は一端に於いて、一個のプーリに
巻回されたワイヤに依つて行われている。
プーリとワイヤ間にスリツプがあると、母型の
形状に倣う運動が崩れ不良加工され加工上極めて
重要な問題となる。従つて、その防止の為ワイヤ
はプーリに極めて強い力で固着する程巻回してあ
る。
そして、巻回したワイヤ14の主軸に対する作
用位置にずれがあるので、本来の回転力に加えて
長手軸に直交する軸方向に回転モーメントも生じ
る。このモーメントの為に、第5図cに示す如く
主軸9に対して矢印N及び、O方向の曲げを生じ
る。
この捩れの為に、主軸が早く摩耗したり、主軸
の回動が円滑に行われない問題点があつた。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点は、主軸9′に2個のプーリ13,
13′を接近させて、一方のプーリ13は固着し、
他方のプーリ13′は回転自在に取付け、2個の
ワイヤ14,14′を夫々のプーリ13,13′に
対して互いに逆巻きし、反対向きに引出した両端
を張架、固定させた回動機構によつて解決され
る。
〔作用〕
即ち、主軸に対してプーリを2個設け、夫々の
プーリに対してワイヤを互いに反対巻きにするこ
とに依り、1個のプーリの場合に生じた回転モー
メントに依る曲げを、追加したもう1個のプーリ
に生じる逆向きの曲げに依つて打消すものであ
る。
〔実施例〕
以下本考案の一実施例を第1図及び第2図を参
照して説明する。
第1図は本考案に依る回動機構付き治具の側面
図、第2図はプーリに対するワイヤの巻回方法を
示す斜視図である。
図に於いて、4′は治具、9′は主軸、10′は
ベアリング、13′はプーリ、14′はワイヤであ
る。全図を通じて同一部分には同一符号を付して
示した。
第1図に示す如く、本考案に依る回動機構付き
治具4′は、主軸9′にプーリ13と並べて、プー
リ13′を設けたもので、プーリ13と13′には
第2図に示す如く、ワイヤ14と14′とを互い
に逆巻きし、反対向きに引出した両端を夫々張
架、固定させている。
斯かる際、何れか一方のプーリ、例えばプーリ
13′はベアリング10′を介して主軸に対しては
回転自在に取付けてある。
これは1個のプーリで主軸9′の回動動作をさ
せ、他の1個のプーリは上記プーリに依つて生じ
る曲げを反対方向に補正するだけの働きをさせる
為である。
第2図に依つて動作を説明する。
前記した如く、矢印L−M方向に牽引されたワ
イヤ14は主軸9′にプーリ13(図示省略)を
介して強く巻回され且つ、LからMに向かう巻出
し方向を図に於いて手前側にしており、従つて主
軸9′には矢印O,Nの曲げが生じる。
一方矢印L′−M′方向に牽引されたワイヤ1
4′は主軸9′にプーリ13′(図示省略)を介し
て強く巻回され且つ、L′からM′に向かう巻出し
方向を図に於いて先側にしており、従つて主軸
9′には矢印O′,N′の曲げが生じる。
この為に捩れは互いに打ち消し合つて、主軸
9′に曲げは無くなる。
尚、本実施例では、ワイヤ14,14′の巻出
し交差位置が主軸9′の第2図で上方にあるが、
この交差位置は、上下でも良く、ワイヤの巻回方
向に依る回転モーメント発生が反転する向きに巻
出されていれば良い。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案の回動機構を備え
た治具を彫刻機械に導入することに依り、型材に
回動運動をさせる治具の主軸の曲げ作用が無くな
り、主軸の摩耗が防止出来、主軸の回転が円滑に
なり、又ワイヤとプーリ間のスリツプ現象が無く
なつて、加工精度を向上させることが出来た。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に依る回動機構付き治具の側面
図、第2図はプーリに対するワイヤの巻回方法を
示す斜視図、第3図aは製品の部分拡大正面図、
第3図bは同図aの側面図、第4図aは加工法の
一例を示す側面図、第4図bは他の加工法を示す
側面図、第5図aは回動機構付き治具の正面図、
第5図bは同図aのA矢視図、第5図cはプーリ
に対するワイヤの巻回方法を示す斜視図である。 図に於いて、1は活字、3はカツタ、4,4′
は治具、5はテーブル、6はスライドレール、7
は台、8はブロツク、9,9′は主軸、10,1
0′はベアリング、11は型材、12は固定部、
13,13′はプーリ、14,14′はワイヤであ
る。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 テーブル5に直線往復移動自在に取付けられた
    台7と、 前記台7の上に該台7の移動方向と直交方向に
    軸支され、一端には被載物の固定手段が設けら
    れ、反対側には2個のプーリ13,13′を接近
    させて、一方のプーリ13は固着し、他方のプー
    リ13′は回転自在に取付けた主軸9′と、 該プーリ13,13′に夫々互いに逆巻きにし、
    反対向きに引出した両端を、該台7の移動方向と
    平行に該テーブル5に設けた夫々の固定点間に張
    架、固定させたワイヤ14,14′と、からなる
    ことを特徴とする回動機構。
JP1984143065U 1984-09-21 1984-09-21 Expired JPH031158Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984143065U JPH031158Y2 (ja) 1984-09-21 1984-09-21

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984143065U JPH031158Y2 (ja) 1984-09-21 1984-09-21

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6161139U JPS6161139U (ja) 1986-04-24
JPH031158Y2 true JPH031158Y2 (ja) 1991-01-16

Family

ID=30701378

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1984143065U Expired JPH031158Y2 (ja) 1984-09-21 1984-09-21

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Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5647648Y2 (ja) * 1976-07-19 1981-11-07

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6161139U (ja) 1986-04-24

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