JPH031168Y2 - - Google Patents

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JPH031168Y2
JPH031168Y2 JP18615784U JP18615784U JPH031168Y2 JP H031168 Y2 JPH031168 Y2 JP H031168Y2 JP 18615784 U JP18615784 U JP 18615784U JP 18615784 U JP18615784 U JP 18615784U JP H031168 Y2 JPH031168 Y2 JP H031168Y2
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、ラツピングペーパを回転するワーク
に押し当てて該ワークの外周面を研磨する、ペー
パラツプ装置の改良に関する。
(従来技術) ワーク外周面を研磨する装置として、ラツピン
グペーパを巻装したリールと、ワークを挟み込ん
で該ワークの外周面を押圧する挟み部材とを有
し、前記リールから繰り出されたラツピングペー
パを前記挟み部材と前記ワークとの間に介在させ
て回転するワークの外周面を研磨するようにした
ペーパラツプ装置が知られている(例えば、特開
昭48−9390号公報参照)。
この種のペーパラツプ装置は、特にエンジン用
カムシヤフトやクランクシヤフト等のように一軸
上に複数個所の要研磨部を有するものに広く使用
され、各研磨部に対応して複数並設されており、
近年に至つては加工の混流化指向に伴ない複数種
類のワークに対応すべく、さらに各ユニツトを密
に同列状に配置し、ワークの種類により各ユニツ
トを使い分けるようにすることが考えられてい
る。この場合、ラツピングペーパ砥面の使用に伴
う研磨能力の低下によつてワーク加工品質がばら
つくことを防止するため、使用済のラツピングペ
ーパを機外に送り出してワーク毎に新たなラツピ
ングペーパを前記リームから繰り出させ、ワーク
に押し当てられるラツピングペーパの砥面を末使
用の砥面に換えるペーパ送り手段と、ラツピング
ペーパの弛みを防止するペーパロツク手段が付設
されている。
従来、このようなペーパラツプ装置にあつて
は、上記ペーパ送り手段とペーパロツク手段を、
各々、別個独立に制御することとされていた。
ところで、ペーパラツプ装置は、一般に、自動
制御の下で作動されるようになつており、装置の
機構及び制御が複雑化し、しかも、駆動用のアク
チユエータも各ユニツトの数だけ倍必要となる。
このことから、装置の構成をより簡素化するこ
とに対する要請が強く、従来のペーパラツプ装置
では、上記要請に対して充分に応じ得ないもので
あつた。
(考案の目的) 本考案は、上述した実情を背景になされたもの
で、その目的とするところは、従来のペーパラツ
プ装置に改良を施し、上記ペーパ送り手段とペー
パロツク手段との制御を簡素化するようにしたペ
ーパ制御機構を提供することにある。
(考案の構成) 本考案は、上述のペーパラツプ装置において、
間欠的に所定角度回転駆動される送りローラと、
押えローラ用揺動アームに回動自在に保持され、
該押えローラ用揺動アームの揺動に応じて前記送
りローラに対して離反衝合される押えローラと、
前記押えローラ用揺動アームと当接する押えロー
ラカムと、前記送りローラの近傍に設けられた固
定台と、ペーパ押え用揺動アームに設けられ、該
ペーパ押え用揺動アームの揺動に応じて前記固定
台に対して離反衝合されるペーパ押えと、前記ペ
ーパ押え用揺動アームと当接するペーパ押え用カ
ムとを設け、前記押えローラ用カムと前記ペーパ
押え用カムを所定角度回転駆動されるカム駆動軸
に一軸上に設け、前記両カムのカム面を、前記押
しローラと前記ペーパ押えの離反動を交互切換え
可能とすると共に、この切換えの中間域では前記
押えローラが前記送りローラと、前記ペーパ押え
が前記固定台に衝合するように形成することによ
つてペーパ制御機構を構成し、上記両カムが設け
られている前記カム駆動軸を回転駆動させるだけ
で、上述のペーパ送り手段とペーパロツク手段の
制御をなすようにしたものである。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。
第1図はペーパラツプ装置Aの全体構成を示す
もので、該ペーパラツプ装置Aは、ワークWとし
てのエンジン用カムシヤフトのジヤーナル部外周
面を研磨加工して、その表面仕上げを行うもので
ある。
第1図において、1は固定フレームで、該固定
フレーム1の下部には一対の相対向する挟み部材
2,2がそれぞれ支持ピン3,3を中心として離
反接近可能、つまり図の紙面に沿う面内で揺動自
在に支持されている。この各挟み部材2の下部は
固定フレーム1より下方に垂下され、該下部の互
いに相対する対向面には、押付けパツド4が取付
けられている。そして、この押付けパツド4の相
対する対向部にはワークWの研磨面すなわちカム
シヤフトWのジヤーナル部外周面と同形状に凹陥
した押圧部4aが形成されている。かかる挟み部
材2,2は、上記固定フレーム1の上部に取付け
られたパツド開閉用シリンダ5の伸縮作動によつ
て、それぞれ支持ピン3,3回りに互いに逆方向
に揺動し、その下部の押付けパツド4,4を互い
に離接させてワークWの挟持・開放をなすように
なつている。
上記固定フレーム1の一側(図で右側)にはリ
ール受けブラケツト7が取付けられている。該ブ
ラケツト7には供給用リール8が着脱自在に、か
つその支持軸8aをワークWの回転軸線方向と平
行に配置せしめて支持され、供給用リール8に末
使用状態の帯状のラツピングペーパPがその砥面
を内側にして巻き重ねられている。
上記固定フレーム1及び各挟み部材2の下部に
は上記供給用リール8から繰り出されたラツピン
グペーパPをガイドするためのガイドローラ10
〜23が、それぞれの回転軸線をワークWの回転
軸方向と平行になるように配置されて支持されて
いる。
上記ガイドローラ10〜23のうち、第1ない
し第3のガイドローラ10〜12は上記リール8
の略下方位置にて固定フレーム1に回転自在に取
付けられ、第2のローラ11はその外周面(ペー
パガイド面)が第1および第3のガイドローラ1
0,12の各外周面とに圧接するように圧縮スプ
リング(図示省略)によつて付勢されている。こ
の付勢力によつて第1、第2のガイドローラ1
0,11間および第2、第3のガイドローラ1
1,12間で、リール8から繰り出されたラツピ
ングペーパPを、狭圧することにより、後述する
ペーパ制御機構30による送り出しに対してラツ
ピングペーパPに制動抵抗を与えそのテンシヨン
力を確保するようになつている。
図中、18は反転ガイドローラで、反転ガイド
ローラ18は固定フレーム1の下部且つ挟み部材
2,2間に回転自在に配設されている。この反転
ガイドローラ18によつてラツピングペーパPの
向きを、挟み部材2,2間に挟持されたワークW
の上方において上下に方向転換させ、ラツピング
ペーパPの砥面をワーク外周面に向けるものであ
る。
上記挟み部材2,2の下部には、その外側に揺
動自在に支持された揺動レバー25,25が設け
られている。この揺動レバー25,25は、揺動
レバー25,25の一端と挟み部材2,2との間
に掛け渡された引張りスプリング26,26のば
ね力により付勢され、この付勢力によつてラツピ
ングペーパPに一定のテンシヨンを与えるように
なつている。すなわち、ワークWが押付けパツド
4,4の押圧部4a,4a上を直線的に短絡する
ことによつて生じるラツピングペーパPの緩みを
抑制し、ワークWが押付けパツド4,4の押圧部
4a,4a間にあるときには、図に示すように、
揺動レバー25,25が内側に揺動して、ラツピ
ングペーパPが押圧部4a,4aに沿つて湾曲す
ることによつて生じる該ラツピングペーパPのテ
ンシヨン力の増大を吸収緩和するようになつてい
る。
一方、固定フレーム1の他側(図中、左側)に
はペーパ制御機構30が配設され、このペーパ制
御機構30によつて、使用済のラツピングペーパ
Pが機外に送り出され、また、ラツピングペーパ
Pの弛みが防止される。
第2図及至第5図はペーパ制御機構30の詳細
を示すもので、第2図及び第3図において、32
は送りローラで、送りローラ32はローラ駆動軸
34に一体的に取付けらている。このローラ駆動
軸34は固定フレーム1の他側に固設されたフレ
ーム36に回転自在に支承され、ローラ駆動軸3
4の一端には回動板38が一方向クラツチ40を
介して取付けられている。この一方向クラツチ4
0は、動板38の回動のうちラツピングペーパP
を機外に送り出す方向、即ち図中矢印方向の回転
のみ前記ローラ駆動軸34に伝えるように設けら
れている。
回動板38は、フレーム36に取付けられた油
圧シリンダ42に連結され、この油圧シリンダ4
2の伸縮動によつて所定角度回動するようになつ
ている。すなわち、油圧シリンダ42の伸縮スト
ロークは、ピストンロツド44に取付けられた肩
部材46と当接するリミツトスイツチ48,50
によつて制御される。この点を第3図を参照して
詳述すると、肩部材46は上肩46aと下肩46
bを有し、上肩46aはピストンロツド44の縮
み工程を防止する縮み防止用リミツトスイツチ4
8と当接可能とされ、下肩46bはピストンロツ
ド44の伸び工程を防止する伸び防止用リミツト
スイツチ50と当接可能とされている。第3図
中、52はピストンロツド44の伸び限界を防止
するストツパである。
かかる構成によつて、シリンダ42はピストン
ロツド44の伸び工程で、回動板38に対してラ
ツピングペーパPを機外に送り出す方向の回転力
を与え、この回動板38の回転は一方向クラツチ
40、ローラ駆動軸34を介して送りローラ32
に伝えられ、これによつて送りローラ31はラツ
ピングペーパPを機外に送り出す方向に回転駆動
されることとなる。このピストンロツド44の伸
び工程つまり、送りローラ32の回転駆動は、肩
部材46の下肩46bが伸び防止用リミツトスイ
ツチ50を蹴ることによつて停止される。これに
対してピストンロツド44の縮み工程では、回動
板38は一方向クラツチ40によつてローラ駆動
軸34との関係が断たれていることから、送りロ
ーラ32は回転停止状態に置かれることとなる。
このピストンロツド44の縮み工程は、肩部材4
6の上肩46aが縮み防止用リミツトスイツチ4
8を蹴ることによつて停止され、油圧シリンダ4
2は原位置復帰状態となる。このピストンロツド
37のストローク長は、送りローラ32の回転角
度、すなわち、ラツピングペーパPの送り長(例
えば8mm)に基いて設定される。
このようにラツピングペーパPを機外に送り出
す方向に間欠的に所定角度回転駆動される送りロ
ーラ32に対し、該送りローラ32と相対して押
えローラ54が配設されている。
押えローラ54は、送りローラ32と衝合し、
送りローラ32と協働して、両ローラ32,54
間に挟み込まれたラツピングペーパPを機外に送
り出すペーパ送り手段を構成するものである。こ
の押えローラ54は押えローラ用揺動アーム56
の一端に軸支されている。
押えローラ用揺動アーム56は、フレーム36
に支承されたアーム軸58を中心に揺動可能とさ
れており、押えローラ用揺動アーム56の他端に
は押えローラ用カムローラ60が配設されてい
る。かかる押えローラ用揺動アーム56は図示を
省略した引張りスプリングによつて、押えローラ
54が前記送りローラ32と衝合する方向に付勢
されている。したがつて、押えローラ54は、押
えローラ用揺動アーム56の揺動に応じて、送り
ローラ32と離反衝合可能とされる一方、上記引
張スプリング(図示省略)の付勢力によつて送り
ローラ32と圧接することとなる。
一方、前述した送りローラ32の近傍には、固
定台62がフレーム36に固設されており、固定
台62はラツピングペーパPの送り出し方向に延
在している。この固定台62に対し該固定台62
と相対してペーパ押え64が配設されている。ペ
ーパ押え64は固定台62と衝合し、両者62,
64間に挟み込まれたラツピングペーパPを挟持
するペーパロツク手段を構成するものである。こ
のペーパ押え64はペーパ押え用揺動アーム66
の一端に一体的に取付けられている。
ペーパ押え用揺動アーム66は、前述した押え
ローラ用揺動アーム56を支承するアーム軸58
と同軸に取付けられて該アーム軸58を中心に揺
動可能とされており、ペーパ押え用揺動アーム5
8の他端にはペーパ押え用カムローラ68が配設
されている。
かかるペーパ押え用揺動アーム66は、前述し
た押えローラ用揺動アーム56と同様に引張スプ
リング(図示省略)によつて、ペーパ押え64が
前記固定台62と衝合する方向に付勢されてい
る。したがつて、ペーパ押え64は、ペーパ押え
用揺動アーム66の揺動に応じて固定台62と離
反衝合可能とされる一方、上記引張スプリング
(図示省略)の付勢力によつて固定台62と圧接
することとなる。
かかるペーパ押え用揺動アーム66に支持され
た押えローラ54と前述の押えローラ用揺動アー
ム56に固定されたペーパ押え64は、カム7
0,72によつて制御される。この点を、第2
図、第4図並びに第5図を参照して詳述すると、
カム70,72はカム駆動軸74に同軸に並設さ
れている。一方のカム70は押えローラ用カム
で、この押えローラ用カム70は前述した押えロ
ーラ用カムローラ60(押えローラ用揺動アーム
56に取付けられている。)と対面して配設され
ている。他方のカム72はペーパ押え用カムで、
このペーパ押え用カム72は前述したペーパ押え
用カムローラ68(ペーパ押え用揺動アーム66
に取付けられている。)と対面して配設されてい
る。
両カム51,52のカム面は、第2図中、矢印
Xの範囲(約90度の範囲)に設けられ、このカム
面Xの一端域で一方のカム70,72のカム面が
膨出し、他端域で他方のカム72,70のカム面
が膨出する形状とされ、この膨出部70a,72
aでは前記カムローラ60,68と当接して各揺
動アーム56,66を揺動させるようになつてい
る。したがつて、カム軸駆動74が回転し、ペー
パ押え用カム72の膨出部72aがペーパ押え用
カムローラ68と当接した状態では、第2図に示
すように、ペーパ押え64は固定台62と離間し
た状態となる一方で、押えローラ用カム70のカ
ム面は押えローラ用カムローラ60と離間してい
ることから、押えローラ54は引張スプリング
(図示省略)の付勢力によつて送りローラ54と
衝合した状態になつている。カム軸74が、第2
図において、反時計方向に約90度回転すると押え
ローラ用カム70の膨出部70aが押えローラ用
カムローラ60と当接し、押えローラ54は送り
ローラ32と離間した状態に切換えられる一方
で、ペーパ押え64は固定台62と衝合した状態
になつている。そして、上述した押えローラ54
とペーパ押え64の離反動の交互切換えにおけ
る、その中間域においては、両カム70,72と
両カムローラ60,68とは離間状態になること
から、両揺動アーム56,66を付勢する引張ス
プリングによつて押えローラ54及びペーパ押え
64は、夫々、送ローラ32と固定台62に衝合
した状態、すなわち押圧した状態になる。
このカム駆動軸74の回動は、第5図に示すよ
うに、フレーム36に取付けられた油圧シリンダ
76の伸縮作動によつ駆動される。油圧シリンダ
76の伸縮作動つまりカム軸74の所定角度範囲
の回動制御は、前述した送りローラ32における
油圧シリンダ42と同様に、リミツトスイツチ7
8,80によつて制御されるようになつている。
この油圧シリンダ76におけるピストンロツド7
7のストローク長は、カム駆動軸74に約90度の
回動域を与える長さ、つまり、カム70,72の
回動作用域を与える長さに設定されている。
以上の構成からなるペーパラツプ装置Aは、第
4図及び第6図に示すように、ワークWとしての
カムシヤフトの延びる方向に並設され、各ペーパ
ラツプ装置A−1,A−2,A−3における送り
ローラ32とカム70,72は、夫々、軸34と
カム駆動軸74に一軸上に設けられている。
第6図において、装置A−1はA車種用カムシ
ヤフトW−Aの研磨に適用される装置で、装置A
−2はB車種用カムシヤフトW−B(ジヤーナル
部wの位置が異なる。)の研磨に適用される装置
を示す。この装置A−1,A−2において、
夫々、カム駆動軸74に一体的に設けられている
カム70,72は、装置A−1と装置A−2とで
は逆の関係、すなわち、膨出部70a,70bの
位置が逆の関係となつている。
したがつて、押しローラ54はペーパ押え64
の前述した動きは、装置A−1とA−2とでは逆
の作動をなすこととなる。
尚、第6図において装置A−3は、A,B両車
種用カムシヤフトW−A,W−Bの研磨に適用さ
れる装置であり、この装置A−3においては、前
述したカム70,72及び揺動アーム56,66
並びにペーパ押え64が配設されておらず、押し
ローラ54はばね付勢によつて常時送りローラ3
2と圧接する構成とされている。
次に、上記実施例の作動について説明する。
先ず、ペーパラツプ装置A−1,A−2,A−
3の供給用リール8からラツピングペーパPを繰
り出して各ガイドローラ10〜23に順に掛け渡
した後、その先端部をペーパ送り手段(送りロー
ラ32、押えローラ54)、あるいは、ペーパロ
ツク手段(固定台62、ペーパ押え64)に挟み
込むことによつてペーパラツプ装置A−1,A−
2,A−3に対する準備作業を行なう。
このような準備作業の後にワークWの研磨作業
がなされる。
以下、A車種用カムシヤフトW−Aを研磨する
場合を例に、該カムシヤフトW−Aの研磨に適用
される装置A−1の作用を中心に説明し、他の装
置A−2,A−3については、特にその旨を明記
した上で説明を加えることとする。
最初に、パツド開閉用シリンダ5を作動させて
一対の挟み部材2,2を開き、押圧部4a,4a
間に回転するカムシヤフトW−Aを移動させ、そ
の後挟み部材2,2を閉じ、押付けパツド4,4
によつてカムシヤフトW−Aのジヤーナル部wの
外周面にラツピングペーパPの砥面を押し当て
て、ジヤーナル部wの研磨加工が開始される。こ
のとき、ラツピングペーパPの先端部は、固定台
62とペーパ押え64によつて挟持されている。
他の装置A−2にあつては、挟み部材2,2は開
いたままであつて、ラツピングペーパPは研磨加
工に供されておらず、また、ラツピングペーパP
の先端部は送りローラ32と押えローラ54によ
つて挟持された状態にある。
この研磨加工の開始後一定時間経過して加工が
終了すると再びパツト開閉用シリンダ5が作動し
て挟み部材2,2を開く一方で、カムシヤフトW
−Aは押付けパツド4,4の位置から下降する。
その後、次のカムシヤフトW−Aに対して上述し
たと同様にラツピング加工が行なわれる。
そして、このカムシヤフトW−Aの入換え工程
において、使用済のラツピングペーパPの定寸送
りが行なわれる。すなわち、油圧シリンダ76の
作動によつてカム駆動軸74が回転し、両カム7
0,72は第2図の状態となつて停止する。この
状態では、ペーパ押え用カム72の膨出部72a
がペーパ押え用揺動アーム66のペーパ押え用カ
ムローラ68と当接した状態となり、これによつ
てペーパ押え64は固定台62から離間する。逆
に、押えローラ揺動用アーム56はカム70は係
合が解かれており、押えローラ54はスプリング
の付勢力によつて送りローラ32と圧接した状態
にある。この状態で、送りローラ32は所定角度
回転駆動され、両ローラ32,54に挟み込まれ
ているラツピングペーパPは機外に定寸送りされ
る。ところで、研磨加工に供されなかつた装置A
−2にあつては、上述した装置Aとは逆に、押え
ローラカム70と押えローラ揺動アーム56が係
合した状態となることから、押えローラ54は送
りローラ31から離間した状態に切換えられる一
方で、ペーパ押え用揺動アーム66とペーパ押え
用カム72は係合が解れており、ペーパ押え64
はスプリングの付勢力によつて固定動62と圧接
した状態にある。このため、ラツピングペーパP
はペーパ押え64と固定台62でロツク固定さ
れ、送りローラ32の回転によつて機外への送り
出しが行なわれることはない。
装置A−1における、ラツピングペーパPの定
寸送りが終了した後、再び油圧シリンダ76が作
動され、これによつてカム70,72は第2図に
おいて反時計方向に回転し、押しローラ54とペ
ーパ押え64の切換え作動がなされることとな
る。
すなわち、第2図の状態からカム駆動軸74が
時計方向に約90度回転した状態においては、押え
ローラ54が送りローラ31と離反する状態に切
換えられる。一方、ペーパ押え64は固定台62
と圧接状態にあり、両者62,64によつてラツ
ピングペーパPの挟持がなされ、この状態で、カ
ムシヤフトW−Aの研磨加工の作動が開始され
る。
ところで、カム駆動軸74の回動途中において
は、押えローラ54とペーパ押え64は、前述し
たように、夫々、いずれも送りローラ32及び固
定台64に圧接された状態となつている。このこ
とから、押えローラ54とペーパ押え64の離反
動切換制御途中におけるラツピングペーパPの戻
り、すなわ、弛みは確実に防止されることとな
る。
以上、装置A−1の作用を中心に説明したが、
装置A−2を使用してカムシヤフトW−Bを研磨
する場合、カム駆動軸74の回動を前述とは逆に
制御、すなわち油圧シリンダ76の伸縮作動を逆
に制御することによつて装置A−2においてラツ
ピングペーパPの定寸送りをなすようにすればよ
く、したがつて、カム駆動軸の回動制御を変える
だけで2種類のカムシヤフトを研磨に対応しうる
装置を構成することができる。
以上、本考案の一実施を説明したが、本考案は
これに限定されることなく、以下の変形例を包含
するものである。
(1) 押えローラ用揺動アーム56及びペーパ押え
用揺動アーム66の離反動をスプリングの付勢
力でなすようにし、両アーム56,66の衝合
をカム70,72でなすようにしてもよい。
(2) 送りローラ32と押えローラ54のローラ面
に互いに噛みあう凹凸を設け、ラツピングペー
パPの定寸送りを確実なものとするものであつ
てもよい。
(考案の効果) 以上の説明から明らかなように、本考案によれ
ば、ひとつのカム駆動軸を駆動回転させるだけで
ペーパ送りとペーパロツクの切換え作動をなし得
ることから、ラツピングペーパ装置の構成を簡素
化することができる。
また、ペーパ送りとペーパロツクの切換途中に
おいては、押えローラとペーパ押えの両部材がペ
ーパロツクの役割をなすことからペーパ戻り、す
なわち、ペーパの弛みを確実に防止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を含むペーパラツプ装
置の全体を示す概略側面図、第2図は実施例の要
部拡大側面図、第3図は送りローラの駆動機構を
示す側面図、第4図は実施例の制御機構を示す断
面図、第5図はカム駆動軸の駆動機構を示す断面
図、第6図は実施例を含むペーパラツプ装置の正
面図である。 A:ペーパラツプ装置、P:ラツピングペー
パ、W:ワーク、2:挟み部材、7:ラツピング
ペーパを巻装した供給用リール、32:送りロー
ラ、54:押えローラ、56:押えローラ用揺動
アーム、62:固定台、64:ペーパ押え、6
6:ペーパ押え用揺動アーム、70:押えローラ
用カム、72:ペーパ押え用カム、74:カム駆
動軸。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ラツピングペーパを巻装したリールと、ワーク
    を挟み込んで該ワークの外周面を押圧する挟み部
    材とを有し、前記リールから繰り出されたラツピ
    ングペーパを前記挟み部材と前記ワークとの間に
    介在させて回転するワークの外周面を研磨するよ
    うにしたペーパラツプ装置において、 間欠的に所定角度回転駆動される送りローラ
    と、 押えローラ用揺動アームに回動自在に保持さ
    れ、該押えローラ用揺動アームの揺動に応じて前
    記送りローラに対して離反衝合される押えローラ
    と、 前記押えローラ用揺動アームと当接する押えロ
    ーラ用カムと、 前記送りローラの近傍に設けられた固定台と、 ペーパ押え用揺動アームに設けられ、該ペーパ
    押え用揺動アームの揺動に応じて前記固定台に対
    して離反衝合されるペーパ押えと、 前記ペーパ押え用揺動アームと当接するペーパ
    押え用カムとを有し、 前記押えローラ用カムと前記ペーパ押え用カム
    は、所定角度回転駆動されるカム駆動軸に一軸上
    に設けられ、上記両カムのカム面は、前記押えロ
    ーラと前記ペーパ押えの離反動を交互切換え可能
    とすると共に、この切換えの中間域では前記押え
    ローラが前記送りローラと、前記ペーパ押えが前
    記固定台と衝合するように形成されている、 ことを特徴とするペーパラツプ装置のペーパ制御
    機構。
JP18615784U 1984-12-10 1984-12-10 Expired JPH031168Y2 (ja)

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JPS61102457U JPS61102457U (ja) 1986-06-30
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