JPH0311767A - 速度変調型電界効果トランジスタ - Google Patents

速度変調型電界効果トランジスタ

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JPH0311767A
JPH0311767A JP14754589A JP14754589A JPH0311767A JP H0311767 A JPH0311767 A JP H0311767A JP 14754589 A JP14754589 A JP 14754589A JP 14754589 A JP14754589 A JP 14754589A JP H0311767 A JPH0311767 A JP H0311767A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はへテロ接合を用いた電界効果トランジスタ(F
ield−Effect Transistor:以下
、FETと略する)、特に速度変調型FETとよばれる
素子に係わり、その速度制御特性を改良するためのFE
TfN造に関する。
(従来の技術) 第8図にヴインター(Vinter)とターデラ(Ta
rdella)によってアプライド・フィズクス・レタ
ーズ(Appl、Phys、Lett、)第50巻、7
号、410頁(1987年)に報告された速度変調型F
ETの素子断面図を示す。図に於て、1は半絶縁性(S
、1.)GaAs基板、83はノンドープGaAsから
成る第1のチャネル層、84はノンドープA1o、3G
ao、7Asから成るポテンシャルバリヤ層、85はn
型GaAsから成る第2のチャネル層(量子井戸層)、
86はゲート絶縁層でありノンドープA1o、3Gao
、7A3から構成されている。ゲート絶縁層86の表面
にはゲート電極8が形成されている。イオン注入により
n壁領域Is 、IDを形成後、ソース電極98゜ドレ
イン電極9Dが蒸着によって形成されることにより、チ
ャネル層83.85とのオーム性接触をとっである。
第9図は熱平衡状態に於けるこの素子のゲート下のバン
ドダイヤグラムである。このような速度変調型FETは
以下のようにして機能する。キャリア濃度(ns)の低
い状態では、第9図に示すように、第1のチャネル層8
3が第2のチャ゛ネル層85より厚いため、第1のチャ
ネルにおける電子の基底準位E1は第2のチャネルに於
ける電子の基底準位E1より低エネルギーである。しか
しながら、ゲートに順電圧を印加し、nsが高い状態に
なると第2のチャネル層の伝導帯が下がってくるため、
E12の方がEllより低エネルギーに−なる。サブバ
ンドE11とE12が交差するゲート電圧vc(遷移電
圧)を境として、それより低ゲート電圧では、多数の電
子が高電子移動度のノンドープGaAs (第1のチャ
ネル層)中を走行するが、高ゲート電圧は逆に低電子移
動度のn型GaAs (第2のチャネル層)中を走行す
るようになるため負の伝達コンダクタンスが得られる。
(発明が解決しようとする問題点) ここで−例として取り上げた速度変調型FETの特徴は
ノンドープGaAsとn型GaAsに於て電子移動度に
差が生じることを利用して速度変調を行うものである。
ここで、0.25μm以下の微細ゲー) FETではチ
ャネルに高電界が加わるため、このような素子の伝達コ
ンダクタンスは低電界移動度よりも寧ろ、飽和速度によ
って決まるようになると考えられる。富澤(Tomiz
awa)らがアイ・イー・イー・イー・エレクトロン・
デバイス・レターズ(IEEE ElectronDe
vice Lett、)、第EDL−5巻、11号、4
64頁(1984年)に報告しているように、ノンドー
プGaAsとn型GaAsの電子飽和速度は殆ど同じで
あるので、従来の速度変調型FETの微細ゲートでの有
効性は疑わしい。
また、従来の速度変調型FETでは第1チヤネルに於け
るエネルギーバンド形状がnsとともに大幅に変化する
ため、基底準位がゲート電圧によってシフトし、Vcの
制御方法が悪く素子設計が難しいという問題点があった
本発明は、素子のキャリア輸送特性が飽和速度に依って
支配されるような超微細ゲートにおいても良好な速度変
調の行えると共に、素子設計が様であるFETを提供す
るものである。
(問題を解決するための手段) 本発明に依れば、キャリアがトンネル効果によって透過
できる厚みを有するポテンシャルバリヤ層を介して形成
された一対の量子井戸層をチャネル層として有し、該チ
ャネル層とゲート絶縁層を介して設置されたゲート電極
に電圧を印加することによって電荷制御をなす電界効果
トランジスタであって、前記一対の量子井戸層は、各量
子井戸層に形成される一対のキャリアの基底準位のエネ
ルギー大小関係がゲート電圧の高低に応じて入れ換わる
ように形成されると共に、前記一対の量子井戸層が互い
にキャリアの有効質量の異なる材料から構成されている
事を特徴とする速度変調電界効果トランジスタが得られ
る。
さらにこのチャネル層に対して、電荷を供給すべく、不
純物がドーピングされた電荷供給層をチャネル層とは別
に設けると、電流駆動能力が向上できる。また、電流駆
動能力を向上させる別の手段として、チャネル層に不純
物をドーピングしても良い。
(作用) 従来技術による速度変調型FETはいずれもキャリアの
実空間遷移が起こる一対のチャネル層が同じ材料から構
成され不純物ドーピングの有無によって(あるいはキャ
リア供給層を空間的に分離するスペーサ層の有無によっ
て)電子移動度の差がつくられていた。微細チャネルに
おいても速度変調を良好に行うためには、一対のチャネ
ルにおいてキャリアの低電界移動度のみならず飽和速度
も異なるようにすればよい。即ち、各々のチャネルに異
なる材料を採用すればよい。
また、第1、第2のチャネルとして、トンネルバリヤ層
を介してカップルした一対の量子井戸層を採用すること
により、基底準位は電子有効質量と井戸幅によって制御
できるようになるため、素子せつけいも容易になる。
(実施例) 第1図に本発明の第一の実施例の速度変調型FETの素
子断面図を示す。この様な素子は以下のようにして作製
される。S、1.GaAs基板1上に例えば分子線エピ
タキシャル成長法により、ノンドープAlo、2Ga□
、BAsバッファ層2を111m、  ノンドープIn
□、2Gao、BSaから成る第1の量子井戸チャネル
層を10OA、ノンドープAIo、2Gao、BAsか
ら成るポテンシャルバリヤ層4を50A1 ノンドープ
GaAsから成る第2の量子井戸チャネル層5を10O
A、ノンドープAlo、4Ga□、6Asから成るゲー
ト絶縁層6を500A、順次成長する。次にゲート絶縁
層6上にゲート電極8を形成する。イオン注入によって
、n型頭域Is、IDを形成後、ソース電極9Sとドレ
イン電極9Dを蒸着によって形成することにより、チャ
ネル層3,5とのオーム性接触をとる。ここでInGa
AsとAlGaAsは格子定数が異なるが、In□、2
Gao、BAs層をミスフィツト転位の発生する臨界膜
厚(約150A)以下にすることに依って、弾性歪が格
子不整を緩和する正格子層となり良好な界面が形成され
ることが知られている。
第2図は第1図に示した本発明による第一の実施例の熱
平衡状態に於けるバンドダイヤグラムである。ここで、
2から8の数字は第1図に於けるそれに対応する。El
l、El2は、各々第1のチャネル3と第2のチャネル
5に於ける電子の基底準位である。
Ino、2Ga□、8AsとQaAsの間には約290
meVのバンドギャップ差が存在するので、その60%
が伝導帯オフセットになるとして、第1の量子井戸層3
の伝導帯の底は第2の量子井戸層5のそれより約170
meVだけ深くなっている。この実施例では第1と、第
2のチャンネル層は等しい膜厚なので基底準位El1と
El2の伝導帯の底からの高さは同程度になっている。
サブバンドE11とEl2が交差するゲート電圧をVc
とする。ゲート電圧がVc以下の状態では第3図(a)
のように、InGaAsチャネル3のバンドギャップが
GaAsチャネル5のそれより小さいため、ElはEl
より低エネルギーであり、殆ど全ての電子はInGaA
s層中を走行する。しかしながら、ゲート電圧がVc以
上になると、第2のチャネル層の伝導帯が下がってくる
ため、第3図(b)のように、Elの方がEl1より低
エネルギーになりGaAsチャネル5の占有確率がIn
GaAsチャネル3を上回るようになる。ゲート電圧が
Vcを境として、それより低ゲート電圧では、多数の電
子がノンドープInGaAs中を走行するが、高ゲート
電圧では逆に多数の電子はノンドープGaAs中を走す
るようになる。ヘンダースン(Henderson)ら
がアイ・イー・イー・イー・エレクトロン・デバイス・
レターズ(IEEE Electron Device
Lett、)、第EDL−7巻、288頁(1986年
)に報告したように、Ino、2Gao、BAs歪層に
於ける電子飽和速度はGaAsのそれの約1.5倍と高
いので、素子のキャリア輸送特性が飽和速度に依って支
配されるような超微細ゲートにおいても良好な速度変調
が行える。
ここで、電圧Vcを簡単に見積もってみる。ElとE1
2伝導帯の底から測った高さほぼ同じと見なすと、第2
のチャネル層(バッファlチャネル界面から200Aの
位置)が第1のチャネル層(バッファlチャネル界面か
ら50Aの位置、バッファlチャネル界面からの真空電
位降下をΔV1とする)より伝導帯不連続(約170m
eV)だけ低エネルギーになる状態がEllとEl2の
交差する条件である。VCをVc = VOFF+ΔV
c(VOFF:EFTのしきい値電圧)とおくと、ゲー
ト電圧がVcの時のゲート界面(バッファlチャネル界
面から75OAの位置)の真空電位はバッファーチャネ
ル界面よりΔVcだけ低エネルギーになる。電界が一様
であると仮定すると、ΔVcは下式を解くことによって
得られる。
ΔVc    ΔV1 + 170meV     Δ
v1750A     200A          
50Aこれから、ΔVc〜850meVとなることが分
かる。このように本発明では基底準位が量子井戸層の膜
厚によって一意的に決まり、バイアス依存性を持たない
ため、遷移電圧Vcの制御が容易であり、素子の設計性
も向上する。
第4図に本発明の第二の実施例の速度変調型FETの素
子断面図を示す。図に於て、IはS、1.GaAs基板
、42はノンドープGaAsから成るバッファ層、43
はノンドープIno、2Ga□、BAsから成る第1の
量子井戸チャネル層、44はノンドープAI0.2Ga
g、BA3から成るポテンシャルバリヤ層、45はノン
ドープGaAsから成る第2の量子井戸チャネル層、4
6は不純物濃度18   3 2X107cmのn型A1o、2GaO08A8から成
るゲート絶縁層(電子供給層)で、47はキャップ層で
不純物濃度5X10181cm3のn型GaAsから構
成されている。
キャップ層47を越えて形成されたリセス部G÷はゲー
ト電極8が形成されている。また、チャネル層43と4
5中には2次元電子ガスが生成されている。
キャップ層47表面にソース電極9S、ドレイン電極9
Dを蒸着により形成後、アロイ領域As、ADが形成さ
れて、チャネル層43.45とのオーム性接触をとっで
ある。
第5図は熱平衡状態に於けるこの素子のゲート下のバン
ドダイヤグラムである。ここで、8.42〜46の数字
は第5図に於けるそれに対応する。
Ell、E12は、各為第1のチャネル43と第2のチ
ャネル45に於ける電子の基底準位である。このような
素子に於ても第一の実施例と同様な仕組みで良好な速度
変調を実現することが出来る。第一の実施例では電荷供
給層がないため、充分な電流駆動能力が得られなかった
が、このような構造をとることによって電流駆動能力の
向上も可能になる。
第6図に本発明の第三の実施例の速度変調型FETの素
子断面図を示す。図に於て、IはS、1.GaAs基板
、62はノンドープGaAsから成るバッファ層、63
はノンドープIno、2Gao、BAsから成る第1の
量子井戸チャネル層、64はノンドープAIo、2Ga
o、BAsから成るポテンシャルバリヤ層、65は不純
物濃度6×1010171Cのn型GaAsから成る第
2の量子井戸チャネル層、66はゲート絶縁層でノンド
ープAlo、4Gao、6Asかも構成されている。ゲ
ート絶縁層66の表面にはゲート電極8が形成されてい
る。イオン注入によってn壁領域Is、IDを形成後、
ソース電極9S、ドレイン電極98.ドレイン電極9D
が蒸着により形成され、チャネル層63.65とのオー
ム性接触をとっである。
第7図は熱平衡状態に於けるこの素子のゲート下のバン
ドダイヤグラムである。ここで、8.62〜66の数字
は第6図に於けるそれに対応する。
Ell、E12は、各々第1のチャネル63と第2のチ
ャネル65に於ける電子の基底準位である。このような
素子に於ては、InGaAsとGaAsの電子飽和速度
の違いに基づく速度変調効果と、従来の速度変調FET
と同様な原理(即ち、チャネルに於けるドーピングの有
無に伴う移動度の違い)の基づく電子移動度変調効果が
相まって、極めて良好な電流変調が実現可能である。ま
た、この実施例ではチャネルがn形半導体で構成されて
いるため、第二の実施例と同様に高い電流駆動能力が得
られる。この第三の実施例の変形として、第一の量子井
戸チャネル層にn型不純物を10181cm3.第2の
量子井戸チャネル層にn型不純物を5X10 /amを
各々ドーピングした場合についても発明の効果が得られ
る。
以上の実施例ではAlGaAs/InGaAs/GaA
s歪系を用いて本発明を説明したが、本発明はAlO,
48Ino、52AS/Gao4□−xIno、53+
xAS/Gao 4□Ino、53AS歪系等の他の材
料系でも実現可能である。
(発明の効果) 以上の発明の詳細な説明から明らかなように、本発明に
よれば、互いに異なる材料から成り、トンネルバリヤを
介して隣接配置された一対の量子井戸層をチャネルとし
て有することにより、速度変調型FETの電流変調特性
を大幅に改善できると共に、キャリアの基底準位は有効
質量と井戸幅によって制御できるため、素子設計も容易
になる。
チャネル層に対する電荷供給層として不純物をドーピン
グした半導体層を設けると十分な電流駆動能力が得られ
る。また、チャネル層に不純物をドーピングすれば、速
度変調効果が増幅される他、電流駆動能力を高めること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による第一の実施例の素子構造断面図、
第2図は第一の実施例の熱平衡に於けるポテンシャルバ
ンド図、第3図は本発明の速度変調動作を示すポテンシ
ャルバンド図、第4図は本発明による第二の実施例の素
子構造断面図、第5図は第二の実施例の熱平衡に於ける
ポテンシャルバンド図、第6図は本発明による第三の実
施例の素子構造断面図、第7図は第三の実施例の熱平衡
に於けるポテンシャルバンド図、第8図は従来技術によ
る速度変調型FETの一例の素子構造断面図で、第9図
は従来の速度変調型FETの熱平衡に於けるポテンシャ
ルバンド図である。 図に於て、 1・8.1.GaAs基板、2,4,6,44,64,
66.84.86・・・ノンドープAlGaAs層、3
,43.63・・・・−・ノンドープInGaAs歪層
、5.42,45,62.83・・・ノンドープGaA
s層、8・・・ショットキーゲート電極、9S、9D−
0,オーム性電極、46−n型AlGaAs層、47,
65.85・n型GaAs層、AS、AD・・・アロイ
領域、IS、ID・・・n型注入領域、El 、El・
・・電子基底準位である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)キャリアがトンネル効果によって透過できる厚み
    を有するポテンシャルバリア層を介して形成された一対
    の量子井戸層をチャネル層として有し、該チャネル層と
    ゲート絶縁層を介して設置されたゲート電極に電圧を印
    加することによって電荷制御をなす電界効果トランジス
    タであって、前記一対の量子井戸層は、各量子井戸層に
    形成される一対のキャリアの基底準位のエネルギー大小
    関係がゲート電圧の高低に応じて入れ換わるように形成
    されると共に、前記一対の量子井戸層が互いにキャリア
    の有効質量の異なる材料から構成されていることを特徴
    とする速度変調型電界効果トランジスタ。
  2. (2)特許請求の範囲第1項記載の速度変調型電界効果
    トランジスタにおいて、前記一対の量子井戸層の少なく
    とも一方に2次元キャリアガスが生成されるべく前記一
    対の量子井戸層を除く少なくとも1層の半導体層に不純
    物がドーピングされた電荷供給層を備えてなることを特
    徴とする速度変調型電界効果トランジスタ。
  3. (3)特許請求の範囲第1項記載の速度変調型電界効果
    トランジスタにおいて、前記一対の量子井戸層の少なく
    とも一方に不純物がドーピングされていることを特徴と
    する速度変調型電界効果トランジスタ。
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JP2001185559A (ja) * 1999-12-27 2001-07-06 Natl Inst Of Advanced Industrial Science & Technology Meti 負性抵抗電界効果トランジスタ
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