JPH0312062Y2 - - Google Patents

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JPH0312062Y2
JPH0312062Y2 JP1984105067U JP10506784U JPH0312062Y2 JP H0312062 Y2 JPH0312062 Y2 JP H0312062Y2 JP 1984105067 U JP1984105067 U JP 1984105067U JP 10506784 U JP10506784 U JP 10506784U JP H0312062 Y2 JPH0312062 Y2 JP H0312062Y2
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gear
shafts
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case
magnet
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JP1984105067U
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JPS6119808U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 考案の技術分野 本考案は、遅延作動スイツチなどの渦電流制動
式の調速器の改良に関する。
従来技術 例えば遅延作動スイツチは、遅れ時間を設定す
るために、調速器を備えている。各種の調速器の
うち、渦電流制動式のものは、遅延作動時に動作
音を発生せず、またその遅延作動時間を簡単に調
整できることから、広く用いられている。しか
し、従来のものでは、強い制動力が得られず、ま
た機械的部分の簡略化に問題がある。
そこで、実用新案登録出願人は、実願昭58−
174259号の考案で、渦電流制動の制動力を充分高
くしながら、その制動力すなわち遅延作動時間を
外部から容易に調整できるような調速器を既に提
案している。
上記の考案では、機能的には問題がないが、部
品数が多く、また組み立ての作業性の点でも改善
すべき点が存在していた。
考案の目的 したがつて、本考案の目的は、前記考案の調速
器を構造的に簡略化し、また組み立て作業性の面
でも良好な機械的な構造を提供することである。
考案の概要 そこで本考案は、ケースと上下の蓋体との間で
平行な2本の軸を支持し、これらの軸で複数の歯
車によつて増速輪列を構成し、また最終歯車と一
体的に導電円板を固定し、この導電円板を挟んで
一対の磁石を対向させ、ケース側の仕切り部分に
一方の磁石を固定し、また導電円板の他方の側で
下蓋の軸受部に対して回転方向に変位可能な調整
板によつて他方の磁石を保持するようにしてい
る。このような構造では、2本の軸を中心として
歯車列や導電円板、さらに調整板などが支持され
ているから、これらの軸を中心として内部構造が
簡略化され、ま組み立ての作業性も良好となる。
考案の構成 以下、本考案の構成を図面に基づいて具体的に
説明する。
本考案の調速器1は、例えばプラスチツク成形
品のケース2の内部に組み込まれている。すなわ
ちこのケース2は、この下面および上面に取付け
られた下蓋3および上蓋4によつて、内部で収容
室5を形成している。また上記ケース2は、内部
のほぼ中央部分で中仕切り部6を一体的に形成
し、収容室5を上下で2分割している。
そして、上記下蓋3、上蓋4および中仕切り部
6は、収容室5の内部で平行な軸7a,7bおよ
び軸8を支持している。この実施例での軸7a,
7bは、ほぼ中心位置にあつて、上下で分割され
ている。そして軸7a,8は、増速輪列9を構成
するために、入力側のラチエツト歯車10、1番
歯車11、複合型の2番歯車12、複合型の3番
歯車13および複合型の4番歯車14を大小のか
み合い関係で、それぞれ交互に支持している。上
記ラチエツト歯車10は、上蓋4の開口部分に臨
んでおり、その部分で外部の歯車15とかみ合
い、その一方向の回転のみをラチエツト16によ
つて1番歯車11に伝達する。すなわちこのラチ
エツト16は、第4図に示すように、ラチエツト
歯車10の裾部分に弾性変形可能な材料で一体的
に形成されており、1番歯車11の内周面に形成
されたラチエツト歯17とかみ合つている。な
お、上記1番歯車11と3番歯車13との間、お
よび2番歯車12と4番歯車14との間にそれら
の干渉を避けるために、中板18,19が介在し
ている。なお、この中板18,19は、ケース2
の側面などに固定されている。
そして上記軸7a,7bは、その先端部分で4
番歯車14の大きな歯にはまり合う最終歯車20
を回転自在に支持している。この最終歯車20
は、そのボス21の部分で導電円板22の中心孔
とはまり合いにより固定し、かつ一体的な突起2
3によつて回り止め状態で保持している。なお、
突起23の頭部は、加熱によつて偏平につぶされ
ている。
上記の導電円板22は、対向状態の一対の磁石
24,25の間にあつて、回転可能な状態となつ
ている。すなわち一対の磁石24,25は、とも
に環状であり、導電円板22を挟んで、ケース2
の収容室5の内部で固定されている。一方の磁石
24は環状のヨーク26によつて、中仕切り部6
の下面に固定されており、また他方の磁石25は
調整板27の上面に固定されている。この調整板
27は、下蓋3の軸受部28に対し回動可能な状
態で支持されており、外周縁に形成された4つの
押え爪29によつて磁石25を位置決めしてお
り、その外周で一体的に形成された調節レバー3
0をケース2の側面に形成されたスリツト31か
ら外部に突出させている。またケース2の立ち上
がり部分で位置決め板32が一体的に形成されて
いる。この位置決め板32は、ばね特性を持ち、
その位置決め突起33を調整板27の端縁に形成
された2つの位置決め溝34a,34bにはまり
合い、位置調整後の調整板27の動きを阻止する
手段を構成している。なお、この調整板27の回
動角は磁石24,25の磁極の中心角と対応し
て、25度程度に設定されており、したがつて2つ
の位置決め溝34a,34bの中心に対する開き
角度は、同じ25度程度に設定されている。
考案の作用 次に、上記調速器1の作用を説明する。
歯車15に第1図で反時計方向の回転が付与さ
れたとき、ラチエツト歯車10は、1番歯車11
のラチエツト歯17とかみ合わないため、その回
転をそのまま許す。しかし、歯車15が逆の方向
に回転するとき、ラチエツト16がラチエツト歯
17にかみ合うため、その外部の歯車15の時計
方向の回転は、増速輪列9によつて増速され、最
終歯車20を経て導電円板22に高速の回転運動
を与える。このとき、導電円板22の回転は、一
対の磁石24,25の磁束によつて、渦電流制動
の作用を受け、調速される。このようにして、外
部の歯車15の回転は、所定の遅れ時間の後に、
初めて必要な回転角だけ回転することになる。こ
れによつて、必要な遅れ時間が確保できる。
ところで、この調速作用すなわち遅れ時間は、
一方の磁石25を調整板27によつて回動させる
ことにより選択できる。すなわち第5図に示すよ
うに、磁石24,25がN極とS極とを直接対向
させている場合には、それらの磁石24,25の
磁速は、ほとんど導電円板22を貫通するため、
導電円板22に大きな渦電流が発生し、これが最
大の制動力を発生させる。しかし、第6図に示す
ように、同極どうしが対向していると、鎖交磁束
が減少するから、制動力は最小となる。このよう
な調整板27の選択切り換えは、調節レバー30
によつて外部から容易に行える。もちろんこの選
択後に、位置決め突起33が位置決め溝34aま
たは位置決め溝34bにはまり合うことによつ
て、調整板27は、磁石24,25の間に作用す
る回転力を受けたとしても、回転せず、安定な状
態に停止している。
組み立て順序 ここでこの調速器1の組み立て順序を説明して
おく。
まず、軸7a,8がケース2に圧入によつて固
定される。続いて磁石24がヨーク26ととも
に、ケース2の中仕切り部6の側に溶着またはリ
ベツトなどの手段によつて固定される。なお磁石
24とヨーク26とは、接着などの手段によつて
固定されている。
次に、下蓋3の側を上面として、最終歯車20
と一体的な導電円板22が軸7aに落とし込ま
れ、続いて磁石25が調整板27とともに内部に
組み込まれ、その後、下蓋3を軸7bとともに、
はめ込まれる。この下蓋3は、ケース2に対し
て、はめ込みと、係止爪などの係り合いによつて
固定される。このようにして磁石24,25およ
び調整板27などの組み込みが完了する。
その後、上蓋4の側を上面として3番歯車13
および4番歯車14がそれぞれの軸7a,8に落
とし込まれ、続いて中板18,2番歯車12を落
とし込み、さらに中板19,1番歯車11および
ラチエツト歯車10が順次落とし込まれ、最後の
上蓋4がケース2の開口面に下蓋3と同様にはめ
込まれる。このようにして、調速器1が順序よく
組み立てられる。
考案の変形例 上記実施例は、軸7a,7bを分割している
が、これらは1本として構成することもできる。
また軸7bは、下蓋3から延長し、中仕切り部6
との間に掛け渡すようにしてもよい。しかし、上
記実施例のように、軸7a,7bが分割されてお
り、一方が下蓋3に固定され、他方が上蓋4に固
定されており、最終歯車20を上下の一部分で支
持することにより、歯車の回転抵抗を小さくで
き、抵抗値のばらつきも小さくなつて、時間設定
上有利となる。また、このことから軸7a,7b
を1本とするとき、軸7a,7bの中間部を細く
して歯車20に当たらないようにするとよい。し
たがつて、実用新案登録請求の範囲でいう「2本
の軸」は、2つの軸線上での軸の意味となる。ま
た調整レバー30の回転域の規制は、スリツト3
1を下蓋3に形成することによつても規制でき
る。
考案の効果 本考案では、下記の特有の効果が得られる すなわち、一対の環状の磁石が直接対向し、か
つそれらの間隙部分で導電円板が増速回転する状
態にあるから、小さな空間に組み込め、また大き
な制動力が得られ、かつそれらの磁石の回転移送
が外部から簡単に調整できるから、調速時間の選
択や遅延時間の正確な設定が簡単に行える。
また調速の原理が渦電流制動方式であるから、
非接触で動作音の発生がなく、また導電円板の速
度に応じて制動力が比例的に変化するから、回転
初期および後期においても安定な制動回転が得ら
れる。
さらに、増速輪列の歯車や導電円板および磁石
などが2本の軸を中心として順次組み込まれるか
ら、それらの組み立て作業が整然と能率よく行わ
れ、したがつて自動組み立てなどが可能となる。
またこれらの軸が歯車の回転中心の他、磁石や調
整板の中心をも兼用しているから、回転部分の構
造が複雑にならず、部品数が減少し、構造が簡略
化できる。
特に、一方の軸が上下の蓋部分とケースに設け
られた中仕切りとで支持され、かつ下蓋の軸受部
に対し調整板が回動自在にはまり合つているた
め、構成が簡単で小型化され、また中仕切りに一
方の磁石が固定できる。しかも、2本の軸に歯車
を交互に支持したので、各歯車の設計条件が共通
化でき、設計上有利となる。
さらに、仕切り板と中仕切りとに一対の磁石が
対向状態で固定され、これらの磁石の間で導電円
板が介在するため、磁石の位置が正確となり、磁
力の選択切り換えが容易となる。
調整板が回動選択した後、回動を阻止する手段
によつて位置決め状態となるため、回動板に磁石
からの吸引力が作用していても、調整板が経時的
に位置ずれせず、調整時間も安定化する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の調速器の平面図、第2図は調
速器の縦断面図、第3図は一部破断底面図、第4
図はラチエツト部分の平面図、第5図および第6
図は磁石の磁束の状態を示す側面図である。 1……調速器、2……ケース、3……下蓋、4
……上蓋、5……収容室、6……中仕切り部、7
a,7b,8……軸、9……増速輪列、16……
ラチエツト、20……最終歯車、22……導電円
板、24,25……磁石、27……調整板、33
……位置決め突起、34a,34b……位置決め
溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ケースと上蓋および下蓋とで収容室を形成し、
    この収容室内で上蓋と下蓋とによつて平行な2本
    の軸を支持し、この2本の軸のうち一方の軸をケ
    ースと一体の中仕切り部でも支持し、2本の軸に
    交互に歯車をかみ合わせ状態で回転自在に支持し
    て増速輪列を構成し、この増速輪列の最終歯車と
    一体に導電円板を固定し、この導電円板と対向す
    る位置で下蓋に導電円板と同心的に設けられた円
    形の軸受部に対して調整板を回動自在に支持し、
    さらに導電円板を挟んで一対の磁石を離間対向さ
    せ、ケースの中仕切り部に一方の磁石を固定し、
    調整板に他方の磁石を固定し、この調整板を複数
    位置で回動阻止する手段を収容室内に設けたこと
    を特徴とする調速器。
JP10506784U 1983-11-10 1984-07-10 調速器 Granted JPS6119808U (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10506784U JPS6119808U (ja) 1984-07-10 1984-07-10 調速器
US06/669,925 US4612469A (en) 1983-11-10 1984-11-09 Speed governor

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10506784U JPS6119808U (ja) 1984-07-10 1984-07-10 調速器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6119808U JPS6119808U (ja) 1986-02-05
JPH0312062Y2 true JPH0312062Y2 (ja) 1991-03-22

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ID=30664403

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10506784U Granted JPS6119808U (ja) 1983-11-10 1984-07-10 調速器

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JP (1) JPS6119808U (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52119747A (en) * 1976-03-31 1977-10-07 Hitachi Metals Ltd Magnetic coupling
JPS58179886U (ja) * 1982-05-24 1983-12-01 松下精工株式会社 うず電流利用のガバナ−

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JPS6119808U (ja) 1986-02-05

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