JPH0312441B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0312441B2 JPH0312441B2 JP56082881A JP8288181A JPH0312441B2 JP H0312441 B2 JPH0312441 B2 JP H0312441B2 JP 56082881 A JP56082881 A JP 56082881A JP 8288181 A JP8288181 A JP 8288181A JP H0312441 B2 JPH0312441 B2 JP H0312441B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic
- magnetic powder
- recording
- higher fatty
- ferrite
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/62—Record carriers characterised by the selection of the material
- G11B5/68—Record carriers characterised by the selection of the material comprising one or more layers of magnetisable material homogeneously mixed with a bonding agent
- G11B5/70—Record carriers characterised by the selection of the material comprising one or more layers of magnetisable material homogeneously mixed with a bonding agent on a base layer
- G11B5/7013—Record carriers characterised by the selection of the material comprising one or more layers of magnetisable material homogeneously mixed with a bonding agent on a base layer characterised by the dispersing agent
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- Hard Magnetic Materials (AREA)
- Paints Or Removers (AREA)
- Magnetic Record Carriers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は高記録密度磁気記録に適合する磁気記
録媒体用磁性粉を製造方法に関する。
録媒体用磁性粉を製造方法に関する。
磁気記録は、通常記録媒体面の長手方向の磁化
を用いる方式によつている。しかし、この面内長
手方向の磁化を用いる記録方式にあつては、記録
の高密度化を図ろうとすると、記録媒体内の減磁
界が増加するため、記録密度をそれ程向上させる
ことはできない。
を用いる方式によつている。しかし、この面内長
手方向の磁化を用いる記録方式にあつては、記録
の高密度化を図ろうとすると、記録媒体内の減磁
界が増加するため、記録密度をそれ程向上させる
ことはできない。
そこで、このような不都合を解消するために、
近年、記録媒体の表面と垂直な方向の磁化を用い
る垂直磁気記録方式が提案されている。この垂直
磁気記録方式は、記録密度が高まる程、記録媒体
中の減磁界が減少するので、本質的に高密度記録
に適した記録方式と云える。
近年、記録媒体の表面と垂直な方向の磁化を用い
る垂直磁気記録方式が提案されている。この垂直
磁気記録方式は、記録密度が高まる程、記録媒体
中の減磁界が減少するので、本質的に高密度記録
に適した記録方式と云える。
しかして、このような垂直磁気記録方式を採用
するには、表面は垂直な方向に磁化容易軸を有す
る磁気記録媒体を必要とする。
するには、表面は垂直な方向に磁化容易軸を有す
る磁気記録媒体を必要とする。
このような要望を満す記録媒体として、従来、
記録膜Co−Crスパツタ膜で形成するものや記録
膜を磁性微粒子の塗布層で形成するものが提案さ
れている。
記録膜Co−Crスパツタ膜で形成するものや記録
膜を磁性微粒子の塗布層で形成するものが提案さ
れている。
ところで、記録膜を磁性微粒子の塗布層で形成
するものにあつては、磁性微粒子として、たとえ
ばBaFe12O19等の六方晶系フエライトを用いるこ
とが考えられる。
するものにあつては、磁性微粒子として、たとえ
ばBaFe12O19等の六方晶系フエライトを用いるこ
とが考えられる。
六方晶系フエライトを用いる理由は、このフエ
ライトは平板状をなしており、しかも磁化容易軸
が板面に垂直であるため、磁場配向処理もしくは
機械的配向処理によつて容易に垂直配向を行ない
得るからである。このような六方晶系フエライト
の磁性微粒子とバインダとを混合し、これを非磁
性テープの表面に塗布した後、この塗布層を磁場
中にその表面が磁界の方向と直交するように配置
することによつて各磁性微粒子の磁化容易軸を磁
界の方向に一致させて配列させた後、塗料を乾燥
させれば、垂直磁気記録に適した記録媒体を得る
ことができる。
ライトは平板状をなしており、しかも磁化容易軸
が板面に垂直であるため、磁場配向処理もしくは
機械的配向処理によつて容易に垂直配向を行ない
得るからである。このような六方晶系フエライト
の磁性微粒子とバインダとを混合し、これを非磁
性テープの表面に塗布した後、この塗布層を磁場
中にその表面が磁界の方向と直交するように配置
することによつて各磁性微粒子の磁化容易軸を磁
界の方向に一致させて配列させた後、塗料を乾燥
させれば、垂直磁気記録に適した記録媒体を得る
ことができる。
しかして、上述した六方晶系フエライトの微粒
子を使い、いわゆる塗布法によつて垂直磁気記録
媒体を製造する場合には、次のような点を考慮す
る必要がある。
子を使い、いわゆる塗布法によつて垂直磁気記録
媒体を製造する場合には、次のような点を考慮す
る必要がある。
すなわち、上記六方晶系フエライトは、保磁力
iHcが高く、記録時にヘツドが飽和するため、構
成原子の一部を特定の値の原子で置換することに
よつて、その保磁力を垂直磁気記録に適した値ま
で低減化させることが必要である。また、上記六
方晶系フエライトの結晶粒径を0.01〜0.3μmの範
囲に選択する必要がある。その理由は、0.01μm
未満では磁気記録に要する強い磁性を呈しない
し、また0.3μmを超えると、高密度記録としての
垂直磁化記録を有利に行ない難いからである。
iHcが高く、記録時にヘツドが飽和するため、構
成原子の一部を特定の値の原子で置換することに
よつて、その保磁力を垂直磁気記録に適した値ま
で低減化させることが必要である。また、上記六
方晶系フエライトの結晶粒径を0.01〜0.3μmの範
囲に選択する必要がある。その理由は、0.01μm
未満では磁気記録に要する強い磁性を呈しない
し、また0.3μmを超えると、高密度記録としての
垂直磁化記録を有利に行ない難いからである。
さらに、上記の如く、保磁力及び粒径ともに、
制御された磁性粉であつても、塗料中に、均一に
分散する性状を有していないと、良好な記録媒体
が得られないため、少なくとも磁性粉作製時にお
いて、個々の粒子が焼結凝集しないことも、必要
である。
制御された磁性粉であつても、塗料中に、均一に
分散する性状を有していないと、良好な記録媒体
が得られないため、少なくとも磁性粉作製時にお
いて、個々の粒子が焼結凝集しないことも、必要
である。
本発明者らは、種々の実験研究を行なつた結
果、ガラス形成物質に、上記フエライトの基本成
分及び置換成分を含む原料をある比率で混合し、
溶解させた後、その溶解物を急速冷却することに
よつて得られる非晶質体に、熱処理を施すことに
よつて、その中に目的にかなつたフエライト微粒
子が析出すること、およびこの目的にかなつたフ
エライト微粒子を分離抽出するには、リン酸、酢
酸などの希酸によりガラス成形物質を洗浄し、水
洗して除去すればよいことも見出した。
果、ガラス形成物質に、上記フエライトの基本成
分及び置換成分を含む原料をある比率で混合し、
溶解させた後、その溶解物を急速冷却することに
よつて得られる非晶質体に、熱処理を施すことに
よつて、その中に目的にかなつたフエライト微粒
子が析出すること、およびこの目的にかなつたフ
エライト微粒子を分離抽出するには、リン酸、酢
酸などの希酸によりガラス成形物質を洗浄し、水
洗して除去すればよいことも見出した。
しかし、このようにして得たフエライト微粒子
はガラス物質中においては1個1個隔離されて分
散されているが、酸洗浄後においては磁気的相互
作用により、二次凝集体を形成しており、微粒子
として1個1個独立したものではない。このよう
な二次凝集体を1個1個独立した粒子にするため
には外力を加えて分散、分解する必要がある。す
なわち、磁気記録媒体を製造するためには、前述
の如く磁性粉を磁界や機械的手段によつて配向さ
せる必要あり、このためには磁性粉が1個1個独
立して塗料中に分散していないと磁性粉の配向が
十分に得られない。このために、何らかの分散手
段の出現が望まれていた。
はガラス物質中においては1個1個隔離されて分
散されているが、酸洗浄後においては磁気的相互
作用により、二次凝集体を形成しており、微粒子
として1個1個独立したものではない。このよう
な二次凝集体を1個1個独立した粒子にするため
には外力を加えて分散、分解する必要がある。す
なわち、磁気記録媒体を製造するためには、前述
の如く磁性粉を磁界や機械的手段によつて配向さ
せる必要あり、このためには磁性粉が1個1個独
立して塗料中に分散していないと磁性粉の配向が
十分に得られない。このために、何らかの分散手
段の出現が望まれていた。
本発明者らは上述のようなフエライト粒子を1
個1個独立した微粒子にすることができる磁気記
録媒体用磁性粉の製造方法を提供することを目的
とし種々検討した結果、上記方法で磁性粉がガラ
ス組成物質中で1個1個分散された状態で存在し
ていることに着目し、ガラス物質をある程度酸で
溶解させたのち、機械的に磁性粉をガラス組成物
質母材より離脱させると同時にリン酸エステルを
磁性粉表面に付着させ磁性粉1個1個をリン酸エ
ステルにより分離された形で取り出すことによつ
て上記目的を達成できることをすでに見出した
が、その後リン酸エステル以外にも、レシチン、
アミン系、アンモニウム系化合物、ステアリン酸
およびオレイン酸などの高級脂肪酸およびこれら
脂肪酸の金属石鹸あるいはエステル、等を分散剤
として用いても分散性の良い磁性粉が得られるこ
とがわかり、本発明を完成するに至つた。すなわ
ち本発明は六方晶系フエライトの基本成分および
前記フエライトの保磁力制御のための置換成分と
ガラス形成物質とを混合し溶解させた後急速冷却
を施して非晶質体を作成し、前記非晶質体に熱処
理を施して微粒子状の六方晶系フエライトを析出
せしめ含有するガラス物質を一部除去した後、レ
シチン、アミン系化合物、アンモニウム系化合
物、ステアリン酸やオレイン酸などの高級脂肪酸
またはこれら脂肪酸の金属石鹸、高級脂肪酸エス
テル、アルキルスルホン酸塩、ポリオキシエチレ
ンエーテルまたはエステルを分散剤として混入
し、湿式分散機により粉砕および分散することを
特徴とする磁気記録媒体用磁性粉の製造方法に関
するものである。
個1個独立した微粒子にすることができる磁気記
録媒体用磁性粉の製造方法を提供することを目的
とし種々検討した結果、上記方法で磁性粉がガラ
ス組成物質中で1個1個分散された状態で存在し
ていることに着目し、ガラス物質をある程度酸で
溶解させたのち、機械的に磁性粉をガラス組成物
質母材より離脱させると同時にリン酸エステルを
磁性粉表面に付着させ磁性粉1個1個をリン酸エ
ステルにより分離された形で取り出すことによつ
て上記目的を達成できることをすでに見出した
が、その後リン酸エステル以外にも、レシチン、
アミン系、アンモニウム系化合物、ステアリン酸
およびオレイン酸などの高級脂肪酸およびこれら
脂肪酸の金属石鹸あるいはエステル、等を分散剤
として用いても分散性の良い磁性粉が得られるこ
とがわかり、本発明を完成するに至つた。すなわ
ち本発明は六方晶系フエライトの基本成分および
前記フエライトの保磁力制御のための置換成分と
ガラス形成物質とを混合し溶解させた後急速冷却
を施して非晶質体を作成し、前記非晶質体に熱処
理を施して微粒子状の六方晶系フエライトを析出
せしめ含有するガラス物質を一部除去した後、レ
シチン、アミン系化合物、アンモニウム系化合
物、ステアリン酸やオレイン酸などの高級脂肪酸
またはこれら脂肪酸の金属石鹸、高級脂肪酸エス
テル、アルキルスルホン酸塩、ポリオキシエチレ
ンエーテルまたはエステルを分散剤として混入
し、湿式分散機により粉砕および分散することを
特徴とする磁気記録媒体用磁性粉の製造方法に関
するものである。
本発明によれば、非晶質体中に分散析出してい
る微粒子状の六方晶系フエライトを非晶質体より
分離する際に、特定の分散剤を使用することによ
り磁場配向性に優れ、磁気記録体とした場合の表
面性の良い磁性塗膜が得られるものであり、前述
したリン酸エステルは磁性粉の配向性の向上に有
効であるが、塗布後の乾燥が不完全な場合、塗膜
が高温高湿にさらされると、リン酸エステルが遊
離し、塗膜の耐久性に問題が生じる場合がある
が、本発明はこれらの欠点も補うことができる。
上記本発明の分散剤は界面活性剤として広く用い
られており、その有用性は浸透力の強さにある。
すなわちこれら分散剤は、磁性粉とガラス組成物
質とのわずかな間隙にも浸透して磁性粉表面に附
着して被膜を形成するため、上記のすぐれた効果
をもたらすものと考えられる。
る微粒子状の六方晶系フエライトを非晶質体より
分離する際に、特定の分散剤を使用することによ
り磁場配向性に優れ、磁気記録体とした場合の表
面性の良い磁性塗膜が得られるものであり、前述
したリン酸エステルは磁性粉の配向性の向上に有
効であるが、塗布後の乾燥が不完全な場合、塗膜
が高温高湿にさらされると、リン酸エステルが遊
離し、塗膜の耐久性に問題が生じる場合がある
が、本発明はこれらの欠点も補うことができる。
上記本発明の分散剤は界面活性剤として広く用い
られており、その有用性は浸透力の強さにある。
すなわちこれら分散剤は、磁性粉とガラス組成物
質とのわずかな間隙にも浸透して磁性粉表面に附
着して被膜を形成するため、上記のすぐれた効果
をもたらすものと考えられる。
また、この浸透作用は、機械的振動によりさら
に促進されるので、粉砕・分散時に機械的振動を
加えることが好ましい。
に促進されるので、粉砕・分散時に機械的振動を
加えることが好ましい。
実際の工程においては、以下の方法で磁性粉表
面に分散剤を付着させる。すなわち、ガラス組成
物質と磁性粉組成物質とを混合溶解させた後急冷
し、フレーク状非晶質体を調整しさらにこのフレ
ーク状非晶質体を700〜900℃で熱処理しガラス状
物質内に微粒子状六方晶フエライトを析出させ
る。この非晶質体内から磁性粉を取り出すには、
希酸、例えば酢酸を用いて、適当な時間、上記フ
レーク状物質を溶解し、水洗滌を行う。この時、
フレーク状物質を希酸で溶解する時間が重要であ
る。あまり時間が長いと磁性粉がガラス組成物質
から分離し、溶液中で二次凝集を起す。一方、酸
溶解時間があまり短かいと残存のガラス組成物質
が多くなり、磁性粉の分離が困難となる。酸溶解
の時間はガラス組成物質と磁性粉組成との比、酸
濃度、酸溶解温度等によつて決まり、個々の場合
により最適時間を決めなければならない。このよ
うにして適正条件下で酸溶解されたフレーク状物
質に対し予め溶剤に溶解した分散剤溶液を混じて
湿式粉砕機によりフレークを粉砕して磁性粉をガ
ラス成分物質より分離すると同時に分散剤により
充分分散させたのちフイルタを通して濾過し乾燥
させて磁性粉を抽出する。
面に分散剤を付着させる。すなわち、ガラス組成
物質と磁性粉組成物質とを混合溶解させた後急冷
し、フレーク状非晶質体を調整しさらにこのフレ
ーク状非晶質体を700〜900℃で熱処理しガラス状
物質内に微粒子状六方晶フエライトを析出させ
る。この非晶質体内から磁性粉を取り出すには、
希酸、例えば酢酸を用いて、適当な時間、上記フ
レーク状物質を溶解し、水洗滌を行う。この時、
フレーク状物質を希酸で溶解する時間が重要であ
る。あまり時間が長いと磁性粉がガラス組成物質
から分離し、溶液中で二次凝集を起す。一方、酸
溶解時間があまり短かいと残存のガラス組成物質
が多くなり、磁性粉の分離が困難となる。酸溶解
の時間はガラス組成物質と磁性粉組成との比、酸
濃度、酸溶解温度等によつて決まり、個々の場合
により最適時間を決めなければならない。このよ
うにして適正条件下で酸溶解されたフレーク状物
質に対し予め溶剤に溶解した分散剤溶液を混じて
湿式粉砕機によりフレークを粉砕して磁性粉をガ
ラス成分物質より分離すると同時に分散剤により
充分分散させたのちフイルタを通して濾過し乾燥
させて磁性粉を抽出する。
本発明で用いる分散剤は具体的にはレシチン、
トリエタノールアミン、アルキルトリメチルアン
モニウムハロゲニド、ステアリン酸、オレイン酸
などの高級脂肪酸、ステアリン酸アルミニウムの
ような高級脂肪酸石鹸、ソルビタンエステル等の
高級脂肪酸エステル、ジアルキルスルホコハク酸
ナトリウム、アルキルベンゼンスルホン酸ナトリ
ウム、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエ
チレンアルキルフエノールエーテル等であり、こ
れらのうちで特にレシチンが好ましい。
トリエタノールアミン、アルキルトリメチルアン
モニウムハロゲニド、ステアリン酸、オレイン酸
などの高級脂肪酸、ステアリン酸アルミニウムの
ような高級脂肪酸石鹸、ソルビタンエステル等の
高級脂肪酸エステル、ジアルキルスルホコハク酸
ナトリウム、アルキルベンゼンスルホン酸ナトリ
ウム、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエ
チレンアルキルフエノールエーテル等であり、こ
れらのうちで特にレシチンが好ましい。
以下実施例によつて本発明を詳細に説明する。
目的とする磁性体結晶として、たとえばマグネ
トプランバイト型Baフエライトを選び、磁気記
録媒体用磁性粉に要求される保持力(iHc)を得
るため、Baフエライト中のFe3+イオンの一部を
Co2+−Ti4+イオンで置換してBaFe10.4Co0.8Ti0.8
O19とした。ガラス形成物質としてB2O313.4(wt
%)、磁性粉形成物質としてBaO38.6(wt%)、
Fe2O341.8(wt%)、TiO23.2(wt%)、CoO30(wt
%)の組成とするためBaCO3、H3BO3、Fe2O3、
TiO2、CoCO3を秤量し、混合機にて十分混合し
た。この混合物を白金ルツボに入れ高周波加熱ヒ
ータにて1350℃に加熱し、溶解させた後、直径
200mm回転数rpmのロール上に上記溶融混合物を
噴出させて急冷し、フレーク状の非晶質体を得
た。この非晶質体を電気炉にて800℃に加熱し、
この温度で4時間保持して磁性粉を析出させた。
このフレークを80℃に加熱された酢酸20wt%溶
液に4時間入れガラス組成物質のエツチングを行
つた。この時、フレークをSEM観察して、ガラ
ス組成物質が磁性粉の間にのみわずかに介在して
いることを確かめた。
トプランバイト型Baフエライトを選び、磁気記
録媒体用磁性粉に要求される保持力(iHc)を得
るため、Baフエライト中のFe3+イオンの一部を
Co2+−Ti4+イオンで置換してBaFe10.4Co0.8Ti0.8
O19とした。ガラス形成物質としてB2O313.4(wt
%)、磁性粉形成物質としてBaO38.6(wt%)、
Fe2O341.8(wt%)、TiO23.2(wt%)、CoO30(wt
%)の組成とするためBaCO3、H3BO3、Fe2O3、
TiO2、CoCO3を秤量し、混合機にて十分混合し
た。この混合物を白金ルツボに入れ高周波加熱ヒ
ータにて1350℃に加熱し、溶解させた後、直径
200mm回転数rpmのロール上に上記溶融混合物を
噴出させて急冷し、フレーク状の非晶質体を得
た。この非晶質体を電気炉にて800℃に加熱し、
この温度で4時間保持して磁性粉を析出させた。
このフレークを80℃に加熱された酢酸20wt%溶
液に4時間入れガラス組成物質のエツチングを行
つた。この時、フレークをSEM観察して、ガラ
ス組成物質が磁性粉の間にのみわずかに介在して
いることを確かめた。
このフレーク状物質100重量部に、シクロヘキ
サノン100重量部、分散剤としてレシチン10重量
部を添加し、サンドグラインダー中で約2時間粉
砕および分散混合した。この様にして得られた溶
液を、フイルタを用いてろ過し、スプレードライ
ヤーで乾燥した。
サノン100重量部、分散剤としてレシチン10重量
部を添加し、サンドグラインダー中で約2時間粉
砕および分散混合した。この様にして得られた溶
液を、フイルタを用いてろ過し、スプレードライ
ヤーで乾燥した。
上記方法により得られた磁性粉末を透過電顕
SEMにより観察したところ、1個1個の磁性粉
が独立して存在していることが確認された。
SEMにより観察したところ、1個1個の磁性粉
が独立して存在していることが確認された。
上記方法により得られた磁性媒体を用いてポリ
エステルフイルム上に塗膜を形成し磁気記録テー
プを作成した。塗布面をカレンダー処理により表
面粗さ0.1μmとした。このようにして得られた磁
気記録テープの電磁変換特性を測定したところ、
記録波長0.6μm、変調ノイズ−42bBを得た。一
方、比較のため分散処理を行なわない磁性粉を用
いて同様に磁気テープを作成し、電磁変換特性を
測定したところ記録波長1.0μm以下で出力の低下
が激しくまた、変調ノイズも−30dBと悪かつた。
エステルフイルム上に塗膜を形成し磁気記録テー
プを作成した。塗布面をカレンダー処理により表
面粗さ0.1μmとした。このようにして得られた磁
気記録テープの電磁変換特性を測定したところ、
記録波長0.6μm、変調ノイズ−42bBを得た。一
方、比較のため分散処理を行なわない磁性粉を用
いて同様に磁気テープを作成し、電磁変換特性を
測定したところ記録波長1.0μm以下で出力の低下
が激しくまた、変調ノイズも−30dBと悪かつた。
なお、上述した例では、湿式粉砕、混合機とし
てグラインドミルを用いたが他の湿式粉砕混合機
においても回転数や運転時間、同時に投入するポ
ールまたはロツド等を調整することにより同等の
効果が得られた。
てグラインドミルを用いたが他の湿式粉砕混合機
においても回転数や運転時間、同時に投入するポ
ールまたはロツド等を調整することにより同等の
効果が得られた。
また、分散剤としてレシチンに代えてステアリ
ン酸アルミニウムを用い、前記方法と同様の工程
によつて磁気記録テープを製造したところ、変調
ノイズレベルがレシチンとほぼ同等のテープが得
られた。
ン酸アルミニウムを用い、前記方法と同様の工程
によつて磁気記録テープを製造したところ、変調
ノイズレベルがレシチンとほぼ同等のテープが得
られた。
以上詳述したように本発明によれば、高密度記
録が可能な磁気媒体用として十分な特性を発揮し
得る磁性粉を効率よく製造できる磁気記録媒体用
磁性粉の製造方法を提供することができる。
録が可能な磁気媒体用として十分な特性を発揮し
得る磁性粉を効率よく製造できる磁気記録媒体用
磁性粉の製造方法を提供することができる。
Claims (1)
- 1 六方晶系フエライトの基本成分および前記フ
エライトの保磁力制御のための置換成分とガラス
形成物質とを混合し溶解させた後急速冷却を施し
て非晶質体を作成し、前記非晶質体に熱処理を施
して微粒子状の六方晶系フエライトを析出せしめ
含有するガラス物質を一部除去した後、レシチン
アミン系化合物、アンモニウム系化合物、高級脂
肪酸、高級脂肪酸の金属石鹸、高級脂肪酸エステ
ル、アルキルスルホン酸塩、およびポリオキシエ
チレンエーテルまたはエステルから選ばれた分散
剤を混入し、湿式粉砕機により粉砕および分散す
ることを特徴とする磁気記録媒体用磁性粉の製造
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56082881A JPS57198605A (en) | 1981-05-30 | 1981-05-30 | Manufacture of magnetic powder for magnetic recording medium |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56082881A JPS57198605A (en) | 1981-05-30 | 1981-05-30 | Manufacture of magnetic powder for magnetic recording medium |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57198605A JPS57198605A (en) | 1982-12-06 |
| JPH0312441B2 true JPH0312441B2 (ja) | 1991-02-20 |
Family
ID=13786611
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56082881A Granted JPS57198605A (en) | 1981-05-30 | 1981-05-30 | Manufacture of magnetic powder for magnetic recording medium |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS57198605A (ja) |
-
1981
- 1981-05-30 JP JP56082881A patent/JPS57198605A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57198605A (en) | 1982-12-06 |
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