JPH031245Y2 - - Google Patents

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JPH031245Y2
JPH031245Y2 JP12063185U JP12063185U JPH031245Y2 JP H031245 Y2 JPH031245 Y2 JP H031245Y2 JP 12063185 U JP12063185 U JP 12063185U JP 12063185 U JP12063185 U JP 12063185U JP H031245 Y2 JPH031245 Y2 JP H031245Y2
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wood
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JP12063185U
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  • Laminated Bodies (AREA)
  • Floor Finish (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は木質系複合床材に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
従来、例えばコンクリート床上にモルタルで貼
りつけるフローリングブロツクのごとき木質系の
床材は、木材自体が荷重負担力と表面性を兼ね備
えていることもあつてきわめて広く用いられてき
たところである。
また一方木材が本来具備する表面性、装飾性を
いたずらに減殺することなく充分活かすことを基
本的前提として、可及的に少量の木材を用いて、
良好な荷重負担力を保有するとともに、木質単独
材料を敷設する場合のごとき敷設面の平滑性を要
せずして施工可能な簡易施工性を有する床材とし
て、またある程度のクツシヨン性、防音性、断熱
性、保温性を有する床材として、近時、ゴム材や
プラスチツク材料、特にポリエチレンフオーム等
のフオーム材料を複合材料として利用した木質系
複合床材が開発されてきている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら従来のこの種の木質系複合床材で
は単に木質材の特性と複合すべき他材料の特性と
を単純に組合せたにすぎないものであるため、本
来好ましい床材としての適応性に欠ける問題点を
有していた。例えばポリエチレンフオームを利用
した複合床材の場合などでは、歩行時においてソ
フト感を現出する低い初期硬度(たとえば25%圧
縮時)と、床材全体において底づき感をなくす高
い圧縮硬度(たとえば50%、75%圧縮時)との両
因子を同時に充足する理想的な特性は得られず、
ソフト感を確保しようとすれば圧縮硬度は制限せ
ざるを得なくなるため底づき感はどうしても避け
られないものとなり、また逆に底づき感を失くそ
うとすれば圧縮硬度をアツプしなければならない
ことから初期硬度もこれに従つて増大するため歩
行時のソフト感は減殺されざるを得なかつた。要
するに歩行面は、足がまず床面に接触し、体重の
移動が行われる踏み込みの当初にソフト感があ
り、続いて踏み込んだ際において沈まない耐荷重
性を有していることが最も理想的であるにも拘ら
ず、これらをすべて満足するものは従来なかつた
のである。さらにまた上記の因子を調節する手段
としては実際上発泡倍率をコントロールすること
になるが、低発泡率化すれば樹脂分量の増大につ
ながりコスト面で好ましくない。また発泡率の減
少は遮音性や保温性その他の特性の低下にもつな
がり、しかもまた独立気泡構造となる傾向が増大
して湿気の発散が良好でなくなることにもなつ
て、発泡倍率のコントロールにも自ずから制約さ
れるのが現状であつた。
そこでこの考案の目的とするところは、表面
性、装飾性、荷重負担力、防音性、断熱性、保温
性、作業性、施工性等の点においては従来のこの
種の木質系複合床材に勝るとも劣らない特性を具
有すると同時に、元来基本的に要求されるべき床
材としての好適な歩行感を満足でき、しかも経済
性にきわめてすぐれた木質系複合床材を提供する
ところにある。
[問題点を解決するための手段〕 上記目的達成のためこの考案は、単板を上面層
に設け、下面層に特にウレタンチツプ層を設け
て、これらを相互に貼り合わせるというきわめて
簡単な構成で、前述の問題点を悉く解決したので
ある。なおここでいうウレタンチツプ層とは、ポ
リウレタンフオームを引裂または破砕したウレタ
ンチツプ単体あるいは繊維くず、木質系チツプ等
の増量材との混合物にポリウレタン系結合剤を配
合して固結一体化した成型品を意味する。
〔作用〕
上述のごとき構成を採用すれば、上面層におい
て木質材料の表面性及び装飾性を確保することが
でき、下面層においてクツシヨン性、防音遮音
性、断熱性及び保温性を兼備し、しかも上面層と
の結合において良好な荷重負担力を有することと
なる。さらにまた単板自体が有する感触について
も、下面層たるウレタンチツプ層との結合によつ
て冷たさは皆無となる。また下面層のフオーム構
造によつて敷設面の凹凸状態等が吸収できること
から厳密な設計ときわめて熟練を要する施工現場
での敷設面の平滑処理等の作業は不要となり、施
工性、作業性に富むこととなる。要するに通常の
クツシヨンフロアーを敷設する様な使用感覚で敷
設できるのである。
しかも特に比較的薄い単板とウレタンチツプ層
という従来にはない独特の組合せであることに起
因して、特性上ウレタンチツプ層の特性に大きく
支配されるもので、低い初期硬度が得られる一方
で高い圧縮硬度が得られるため、踏み込み当初に
おいてはソフト感が得られ、踏み込んだ際には底
づき感がしない、いわばきわめて良好な歩行感を
現出することができる。さらにまたウレタンチツ
プ層自体連続気泡構造を有することから湿気を発
散する特性を具備することにもなる。また木質材
であれば歩くと音を発するが、上記構成において
は上面層が比較的薄い単板で構成されているの
で、ほとんど音を発しない。さらにまた下面層は
チツプフオームであるため通常の非チツプ状のい
わゆるバージンフオームに比して原料上経済性を
有することはもち論、発泡倍率を低く抑えても樹
脂分量を多くする必要もなくコスト高になるとい
つた心配もない。
〔実施例〕
図面はこの考案に係る木質系複合床材の一実施
例を示す斜視図であり、1は比較的厚みの薄い細
幅の単板2を複数枚接ぎ合せて形成した上面層、
3はこの上面層1が貼り合わされた下面層であ
る。下面層3はウレタンチツプ層からなており、
軟質のポリウレタンフオームを引裂または破砕し
たウレタンチツプ4および繊維くず、木質系チツ
プ等の増量材5をポリウレタン系の結合剤で固め
て成型されている。
なお下面層の製造方法としては、ウレタンチツ
プ4と増量材5とをブレンダー内に投入し、重量
比で約5〜20%のポリウレタン系の結合剤をブレ
ンダー内に注入するか、またはスプレーガンで吹
き込み、撹拌混合する。ついで、全体を所望の厚
み寸法に圧縮しつつ水蒸気を付加して結合剤を反
応硬化させれば、ウレタンチツプともども固結一
体化して成型品としての下面層3ができあがる。
なお下面層3と上面層1との貼り合せは、あら
かじめ別個に成型した上面層1及び下面層3を、
メラミン系接着剤等で接着し、冷圧して熱圧する
等のいわば通常の合板製造において採用される技
術を適宜利用すればよいが、無論これに限定され
るものではない。例えば、下面層3の成型段階に
おいて同時に上面層1を貼り合わせる方法等も採
用し得る。
ところで上面層1の厚みとしては、表面性と装
飾性とを活かし、しかも下面層との結合において
荷重負担力を保有しかつまた好適な初期硬度と圧
縮硬度が下面層3との関係で得られる等の見地か
ら0.1〜1.5mmが好ましい。また一方、下面層3に
おいても、上面層1との結合において良好な床材
適用性を発揮させるために少なくとも3mm以上の
厚みと下面層の発泡倍率が2〜10倍すなわち0.5
〜0.1程度の密度が最も望まれるところである。
なおまた実施例の上面層1は既述のごとく複数
枚の細幅の単板2を接ぎ合せて構成されている
が、所定の大きさの一枚の単板を用いてよいのは
もち論である。
なおこの木質系複合床材を実際上利用するにあ
たつては、例えばタイル形状とすることが考えら
れるが、その他の形状において使用することもで
きる。なおタイル形状とした場合は置き並べ式に
敷設するともできることから、さらに施工性の向
上を図ることができる。
〔考案の効果〕
以上のごとく、この考案に係る木質系複合床材
は、比較的厚みの薄い、いわゆるつき板と称され
る単板を上面層とし、下面層に通常のフオームで
はなく格別にウレタンチツプ層を配し、相互に貼
り合わせただけのきわめて簡単な構造の床材であ
るが、元来具有する木質材の表面性ないし装飾性
をすべて活かすとともに、クツシヨン性や防音性
をも同時に兼備し、しかも断熱性、保温性を具備
させたものであり、ガラス食器等を落すことがあ
つても破損し難く、大きな音が発せられてもさら
には不快な音が伝達されても吸音遮音機能を発揮
し、またたとえ勢いよく飛んだり跳ねたりするこ
とがあつても木質単独材のごとき音が発生するこ
とはほとんどなく、また室内における冷暖房等の
空調環境もきわめて良好となり、室内外の相互の
温度影響を著しく制限することができる外、湿気
を排除するもので、最適の居住等の環境を現出す
ることができる。さらにまた外観からは到底予想
もつかない程、感触において冷たさはない。また
施工にあたつても厳密な設計を必要とし、施工の
都度敷設表面の平滑処理を施すことは皆無とな
り、居住性等の面ばりでなく、施工性、作業性の
面できわめて良好な効果を奏するものである。
それにもまして特筆すべきは、好適な歩行感が
得られたことである。すなわち、既述のごとく従
来のポリエチレンフオームを用いた複合床材など
では、底づき感をなくすため圧縮硬度をアツプす
れば初期硬度も上り、ソフト感がなくなつていた
のであるが、初期硬度が低く、しかも圧縮硬度が
高い理想的な床材となり、ソフトであると同時に
底づき感のない好適な歩行感が得られたのでる。
また上述の様なすぐれた特性をすべて具備してい
るにもかかわらず、きわめて少量の材料調達で済
む単板と、廃材利用が可能なウレタンチツプ等で
構成されるので、素材上きわめて廉価に入手し得
るとともに、通常の非チツプ状のいわゆるバージ
ンフオームのごとく低発泡率にするためにわざわ
ざ樹脂分量を多くする必要もないことから著しく
経済性を有し、かつまた省資源化を図つており、
きわめて実用性にすぐれた木質系複合床材を提供
することができた。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案に係る木質系複合床材の一実施
例を示す斜視図である。 1……上面層、2……単板、3……下面層、4
……ウレタンチツプ、5……増量材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 単板からなる上面層と、この単板が貼り合わ
    された下面層とからなり、この下面層は、ポリ
    ウレタンフオームを引裂または破砕したウレタ
    ンチツプ単体あるいは繊維くず、木質系チツプ
    等の増量材との混合物にポリウレタン系結合剤
    を配合して固結一体化した成型品である木質系
    複合床材。 (2) 上面層の厚みが0.1〜1.5mm、下面層の厚みが
    少なくとも3mm、下面層の発泡倍率が2〜10倍
    である実用新案登録請求の範囲第1項記載の木
    質系複合床材。
JP12063185U 1985-08-05 1985-08-05 Expired JPH031245Y2 (ja)

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JP12063185U JPH031245Y2 (ja) 1985-08-05 1985-08-05

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12063185U JPH031245Y2 (ja) 1985-08-05 1985-08-05

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6228524U JPS6228524U (ja) 1987-02-20
JPH031245Y2 true JPH031245Y2 (ja) 1991-01-16

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ID=31009129

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