JPH0312667B2 - - Google Patents
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- JPH0312667B2 JPH0312667B2 JP3005785A JP3005785A JPH0312667B2 JP H0312667 B2 JPH0312667 B2 JP H0312667B2 JP 3005785 A JP3005785 A JP 3005785A JP 3005785 A JP3005785 A JP 3005785A JP H0312667 B2 JPH0312667 B2 JP H0312667B2
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- voltage
- capacitor
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Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、点火コイルの1次電流を半導体スイ
ツチにより制御して点火用の高電圧を誘起させる
内燃機関用点火装置に関するものである。
ツチにより制御して点火用の高電圧を誘起させる
内燃機関用点火装置に関するものである。
[発明の概要]
本発明は、機関の最大進角位置及び最小進角位
置を定める第1及び第2のパルス信号と両パルス
信号を用いて発生させた点火動作許容区間検出信
号とにより第1乃至第3の積分回路を制御して第
1乃至第3の積分電圧を発生させ、これらの積分
電圧を比較する比較回路により点火コイルの1次
側に設けられた1次電流制御用スイツチを制御し
て該1次電流制御用スイツチを導通状態から遮断
状態にすることにより点火用の高電圧を得る内燃
機関用点火装置において、 前記1次電流制御用スイツチの導通開始時期を
定める為に用いる積分電圧の立上り時期を機関の
回転数に応じて変化させて前記1次電流制御用ス
イツチの導通開始時期を機関の回転数に応じて変
化させることにより、 機関の低速時に1次電流制御用スイツチが導通
する期間が長くなり過ぎるのを防止して損失を少
なくするとともに、機関の高速時に該1次電流制
御用スイツチを導通期間を短くなり過ぎるのを防
いで点火性能の低下を防止したものである。
置を定める第1及び第2のパルス信号と両パルス
信号を用いて発生させた点火動作許容区間検出信
号とにより第1乃至第3の積分回路を制御して第
1乃至第3の積分電圧を発生させ、これらの積分
電圧を比較する比較回路により点火コイルの1次
側に設けられた1次電流制御用スイツチを制御し
て該1次電流制御用スイツチを導通状態から遮断
状態にすることにより点火用の高電圧を得る内燃
機関用点火装置において、 前記1次電流制御用スイツチの導通開始時期を
定める為に用いる積分電圧の立上り時期を機関の
回転数に応じて変化させて前記1次電流制御用ス
イツチの導通開始時期を機関の回転数に応じて変
化させることにより、 機関の低速時に1次電流制御用スイツチが導通
する期間が長くなり過ぎるのを防止して損失を少
なくするとともに、機関の高速時に該1次電流制
御用スイツチを導通期間を短くなり過ぎるのを防
いで点火性能の低下を防止したものである。
[従来の技術]
この種の点火装置として、積分回路や、比較回
路等からなる電子回路を用いて進角特性を得る電
子制御式の点火装置が知られている。従来のこの
種の点火装置では、機関の最大進角位置及び最小
進角位置でそれぞれ第1及び第2の信号を発生す
る信号コイルを設けて該信号コイルの出力でフリ
ツプフロツプ回路をトリガすることにより、最大
進角位置から最小進角位置までの区間に相当する
点火動作許容区間の間持続する点火動作許容区間
検出信号と、最小進角位置から次の最大進角位置
までの区間に相当する点火動作禁止区間の間持続
する点火動作禁止区間検出信号とを発生させる。
そしてこれらの区間検出信号で第1及び第2の積
分回路を制御することにより、最小進角位置から
最大進角位置までの点火動作禁止区間の間一定の
初期電圧を維持した後最大進角位置から最小進角
位置までの点火動作許容区間の間直線的に上昇し
て最小進角位置で再び初期電圧に戻る波形の第1
の積分電圧と、最小進角位置から最大進角位置ま
での点火動作禁止区間の間一定の勾配で上昇し最
大進角位置から最小進角位置までの点火動作許容
区間の間一定の値を維持して最小進角位置で零に
戻る波形の第2の積分電圧とを発生させ、これら
第1及び第2の積分電圧を比較回路により比較し
て、点火動作許容区間において第1の積分電圧が
第2の積分電圧を超えた時に1次電流制御用スイ
ツチを遮断させて点火動作を行なわせるようにし
ている。
路等からなる電子回路を用いて進角特性を得る電
子制御式の点火装置が知られている。従来のこの
種の点火装置では、機関の最大進角位置及び最小
進角位置でそれぞれ第1及び第2の信号を発生す
る信号コイルを設けて該信号コイルの出力でフリ
ツプフロツプ回路をトリガすることにより、最大
進角位置から最小進角位置までの区間に相当する
点火動作許容区間の間持続する点火動作許容区間
検出信号と、最小進角位置から次の最大進角位置
までの区間に相当する点火動作禁止区間の間持続
する点火動作禁止区間検出信号とを発生させる。
そしてこれらの区間検出信号で第1及び第2の積
分回路を制御することにより、最小進角位置から
最大進角位置までの点火動作禁止区間の間一定の
初期電圧を維持した後最大進角位置から最小進角
位置までの点火動作許容区間の間直線的に上昇し
て最小進角位置で再び初期電圧に戻る波形の第1
の積分電圧と、最小進角位置から最大進角位置ま
での点火動作禁止区間の間一定の勾配で上昇し最
大進角位置から最小進角位置までの点火動作許容
区間の間一定の値を維持して最小進角位置で零に
戻る波形の第2の積分電圧とを発生させ、これら
第1及び第2の積分電圧を比較回路により比較し
て、点火動作許容区間において第1の積分電圧が
第2の積分電圧を超えた時に1次電流制御用スイ
ツチを遮断させて点火動作を行なわせるようにし
ている。
[発明が解決しようとする問題点]
上記のような電子制御式の点火装置によれば、
進角幅、進角開始回転数及び進角終了回転数を正
確に定めることができる。しかしながらこの種の
点火装置では、点火動作許容区間検出信号が立上
がると同時に1次電流制御用スイツチを導通状態
にして点火コイルに1次電流を流すようにしてい
たため、1次電流が流れる期間が長くなり過ぎ、
損失が多くなる上に点火コイルやスイツチ素子の
温度上昇が激しくなる欠点があつた。
進角幅、進角開始回転数及び進角終了回転数を正
確に定めることができる。しかしながらこの種の
点火装置では、点火動作許容区間検出信号が立上
がると同時に1次電流制御用スイツチを導通状態
にして点火コイルに1次電流を流すようにしてい
たため、1次電流が流れる期間が長くなり過ぎ、
損失が多くなる上に点火コイルやスイツチ素子の
温度上昇が激しくなる欠点があつた。
そこで本出願人は、先に、特願昭59−201451号
の出願において、1次電流制御用スイツチが導通
する時期を任意に設定し得るようにした電子制御
式の内燃機関用点火装置を提案した。
の出願において、1次電流制御用スイツチが導通
する時期を任意に設定し得るようにした電子制御
式の内燃機関用点火装置を提案した。
この先に提案した点火装置によれば、1次電流
制御用スイツチの導通期間を適宜に設定すること
により、機関の低速時に通電期間が長くなり過ぎ
るのを防止し得るため、機関の低速時における損
失の増大や点火コイル及び素子の温度上昇を防ぐ
ことができる。
制御用スイツチの導通期間を適宜に設定すること
により、機関の低速時に通電期間が長くなり過ぎ
るのを防止し得るため、機関の低速時における損
失の増大や点火コイル及び素子の温度上昇を防ぐ
ことができる。
しかしながら、この先に提案した装置では、1
次電流制御用スイツチが導通する期間(角度)が
機関の全回転数領域で略一定になるため、機関の
高速時に通電時間が短くなり、電流の遮断値が減
少して点火性能が低下するという問題があること
が明らかになつた。
次電流制御用スイツチが導通する期間(角度)が
機関の全回転数領域で略一定になるため、機関の
高速時に通電時間が短くなり、電流の遮断値が減
少して点火性能が低下するという問題があること
が明らかになつた。
本発明の目的は、上記の問題を解決した電子制
御式の内燃機関用点火装置を提供することにあ
る。
御式の内燃機関用点火装置を提供することにあ
る。
[問題点を解決するための手段]
本発明は、この一実施例を示す第1図に見られ
るように、点火コイル1と、前記点火コイルの1
次側に設けられた1次電流制御用スイツチ3と、
内燃機関の点火時期に前記1次電流制御用スイツ
チを導通状態から遮断状態にするように制御する
制御回路とを備えて、前記1次電流制御用スイツ
チの遮断により前記点火コイルの1次電流を急変
させることにより点火用の高電圧を得る内燃機関
用点火装置を対象とする。
るように、点火コイル1と、前記点火コイルの1
次側に設けられた1次電流制御用スイツチ3と、
内燃機関の点火時期に前記1次電流制御用スイツ
チを導通状態から遮断状態にするように制御する
制御回路とを備えて、前記1次電流制御用スイツ
チの遮断により前記点火コイルの1次電流を急変
させることにより点火用の高電圧を得る内燃機関
用点火装置を対象とする。
本願第1の発明においては、前記制御回路が、
(イ) 内燃機関の回転に同期して該機関の点火時期
の最大進角位置及び最小進角位置でそれぞれス
レシヨールドレベル以上になる第1及び第2の
信号Vs1及びVs2を出力する信号コイル4
と、 (ロ) 上記第1及び第2の信号をそれぞれパルス状
に整形して最大進角位置で立上がる第1のパル
ス信号Vp1及び最小進角位置で立上がる第2
のパルス信号Vp2を発生する波形整形回路と、 (ハ) 信号蓄積用コンデンサ7eと、前記第1のパ
ルス信号が発生した時に導通して前記信号蓄積
用コンデンサを瞬時に充電する充電制御用トラ
ンジスタスイツチと、前記第2のパルス信号が
発生した時に導通して前記信号蓄積用コンデン
サを瞬時に放電させる放電制御用トランジスタ
スイツチとを備えて、前記信号蓄積用コンデン
サの両端に最大進角位置から最小進角位置まで
持続する点火動作許容区間検出信号Vqを得る
点火動作許容区間検出信号発生回路7と、 (ニ) 第1の積分コンデンサ8dと、前記最大進角
位置で前記信号蓄積用コンデンサの両端の電圧
Vqが立上がると同時に該信号蓄積用コンデン
サの端子電圧により第1の積分コンデンサを一
定の電圧まで瞬時に充電する第1の積分コンデ
ンサ充電回路と、前記第1の積分コンデンサを
一定の時定数で追加充電する追加充電回路とを
備えた第1の積分回路8と、 (ホ) 前記第2のパルス信号Vp2が発生した時に
前記第1の積分コンデンサを瞬時に放電させる
リセツト回路9と、 (ヘ) 第2の積分コンデンサ10aと、該第2の積
分コンデンサ10aを一定の時定数で充電する
第2の積分コンデンサ充電回路と、コレクタエ
ミツタ間回路が前記第2の積分コンデンサに対
して並列に接続されて前記第2のパルス信号に
より導通する第2の積分コンデンサ放電用トラ
ンジスタスイツチとを備えて、最小進角位置の
直後の位置から次の最小進角位置までの間該第
2の積分コンデンサを一定の時定数で充電し該
最小進角位置で該第2の積分コンデンサを瞬時
に放電させる積分動作を行う第2の積分回路1
0と、 (ト) 第3の積分コンデンサ11aと、該第3の積
分コンデンサを一定の時定数で充電する第3の
積分コンデンサ充電回路と、前記第1のパルス
信号Vp1の立上りまたは前記点火動作許容区
間検出信号Vqの立上りを微分する微分回路1
1gと、コレクタエミツタ間回路が第3の積分
コンデンサに対して並列に接続されて前記微分
回路の出力によりトリガされて一定時間導通す
る第3の積分コンデンサ放電用トランジスタス
イツチとを備えて、最大進角位置より所定の角
度遅れた位置(この位置は機関の回転数の上昇
にともなつて遅れる)から次の最大進角位置ま
での間該第3の積分コンデンサを一定の時定数
で充電し該最大進角位置で該第3の積分コンデ
ンサを瞬時に放電させる積分動作を行う第3の
積分回路11と、 (チ) 出力端子が前記1次電流制御用スイツチの制
御信号入力端子に結合され前記第2の積分コン
デンサ10aの両端に得られる第2の積分電圧
Vc2と前記第3の積分コンデンサ11aの両
端に得られる第3の積分電圧Vc3とを入力と
して前記第2の積分電圧が前記第3の積分電圧
以下になつている時に前記1次電流制御用スイ
ツチの導通を阻止し前記第2の積分電圧が前記
第3の積分電圧を超えている間前記1次電流制
御用スイツチの導通を許容する第1の比較回路
12と、 (リ) 出力端子が前記1次電流制御用スイツチの制
御信号入力端子に結合され前記第1の積分コン
デンサ8dの両端に得られる第1の積分電圧
Vc1と前記第2の積分コンデンサ10aの両
端に得られる第2の積分電圧Vc2とを入力と
して前記第1の比較回路が前記1次電流制御用
スイツチの導通を許容し且つ前記第1の積分電
圧が前記第2の積分電圧以下になつている間前
記1次電流制御用スイツチを導通させ前記第1
の積分電圧が前記第2の積分電圧を超えた時に
前記1次電流制御用スイツチを遮断させる第2
の比較回路13とを具備している。
の最大進角位置及び最小進角位置でそれぞれス
レシヨールドレベル以上になる第1及び第2の
信号Vs1及びVs2を出力する信号コイル4
と、 (ロ) 上記第1及び第2の信号をそれぞれパルス状
に整形して最大進角位置で立上がる第1のパル
ス信号Vp1及び最小進角位置で立上がる第2
のパルス信号Vp2を発生する波形整形回路と、 (ハ) 信号蓄積用コンデンサ7eと、前記第1のパ
ルス信号が発生した時に導通して前記信号蓄積
用コンデンサを瞬時に充電する充電制御用トラ
ンジスタスイツチと、前記第2のパルス信号が
発生した時に導通して前記信号蓄積用コンデン
サを瞬時に放電させる放電制御用トランジスタ
スイツチとを備えて、前記信号蓄積用コンデン
サの両端に最大進角位置から最小進角位置まで
持続する点火動作許容区間検出信号Vqを得る
点火動作許容区間検出信号発生回路7と、 (ニ) 第1の積分コンデンサ8dと、前記最大進角
位置で前記信号蓄積用コンデンサの両端の電圧
Vqが立上がると同時に該信号蓄積用コンデン
サの端子電圧により第1の積分コンデンサを一
定の電圧まで瞬時に充電する第1の積分コンデ
ンサ充電回路と、前記第1の積分コンデンサを
一定の時定数で追加充電する追加充電回路とを
備えた第1の積分回路8と、 (ホ) 前記第2のパルス信号Vp2が発生した時に
前記第1の積分コンデンサを瞬時に放電させる
リセツト回路9と、 (ヘ) 第2の積分コンデンサ10aと、該第2の積
分コンデンサ10aを一定の時定数で充電する
第2の積分コンデンサ充電回路と、コレクタエ
ミツタ間回路が前記第2の積分コンデンサに対
して並列に接続されて前記第2のパルス信号に
より導通する第2の積分コンデンサ放電用トラ
ンジスタスイツチとを備えて、最小進角位置の
直後の位置から次の最小進角位置までの間該第
2の積分コンデンサを一定の時定数で充電し該
最小進角位置で該第2の積分コンデンサを瞬時
に放電させる積分動作を行う第2の積分回路1
0と、 (ト) 第3の積分コンデンサ11aと、該第3の積
分コンデンサを一定の時定数で充電する第3の
積分コンデンサ充電回路と、前記第1のパルス
信号Vp1の立上りまたは前記点火動作許容区
間検出信号Vqの立上りを微分する微分回路1
1gと、コレクタエミツタ間回路が第3の積分
コンデンサに対して並列に接続されて前記微分
回路の出力によりトリガされて一定時間導通す
る第3の積分コンデンサ放電用トランジスタス
イツチとを備えて、最大進角位置より所定の角
度遅れた位置(この位置は機関の回転数の上昇
にともなつて遅れる)から次の最大進角位置ま
での間該第3の積分コンデンサを一定の時定数
で充電し該最大進角位置で該第3の積分コンデ
ンサを瞬時に放電させる積分動作を行う第3の
積分回路11と、 (チ) 出力端子が前記1次電流制御用スイツチの制
御信号入力端子に結合され前記第2の積分コン
デンサ10aの両端に得られる第2の積分電圧
Vc2と前記第3の積分コンデンサ11aの両
端に得られる第3の積分電圧Vc3とを入力と
して前記第2の積分電圧が前記第3の積分電圧
以下になつている時に前記1次電流制御用スイ
ツチの導通を阻止し前記第2の積分電圧が前記
第3の積分電圧を超えている間前記1次電流制
御用スイツチの導通を許容する第1の比較回路
12と、 (リ) 出力端子が前記1次電流制御用スイツチの制
御信号入力端子に結合され前記第1の積分コン
デンサ8dの両端に得られる第1の積分電圧
Vc1と前記第2の積分コンデンサ10aの両
端に得られる第2の積分電圧Vc2とを入力と
して前記第1の比較回路が前記1次電流制御用
スイツチの導通を許容し且つ前記第1の積分電
圧が前記第2の積分電圧以下になつている間前
記1次電流制御用スイツチを導通させ前記第1
の積分電圧が前記第2の積分電圧を超えた時に
前記1次電流制御用スイツチを遮断させる第2
の比較回路13とを具備している。
また本願第2の発明は、上記第3の積分回路1
1の第3の積分コンデンサ11aが点火動作許容
区間検出信号発生回路の信号蓄積用コンデンサの
両端の電圧Vqにより充電される点で上記第1の
発明と相違する。この第2の発明においては、第
3の積分回路が、各最大進角位置から所定の角度
遅れた位置から最小進角位置まで第3の積分コン
デンサ11aを一定の時定数で充電し、最小進角
位置から次の最大進角位置まで該第3の積分コン
デンサの端子電圧を保持して該最大進角位置で第
3の積分コンデンサを瞬時に放電させる積分動作
を行なう。
1の第3の積分コンデンサ11aが点火動作許容
区間検出信号発生回路の信号蓄積用コンデンサの
両端の電圧Vqにより充電される点で上記第1の
発明と相違する。この第2の発明においては、第
3の積分回路が、各最大進角位置から所定の角度
遅れた位置から最小進角位置まで第3の積分コン
デンサ11aを一定の時定数で充電し、最小進角
位置から次の最大進角位置まで該第3の積分コン
デンサの端子電圧を保持して該最大進角位置で第
3の積分コンデンサを瞬時に放電させる積分動作
を行なう。
本発明において先に提案した点火装置(特願昭
59−201451号)と相違するのは、第1のパルス信
号Vp1の立上がりまたは点火動作許容区間検出
信号の立上がりを微分する微分回路11gを設け
て、該微分回路の出力で第3の積分コンデンサ放
電用スイツチをトリガするようにした点である。
59−201451号)と相違するのは、第1のパルス信
号Vp1の立上がりまたは点火動作許容区間検出
信号の立上がりを微分する微分回路11gを設け
て、該微分回路の出力で第3の積分コンデンサ放
電用スイツチをトリガするようにした点である。
[発明の作用]
上記の構成において、第1の積分電圧が第2の
積分電圧を超えた時に点火動作が行なわれる点は
従来のこの種の点火装置と同様である。第1の積
分電圧が第2の積分電圧を超える位置は機関の回
転数の上昇と共に進んでいくため、機関の点火時
期はその回転数の上昇にともなつて進んでいく。
積分電圧を超えた時に点火動作が行なわれる点は
従来のこの種の点火装置と同様である。第1の積
分電圧が第2の積分電圧を超える位置は機関の回
転数の上昇と共に進んでいくため、機関の点火時
期はその回転数の上昇にともなつて進んでいく。
本発明においては、各最小進角位置の直後の位
置から次の最小進角位置まで一定の勾配で上昇す
る第2の積分電圧と、各最大進角位置より所定の
角度遅れた位置から最小進角位置または次の最大
進角位置まで一定の勾配で上昇する第3の積分電
圧とを比較して、第2の積分電圧が第3の積分電
圧以上になつた時に1次電流制御用スイツチの導
通を開始させる。このように、第3の積分電圧と
第2の積分電圧とを比較して第2の積分電圧が第
3の積分電圧を超えた時に1次電流制御用スイツ
チの導通を開始させるようにすると、機関の低速
時に1次電流制御用スイツチが導通する期間が必
要以上に長くなつて損失が増大したり、スイツチ
素子の温度上昇が甚だしくなつたりするのを防ぐ
ことができる。
置から次の最小進角位置まで一定の勾配で上昇す
る第2の積分電圧と、各最大進角位置より所定の
角度遅れた位置から最小進角位置または次の最大
進角位置まで一定の勾配で上昇する第3の積分電
圧とを比較して、第2の積分電圧が第3の積分電
圧以上になつた時に1次電流制御用スイツチの導
通を開始させる。このように、第3の積分電圧と
第2の積分電圧とを比較して第2の積分電圧が第
3の積分電圧を超えた時に1次電流制御用スイツ
チの導通を開始させるようにすると、機関の低速
時に1次電流制御用スイツチが導通する期間が必
要以上に長くなつて損失が増大したり、スイツチ
素子の温度上昇が甚だしくなつたりするのを防ぐ
ことができる。
また微分回路の出力パルスの時間幅は一定であ
るため、第3の積分コンデンサの充電開始位置
(角度)は機関の回転数の上昇にともなつて遅れ
ていく。従つて機関の回転数の上昇にともなつて
第3の積分コンデンサの充電時間が短くなるた
め、第3の積分電圧の大きさは機関の回転数の上
昇に伴つて小さくなつていく。そのため第2の積
分電圧が第3の積分電圧を超える位置は機関の回
転数の上昇に伴つて進んでいき、機関の回転数の
上昇に伴つて1次電流制御用スイツチの導通開始
位置が進んでいく(1次電流の通電角が長くなつ
ていく)。従つて機関の高速回転時に電流の遮断
値が低くなるのを防ぐことができ、高速時の点火
性能が低化するのを防ぐことができる。
るため、第3の積分コンデンサの充電開始位置
(角度)は機関の回転数の上昇にともなつて遅れ
ていく。従つて機関の回転数の上昇にともなつて
第3の積分コンデンサの充電時間が短くなるた
め、第3の積分電圧の大きさは機関の回転数の上
昇に伴つて小さくなつていく。そのため第2の積
分電圧が第3の積分電圧を超える位置は機関の回
転数の上昇に伴つて進んでいき、機関の回転数の
上昇に伴つて1次電流制御用スイツチの導通開始
位置が進んでいく(1次電流の通電角が長くなつ
ていく)。従つて機関の高速回転時に電流の遮断
値が低くなるのを防ぐことができ、高速時の点火
性能が低化するのを防ぐことができる。
[実施例]
以下添附図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
する。
(a) 第1の発明の実施例の構成
第1図は本発明の一実施例を示したもので、同
図において、1は一端が共通接続された1次コイ
ル1a及び2次コイル1bを有する点火コイル、
2は図示しない機関の気筒に取付けられて点火コ
イルの2次コイルの非接地側の端子に高圧コード
を介して接続された点火プラグである。点火コイ
ル1の1次コイル及び2次コイルの一端はエミツ
タを接地したトランジスタ3のコレクタに接続さ
れ、1次コイルの他端1a1は負極端子が接地さ
れた図示しないバツテリの正極端子に接続されて
いる。なおこの例のトランジスタ3としてはダー
リントン接続された複合トランジスタが用いられ
ている。
図において、1は一端が共通接続された1次コイ
ル1a及び2次コイル1bを有する点火コイル、
2は図示しない機関の気筒に取付けられて点火コ
イルの2次コイルの非接地側の端子に高圧コード
を介して接続された点火プラグである。点火コイ
ル1の1次コイル及び2次コイルの一端はエミツ
タを接地したトランジスタ3のコレクタに接続さ
れ、1次コイルの他端1a1は負極端子が接地さ
れた図示しないバツテリの正極端子に接続されて
いる。なおこの例のトランジスタ3としてはダー
リントン接続された複合トランジスタが用いられ
ている。
トランジスタ3は1次電流制御用スイツチを構
成するもので、後述する制御回路により機関の点
火時期より位相が進んだ時期に導通状態にされ、
点火時期に遮断状態にされるように制御される。
トランジスタ3が遮断状態にされると、それまで
点火コイルの1次コイル1aとトランジスタ3の
コレクタエミツタ間とを通して流れていた1次電
流が遮断されるため、該1次コイルに1次電流を
流し続けようとする向きの高い電圧が誘起する。
この時点火コイルの鉄心中に大きな磁束変化が生
じ、この磁束変化により2次コイルに高電圧が誘
起する。この高電圧は点火プラグ2に印加される
ため、該点火プラグに火花放電が生じ、機関が点
火される。
成するもので、後述する制御回路により機関の点
火時期より位相が進んだ時期に導通状態にされ、
点火時期に遮断状態にされるように制御される。
トランジスタ3が遮断状態にされると、それまで
点火コイルの1次コイル1aとトランジスタ3の
コレクタエミツタ間とを通して流れていた1次電
流が遮断されるため、該1次コイルに1次電流を
流し続けようとする向きの高い電圧が誘起する。
この時点火コイルの鉄心中に大きな磁束変化が生
じ、この磁束変化により2次コイルに高電圧が誘
起する。この高電圧は点火プラグ2に印加される
ため、該点火プラグに火花放電が生じ、機関が点
火される。
上記トランジスタ(1次電流制御用スイツチ)
3を制御する制御回路、信号コイル4と、第1及
び第2のパルス整形回路5及び6からなる波形整
形回路と、点火動作許容区間検出信号発生回路7
と、第1の積分回路8と、リセツト回路9と、第
2の積分回路10と、第3の積分回路11と、第
1及び第2の比較回路12及び13とからなつて
いる。
3を制御する制御回路、信号コイル4と、第1及
び第2のパルス整形回路5及び6からなる波形整
形回路と、点火動作許容区間検出信号発生回路7
と、第1の積分回路8と、リセツト回路9と、第
2の積分回路10と、第3の積分回路11と、第
1及び第2の比較回路12及び13とからなつて
いる。
信号コイル4は機関の回転に同期して回転する
信号発電機内に配置され、第2図Aに示すように
機関の最大進角位置θ1及びθ2でそれぞれスレ
シヨールドレベルVtを超える第1の信号Vs1及
び第2の信号Vs2を発生する。この信号コイル
4の一端は接地されている。
信号発電機内に配置され、第2図Aに示すように
機関の最大進角位置θ1及びθ2でそれぞれスレ
シヨールドレベルVtを超える第1の信号Vs1及
び第2の信号Vs2を発生する。この信号コイル
4の一端は接地されている。
第1のパルス整形回路5は、アノードが信号コ
イル4の非接地側端子に接続されたダイオード5
aと、該ダイオード5aのカソードに一端が接続
され他端が共通接続されたコンデンサ5b及び抵
抗5cと、コンデンサ5b及び抵抗5cの他端の
共通接続点と接地間に接続された抵抗5dとによ
り構成された微分回路からなつている。
イル4の非接地側端子に接続されたダイオード5
aと、該ダイオード5aのカソードに一端が接続
され他端が共通接続されたコンデンサ5b及び抵
抗5cと、コンデンサ5b及び抵抗5cの他端の
共通接続点と接地間に接続された抵抗5dとによ
り構成された微分回路からなつている。
第2のパルス整形回路6は、カソードが信号コ
イル4の非接地側端子に接続されたダイオード6
aと、該ダイオード6aのアノードに一端が接続
され他端が共通接続されたコンデンサ6b及び抵
抗6cと、コンデンサ6b及び抵抗6cの他端の
共通接続点にベースが接続されエミツタが接地さ
れた波形整形用トランジスタ(NPNトランジス
タ)6dと、トランジスタ6dのベースと接地間
にアノードを接地側に向けて接続されたダイオー
ド6eと、トランジスタ6dのベース及びコレク
タにそれぞれ一端が接続された抵抗6f及び6g
とからなつている。
イル4の非接地側端子に接続されたダイオード6
aと、該ダイオード6aのアノードに一端が接続
され他端が共通接続されたコンデンサ6b及び抵
抗6cと、コンデンサ6b及び抵抗6cの他端の
共通接続点にベースが接続されエミツタが接地さ
れた波形整形用トランジスタ(NPNトランジス
タ)6dと、トランジスタ6dのベースと接地間
にアノードを接地側に向けて接続されたダイオー
ド6eと、トランジスタ6dのベース及びコレク
タにそれぞれ一端が接続された抵抗6f及び6g
とからなつている。
点火動作許容区間検出信号発生回路7は、ベー
スが第1のパルス整形回路5の抵抗5dの非接地
側端子に接続されエミツタが接地されれたNPN
トランジスタ7aと、トランジスタ7aとコレク
タに抵抗7bを介してベースが接続されたPNP
トランジスタ7cと、トランジスタ7cのエミツ
タとベース間に接続された抵抗7dと、トランジ
スタ7cのコレクタと接地間に接続された信号蓄
積用コンデンサ7eと、コンデンサ7eの非接地
側端子にコレクタが接続され、エミツタが接地さ
れたNPNトランジスタ7fと、トランジスタ7
fのベースに一端が接続された抵抗7gとからな
つており、トランジスタ7cとエミツタにつなが
る端子7c1はバツテリを電源とする図示しない
定電圧回路の出力端子に接続されている。この実
施例では、トランジスタ7a,7cと抵抗7b,
7dとにより充電制御用トランジスタスイツチが
構成され、トランジスタ7fと抵抗7gとにより
放電制御用トランジスタスイツチが構成されてい
る。
スが第1のパルス整形回路5の抵抗5dの非接地
側端子に接続されエミツタが接地されれたNPN
トランジスタ7aと、トランジスタ7aとコレク
タに抵抗7bを介してベースが接続されたPNP
トランジスタ7cと、トランジスタ7cのエミツ
タとベース間に接続された抵抗7dと、トランジ
スタ7cのコレクタと接地間に接続された信号蓄
積用コンデンサ7eと、コンデンサ7eの非接地
側端子にコレクタが接続され、エミツタが接地さ
れたNPNトランジスタ7fと、トランジスタ7
fのベースに一端が接続された抵抗7gとからな
つており、トランジスタ7cとエミツタにつなが
る端子7c1はバツテリを電源とする図示しない
定電圧回路の出力端子に接続されている。この実
施例では、トランジスタ7a,7cと抵抗7b,
7dとにより充電制御用トランジスタスイツチが
構成され、トランジスタ7fと抵抗7gとにより
放電制御用トランジスタスイツチが構成されてい
る。
このように、本発明においては、信号蓄積用コ
ンデンサと該コンデンサの充放電を制御するトラ
ンジスタスイツチとにより点火動作許容区間検出
信号発生回路7を構成するので、多くの論理素子
を用いたフリツプフロツプ回路を用いる場合に比
べて構成を簡単にすることができ、またコンデン
サ7eの充放電を制御するトランジスタスイツチ
のトリガレベルを適当に設定しておくことにより
ノイズにより誤動作を防ぐことができる。
ンデンサと該コンデンサの充放電を制御するトラ
ンジスタスイツチとにより点火動作許容区間検出
信号発生回路7を構成するので、多くの論理素子
を用いたフリツプフロツプ回路を用いる場合に比
べて構成を簡単にすることができ、またコンデン
サ7eの充放電を制御するトランジスタスイツチ
のトリガレベルを適当に設定しておくことにより
ノイズにより誤動作を防ぐことができる。
次に第1の積分回路8は、信号蓄積用コンデン
サ7eの両端に並列接続された抵抗8a,8bの
直列回路からなる抵抗分圧回路と、該抵抗分圧回
路の分圧点にベースが接続されコレクタが信号蓄
積用コンデンサ7eの非接地側端子に接続された
第1の積分回路用トランジスタ(NPNトランジ
スタ)8cと、トランジスタ8cのエミツタと接
地間に接続された第1の積分コンデンサ8dとト
ランジスタ8cのベースエミツタ間に接続された
スピードアツプコンデンサ8eと、トランジスタ
8cのコレクタエミツタ間に接続された抵抗8f
とからなつている。
サ7eの両端に並列接続された抵抗8a,8bの
直列回路からなる抵抗分圧回路と、該抵抗分圧回
路の分圧点にベースが接続されコレクタが信号蓄
積用コンデンサ7eの非接地側端子に接続された
第1の積分回路用トランジスタ(NPNトランジ
スタ)8cと、トランジスタ8cのエミツタと接
地間に接続された第1の積分コンデンサ8dとト
ランジスタ8cのベースエミツタ間に接続された
スピードアツプコンデンサ8eと、トランジスタ
8cのコレクタエミツタ間に接続された抵抗8f
とからなつている。
リセツト回路9は、エミツタが接地されコレク
タが前記第1の積分コンデンサ8dの非接地側端
子に接続されたリセツト用トランジスタ(NPN
トランジスタ)9aと、トランジスタ9aのベー
スに一端が接続され、他端が波形整形用トランジ
スタ6dのコレクタに接続された抵抗9bと、一
端が第1の積分コンデンサ8dの非接地側端子に
接続され他端がトランジスタ6dのコレクタに接
続された誤動作防止用コンデンサ9cとからなつ
ている。
タが前記第1の積分コンデンサ8dの非接地側端
子に接続されたリセツト用トランジスタ(NPN
トランジスタ)9aと、トランジスタ9aのベー
スに一端が接続され、他端が波形整形用トランジ
スタ6dのコレクタに接続された抵抗9bと、一
端が第1の積分コンデンサ8dの非接地側端子に
接続され他端がトランジスタ6dのコレクタに接
続された誤動作防止用コンデンサ9cとからなつ
ている。
第2の積分回路10は、一端が接地された第2
の積分コンデンサ10aと、コレクタがコンデン
サ10aの非接地側端子に接続されエミツタが接
地された放電用トランジスタ(NPNトランジス
タ)10bと、トランジスタ10bのベースと波
形整形用トランジスタ6dのコレクタとの間に接
続された抵抗10cと、トランジスタ10bのコ
レクタに一端が接続された抵抗10dとからな
り、抵抗10dの他端10d1は図示しない定電
圧回路の出力端子に接続されている。
の積分コンデンサ10aと、コレクタがコンデン
サ10aの非接地側端子に接続されエミツタが接
地された放電用トランジスタ(NPNトランジス
タ)10bと、トランジスタ10bのベースと波
形整形用トランジスタ6dのコレクタとの間に接
続された抵抗10cと、トランジスタ10bのコ
レクタに一端が接続された抵抗10dとからな
り、抵抗10dの他端10d1は図示しない定電
圧回路の出力端子に接続されている。
第3の積分回路11は、一端が接地された第3
の積分コンデンサ11aと、コレクタがコンデン
サ11aの非接地側端子に接続されエミツタが接
地された放電用トランジスタ(NPNトランジス
タ)11bと、トランジスタ11bのベースに一
端が接続された抵抗11cと、トランジスタ11
bのベースエミツタ間に接続された抵抗11d
と、抵抗11cの他端と点火動作許容区間検出信
号発生回路7の信号蓄積用コンデンサ7eの非接
地側端子との間に接続されたコンデンサ11e
と、トランジスタ11bのコレクタに一端が接続
された抵抗11fとからなり、抵抗11fの他端
11f1は図示しない定電圧回路の出力端子に接
続されている。この実施例では、抵抗11c,1
1dとコンデンサ11eとにより微分回路11g
が構成されている。この微分回路11gは信号蓄
積用コンデンサ7eの両端に得られる点火動作許
容区間検出信号Vqの立上がりを微分してパルス
を発生し、該パルスが発生している間トランジス
タ11bを導通させてコンデンサ11aを放電さ
せる。
の積分コンデンサ11aと、コレクタがコンデン
サ11aの非接地側端子に接続されエミツタが接
地された放電用トランジスタ(NPNトランジス
タ)11bと、トランジスタ11bのベースに一
端が接続された抵抗11cと、トランジスタ11
bのベースエミツタ間に接続された抵抗11d
と、抵抗11cの他端と点火動作許容区間検出信
号発生回路7の信号蓄積用コンデンサ7eの非接
地側端子との間に接続されたコンデンサ11e
と、トランジスタ11bのコレクタに一端が接続
された抵抗11fとからなり、抵抗11fの他端
11f1は図示しない定電圧回路の出力端子に接
続されている。この実施例では、抵抗11c,1
1dとコンデンサ11eとにより微分回路11g
が構成されている。この微分回路11gは信号蓄
積用コンデンサ7eの両端に得られる点火動作許
容区間検出信号Vqの立上がりを微分してパルス
を発生し、該パルスが発生している間トランジス
タ11bを導通させてコンデンサ11aを放電さ
せる。
第1の比較回路12は、ICからなる電圧比較
器12aと、比較器12aの出力端子と電源端子
との間に接続された外付抵抗12bとからなり、
比較器12aの出力端子はトランジスタ3のベー
ス(制御信号入力端子)に接続されている。比較
器12aの逆相入力端子には第3の積分コンデン
サ11aの両端に得られる第3の積分電圧Vc3
が入力され、比較器12aの正相入力端子には第
2の積分コンデンサ10aの両端に得られる第2
の積分電圧Vc2が入力されている。
器12aと、比較器12aの出力端子と電源端子
との間に接続された外付抵抗12bとからなり、
比較器12aの出力端子はトランジスタ3のベー
ス(制御信号入力端子)に接続されている。比較
器12aの逆相入力端子には第3の積分コンデン
サ11aの両端に得られる第3の積分電圧Vc3
が入力され、比較器12aの正相入力端子には第
2の積分コンデンサ10aの両端に得られる第2
の積分電圧Vc2が入力されている。
第2の比較回路13は、ICからなる電圧比較
器13aと、比較器13aの出力端子と電源端子
との間に接続された外付抵抗13bとからなり、
比較器13aの出力端子はトランジスタ3のベー
スに接続されている。比較器13aの逆相入力端
子には第1の積分コンデンサ8dの両端に得られ
る第1の積分電圧Vc1が入力され、比較器13
aの正相入力端子には第2の積分コンデンサ10
aの両端に得られる第2の積分電圧Vc2が入力
されている。
器13aと、比較器13aの出力端子と電源端子
との間に接続された外付抵抗13bとからなり、
比較器13aの出力端子はトランジスタ3のベー
スに接続されている。比較器13aの逆相入力端
子には第1の積分コンデンサ8dの両端に得られ
る第1の積分電圧Vc1が入力され、比較器13
aの正相入力端子には第2の積分コンデンサ10
aの両端に得られる第2の積分電圧Vc2が入力
されている。
(b) 第1の発明の実施例の動作
次に第2図を参照して上記実施例の動作を説明
する。第2図Aは信号コイル4に得られる第1及
び第2の信号Vs1及びVs2の波形を示し、第2
図Bは第1及び第2のパルス信号Vp1及びVp2
の波形を示している。また第2図C乃至Kはそれ
ぞれ、誤動作防止用コンデンサ9cが無かつたと
した場合の積分電圧Vc1,Vc2、第1及び第2
の比較回路の出力端子が共通に接続されていなか
つたとした場合の第2の比較回路13の出力端子
の電圧Vb、微分回路11gの出力電圧Vf、積分
電圧Vc2,Vc3、第1及び第2の比較回路の出
力端子が共通に接続されていなかつたとした場合
の第1の比較回路12の出力端子の電圧Vd、ト
ランジスタ3のベースエミツタ間電圧Vbe、点火
コイルの1次電流I1、及び点火コイルの2次電
流I2の波形を示し、第2図L乃至Pはそれぞれ
誤動作防止用コンデンサ9cがある場合の積分電
圧Vc1,Vc2、第2の比較回路13の出力端子
の電圧Vb、トランジスタ3のベースエミツタ間
電圧Vbe、点火コイルの1次電流I1、及び点火
コイルの2次電流I2の波形を示している。尚第
2図の横軸には全て機関の回転角度θをとつてあ
り、各角度は機関の上死点TDCから測つている。
する。第2図Aは信号コイル4に得られる第1及
び第2の信号Vs1及びVs2の波形を示し、第2
図Bは第1及び第2のパルス信号Vp1及びVp2
の波形を示している。また第2図C乃至Kはそれ
ぞれ、誤動作防止用コンデンサ9cが無かつたと
した場合の積分電圧Vc1,Vc2、第1及び第2
の比較回路の出力端子が共通に接続されていなか
つたとした場合の第2の比較回路13の出力端子
の電圧Vb、微分回路11gの出力電圧Vf、積分
電圧Vc2,Vc3、第1及び第2の比較回路の出
力端子が共通に接続されていなかつたとした場合
の第1の比較回路12の出力端子の電圧Vd、ト
ランジスタ3のベースエミツタ間電圧Vbe、点火
コイルの1次電流I1、及び点火コイルの2次電
流I2の波形を示し、第2図L乃至Pはそれぞれ
誤動作防止用コンデンサ9cがある場合の積分電
圧Vc1,Vc2、第2の比較回路13の出力端子
の電圧Vb、トランジスタ3のベースエミツタ間
電圧Vbe、点火コイルの1次電流I1、及び点火
コイルの2次電流I2の波形を示している。尚第
2図の横軸には全て機関の回転角度θをとつてあ
り、各角度は機関の上死点TDCから測つている。
信号コイル4は第2図Aに示したように、最大
進角位置θ1でスレシヨールドレベルVt以上に
なる第1の信号Vs1を発生し、最小進角位置θ
2でスレシヨールドレベルVt以上になる第2の
信号Vs2を発生する。第1のパルス整形回路5
は第1の信号Vs1を微分して第2図Bに示すよ
うに最大進角位置θ1で第1のパルス信号Vp1
を発生する。
進角位置θ1でスレシヨールドレベルVt以上に
なる第1の信号Vs1を発生し、最小進角位置θ
2でスレシヨールドレベルVt以上になる第2の
信号Vs2を発生する。第1のパルス整形回路5
は第1の信号Vs1を微分して第2図Bに示すよ
うに最大進角位置θ1で第1のパルス信号Vp1
を発生する。
第2の波形整形回路6においては、図示しない
電源から抵抗6fを通してトランジスタ6dにベ
ベース電流が流れて該トランジスタ6dが導通す
る。第2の信号Vs2が発生すると、第2のパル
ス整形回路6のダイオード6e、抵抗6c及びコ
ンデンサ6b、ダイオード6aを通して電流が流
れ、最小進角位置θ2でダイオード6eの両端の
電圧が所定値に達すると(第2の信号Vs2がス
レシヨールドレベルVt以上になると)トランジ
スタ6dのベースエミツタ間が逆バイアスされ、
該トランジスタ6dが遮断状態になる。第2の信
号Vs2がスレシヨールドレベル以下に立ち上が
るとトランジスタ6dが再び導通する。従つてト
ランジス6dのコレクタエミツタ間には第2の信
号Vs2がスレシヨールドレベル以上になつてい
る期間に相当するパルス幅の第2のパルス信号
Vp2が得られる。
電源から抵抗6fを通してトランジスタ6dにベ
ベース電流が流れて該トランジスタ6dが導通す
る。第2の信号Vs2が発生すると、第2のパル
ス整形回路6のダイオード6e、抵抗6c及びコ
ンデンサ6b、ダイオード6aを通して電流が流
れ、最小進角位置θ2でダイオード6eの両端の
電圧が所定値に達すると(第2の信号Vs2がス
レシヨールドレベルVt以上になると)トランジ
スタ6dのベースエミツタ間が逆バイアスされ、
該トランジスタ6dが遮断状態になる。第2の信
号Vs2がスレシヨールドレベル以下に立ち上が
るとトランジスタ6dが再び導通する。従つてト
ランジス6dのコレクタエミツタ間には第2の信
号Vs2がスレシヨールドレベル以上になつてい
る期間に相当するパルス幅の第2のパルス信号
Vp2が得られる。
最大進角位置θ1で第1のパルス信号Vp1が
発生すると、トランジスタ7aが導通し、トラン
ジスタ7cが導通する。これにより第2図Cに示
したように信号蓄積用コンデンサ7eが瞬時に一
定の電圧Vqmまで充電される。次いで最小進角
位置θ2で第2のパルス信号Vp2が発生する
(トランジスタ6dが遮断状態になる)と抵抗6
gを通してトランジスタ7fにベース電流が流れ
て該トランジスタ7fが導通し、信号蓄積用コン
デンサ7eを瞬時に放電させる。従つて信号蓄積
用コンデンサ7eの両端には最大進角位置θ1か
ら最小進角位置θ2まで持続する点火動作許容区
間検出信号Vq(第2図C)が得られる。
発生すると、トランジスタ7aが導通し、トラン
ジスタ7cが導通する。これにより第2図Cに示
したように信号蓄積用コンデンサ7eが瞬時に一
定の電圧Vqmまで充電される。次いで最小進角
位置θ2で第2のパルス信号Vp2が発生する
(トランジスタ6dが遮断状態になる)と抵抗6
gを通してトランジスタ7fにベース電流が流れ
て該トランジスタ7fが導通し、信号蓄積用コン
デンサ7eを瞬時に放電させる。従つて信号蓄積
用コンデンサ7eの両端には最大進角位置θ1か
ら最小進角位置θ2まで持続する点火動作許容区
間検出信号Vq(第2図C)が得られる。
上記点火動作許容区間検出信号Vqが発生する
と、第1の積分回路用トランジスタ8cが導通し
て第1の積分回路8の第1の積分コンデンサ8d
が抵抗分圧回路の出力電圧からトランジスタ8c
のベースエミツタ間電圧を差引いた大きさの初期
電圧Voまで瞬時に充電される。信号蓄積用コン
デンサ8dが初期電圧Voまで充電されると、第
1の積分回路用トランジスタ8cが遮断状態にな
る(トランジスタ8cにベース電流が流れなくな
る)ため、信号蓄積用コンデンサ8dは第1の積
分回路用トランジスタ8cのコレクタエミツタ間
に接続された充電用抵抗8fを通して一定の時定
数で追加充電される。従つて第1の積分コンデン
サ8dの両端に得られる第1の積分電圧Vc1の
波形は第2図D及びLに示したように最大進角位
置θ1で初期電圧Voまで瞬時に立上がつた後更
に上昇する波形になる。
と、第1の積分回路用トランジスタ8cが導通し
て第1の積分回路8の第1の積分コンデンサ8d
が抵抗分圧回路の出力電圧からトランジスタ8c
のベースエミツタ間電圧を差引いた大きさの初期
電圧Voまで瞬時に充電される。信号蓄積用コン
デンサ8dが初期電圧Voまで充電されると、第
1の積分回路用トランジスタ8cが遮断状態にな
る(トランジスタ8cにベース電流が流れなくな
る)ため、信号蓄積用コンデンサ8dは第1の積
分回路用トランジスタ8cのコレクタエミツタ間
に接続された充電用抵抗8fを通して一定の時定
数で追加充電される。従つて第1の積分コンデン
サ8dの両端に得られる第1の積分電圧Vc1の
波形は第2図D及びLに示したように最大進角位
置θ1で初期電圧Voまで瞬時に立上がつた後更
に上昇する波形になる。
第2の積分回路10では、第2の積分コンデン
サ10aが最小進角位置θ2の直後から次の最小
進角位置θ2まで一定の時定数で充電され、最小
進角位置で第2のパルス信号が発生するとトラン
ジスタ10bが導通してコンデンサ10aが放電
する。従つて第2の積分コンデンサ10aの両端
に第2図D,F及びKに示したような第2の積分
電圧Vc2が得られる。
サ10aが最小進角位置θ2の直後から次の最小
進角位置θ2まで一定の時定数で充電され、最小
進角位置で第2のパルス信号が発生するとトラン
ジスタ10bが導通してコンデンサ10aが放電
する。従つて第2の積分コンデンサ10aの両端
に第2図D,F及びKに示したような第2の積分
電圧Vc2が得られる。
第3の積分回路11では、点火動作許容区間検
出信号Vqの立上りを微分する微分回路11gの
出力電圧Vfが削減してトランジスタ11bが遮
断した位置から次の最大進角位置θ1まで一定の
時定数で充電され、最大進角位置で点火動作許容
区間検出信号Vqが立上つて微分回路11gがパ
ルスVfを出力するトランジスタ11bが導通し
てコンデンサ11aを放電させる。従つて第3の
積分コンデンサ11aの両端には第2図Fに示し
たように各最大進角位置θ1により角度αだけ遅
れた位置θ3から最小進角位置θ1まで一定の勾
配で上昇して次の最大進角位置θ1までその電圧
を維持する第3の積分電圧Vc3が得られる。
出信号Vqの立上りを微分する微分回路11gの
出力電圧Vfが削減してトランジスタ11bが遮
断した位置から次の最大進角位置θ1まで一定の
時定数で充電され、最大進角位置で点火動作許容
区間検出信号Vqが立上つて微分回路11gがパ
ルスVfを出力するトランジスタ11bが導通し
てコンデンサ11aを放電させる。従つて第3の
積分コンデンサ11aの両端には第2図Fに示し
たように各最大進角位置θ1により角度αだけ遅
れた位置θ3から最小進角位置θ1まで一定の勾
配で上昇して次の最大進角位置θ1までその電圧
を維持する第3の積分電圧Vc3が得られる。
上記第2の積分電圧Vc2と第3の積分電圧Vc
3とは第1の比較回路12に入力される。第1の
比較回路12では、第2の積分電圧Vc2が第3
の積分電圧Vc3以下の時に比較器12aの出力
段が遮断状態になつてその出力端子の対地電圧
Vdが高レベルになる。また第2の積分電圧Vc2
が第3の積分電圧Vc3以下の場合には、比較器
13aの出力段が導通状態になつており、比較回
路13の出力端子の電位は略接地レベル(零)に
なつている。従つて第1の比較回路12の出力端
子の電圧Vdの波形は第2図Hのようになり、該
第1の比較回路12は、電圧Vdが零の期間トラ
ンジスタ3のベースの電位を接地レベルに保つて
該トランジスタ3の導通を禁止し、電圧Vdが高
レベルになつている期間のみトランジスタ3の導
通を許容する。
3とは第1の比較回路12に入力される。第1の
比較回路12では、第2の積分電圧Vc2が第3
の積分電圧Vc3以下の時に比較器12aの出力
段が遮断状態になつてその出力端子の対地電圧
Vdが高レベルになる。また第2の積分電圧Vc2
が第3の積分電圧Vc3以下の場合には、比較器
13aの出力段が導通状態になつており、比較回
路13の出力端子の電位は略接地レベル(零)に
なつている。従つて第1の比較回路12の出力端
子の電圧Vdの波形は第2図Hのようになり、該
第1の比較回路12は、電圧Vdが零の期間トラ
ンジスタ3のベースの電位を接地レベルに保つて
該トランジスタ3の導通を禁止し、電圧Vdが高
レベルになつている期間のみトランジスタ3の導
通を許容する。
上記第1の積分電圧Vc1及び第2の積分電圧
Vc2は第2の比較回路13に入力される。第2
の比較回路では、第1の積分電圧Vc1が第2の
積分電圧Vc2以下の場合に比較器13aの出力
段が遮断状態になつており、第1の積分電圧Vc
1が第2の積分電圧Vc2を超えると比較器13
aの出力段が遮断状態になる。従つて第2図Eま
たはMに示したように、第1の積分電圧Vc1が
第2の積分電圧Vc2以下の場合には第2の比較
回路13の出力端子の対地電圧Vbが高レベルに
なり、第1の積分電圧Vc1が第2の積分電圧Vc
2を超えている間は第2の比較回路13の出力端
子の対地電圧が零になる。そのため第2の積分電
圧Vc2が第3の積分電圧Vc3を超えていて(ト
ランジスタ3の導通を許容していて)、且つ第1
の積分電圧Vc1が第2の積分電圧Vc2以下の場
合に、第2の比較回路13が1次電流制御用スイ
ツチとしてのトランジスタ3にベース電流が流れ
るのを許容して該トランジスタ3を導通状態に
し、第2図JまたはOに示すように点火コイルに
1次電流I1を流す。第2の比較回路13はま
た、第1の積分電圧Vc1が第2の積分電圧Vc2
を超えた時にトランジスタ3のベース電位を略地
電位としてトランジスタ3を遮断状態にする。ト
ランジスタ3が導通状態から遮断状態になると、
点火コイルの1次電流I1が急激に変化するた
め、該点火コイルの鉄心中で大きな磁束変化が生
じ、該点火コイルの2次コイル1bに高電圧が誘
起する。これにより機関の気筒に取付けられた点
火プラグ2に火花放電が生じ、機関が点火され
る。
Vc2は第2の比較回路13に入力される。第2
の比較回路では、第1の積分電圧Vc1が第2の
積分電圧Vc2以下の場合に比較器13aの出力
段が遮断状態になつており、第1の積分電圧Vc
1が第2の積分電圧Vc2を超えると比較器13
aの出力段が遮断状態になる。従つて第2図Eま
たはMに示したように、第1の積分電圧Vc1が
第2の積分電圧Vc2以下の場合には第2の比較
回路13の出力端子の対地電圧Vbが高レベルに
なり、第1の積分電圧Vc1が第2の積分電圧Vc
2を超えている間は第2の比較回路13の出力端
子の対地電圧が零になる。そのため第2の積分電
圧Vc2が第3の積分電圧Vc3を超えていて(ト
ランジスタ3の導通を許容していて)、且つ第1
の積分電圧Vc1が第2の積分電圧Vc2以下の場
合に、第2の比較回路13が1次電流制御用スイ
ツチとしてのトランジスタ3にベース電流が流れ
るのを許容して該トランジスタ3を導通状態に
し、第2図JまたはOに示すように点火コイルに
1次電流I1を流す。第2の比較回路13はま
た、第1の積分電圧Vc1が第2の積分電圧Vc2
を超えた時にトランジスタ3のベース電位を略地
電位としてトランジスタ3を遮断状態にする。ト
ランジスタ3が導通状態から遮断状態になると、
点火コイルの1次電流I1が急激に変化するた
め、該点火コイルの鉄心中で大きな磁束変化が生
じ、該点火コイルの2次コイル1bに高電圧が誘
起する。これにより機関の気筒に取付けられた点
火プラグ2に火花放電が生じ、機関が点火され
る。
第1の積分電圧Vc1が第2の積分電圧Vc2を
超える位相は機関の回転数の上昇に伴つて進んで
いくため、機関の点火時期は回転数の上昇に伴つ
て進角して行く。
超える位相は機関の回転数の上昇に伴つて進んで
いくため、機関の点火時期は回転数の上昇に伴つ
て進角して行く。
上記のように、本発明においては、第2の積分
電圧Vc2が第3の積分電圧Vc3を超えた時点で
トランジスタ3(1次電流制御用スイツチ)が導
通するため、微分回路11gの定数(抵抗11
c,11dとコンデンサ11eにより定まる時定
数)及び第3の積分回路11の積分定数(コンデ
ンサ11aと抵抗11dにより定まる時定数)を
適宜に設定しておくことにより、1次電流制御用
スイツチが導通を開始する時期を任意に設定する
ことができる。従つて機関の低速時に点火コイル
の1次電流の通電期間が必要最小限になるように
第3の積分回路の積分定数を設定しておくことに
より、損失を最小限に抑えることができ、1次電
流制御用スイツチを構成するスイツチ素子の温度
上昇を抑制することができる。また、第3の積分
コンデンサの充電が開始される位置θ3が機関の
回転数の上昇にともなつて遅れていき、第2の積
分電圧が第3の積分電圧を超える位置は、機関の
回転数の上昇に伴つて進んでいくため、機関の回
転数の上昇に伴つて1次電流の通電時間が長くな
つていく。従つて機関の高速時に遮断電流値が低
くなるのを防ぐことができ、高速時の点火性能の
低下を防ぐことができる。
電圧Vc2が第3の積分電圧Vc3を超えた時点で
トランジスタ3(1次電流制御用スイツチ)が導
通するため、微分回路11gの定数(抵抗11
c,11dとコンデンサ11eにより定まる時定
数)及び第3の積分回路11の積分定数(コンデ
ンサ11aと抵抗11dにより定まる時定数)を
適宜に設定しておくことにより、1次電流制御用
スイツチが導通を開始する時期を任意に設定する
ことができる。従つて機関の低速時に点火コイル
の1次電流の通電期間が必要最小限になるように
第3の積分回路の積分定数を設定しておくことに
より、損失を最小限に抑えることができ、1次電
流制御用スイツチを構成するスイツチ素子の温度
上昇を抑制することができる。また、第3の積分
コンデンサの充電が開始される位置θ3が機関の
回転数の上昇にともなつて遅れていき、第2の積
分電圧が第3の積分電圧を超える位置は、機関の
回転数の上昇に伴つて進んでいくため、機関の回
転数の上昇に伴つて1次電流の通電時間が長くな
つていく。従つて機関の高速時に遮断電流値が低
くなるのを防ぐことができ、高速時の点火性能の
低下を防ぐことができる。
上記実施例において、誤動作防止用コンデンサ
9cを設け無い場合でも、点火プラグ2に火花放
電が生じた際に信号コイル4に波形整形用トラン
ジスタを遮断させるようなノイズの誘起が無かつ
たとすると、第2図Dに実線で示したように第1
の積分電圧Vc1は第2の積分電圧Vc2を超えた
後も一定の割合いで上昇を続け、最小進角位置θ
2でリセツト用トランジスタ9aが導通した時に
零に戻る。この場合点火プラグでの火花放電の継
続時間は十分長くなり、所定の点火性能が得られ
る。これに対し、誤動作防止用コンデンサ9cが
無い場合に、点火プラグ2に火花放電が生じた際
に信号コイル4にノイズが誘起し、このノイズに
より波形整形用トランジスタ6dが遮断したとす
ると、トランジスタ9aが導通してコンデンサ8
dを放電させる。従つて第1の積分電圧Vc1は
第2図Dに破線で示したように点火火花が生じる
と殆んど同時に第2の積分電圧Vc2以下になつ
てトランジスタ3が再導通し、点火プラグでの放
電が削滅する。この時点火コイル1の2次電流I
2の波形は第2図のKに破線で示したようにな
り、点火火花の継続時間が著しく短くなる。この
ように、誤動作防止用コンデンサ9cが無いと、
点火火花により生じるノイズによつて波形整形用
トランジスタ6dが導通した場合に点火火花が短
時間で削滅し、点火性能が低下する。
9cを設け無い場合でも、点火プラグ2に火花放
電が生じた際に信号コイル4に波形整形用トラン
ジスタを遮断させるようなノイズの誘起が無かつ
たとすると、第2図Dに実線で示したように第1
の積分電圧Vc1は第2の積分電圧Vc2を超えた
後も一定の割合いで上昇を続け、最小進角位置θ
2でリセツト用トランジスタ9aが導通した時に
零に戻る。この場合点火プラグでの火花放電の継
続時間は十分長くなり、所定の点火性能が得られ
る。これに対し、誤動作防止用コンデンサ9cが
無い場合に、点火プラグ2に火花放電が生じた際
に信号コイル4にノイズが誘起し、このノイズに
より波形整形用トランジスタ6dが遮断したとす
ると、トランジスタ9aが導通してコンデンサ8
dを放電させる。従つて第1の積分電圧Vc1は
第2図Dに破線で示したように点火火花が生じる
と殆んど同時に第2の積分電圧Vc2以下になつ
てトランジスタ3が再導通し、点火プラグでの放
電が削滅する。この時点火コイル1の2次電流I
2の波形は第2図のKに破線で示したようにな
り、点火火花の継続時間が著しく短くなる。この
ように、誤動作防止用コンデンサ9cが無いと、
点火火花により生じるノイズによつて波形整形用
トランジスタ6dが導通した場合に点火火花が短
時間で削滅し、点火性能が低下する。
そこで、誤動作防止用コンデンサ9cを設ける
と、波形整形用トランジスタ6dが導通している
期間(スレシヨールドレベル以上の第2の信号
Vc2が発生していない期間)に点火動作許容区
間検出信号発生回路7の信号蓄積用コンデンサ7
eの電荷により該誤動作防止用コンデンサ9cが
充電される。第1の積分電圧Vc1が第2の積分
電圧Vc2を超えて点火プラグ2に火花放電が生
じ、該火花放電により生じたノイズが信号コイル
4に誘起すると、該ノイズにより波形整形用トラ
ンジスタが遮断する。この波形整形用トランジス
タの遮断と同時に誤動作防止用コンデンサ9cの
電圧が第1の積分コンデンサ8fに加わり、第1
の積分コンデンサの端子電圧が誤動作防止用コン
デンサの端子電圧だけ持上げられる。その為第2
図Lに示したように、点火火花の発生直後に第1
の積分コンデンサの端子電圧Vc1が高くなる。
従つてノイズによるリセツト用トランジスタT6
の短時間の導通で第1の積分コンデンサが第2の
積分コンデンサの端子電圧以下に放電されること
は無くなり、点火火花により生じるノイズにより
第1の積分コンデンサをリセツトするリセツト回
路が誤動作することは無くなる。この時点火コイ
ルの1次電流I1の波形及び2次電流I2の波形
はそれぞれ第2図のO及びPに示すようになり、
火花の継続時間が十分に長くなつて所定の点火性
能が得られる。従つて、本発明の点火装置を実用
化する際には、誤動作防止用コンデンサ9cを設
けるのが好ましい。
と、波形整形用トランジスタ6dが導通している
期間(スレシヨールドレベル以上の第2の信号
Vc2が発生していない期間)に点火動作許容区
間検出信号発生回路7の信号蓄積用コンデンサ7
eの電荷により該誤動作防止用コンデンサ9cが
充電される。第1の積分電圧Vc1が第2の積分
電圧Vc2を超えて点火プラグ2に火花放電が生
じ、該火花放電により生じたノイズが信号コイル
4に誘起すると、該ノイズにより波形整形用トラ
ンジスタが遮断する。この波形整形用トランジス
タの遮断と同時に誤動作防止用コンデンサ9cの
電圧が第1の積分コンデンサ8fに加わり、第1
の積分コンデンサの端子電圧が誤動作防止用コン
デンサの端子電圧だけ持上げられる。その為第2
図Lに示したように、点火火花の発生直後に第1
の積分コンデンサの端子電圧Vc1が高くなる。
従つてノイズによるリセツト用トランジスタT6
の短時間の導通で第1の積分コンデンサが第2の
積分コンデンサの端子電圧以下に放電されること
は無くなり、点火火花により生じるノイズにより
第1の積分コンデンサをリセツトするリセツト回
路が誤動作することは無くなる。この時点火コイ
ルの1次電流I1の波形及び2次電流I2の波形
はそれぞれ第2図のO及びPに示すようになり、
火花の継続時間が十分に長くなつて所定の点火性
能が得られる。従つて、本発明の点火装置を実用
化する際には、誤動作防止用コンデンサ9cを設
けるのが好ましい。
また上記実施例において、第1の積分回路8の
トランジスタ8cのコレクタベース間のスピード
アツプコンデンサ8eが無かつたとすると、トラ
ンジスタ8cのhFEの温度特性により、第1の積
分コンデンサの初期の充電電圧が変動する。すな
わち、周囲温度が低い場合には、トランジスタ8
cのhFEが小さいため、トランジスタ8cのコレ
クタ電流は、抵抗8aの抵抗値で決めるベース電
流IbとhFEとの積Ib×hFEにより定まる小さい値と
なり、第3図Cに破線で示したようにコンデンサ
8dの初期の充電電圧Vo′が低く抑えられる上に
その立上がりが遅くなる。また周囲温度が高い場
合には、hFEが大きくなるため、トランジスタ8
cのコレクタ電流が大きくなり、第3図Cに実線
で示したようにコンデンサ8dの初期の充電電圧
Vo″が高くなる。このように、コンデンサ8eが
無かつたとすると周囲温度によつて第1の積分電
圧Vc1が変動するため、周囲温度によつて機関
の点火時期が変動し、機関の性能に悪影響を及ぼ
す。
トランジスタ8cのコレクタベース間のスピード
アツプコンデンサ8eが無かつたとすると、トラ
ンジスタ8cのhFEの温度特性により、第1の積
分コンデンサの初期の充電電圧が変動する。すな
わち、周囲温度が低い場合には、トランジスタ8
cのhFEが小さいため、トランジスタ8cのコレ
クタ電流は、抵抗8aの抵抗値で決めるベース電
流IbとhFEとの積Ib×hFEにより定まる小さい値と
なり、第3図Cに破線で示したようにコンデンサ
8dの初期の充電電圧Vo′が低く抑えられる上に
その立上がりが遅くなる。また周囲温度が高い場
合には、hFEが大きくなるため、トランジスタ8
cのコレクタ電流が大きくなり、第3図Cに実線
で示したようにコンデンサ8dの初期の充電電圧
Vo″が高くなる。このように、コンデンサ8eが
無かつたとすると周囲温度によつて第1の積分電
圧Vc1が変動するため、周囲温度によつて機関
の点火時期が変動し、機関の性能に悪影響を及ぼ
す。
これに対し、本発明のようにスピードアツプコ
ンデンサ8eを設けておくと、点火動作許容区間
検出信号Vqが立上がると同時にコンデンサ8e
に充電電流が流れてトランジスタ8cに大きなベ
ース電流を供給するため、該コンデンサ8eがト
ランジスタ8cのコレクタ電流の立上がりを速め
るとともに該トランジスタ8cをオーバドライブ
し、コンデンサ8fの充電電圧の初期値を高める
とともにその立上がりを速くする。そのためコン
デンサ8eが設けられている場合には、第1の積
分電圧Vc1がほとんど周囲温度の影響を受けず、
第1の積分電圧Vc1は周囲温度の如何に拘らず
第3図Dに示す波形になる。従つて周囲温度の変
動が大きいことが予想される場合には、コンデン
サ8eを設けておくことが好ましい。
ンデンサ8eを設けておくと、点火動作許容区間
検出信号Vqが立上がると同時にコンデンサ8e
に充電電流が流れてトランジスタ8cに大きなベ
ース電流を供給するため、該コンデンサ8eがト
ランジスタ8cのコレクタ電流の立上がりを速め
るとともに該トランジスタ8cをオーバドライブ
し、コンデンサ8fの充電電圧の初期値を高める
とともにその立上がりを速くする。そのためコン
デンサ8eが設けられている場合には、第1の積
分電圧Vc1がほとんど周囲温度の影響を受けず、
第1の積分電圧Vc1は周囲温度の如何に拘らず
第3図Dに示す波形になる。従つて周囲温度の変
動が大きいことが予想される場合には、コンデン
サ8eを設けておくことが好ましい。
(c) 点火回路の変形例
上記の実施例では、1次電流制御用スイツチと
してのトランジスタ3が点火コイルの1次コイル
1aに対して直列に接続されているが、1次電流
制御用スイツチを点火コイルの1次コイルに対し
て並列に設ける形式の電流遮断形点火装置にも本
発明を適用することができる。例えば、第4図に
示したように、点火コイル1の1次コイル1aに
対してトランジスタ3のコレクタエミツタ間回路
を並列に接続し、該トランジスタ3のコレクタエ
ミツタ間回路に対して並列にエキサイタコイル2
0を接続する点火装置にも同様に本発明を適用す
ることができる。この点火装置において、エキサ
イタコイル20は機関により駆動される磁石発電
機内に設けられ、機関の回転に同期して交流電圧
を誘起する。トランジスタ3のベースには第2の
比較回路13の出力端子が接続され、トランジス
タ3のベースコレクタ間には抵抗21が接続され
ている。第1の積分電圧Vc1及び第2の積分電
圧Vc2はそれぞれ第2の比較回路13の逆相入
力端子及び正相入力端子に入力され、第1の積分
電圧Vc1が第2の積分電圧Vc2以下の場合に第
2の比較回路13の出力端子の電位が高レベルに
あつてトランジスタ3の導通を許容する。第2の
比較回路13の出力端子の電位が高レベルになつ
ている時にエキサイタコイル20に図示の矢印方
向の電圧が誘起すると、トランジスタ3にベース
電流が流れ、該トランジスタ3が導通する。これ
によりエキサイタコイル20からトランジスタ3
のコレクタエミツタ間を通して短絡電流が流れ
る。第1の積分電圧Vc1が第2の積分電圧Vc2
を超え、第2の比較回路13の出力端子の電位が
接地電位になると、トランジスタ3が遮断状態に
なるため、エキサイタコイル20に高い電圧が誘
起し、該電圧が点火コイル1の1次コイルに印加
される。従つて点火コイルの鉄心中で大きな磁束
変化が生じ、2次コイル1bに点火用の高電圧が
誘起する。
してのトランジスタ3が点火コイルの1次コイル
1aに対して直列に接続されているが、1次電流
制御用スイツチを点火コイルの1次コイルに対し
て並列に設ける形式の電流遮断形点火装置にも本
発明を適用することができる。例えば、第4図に
示したように、点火コイル1の1次コイル1aに
対してトランジスタ3のコレクタエミツタ間回路
を並列に接続し、該トランジスタ3のコレクタエ
ミツタ間回路に対して並列にエキサイタコイル2
0を接続する点火装置にも同様に本発明を適用す
ることができる。この点火装置において、エキサ
イタコイル20は機関により駆動される磁石発電
機内に設けられ、機関の回転に同期して交流電圧
を誘起する。トランジスタ3のベースには第2の
比較回路13の出力端子が接続され、トランジス
タ3のベースコレクタ間には抵抗21が接続され
ている。第1の積分電圧Vc1及び第2の積分電
圧Vc2はそれぞれ第2の比較回路13の逆相入
力端子及び正相入力端子に入力され、第1の積分
電圧Vc1が第2の積分電圧Vc2以下の場合に第
2の比較回路13の出力端子の電位が高レベルに
あつてトランジスタ3の導通を許容する。第2の
比較回路13の出力端子の電位が高レベルになつ
ている時にエキサイタコイル20に図示の矢印方
向の電圧が誘起すると、トランジスタ3にベース
電流が流れ、該トランジスタ3が導通する。これ
によりエキサイタコイル20からトランジスタ3
のコレクタエミツタ間を通して短絡電流が流れ
る。第1の積分電圧Vc1が第2の積分電圧Vc2
を超え、第2の比較回路13の出力端子の電位が
接地電位になると、トランジスタ3が遮断状態に
なるため、エキサイタコイル20に高い電圧が誘
起し、該電圧が点火コイル1の1次コイルに印加
される。従つて点火コイルの鉄心中で大きな磁束
変化が生じ、2次コイル1bに点火用の高電圧が
誘起する。
(d) 第2の発明の実施例
上記の実施例では、第3の積分コンデンサ11
aを図示しない定電圧電源回路により充電すると
したが、本願第2の発明では、この第3の積分コ
ンデンサ11aを信号蓄積用コンデンサ7eの両
端の電圧で充電する。第5図はこの第2の発明の
実施例を示したもので、この実施例では、第3の
積分コンデンサ11aの非接地側端子に抵抗11
hの一端が接続され、該抵抗11hの他端にダイ
オード11iのカソードが接続されている。ダイ
オード11iのアノードは信号蓄積用コンデンサ
7eの非接地側端子に接続され、抵抗11h及び
ダイオード11iにより信号蓄積用コンデンサ7
eの端子電圧で第3の積分コンデンサ11aを一
定の時定数で充電する第3の積分コンデンサ充電
回路が構成されている。その他の構成は第1図に
示した実施例と同様である。
aを図示しない定電圧電源回路により充電すると
したが、本願第2の発明では、この第3の積分コ
ンデンサ11aを信号蓄積用コンデンサ7eの両
端の電圧で充電する。第5図はこの第2の発明の
実施例を示したもので、この実施例では、第3の
積分コンデンサ11aの非接地側端子に抵抗11
hの一端が接続され、該抵抗11hの他端にダイ
オード11iのカソードが接続されている。ダイ
オード11iのアノードは信号蓄積用コンデンサ
7eの非接地側端子に接続され、抵抗11h及び
ダイオード11iにより信号蓄積用コンデンサ7
eの端子電圧で第3の積分コンデンサ11aを一
定の時定数で充電する第3の積分コンデンサ充電
回路が構成されている。その他の構成は第1図に
示した実施例と同様である。
第5図の実施例においては、第3の積分コンデ
ンサ11aが信号蓄積用コンデンサ7eの端子電
圧により充電されるため、該第3の積分コンデン
サ11aの両端に得られる第3の積分電圧Vc3
の波形は、第6図Gに示すように各最大進角位置
θ1から所定の角度α遅れた位置から最小進角位
置θ2まで一定の勾配で上昇し、次の最大進角位
置θ1で零に戻る波形になる。この実施例におい
ても、第2の積分電圧Vc2が積分電圧Vc3を超
えた時にトランジスタ3が導通して点火コイル1
に1次電流が流れ、第1の積分電圧Vc1が第2
の積分電圧Vc2を超えた時にトランジスタ3が
遮断して点火動作が行なわれる。
ンサ11aが信号蓄積用コンデンサ7eの端子電
圧により充電されるため、該第3の積分コンデン
サ11aの両端に得られる第3の積分電圧Vc3
の波形は、第6図Gに示すように各最大進角位置
θ1から所定の角度α遅れた位置から最小進角位
置θ2まで一定の勾配で上昇し、次の最大進角位
置θ1で零に戻る波形になる。この実施例におい
ても、第2の積分電圧Vc2が積分電圧Vc3を超
えた時にトランジスタ3が導通して点火コイル1
に1次電流が流れ、第1の積分電圧Vc1が第2
の積分電圧Vc2を超えた時にトランジスタ3が
遮断して点火動作が行なわれる。
(e) その他の変形例
上記の実施例では、第3の積分回路の微分回路
11gで点火動作許容区間検出信号Vqの立上が
りを微分することにより一定の時間幅のパルス
Vfを得るようにしたが、第1のパルスVp1とし
て十分立上りの早い波形を得ることができる場合
には、該第1のパルス信号Vp1の立上がりを微
分回路11gにより微分して一定の時間幅のパル
スVfを得るようにすることもできる。
11gで点火動作許容区間検出信号Vqの立上が
りを微分することにより一定の時間幅のパルス
Vfを得るようにしたが、第1のパルスVp1とし
て十分立上りの早い波形を得ることができる場合
には、該第1のパルス信号Vp1の立上がりを微
分回路11gにより微分して一定の時間幅のパル
スVfを得るようにすることもできる。
[発明の効果]
以上のように、本発明によれば、各最小進角位
置の直後の位置から次の最小進角位置まで一定の
勾配で上昇する第2の積分電圧と、各最大進角位
置より所定の角度遅れた位置から最小進角位置ま
たは次の最大進角位置まで一定の勾配で上昇する
第3の積分電圧とを比較して、第2の積分電圧が
第3の積分電圧以上になつた時に1次電流制御用
スイツチの導通を開始させるので、機関の低速時
に1次電流制御用スイツチが導通する期間が必要
以上に長くなつて損失が増大したり、スイツチ素
子の温度上昇が甚だしくなつたりするのを防ぐこ
とができる。また第2の積分電圧が第3の積分電
圧を超える位置を機関の回転数の上昇伴つて進ま
せて、機関の回転数の上昇に伴つて1次電流制御
用スイツチの導通開始位置を進ませるようにした
ので、機関の高速回転時に電流の遮断値が低くな
るのを防ぐことができ、高速時の点火性能が低化
するのを防止できる利点がある。
置の直後の位置から次の最小進角位置まで一定の
勾配で上昇する第2の積分電圧と、各最大進角位
置より所定の角度遅れた位置から最小進角位置ま
たは次の最大進角位置まで一定の勾配で上昇する
第3の積分電圧とを比較して、第2の積分電圧が
第3の積分電圧以上になつた時に1次電流制御用
スイツチの導通を開始させるので、機関の低速時
に1次電流制御用スイツチが導通する期間が必要
以上に長くなつて損失が増大したり、スイツチ素
子の温度上昇が甚だしくなつたりするのを防ぐこ
とができる。また第2の積分電圧が第3の積分電
圧を超える位置を機関の回転数の上昇伴つて進ま
せて、機関の回転数の上昇に伴つて1次電流制御
用スイツチの導通開始位置を進ませるようにした
ので、機関の高速回転時に電流の遮断値が低くな
るのを防ぐことができ、高速時の点火性能が低化
するのを防止できる利点がある。
第1図は本願第1の発明の一実施例を示した回
路図、第2図は第1図の各部の信号波形を示した
波形図、第3図はスピードアツプコンデンサの作
用を説明するための波形図、第4図は本発明を適
用し得る点火回路の他の構成例を示した回路図、
第5図は本願第2の発明の一実施例を示した回路
図、第6図は第5図の各部の信号波形を示した波
形図である。 1……点火コイル、2……点火プラグ、3……
トランジスタ(1次電流制御用スイツチ)、4…
…信号コイル、5……第1のパルス整形回路、6
……第2のパルス整形回路、7……点火動作許容
区間検出信号発生回路、8……第1の積分回路、
9……リセツト回路、10……第2の積分回路、
11……第3の積分回路、11a……第3の積分
コンデンサ、11b……第3の積分コンデンサ放
電用トランジスタスイツチ、11g……微分回
路、12……第1の比較回路、13……第2の比
較回路。
路図、第2図は第1図の各部の信号波形を示した
波形図、第3図はスピードアツプコンデンサの作
用を説明するための波形図、第4図は本発明を適
用し得る点火回路の他の構成例を示した回路図、
第5図は本願第2の発明の一実施例を示した回路
図、第6図は第5図の各部の信号波形を示した波
形図である。 1……点火コイル、2……点火プラグ、3……
トランジスタ(1次電流制御用スイツチ)、4…
…信号コイル、5……第1のパルス整形回路、6
……第2のパルス整形回路、7……点火動作許容
区間検出信号発生回路、8……第1の積分回路、
9……リセツト回路、10……第2の積分回路、
11……第3の積分回路、11a……第3の積分
コンデンサ、11b……第3の積分コンデンサ放
電用トランジスタスイツチ、11g……微分回
路、12……第1の比較回路、13……第2の比
較回路。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 点火コイルと、前記点火コイルの1次側に設
けられた1次電流制御用スイツチと、内燃機関の
点火時期に前記1次電流制御用スイツチを導通状
態から遮断状態にするように制御する制御回路と
を備え、前記1次電流制御用スイツチの遮断によ
り前記点火コイルの1次電流を急変させて点火用
の高電圧を得る内燃機関用点火装置において、 前記制御回路は、 内燃機関の回転に同期して該機関の点火時期の
最大進角位置及び最小進角位置でそれぞれスレシ
ヨールドレベル以上になる第1及び第2の信号を
出力する信号コイルと、 前記第1の信号及び第2の信号をそれぞれパル
ス状に整形して最大進角位置で立上がる第1のパ
ルス信号及び最小進角位置で立上がる第2のパル
ス信号を得る波形整形回路と、 信号蓄積用コンデンサと、前記第1のパルス信
号が発生した時に導通して前記信号蓄積用コンデ
ンサを瞬時に充電する充電制御用トランジスタス
イツチと、前記第2のパルス信号が発生した時に
導通して前記信号蓄積用コンデンサを瞬時に放電
させる放電制御用トランジスタスイツチとを備え
て該信号蓄積用コンデンサの両端に最大進角位置
から最小進角位置まで持続する点火動作許容区間
検出信号を得る点火動作許容区間検出信号発生回
路と、 第1の積分コンデンサと、前記最大進角位置で
前記信号蓄積用コンデンサの両端の電圧が立上が
ると同時に該信号蓄積用コンデンサの端子電圧に
より第1の積分コンデンサを一定の電圧まで瞬時
に充電する第1の積分コンデンサ充電回路と、前
記第1の積分コンデンサを一定の時定数で追加充
電する追加充電回路とを備えた第1の積分回路
と、 前記第2のパルス信号が発生した時に前記第1
の積分コンデンサを瞬時に放電させるリセツト回
路と、 第2の積分コンデンサと、該第2の積分コンデ
ンサを一定の時定数で充電する第2の積分コンデ
ンサ充電回路と、コレクタエミツタ間回路が前記
第2の積分コンデンサに対して並列に接続されて
前記第2のパルス信号によりトリガされて導通す
る第2の積分コンデンサ放電用トランジスタスイ
ツチとを備えた第2の積分回路と、 第3の積分コンデンサと該第3の積分コンデン
サを一定の時定数で充電する第3の積分コンデン
サ充電回路と、前記第1のパルス信号の立上がり
または点火動作許容区間検出信号の立上がりを微
分する微分回路と、コレクタエミツタ間回路が前
記第3の積分コンデンサに対して並列に接続され
て前記微分回路の出力によりトリガされて一定時
間導通する第3の積分コンデンサ放電用トランジ
スタスイツチとを備えた第3の積分回路と、 出力端子が前記1次電流制御用スイツチの制御
信号入力端子に結合され前記第2の積分コンデン
サの両端に得られる第2の積分電圧Vc2と前記
第3の積分コンデンサの両端に得られる第3の積
分電圧Vc3とを入力として前記第2の積分電圧
が前記第3の積分電圧以下になつている時に前記
1次電流制御用スイツチの導通を阻止し前記第2
の積分電圧が前記第3の積分電圧を超えている間
前記1次電流制御用スイツチの導通を許容する第
1の比較回路と、 出力端子が前記1次電流制御用スイツチの制御
信号入力端子に結合され前記第1の積分コンデン
サの両端に得られる第1の積分電圧Vc1と前記
第2の積分コンデンサの両端に得られる第3の積
分電圧Vc2とを入力として前記第1の比較回路
が前記1次電流制御用スイツチの導通を許容し且
つ前記第1の積分電圧が前記第2の積分電圧以下
になつている間前記1次電流制御用スイツチを導
通させ前記第1の積分電圧が前記第2の積分電圧
を超えた時に前記1次電流制御用スイツチを遮断
させる第2の比較回路とを具備したことを特徴と
する内燃機関用点火装置。 2 前記波形整形回路は、前記第1の信号をパル
ス状に整形して最大進角位置で立上がる第1のパ
ルス信号を得る第1のパルス整形回路と、前記第
2の信号がスレシヨールドレベル以上になつてい
る期間遮断状態を維持し他の期間導通状態を維持
する波形整形用トランジスタを備えた該波形整形
用トランジスタのコレクタエミツタ間に第2のパ
ルス信号を得る第2のパルス整形回路とからなつ
ていることを特徴とする特許請求の範囲第1項に
記載の内燃機関用点火装置。 3 前記第1の積分コンデンサ充電回路は、前記
信号蓄積用コンデンサの両端の電圧を分圧する抵
抗分圧回路と、前記分圧回路の分圧点にベースが
結合されコレクタが前記信号蓄積用コンデンサの
正極性側端子にまたエミツタが前記第1の積分コ
ンデンサの正極性側端子にそれぞれ結合された第
1の積分回路用トランジスタと、前記第1の積分
回路用トランジスタのコレクタエミツタ間に接続
された充電用抵抗と、前記第1の積分回路用トラ
ンジスタのベースエミツタ間に接続されたスピー
ドアツプ用コンデンサとを備えていることを特徴
とする特許請求の範囲第1項または第2項のいず
れかに記載の内燃機関点火装置。 4 前記リセツト回路は、前記第1の積分コンデ
ンサの両端にコレクタエミツタ間回路が並列に接
続されベースが前記第2のパルス整形回路の波形
整形用トランジスタのコレクタに結合されたリセ
ツト用トランジスタと、一端が該リセツト用トラ
ンジスタのコレクタに結合され他端が前記波形整
形用トランジスタのコレクタに結合された誤動作
防止用コンデンサとからなつていることを特徴と
する特許請求の範囲第2項または第3項のいずれ
かに記載の内燃機関用点火装置。 5 点火コイルと、前記点火コイルの1次側に設
けられた1次電流制御用スイツチと、内燃機関の
点火時期に前記1次電流制御用スイツチを導通状
態から遮断状態にするように制御する制御回路と
を備え、前記1次電流制御用スイツチの遮断によ
り前記点火コイルの1次電流を急変させて点火用
の高電圧を得る内燃機関用点火装置において、 前記制御回路は、 内燃機関の回転に同期して該機関の点火時期の
最大進角位置及び最小進角位置でそれぞれスレシ
ヨールドレベル以上になる第1及び第2の信号を
出力する信号コイルと、 前記第1の信号及び第2の信号をそれぞれパル
ス状に整形して最大進角位置で立上がる第1のパ
ルス信号及び最小進角位置で立上がる第2のパル
ス信号を得る波形整形回路と、 信号蓄積用コンデンサと、前記第1のパルス信
号が発生した時に導通して前記信号蓄積用コンデ
ンサを瞬時に充電する充電制御用トランジスタス
イツチと、前記第2のパルス信号が発生した時に
導通して前記信号蓄積用コンデンサを瞬時に放電
させる放電制御用トランジスタスイツチとを備え
て該信号蓄積用コンデンサの両端に最大進角位置
から最小進角位置まで持続する点火動作許容区間
検出信号を得る点火動作許容区間検出信号発生回
路と、 第1の積分コンデンサと、前記最大進角位置で
前記信号蓄積用コンデンサの両端の電圧が立上が
ると同時に該信号蓄積用コンデンサの端子電圧に
より第1の積分コンデンサを一定の電圧まで瞬時
に充電する第1の積分コンデンサ充電回路と、前
記第1の積分コンデンサを一定の時定数で追加充
電する追加充電回路とを備えた第1の積分回路
と、 前記第2のパルス信号が発生した時に前記第1
の積分コンデンサを瞬時に放電させるリセツト回
路と、 第2の積分コンデンサと、該第2の積分コンデ
ンサを一定の時定数で充電する第2の積分コンデ
ンサ充電回路と、コレクタエミツタ間回路が前記
第2の積分コンデンサに対して並列に接続されて
前記第2のパルス信号によりトリガされて導通す
る第2の積分コンデンサ放電用トランジスタスイ
ツチとを備えた第2の積分回路と、 第3の積分コンデンサと、前記信号蓄積用コン
デンサの両端の電圧で該第3の積分コンデンサを
一定の時定数で充電する第3の積分コンデンサ充
電回路と、前記第1のパルス信号の立上がりまた
は前記点火動作許容区間検出信号の立上がりを微
分する微分回路と、コレクタエミツタ間回路が前
記第3の積分コンデンサに対して並列に接続され
て前記微分回路の出力によりトリガされて導通す
る第3の積分コンデンサ放電用トランジスタスイ
ツチとを備えた第3の積分回路と、 出力端子が前記1次電流制御用スイツチの制御
信号入力端子に結合され前記第2の積分コンデン
サの両端に得られる第2の積分電圧Vc2と前記
第3の積分コンデンサの両端に得られる第3の積
分電圧Vc3とを入力として前記第2の積分電圧
が前記第3の積分電圧以下になつている時に前記
1次電流制御用スイツチの導通を阻止し前記第2
の積分電圧が前記第3の積分電圧を超えている間
前記1次電流制御用スイツチの導通を許容する第
1の比較回路と、 出力端子が前記1次電流制御用スイツチの制御
信号入力端子に結合され前記第1の積分コンデン
サの両端に得られる第1の積分電圧Vc1と前記
第2の積分コンデンサの両端に得られる第2の積
分電圧Vc2とを入力として前記第1の比較回路
が前記1次電流制御用スイツチの導通を許容し且
つ前記第1の積分電圧が前記第2の積分電圧以下
になつている間前記1次電流制御用スイツチを導
通させ前記第1の積分電圧が前記第2の積分電圧
を超えた時に前記1次電流制御用スイツチを遮断
させる第2の比較回路とを具備したことを特徴と
する内燃機関用点火装置。 6 前記波形整形回路は、前記第1の信号をパル
ス状に整形して最大進角位置で立上がる第1のパ
ルス信号を得る第1のパルス整形回路と、前記第
2の信号がスレシヨールドレベル以上になつてい
る期間遮断状態を維持し他の期間導通状態を維持
する波形整形用トランジスタを備えて該波形整形
用トランジスタのコレクタエミツタ間に第2のパ
ルス信号を得る第2のパルス整形回路とからなつ
ていることを特徴とする特許請求の範囲第5項に
記載の内燃機関用点火装置。 7 前記第1の積分コンデンサ充電回路は、前記
信号蓄積用コンデンサの両端の電圧を分圧する抵
抗分圧回路と、前記分圧回路の分圧点にベースが
結合されコレクタが前記信号蓄積用コンデンサの
正極性側端子にまたエミツタが前記第1の積分コ
ンデンサの正極性側端子にそれぞれ結合された第
1の積分回路用トランジスタと、前記第1の積分
回路用トランジスタのコレクタエミツタ間に接続
された充電用抵抗と、前記第1の積分回路用トラ
ンジスタのベースエミツタ間に接続されたスピー
ドアツプ用コンデンサとを備えていることを特徴
とする特許請求の範囲第5項または第6項のいず
れかに記載の内燃機関点火装置。 8 前記リセツト回路は、前記第1の積分コンデ
ンサの両端にコレクタエミツタ間回路が並列に接
続されベースが前記第2のパルス整形回路の波形
整形用トランジスタのコレクタに結合されたリセ
ツト用トランジスタと、一端が該リセツト用トラ
ンジスタのコレクタに結合され他端が前記波形整
形用トランジスタのコレクタに結合された誤動作
防止用コンデンサとからなつていることを特徴と
する特許請求の範囲第6項または第7項のいずれ
かに記載の内燃機関用点火装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3005785A JPS61190169A (ja) | 1985-02-18 | 1985-02-18 | 内燃機関用点火装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3005785A JPS61190169A (ja) | 1985-02-18 | 1985-02-18 | 内燃機関用点火装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61190169A JPS61190169A (ja) | 1986-08-23 |
| JPH0312667B2 true JPH0312667B2 (ja) | 1991-02-20 |
Family
ID=12293194
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3005785A Granted JPS61190169A (ja) | 1985-02-18 | 1985-02-18 | 内燃機関用点火装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61190169A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011190732A (ja) * | 2010-03-12 | 2011-09-29 | Hitachi Koki Co Ltd | エンジン工具 |
-
1985
- 1985-02-18 JP JP3005785A patent/JPS61190169A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61190169A (ja) | 1986-08-23 |
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