JPH0312848Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0312848Y2 JPH0312848Y2 JP1985018072U JP1807285U JPH0312848Y2 JP H0312848 Y2 JPH0312848 Y2 JP H0312848Y2 JP 1985018072 U JP1985018072 U JP 1985018072U JP 1807285 U JP1807285 U JP 1807285U JP H0312848 Y2 JPH0312848 Y2 JP H0312848Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tank
- wall
- toilet bowl
- condensation
- toilet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は、結露を防止した便器洗浄用タンクに
関し、詳しくは凹凸状の内壁を有する二重壁構造
の結露防止便器洗浄用タンクに関する。
関し、詳しくは凹凸状の内壁を有する二重壁構造
の結露防止便器洗浄用タンクに関する。
従来の技術
従来の結露防止タンクは、第2図に示すように
タンク1′の陶器製カバータンク3′の内側壁面上
に断熱材からなる断熱層20を設け、該断熱層2
0によりタンク1′に供給された低温の水で該タ
ンク壁が冷却されるのを防いで、カバータンク
3′の表面温度を周囲温度と同程度の温度に維持
し、これにより該カバータンク3′上の結露を防
止していた。
タンク1′の陶器製カバータンク3′の内側壁面上
に断熱材からなる断熱層20を設け、該断熱層2
0によりタンク1′に供給された低温の水で該タ
ンク壁が冷却されるのを防いで、カバータンク
3′の表面温度を周囲温度と同程度の温度に維持
し、これにより該カバータンク3′上の結露を防
止していた。
考案が解決しようとする問題点
上記の断熱層によりタンク内の水は周囲温度か
ら断熱されるので、カバータンク外面の結露は防
止される。しかし、低温の水がタンクに供給され
た場合、便器がタンクに密結した密結式便器であ
ると、その水は周囲温度に上昇することなく低温
のままで便器に吐出されて該便器を冷却し、該便
器に結露を生じさせる。
ら断熱されるので、カバータンク外面の結露は防
止される。しかし、低温の水がタンクに供給され
た場合、便器がタンクに密結した密結式便器であ
ると、その水は周囲温度に上昇することなく低温
のままで便器に吐出されて該便器を冷却し、該便
器に結露を生じさせる。
また、上記の断熱層としては従来、発泡スチロ
ール又は発泡塩化ビニルの着肉発泡品が用いられ
ていたが、それらの断熱層には下記の欠点があつ
た。即ち、発泡スチロールの断熱層は、芳香族
の薬品(ブルーレツト等)におかされる、剥離
により浮き上がることがある、型代が必要なた
め、少量の製品には不適である、陶器層とスチ
ロールとを接着する必要がある、フロート弁の
周りには断熱層を設けることができないため、そ
の周囲は結露する、陶器製のカバータンク壁面
とスチロール断熱層との嵌合が不完全、タンク
のコストが大になる、等の欠点がある。一方発泡
塩化ビニル着肉発泡品の断熱層は、特別の生産
設備が必要で、生産に手数がかかる、製品の一
定化が困難、外観が悪い、フロート弁回りの
防露効果が少なく、また断熱性能が悪いために、
かなりの厚みを必要とする、タンクのコストが
大になる、カバータンク壁面と断熱層間に接着
剤を必要とするので、接着剤の周りにカビが発生
し易い、等の欠点がある。
ール又は発泡塩化ビニルの着肉発泡品が用いられ
ていたが、それらの断熱層には下記の欠点があつ
た。即ち、発泡スチロールの断熱層は、芳香族
の薬品(ブルーレツト等)におかされる、剥離
により浮き上がることがある、型代が必要なた
め、少量の製品には不適である、陶器層とスチ
ロールとを接着する必要がある、フロート弁の
周りには断熱層を設けることができないため、そ
の周囲は結露する、陶器製のカバータンク壁面
とスチロール断熱層との嵌合が不完全、タンク
のコストが大になる、等の欠点がある。一方発泡
塩化ビニル着肉発泡品の断熱層は、特別の生産
設備が必要で、生産に手数がかかる、製品の一
定化が困難、外観が悪い、フロート弁回りの
防露効果が少なく、また断熱性能が悪いために、
かなりの厚みを必要とする、タンクのコストが
大になる、カバータンク壁面と断熱層間に接着
剤を必要とするので、接着剤の周りにカビが発生
し易い、等の欠点がある。
問題点を解決するための手段
本考案の目的は、断熱層により便器洗浄用タン
クの結露を防止した場合に生じる上記の問題点を
解決した、タンクの外壁および便器外部の両者の
結露を防止し且つ低コストの便器洗浄用タンクを
提供することにある。
クの結露を防止した場合に生じる上記の問題点を
解決した、タンクの外壁および便器外部の両者の
結露を防止し且つ低コストの便器洗浄用タンクを
提供することにある。
本考案の結露防止便器洗浄用タンク1は、内壁
2およびカバータンク3を有する二重壁構造から
成り、該内壁2の少なくとも一部に凹凸状のひだ
等を設けることにより該内壁の表面積を大にした
ことを特徴とする。更に第1図に明示するよう
に、該内壁とカバータンクとの間の空間は、便器
に連通していることを特徴とする。
2およびカバータンク3を有する二重壁構造から
成り、該内壁2の少なくとも一部に凹凸状のひだ
等を設けることにより該内壁の表面積を大にした
ことを特徴とする。更に第1図に明示するよう
に、該内壁とカバータンクとの間の空間は、便器
に連通していることを特徴とする。
上記の内壁2の表面状態は、表面積が大となる
状態である限り任意の状態であり得る。例えば該
内壁に多数個の突起または溝等を設けてもよい。
状態である限り任意の状態であり得る。例えば該
内壁に多数個の突起または溝等を設けてもよい。
作用
便器洗浄用タンク1が二重壁構造であるため、
タンク1のカバータンク3はタンク1内の水の温
度から断熱されて周囲温度に保持されるので、カ
バータンク3の外側表面に結露が生じることはな
い。また、内壁2の表面積が大であるため、内壁
2の外側表面の結露が促進され、結露に伴う水蒸
気の液化熱(発熱)によりタンク内の水はタンク
貯水中に温度が露点以上に上昇する。従つて、タ
ンク密結式便器においてタンク内の水が便器に吐
出されても便器は露点温度以下に冷却されること
はないので、便器外壁上の結露が防止される。
タンク1のカバータンク3はタンク1内の水の温
度から断熱されて周囲温度に保持されるので、カ
バータンク3の外側表面に結露が生じることはな
い。また、内壁2の表面積が大であるため、内壁
2の外側表面の結露が促進され、結露に伴う水蒸
気の液化熱(発熱)によりタンク内の水はタンク
貯水中に温度が露点以上に上昇する。従つて、タ
ンク密結式便器においてタンク内の水が便器に吐
出されても便器は露点温度以下に冷却されること
はないので、便器外壁上の結露が防止される。
実施例
本考案の一具体例を添付図面を参照して以下に
説明する。
説明する。
第1図に示す便器洗浄用タンク1は、ひだを有
する内壁2とカバータンク3の二重壁構造から成
る。タンク1内の洗浄水4は、ハンドル5の操作
によりフロート弁6を浮上させ、フロート弁座7
を通つて便器11に吐出される。ボールタツプ8
からタンク1内に周囲温度よりもかなり低い温度
の水が供給された場合、タンク1の内壁2の壁面
は表面積が大であるため急速に冷却されて該壁面
温度が露点以下となり、結露を生じる。この結露
水9は内壁2の外側表面およびカバータンク3の
内側表面を伝わつて流れて、便器11に排出され
る。一方、上記の結露に伴う水蒸気の液化熱(発
熱)によりタンク1内の洗浄水4は表面積が大き
い内壁2を介して効率良く加温されるので、便器
洗浄時に便器11に吐出された場合、便器11に
結露を生じさせない。
する内壁2とカバータンク3の二重壁構造から成
る。タンク1内の洗浄水4は、ハンドル5の操作
によりフロート弁6を浮上させ、フロート弁座7
を通つて便器11に吐出される。ボールタツプ8
からタンク1内に周囲温度よりもかなり低い温度
の水が供給された場合、タンク1の内壁2の壁面
は表面積が大であるため急速に冷却されて該壁面
温度が露点以下となり、結露を生じる。この結露
水9は内壁2の外側表面およびカバータンク3の
内側表面を伝わつて流れて、便器11に排出され
る。一方、上記の結露に伴う水蒸気の液化熱(発
熱)によりタンク1内の洗浄水4は表面積が大き
い内壁2を介して効率良く加温されるので、便器
洗浄時に便器11に吐出された場合、便器11に
結露を生じさせない。
更に、内壁2とカバータンク3との間の空間1
0は、第1図に明示するように、便器11に連通
しておりそして内壁2上の結露水9の排水および
便器の開口部等を通して外気との流通を達成し、
またタンク1のオーバーフロー時に溢れた水を速
やかに便器11に導く役目を果す。
0は、第1図に明示するように、便器11に連通
しておりそして内壁2上の結露水9の排水および
便器の開口部等を通して外気との流通を達成し、
またタンク1のオーバーフロー時に溢れた水を速
やかに便器11に導く役目を果す。
考案の効果
本考案の代表的な効果を以下に列記する。タ
ンク壁面の内壁と外壁(カバータンク)から成る
二重壁構造により空間が設けられるため、タンク
外部壁面の防露効果が大きい。特殊構造の内壁
により内壁面上に結露が促進され、これによりタ
ンク内の水温が上昇されるので、便器の結露が防
止される。従来の便器洗浄用タンクのように断
熱層を設けないので、手数がかからず材料費が安
価で、コストが低くなる。また断熱層を設けた場
合の前述の問題点(例えば断熱層の剥離、耐薬品
性、局所的な結露等)が解消される。オーバー
フロー管を別途に設ける必要がなく、安価なタン
クシステムを形成できる。
ンク壁面の内壁と外壁(カバータンク)から成る
二重壁構造により空間が設けられるため、タンク
外部壁面の防露効果が大きい。特殊構造の内壁
により内壁面上に結露が促進され、これによりタ
ンク内の水温が上昇されるので、便器の結露が防
止される。従来の便器洗浄用タンクのように断
熱層を設けないので、手数がかからず材料費が安
価で、コストが低くなる。また断熱層を設けた場
合の前述の問題点(例えば断熱層の剥離、耐薬品
性、局所的な結露等)が解消される。オーバー
フロー管を別途に設ける必要がなく、安価なタン
クシステムを形成できる。
第1図は本考案の便器洗浄用タンクの一具体例
の正面断面略図、そして第2図は従来の便器洗浄
用タンクの正面断面略図である。 1,1′……便器洗浄用タンク、2……内壁、
3,3′……カバータンク、4……洗浄水、5…
…ハンドル、6……フロート弁、7……フロート
弁座、8……ボールタツプ、9……結露水、10
……空間、11,11′……便器、20……断熱
層。
の正面断面略図、そして第2図は従来の便器洗浄
用タンクの正面断面略図である。 1,1′……便器洗浄用タンク、2……内壁、
3,3′……カバータンク、4……洗浄水、5…
…ハンドル、6……フロート弁、7……フロート
弁座、8……ボールタツプ、9……結露水、10
……空間、11,11′……便器、20……断熱
層。
Claims (1)
- 内壁およびカバータンクを有する二重壁構造か
ら成り、該内壁の少なくとも一部に凹凸構造を設
けて該内壁の表面積を大にし、該内壁とカバータ
ンクとの間の空間は便器に連通しておりそして外
気との流通および結露水の排水を達成する構造を
特徴とする、カバータンク外表面の結露および便
器の結露を防止する結露防止便器洗浄用タンク。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985018072U JPH0312848Y2 (ja) | 1985-02-12 | 1985-02-12 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985018072U JPH0312848Y2 (ja) | 1985-02-12 | 1985-02-12 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61135972U JPS61135972U (ja) | 1986-08-23 |
| JPH0312848Y2 true JPH0312848Y2 (ja) | 1991-03-26 |
Family
ID=30506360
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985018072U Expired JPH0312848Y2 (ja) | 1985-02-12 | 1985-02-12 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0312848Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH084377Y2 (ja) * | 1988-02-18 | 1996-02-07 | 株式会社テシカ | 汚物処理装置 |
| JPH0649996B2 (ja) * | 1988-10-19 | 1994-06-29 | 則夫 佐藤 | 水洗便所における給水装置 |
-
1985
- 1985-02-12 JP JP1985018072U patent/JPH0312848Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61135972U (ja) | 1986-08-23 |
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