JPH03130221A - ニキビ治療用皮膚外用剤 - Google Patents

ニキビ治療用皮膚外用剤

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JPH03130221A
JPH03130221A JP26815389A JP26815389A JPH03130221A JP H03130221 A JPH03130221 A JP H03130221A JP 26815389 A JP26815389 A JP 26815389A JP 26815389 A JP26815389 A JP 26815389A JP H03130221 A JPH03130221 A JP H03130221A
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Kenji Shimomura
健次 下村
Yoshio Koizumi
小泉 義夫
Yoshiko Mukai
向井 佳子
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Mikimoto Pharmaceutical Co Ltd
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Mikimoto Pharmaceutical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はアビエチン酸を含むニキビ治療に有効な皮膚外
用剤に関する。
〔従来の技術〕
ニキビは皮膚疾患の1つで、その原因については、完全
には解明されていないが、一般的には■皮脂分泌過剰、
■毛管角化、0毛嚢内細菌が関係しているといわれ、こ
れらを解決する目的に適合した薬剤が配合されたクリー
ムや軟膏が利用されているが、それぞれになんらかの欠
点を有している。
先づ硫黄或いはその化合物が有効であるとされているが
、経時的に異臭を発生したり、結晶析出したり、安定性
に問題があり、また皮膚刺激、皮膚のカサツキ等の安全
性に関しても問題があった。
皮脂分泌抑制剤には女性ホルモンがあるが、これはホル
モン剤であるので、その副作用が心配され、ニキビ治療
剤のような連用する製剤に用いることは好ましいことで
はない。
このように現在数多くのニキビ用皮膚外用剤が市販され
ているが、安全性や安定性に欠ける製剤が多い。
一方、アビエチン酸やこれを含有するロジンは、すでに
化粧品や医薬品に利用されているが、その利用形態はネ
イルラッカー、ヘアースプレー等の接着剤、石鹸(ロジ
ン石鹸)、絆創膏等の基剤、最近では抗アレルギー剤に
用いられている。
特開昭63−183512号公報では、デヒドロアビニ
チン酸及び/又はジヒドロアビエチン酸とアルコールと
のエステルを含有する皮膚外用剤が開示されている。し
かし、その効果は、皮膚に対して感作性がなく、かつ安
定性が良好で、つやがあり、皮膚に塗布した場合、つき
、もち、なじみ等の使用感触に優れていることを利用し
たもので、また部分エステルとして乳化剤や可溶化剤等
の界面活性剤としても使用できるとしているが、抗菌剤
としての使用ではない。
特開昭54−1.1239号公報、特開昭54−1、1
7037号公報ではロジンを有効成分とするフケ防IJ
:、剤が開示されているが、これらのシャンプー類、整
髪料はフケおよびこれに伴う掻痒感を防止することにあ
る。
特開昭60−1112号公報では、第4級アンモニウム
塩とアビエチン酸もしくはロジン又はこれらの誘導体を
含む毛髪化粧料組成物が開示されている。目的は毛髪の
腰の強さを劣化させることなく、毛髪に優れた櫛通り性
、なめらかさ、柔軟性、しっとり感を付与することであ
る。
特開昭60−1114号公報では、アビエチン酸又はロ
ジン又はこれらの塩もしくは誘導体を含む、チオグリコ
ール酸液又はシスティンを主要有効成分として含有する
パーマネントウェーブ用液が開示されている。
この目的は、毛髪の損傷が少なく、かつウェーブ形成力
及びウェーブ保持力が強いパーマネントウェーブ用液を
提供することである。
特開昭61−40208号公報では、ロジン酸の金属塩
及びアビエチン酸の金属塩を含むネールエナメルが開示
されている。このI]的はロジン酸の金属塩あるいはア
ビエチン酸の金属塩を配合することにより、経時安定性
に優れ、長期にわたって美観を保つ効果に優れ、しかも
塗り品さ、光沢、はがれにくさ等の諸特性を備えたネー
ルエナメルである。
このように主に頭髪関係に用いられた文献が多く、皮膚
外用剤とされているものも、安全で使用感触が良いこと
にある。
皮膚外用剤として、実際に使用された例を聞かない。ま
してその特異な抗菌性を利用して皮膚外用剤として用い
られた例を聞かない。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明の目的は、従来のニキビ治療用皮膚外用剤が有す
る安全性や安定性に問題があったり、異臭を発したり、
副作用があって連用できない等の問題を解決し、安全性
が高く、安定であると共に副作用がなくニキビの治療、
或いは予防に有効な抗菌作用を有する皮膚外用剤を提(
」(することである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者らは、前記の課題を解決するため鋭意研究を行
った結果、松ヤニの成分であるロジン等に含まれている
アビエチン酸にニキビの治療、或いは予防に有効な作用
があることを見い出し本発明に到達した。
即ち本発明はアビエチン酸を含むニキビ治療用皮膚外用
剤である。更にアビエチン酸を0.005〜5重量%含
んでなるニキビ治療用皮膚外用剤である。
アビエチン酸は、他の抗菌剤に比較して、その抗菌力に
比して、安全性が高い。このことは後で述べる安全性に
関する実験で実証される。他の抗菌剤については厚生省
告示の化粧品品質基党によって配合−が限定されている
例えばヘキサクロロフェンは0.1%、トリクロロカル
バニドは0.3%というように、その安全性より考えて
配合限界を定めているのに対して、ロジンの場合、全く
配合限界はなく、過去ロジン等が他の目的で化粧品等に
高濃度で使用されていることもその証明になる。
アビエチン酸は、松ヤニの主成分であるロジン中に含ま
れ、入手することが容易であることも利点の一つとして
挙げられる。
製剤として利用する場合、アビエチン酸として単離する
必要はない。ロジンは淡黄色ないし黄褐色の塊状で、松
に含まれる樹脂酸を精製したものである、製造方法の違
いによりガムロジン、ウッドロジン、トール油ロジンに
分けられる。ガムロジンは松の樹幹に傷をつけ、採った
小松ヤニを水蒸気蒸留し、テレピン油を除いて得られる
ロジンである。ウッドロジンは伐採後10数年経過した
松の根株をチップ状にして溶剤抽出し、更に蒸留してテ
レピン油などを除いたロジンである。トール油ロジンは
松材をクラフト法によってパルプ化する工程で、副生ず
る粗トール油を精密蒸留塔で減圧水蒸気蒸留して得られ
るロジンである。いずれのロジンでもよく、またロジン
そのままでも製剤として使用し得る。
これを製剤にするとき、形態について特に限定はないが
、クリーム、軟膏、ローション、乳液、バック等任意の
形状が選択できる。
しかしながらロジン、アビエチン酸共に水に対する溶解
度は低く殆んど不溶と云ってよいので、他の配合原料で
溶解性を上げるか、エタノール等のアルコールで溶解し
たのち、他の油性原料等と混合しておく必要がある。
加える他の原料については特に限定はないが、各種ビタ
ミン、他の抗菌剤、硫黄化合物等と併用しても問題ない
が、前記のように、他の原料にっいては夫々欠点を有し
ているので、他の原料の配合量を余り多くすることは問
題があり、注意を要する。
アビエチン酸の配合量としては、剤形によって若干の変
化はあるが、0.005〜5重量%であり、0.01〜
2.0重量%が好ましい。
〔実施例〕
以下に実施例によって、本発明を更に具体的に説明する
が、本発明はこの実施例によって限定されるものではな
い。実施例に記載した配合量は特に記載しない限り、重
量基準である。
(実施例1) クリーム A スクワラン                  
 5. 0ミリスチン酸イソプロピル        
     2. 0オリーブ油           
          3. 0ステアリン酸     
              4. 0パルミチン酸 
                 4. 0グリセリ
ンモノステアレート            3. 0
ポリオキシエチレン(20モル)セチルエーテル  1
. 0酸化防止剤                 
  0. 20ジン                
    0.5B 精製水             
       52.1トリエタノールアミン    
            1. 01.3ブチレングリ
コール            7. 0防腐剤   
                  0. 2C香料
          0.5 AとBそれぞれを計量し、約80℃に加温し、Bを攪拌
しつつ、Aを徐々に加えて約60’CになったらCを加
えて室温まで冷却する。
(実施例2) 乳 液 A スクワラン                  
10.0トリー2−エチルへキサン酸グリセリル   
   5. 0ステアリン酸モノグリセライド    
       2.  OB ソルビタンモノステアレ
ート            3. 0ステアリルアル
コール(C【8)            2. 0ベ
ヘニルアルコール (C22)2.。
アビエチン酸                  0
. 5精製水                   
 50. 0パラオキシ安息香酸メチル       
       0. 2P、  O,E、  ソルビタ
ン−T:)7.テアレート(60E、O,)  2. 
0P、 O,E、硬化ヒマシ油           
 3. 01.3ブチレングリコール        
       7. 0力ルボキシビニルポリマー1%
NaOH中和液    12.OAとBそれぞれを計量
し、約80”Cに加温し、Bを攪拌しつつ、Aを徐々に
加えて、室温まで冷却する。
(実施例3) ローション A ロジン                    
 0. 2ポリオキシエチレン(25モル)オレイルエ
ーテル 3. 0、ポリオキシエチレン(20モル)ソ
ルビタン    2. 0モノオレエート B 精製水                    
62.5エタノール                
   10.0グリセリン             
    8.0ジプロピレングリコール       
      2. 0ポリエチレングリコール1000
         5. 0防腐剤         
            o、2Aを計量し、約70℃
に加温、攪拌しつつ、冷却する。
Bを攪拌しつつ、Aを加える。
(最少発育阻止濃度)  MIC(ppm)アビエチン
酸、ロジンについて、最少発育阻止濃度(MIC)を測
定した。
方法は液体培養法を用いた。(液体培養法では、検体が
分散状態のものは培養時、振盪を加えた。)(第1表)
最少発育阻止濃度 この結果より、ダラム陰性菌、真菌には抗菌性がないが
、ニキビの原因の1つであるPropionl−bac
terlus aenes、 5taphylococ
cus auraus。
5taphylococus aoidermldls
などの毛嚢内細菌に有効であることがわかった。
しかしながら、人体に適用する場合、安全性が重要な問
題である。そこで安全性をチエツクするために以下のよ
うな動物実験を行なった。
(試験方法) 感作性試験(MaxllllzatIon Te5t 
)ハートレー系白色モルモット15匹を用い、10匹は
感作処置用、5匹は誘発時の対照とする。
(対照群は検体を皮膚に塗布したとき、感作性以外の反
応(1次刺激)があるかをみて、感作群と比較するため
の群である) (感作1)肩甲骨上皮膚を別名し■アジュバント(免疫
増強剤)、■検体、■検体+ア ジュバントはそれぞれ左右2ケ所 0.05m1づつ皮内注射する。(1週間経過) (感作2)同部位に10%ラウリル硫酸ナトリウム(S
LS)を塗布し、さらに24時 間後、検体0.2mlを48時間閉塞貼布する。(2週
間経過) (誘 発)腹側部を別名し、検体0.2mlを閉塞貼布
する。(24時間経過) (判 定)貼布除去後、1.24.48.72時間後に
判定する。
(判定基準) Score O:肉眼的に変化なし 5corp 1 :軽度またはまばらな紅斑5core
 2 :中等度の紅斑 5core 3 :強度の紅斑および浮腫10匹の5c
oreの平均値を表示する。
1)アレルギーテスト試験濃度−1% (第2表) 2)皮膚1次刺激性試験 (第3表) (試験方法) 光毒性試験 1)ハートレー系白色モルモット10匹を用い、試験前
日に背部皮膚を電気バリカンおよびクリームを用いて除
毛する。
2)正中線(背骨)を対象にして検体0.05m1づつ
を2 X 2 crnの範囲に塗布する。
3)左側をアルミホイルによって被覆し、紫外線照射(
UVA)を2時間(エネルギー量1.OX 108or
gs/ cm )実施する。判定は紫外線照射後24.
48.72時間後に行う。
(判定基準) 紅  斑 5core O紅斑なし 5core 1  ごく軽度な紅斑(やっと認められる
程度) Scorp 2  明らかな紅斑 3)光毒性試験 結  果 アビエチン酸   光毒性なし 毛嚢内細菌に有効であることがわかり、且つ、動物実験
で安全であることも確認されたので、実際、人に使用し
てみた場合、ニキビに対して有効性があるか使用テスト
を実施した。
その方法は二重百検法を用いて女性19名、男性13名
で実験した。
被検者No、 1〜16は実施例1、被検者Na 17
〜32は実施例1のロジンのかわりにヒノキチオールを
配合したもの。
判定基準としては有効性については以下のような基準と
した。
ニキビの状態 十−重度 +十−軽度 ++十−中度 ++++++−重度 ++++十電重変 電重度 m−悪化 ±−変化なし 十−やや改善 +十−かなり改善 ++十−顕著な改善 刺激の有無 m−刺激はない 十−若干刺激がある +十−刺激がある +++−かなり刺激がある (第4表) (第4表つづき) 実施例2並びに3も同様なテストを行な〜った。
(第5表) (製剤中での安定性) 実施例3を室内、40℃、屋外(耐光)の各条件で放置
し、製剤中のアビエチン酸の残存率を高速液体クロマト
グラフィーで測定した。
(第7表) 〔発明の効果〕 アビエチン酸及びアビエチン酸を主成分とするロジンは
、ニキビ毛嚢内細菌に抗菌性があり、動物試験において
も安全性が認められたので、人に対してパネル試験を行
った。ヒノキチオール、レゾルシンの比較例にくらべて
、刺激が極めて少く、ニキビの改善度においても有意に
優れている事が実証された。またこの製剤は長期にわた
って安定である事も確認された。従って優れたニキビ治
療用皮膚外用剤である。
(第6表)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、アビエチン酸を含むニキビ治療用皮膚外用剤。 2、アビエチン酸を0.005〜5重量%含んでなるニ
    キビ治療用皮膚外用剤。
JP1268153A 1989-10-17 1989-10-17 ニキビ治療用皮膚外用剤 Expired - Fee Related JPH0818980B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100438855B1 (ko) * 2002-02-28 2004-07-05 주식회사 바이오리 송화가루 추출물을 함유하는 여드름 치료용 경구제

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100438855B1 (ko) * 2002-02-28 2004-07-05 주식회사 바이오리 송화가루 추출물을 함유하는 여드름 치료용 경구제

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