JPH03134160A - 化合物の製造方法及び装置 - Google Patents
化合物の製造方法及び装置Info
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- JPH03134160A JPH03134160A JP26826489A JP26826489A JPH03134160A JP H03134160 A JPH03134160 A JP H03134160A JP 26826489 A JP26826489 A JP 26826489A JP 26826489 A JP26826489 A JP 26826489A JP H03134160 A JPH03134160 A JP H03134160A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、化合物の製造方法及び装置に関し、特に、少
なくとも一部がイオン化された第1、第2原料を各々独
立して制御された運動エネルギを与えて基板に衝突させ
て化合物を形成することにより、高い付着力、高い密度
、高い付き回り性によって正確に制御された組成の化合
物を低温で高速に製造するための新規な改良に関する。
なくとも一部がイオン化された第1、第2原料を各々独
立して制御された運動エネルギを与えて基板に衝突させ
て化合物を形成することにより、高い付着力、高い密度
、高い付き回り性によって正確に制御された組成の化合
物を低温で高速に製造するための新規な改良に関する。
[従来の技術]
従来、用いられていたこの種の化合物の製造方法及び装
置は種々あるが、その中で、代表的なものについて述べ
ると、例えば、Proc、11th Symp。
置は種々あるが、その中で、代表的なものについて述べ
ると、例えば、Proc、11th Symp。
(ブロシーデインダス、第11回シンポジウム)。
on l5IAT’87. Tokyo(198))の
第317頁に開示された反応形イオンビーム制御技術及
びJapaneseJournal of Appli
ed Physics (ジャパニーズ ジャーナル
オブ アプライド フィジックス)、vol 23.N
O,3,March1984の第273頁から第276
頁ニ開示されたイオンアシスト蒸着法を挙げることがで
きる。
第317頁に開示された反応形イオンビーム制御技術及
びJapaneseJournal of Appli
ed Physics (ジャパニーズ ジャーナル
オブ アプライド フィジックス)、vol 23.N
O,3,March1984の第273頁から第276
頁ニ開示されたイオンアシスト蒸着法を挙げることがで
きる。
すなわち、前者の従来例では、一種の原料が加熱手段に
よって加熱され、イオン化フィラメント及び加速電極に
よって、加熱された状態の基板に付着するように構成さ
れている。
よって加熱され、イオン化フィラメント及び加速電極に
よって、加熱された状態の基板に付着するように構成さ
れている。
また、後者の従来例では、a−3i:Hの反応蒸着が開
示されており、Siが蒸発した状態で高純度のH2ガス
をイオン化してチャンバー内に供給している。
示されており、Siが蒸発した状態で高純度のH2ガス
をイオン化してチャンバー内に供給している。
[発明が解決しようとする課題]
従来の化合物の製造方法及び装置は、以上のように構成
されているため、次のような課題が存在していた。
されているため、次のような課題が存在していた。
すなわち、−mに、スパッタリング法やイオンブレーテ
ィング法では、第2原料が第1原料のイオン化の過程で
必然的に励起されることはあるが、その衝突エネルギを
独立して制御し、基板に衝突する運動エネルギを可変的
に制御して、基板に付着して形成される化合物の付着力
及び密度等を制御することは不可能であった。
ィング法では、第2原料が第1原料のイオン化の過程で
必然的に励起されることはあるが、その衝突エネルギを
独立して制御し、基板に衝突する運動エネルギを可変的
に制御して、基板に付着して形成される化合物の付着力
及び密度等を制御することは不可能であった。
また、反応性蒸着法では、第1原料が励起されて基板に
衝突することはなく、励起された第2原料が加速衝突す
ることもなく、基板に衝突する原料の蒸気速度を制御す
ることは不可能であった。
衝突することはなく、励起された第2原料が加速衝突す
ることもなく、基板に衝突する原料の蒸気速度を制御す
ることは不可能であった。
さらに、イオンアシスト蒸着では、第1原料が励起によ
って加速されることもあり得なかった。
って加速されることもあり得なかった。
ここで、前述における従来方法等により一例としてアモ
ルファスシリコンを蒸着で生成した場合の各方法におけ
る一般的な欠点についてまとめると次の通りである。
ルファスシリコンを蒸着で生成した場合の各方法におけ
る一般的な欠点についてまとめると次の通りである。
(1) スパッタリング法による欠点としては、成膜
速度が低く、Arガスが残留する。さらにターゲツト材
が大変高価である。
速度が低く、Arガスが残留する。さらにターゲツト材
が大変高価である。
(2) イオンアシスト蒸着法による欠点としては、
基板への付着力が弱く、密度も低い。
基板への付着力が弱く、密度も低い。
(3) イオンブレーティング法による欠点とじて本
発明は、以上のような課題を解決するためになされたも
ので、特に、少なくとも一部がイオン化された第1、第
2原料に各々独立して制御された運動エネルギを与えて
基板に衝突させ化合物を形成することにより、高い付着
力、高い密度、高い付き回り性によって正確に制御され
た組成の化合物を低温で高速に製造するようにした化合
物の製造方法及び装置を提供することを目的とする。
発明は、以上のような課題を解決するためになされたも
ので、特に、少なくとも一部がイオン化された第1、第
2原料に各々独立して制御された運動エネルギを与えて
基板に衝突させ化合物を形成することにより、高い付着
力、高い密度、高い付き回り性によって正確に制御され
た組成の化合物を低温で高速に製造するようにした化合
物の製造方法及び装置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段]
本発明による化合物の製造方法は、減圧した容器内で第
1原料を蒸気として蒸発させた後、前記蒸気の少なくと
も一部を励起して基板に衝突せしめ、前記第1涼料とは
別途に励起した第2原料を前記基板に衝突させ、前記各
原料による反応生成物を前記基板上に堆積させるように
した方法である。
1原料を蒸気として蒸発させた後、前記蒸気の少なくと
も一部を励起して基板に衝突せしめ、前記第1涼料とは
別途に励起した第2原料を前記基板に衝突させ、前記各
原料による反応生成物を前記基板上に堆積させるように
した方法である。
また、本発明による化合物の製造装置は、減圧した容器
内に設けられた基板に対し、加熱手段により蒸発した第
1原料の蒸気の少なくとも一部を発粒子を付着させるよ
うにした装置において、前記加熱手段の上方に設けられ
たイオン化手段と、前記容器に設けられ第2原料の少な
くとも一部を励起して加速し、前記基板に衝突させるた
めのイオン銃とを有している構成である。
内に設けられた基板に対し、加熱手段により蒸発した第
1原料の蒸気の少なくとも一部を発粒子を付着させるよ
うにした装置において、前記加熱手段の上方に設けられ
たイオン化手段と、前記容器に設けられ第2原料の少な
くとも一部を励起して加速し、前記基板に衝突させるた
めのイオン銃とを有している構成である。
さらに、本発明による他の発明である化合物の製造装置
は、減圧した容器内に設けられた基板に対し加熱手段に
より蒸発した第1原料の蒸気の少なくとも一部を前記基
板に衝突させることにより、前記基板に蒸発粒子を付着
させるようにした装置において、前記加熱手段の上方に
設けられたイオン化手段と、前記容器に設けられ第2原
料の蒸気の少なくとも一部を励起して加速し前記基板に
衝突させるためのイオン加速器と、前記イオン加速器内
に設けられ前記第2原料を加熱するための第2原料用加
熱手段とを有する構成である。
は、減圧した容器内に設けられた基板に対し加熱手段に
より蒸発した第1原料の蒸気の少なくとも一部を前記基
板に衝突させることにより、前記基板に蒸発粒子を付着
させるようにした装置において、前記加熱手段の上方に
設けられたイオン化手段と、前記容器に設けられ第2原
料の蒸気の少なくとも一部を励起して加速し前記基板に
衝突させるためのイオン加速器と、前記イオン加速器内
に設けられ前記第2原料を加熱するための第2原料用加
熱手段とを有する構成である。
[作 用]
本発明による化合物の製造方法及び装置においては、第
1原料を抵抗加熱、放電加熱または電子ビーム加熱等に
よって蒸発させ、蒸発装置の上方に配置された励起装置
であるイオン化手段で蒸気を励起する。励起の方法には
放電、熱電子放射などの方法がある。励起によって少な
くとも一部の蒸発粒子はイオン化する。このようにして
形成されたイオンは基板との間の電場によって加速され
、基板に衝突する。イオン化されなかった蒸発粒子は加
速されることなく基板に蒸着する。この加速の程度(粒
子の運動エネルギ)は電場の強さを制御することによっ
て任意に調整できる。電場の強さは目的に応じて変化さ
せることができるし、化合物製造の過程でも変化させう
る。例えば、初期には電界強度を強くしてイオンが強く
基板に衝突するようにして付着力を高め、続いて電界強
度を低めて内部応力を低下させることができる。イオン
の衝突効果によってボイドやキャビティのない密度の高
い化合物を製造することができる。
1原料を抵抗加熱、放電加熱または電子ビーム加熱等に
よって蒸発させ、蒸発装置の上方に配置された励起装置
であるイオン化手段で蒸気を励起する。励起の方法には
放電、熱電子放射などの方法がある。励起によって少な
くとも一部の蒸発粒子はイオン化する。このようにして
形成されたイオンは基板との間の電場によって加速され
、基板に衝突する。イオン化されなかった蒸発粒子は加
速されることなく基板に蒸着する。この加速の程度(粒
子の運動エネルギ)は電場の強さを制御することによっ
て任意に調整できる。電場の強さは目的に応じて変化さ
せることができるし、化合物製造の過程でも変化させう
る。例えば、初期には電界強度を強くしてイオンが強く
基板に衝突するようにして付着力を高め、続いて電界強
度を低めて内部応力を低下させることができる。イオン
の衝突効果によってボイドやキャビティのない密度の高
い化合物を製造することができる。
これとは独立して第2原料を放電または熱電子照射によ
って励起し、少なくとも一部イオン化された第2原料を
電場を利用して加速し基板に衝突させる。この結果、殆
どの第2原料は第1原料と衝突することなく基板に衝突
して反応するが、衝突した一部の原料は互いに励起しあ
って同じく基板に衝突する。この第2原料の衝突エネル
ギは電界強度を調整することで任意に制御できる。
って励起し、少なくとも一部イオン化された第2原料を
電場を利用して加速し基板に衝突させる。この結果、殆
どの第2原料は第1原料と衝突することなく基板に衝突
して反応するが、衝突した一部の原料は互いに励起しあ
って同じく基板に衝突する。この第2原料の衝突エネル
ギは電界強度を調整することで任意に制御できる。
このようにして両原料の少なくとも一部にそれぞれ独立
に制御された運動エネルギを与えて基板に衝突せしめ化
合物を形成することによって、従来の方法では得られな
い高い付着力、密度、高い付き回り性が得られ、かつ正
確に制御された組成の化合物を低温で高速に製造できる
。
に制御された運動エネルギを与えて基板に衝突せしめ化
合物を形成することによって、従来の方法では得られな
い高い付着力、密度、高い付き回り性が得られ、かつ正
確に制御された組成の化合物を低温で高速に製造できる
。
[実施例]
以下、図面と共に本発明による化合物の製造方法及び装
置の好適な実施例について詳細に説明する。
置の好適な実施例について詳細に説明する。
第1図及び第2図は、本発明による化合物の製造方法及
び装置を示すためのもので、第1図は第1実施例を示す
構成図、第2図は第2実施例を示す構成図である。
び装置を示すためのもので、第1図は第1実施例を示す
構成図、第2図は第2実施例を示す構成図である。
まず、第1図において符号1で示されるものは、全体形
状が密閉形をなし、その底部1aに排気ポンプ(図示せ
ず)が接続された排気口1bを有する容器であり、この
容器1の底部1a上には、Si等からなる固形の第1原
料2を載置した蒸発ボート3が設けられ、こり蒸発ボー
ト3は前記第1原料2を加熱するための加熱手段3aを
有している。
状が密閉形をなし、その底部1aに排気ポンプ(図示せ
ず)が接続された排気口1bを有する容器であり、この
容器1の底部1a上には、Si等からなる固形の第1原
料2を載置した蒸発ボート3が設けられ、こり蒸発ボー
ト3は前記第1原料2を加熱するための加熱手段3aを
有している。
前記加熱手段3a及び蒸発ボート3の上方位置には、第
1可変電源4aを有し、前記第1原料2からの蒸気2a
を励起する励起手段を構成する熱電子放射イオン化電極
からなるイオン化手段4が配設されており、このイオン
化手段4の励起状態に応じて前記蒸気2aの励起状態が
制御される。
1可変電源4aを有し、前記第1原料2からの蒸気2a
を励起する励起手段を構成する熱電子放射イオン化電極
からなるイオン化手段4が配設されており、このイオン
化手段4の励起状態に応じて前記蒸気2aの励起状態が
制御される。
前記容器1の天板部1cには、保持手段5によって保持
された基板6が設けられており、この基板6には、第2
可変電源7が接続されている。
された基板6が設けられており、この基板6には、第2
可変電源7が接続されている。
前記容器1の側壁1dにおける前記イオン化手段4とほ
ぼ対応する位置には、第3可変電源8aが接続されたイ
オン銃8が、イオンビーム8bが前記基板6に向けて飛
ぶような角度位置で配設されており、このイオン銃8の
ガス供給口8cには、第2原料である水素等のガス8d
が供給されるように構成されている。
ぼ対応する位置には、第3可変電源8aが接続されたイ
オン銃8が、イオンビーム8bが前記基板6に向けて飛
ぶような角度位置で配設されており、このイオン銃8の
ガス供給口8cには、第2原料である水素等のガス8d
が供給されるように構成されている。
本発明の第1実施例は、前述したように構成されており
、以下に、その動作について説明する。
、以下に、その動作について説明する。
まず、第1原料2を抵抗加熱、放電加熱または電子ビー
ム加熱等の加熱手段3aによって蒸発させ、蒸発ボード
3の上方に配置された励起装置であるイオン化手段4で
蒸気2aを励起する。励起の方法には放電、熱電子放射
などの方法がある。
ム加熱等の加熱手段3aによって蒸発させ、蒸発ボード
3の上方に配置された励起装置であるイオン化手段4で
蒸気2aを励起する。励起の方法には放電、熱電子放射
などの方法がある。
励起によって少なくとも一部の蒸発粒子はイオン化する
。このようにして形成されたイオンは基板6との間の電
場によって加速され、基板6に衝突する。イオン化され
なかった蒸発粒子は加速されることなく基板6に蒸着さ
れる。加速の程度(粒子の運動エネルギ)は電場の強さ
を制御することによって任意に調整できる。電場の強さ
は目的に応じて変化させることができ、化合物製造の過
程でも変化させうる0例えば、初期には第2可変電源7
の電位差を大きくして電界強度を強くしてイオンが強く
基板6に衝突するようにして付着力を高め、続いて電界
強度を低めて化合物の内部応力を低下させることができ
る。このイオンの衝突効果によってボイドやキャビティ
のない密度の高い化合物を製造することができる。
。このようにして形成されたイオンは基板6との間の電
場によって加速され、基板6に衝突する。イオン化され
なかった蒸発粒子は加速されることなく基板6に蒸着さ
れる。加速の程度(粒子の運動エネルギ)は電場の強さ
を制御することによって任意に調整できる。電場の強さ
は目的に応じて変化させることができ、化合物製造の過
程でも変化させうる0例えば、初期には第2可変電源7
の電位差を大きくして電界強度を強くしてイオンが強く
基板6に衝突するようにして付着力を高め、続いて電界
強度を低めて化合物の内部応力を低下させることができ
る。このイオンの衝突効果によってボイドやキャビティ
のない密度の高い化合物を製造することができる。
これとは独立して第2原料8dを放電または熱電子照射
によるイオン銃8によって励起し、少なくとも一部イオ
ン化された第2原料8dを電場を利用して加速し基板6
に衝突させる。この結果、殆どの第2原料8dは第1原
料2と衝突することなく基板6に衝突して反応するが、
衝突した一部の原料は互いに励起しあって同じ≦基板6
に衝突する。この第2JjX料8dの衝突エネルギは電
界強度を調整することで任意に制御できる。
によるイオン銃8によって励起し、少なくとも一部イオ
ン化された第2原料8dを電場を利用して加速し基板6
に衝突させる。この結果、殆どの第2原料8dは第1原
料2と衝突することなく基板6に衝突して反応するが、
衝突した一部の原料は互いに励起しあって同じ≦基板6
に衝突する。この第2JjX料8dの衝突エネルギは電
界強度を調整することで任意に制御できる。
このようにして両原料2.8dの少なくとも一部にそれ
ぞれ独立に制御された運動エネルギを与えて基板6に衝
突せしめ化合物を形成することによって、従来の方法で
は得られない高い付着力、高い密度、高い付き回り性が
得られ、かつ正確に制御された組成の化合物を低温で高
速に製造できる。
ぞれ独立に制御された運動エネルギを与えて基板6に衝
突せしめ化合物を形成することによって、従来の方法で
は得られない高い付着力、高い密度、高い付き回り性が
得られ、かつ正確に制御された組成の化合物を低温で高
速に製造できる。
具体的には第1原料2としてSi、第2原料8dとして
水素を用いた場合について本発明の作用を述べると次の
ようになる。Si原子は重く、水素原子は軽いために両
原料が反応して形成される水素化アモルファスシリコン
の基板への付着力は主としてSiの基板6との結合エネ
ルギによって決まる。
水素を用いた場合について本発明の作用を述べると次の
ようになる。Si原子は重く、水素原子は軽いために両
原料が反応して形成される水素化アモルファスシリコン
の基板への付着力は主としてSiの基板6との結合エネ
ルギによって決まる。
結合エネルギは通常温度に依存するが、低温で化合物を
合成する場合にはSiの衝突エネルギが高いほど、結合
力が大きい、基板6上に化合物を堆積させる場合、衝突
粒子のエネルギが大きすぎるとスパッタリングが起こり
生成速度はむしろ低下する。
合成する場合にはSiの衝突エネルギが高いほど、結合
力が大きい、基板6上に化合物を堆積させる場合、衝突
粒子のエネルギが大きすぎるとスパッタリングが起こり
生成速度はむしろ低下する。
しかし、適度なエネルギをもった粒子を衝突させると緻
密で密度の高い化合物を基板6上に製造することができ
る。
密で密度の高い化合物を基板6上に製造することができ
る。
水素は雰囲気から供給することもできるが水素分子は反
応性に乏しく、実質的に水素化アモルファスシリコンに
必要な濃度の水素を反応させることができない0反応効
率を高めるためには分解して水素原子とする、イオン化
するなどの方法で励起することが必要である。更に励起
された水素が一定以上の運動エネルギで基板に衝突する
ことによって一層反応効率が高まる。この水素をイオン
として衝突させる場合には衝突したイオン量を基板6に
流れる電流値として把握できるのでこれを制御すること
で適性量の水素を基板6に衝突させることができる。し
たがって化合物の組成制御が容易になる。
応性に乏しく、実質的に水素化アモルファスシリコンに
必要な濃度の水素を反応させることができない0反応効
率を高めるためには分解して水素原子とする、イオン化
するなどの方法で励起することが必要である。更に励起
された水素が一定以上の運動エネルギで基板に衝突する
ことによって一層反応効率が高まる。この水素をイオン
として衝突させる場合には衝突したイオン量を基板6に
流れる電流値として把握できるのでこれを制御すること
で適性量の水素を基板6に衝突させることができる。し
たがって化合物の組成制御が容易になる。
前記Siは加熱により蒸発させているのでスパッタリン
グなどの方法に比べて高速で蒸発させることができる。
グなどの方法に比べて高速で蒸発させることができる。
これと励起した水素とを反応させることによって他の方
法では実現できない速度で化合物を製造できる。また水
素の代わりに硼化水素と水素の混合気体を使用するなど
2種以上のガスを用いることによってドーピングを行う
こともできる。
法では実現できない速度で化合物を製造できる。また水
素の代わりに硼化水素と水素の混合気体を使用するなど
2種以上のガスを用いることによってドーピングを行う
こともできる。
例えば酸化物を製造する場合、従来の蒸着法やイオンブ
レーティング法では種々の理由によって原料と同一組成
の酸化物を基板6上に形成することはできず、酸素が不
足した組成となる。このような場合、容器1内の雰囲気
に酸素を用いて反応させ、酸素不足を補ってやる。この
際に酸素が酸素分子であると反応性が乏しく反応効率が
悪いので酸素圧力を高くしたり、流量を大きくする必要
が出てくる。ところが容器1内の圧力が高くなると蒸発
速度が低下したり、加熱手段3aを正常に作動させられ
ないなどの障害が出てくる。第2原料として酸素を使用
し、これを励起して基板6に衝突させることによって反
応効率が著しく高まるので容器1内の圧力を高くする必
要はなく、適性組成の酸化物を高速に製造できる。
レーティング法では種々の理由によって原料と同一組成
の酸化物を基板6上に形成することはできず、酸素が不
足した組成となる。このような場合、容器1内の雰囲気
に酸素を用いて反応させ、酸素不足を補ってやる。この
際に酸素が酸素分子であると反応性が乏しく反応効率が
悪いので酸素圧力を高くしたり、流量を大きくする必要
が出てくる。ところが容器1内の圧力が高くなると蒸発
速度が低下したり、加熱手段3aを正常に作動させられ
ないなどの障害が出てくる。第2原料として酸素を使用
し、これを励起して基板6に衝突させることによって反
応効率が著しく高まるので容器1内の圧力を高くする必
要はなく、適性組成の酸化物を高速に製造できる。
(実験例)
第1原料2を加速するためには基板6を負電位にするの
が一般的であり、電場の強さを10v−30KVにする
のが望ましい。また、付着力を高めるためにはIKV以
上の電場が望ましく、内部応力を低くするためには50
0v以下にするのが望ましい、第2原料8dを加速する
ためにはイオン銃やイオン加速器などを使用することが
できるほか、第1原料2と同様な方法を用いることが可
能である。第2原料8dの運動エネルギは10eV−1
0KeVが望ましい。
が一般的であり、電場の強さを10v−30KVにする
のが望ましい。また、付着力を高めるためにはIKV以
上の電場が望ましく、内部応力を低くするためには50
0v以下にするのが望ましい、第2原料8dを加速する
ためにはイオン銃やイオン加速器などを使用することが
できるほか、第1原料2と同様な方法を用いることが可
能である。第2原料8dの運動エネルギは10eV−1
0KeVが望ましい。
第1原料2と第2原料8dとの組み合わせの具体例とし
ては 第1原料2 第2原料8d 金属および合金 ガス 金属および合金 金属の蒸発粒子 酸化物 ガス 窒化物 ガス などがある。
ては 第1原料2 第2原料8d 金属および合金 ガス 金属および合金 金属の蒸発粒子 酸化物 ガス 窒化物 ガス などがある。
さらに、第2図で示される構成は第1図で示す構成の他
の実施例であり、同一部分には同一符号を付し、その説
明は省略するものとし、第1図と異なる部分についての
み説明するものとする。
の実施例であり、同一部分には同一符号を付し、その説
明は省略するものとし、第1図と異なる部分についての
み説明するものとする。
前記第1原料2から発生する蒸気2aを励起する励起手
段を構成するイオン化用アーク放電電極からなるイオン
化手段4Aが配設されており、このイオン化手段4Aの
励起状態に応じて前記蒸気2aの励起状態が制御される
。
段を構成するイオン化用アーク放電電極からなるイオン
化手段4Aが配設されており、このイオン化手段4Aの
励起状態に応じて前記蒸気2aの励起状態が制御される
。
前記容器1の側壁1dにおける前記イオン化手段4Aと
ほぼ対応する位置には、イオン加速器8Aが、イオンビ
ーム8bBが基板6に向けて飛ぶような角度位置で配設
されており、このイオン加速器8A内には、第2原料8
dAである金属が載置され加熱手段10aを有する蒸発
ボート10が内設されている。
ほぼ対応する位置には、イオン加速器8Aが、イオンビ
ーム8bBが基板6に向けて飛ぶような角度位置で配設
されており、このイオン加速器8A内には、第2原料8
dAである金属が載置され加熱手段10aを有する蒸発
ボート10が内設されている。
従って、この第2図の構成においては、前述の動作説明
と同様に、前記蒸気2aはイオン化手段4Aによって励
起され、少なくともその一部の蒸発粒子はイオン化する
。
と同様に、前記蒸気2aはイオン化手段4Aによって励
起され、少なくともその一部の蒸発粒子はイオン化する
。
また、蒸発ボート10の加熱手段10aによって蒸発し
た第2原料8dAの蒸発粒子は、イオン加速器8Aによ
って励起され、少なくとも一部のイオン化されたイオン
ビーム8dBが電場を介して加速され、基板6に衝突す
る。
た第2原料8dAの蒸発粒子は、イオン加速器8Aによ
って励起され、少なくとも一部のイオン化されたイオン
ビーム8dBが電場を介して加速され、基板6に衝突す
る。
尚、前述の容器1内における配置構成は、−例を示した
ものであり、図示しない他の配置構成等とした場合も、
同様の作用効果を得ることができる。
ものであり、図示しない他の配置構成等とした場合も、
同様の作用効果を得ることができる。
また、必要に応じて雰囲気ガスを第3原料として、励起
手段を経ずに、容器1内の基板6の近傍に直接供給しな
がら実施してもよい。
手段を経ずに、容器1内の基板6の近傍に直接供給しな
がら実施してもよい。
[発明の効果]
本発明による化合物の製造方法及び装置は、以上のよう
に構成されているため、次のような効果を得ることがで
きる。
に構成されているため、次のような効果を得ることがで
きる。
(1)、蒸発ボートから蒸発した第1原料の蒸気をイオ
ン化用加熱手段によって励起するようにしているため、
イオン化して加速された状態で基板に衝突し、第2原料
もイオン化されて基板に衝突するため、電場の強さを制
御することにより、加速の程度を自在に制御することが
でき、それによって、基板に生成される反応生成物(化
合物)の付着力及び内部応力を制御し、基板へのイオン
の衝突効果によって、ボイドやキャビティのない密度の
高い化合物を製造することができる。
ン化用加熱手段によって励起するようにしているため、
イオン化して加速された状態で基板に衝突し、第2原料
もイオン化されて基板に衝突するため、電場の強さを制
御することにより、加速の程度を自在に制御することが
でき、それによって、基板に生成される反応生成物(化
合物)の付着力及び内部応力を制御し、基板へのイオン
の衝突効果によって、ボイドやキャビティのない密度の
高い化合物を製造することができる。
(2)、 また、各原料の少なくとも一部に各々独立
に制御された運動エネルギを与えて基板に衝突せしめ化
合物を形成しているため、従来方法では得られない高い
付着力、密度、付き回り性が得られ、正確に制御された
組成の化合物を低温で高速に製造することができる。
に制御された運動エネルギを与えて基板に衝突せしめ化
合物を形成しているため、従来方法では得られない高い
付着力、密度、付き回り性が得られ、正確に制御された
組成の化合物を低温で高速に製造することができる。
図面は本発明による化合物の製造方法及び装置を示すた
めのもので、第1図は第1実施例を示す概略構成図、第
2図は第2実施例を示す概略構成図である。 1は容器、2は第1原料、3aは加熱手段、4゜4aは
イオン化手段、6は基板、8はイオン銃、8Aはイオン
加速器、8d、8dAは第2原料、10aは第2原料用
加熱手段である。
めのもので、第1図は第1実施例を示す概略構成図、第
2図は第2実施例を示す概略構成図である。 1は容器、2は第1原料、3aは加熱手段、4゜4aは
イオン化手段、6は基板、8はイオン銃、8Aはイオン
加速器、8d、8dAは第2原料、10aは第2原料用
加熱手段である。
Claims (4)
- (1).減圧した容器(1)内で第1原料(2)を蒸気
として蒸発させた後、前記蒸気の少なくとも一部を励起
して基板(6)に衝突させ、前記第1原料(2)とは独
立して励起した第2原料(8d)を前記基板(6)に衝
突させ、前記各原料(2,8d)による反応生成物を前
記基板(6)上に堆積させるようにしたことを特徴とす
る化合物の製造方法。 - (2).前記第1原料(2)は、金属又は化合物よりな
り、前記第2原料(8d)は、ガスよりなることを特徴
とする請求項1記載の化合物の製造方法。 - (3).減圧した容器(1)内に設けられた基板(6)
に対し、加熱手段(3a)により蒸発した第1原料(2
)の蒸気の少なくとも一部を前記基板(6)に衝突させ
ることにより、前記基板(6)に蒸発粒子を付着させる
ようにした化合物の製造装置において、前記加熱手段(
3a)の上方に位置するイオン化手段(4)と、前記容
器(1)に設けられ第2原料(8d)の少なくとも一部
を励起して加速し、前記基板(6)に衝突させるための
イオン銃(8)とを有し、前記イオン化手段(4)及び
イオン銃(8)は各々独立して制御され、前記各原料(
2,8d)の少なくとも一部はイオン化されて前記基板
(6)に衝突し、化合物を形成するようにしたことを特
徴とする化合物の製造装置。 - (4).減圧した容器(1)内に設けられた基板(6)
に対し、加熱手段(3a)により蒸発した第1原料(2
)の蒸気の少なくとも一部を前記基板(6)に衝突させ
ることにより、前記基板(6)に蒸発粒子を付着させる
ようにした化合物の製造装置において、前記加熱手段(
3a)の上方に位置するイオン化手段(4A)と、前記
容器(1)に設けられ第2原料(8dA)の蒸気の少な
くとも一部を励起して加速し前記基板(6)に衝突させ
るためのイオン加速器(8A)と、前記イオン加速器(
8A)内に設けられ前記第2原料(8dA)を加熱する
ための第2原料用加熱手段(10a)とを備え、前記各
原料(2,8dA)の少なくとも一部はイオン化されて
前記基板(6)に衝突し、化合物を形成するようにした
ことを特徴とする化合物の製造装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26826489A JPH03134160A (ja) | 1989-10-17 | 1989-10-17 | 化合物の製造方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26826489A JPH03134160A (ja) | 1989-10-17 | 1989-10-17 | 化合物の製造方法及び装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03134160A true JPH03134160A (ja) | 1991-06-07 |
Family
ID=17456159
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26826489A Pending JPH03134160A (ja) | 1989-10-17 | 1989-10-17 | 化合物の製造方法及び装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03134160A (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60251269A (ja) * | 1984-05-25 | 1985-12-11 | Shinku Kikai Kogyo Kk | イオンプレ−テイング方法および装置 |
| JPH01246747A (ja) * | 1988-03-29 | 1989-10-02 | Ulvac Corp | イオン源 |
-
1989
- 1989-10-17 JP JP26826489A patent/JPH03134160A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60251269A (ja) * | 1984-05-25 | 1985-12-11 | Shinku Kikai Kogyo Kk | イオンプレ−テイング方法および装置 |
| JPH01246747A (ja) * | 1988-03-29 | 1989-10-02 | Ulvac Corp | イオン源 |
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