JPH0313838B2 - - Google Patents
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- JPH0313838B2 JPH0313838B2 JP59106319A JP10631984A JPH0313838B2 JP H0313838 B2 JPH0313838 B2 JP H0313838B2 JP 59106319 A JP59106319 A JP 59106319A JP 10631984 A JP10631984 A JP 10631984A JP H0313838 B2 JPH0313838 B2 JP H0313838B2
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- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
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Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の属する技術分野〕
本発明は、回転磁界型回転電機の磁束ベクトル
の決定量を求める方法であつて、特許請求の範囲
第1項の前文に記載されている方法に関する。さ
らに、本発明は回転磁界型回転電機の運転に際し
てのこの方法の応用およびそのための装置に関す
る。 〔従来技術とその問題点〕 このような方法は、周波数変換装置を介して給
電される回転磁界型回転電機の磁界オリエンテイ
ツド運転のためのドイツ連邦共和国特許出願公開
第3026202号明細書による装置に用いられている。
磁界オリエンテーシヨンの際には、磁束ベクトル
の位置が検出され、また回転磁界型回転電機に給
電する周波数変換装置が磁束ベクトルの位置に関
係して、磁束に対して平行なステータ電流成分お
よびそれに対して垂直なステータ電流成分が独立
に影響可能であるように制御される。磁束に対し
て平行なステータ電流成分(磁化電流)の制御を
介して磁束の大きさに対する予め与えられた値が
設定され得る。他方、磁束に対して垂直な電流成
分(有効電流)は線形に回転モーメントに入り、
また直接に回転速度または回転モーメントの減結
合された制御のために用いられ得る。 しかし、この磁界オリエンテーシヨンに対して
は磁束位置を知ることが必要である。その際、磁
束をホール・センサを介して直接に測定するので
はなく、計算モデル回路により電気的量から計算
することは有利である。そのための最も簡単な方
法は、いわゆる“電圧モデル”を用いて、モータ
の入力電圧から抵抗性ステータ電圧降下および誘
導性漏れ電圧の差引により誘起起電力を求め、こ
の起電力の積分として磁束を計算する方法であ
る。 回転電機電流、回転電機電圧、起電力および磁
束を記述するためには、それぞれ2つの決定量、
たとえば静止(すなわちステータ・オリエンテイ
ツドまたは“空間固定”)座標系またはロータ軸
線と共に回転する(“ロータ・オリエンテイツ
ド”)座標系または磁界軸線と共に回転する(“磁
界オリエンテイツド”)座標系に関する直交座標
成分または極座標成分により表わされる平面ベク
トルが用いられ得る。前記の“電圧モデル”につ
いては、ステータ・オリエンテイツド直交座標系
内で考察するのが最も簡単である。なぜならば、
そのためには、たとえば三相機において120゜だけ
互いにずれた3つの位相の電圧および電流から1
つの“3/2”座標変換器により相応のステータ電
流ベクトルiおよびステータ電圧ベクトルuの相
応の空間固定直交座標(これらはここで添字α1
およびα2により示されている)を形成すること
だけが必要であるからである。その際、起電力の
ベクトルeはステータ抵抗rsおよび漏れインダク
タンスX〓を考慮にれてe=u−rs・i−X〓・
di/dtにより成分加算によつて計算される。ま
た、磁束ベクトルψのステータ・オリエンテイツ
ド直交座標はそれぞれ起電力ベクトルの相応の成
分の積分として求められる。 この積分のために必要な開いた積分器は経路ド
リフトの傾向があり、たとえば積分器の帰還導線
内に位置する零位調節器を介して安定化されなけ
ればならない。しかし、積分器の零位ドリフトに
より低い運転周波数では磁束成分の相応に遅い変
化も抑制される。さらに、定常運転中に、同じく
特に低い周波数の際に現われて、ステータ電流に
対する目標値が磁界にオリエントされて与えられ
るときに有害な誤オリエンテーシヨンに通ずる角
度誤差が生ずる。しかし、これらの欠点にこの電
圧モデルの良好なダイナミツクスが対立する。 しかし、回転電機磁束に対するモデル値を回転
電機電流(すなわちステータ電流ベクトルiおよ
び同期機の場合には励磁機電流ieおよび測定され
たロータ位置λまたは測定技術上しばしば有利な
ロータ回転速度λ〓から求めることも可能である。
この“電流モデル”は回転電機内に生ずる経過
を、それらが磁束の形成に通ずるかぎり、電子的
にシミユレートする。この電流モデルに対しては
磁界オリエンテイツド座標系の使用が有利であ
り、その際、磁界に対して平行な成分は添字1
により、またそれに対して垂直な成分は添字2
により示されている。1つの座標系からそれに対
して予め与えられた角度だけ回転された他の座標
系への換算は、変換すべきベクトルの相応の成分
が1つのいわゆる“ベクトル回転器”に与えら
れ、その角度入力端に相応の角度信号たとえば回
転角のサインおよびコサインが与えられることに
よつて行なわれる。 電流モデルでは回転電機パラメータに対する可
能なかぎり正確なモデル・パラメータが設定され
なければならず、たとえば温度によるロータ抵抗
の変化は静的経過においても動的経過においても
モデル磁束の誤りに通ずる。従つて、高いほうの
運転周波数に対しては電圧モデルが有利であるけ
れども、低い運転周波数では電流モデルが、静的
不正確さが生ずる可能性があるにもかかわらず、
磁束に対する一層良いモデル値に通ずる。 従つて、前記のドイツ連邦共和国特許出願公開
第3026202号明細書による装置には両モデルの組
合わせが設けられている。電圧モデルに従つて回
転電機電流および回転電機電圧から、電圧モデル
に対応づけられているモデル起電力ベクトルe、
uの2つの成分が形成され、次いでそれらから、
この電圧モデルに対応づけられている磁束ベクト
ルψ、uの相応の成分が形成される。この場合、
回路はステータにオリエントされて作動し、また
磁束の形成のために起電力の各直交座標成分に対
して各1つの積分器を含んでいる。これらの積分
器を安定化するため、この磁束ベクトルのそれぞ
れ1つの成分が1つの帰還導線内で1つの調節器
に重畳され、その出力信号がモデル起電力ベクト
ルの相応の成分の補正のための補正量として積分
器入力端に重畳されている。その際、この調節器
の目標値入力端には、電流モデル内でステータ電
流およびロータ位置λから形成された1つのモデ
ル磁束ベクトルψ、iの相応の成分が与えられ
る。 すなわち、調節器はその入力端で差ベクトル
ψ、i−ψ、uの空間固定直交座標成分を受け
て、1つの補正ベクトルの空間固定直交座標成分
を与え、その電圧モデルへの重畳により差ベクト
ルが平均して調節される。それにより、電圧モデ
ルが少なくともその静的挙動に関して電流モデル
に追従させられ、従つて電圧モデルの良好なダイ
ナミツクスが保たれ、しかし低い周波数において
は電流モデルの一層良い静的磁束決定が利用され
るようにすることができる。 公知の両補正調節器の出力は、本質的にベクト
ルψ、uの周波数で回転する1つの補正ベクトル
のステータ・オリエンテイツド直交座標成分を表
わす。すなわち、調節器は連続的に交流量を処理
しなければならず、このことは高い運転周波数の
場合に限らず不利であり得る。 〔発明の目的〕 本発明の目的は、回転磁界型回転電機の磁束ベ
クトルの基準量を求めるための他の方法を提案す
ることである。 〔発明の要点〕 この目的を達成するため、同じく特許請求の範
囲第1項の前文に記載されている電流モデルおよ
び電圧モデルの組合わせから出発され、ただし、
目標値として入力されるモデル磁束ベクトルψ、
iと実際値として入力される磁束ベクトルψ、u
との間の制御偏差から決定される両補正量のう
ち、第1の補正量は両磁束ベクトルの大きさの制
御偏差から、また第2の補正量はそれらの方向の
制御偏差から形成される。その際、電圧モデルが
単独で既に十分に正確に作動する高いほうの運転
周波数では補正量の重畳を遮断することは有利で
あり得る。 公知の回路の場合のように、本発明による場合
にも、差ベクトルψ、i−ψ、uから出発して、
電圧モデルに対応づけられているベクトルψ、u
が(電圧モデルのダイナミツクスの保持のもと
に)静的にベクトルψ、iに追従させられまた回
転電機磁束として取出されるように電圧モデルに
作用する追従調節が行なわれている。 しかし、公知の回路では、差ベクトルのそれぞ
れ1つの平均化された空間固定直交座標成分が調
節される。しかし、本発明によれば、差角度δ=
、i−、uから出発される。ここで、uは
ベクトルψ、uに、また、iはベクトルψ、i
に対応づけられている(空間固定座標系を基準と
する)磁束方向である。従つて、差角度δは、
ψ、iと共に回転する基準系内の差ベクトルψ、
i−ψ、uの極座標成分である。従つて、相応の
調節器が差ベクトルの平均の回転極座標角度成分
を調節する。従つて、その出力量は1つの補正ベ
クトルの回転極座標角度成分をも与える。相応に
他の調節器は|ψ、i|−|ψ、u|により差ベ
クトルの平均の大きさを調節し、補正ベクトルの
回転極座標の大きさ成分を与える。 しかし、1つの可変ベクトルの直交座標成分の
平均値により直交座標成分が与えられている1つ
のベクトルは、同一の可変ベクトルの極座標成分
の平均値により極座標成分が決定されている1つ
のベクトルと座標表示により相違するだけでな
く、両ベクトルがもはや座標変換により互いに移
行させられ得ないように両ベクトルが相違するよ
うな種々の平均化を条件づける。 従つて、公知の調節方法にくらべて本発明は全
く本質的に相違する。特に本発明は静的過程にお
いて本質的に一層正確な結果を与える。なぜなら
ば、両ベクトルψ、uおよびψ、iがほぼ等しい
(または等化された状態で同一の)周波数で回転
するので、大きさおよび方向の制御偏差が実際上
等量を表わし、また調節器が広範囲に負荷軽減さ
れており、それにより調節器常数の選定も本質的
に非臨界的であるからである。 電圧モデルの追従のためには、磁束の大きさの
差が少なくとも小さな差角度において主として、
電圧モデルにおいて使用されるステータ電流の
(磁束に対して平行な)磁化電流成分の補正を条
件づける。従つて、磁束の大きさに対する調節器
の出力量によりステータ電流ベクトルの大きさの
座標または磁束に対して平行な直交座標i1=
icosが補正され得る。類似の仕方で制御偏差δ
=、u−、iが主として有効電流成分に作用
し、また方向の座標または磁束に対して垂直な有
効電流成分i2=i・sinの補正のために使用され
得る。係数iは方向の制御偏差δの重みづけによ
り考慮に入れられ得る。なぜならば、重みづけら
れた差角度i、δ≒i・sin(、u−、i)
は、他のモデルに基礎をおかれた電流(たとえば
電圧モデルに対する電流実際値i)の一方の磁束
ベクトルの方向(たとえば、i)にオリエント
された磁束に対して垂直な成分よりも装置技術的
にしばしば容易に近接可能であるからである。 いずれの場合にも、差ベクトルの極度標成分を
与えられる調節器は、ベクトルψ、iまたは追従
させられたベクトルψ、uにより回転する1つの
座標系内の1つの補正ベクトルの2つの(直交座
標または極座標)成分を与える。補正ベクトルの
これらの成分は電圧モデル内でモデル起電力ベク
トルまたは基礎をおかれたステータ電流ベクトル
の相応の成分にベクトル計算の規則に従つて重畳
される。この重畳のためには、前記ベクトルおよ
び補正すべきベクトルが等しい基準系内に存在す
ること、すなわち補正ベクトルが1つのベクトル
回転器によりステータ基準の座標系内に変換され
ることもしくはモデル起電力ベクトルe、uが既
に磁界ψ、iまたはψ、uにオリエントされた座
標系内で求められること、のみが必要である。 本方法の実施のための装置および有利な実施態
様は特許請求の範囲第2項以下にあげられてい
る。 〔発明の実施例〕 次に本発明を図面に示す実施例により詳細に説
明する。 第1図によれば、回転磁界型回転電機1は周波
数変換装置2を介して電源Nから給電され、その
際、周波数変換装置制御回路3が回転磁界型回転
電機に所与の周波数および所与の振幅のモータ電
圧およびモータ電流を与えるための制御を行な
う。負荷に応じて、そのために必要な電気的変量
が自動的に設定される。 ステータ電流およびステータ電圧は、それぞれ
1つのベクトルの2つのベクトル成分をシンボル
化する二重矢印として表わされている。たとえば
相RおよびSの電流iRおよびiSが変流器により測
定され、1つの相応の座標変換器4により空間固
定基準系内のステータ電流ベクトルi〓の2つの
直交座標成分i〓1=i・cosε〓、i〓2=i・sinε〓に
変
換され得る。同じ仕方で計器用変圧器および1つ
の座標変換器5によりステータ基準直交座標系の
ステータ電圧ベクトルu〓が形成される。ロータ
位置検出器6はロータ角度λまたはロータ回転速
度λ〓を与え、それとステータ電流i〓とを与えられ
る第1の計算モデル回路すなわち電流モデル7が
1つのモデル磁束ベクトルψ、iの両成分を形成
する。このような電流モデルは前記ドイツ連邦共
和国特許出願公開第3026202号公報に同期機に対
しても非同期機に対しても記載されている。同期
機の場合には、電流モデル7は、場合によつては
相応の励磁機電流実際値ieの助けのもとに、相応
の励磁機電流源8から同期機のロータに与えられ
る励磁機電流の制御のための目標値ie*を形成す
る立場にもある。 9でシンボル的に表わされているのは、ステー
タ電圧uから(場合によつてはステータ電流iの
助けのもとに)1つのモデル起電力ベクトルe、
uの成分を形成する手段である。共通のシンボル
10により表わされている1つの調節器段は1つ
の補正ベクトルΔの成分として理解され得る両出
力信号を、モデル起電力ベクトルを与えられる加
算回路11にベクトル加算のために与える。前記
公開公報に記載されている装置の場合には、モデ
ル起電力ベクトルe、uも補正ベクトルもステー
タ基準直交座標成分で存在しているので、この加
算回路11は両ベクトルのそれぞれ第1または第
2の成分のみを加算しなければならない。その
際、調節器段10の実際値は電流モデル内で計算
されたモデル磁束ベクトルψ、iの成分により与
えられる。 加算回路11の後に、補正ベクトルΔだけ補正
された起電力ベクトルe、u+Δから第2のモデ
ル磁束ベクトルψ、u=∫(e、u+Δ)dtを与
える第2の計算モデル回路12が接続されてい
る。この第2のモデル磁束ベクトルの大きさψ、
uおよび角度、uは相応の出力端13および1
4から取出され得る。角度の処理のためには、そ
の角度のsinおよびcos、すなわちこの方向を指す
単位ベクトルの相応の直交座標成分をそれぞれ与
えられなければならない計算回路がしばしば使用
されるので、モデル磁束角度、uまたは他の角
度の信号線は同じく信号対として1つの二重矢印
により表わされている。 もちろん同じく出力端13および14に生ずる
決定量ψ、uおよび、uにより与えられており
また単に1つの座標変換によりこれらの決定量か
ら生ずるモデル磁束ベクトルψ、uの成分は調節
器段10の実際値入力端に与えられている。要素
9および11は単に既に公知の電圧モデルを表わ
しているが、加算回路11への調節器の作用によ
り、第2のモデル磁束ベクトルψ、uが第1のモ
デル磁束ベクトルψ、iに追従させられるように
されている。従つて、この追従させられた第2の
モデル磁束ベクトルψ、uの決定量が磁束ベクト
ルψの求められた決定量として導線13および1
4から取出されて、回転磁界型回転電機1の制御
のために使用される。 回転磁界型回転電機の制御回路はそのつどの必
要性に応じて種々に構成されていてよい。しばし
ば、求められた磁束角度=、uの信号対 、
uを角度信号入力端に与えられている1つのベク
トル回転器15により、ステータ基準のステータ
電流ベクトルi〓が相応の磁界オリエンテイツド
電流ベクトルiに換算される。周波数変換装置
制御回路内でこれらの磁界オリエンテイツド電流
実際値が電流目標ベクトルi *の磁界オリエン
テイツド電流目標値i1 *(磁化電流目標値)およ
びi2 *(有効電流目標値)と比較される。こうし
て制御偏差(調節器16)から1つの磁界オリエ
ンテイツド制御ベクトルが形成され、これが適当
な仕方で点弧制御装置19に対する3つの制御電
圧に変換され得る。これらの制御電圧から、周波
数変換装置2の3つの出力相で作動する変換弁に
対する点弧命令が得られる。3つの制御電圧への
磁界オリエンテイツド制御ベクトルの変換はステ
ータ基準系への逆変換のための1つのベクトル回
転器17および3つの120゜ずつ位相のずれた制御
電圧への直交座標成分の変換のための1つの座標
変換器18により示されている。しかし、電流実
際値および所与の磁界オリエンテイツド電流目標
値は他の仕方でも2つの制御量に、たとえば直接
周波数変換装置制御回路に必要とされるような1
つの振幅制御信号および1つの周波数制御信号に
変換され得る。 既に最初に記載したように、磁化電流目標値は
磁束に作用し、従つて1つの上位の磁束調節から
得られ、他方たとえば1つの上位の回転速度調節
から得られる有効電流目標値により回転モーメン
トが影響される。 磁束ベクトルの決定量を求めるための、第1図
により大きな一般性で示されている手段は既に前
記公開公報に含まれている。しかし、それと異な
り、本発明によれば、調節器段10が両磁束ベク
トルの大きさの制御偏差|、i|−|、u|
および両磁束ベクトルの方向の制御偏差、i−
、uを与えられるように構成されている。この
ことは、たとえば、電流モデル7および電圧モデ
ル12でそれぞれ相応のモデル磁束ベクトルの極
座標成分が取出されることにより行なわれ得る。 ここに現われる個々の座標系およびシンボルを
説明するため、第2図には先ず、空間固定(ステ
ータ基準)の座標軸αにより与えられる基準系に
関するステータ電流iおよび磁束ベクトルψが示
されている。iとαとの間の角度(“ステータ・
オリエンテイツド電流角度”)はε〓で示されてお
り、ψとαとの間のステータ・オリエンテイツド
磁束角度はで示されている。従つて、iとψと
の間の磁界オリエンテイツド電流角度εに対し
ては関係式ε=ε〓−が成り立つ。ステータ電
圧、抵抗性電圧降下rs・iおよび漏れ電圧X〓・
di/dtと起電力eまたはその積分ψの間の第2図
中に示されている関係はベクトル関係として基準
系と無関係に成り立つ。 等化されていない状態で、電流モデル7のなか
で求められる第1のモデル磁束ベクトルψ、iの
方向、iは電圧モデル12の出力端14で求め
られる磁束方向=、uと一致しておらず、角
度δだけ偏差している。従つて、方向、uにオ
リエントされた基準系内で第1のモデル磁束ベク
トルψ、iは直交座標成分φ〓1、iおよびφ〓2、i
を有し、他方この基準系内の電流ベクトルは直交
座標成分i〓1、i〓2により与えられている。 それに対して、電流モデルの角度、iにオリ
エントされた座標系内ではステータ電流ベクトル
iは、モデル磁束ベクトルψ、iにオリエントさ
れたモデル磁束角度ε〓、iに応じて、直交座標成
分i1、iおよびi2iを有する。 第3図には、第1図により磁束ベクトルを求め
るために用いられる構成部分が、両計算モデル回
路7および12が磁束オリエンテイツド動作をす
る場合について、一層詳細に示されている。既に
第1図で説明された構成部分と同一の構成部分に
は同一の参照符号が付されている。構成部分9′
がモデル起電力ベクトルe、uのステータ基準直
交座標成分e〓1、e〓2を形成する作動の仕方は第2
図中の上側のベクトル図に相当しており、詳細な
説明を必要としない。ベクトル加算e、u+Δの
ためには加算回路11′として、この場合、もう
1つのベクトル回転器が用いられており、それに
よりステータ基準の成分e1、e2が磁束方向
にオリエントされた相応の座標に変換され、それ
らから補正ベクトルΔの磁界オリエンテイツド直
交座標成分の簡単な加算により第2の計算モデル
回路12′に対する入力ベクトルが形成される。
定格周波数ωNへの正規化および積分により磁界
に対して平行な補正された起電力成分から、電圧
モデルに対応づけられているモデル磁束ベクトル
の大きさψ、uが形成され、他方磁界に対して垂
直な成分からはこの磁界の大きさでの除算により
1つのモデル磁束周波数が形成され、それから定
格周波数ωNへの正規化および積分により相応の
モデル磁束角度、uが得られる。 加算回路に重畳すべき補正ベクトルΔの磁界に
対して平行な成分は実際上磁束の大きさの差によ
つてのみ決定されており、従つて相応の調節器1
0aから取出され得る。調節器10aに対する実
際値は電圧モデル12′から与えられ、それに対
して目標値は無条件に電流モデル7自体から取出
される必要はなく、いずれにせよ全装置により磁
束の大きさの実際値が最後に電流モデル−大きさ
実際値ψ、iから導かれておりまた周波数変換装
置制御回路を介して目標値ψ*に保たれることが
利用され得るので、モデル磁束大きさの特別な計
算が必要とされない一層簡単な電流モデル7で十
分である。それどころか第1のモデル磁束ベクト
ルの大きさψ、iのかわりに直接に、全制御回路
に基礎をおく目標値φ*が大きさ調節器10aに
与えられ得る。 両モデル磁束ベクトルの方向、uおよび、
iからは1つの差引回路20で差角度δ、すなわ
ち両モデル磁束ベクトルの極座標方向成分の制御
偏差、が形成される。sinδ≒δであるので、この
制御偏差は実際上両モデル磁束の差ベクトルの磁
界に対して垂直な成分に比例しており、また相応
の角度調節器10bの出力信号が直接に補正ベク
トルの磁界に対して垂直な成分として加算回路1
1′に与えられ得る。角度差δのかわりに、電流
の大きさを乗算された制御偏差i・sinδが形成さ
れる場合には、これは1つの関数形成回路21お
よび1つの乗算器22の中間回路に相当する。 第3図に示されている装置は第4図に示されて
いる装置の原理および動的特性をも描写し、その
際にモデル回路はここではしかしステータ基準の
座標内で作動する。ここでも広範囲に第1図から
の参照符号が用いられている。 モデル起電力を求めるための1つの固有の回路
はここでは省略可能であり、ステータ電圧ベクト
ルへの抵抗性ステータ電圧降下の加算が同時に単
一の加算回路11″への補正ベクトルΔの重畳に
より行なわれ得る。起電力の積分は起電力の両直
交座標成分に対する各1つの積分器12″により
行なわれ、その際に漏れ電圧の考慮が1つの加算
回路により積分器の出力端において行なわれ得
る。後に接続されているベクトルアナライザ25
は、この電圧モデルに対応づけられているモデル
磁束ベクトルψ、uのいまや存在するステータ基
準直交座標成分から大きさψ、uおよび相応のモ
デル磁束角度の信号対 、uを形成する。 調節器10aおよび10bの入力端に対する制
御偏差を形成するための両モデル磁束の差ベクト
ルの極座標成分の形成は第3図と同様な原理で行
なわれ得る。その際にただ留意すべきことは、調
節器出力端から与えられる補正ベクトルΔの磁界
オリエンテイツド直交座標成分が加算回路11″
における正しい加算のために1つのベクトル回転
器により初めて、モデル磁束角度ψ、uにオリエ
ントされた座標系からステータ基準の座標系に逆
変換されなければならないことである。 制御回路内にしばしばいずれにせよ存在するベ
クトル回転器15と簡単化された電流モデル7を
使用する前記の可能性との利用のもとに、第4図
には角度偏差を形成する方法の変形例が示されて
いる。電流モデル7内で、i・sinε、iにより
決定されている(第2図の下側の図に既に示され
た)ステータ電流成分i2、iが取出可能である。
、i=ε〓−ε,iであるので、この成分i2、iに
よ
り所与のiおよびε〓において角度、iも決定さ
れている。モデル磁束大きさφ、iが目標値ψ*
により置換され得るのと同じ理由から、i1,iも磁
化電流目標値i* 1により置換され得るので、いま
や1つのベクトルアナライザ27により1つの信
号対 、iが形成され得る。ベクトル回転器15
が成分i1=i・cos、u;i2=i・sin、uを
与えるので、いまや、角度入力端でベクトルアナ
ライザ27の出力端と接続されている1つのベク
トル回転器28によりベクトルiをε,iにオリ
エントされた座標系内に回転させることが可能で
あり、従つてベクトル回転器28の一方の出力端
にいまや成分i・sin(ε,i−ε)、ここにε,i
−ε
=δ、が生ずる。 第4図から特に明らかにわかるように、調節器
10a,10bの入力量はいまやただ実際上等量
であり、調節器10a,10bは広範囲に負荷軽
減されている。これは最後に、調節が、加算回路
11″への調節作用により等化すべきベクトルe、
uまたはψ、uが追従させられているψ、iにオ
リエントされた座標系内で行なわれることにより
行なわれる。 この調節を、電圧モデルが不正確である運転周
波数においてのみ実行するため、補正ベクトルの
重畳は切換スイツチ30(第1図)により遮断可
能である。回転磁界型回転電機が所与の低い運転
周波数に到達すれば、切換スイツチ30が調節器
段10から、たとえば平滑回路により帰還された
電圧モデル12の出力が与えられていてよい1つ
の安定化入力端31に切換えられる。それによ
り、高いほうの運転周波数において電圧モデル1
2内に使用される積分器を他の仕方で安定化する
ことが可能である。この切換に際して、切換の瞬
間に有効電流目標値の強い変化が与えられるなら
ば、ただ短時間で平衡過程に達し得る。 〔発明の効果〕 本発明によれば、磁束ベクトルを正確に、かつ
簡単に求めることができ、回転磁界型回転電機の
制御に大きく寄与するものである。
の決定量を求める方法であつて、特許請求の範囲
第1項の前文に記載されている方法に関する。さ
らに、本発明は回転磁界型回転電機の運転に際し
てのこの方法の応用およびそのための装置に関す
る。 〔従来技術とその問題点〕 このような方法は、周波数変換装置を介して給
電される回転磁界型回転電機の磁界オリエンテイ
ツド運転のためのドイツ連邦共和国特許出願公開
第3026202号明細書による装置に用いられている。
磁界オリエンテーシヨンの際には、磁束ベクトル
の位置が検出され、また回転磁界型回転電機に給
電する周波数変換装置が磁束ベクトルの位置に関
係して、磁束に対して平行なステータ電流成分お
よびそれに対して垂直なステータ電流成分が独立
に影響可能であるように制御される。磁束に対し
て平行なステータ電流成分(磁化電流)の制御を
介して磁束の大きさに対する予め与えられた値が
設定され得る。他方、磁束に対して垂直な電流成
分(有効電流)は線形に回転モーメントに入り、
また直接に回転速度または回転モーメントの減結
合された制御のために用いられ得る。 しかし、この磁界オリエンテーシヨンに対して
は磁束位置を知ることが必要である。その際、磁
束をホール・センサを介して直接に測定するので
はなく、計算モデル回路により電気的量から計算
することは有利である。そのための最も簡単な方
法は、いわゆる“電圧モデル”を用いて、モータ
の入力電圧から抵抗性ステータ電圧降下および誘
導性漏れ電圧の差引により誘起起電力を求め、こ
の起電力の積分として磁束を計算する方法であ
る。 回転電機電流、回転電機電圧、起電力および磁
束を記述するためには、それぞれ2つの決定量、
たとえば静止(すなわちステータ・オリエンテイ
ツドまたは“空間固定”)座標系またはロータ軸
線と共に回転する(“ロータ・オリエンテイツ
ド”)座標系または磁界軸線と共に回転する(“磁
界オリエンテイツド”)座標系に関する直交座標
成分または極座標成分により表わされる平面ベク
トルが用いられ得る。前記の“電圧モデル”につ
いては、ステータ・オリエンテイツド直交座標系
内で考察するのが最も簡単である。なぜならば、
そのためには、たとえば三相機において120゜だけ
互いにずれた3つの位相の電圧および電流から1
つの“3/2”座標変換器により相応のステータ電
流ベクトルiおよびステータ電圧ベクトルuの相
応の空間固定直交座標(これらはここで添字α1
およびα2により示されている)を形成すること
だけが必要であるからである。その際、起電力の
ベクトルeはステータ抵抗rsおよび漏れインダク
タンスX〓を考慮にれてe=u−rs・i−X〓・
di/dtにより成分加算によつて計算される。ま
た、磁束ベクトルψのステータ・オリエンテイツ
ド直交座標はそれぞれ起電力ベクトルの相応の成
分の積分として求められる。 この積分のために必要な開いた積分器は経路ド
リフトの傾向があり、たとえば積分器の帰還導線
内に位置する零位調節器を介して安定化されなけ
ればならない。しかし、積分器の零位ドリフトに
より低い運転周波数では磁束成分の相応に遅い変
化も抑制される。さらに、定常運転中に、同じく
特に低い周波数の際に現われて、ステータ電流に
対する目標値が磁界にオリエントされて与えられ
るときに有害な誤オリエンテーシヨンに通ずる角
度誤差が生ずる。しかし、これらの欠点にこの電
圧モデルの良好なダイナミツクスが対立する。 しかし、回転電機磁束に対するモデル値を回転
電機電流(すなわちステータ電流ベクトルiおよ
び同期機の場合には励磁機電流ieおよび測定され
たロータ位置λまたは測定技術上しばしば有利な
ロータ回転速度λ〓から求めることも可能である。
この“電流モデル”は回転電機内に生ずる経過
を、それらが磁束の形成に通ずるかぎり、電子的
にシミユレートする。この電流モデルに対しては
磁界オリエンテイツド座標系の使用が有利であ
り、その際、磁界に対して平行な成分は添字1
により、またそれに対して垂直な成分は添字2
により示されている。1つの座標系からそれに対
して予め与えられた角度だけ回転された他の座標
系への換算は、変換すべきベクトルの相応の成分
が1つのいわゆる“ベクトル回転器”に与えら
れ、その角度入力端に相応の角度信号たとえば回
転角のサインおよびコサインが与えられることに
よつて行なわれる。 電流モデルでは回転電機パラメータに対する可
能なかぎり正確なモデル・パラメータが設定され
なければならず、たとえば温度によるロータ抵抗
の変化は静的経過においても動的経過においても
モデル磁束の誤りに通ずる。従つて、高いほうの
運転周波数に対しては電圧モデルが有利であるけ
れども、低い運転周波数では電流モデルが、静的
不正確さが生ずる可能性があるにもかかわらず、
磁束に対する一層良いモデル値に通ずる。 従つて、前記のドイツ連邦共和国特許出願公開
第3026202号明細書による装置には両モデルの組
合わせが設けられている。電圧モデルに従つて回
転電機電流および回転電機電圧から、電圧モデル
に対応づけられているモデル起電力ベクトルe、
uの2つの成分が形成され、次いでそれらから、
この電圧モデルに対応づけられている磁束ベクト
ルψ、uの相応の成分が形成される。この場合、
回路はステータにオリエントされて作動し、また
磁束の形成のために起電力の各直交座標成分に対
して各1つの積分器を含んでいる。これらの積分
器を安定化するため、この磁束ベクトルのそれぞ
れ1つの成分が1つの帰還導線内で1つの調節器
に重畳され、その出力信号がモデル起電力ベクト
ルの相応の成分の補正のための補正量として積分
器入力端に重畳されている。その際、この調節器
の目標値入力端には、電流モデル内でステータ電
流およびロータ位置λから形成された1つのモデ
ル磁束ベクトルψ、iの相応の成分が与えられ
る。 すなわち、調節器はその入力端で差ベクトル
ψ、i−ψ、uの空間固定直交座標成分を受け
て、1つの補正ベクトルの空間固定直交座標成分
を与え、その電圧モデルへの重畳により差ベクト
ルが平均して調節される。それにより、電圧モデ
ルが少なくともその静的挙動に関して電流モデル
に追従させられ、従つて電圧モデルの良好なダイ
ナミツクスが保たれ、しかし低い周波数において
は電流モデルの一層良い静的磁束決定が利用され
るようにすることができる。 公知の両補正調節器の出力は、本質的にベクト
ルψ、uの周波数で回転する1つの補正ベクトル
のステータ・オリエンテイツド直交座標成分を表
わす。すなわち、調節器は連続的に交流量を処理
しなければならず、このことは高い運転周波数の
場合に限らず不利であり得る。 〔発明の目的〕 本発明の目的は、回転磁界型回転電機の磁束ベ
クトルの基準量を求めるための他の方法を提案す
ることである。 〔発明の要点〕 この目的を達成するため、同じく特許請求の範
囲第1項の前文に記載されている電流モデルおよ
び電圧モデルの組合わせから出発され、ただし、
目標値として入力されるモデル磁束ベクトルψ、
iと実際値として入力される磁束ベクトルψ、u
との間の制御偏差から決定される両補正量のう
ち、第1の補正量は両磁束ベクトルの大きさの制
御偏差から、また第2の補正量はそれらの方向の
制御偏差から形成される。その際、電圧モデルが
単独で既に十分に正確に作動する高いほうの運転
周波数では補正量の重畳を遮断することは有利で
あり得る。 公知の回路の場合のように、本発明による場合
にも、差ベクトルψ、i−ψ、uから出発して、
電圧モデルに対応づけられているベクトルψ、u
が(電圧モデルのダイナミツクスの保持のもと
に)静的にベクトルψ、iに追従させられまた回
転電機磁束として取出されるように電圧モデルに
作用する追従調節が行なわれている。 しかし、公知の回路では、差ベクトルのそれぞ
れ1つの平均化された空間固定直交座標成分が調
節される。しかし、本発明によれば、差角度δ=
、i−、uから出発される。ここで、uは
ベクトルψ、uに、また、iはベクトルψ、i
に対応づけられている(空間固定座標系を基準と
する)磁束方向である。従つて、差角度δは、
ψ、iと共に回転する基準系内の差ベクトルψ、
i−ψ、uの極座標成分である。従つて、相応の
調節器が差ベクトルの平均の回転極座標角度成分
を調節する。従つて、その出力量は1つの補正ベ
クトルの回転極座標角度成分をも与える。相応に
他の調節器は|ψ、i|−|ψ、u|により差ベ
クトルの平均の大きさを調節し、補正ベクトルの
回転極座標の大きさ成分を与える。 しかし、1つの可変ベクトルの直交座標成分の
平均値により直交座標成分が与えられている1つ
のベクトルは、同一の可変ベクトルの極座標成分
の平均値により極座標成分が決定されている1つ
のベクトルと座標表示により相違するだけでな
く、両ベクトルがもはや座標変換により互いに移
行させられ得ないように両ベクトルが相違するよ
うな種々の平均化を条件づける。 従つて、公知の調節方法にくらべて本発明は全
く本質的に相違する。特に本発明は静的過程にお
いて本質的に一層正確な結果を与える。なぜなら
ば、両ベクトルψ、uおよびψ、iがほぼ等しい
(または等化された状態で同一の)周波数で回転
するので、大きさおよび方向の制御偏差が実際上
等量を表わし、また調節器が広範囲に負荷軽減さ
れており、それにより調節器常数の選定も本質的
に非臨界的であるからである。 電圧モデルの追従のためには、磁束の大きさの
差が少なくとも小さな差角度において主として、
電圧モデルにおいて使用されるステータ電流の
(磁束に対して平行な)磁化電流成分の補正を条
件づける。従つて、磁束の大きさに対する調節器
の出力量によりステータ電流ベクトルの大きさの
座標または磁束に対して平行な直交座標i1=
icosが補正され得る。類似の仕方で制御偏差δ
=、u−、iが主として有効電流成分に作用
し、また方向の座標または磁束に対して垂直な有
効電流成分i2=i・sinの補正のために使用され
得る。係数iは方向の制御偏差δの重みづけによ
り考慮に入れられ得る。なぜならば、重みづけら
れた差角度i、δ≒i・sin(、u−、i)
は、他のモデルに基礎をおかれた電流(たとえば
電圧モデルに対する電流実際値i)の一方の磁束
ベクトルの方向(たとえば、i)にオリエント
された磁束に対して垂直な成分よりも装置技術的
にしばしば容易に近接可能であるからである。 いずれの場合にも、差ベクトルの極度標成分を
与えられる調節器は、ベクトルψ、iまたは追従
させられたベクトルψ、uにより回転する1つの
座標系内の1つの補正ベクトルの2つの(直交座
標または極座標)成分を与える。補正ベクトルの
これらの成分は電圧モデル内でモデル起電力ベク
トルまたは基礎をおかれたステータ電流ベクトル
の相応の成分にベクトル計算の規則に従つて重畳
される。この重畳のためには、前記ベクトルおよ
び補正すべきベクトルが等しい基準系内に存在す
ること、すなわち補正ベクトルが1つのベクトル
回転器によりステータ基準の座標系内に変換され
ることもしくはモデル起電力ベクトルe、uが既
に磁界ψ、iまたはψ、uにオリエントされた座
標系内で求められること、のみが必要である。 本方法の実施のための装置および有利な実施態
様は特許請求の範囲第2項以下にあげられてい
る。 〔発明の実施例〕 次に本発明を図面に示す実施例により詳細に説
明する。 第1図によれば、回転磁界型回転電機1は周波
数変換装置2を介して電源Nから給電され、その
際、周波数変換装置制御回路3が回転磁界型回転
電機に所与の周波数および所与の振幅のモータ電
圧およびモータ電流を与えるための制御を行な
う。負荷に応じて、そのために必要な電気的変量
が自動的に設定される。 ステータ電流およびステータ電圧は、それぞれ
1つのベクトルの2つのベクトル成分をシンボル
化する二重矢印として表わされている。たとえば
相RおよびSの電流iRおよびiSが変流器により測
定され、1つの相応の座標変換器4により空間固
定基準系内のステータ電流ベクトルi〓の2つの
直交座標成分i〓1=i・cosε〓、i〓2=i・sinε〓に
変
換され得る。同じ仕方で計器用変圧器および1つ
の座標変換器5によりステータ基準直交座標系の
ステータ電圧ベクトルu〓が形成される。ロータ
位置検出器6はロータ角度λまたはロータ回転速
度λ〓を与え、それとステータ電流i〓とを与えられ
る第1の計算モデル回路すなわち電流モデル7が
1つのモデル磁束ベクトルψ、iの両成分を形成
する。このような電流モデルは前記ドイツ連邦共
和国特許出願公開第3026202号公報に同期機に対
しても非同期機に対しても記載されている。同期
機の場合には、電流モデル7は、場合によつては
相応の励磁機電流実際値ieの助けのもとに、相応
の励磁機電流源8から同期機のロータに与えられ
る励磁機電流の制御のための目標値ie*を形成す
る立場にもある。 9でシンボル的に表わされているのは、ステー
タ電圧uから(場合によつてはステータ電流iの
助けのもとに)1つのモデル起電力ベクトルe、
uの成分を形成する手段である。共通のシンボル
10により表わされている1つの調節器段は1つ
の補正ベクトルΔの成分として理解され得る両出
力信号を、モデル起電力ベクトルを与えられる加
算回路11にベクトル加算のために与える。前記
公開公報に記載されている装置の場合には、モデ
ル起電力ベクトルe、uも補正ベクトルもステー
タ基準直交座標成分で存在しているので、この加
算回路11は両ベクトルのそれぞれ第1または第
2の成分のみを加算しなければならない。その
際、調節器段10の実際値は電流モデル内で計算
されたモデル磁束ベクトルψ、iの成分により与
えられる。 加算回路11の後に、補正ベクトルΔだけ補正
された起電力ベクトルe、u+Δから第2のモデ
ル磁束ベクトルψ、u=∫(e、u+Δ)dtを与
える第2の計算モデル回路12が接続されてい
る。この第2のモデル磁束ベクトルの大きさψ、
uおよび角度、uは相応の出力端13および1
4から取出され得る。角度の処理のためには、そ
の角度のsinおよびcos、すなわちこの方向を指す
単位ベクトルの相応の直交座標成分をそれぞれ与
えられなければならない計算回路がしばしば使用
されるので、モデル磁束角度、uまたは他の角
度の信号線は同じく信号対として1つの二重矢印
により表わされている。 もちろん同じく出力端13および14に生ずる
決定量ψ、uおよび、uにより与えられており
また単に1つの座標変換によりこれらの決定量か
ら生ずるモデル磁束ベクトルψ、uの成分は調節
器段10の実際値入力端に与えられている。要素
9および11は単に既に公知の電圧モデルを表わ
しているが、加算回路11への調節器の作用によ
り、第2のモデル磁束ベクトルψ、uが第1のモ
デル磁束ベクトルψ、iに追従させられるように
されている。従つて、この追従させられた第2の
モデル磁束ベクトルψ、uの決定量が磁束ベクト
ルψの求められた決定量として導線13および1
4から取出されて、回転磁界型回転電機1の制御
のために使用される。 回転磁界型回転電機の制御回路はそのつどの必
要性に応じて種々に構成されていてよい。しばし
ば、求められた磁束角度=、uの信号対 、
uを角度信号入力端に与えられている1つのベク
トル回転器15により、ステータ基準のステータ
電流ベクトルi〓が相応の磁界オリエンテイツド
電流ベクトルiに換算される。周波数変換装置
制御回路内でこれらの磁界オリエンテイツド電流
実際値が電流目標ベクトルi *の磁界オリエン
テイツド電流目標値i1 *(磁化電流目標値)およ
びi2 *(有効電流目標値)と比較される。こうし
て制御偏差(調節器16)から1つの磁界オリエ
ンテイツド制御ベクトルが形成され、これが適当
な仕方で点弧制御装置19に対する3つの制御電
圧に変換され得る。これらの制御電圧から、周波
数変換装置2の3つの出力相で作動する変換弁に
対する点弧命令が得られる。3つの制御電圧への
磁界オリエンテイツド制御ベクトルの変換はステ
ータ基準系への逆変換のための1つのベクトル回
転器17および3つの120゜ずつ位相のずれた制御
電圧への直交座標成分の変換のための1つの座標
変換器18により示されている。しかし、電流実
際値および所与の磁界オリエンテイツド電流目標
値は他の仕方でも2つの制御量に、たとえば直接
周波数変換装置制御回路に必要とされるような1
つの振幅制御信号および1つの周波数制御信号に
変換され得る。 既に最初に記載したように、磁化電流目標値は
磁束に作用し、従つて1つの上位の磁束調節から
得られ、他方たとえば1つの上位の回転速度調節
から得られる有効電流目標値により回転モーメン
トが影響される。 磁束ベクトルの決定量を求めるための、第1図
により大きな一般性で示されている手段は既に前
記公開公報に含まれている。しかし、それと異な
り、本発明によれば、調節器段10が両磁束ベク
トルの大きさの制御偏差|、i|−|、u|
および両磁束ベクトルの方向の制御偏差、i−
、uを与えられるように構成されている。この
ことは、たとえば、電流モデル7および電圧モデ
ル12でそれぞれ相応のモデル磁束ベクトルの極
座標成分が取出されることにより行なわれ得る。 ここに現われる個々の座標系およびシンボルを
説明するため、第2図には先ず、空間固定(ステ
ータ基準)の座標軸αにより与えられる基準系に
関するステータ電流iおよび磁束ベクトルψが示
されている。iとαとの間の角度(“ステータ・
オリエンテイツド電流角度”)はε〓で示されてお
り、ψとαとの間のステータ・オリエンテイツド
磁束角度はで示されている。従つて、iとψと
の間の磁界オリエンテイツド電流角度εに対し
ては関係式ε=ε〓−が成り立つ。ステータ電
圧、抵抗性電圧降下rs・iおよび漏れ電圧X〓・
di/dtと起電力eまたはその積分ψの間の第2図
中に示されている関係はベクトル関係として基準
系と無関係に成り立つ。 等化されていない状態で、電流モデル7のなか
で求められる第1のモデル磁束ベクトルψ、iの
方向、iは電圧モデル12の出力端14で求め
られる磁束方向=、uと一致しておらず、角
度δだけ偏差している。従つて、方向、uにオ
リエントされた基準系内で第1のモデル磁束ベク
トルψ、iは直交座標成分φ〓1、iおよびφ〓2、i
を有し、他方この基準系内の電流ベクトルは直交
座標成分i〓1、i〓2により与えられている。 それに対して、電流モデルの角度、iにオリ
エントされた座標系内ではステータ電流ベクトル
iは、モデル磁束ベクトルψ、iにオリエントさ
れたモデル磁束角度ε〓、iに応じて、直交座標成
分i1、iおよびi2iを有する。 第3図には、第1図により磁束ベクトルを求め
るために用いられる構成部分が、両計算モデル回
路7および12が磁束オリエンテイツド動作をす
る場合について、一層詳細に示されている。既に
第1図で説明された構成部分と同一の構成部分に
は同一の参照符号が付されている。構成部分9′
がモデル起電力ベクトルe、uのステータ基準直
交座標成分e〓1、e〓2を形成する作動の仕方は第2
図中の上側のベクトル図に相当しており、詳細な
説明を必要としない。ベクトル加算e、u+Δの
ためには加算回路11′として、この場合、もう
1つのベクトル回転器が用いられており、それに
よりステータ基準の成分e1、e2が磁束方向
にオリエントされた相応の座標に変換され、それ
らから補正ベクトルΔの磁界オリエンテイツド直
交座標成分の簡単な加算により第2の計算モデル
回路12′に対する入力ベクトルが形成される。
定格周波数ωNへの正規化および積分により磁界
に対して平行な補正された起電力成分から、電圧
モデルに対応づけられているモデル磁束ベクトル
の大きさψ、uが形成され、他方磁界に対して垂
直な成分からはこの磁界の大きさでの除算により
1つのモデル磁束周波数が形成され、それから定
格周波数ωNへの正規化および積分により相応の
モデル磁束角度、uが得られる。 加算回路に重畳すべき補正ベクトルΔの磁界に
対して平行な成分は実際上磁束の大きさの差によ
つてのみ決定されており、従つて相応の調節器1
0aから取出され得る。調節器10aに対する実
際値は電圧モデル12′から与えられ、それに対
して目標値は無条件に電流モデル7自体から取出
される必要はなく、いずれにせよ全装置により磁
束の大きさの実際値が最後に電流モデル−大きさ
実際値ψ、iから導かれておりまた周波数変換装
置制御回路を介して目標値ψ*に保たれることが
利用され得るので、モデル磁束大きさの特別な計
算が必要とされない一層簡単な電流モデル7で十
分である。それどころか第1のモデル磁束ベクト
ルの大きさψ、iのかわりに直接に、全制御回路
に基礎をおく目標値φ*が大きさ調節器10aに
与えられ得る。 両モデル磁束ベクトルの方向、uおよび、
iからは1つの差引回路20で差角度δ、すなわ
ち両モデル磁束ベクトルの極座標方向成分の制御
偏差、が形成される。sinδ≒δであるので、この
制御偏差は実際上両モデル磁束の差ベクトルの磁
界に対して垂直な成分に比例しており、また相応
の角度調節器10bの出力信号が直接に補正ベク
トルの磁界に対して垂直な成分として加算回路1
1′に与えられ得る。角度差δのかわりに、電流
の大きさを乗算された制御偏差i・sinδが形成さ
れる場合には、これは1つの関数形成回路21お
よび1つの乗算器22の中間回路に相当する。 第3図に示されている装置は第4図に示されて
いる装置の原理および動的特性をも描写し、その
際にモデル回路はここではしかしステータ基準の
座標内で作動する。ここでも広範囲に第1図から
の参照符号が用いられている。 モデル起電力を求めるための1つの固有の回路
はここでは省略可能であり、ステータ電圧ベクト
ルへの抵抗性ステータ電圧降下の加算が同時に単
一の加算回路11″への補正ベクトルΔの重畳に
より行なわれ得る。起電力の積分は起電力の両直
交座標成分に対する各1つの積分器12″により
行なわれ、その際に漏れ電圧の考慮が1つの加算
回路により積分器の出力端において行なわれ得
る。後に接続されているベクトルアナライザ25
は、この電圧モデルに対応づけられているモデル
磁束ベクトルψ、uのいまや存在するステータ基
準直交座標成分から大きさψ、uおよび相応のモ
デル磁束角度の信号対 、uを形成する。 調節器10aおよび10bの入力端に対する制
御偏差を形成するための両モデル磁束の差ベクト
ルの極座標成分の形成は第3図と同様な原理で行
なわれ得る。その際にただ留意すべきことは、調
節器出力端から与えられる補正ベクトルΔの磁界
オリエンテイツド直交座標成分が加算回路11″
における正しい加算のために1つのベクトル回転
器により初めて、モデル磁束角度ψ、uにオリエ
ントされた座標系からステータ基準の座標系に逆
変換されなければならないことである。 制御回路内にしばしばいずれにせよ存在するベ
クトル回転器15と簡単化された電流モデル7を
使用する前記の可能性との利用のもとに、第4図
には角度偏差を形成する方法の変形例が示されて
いる。電流モデル7内で、i・sinε、iにより
決定されている(第2図の下側の図に既に示され
た)ステータ電流成分i2、iが取出可能である。
、i=ε〓−ε,iであるので、この成分i2、iに
よ
り所与のiおよびε〓において角度、iも決定さ
れている。モデル磁束大きさφ、iが目標値ψ*
により置換され得るのと同じ理由から、i1,iも磁
化電流目標値i* 1により置換され得るので、いま
や1つのベクトルアナライザ27により1つの信
号対 、iが形成され得る。ベクトル回転器15
が成分i1=i・cos、u;i2=i・sin、uを
与えるので、いまや、角度入力端でベクトルアナ
ライザ27の出力端と接続されている1つのベク
トル回転器28によりベクトルiをε,iにオリ
エントされた座標系内に回転させることが可能で
あり、従つてベクトル回転器28の一方の出力端
にいまや成分i・sin(ε,i−ε)、ここにε,i
−ε
=δ、が生ずる。 第4図から特に明らかにわかるように、調節器
10a,10bの入力量はいまやただ実際上等量
であり、調節器10a,10bは広範囲に負荷軽
減されている。これは最後に、調節が、加算回路
11″への調節作用により等化すべきベクトルe、
uまたはψ、uが追従させられているψ、iにオ
リエントされた座標系内で行なわれることにより
行なわれる。 この調節を、電圧モデルが不正確である運転周
波数においてのみ実行するため、補正ベクトルの
重畳は切換スイツチ30(第1図)により遮断可
能である。回転磁界型回転電機が所与の低い運転
周波数に到達すれば、切換スイツチ30が調節器
段10から、たとえば平滑回路により帰還された
電圧モデル12の出力が与えられていてよい1つ
の安定化入力端31に切換えられる。それによ
り、高いほうの運転周波数において電圧モデル1
2内に使用される積分器を他の仕方で安定化する
ことが可能である。この切換に際して、切換の瞬
間に有効電流目標値の強い変化が与えられるなら
ば、ただ短時間で平衡過程に達し得る。 〔発明の効果〕 本発明によれば、磁束ベクトルを正確に、かつ
簡単に求めることができ、回転磁界型回転電機の
制御に大きく寄与するものである。
第1図は本発明の方法により作動する回転磁界
型回転電機駆動システムのブロツク接続図、第2
図は使用されているシンボルを説明するためのベ
クトル図、第3図は磁界オリエンテイツド作動の
実施例のブロツク接続図、第4図はステータ・オ
リエンテイツド作動の好ましい実施例のブロツク
接続図である。 1……回転磁界型回転電機、2……周波数変換
装置、3……周波数変換装置制御回路、4,5…
…座標変換器、6……ロータ位置検出器、7……
電流モデル、8……励磁機電流源、9……モデル
起電力ベクトル成分形成手段、10……調節器
段、11……加算回路、12……電圧モデル、1
5……ベクトル回転器、16……調節器、17…
…ベクトル回転器、18……座標変換器、19…
…点弧制御装置、20……差引回路、21……関
数形成回路、22……乗算器、25……ベクトル
アナライザ、26……ベクトル回転器、27……
ベクトルアナライザ、28……ベクトル回転器、
30……切換スイツチ、31……安定化入力端。
型回転電機駆動システムのブロツク接続図、第2
図は使用されているシンボルを説明するためのベ
クトル図、第3図は磁界オリエンテイツド作動の
実施例のブロツク接続図、第4図はステータ・オ
リエンテイツド作動の好ましい実施例のブロツク
接続図である。 1……回転磁界型回転電機、2……周波数変換
装置、3……周波数変換装置制御回路、4,5…
…座標変換器、6……ロータ位置検出器、7……
電流モデル、8……励磁機電流源、9……モデル
起電力ベクトル成分形成手段、10……調節器
段、11……加算回路、12……電圧モデル、1
5……ベクトル回転器、16……調節器、17…
…ベクトル回転器、18……座標変換器、19…
…点弧制御装置、20……差引回路、21……関
数形成回路、22……乗算器、25……ベクトル
アナライザ、26……ベクトル回転器、27……
ベクトルアナライザ、28……ベクトル回転器、
30……切換スイツチ、31……安定化入力端。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 回転磁界型回転電機の磁束ベクトルの決定量
を求める方法であつて、 (a) 回転電機電流(i〓)およびロータ位置(λ)
またはロータ回転速度(λ)から1つのモデル
磁束ベクトルの2つの成分(ψ、i;、i)
が決定され、 (b) 回転電機電流(i〓)および回転電機電圧
(u〓)から1つのモデル起電力ベクトル(e、
u)の2つの成分が形成され、 (c) モデル磁束ベクトルのそれぞれ1つの成分と
求められた磁束ベクトルの1つの帰還された成
分との間の制御偏差(ψ、i−ψ、u;δ=
、i−、u)から、モデル起電力ベクトル
の補正のためモデル起電力ベクトルの成分に重
畳される2つの補正量が形成され、 (d) モデル起電力ベクトルの補正された成分か
ら、モデル起電力ベクトルの積分として、求め
るべき磁束ベクトルの決定量(ψ=ψ、u;
=、u)が形成される 方法において、 両補正量のうち第1の補正量が両磁束ベクトル
の大きさ(ψ、i;ψ、u)の制御偏差から、ま
た第2の補正量が方向(、i;、u)の制御
偏差から形成されることを特徴とする回転磁界型
回転電機の磁束ベクトルの決定量を求める方法。 2 特許請求の範囲第1項記載の方法において、
第2の補正量が両磁束ベクトルの間の差角度
(δ)のサインにステータ電流の大きさを乗算し
た値に調節され、また補正量の重畳が、モデル起
電力ベクトル(e、u)と、磁束ベクトルの一方
と共に回転する座標系を基準として両補正量によ
り直交座標成分を与えられている1つの補正ベク
トル(Δ)とが共通の基準系内への変換(ベクト
ル回転器26)の後に成分ごとに加算されること
により行なわれることを特徴とする回転磁界型回
転電機の磁束ベクトルの決定量を求める方法。 3 特許請求の範囲第1項または第2項記載の方
法において、モデル磁束ベクトル(ψ、i)の大
きさとしての第1の補正量の形成に、回転磁界型
回転電機の制御回路に入力される磁束目標値
(ψ*)が基礎とされ、また第2の制御偏差が、モ
デル磁束ベクトルと共に回転する基準系に関しま
た求められた磁束ベクトルと共に回転する基準系
に関するステータ電流ベクトル(i=i、
u;i、i)の成分から形成されることを特徴
とする回転磁界型回転電機の磁束ベクトルの決定
量を求める方法。 4 特許請求の範囲第1項ないし第3項のいずれ
かに記載の方法において、回転磁界型回転電機が
周波数変換装置を介して給電され、磁束の位置が
求められ、また周波数変換装置が求められた磁束
位置に関係して、磁束に対して平行な成分および
それに対して垂直な成分が独立に影響可能である
ように制御され、補正量の重畳(切換スイツチ3
0)が低い回転速度においてのみ行なわれること
を特徴とする回転磁界型回転電機の磁束ベクトル
の決定量を求める方法。 5 回転磁界型回転電機の磁束ベクトルの決定量
を求める装置であつて、 (a) 回転電機電流(i〓)およびロータ位置(λ)
またはロータ回転速度を与えられて、第1のモ
デル磁束ベクトル(ψ、i)の2つの成分を決
定する第1の計算モデル回路7と、 (b) 回転電機電流(i〓)および回転電機電圧
(u〓)から1つのモデル起電力ベクトルの2つ
の成分を形成するための手段と、 (c) 2つの調節器10a,10bを含んでおり、
それらの目標値としてモデル起電力ベクトルの
成分を与えられており、またそれらの出力をモ
デル起電力ベクトルと両調節器の両出力により
決定される補正ベクトルとのベクトル加算のた
めに1つの加算回路11′に与える調節器段と、 (d) 加算回路の後に接続されており、第2のモデ
ル磁束ベクトル(ψ、u)を形成し、出力端で
調節器の実際値入力端と磁束ベクトルの決定量
(ψ、)に対する出力端とに接続されている
第2の計算モデル回路12′と を含んでいる装置において、 一方の調節器が両モデル磁束ベクトルの大きさ
の差を与えられており、また他方の調節器の入力
端には両モデル磁束ベクトルの方向の間の角度差
(δ)に相当する量が与えられていることを特徴
とする回転磁界型回転電機の磁束ベクトルの決定
量を求める装置。 6 特許請求の範囲第5項記載の装置において、
他方の調節器の前に、両磁束ベクトルの間の差角
度のサインにステータ電流の大きさを乗算した量
を形成するための角度差回路(ベクトルアナライ
ザ27、ベクトル回転器15および28)が接続
されていることを特徴とする回転磁界型回転電機
の磁束ベクトルの決定量を求める装置。 7 特許請求の範囲第5項または第6項記載の装
置において、モデル起電力ベクトルを形成するた
めの手段として、ステータ電圧ベクトル(u〓)
と、ステータ抵抗(rs)のパラメータで重みづけ
られた電流ベクトル(i〓)と、求められた磁束
ベクトルの方向角度(、u)を角度信号入力端
に与えられている第1のベクトル回転器26を介
して両調節器の出力とが重畳される加算回路1
1″が設けられていることを特徴とする回転磁界
型回転電機の磁束ベクトルの決定量を求める装
置。 8 特許請求の範囲第7項記載の装置において、
補正されたモデル起電力ベクトルの各直交座標成
分に対する第2の計算モデル回路が1つの積分器
を含んでおり、その出力が漏れインダクタンスの
パラメータで重みづけられたステータ電流ベクト
ルに重畳されており、また積分器の後に1つのベ
クトルアナライザ25が接続されており、その出
力端から求められた磁束ベクトルの方向角度(
=、u)が取出されていることを特徴とする回
転磁界型回転電機の磁束ベクトルの決定量を求め
る装置。 9 特許請求の範囲第8項記載の装置において、
回転電機電流ベクトル(i〓)のステータ基準の
成分に対する第2のベクトル回転器15にベクト
ルアナライザ25の角度信号が与えられており、
他方の調節器10bの前に、ベクトルアナライザ
27の出力を角度信号入力端に与えられる第3の
ベクトル回転器28が接続されており、また第2
のベクトル回転器15の出力と、第1の計算モデ
ル回路7から取出され、第1のモデル磁束ベクト
ル(ψ、i)の方向にオリエントされた電流ベク
トルとがベクトルアナライザ27および第3のベ
クトル回転器28の入力端に重畳されていること
を特徴とする回転磁界型回転電機の磁束ベクトル
の決定量を求める装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE19833319350 DE3319350A1 (de) | 1983-05-27 | 1983-05-27 | Verfahren und vorrichtung zum ermitteln von bestimmungsgroessen des flussvektors einer drehfeldmaschine |
| DE3319350.9 | 1983-05-27 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59230486A JPS59230486A (ja) | 1984-12-25 |
| JPH0313838B2 true JPH0313838B2 (ja) | 1991-02-25 |
Family
ID=6200081
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59106319A Granted JPS59230486A (ja) | 1983-05-27 | 1984-05-25 | 回転磁界型回転電機の磁束ベクトルの決定量を求める方法および装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59230486A (ja) |
| DE (1) | DE3319350A1 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR102543234B1 (ko) * | 2023-05-08 | 2023-06-13 | 전홍섭 | Bemf 위상각 측정장치 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS609434B2 (ja) * | 1980-02-14 | 1985-03-09 | 富士電機株式会社 | 磁束の位相制御装置 |
| DE3026202A1 (de) * | 1980-07-10 | 1982-02-04 | Siemens AG, 1000 Berlin und 8000 München | Drehfeldmaschinenantrieb mit einer umrichtergespeisten drehfeldmaschine und einer mit zwei wechselspannungsintegratoren und einer rechenmodellschaltung verbundenen umrichtersteuerung |
-
1983
- 1983-05-27 DE DE19833319350 patent/DE3319350A1/de not_active Ceased
-
1984
- 1984-05-25 JP JP59106319A patent/JPS59230486A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| DE3319350A1 (de) | 1984-11-29 |
| JPS59230486A (ja) | 1984-12-25 |
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