JPH0314111B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0314111B2 JPH0314111B2 JP56200280A JP20028081A JPH0314111B2 JP H0314111 B2 JPH0314111 B2 JP H0314111B2 JP 56200280 A JP56200280 A JP 56200280A JP 20028081 A JP20028081 A JP 20028081A JP H0314111 B2 JPH0314111 B2 JP H0314111B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve body
- valve
- fluid
- fluid passage
- shape memory
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16K—VALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
- F16K17/00—Safety valves; Equalising valves, e.g. pressure relief valves
- F16K17/36—Safety valves; Equalising valves, e.g. pressure relief valves actuated in consequence of extraneous circumstances, e.g. shock, change of position
- F16K17/38—Safety valves; Equalising valves, e.g. pressure relief valves actuated in consequence of extraneous circumstances, e.g. shock, change of position of excessive temperature
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Temperature-Responsive Valves (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は温度に応じて流体通路の切換えあるい
は開閉を自動的に行なうサーモバルブに関する。
は開閉を自動的に行なうサーモバルブに関する。
流体の温度に応じて動作するサーモバルブは従
来から種々のものが知られている。たとえば自動
車のエンジン冷却水をラジエータに断続させる機
能をもつサーモバルブとしては、第1図に一例を
示したように、弁座aに対し弁対bを接離可能に
設けるとともに、ケーシングc内にワツクス等の
熱応動物質を充填し、冷却水が設定温度に達する
とワツクスの熱膨張が大となつて弁体bを駆動
し、弁体bを弁座aから離間させて冷却水を通過
させるようになつている。dは復帰用のばねであ
る。
来から種々のものが知られている。たとえば自動
車のエンジン冷却水をラジエータに断続させる機
能をもつサーモバルブとしては、第1図に一例を
示したように、弁座aに対し弁対bを接離可能に
設けるとともに、ケーシングc内にワツクス等の
熱応動物質を充填し、冷却水が設定温度に達する
とワツクスの熱膨張が大となつて弁体bを駆動
し、弁体bを弁座aから離間させて冷却水を通過
させるようになつている。dは復帰用のばねであ
る。
また、サーモバルブの他の従来例として第2図
に示したようなものもある。すなわち第2図のサ
ーモバルブは、ワツクスgが熱膨張することによ
りロツドhを押上げ、これに連動する弁体iが弁
座jから離れることによつて入口mと出口nとが
互いに連通するようになつており、たとえば自動
車の負圧切換弁として利用される。pは復帰用の
スプリングである。
に示したようなものもある。すなわち第2図のサ
ーモバルブは、ワツクスgが熱膨張することによ
りロツドhを押上げ、これに連動する弁体iが弁
座jから離れることによつて入口mと出口nとが
互いに連通するようになつており、たとえば自動
車の負圧切換弁として利用される。pは復帰用の
スプリングである。
しかして上記のように熱応動物質としてワツク
スを用いた場合、ワツクスの熱伝導率が低いため
に熱に対する応答性が悪く、弁の開閉に時間遅れ
を生じるという問題がある。特にエンジン冷却水
制御用サーモバルブの場合には、作動時間遅れの
ためにハンチング現象を生じ、極端な場合にはラ
ジエータの構造材に熱衝撃を与えて破損の原因に
なることもある。
スを用いた場合、ワツクスの熱伝導率が低いため
に熱に対する応答性が悪く、弁の開閉に時間遅れ
を生じるという問題がある。特にエンジン冷却水
制御用サーモバルブの場合には、作動時間遅れの
ためにハンチング現象を生じ、極端な場合にはラ
ジエータの構造材に熱衝撃を与えて破損の原因に
なることもある。
また、これら従来例では弁体が直線方向に往復
動するために弁体を収容する弁箱等の外形も大き
くなる。また、弁体復帰用のスプリングなど余計
な部品も必要となるから部品点数が多く、コスト
高の一因ともなつている。また、流圧の加わる方
向に弁体が動くために弁作動時に大きな反力が弁
体に加わり、弁体あるいは弁体を支持している部
材の耐久性に問題があつた。
動するために弁体を収容する弁箱等の外形も大き
くなる。また、弁体復帰用のスプリングなど余計
な部品も必要となるから部品点数が多く、コスト
高の一因ともなつている。また、流圧の加わる方
向に弁体が動くために弁作動時に大きな反力が弁
体に加わり、弁体あるいは弁体を支持している部
材の耐久性に問題があつた。
本発明は上記事情にもとづきなされたものでそ
の目的とするところは、熱応答性が良く作動が確
実であるとともに、流体による無理な力が弁体に
作用せず耐久性が向上し、また復帰用スプリング
も省略することのできるサーモバルブを提供する
ことにある。
の目的とするところは、熱応答性が良く作動が確
実であるとともに、流体による無理な力が弁体に
作用せず耐久性が向上し、また復帰用スプリング
も省略することのできるサーモバルブを提供する
ことにある。
すなわち本発明のサーボバルブは、内部にシリ
ンダボア状の弁室を有するとともに、この弁室に
導通する流体通路を形成した弁箱と、上記弁室内
に回転可能に収容される中空円筒形をなし側壁の
外面がこの弁室の内面に摺接し、かつこの側壁に
上記流体通路と連通可能な連通孔を形成した弁体
と、上記弁体に収容されるコイル部を有し、この
コイル部の外径が上記弁体の内径に略等しく、か
つこのコイル部の一端が上記弁箱側に取付けられ
るとともに他端が上記弁体側に取付けられ、上記
弁体内の流体の温度に応じて変形して上記弁体を
回転駆動する形状記憶合金からなるコイルスプリ
ングとを具備したことを特徴とする。
ンダボア状の弁室を有するとともに、この弁室に
導通する流体通路を形成した弁箱と、上記弁室内
に回転可能に収容される中空円筒形をなし側壁の
外面がこの弁室の内面に摺接し、かつこの側壁に
上記流体通路と連通可能な連通孔を形成した弁体
と、上記弁体に収容されるコイル部を有し、この
コイル部の外径が上記弁体の内径に略等しく、か
つこのコイル部の一端が上記弁箱側に取付けられ
るとともに他端が上記弁体側に取付けられ、上記
弁体内の流体の温度に応じて変形して上記弁体を
回転駆動する形状記憶合金からなるコイルスプリ
ングとを具備したことを特徴とする。
このような構成によれば、形状記憶合金からな
るコイルスプリングは弁体内の流体の温度に応じ
てねじれ変形し、これにより弁体が回転駆動さ
れ、この弁体の側壁に形成した連通孔が流体通路
に連通して弁体内と流体通路とを導通させ、流体
の流れを切換えたり、連通させたり、また弁体の
側壁に形成した連通孔が流体通路の開口部と非導
通となつて遮断する等の作動が可能になる。
るコイルスプリングは弁体内の流体の温度に応じ
てねじれ変形し、これにより弁体が回転駆動さ
れ、この弁体の側壁に形成した連通孔が流体通路
に連通して弁体内と流体通路とを導通させ、流体
の流れを切換えたり、連通させたり、また弁体の
側壁に形成した連通孔が流体通路の開口部と非導
通となつて遮断する等の作動が可能になる。
しかも本発明の構造は、形状記憶合金からなる
コイルスプリングが弁体内の流体と常に接触して
いるので流体の熱が形状記憶合金に確実にかつ速
やかに伝わり、形状記憶合金の熱応動変形が迅速
に進行し、またコイルスプリングは表面積が大き
いので流体の熱を容易に受け入れることができ、
熱応答性が良好になる。
コイルスプリングが弁体内の流体と常に接触して
いるので流体の熱が形状記憶合金に確実にかつ速
やかに伝わり、形状記憶合金の熱応動変形が迅速
に進行し、またコイルスプリングは表面積が大き
いので流体の熱を容易に受け入れることができ、
熱応答性が良好になる。
以下本発明の第1実施例について第3図ないし
第6図を参照して説明する。図中1はサーモバル
ブ、2はこのバルブの弁箱であつて、この弁箱2
内にはシリンダボア状に形成した弁室3と、この
弁室3にそれぞれ開口する第1流体通路4と第2
流体通路5および第3流体通路6が形成されてい
る。第2流体通路5は弁室3にその軸方向から連
通しており、これに対し第1流体通路4および第
3流体通路6は上記弁室3の内面に開口し、つま
り弁室3の軸方向に対して交差して形成されてい
る。なお、第1流体通路4と第3流体通路6は弁
室3を挟んで180°の角度で対向されていることが
望ましい。
第6図を参照して説明する。図中1はサーモバル
ブ、2はこのバルブの弁箱であつて、この弁箱2
内にはシリンダボア状に形成した弁室3と、この
弁室3にそれぞれ開口する第1流体通路4と第2
流体通路5および第3流体通路6が形成されてい
る。第2流体通路5は弁室3にその軸方向から連
通しており、これに対し第1流体通路4および第
3流体通路6は上記弁室3の内面に開口し、つま
り弁室3の軸方向に対して交差して形成されてい
る。なお、第1流体通路4と第3流体通路6は弁
室3を挟んで180°の角度で対向されていることが
望ましい。
この弁箱2内には弁体7が収容されている。弁
体7は両端が開放された中空円筒形をなしてお
り、その外周面が上記弁室3の内面に対して回転
自在に摺接するようになつている。そして、この
弁体7の一端、例えば図示の下端は上記第2流体
通路5に連通する連通孔9をなし、この連通孔9
を介して弁体7の内部には第2流体通路5の流体
が導入されるようになつている。この弁体7の側
壁には他の連通孔8および10が形成されてお
り、これら連通孔8および10は弁体7の回動に
伴つて前記第1流体通路4および第3流体通路6
とそれぞれ導通および遮断される。なお、上記連
通孔8と連通孔10は、互いに180°以外の角度で
対向されている。
体7は両端が開放された中空円筒形をなしてお
り、その外周面が上記弁室3の内面に対して回転
自在に摺接するようになつている。そして、この
弁体7の一端、例えば図示の下端は上記第2流体
通路5に連通する連通孔9をなし、この連通孔9
を介して弁体7の内部には第2流体通路5の流体
が導入されるようになつている。この弁体7の側
壁には他の連通孔8および10が形成されてお
り、これら連通孔8および10は弁体7の回動に
伴つて前記第1流体通路4および第3流体通路6
とそれぞれ導通および遮断される。なお、上記連
通孔8と連通孔10は、互いに180°以外の角度で
対向されている。
このような弁体7には形状記憶合金からなるコ
イルスプリング15が収容されている。このコイ
ルスプリング15は熱弾性マルテンサイト変態を
示す形状記憶効果をもつ金属からなり、このコイ
ルスプリング15は、コイル部およびこれに続く
端部を有し、コイル部が上記弁体7に収容されて
いる。つまりコイル部の外径は上記弁体7の内径
に略等しくなつており、このコイル部は弁体7の
内面に沿うように配置されている。このコイル部
の一端15aは弁箱2に形成したストツパ部16
に固定され、また他端15bすなわち自由端側は
弁体7に形成した固定部17に、かしめ等によつ
て固定されている。そして上記コイルスプリング
15は、設定温度以下つまり低温領域では第4図
に示すように弁体7の連通孔10が第3流体通路
6と連通する位置にあり、設定温度を超えるとコ
イルが軸まわりにねじれて、第3図に示すように
他方の連通孔8が第1流体通路4と連通する方向
に弁体7を駆動するような形状記憶効果をもたせ
てある。18は蓋であつて、この蓋18はガスケ
ツト19を介してボルト20により弁箱2に固定
されている。
イルスプリング15が収容されている。このコイ
ルスプリング15は熱弾性マルテンサイト変態を
示す形状記憶効果をもつ金属からなり、このコイ
ルスプリング15は、コイル部およびこれに続く
端部を有し、コイル部が上記弁体7に収容されて
いる。つまりコイル部の外径は上記弁体7の内径
に略等しくなつており、このコイル部は弁体7の
内面に沿うように配置されている。このコイル部
の一端15aは弁箱2に形成したストツパ部16
に固定され、また他端15bすなわち自由端側は
弁体7に形成した固定部17に、かしめ等によつ
て固定されている。そして上記コイルスプリング
15は、設定温度以下つまり低温領域では第4図
に示すように弁体7の連通孔10が第3流体通路
6と連通する位置にあり、設定温度を超えるとコ
イルが軸まわりにねじれて、第3図に示すように
他方の連通孔8が第1流体通路4と連通する方向
に弁体7を駆動するような形状記憶効果をもたせ
てある。18は蓋であつて、この蓋18はガスケ
ツト19を介してボルト20により弁箱2に固定
されている。
上記構成のサーモバルブ1は、たとえば第6図
に示したように自動車等のエンジン冷却水循環系
に使用される。すなわち、25はエンジン、26
はラジエータ、27はウオータポンプである。
に示したように自動車等のエンジン冷却水循環系
に使用される。すなわち、25はエンジン、26
はラジエータ、27はウオータポンプである。
そしてエンジン冷却水の温度が低いうちは、第
4図に示したように第3流体通路6と連通孔10
が互いに重なる位置に弁体7が位置する。したが
つて、第3流体通路6と第2流体通路5が互いに
連通するとともに、第1流体通路4は遮断され
る。したがつてエンジン25からの冷却水は第3
流体通路6を通り、ウオータポンプ27によつて
エンジン25に戻される。
4図に示したように第3流体通路6と連通孔10
が互いに重なる位置に弁体7が位置する。したが
つて、第3流体通路6と第2流体通路5が互いに
連通するとともに、第1流体通路4は遮断され
る。したがつてエンジン25からの冷却水は第3
流体通路6を通り、ウオータポンプ27によつて
エンジン25に戻される。
そして冷却水が設定温度を超えると、形状記憶
合金からなるコイルスプリング15のねじれが始
まり、弁体7を回転駆動する。そして冷却水の温
度が設定温度より僅かに高いときは弁体7のねじ
れ角が小さいため、第1流体通路4の一部が連通
孔8と重なり、冷却水の一部が第1流体通路4を
通つてラジエータ26に流れる。また、他方の連
通孔10が第3流体通路6から多少位置ずれする
ために、第3流体通路6を通る冷却水の量は減少
する。すなわち、冷却水の一部のみがラジエータ
26を通るため、冷却水の温度が低くなり過ぎる
ことはなく、冷却水温を一定に保つことができ
る。
合金からなるコイルスプリング15のねじれが始
まり、弁体7を回転駆動する。そして冷却水の温
度が設定温度より僅かに高いときは弁体7のねじ
れ角が小さいため、第1流体通路4の一部が連通
孔8と重なり、冷却水の一部が第1流体通路4を
通つてラジエータ26に流れる。また、他方の連
通孔10が第3流体通路6から多少位置ずれする
ために、第3流体通路6を通る冷却水の量は減少
する。すなわち、冷却水の一部のみがラジエータ
26を通るため、冷却水の温度が低くなり過ぎる
ことはなく、冷却水温を一定に保つことができ
る。
そして冷却水の温度が高まるにつれて形状記憶
合金からなるコイルスプリング15のねじれ角は
大きくなり、冷却水が高温になると形状記憶合金
15のねじれ角は最大となる。つまり第3図に示
されるように第3流体通路6が遮断されるととも
に、第1流体通路4と連通孔8が合致し、第1流
体通路4の開口が最大になる。したがつて、エン
ジン25からの冷却水は全て第1流体通路4を通
りラジエータ26に送られるため、エンジン25
を充分に冷却することができる。
合金からなるコイルスプリング15のねじれ角は
大きくなり、冷却水が高温になると形状記憶合金
15のねじれ角は最大となる。つまり第3図に示
されるように第3流体通路6が遮断されるととも
に、第1流体通路4と連通孔8が合致し、第1流
体通路4の開口が最大になる。したがつて、エン
ジン25からの冷却水は全て第1流体通路4を通
りラジエータ26に送られるため、エンジン25
を充分に冷却することができる。
このように上記サーモバルブ1によれば、弁体
7を駆動する部材として形状記憶合金からなるコ
イルスプリング15を用いたから、冷却水の温度
に応じた流路の切換えと流量配分の調節が可能と
なる。しかも、本実施例では弁体7を中空円筒形
に形成し、この弁体7内に流体が流れる空間を形
成し、この空間に形状記憶合金からなるコイルス
プリング15を配置したので、コイルスプリング
15と流体が直接接触するようになり、流体の熱
がコイルスプリング15に確実に伝わるようにな
る。しかも、コイルスプリング15は金属である
から従来のワツクス使用のものに比べて熱伝導性
が良く、またコイルスプリング15は表面積が大
きいので流体の熱が容易に伝達し、流体の温度に
応じた変形が迅速に発生する。このため弁体7を
速やかに回動変位させ、連通孔8や10と流体通
路4や6の相対的位置を変化させ、流体通路の導
通や切換えまたは遮断を流体温度に応じて高精度
に調整することができ、応答性が格段に優れてい
る。
7を駆動する部材として形状記憶合金からなるコ
イルスプリング15を用いたから、冷却水の温度
に応じた流路の切換えと流量配分の調節が可能と
なる。しかも、本実施例では弁体7を中空円筒形
に形成し、この弁体7内に流体が流れる空間を形
成し、この空間に形状記憶合金からなるコイルス
プリング15を配置したので、コイルスプリング
15と流体が直接接触するようになり、流体の熱
がコイルスプリング15に確実に伝わるようにな
る。しかも、コイルスプリング15は金属である
から従来のワツクス使用のものに比べて熱伝導性
が良く、またコイルスプリング15は表面積が大
きいので流体の熱が容易に伝達し、流体の温度に
応じた変形が迅速に発生する。このため弁体7を
速やかに回動変位させ、連通孔8や10と流体通
路4や6の相対的位置を変化させ、流体通路の導
通や切換えまたは遮断を流体温度に応じて高精度
に調整することができ、応答性が格段に優れてい
る。
また、コイルスプリング15は、そのコイル部
の外径が上記弁体7の内径に略等しくなつてお
り、このコイル部が弁体7の内面に沿うようにし
て弁体7に収容されているので、弁体7の内部に
流体が通過する空間を確保することができ、また
連通孔8,10より出入りする流体はスプリング
の〓間を容易に通過するので液体の流れを妨げる
こともない。したがつて冷却水温に応じて迅速に
動作でき、ハンチング現象を殆んど生じないとい
う利点がある。
の外径が上記弁体7の内径に略等しくなつてお
り、このコイル部が弁体7の内面に沿うようにし
て弁体7に収容されているので、弁体7の内部に
流体が通過する空間を確保することができ、また
連通孔8,10より出入りする流体はスプリング
の〓間を容易に通過するので液体の流れを妨げる
こともない。したがつて冷却水温に応じて迅速に
動作でき、ハンチング現象を殆んど生じないとい
う利点がある。
また、形状記憶合金からなるコイルスプリング
15は温度に応じてそれ自身が変形するものであ
るから、従来のサーモバルブのような復帰用のス
プリングが不要であつて、部品点数の削減と構造
の簡単化が図れる。
15は温度に応じてそれ自身が変形するものであ
るから、従来のサーモバルブのような復帰用のス
プリングが不要であつて、部品点数の削減と構造
の簡単化が図れる。
また、弁体7がその軸のまわり方向に回転して
流体通路の切換えを行なうものであるから、従来
のように流圧の加わる方向に弁体が往復動するも
のに比べて弁体およびその周辺部の構造体に無理
な力が加わらず、耐久性の高いサーモバルブが得
られる。
流体通路の切換えを行なうものであるから、従来
のように流圧の加わる方向に弁体が往復動するも
のに比べて弁体およびその周辺部の構造体に無理
な力が加わらず、耐久性の高いサーモバルブが得
られる。
なお第7図は上記サーモバルブ1の他の適用例
を示すものであり、配管構造が多少異なるがサー
モバルブ1自体の構造と機能は上記のものと同様
である。すなわち、設定温度に達する前は冷却水
はラジエータ26を通ることなく、第3流体通路
6→連通孔10→第2流体通路5の流れでエンジ
ン25に戻される。また、設定温度に達した場合
には、この流れ以外に冷却水の一部がラジエータ
26を通り、第1流体通路4→連通孔8→第2流
体通路5の経路でエンジン25に戻される。そし
て、 冷却水が所定温度を超えて高温になると、第3
流体通路6は全閉し冷却水はラジエータ26を通
つてエンジン25に戻されるものである。
を示すものであり、配管構造が多少異なるがサー
モバルブ1自体の構造と機能は上記のものと同様
である。すなわち、設定温度に達する前は冷却水
はラジエータ26を通ることなく、第3流体通路
6→連通孔10→第2流体通路5の流れでエンジ
ン25に戻される。また、設定温度に達した場合
には、この流れ以外に冷却水の一部がラジエータ
26を通り、第1流体通路4→連通孔8→第2流
体通路5の経路でエンジン25に戻される。そし
て、 冷却水が所定温度を超えて高温になると、第3
流体通路6は全閉し冷却水はラジエータ26を通
つてエンジン25に戻されるものである。
なお、第8図は本発明の第2実施例を示し、基
本的構成は前記第1実施例と共通であるから共通
部位に同一符号を付して説明を省略するが、この
第2実施例の場合、バイアススプリング30を形
状記憶合金からなるコイルスプリング15の内側
に配してある点が第1実施例と異なる。すなわ
ち、形状記憶合金の特性として、温度変化に伴な
う変位に対して反対方向に力を加えるとヒステリ
シスが小さくなることが知られているから、この
反力を作用させるためのバイアススプリング30
を設けることによつて、第9図に示されるように
バイアススプリング有りの時のヒステリシスH1
を、バイアススプリング無しの時のヒステリシス
H2に比べて縮小することが可能である。したが
つてこの第2実施例によれば、熱応答性の更に優
れたサーモバルブを提供できる。なお、上記バイ
アススプリング30の巻き径あるいはピツチ、弾
性力の強さ、取付構造などは形状記憶合金30の
特性に合わせて最適のものを使用すればよいか
ら、上記実施例に制約されるものではない。
本的構成は前記第1実施例と共通であるから共通
部位に同一符号を付して説明を省略するが、この
第2実施例の場合、バイアススプリング30を形
状記憶合金からなるコイルスプリング15の内側
に配してある点が第1実施例と異なる。すなわ
ち、形状記憶合金の特性として、温度変化に伴な
う変位に対して反対方向に力を加えるとヒステリ
シスが小さくなることが知られているから、この
反力を作用させるためのバイアススプリング30
を設けることによつて、第9図に示されるように
バイアススプリング有りの時のヒステリシスH1
を、バイアススプリング無しの時のヒステリシス
H2に比べて縮小することが可能である。したが
つてこの第2実施例によれば、熱応答性の更に優
れたサーモバルブを提供できる。なお、上記バイ
アススプリング30の巻き径あるいはピツチ、弾
性力の強さ、取付構造などは形状記憶合金30の
特性に合わせて最適のものを使用すればよいか
ら、上記実施例に制約されるものではない。
なお本発明のサーモバルブは上記各実施例に限
ることなく、本発明の要旨に反しない限りにおい
て種々に変形して実施可能である。たとえば弁体
7の外周面にゴム膜等のシール部材を設けること
により弁室3の内面との密着性を更に高めるよう
にしてもよい。
ることなく、本発明の要旨に反しない限りにおい
て種々に変形して実施可能である。たとえば弁体
7の外周面にゴム膜等のシール部材を設けること
により弁室3の内面との密着性を更に高めるよう
にしてもよい。
また、形状記憶合金からなるコイルスプリング
15の一端15aを弁箱2に固定する構造として
は、弁箱2の一部に形成した係止凹部に上記一端
15aを嵌め込む構造でもよいが、ねじ止め、か
しめなどの固定手段を用いてもよい。また、他端
15bを弁体7に固定する手段としては、かしめ
に限らず、ろう付け接着でもよい。この場合、ろ
う付け時に高温となるから、ろう付け後に熱処理
を行なつて形状記憶効果を付与することが望まし
い。
15の一端15aを弁箱2に固定する構造として
は、弁箱2の一部に形成した係止凹部に上記一端
15aを嵌め込む構造でもよいが、ねじ止め、か
しめなどの固定手段を用いてもよい。また、他端
15bを弁体7に固定する手段としては、かしめ
に限らず、ろう付け接着でもよい。この場合、ろ
う付け時に高温となるから、ろう付け後に熱処理
を行なつて形状記憶効果を付与することが望まし
い。
また、形状記憶合金からなるコイルスプリング
15の断面形状は実施例で示したような円形断面
に限らず、矩形その他の断面形状であつてもよ
く、好ましくは断面2次モーメントの大きい形状
のものを採用する。
15の断面形状は実施例で示したような円形断面
に限らず、矩形その他の断面形状であつてもよ
く、好ましくは断面2次モーメントの大きい形状
のものを採用する。
さらにまた、弁箱に設ける流体通路の数、形
状、位置等の具体的態様は種々に変形して実施可
能であり、要するに流体の切換え、あるいは流
通・遮断・流量調節等をなすような流体通路を設
けてあればよく、したがつて弁体の形状もこれら
流体通路の数、位置、形状等に応じて種々に変形
して実施できる。
状、位置等の具体的態様は種々に変形して実施可
能であり、要するに流体の切換え、あるいは流
通・遮断・流量調節等をなすような流体通路を設
けてあればよく、したがつて弁体の形状もこれら
流体通路の数、位置、形状等に応じて種々に変形
して実施できる。
なお本発明は要するに熱に応動して弁体を回転
駆動するものであればよいから、上記した各実施
例以外の用途にも適用できることは言うまでもな
い。
駆動するものであればよいから、上記した各実施
例以外の用途にも適用できることは言うまでもな
い。
以上説明したように本発明によれば、形状記憶
合金よりなるコイルスプリングで弁体を回動駆動
して流体通路を切換え、あるいは連通・遮断また
は開度調節するようにしたから、ワツクスを使用
した従来のものに比べて熱応答性が良くなる。特
に形状記憶合金からなるコイルスプリングを弁体
に収容して弁体内の流体と常に接触させるように
したので流体の熱が形状記憶合金に確実に、かつ
速やかに伝わり、形状記憶合金からなるコイルス
プリングの熱応動変形が迅速に進行する。またコ
イルスプリングは表面積が大きいので流体の熱を
容易に受け入れることができ、熱応用性が格段に
向上し、流体の温度変化に追従して高精度な作動
が可能になる。
合金よりなるコイルスプリングで弁体を回動駆動
して流体通路を切換え、あるいは連通・遮断また
は開度調節するようにしたから、ワツクスを使用
した従来のものに比べて熱応答性が良くなる。特
に形状記憶合金からなるコイルスプリングを弁体
に収容して弁体内の流体と常に接触させるように
したので流体の熱が形状記憶合金に確実に、かつ
速やかに伝わり、形状記憶合金からなるコイルス
プリングの熱応動変形が迅速に進行する。またコ
イルスプリングは表面積が大きいので流体の熱を
容易に受け入れることができ、熱応用性が格段に
向上し、流体の温度変化に追従して高精度な作動
が可能になる。
また、コイルスプリングは、そのコイル部の外
径が弁体の内径に略等しくなつており、このコイ
ル部が弁体の内面に沿うようにして弁体に収容さ
れているので、弁体の内部に流体が通過する空間
を十分確保することができるとともに、連通孔よ
り出入りする流体はスプリングの〓間を容易に通
過するので流体の流れを妨げることもない。
径が弁体の内径に略等しくなつており、このコイ
ル部が弁体の内面に沿うようにして弁体に収容さ
れているので、弁体の内部に流体が通過する空間
を十分確保することができるとともに、連通孔よ
り出入りする流体はスプリングの〓間を容易に通
過するので流体の流れを妨げることもない。
そしてまた、弁体は形状記憶合金からなるコイ
ルスプリングにより軸回りに回動されるから、直
線移動タイプの弁体に比べて小型に構成でき、弁
体作動時に流体による無理な力が弁体に作用しな
いから耐久性を向上し、場合により復帰用バネを
省略することもできる等の利点がある。
ルスプリングにより軸回りに回動されるから、直
線移動タイプの弁体に比べて小型に構成でき、弁
体作動時に流体による無理な力が弁体に作用しな
いから耐久性を向上し、場合により復帰用バネを
省略することもできる等の利点がある。
第1図および第2図はそれぞれ従来のサーモバ
ルブを示す断面図。第3図ないし第6図は本発明
の一実施例を示し、第3図はサーモバルブの断面
図、第4図は異なる作動状態の断面図、第5図は
第3図中の−線に沿う弁体の横断面図、第6
図はエンジン冷却水循環系の概略図、第7図はエ
ンジン冷却水循環系の異なる態様を示す概略図。
第8図は本発明の第2実施例を示すサーモバルブ
の断面図、第9図は同サーモバルブにおける形状
記憶合金のヒステリシスを表わした特性図であ
る。 1……サーモバルブ、2……弁箱、3……弁
室、4,5,6……流体通路、7……弁体、15
……形状記憶合金からなるコイルスプリング、3
1,32,33……流体通路。
ルブを示す断面図。第3図ないし第6図は本発明
の一実施例を示し、第3図はサーモバルブの断面
図、第4図は異なる作動状態の断面図、第5図は
第3図中の−線に沿う弁体の横断面図、第6
図はエンジン冷却水循環系の概略図、第7図はエ
ンジン冷却水循環系の異なる態様を示す概略図。
第8図は本発明の第2実施例を示すサーモバルブ
の断面図、第9図は同サーモバルブにおける形状
記憶合金のヒステリシスを表わした特性図であ
る。 1……サーモバルブ、2……弁箱、3……弁
室、4,5,6……流体通路、7……弁体、15
……形状記憶合金からなるコイルスプリング、3
1,32,33……流体通路。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 内部にシリンダボア状の弁室を有するととも
に、この弁室に連通する流体通路を備えた弁箱
と、 上記弁室内に回転可能に収容される中空円筒形
をなし、側壁の外面がこの弁室の内面に摺接し、
かつこの側壁に上記流体通路に連通可能な連通孔
を形成した弁体と、 上記弁体に収容されるコイル部を有し、このコ
イル部の外径が上記弁体の内径に略等しく、かつ
このコイル部の一端が上記弁箱側に取付けられる
とともに他端が上記弁体側に取付けられ、上記弁
体内の流体の温度に応じて変形して上記弁体を回
転駆動する形状記憶合金からなるコイルスプリン
グとを具備したことを特徴とするサーモバルブ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20028081A JPS58102879A (ja) | 1981-12-12 | 1981-12-12 | サ−モバルブ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20028081A JPS58102879A (ja) | 1981-12-12 | 1981-12-12 | サ−モバルブ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58102879A JPS58102879A (ja) | 1983-06-18 |
| JPH0314111B2 true JPH0314111B2 (ja) | 1991-02-26 |
Family
ID=16421684
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20028081A Granted JPS58102879A (ja) | 1981-12-12 | 1981-12-12 | サ−モバルブ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58102879A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6060382A (ja) * | 1983-09-12 | 1985-04-06 | Aisin Seiki Co Ltd | 切替弁装置 |
| JPS619563U (ja) * | 1984-06-20 | 1986-01-21 | 株式会社フジクラ | 温排水利用直線駆動アクチュエータ |
| US5261597A (en) * | 1993-03-04 | 1993-11-16 | Maier Perlman | Temperature responsive 3-way line valve with shape memory alloy actuator |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS49329U (ja) * | 1972-04-05 | 1974-01-05 |
-
1981
- 1981-12-12 JP JP20028081A patent/JPS58102879A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58102879A (ja) | 1983-06-18 |
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