JPH03143446A - バイアル用ゴム栓 - Google Patents

バイアル用ゴム栓

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JPH03143446A
JPH03143446A JP1283977A JP28397789A JPH03143446A JP H03143446 A JPH03143446 A JP H03143446A JP 1283977 A JP1283977 A JP 1283977A JP 28397789 A JP28397789 A JP 28397789A JP H03143446 A JPH03143446 A JP H03143446A
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Masaru Matsuzaki
優 松崎
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野] 本発明はバイアル用ゴム栓に関し、特に医薬品容器のた
めの合成樹脂シートでうξネートされたバイアル用ゴム
栓に関する。
〔従来の技術] 従来、バイアル用ゴム栓としてゴム中の加硫促進剤、不
純物等が薬液中に滲出するのを防止するために、薬液に
接触するゴム栓面を耐薬品性を有する合成樹脂シートで
ラミネートされたバイアル用ゴム栓が知られており、例
えば第5図にみられるような環状の足部2を有するゴム
栓本体1の容器のゴム栓挿入口内面4および薬剤との接
触面5が合成樹脂シート3でラミネートされてなるバイ
アル用ゴム栓や、また第6図にみられるようなゴム栓足
部2の表面が合成樹脂シート3でラミネートされ、バイ
アル容器口上端接触面8でゴム栓足部2から延びた合成
樹脂シート3がゴム面と明瞭に区画された構造のバイア
ル用ゴム栓が特公昭54−9119号公報等で知られて
いる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、かかるバイアル用ゴム栓はバイアル容器
口との接触面に合成樹脂シートの先端が存在してゴムと
合わせ目を形成しているために、合成樹脂シートがその
先端から剥離することがあり、その結果ゴム中の加硫促
進剤や不純物が薬剤中に滲出する危険があった。
〔課題を解決するための手段) 本発明者等はこれらの課題を解決するために、種々検討
した結果本発明に到達した。
すなわち、本発明はゴム栓足部からゴム栓天面部にかけ
て連続して延びた合成樹脂シートがゴム栓本体にラミネ
ートされており、かつ該ゴム栓天面部の合成樹脂シート
の他面がゴムでラミネートされて、容器口上端接触面の
全部または一部がゴムからなるバイアル用ゴム栓である
また本発明は前記バイアル用ゴム栓において、バイアル
容器のゴム栓挿入口接触面の一部がバイアル容器口上端
接触面から連続して延びたゴムからなるバイアル用ゴム
栓である。
更に本発明は前記バイアル用ゴム栓において、合成樹脂
シートが平均分子量130万〜800万のポリエチレン
のシートであり、ポリエチレンの分子鎖の一部が熱分解
で分岐し、ゴムと部分架橋してなるポリエチレンラミネ
ートゴム栓からなるバイアル用ゴム栓である。
(作用) 本発明のバイアル用ゴム栓は合成樹脂シートがゴム栓足
部からゴム栓天面部にかけて連続して延びてゴム栓本体
とラミネートし、かつ該容器口天面部の合成樹脂シート
の他面はゴムでうごネートされた構成であるので、合成
樹脂シートの先端部分はバイアル容器と直接接触するこ
ともないし、ゴムと合わせ目を形成することもない。
[実施例] 以下実施例で本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明の一実施例を示すゴム栓をバイアル容器
に嵌入した際の説明図であり、第2図および第3図は本
発明の夫々の一実施例を示すゴム栓の断面図であり、第
4図は本発明の一実施例を説明する工程図であり、第5
図および第6図は従来のゴム栓の断面図である。
図中1はゴム栓本体、2はゴム栓の足部、3は合成樹脂
シート、4は容器のゴム栓挿入口内面、5はゴム栓の薬
剤との接触面、6はゴム栓天面部、7はバイアル容器、
8は容器口上端接触面、9はゴムシート、10は第1次
成形用上部金型、11は第1次成形用下部金型、12は
第2次成形用上部金型、13は第2次成形用下部金型を
示す。
第1図は環状の足部2を有するゴム栓本体1が容器のゴ
ム栓挿入口内面4および薬剤との接触面5で合成樹脂シ
ート3とラミネートされてなり、かつ該シート3はゴム
栓天面部6まで連続して延びており、該シート3の他面
はゴムシート8とラミネートして容器口上端接触面8が
ゴムシート9で全面にわたって接触するように形成され
たバイアル用ゴム栓である。
ゴム栓本体lおよびゴムシート9の材料としてはブチル
ゴム、イソプレンゴム、ブタジェンゴム、ハロゲン化ブ
チルゴム、シリコーンゴム、エチレンプロピレンゴム等
の合成ゴムまたは天然ゴムが挙げられ、ゴム栓本体1と
ゴムシート9の材料は異なっていてもよい。
本発明でいうゴム栓本体lとはゴム栓天面部6およびゴ
ム栓足部2を合わせたものである。
また薬剤とは薬液、錠剤、粉末などの薬品のことである
本発明で使用する合成樹脂シートは、医薬又は医療用薬
品に耐える性質を有しており、その素材としてはフッ素
樹脂・ナイロン、ポリエチレン、ポリプロピレン等が挙
げられ、包装する薬品により適宜選択される。これらの
シートは、ゴムと加硫接着性を有することが必要であり
、必要に応して、ゴムとの接着性を改善するために1表
面を科学処理、コロナ放電処理、スパッターエツチング
処理などの処理を行ってもよい。
本発明で使用する合成樹脂シートの材料として、平均分
子量130万〜800万のポリエチレンを使用すると、
ポリエチレンの分子鎖の一部が加熱によって熱分解で分
岐してゴムと部分架橋し、ポリエチレンとゴムが強固に
接着するので好ましい。またこのポリエチレンシートは
自己潤滑性に冨んでいるので、ゴム栓をバイアル容器の
容器口に円滑に嵌入することができ、バイアル容器への
ゴム栓の打栓によっても、ポリエチレンが摩滅してその
端片がバイアル容器中の薬剤に混入することはない。
このゴム栓本体Iとラミネートするポリエチレンシート
3の材料は、平均分子量は130万〜800万、好まし
くは200万〜600万である(457M−02857
の粘度法で測定)。平均分子量が130万未満であると
、シートの耐熱性が悪く、加硫温度が高いと、成型時に
シートが流動し、良好なラミネトゴム栓に成型すること
が難しくなる他に、ポリエチレンシートとゴムとの接着
性が悪くなる傾向がある。また平均分子量が800万を
超えるとシトへの加工性が悪くなる傾向がある。
更にこのポリエチレンの密度は0.930〜i、oo。
g/c4.融点は134〜137°Cである。
ポリエチレンシートは、例えば円柱形のポリエチレン威
形体の円周面を回転させながら、カッタで薄くシート状
に削りながら厚さ20〜200μ、好ましくは30〜1
00μのシートを形成して製造する。このようにして成
形したシートはポリエチレンを溶融成形して得たシート
と比較して内部歪みが少なくて好ましい。
第1図のバイアル用ゴム栓の製造の一例を第4図で説明
する。
第4図(a)に示すように、最終製品脚部形状よりやや
深い形状を持つ第1次成形用下部金型11と、最終製品
天面部よりやや浅い深さを持つ第1次成形用上部金型1
0との間に、合成樹脂シー)14と未加硫ゴムシート1
5を重ね合わせたものを置き、加圧加熱し加硫を行う。
この操作により、第1図(blに示すようにパリ部の付
いたラミネートが施された第1次成形品が得られる。こ
の工程での加圧加熱条件は使用される樹脂シート、ゴム
の種類、配合剤、厚さ、金型サイズなどにより変わるが
、130〜180°C150〜300kg/cIIIで
5〜15分が適当である。但し加硫条件は、第2次成形
時に再度加熱され加硫が進むので、第1次成形品の硬度
が最終製品の硬度より低くなるように設定する。
また、第1成形時には、未加硫ゴムのみを使い若干の加
硫を行った後、金型を開き、樹脂シートを挾み、再度加
圧加熱して加硫を続行し第1次成形品を製造する方法を
用いてもよい。
次に第1図(c)に示すように、第1次成形品の足部に
、別に作成したゴム栓足部付は根と同一直径の孔を有す
る半加硫ゴムシー目6を被せる。これを最終製品形状に
適合した金型12及びI3の間で加圧加熱し、引き続き
加硫を行うことによって第2次成形品を得る。この際使
用する半加硫ゴムシートは、第1次成形品と同−配合又
は、それより若干加硫速度を早めた配合のゴムで、13
0〜180°Cで0.5〜5分加硫した厚さ0.5〜2
mのシートである。
最後に第2次成形品を金型より取り出し、打ち抜き操作
により周辺部のパリを除去して第1図に示すようなバイ
アル用ゴム栓を得る。
第2図および第3図のバイアル用ゴム栓は本発明の他の
実施例で、第4図で使用した金型の形状を適宜変更する
ことによって製造することができる。
第2図はゴム栓足部2の表面が合成樹脂シート3でラミ
ネートされ、該シート3はゴム栓足部2から連続して延
びてゴム栓天面部6で一回直角に折れ曲がりゴム栓本体
1とラミネートしており、かつ該合成樹脂シート3の他
面はバイアル容器口上端接触面8の一部がゴムシート9
でラミネートされ、該接触面8で合成樹脂シート3とゴ
ムシート9とが明瞭に区画された構造のバイアル用ゴム
栓であり、薬品への影響がなく、気密性に優れたゴム栓
である。
第3図はゴム栓足部2の薬剤接触面5が合成樹脂シート
3でうξネートされ、そこから連続して延びたシート3
が、ゴム栓挿入口内面4で折れ曲がってゴム栓天面部6
まで延びてゴム栓本体1とうξネートしており、該シー
ト3の他面はゴムシト9が容器口上端接触面8からゴム
栓挿入口4の上部分まで延びてラミネートされ、合成樹
脂シト3がゴム栓挿入口内面4でゴム面と区画された構
造をしたバイアル用ゴム栓であり、凍結乾燥した薬剤を
バイアル容器に充填する際に使用され、ゴム栓を半打栓
し、真空後回打栓して封緘されるもので、バイアル容器
とシール性のよいゴム栓である。
第1図〜第3図において、合成樹脂シート3の先端はゴ
ム栓天面部の側面にまで延びて形成されているが、該側
面はゴムで覆われて、合成樹脂シート3の先端が外部か
ら見えなくなっていてもよい。
実施例1 平均分子量450万のポリエチレン(三片石油化学社製
、ハイゼックス・ミリオン34ON)からなる円柱状の
成形体をカッターで削って厚さ50μのシートを得た。
一方、ブチルゴム(日本合成ゴム社製のブチル365)
  100重量部、焼成クレー60fi量部、活性亜鉛
華3重量部、ジベンタメチレンチュウラムテトラサルフ
ァイド2N量部および酸化マグ不ンウム5重量部とをニ
ーダ−および2本のロールを使用して混練して、厚さ2
65mの未加硫ゴムシートを得た。このゴムシートと前
記ポリエチレンシートとを重ね、第4図(a)に示す深
さ4.5mmの足部の腔部を有する下部金型と上部金型
との間に装填し、上部金型で押圧し、温度160″C1
圧力200kg/ci、時間8分間の条件で加熱してゴ
ムを加硫化した後、ポリエチレンシートとゴム栓本体と
をその接触面で部分的に架橋させて強固に接着させた。
その結果、足部の長さ4.5胴、バイアル容器口に嵌入
する箇所の外径12.7(1)、上蓋部の外径19.0
nvnのゴム栓足部および容器口天面部の接触面がポリ
エチレンシートでラミネートされた1次成形品を得た。
次いで、この1次成形品のゴム栓足部に直径13.3n
+mの孔を有し、外径が19.0間で厚さ1.0 mt
+の半加硫ゴムシートを被せ、容器口天面部の接触面の
ポリエチレンシート面をゴムでラミネートしたバイアル
用ゴム栓を得た。この際1回の加硫成型で144個のラ
ミネートゴム栓を製造し、これを10回繰り返し144
0個のう多ネートゴム栓を用いて試験した。
得られたゴム栓について、ゴムとポリエチレンシートと
の接着性を目視により判定し、製品不良率を試験した。
また、このゴム栓を容器口の内径12.3mのバイアル
容器に押し込み速度50舗/分で打栓して、バイアル容
器を封緘した。この時の抵抗値をインストロン型引張圧
縮試験機を使用して試験した。
更に、ゴムとポリエチレンシートの剥離接着力をゴム栓
の積層シート部分より幅10Mの試験片を切出し、JI
S−に6301 K r加硫ゴム物理試験法の7剥離試
験」に従って測定した。これらの結果を第1表に示す。
実施例2 実施例1で使用したポリエチレンシートの代わりに、表
面コロナ放電路処理した厚さ50μのポリ四弗化エチレ
ンシートを使用して実施例1と同様に、バイアル用ゴム
栓を製造した。その目視による接着性、打栓抵抗および
ill M接着力を第1表に示す。
比較例1 実施例1で使用した厚さ50μのポリエチレンシートを
深さ4.5閣の足部の腔部を有する下部金型に成型し、
第5図のようなポリエチレンシートからなる成形体を下
部金型に装填した。次いで実施例】で使用した未加硫ゴ
ムシートを下部金型の腔部に充填し、上部金型で押圧し
、温度160’C1圧力200kg/ci、時間8分間
の条件で加熱してゴムを加硫化するとともに、ポリエチ
レンシートをゴムと部分的に架橋させて強固に接着させ
た。その結果、足部の長さ4 、5 mm、バイアル容
器口に嵌入する箇所の外径12.7m、上蓋部の外径1
9.0tumの第1図のような構造をしたゴム栓を製造
した。この際1回の加硫成型で144個のラミネートゴ
ム栓を製造し、これを10回繰り返し1440個のラミ
ネートゴム栓を用いて試験した。
得られたゴム栓について、目視による接着性、打栓抵抗
および剥離接着力を試験した。その結果を第1表に示す
比較例2 比較例1で使用したポリエチレンシートの代わりに、表
面コロナ放電処理した厚さ50μのポリ四弗化エチレン
シートを使用して比較例1と同様にバイアル用ゴム栓を
製造した。得られたゴム栓の目視による接着性、打栓抵
抗および剥離接着力を試験した。その結果を第1表に示
す。
第1表から明らかなように、本発明のバイアル用ゴム栓
である実施例1および2のゴム栓は、ゴム栓本体と合成
樹脂シートとの接着状況が比較例のゴム栓と比較してよ
い。
〔効果] 本発明のバイアル用ゴム栓は合成樹脂シートがゴム栓足
部からゴム栓天面部にかけて連続して延びてゴム栓本体
とラミスートし、かつ該容器口天面部の合成樹脂シート
の他面はゴムでラミネートされた構成であるので、合成
樹脂シートの先端部分はバイアル容器と直接接触するこ
ともないし、ゴムと合わせ目を形成することもないので
、合成樹脂シートはゴムとの合わせ目で剥離することも
なく接着性は良好であり、ゴム中の加硫促進剤、不純物
等が薬液中に滲出することはない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すゴム栓をバイアル容器
に嵌入した際の説明図であり、第2図および第3図は本
発明の夫々の一実施例を示すゴム栓の断面図であり、第
4図は本発明の一実施例を説明する工程図であり、第5
図および第6図は従来のゴム栓の断面図である。 図中1はゴム栓本体、2はゴム栓の足部、3は合成樹脂
シート、4は容器のゴム栓挿入口内面、5はゴム栓の薬
剤との接触面、6はゴム栓天面部、7はバイアル容器、
8は容器口上端接触面、9はゴムシート、10は第1次
成形用下部金型、11は第1次成形用下部金型、12は
第1次成形用下部金型、13は第2次成形用下部金型を
示す。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ゴム栓足部からゴム栓天面部にかけて連続して延
    びた合成樹脂シートがゴム栓本体にラミネートされてお
    り、かつ該ゴム栓天面部の合成樹脂シートの他面がゴム
    でラミネートされて、容器口上端接触面の全部または一
    部がゴムからなるバイアル用ゴム栓。
  2. (2)バイアル容器のゴム栓挿入口接触面の一部がバイ
    アル容器口上端部接触面から連続して延びたゴムからな
    る請求項1記載のバイアル用ゴム栓。
  3. (3)合成樹脂シートが平均分子量130万〜800万
    のポリエチレンのシートであり、ポリエチレンの分子鎖
    の一部が熱分解で分岐し、ゴムと部分架橋してなるポリ
    エチレンラミネートゴム栓である請求項1または2記載
    のバイアル用ゴム栓。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102006047040B3 (de) * 2006-10-02 2008-03-06 Boehringer Ingelheim Pharma Gmbh & Co. Kg Packmitteldichtheit

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102006047040B3 (de) * 2006-10-02 2008-03-06 Boehringer Ingelheim Pharma Gmbh & Co. Kg Packmitteldichtheit

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