JPH0314663Y2 - - Google Patents

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JPH0314663Y2
JPH0314663Y2 JP16626684U JP16626684U JPH0314663Y2 JP H0314663 Y2 JPH0314663 Y2 JP H0314663Y2 JP 16626684 U JP16626684 U JP 16626684U JP 16626684 U JP16626684 U JP 16626684U JP H0314663 Y2 JPH0314663 Y2 JP H0314663Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 この考案は、種々のサイズのフイルムカセツテ
をセツトできるブツキー撮影装置用カセツテトレ
イに関する。
(ロ) 従来の技術 ブツキー撮影装置によるX線撮影に当つては、
X線管から放射されるX線ビームの中心線をフイ
ルムカセツテの中心に合致させておかねばならな
いが、そのためにフイルムカセツテは、それを中
心位置に予めセツトしたカセツテトレイを介して
ブツキー撮影装置に装置される。
このように、ブツキー撮影装置にはカセツテト
レイが使用されるのであるが、従来のカセツテト
レイは、第4図の外形平面図に示すとおり、四周
に外枠を有する正方形状のトレイ1の中心0に回
動中心を一致させてその裏面側に回動自在に取り
付けられた主動リンク2、この両端部に回動中心
0から等距離の位置でそれぞれピン連接された一
対の補助リンク3、これら補助リンク3の端部に
それぞれ連接され、かつ長手方向の中心線の延長
が中心0を通り、前記外枠と直交するように穿設
された一対の案内長孔4に摺動自在に係合する案
内ピン5およびこれら案内ピン5にそれぞれ固定
され、トレイ1の表面上を摺動するようにされた
一対の挾持片6からなるカセツテ保持機構を有す
るものである。そして把手7側の案内ピン5は挾
持片6より突出した部分がねじ部とされ、このね
じ部に蝶形ナツト8が螺合されており、この蝶形
ナツト8を締め付けることによつて把手7側の挾
持片6をトレイ1の表面に押し付け固定できるよ
うにされている。
したがつて蝶形ナツト8をゆるめ、これを把手
7側に引き寄せると、案内ピン5はいずれも中心
0から同じ距離だけを遠去けられ、両挾持片6間
の間隔を大きくすることができる。このようにし
て間隔を拡げた一対の挾持片6の間にフイルムカ
セツテ10を収め、挾持片6およびカセツテ10
のそれぞれに刻設された中心標示線が一致するよ
うトレイ1上のカセツテ10の載置位置を修整
し、ついで蝶形ナツト8を、中心0方向に押圧し
ながら締め付け、カセツテ10を一対の挾持片6
で挾持させ、図面上で上下、左右両方向でのセン
ターリングを行い、トレイ1上に固定するのであ
る。
ところで、トレイ1は通常種々のサイズのカセ
ツテ10をセツトできることが要求されるので、
長手方向の寸法Cが最大(たとえば17″)のカセ
ツテ10をセツトするため、この従来のトレイ1
では、前記保持機構に必要なスペースをとると、
一辺の長さはC+2Dとなり、その大きさがかな
り大きくなることはやむを得ないものとされてい
た。しかしこのことは、ブツキー撮影装置を大き
くさせることを余儀なくされることとなり、とく
にX線断層撮影装置のようにブツキー装置を運動
させることが必要な装置においては種々の不都合
を生ずることが問題であつた。
(ハ) 目的 この考案は、従来のブツキー撮影装置がかかえ
ている前記問題点を解決するため、各種サイズの
フイルムカセツテをセツトでき、しかもできるだ
け大きさを抑え、それを装着するブツキー撮影装
置を従来より小さくすることを可能ならしめるブ
ツキー撮影装置用カセツテトレイを提供すること
を目的とする。
(ニ) 構成 この考案にかかるブツキー撮影装置用カセツテ
トレイは、四周に外枠を有し、これら外枠に平行
で、かつ中心を通る2つの中心線にそれぞれ沿つ
て一対の案内長孔が穿設されたトレイ本体と、前
記2つの中心線にそれぞれ対向配設された各一対
のカセツテ挾持片と、そのカセツテ挾持片の少な
くとも一対について1の中心線を対称軸として反
対方向に移動させる平行移動機構と、前記案内長
孔に摺動自在に嵌挿し、前記カセツテ挾持片を前
記トレイ本体に係合させる案内ピンを備えてなる
ブツキー撮影装置用カセツテトレイにおいて、前
記外枠をトレイ本体の裏面側に設け、さらに前記
案内長孔をトレイ本体にそれぞれ外端で切欠いて
穿設するとともに、前記案内ピンに前記案内長孔
に沿つた長辺を有する矩形状案内ブロツクを連結
し、それらを前記案内長孔に摺動自在に係合した
ことを特徴とするものであつて、前記平行移動機
を介して少くとも一対のカセツテ挾持片を案内長
孔に沿つて外側方向へ移動させ、案内ピンが案内
長孔からそれぞれはずされた前記挾持片の一対を
案内ピンに連結された案内ブロツクと案内長孔と
の係合によつてその移動方向を規制しながらトレ
イ本体からそれぞれオーバーハングさせることに
よつてトレイ本体のサイズよりも大きなサイズの
カセツテをセンターリングを行ないながら挾持で
きるようにされている。
(ホ) 実施例 第1図は、この考案の1実施例であるブツキー
撮影装置用カセツテトレイの外形平面図であり、
第2図はその−断面を矢印方向にみた側断面
図である。
この装置のトレイ本体11は、それに剛性をも
たせるために、四周に設けた外枠12を下側に有
するもので、その裏面に主ピン13が中心0と同
心に固定され、この主ピン13にレバー状の従動
リンク14が回動自在に固定されており、この両
端部に軸心0から等距離の位置で一対の補助リン
ク15がそれぞれピン接続されている。
これら補助リンク15の端部には案内ピン16
がそれぞれ固定され、これら各案内ピン16は、
長手方向の中心線の延長が把手7側の外枠12に
対し直角をなすとともに、中心0を通るようにト
レイ本体11にそれぞれ外端を切欠いて穿設され
た一対の案内長孔17に摺動自在に係合する、長
孔17に沿つた長辺をもつ矩形状案内ブロツク1
8にそれぞれ連結されている。案内ブロツク18
はその長手方向に直角な断面形状が第3図に示す
凸形をしており、この案内ブロツク18が連結さ
れた案内ピン16には、その上部に、断面形状が
L字形のカセツテ挾持片19がそれぞれ連結さ
れ、トレイ本体11の表面に沿つて摺動しうるよ
うにされている。
主ピン13の下端部には、円板状の主動リンク
20が回動自在に係合されており、この主動リン
ク20に、主ピン13の軸心に対し対称をなす位
置で一対の補助リンク21がそれぞれピン連接さ
れている。これら補助リンク21の端部には案内
ピン16′がそれぞれ固定され、これら各案内ピ
ン16′は、長手方向の中心線の延長が把手7側
の外枠に対して平行をなすとともに、中心0を通
るようにトレイ本体11にそれぞれ外端を切欠い
て穿設された一対の案内長孔17に摺動自在に係
合する前記と同じ案内ブロツク18がそれぞれ連
接されており、その上部に前記同様のカセツテの
挾持片(以下挾持片と略記する)19がそれぞれ
連結され、同じくトレイ本体11の表面に沿つて
摺動しうるようにされている。
円板状主動リンク20には、その一方(この実
施例では上方からみて反時計方向)のみの回動を
拘止する拘止手段が設けられている。この拘止手
段は、主動リンク20の外周部に形成された爪車
22と、この爪車22とかみあう爪部を先端に有
し、この爪部が爪車22にかみあうよう上方から
みて反時計方向に回動を付勢されてトレイ本体1
1に取り付けられた拘止レバー23とから構成さ
れている。
把手7側の挾持片19が連接されている案内ピ
ン16には、引張りコイルばね24の一端が拘止
され、その他端が主動リンク20に植え込まれた
ピン25に拘止されており、主動リンク20の上
方からみて時計方向の回動によつてこの引張りコ
イルばね24は引き伸ばされ、弾発力が増大する
ようにされている。なおトレイ本体11の四隅に
は、各1対の挾持片19の移動を干渉しない範囲
で挾持片19と同じ厚さの受け板26が貼り付け
られ、カセツテ10の載置面が一平面をなすよう
にしてある。
さて、このように構成されているこの装置のト
レイ本体11に、ほぼ中心を合せて、4つの挾持
片19で囲まれた区域内で収まるサイズのカセツ
テ10を載置し、主動リンク20に補助リンク2
1を介して連接されている挾持片19の一対(以
下、この一対をX軸方向の一対、それとは別な挾
持片19の一対をY軸方向の一対と呼ぶこととす
る)を両手で内側方向へ押圧すると、主動リンク
20は上方からみて時計方向へ拘止レバー23の
爪部が爪車22の1歯ずつとかみあいを進めなが
ら回動させられるので、このX軸方向の挾持片1
9は、主動リンク20の回動角度に対応した距離
だけ互いに中心0に近付けられ、一方主動リンク
20の前記回動によつて引張りコイルばね24が
引き伸ばされ弾発力を増すので、引張りコイルば
ね24の端部が拘止されている案内ピン16およ
び案内ブロツク18は、案内長孔17にそつて速
やかに、主動リンク20の前記回動角度に比例す
る以上に中心0に接近する。それに伴つて生ずる
補助リンク15の動きによつて従動レバー14は
主動レバー20の回動角度より若干大きく同じく
時計方向に回動させられるので、Y軸方向の一対
の挾持片19は同じ距離だけ中心0に向つて速や
かに接近することとなり、前記カセツテ10を、
Y軸方向でセンターリングを行ないながら挾持す
る。引き続いてX軸方向の挾持片19の一対を両
手で中心0に向つて押し込んでゆくとX軸方向の
挾持片19はY軸方向の挾持片19におけると同
様に前記カセツテ10をX軸方向でセンターリン
グを行ないながら挾持する。この場合にはY軸方
向の挾持片19はいずれもカセツテ10に当接し
ているので、引張りコイルばね24は主動リンク
20の回動に伴つて引き伸ばされ、弾発力が増大
することによる上方からみて反時計方向のトルク
すなわち回動抵抗の増加に抗してX軸方向の挾持
片19に対する押圧力を強めねばならない。この
ようにしてカセツテ10のトレイ本体11におけ
るセンターリングならびに固定がなされると、主
動リンク20には、引張りコイルばね24の増大
した弾発力によつて反時計方向のトルクが作用す
ることとなるが、このトルクは爪車22に拘止レ
バー23の爪部がかみあうことによつて受けとめ
られ、カセツテ10の前記固定状態はそのままほ
保たれる。
この固定状態を解除するには、把手7内に設け
られているレリーズ用把手27を把手7側へ引き
寄せ、拘止レバー23の爪部と爪車22とのかみ
あいをはずしてやればよい。
このようにすれば前記した反時計方向のトルク
によつて主動リンク20が反時計方向に回動し、
それに伴つてX軸方向の挾持片19の一対はいず
れも同じ距離だけ中心0から遠去けられ、一方Y
軸方向の挾持片19の一対は引張りコイルばね2
4が初期状態に復元するので、容易に外側方向へ
引き出すことができる。
さて、このように各一対の挾持片19がいずれ
もトレイ本体11上で外側方向へ引き出されたこ
の装置に、最大サイズのカセツテ10′をセンタ
ーリングしながら固定する際の動作について説明
する。
この場合、トレイ本体11のサイズはA0×A0
=14″×14″とし、固定しようとするカセツテ1
0′は半切判でそのサイズC0×C0=17″×14″であ
る。
Y軸方向の一対の挾持片19は、トレイ本体1
1の表面側には外枠12が設けられていないし、
案内長孔17はいずれも外端が切欠かれているた
め、それぞれを外側方向へ同時に手で引き出し、
図示の位置よりわずかにはみ出さすようにすれば
カセツテ10′のY軸方向を収めるのに十分な間
隔がこれら挾持片19間に設けられる。
一方、Y軸方向の一対の挾持片19は、いずれ
もトレイ本体11の各端面よりD0、すなわち1
1/2″より若干大きくはみださせるように外側方向
へ引き出さねばならない。この引き出しに当つて
は、主動リンク20の、反時計方向の回動が許さ
れるようにしておく必要があるので、レリーズ用
把手27を把手7側へ片手で引き寄せながら、前
記挾持片19の1つをもう一方の手で引き出すよ
うにすればよい。
このように引き出す場合には、案内長孔17は
外端が切欠かれているとともに、外枠12の一部
に補助リンク21の動きを妨げないための開口が
設けられ、もちろん外枠12は表面側にないので
あるから、案内ピン16′、補助リンク21の端
部をトレイ本体11よりはみ出させることはでき
る。しかしその際にX軸方向にそつて引き出され
るように案内ピン16′の移動方向を規制するこ
とを要するが、その役目を案内ブロツク18が果
たすようにされている。それは、案内ブロツク1
8はその長手方向の長さが挾持片19に合せてあ
り、X軸方向の挾持片19の図示の引き出し位置
においても十分に案内長孔17にはめあわせた部
分が残されていることによる。このようにX軸方
向の挾持片19の一対を、いずれもトレイ本体1
1より11/2″より若干大きくせりだしておけるか
ら、前記したY軸方向の挾持片19の一対とで囲
まれた拡大区域内に半切サイズのカセツテ10′
を載置し、前記同様の操作をすることによつて、
各一対の挾持片19を中心0に向つてそれぞれ同
じ距離だけ接近させ、カセツテ10′を、X軸方
向、Y軸方向でそれぞれセンターリングしなが
ら、挾持させ、トレイ本体11上に固定し、この
固定状態を、前記したとおり爪車22と拘止レバ
ー23の爪部とのかみあいによつてそのまま保持
することができる。
説明は省略するが、大角サイズ(14″×14″)お
よびそれ以下のサイズのカセツテ10′は、トレ
イ本体11から各一対の挾持片19をいずれもは
み出させずにこの装置に前記のとおり固定するこ
とができる。
なお外枠12の外側面間のサイズは第2図に示
すとおりA0すなわち14″であるのでブツキー撮影
装置のはめこみ部のサイズは従来とほぼ同様の大
きさでよく、とくに大きくすることを要しない。
また、A0=14″のカセツテトレイを装着したブツ
キー撮影装置のブツキー部が、大角サイズのカセ
ツテにより分割撮影をなす際の移動に要する最小
限スペースすなわち、縦横ともに、14″+(14″×
2×1/4)=21″のスペースさえあれば、この装置 を装着することができる。
(ヘ) 効果 この考案にかかるブツキー撮影装置用カセツテ
トレイにおいてはつぎの効果を奏する。
たとえば小児の撮影および成人の初診撮影に対
して全面撮りで使用されることの多い半切サイズ
(17″×14″)の大きなサイズのカセツテからそれ
以下の小さなカセツテまで各種のサイズのカセツ
テを、トレイ本体をたとえば14″×14″と従来
17″×17″の大きさを要したのに比べ、大きさが抑
えられているのに拘らずセツトすることができる
ので、それを装着するブツキー撮影装置を小形に
することができ、とくにブツキー装置を運動させ
ることを要するX線断層撮影装置において、運動
重量(慣性抵抗)を軽減し、撮影の高速化をはか
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の1実施例であるブツキー撮
影装置用カセツテトレイの外形平面図、第2図
は、その−断面を矢印方向にみた側断面図、
第3図は案内ブロツクの長手方向に直角な断面
図、第4図は従来の装置の1例を示す外形平面図
である。 7……把手、10,10′……フイルムカセツ
テ、11……トレイ本体、12……外枠、13…
…主ピン、14……従動リンク、15……補助リ
ンク、16,16′……案内ピン、17……案内
長孔、18……案内ブロツク、19……カセツテ
挾持片、20……主動リンク、21……補助リン
ク、22……爪車、23……拘止レバー、22,
23……拘止手段、24……引張りコイルばね。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 四周に外枠を有し、これら外枠に平行で、かつ
    中心を通る2つの中心線にそれぞれ沿つて各一対
    の案内長孔が穿設されたトレイ本体と、前記2つ
    の中心線にそれぞれ対向配設された各一対のカセ
    ツテ挾持片と、そのカセツテ挾持片の少なくとも
    一対について1の中心線を対称軸として反対方向
    に移動させる平行移動機構と、前記案内長孔に摺
    動自在に嵌挿し、前記カセツテ挾持片を前記トレ
    イ本体に係合させる案内ピンを備えてなるブツキ
    ー撮影装置用カセツテトレイにおいて、前記外枠
    をトレイ本体の裏面側に設け、さらに前記案内長
    孔をトレイ本体にそれぞれ外端で切欠いて穿設す
    るとともに、前記案内ピンに前記案内長孔に沿つ
    た長辺を有する矩形状案内ブロツクを連結し、そ
    れらを前記案内長孔に摺動自在に係合したことを
    特徴とするブツキー撮影装置用カセツテトレイ。
JP16626684U 1984-10-31 1984-10-31 Expired JPH0314663Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16626684U JPH0314663Y2 (ja) 1984-10-31 1984-10-31

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JP16626684U JPH0314663Y2 (ja) 1984-10-31 1984-10-31

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Publication Number Publication Date
JPS6181654U JPS6181654U (ja) 1986-05-30
JPH0314663Y2 true JPH0314663Y2 (ja) 1991-04-02

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ID=30724092

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JP16626684U Expired JPH0314663Y2 (ja) 1984-10-31 1984-10-31

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