JPH0315209B2 - - Google Patents
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- JPH0315209B2 JPH0315209B2 JP58202291A JP20229183A JPH0315209B2 JP H0315209 B2 JPH0315209 B2 JP H0315209B2 JP 58202291 A JP58202291 A JP 58202291A JP 20229183 A JP20229183 A JP 20229183A JP H0315209 B2 JPH0315209 B2 JP H0315209B2
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Description
(1) 発明の技術分野
本発明は、特に2つのデータ群の相違度を、両
データ群における各データの差の絶対値の累積和
として計算する装置に関する。 (2) 技術の背景 一般に音声認識或いは画像認識では、入力する
音声パターンや画像パターンを予め定めた複数の
標準パターンと比較し、これら標準パターンのう
ち該入力パターンとの相違が一番小さいものを認
識パターンとするようにしている。そして、この
入力パターンと標準パターンとの相違の尺度とし
て、例ば、多数次元での特徴抽出によつ複数のデ
ータからなる(多次元)入力パターンと同次元の
データからなる予め定めた標準パターンとにおけ
る対応する次元の各データ値の差の絶対値を順次
加算した累積和を用いることができる。すなわ
ち、当該累積和が大きければ、入力パターン、標
準パターンの相違は大きく、当該累積和が小さけ
ればその相違が小さいものとなる。 そこで、音声認識或いは画像認識では、その入
力パターンと標準パターンの両データ群の相違を
上記のような累積和として計算する相違度計算装
置が必要となり、更に当該累積和をできるだけ高
速に計算できる装置が要望されている。 (3) 従来技術と問題点 従来、この種の相違度計算装置として例えば第
1図に示すようなものが考えられる。ここで、対
象となる2つのデータ群A={Ai}、 B={Bi}を構成する2進データは、正又は負
の値であり、その表現は、演算処理に便利なよう
に、例えばn+1ビツト表現のものであれば、 Ai=−ao・2n+A′ A′=+ao-1・2n-1+ao-2・2n-2+ ……+a121+a020 ao〜a0:0又は1 で示される数値となる、いわゆる2の補数表現さ
れたものとなつている(Biについても同様)。 第1図において、1は上記のように2の補数表
現されたデータ群A、及びBの対応する次元のデ
ータAiとBiとの大小を判定する比較回路、2は上
記データAi,Biを入力し、比較回路1での判定結
果に基づいて、データAi,Biのうち大きい方を選
択出力するマルチプレクサ、3は上記データAi,
Biを反転回路7a,7bによつて反転させた当該
反転データ(1の補数)を入力し、比較回路1で
の判定結果に基づいて、データAi,Biのうち小さ
い方の反転データを選択出力するマルチプレク
サ、4はマルチプレクサ2、及び3からの各出力
データとビツトデータ“1”とを加算する加算回
路であり、この比較回路1、マルチプレクサ2,
3、及び加算回路4によつて、入力するデータ
Ai,Biの大きい方から小さい方を減算する減算回
路が構成され、すなわち、最終段の加算回路4か
らの出力がデータAiとBiの差の絶対値|Ai−Bi|
となる。そして、データ群A、及びBからのデー
タが入力する毎に加算回路4から出力される上記
絶対値|Ai−Bi|を、加算回路5によつて、レジ
スタ6に格納されている前回までの加算結果と加
算して、この加算結果を再度レジスタ6に格納す
るようにし、レジスタ6の最終格納データが、上
記データ群A,Bにおける対応する次元の各デー
タの差の絶対値の累積和Σ|Ai−Bi|、すなわち
データ群A,Bの相違度となるようにしている。 このように、データ群A、及びBから順次入力
するデータAi,Biの大小を判定し、その大きい方
から小さい方を減算した結果を順次累積加算する
ようにした上記相違度計算装置は、ハードウエア
で構成することにより、比較的高速な処理が実現
できるようになる。 しかしながら、この第1図に示すような相違度
計算装置では、データAi,Biの大小を判定する比
較回路1と、この比較回路1の判定結果に基づい
てデータ選択を行なうマルチプレクサ2、及び3
が必要なため、回路構成が比較的複雑になるとい
う不具合がある。 (4) 発明の目的 本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、特
に2の補数表現された2進データからなる2つの
データ群における互いに対応した各データの差の
絶対値の累積和を計算する相違度計算装置をでき
るだけ簡単な回路構成で実現することを目的とし
ている。 (5) 発明の構成 上記目的を達成するため本発明は、負の数のみ
が2の補数表現された2つの2進データの差の絶
対値を計算する装置であつて、 前記2進データのうちの一方の2進データと、
他方の2進データの反転データとを加算する加算
回路と、前記2つの2進データの符号ビツトと前
記加算回路から出力される最上位桁上がりビツト
とが入力され、当該ビツトデータの排他的論理和
により前記2つの2進データの大、小を判定する
判定回路と、前記加算回路からの最上位桁上がり
ビツト以外の出力2進データを、前記一方の2進
データが前記他方の2進データより大なるとき
は、そのまま出力し、前記一方の2進データが前
記他方の2進データ以下であるときは、反転した
後、“1”を加算して出力する回路とを備えるよ
うにししたものである。 (5) 発明の実施例 まず、本発明において行なわれる負の数のみが
2の補数表現された2つの2進データの差の絶対
値を求める計算について、基本的な論理を説明す
る。 例えば、n+1ビツトで負の数のみが2の補数
表現された2つの2進データX及びYの符号ビツ
ト(最上位ビツト)をそれぞれXo,yoとし、残
りのnビツトで表現される部分をそれX′,Y′と
すると、各データX,Yは X=−xo・2n+X′ Y=−yo・2n+Y′ で示される数値となるが、2進演算の過程におい
ては符号ビツトと他のビツトは同様の取扱いとな
るので、 X=xo・2n+X′ Y=yo・2n+Y′ となる。 ここで、データXとデータYの反転データ(1
の補数)とを加算した加算データSを考ると、 S=X+ =(xo・2n+X′) +(o・2n+′) =(Xo+o)・2n +(X′+′) ……(1) となる。 この演算においてn+1(符号)ビツト目から
の桁上がりをCo+1、nビツト目からの桁上がりを
をCoとすると、 1 xo=0、yo=1のとき、 すなわち、X0>Yのとき、 xo+o=0であるから Co+1=0 となる。 2 xo=1、yo=0のとき、 すなわち、X<0Yのとき、 xo+o=10(2進値)であるから、 Co+1=1 となる。 3 Xo=0、yo=0又はxo=1、 yo=1のとき、上記加算データSは、 xo+o=1であるから、 S=2n+(X′+′) となり、Y′がnビツト表現であるから ′=2n−1−Y′ となつて S=2n+1−1+(X′−Y′) となる。 3−1 ここで、X>Yのとき X,Yは同符号でX′>Y′となるから S≧2n+1 となつて、(1)式の演算におけるn+1ビツト
目からの桁上がりがあり、 Co+1=1 3−2 一方、XYのとき X,Yは同符号でX′Y′となることから S2n+1−1 となつて上記演算におけるn+1ビツト目か
らの桁上がりがなく、 Co+1=0 となる。 以上の関係を整理すると次表のようになる。
データ群における各データの差の絶対値の累積和
として計算する装置に関する。 (2) 技術の背景 一般に音声認識或いは画像認識では、入力する
音声パターンや画像パターンを予め定めた複数の
標準パターンと比較し、これら標準パターンのう
ち該入力パターンとの相違が一番小さいものを認
識パターンとするようにしている。そして、この
入力パターンと標準パターンとの相違の尺度とし
て、例ば、多数次元での特徴抽出によつ複数のデ
ータからなる(多次元)入力パターンと同次元の
データからなる予め定めた標準パターンとにおけ
る対応する次元の各データ値の差の絶対値を順次
加算した累積和を用いることができる。すなわ
ち、当該累積和が大きければ、入力パターン、標
準パターンの相違は大きく、当該累積和が小さけ
ればその相違が小さいものとなる。 そこで、音声認識或いは画像認識では、その入
力パターンと標準パターンの両データ群の相違を
上記のような累積和として計算する相違度計算装
置が必要となり、更に当該累積和をできるだけ高
速に計算できる装置が要望されている。 (3) 従来技術と問題点 従来、この種の相違度計算装置として例えば第
1図に示すようなものが考えられる。ここで、対
象となる2つのデータ群A={Ai}、 B={Bi}を構成する2進データは、正又は負
の値であり、その表現は、演算処理に便利なよう
に、例えばn+1ビツト表現のものであれば、 Ai=−ao・2n+A′ A′=+ao-1・2n-1+ao-2・2n-2+ ……+a121+a020 ao〜a0:0又は1 で示される数値となる、いわゆる2の補数表現さ
れたものとなつている(Biについても同様)。 第1図において、1は上記のように2の補数表
現されたデータ群A、及びBの対応する次元のデ
ータAiとBiとの大小を判定する比較回路、2は上
記データAi,Biを入力し、比較回路1での判定結
果に基づいて、データAi,Biのうち大きい方を選
択出力するマルチプレクサ、3は上記データAi,
Biを反転回路7a,7bによつて反転させた当該
反転データ(1の補数)を入力し、比較回路1で
の判定結果に基づいて、データAi,Biのうち小さ
い方の反転データを選択出力するマルチプレク
サ、4はマルチプレクサ2、及び3からの各出力
データとビツトデータ“1”とを加算する加算回
路であり、この比較回路1、マルチプレクサ2,
3、及び加算回路4によつて、入力するデータ
Ai,Biの大きい方から小さい方を減算する減算回
路が構成され、すなわち、最終段の加算回路4か
らの出力がデータAiとBiの差の絶対値|Ai−Bi|
となる。そして、データ群A、及びBからのデー
タが入力する毎に加算回路4から出力される上記
絶対値|Ai−Bi|を、加算回路5によつて、レジ
スタ6に格納されている前回までの加算結果と加
算して、この加算結果を再度レジスタ6に格納す
るようにし、レジスタ6の最終格納データが、上
記データ群A,Bにおける対応する次元の各デー
タの差の絶対値の累積和Σ|Ai−Bi|、すなわち
データ群A,Bの相違度となるようにしている。 このように、データ群A、及びBから順次入力
するデータAi,Biの大小を判定し、その大きい方
から小さい方を減算した結果を順次累積加算する
ようにした上記相違度計算装置は、ハードウエア
で構成することにより、比較的高速な処理が実現
できるようになる。 しかしながら、この第1図に示すような相違度
計算装置では、データAi,Biの大小を判定する比
較回路1と、この比較回路1の判定結果に基づい
てデータ選択を行なうマルチプレクサ2、及び3
が必要なため、回路構成が比較的複雑になるとい
う不具合がある。 (4) 発明の目的 本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、特
に2の補数表現された2進データからなる2つの
データ群における互いに対応した各データの差の
絶対値の累積和を計算する相違度計算装置をでき
るだけ簡単な回路構成で実現することを目的とし
ている。 (5) 発明の構成 上記目的を達成するため本発明は、負の数のみ
が2の補数表現された2つの2進データの差の絶
対値を計算する装置であつて、 前記2進データのうちの一方の2進データと、
他方の2進データの反転データとを加算する加算
回路と、前記2つの2進データの符号ビツトと前
記加算回路から出力される最上位桁上がりビツト
とが入力され、当該ビツトデータの排他的論理和
により前記2つの2進データの大、小を判定する
判定回路と、前記加算回路からの最上位桁上がり
ビツト以外の出力2進データを、前記一方の2進
データが前記他方の2進データより大なるとき
は、そのまま出力し、前記一方の2進データが前
記他方の2進データ以下であるときは、反転した
後、“1”を加算して出力する回路とを備えるよ
うにししたものである。 (5) 発明の実施例 まず、本発明において行なわれる負の数のみが
2の補数表現された2つの2進データの差の絶対
値を求める計算について、基本的な論理を説明す
る。 例えば、n+1ビツトで負の数のみが2の補数
表現された2つの2進データX及びYの符号ビツ
ト(最上位ビツト)をそれぞれXo,yoとし、残
りのnビツトで表現される部分をそれX′,Y′と
すると、各データX,Yは X=−xo・2n+X′ Y=−yo・2n+Y′ で示される数値となるが、2進演算の過程におい
ては符号ビツトと他のビツトは同様の取扱いとな
るので、 X=xo・2n+X′ Y=yo・2n+Y′ となる。 ここで、データXとデータYの反転データ(1
の補数)とを加算した加算データSを考ると、 S=X+ =(xo・2n+X′) +(o・2n+′) =(Xo+o)・2n +(X′+′) ……(1) となる。 この演算においてn+1(符号)ビツト目から
の桁上がりをCo+1、nビツト目からの桁上がりを
をCoとすると、 1 xo=0、yo=1のとき、 すなわち、X0>Yのとき、 xo+o=0であるから Co+1=0 となる。 2 xo=1、yo=0のとき、 すなわち、X<0Yのとき、 xo+o=10(2進値)であるから、 Co+1=1 となる。 3 Xo=0、yo=0又はxo=1、 yo=1のとき、上記加算データSは、 xo+o=1であるから、 S=2n+(X′+′) となり、Y′がnビツト表現であるから ′=2n−1−Y′ となつて S=2n+1−1+(X′−Y′) となる。 3−1 ここで、X>Yのとき X,Yは同符号でX′>Y′となるから S≧2n+1 となつて、(1)式の演算におけるn+1ビツト
目からの桁上がりがあり、 Co+1=1 3−2 一方、XYのとき X,Yは同符号でX′Y′となることから S2n+1−1 となつて上記演算におけるn+1ビツト目か
らの桁上がりがなく、 Co+1=0 となる。 以上の関係を整理すると次表のようになる。
【表】
すなわち、XがYより大きい時は、X,Yの最
上位ビツトとS=X+の最上位桁上がりビツト
との排他的論理和の論理出力が“1”、 X>Yのとき、 XoyoCo+1=1 ……(2) となる一方、XがY以下の時は、X,Yの最上位
ビツトとS=X+の最上位桁上がりビツトとの
排他的論理和の論理出力が“0”、 XYのとき、 XoyoCo+1=0 ……(3) となる。 一方(1)式で示される加算データSは S=X+ =X+2n+1−1−Y となることから、データX,Yの差の絶対値 D=|X−Y|は、X>Yのとき D=X−Y =S+1−2n+1 となる。そして、更に S=Co+1・2n+1+S′ ……(4) (S′=So・2n+So-1・2n-1 ……+S1・21+S0・20) となることから、 xo=yo、Co+1のとき、 D=Co+1・2n+1+S′+1−2n+1 =S′+1 ……(5) Xo=0、yo=1、Co+1=0のとき D=S′+1−2n+1 ……(6) (6)式をn+1ビツト表現すると、 D=S′+1 となる。すなわち、XがYより大きいとき、X,
Yの差の絶対値D=|X−Y|は、(1)式で示され
る加算データSのうち最上位桁上がりビツト以外
の2進データS′に“1”を加算したものとなる。 X>Yのとき D=S′+1 ……(7) また、当該絶対値D=|X−Y|は、XYの
とき D=Y−X =2n+1−1−S =2n+1−1−S′−Co+1・2n+1 となることから、 Xo=yo、Co+1=0のとき D=2n+1−1−S′=′ ……(6) Xo=1、yo=0、Co+1=1のとき D=−2n+1 ……(9) (9)式をn+1ビツト表現すると、 D= となる。すなわち、XがY以下のとき、X,Yの
差の絶対値D=|X−Y|は、(1)式で示される加
算データSのうち最上位桁上がりビツト以外の2
進データS′を反転したものとなる。 XYのとき D=′ ……(10) 上記(2)式、(3)式、及び(7)式、(10)式から xoyoCo+1=1のとき D=|X−Y| =S′+1 ……(11) xoyoCo+1=0のとき D=|X−Y|=′ ……(12) となる。 すなわち、2の補数表現された2つの2進デー
タの差の絶対値を求めるには、まず、当該2進デ
ータの一方と、他方の反転データとを加算し、該
加算結果の最上位桁上がりビツトと上記2の補数
表現された両2進データの最上位ビツトとの排他
的論理和出力が“1”のときに、上記加算結果の
最上位桁上がりビツト以外の2進データに“1”
を加算し、また上記排他的論理和出力が“0”の
ときに、上記加算結果の最上位桁上がりビツト以
外の2進データを反転するようにする。 以下、上記基本理論に従つて作動する本発明の
実施例を図面に基づいて説明する。 第2図は本発明の一実施例を示すブロツク図で
ある。 同図において、10は2の補数表現されたデー
タ群AのデータAiと、同様に2の補数表現された
データ群BのデータBiを反転回路16によつて反
転させた当該反転データiとを加算する加算回
路、11は上記データAi及びBiの最上位ビツトす
なわち符号ビツトと加算回路10から出力される
最上位桁上がりビツトを入力し、データAi,Biの
大小を判定する排他的論理和回路(以下EOR回
路という)、12は加算回路10から出力される
最上位桁上がりビツト以外の2進データを入力
し、EOR回路11からの論理出力に基づいて当
該入力データを変換出力するデータ変換回路であ
り、このデータ変換回路12は、加算回路10か
ら出力されるビツト毎に当該ビツトデータが入力
される排他的論理和ゲート12−1〜12−n
(以下EORゲートという)を設け、該EORゲート
12−1〜12−nの他方入力端に、EOR回路
11からの論理和出力をインバータ17によつて
反転した反転ビツトデータが入力するようにし、
この各EORゲート12−1〜12−nの出力を
データ変換回路12の出力としている。 また、13は加算回路、14は加算回路13か
らの出力データを格納するレジスタであり、この
加算回路13、及びレジスタ14は、データ変換
回路12からの出力データとEOR回路11から
の論理出力が加算回路13に入力する毎に、加算
回路13が当該入力データとレジスタ14に格納
されたデータとを加算して再度この加算データを
レジスタ14に格納する、いわゆる累積和回路を
構成している。 ここで、加算回路10は上記式(1)(S=X+
Y)を実現する回路、排他的論理和回路11は上
記式(2)、及び(3) (X>Yのとき、xoyoCn+1=1、 XYのときxoyoCn+1=0) の判定を行なう回路、データ変換回路12は(11)
式、(12)式におけるS′又は′を求める回路、加算
回路13は(11)式、(12)式 (D=S′+1、D=′) を実現する回路である。 次に下記に示す3次元のデータ群A,Bにおけ
る相違度の計算を例にとつて作動を説明する。 A={2,−3,4} B={−2,1,2} 上記データ群A,Bの各データを例えば4ビツ
で2の補数表現すると、 A={0010,1101,0100} B={1110,0001,0010} となる。 まず、Ai=0010,Bi=1110が入力されると加算
回路10は Ai+Bi=0010+0001=0011 を出力し、この2進データ(0011)はデータ変換
回路12に入力される。AiとBi、及び加算回路1
0からの最上位桁上がりビツトは(010)となる
ことからEOR回路11の論理出力は 010=1 となり、データ変換回路12への入力データ
(0011)はEORゲート12−1〜12〜nを介し
てそのまま(0011)として出力される。そして、
加算回路13で、データ変換回路12からの出力
とEOR回路11の論理出力と既にクリアされて
いるレジスタ14の格納データが加算され、 0011+1+0=0100 該加算データ(0100)がレジスタ14に格納さ
れる。 次に、Ai=1101、Bi=0001が入力されると、加
算回路10の出力は Ai+i=1101+1110=11011 EOR回路11の論理出力は 101=0 となり、データ変換回路12への入力データ
(1011)は、EORゲート12−1〜12−nを介
して反転されて(0100)として出力される。そし
て、加算回路13で、データ変換回路12からの
当該出力データ(0100)とEOR回路11の論理
出力“0”とレジスタ14の格納データ(0100)
とが加算され 0100+0+0100=1000 該加算データ(1000)がレジスタ14に格納さ
れる。 更に、Ai=0100、Bi=0010が入力すると、加算
回路10の出力は Ai+i=0100+1101+10001 EOR回路11の論理出力は 001=1 となり、データ変換回路への入力データ(0001)
は、EORゲートを介してそのまま(0001)とし
て出力され、そして、加算回路13の出力が 0001+1+1000=1010 となつて、該加算データ(1010)がレジスタ14
に格納される。 このようにデータ群A,Bのすべての構成デー
タについての演算が終了したときのレジスタ14
に格納されたデータ(1010)が、上記データ群
A,Bにおける互いに対応した各データの差の絶
対値の累積和、すなわち相違度となり、この場
合、相違度は「10」(10進数)である。 上記のように本実施例は、加算回路10の最上
位桁上がりビツトと入力するデータAi,Biの最上
位ビツトとの排他的論理和出力によつてデータ
Ai,Biの大小の判定を行い、該判定結果に基づく
加算回路10の最上位桁上がりビツト以外の2進
データの変換データ、及び当該排他的論理和出力
の加算によつてデータAi,Biの差の絶対値が求め
られるため、第1図に示す装置のようにデータ
Ai,Biを選択するマルチプレクサ2,3が不要に
なると共に、データAi,Biの大小を判定する回路
構成が簡単となる。 第3図は本発明の他の実施例を示すブロツク図
である。この実施例は、加算回路10からの最上
位桁上がりビツト以外の2進データと、EOR回
路11の論理出力ビツトとをレジスタ15に格納
するような構成となり、このレジスタ15は、レ
ジスタ14と同一のクロツクに同期して、出力及
び格納動作を行なうものである。このような構成
にすれば、データAi,Biを入力してから、レジス
タ15にデータを格納するまでの動作と、レジス
タ15からデータを出力してから、レジスタ14
にデータを格納するまでの動作とが同一クロツク
同期内に並列して行なわれるため、そのクロツク
周期を第2図に示す場合より小さくすることがで
き、その結果、装置全体の処理を更に高速化でき
る。 (7) 発明の効果 以上詳細に説明したように、本発明によれば、
2の補数表現された2進データからなる2つのデ
ータ群における互いに対応した各データの差の絶
対値の和を計算する相違度計算装置が、従来考え
られていたものよりも簡単な回路構成で実現で
き、その結果、その演算処理も更に高速化するこ
とができる。
上位ビツトとS=X+の最上位桁上がりビツト
との排他的論理和の論理出力が“1”、 X>Yのとき、 XoyoCo+1=1 ……(2) となる一方、XがY以下の時は、X,Yの最上位
ビツトとS=X+の最上位桁上がりビツトとの
排他的論理和の論理出力が“0”、 XYのとき、 XoyoCo+1=0 ……(3) となる。 一方(1)式で示される加算データSは S=X+ =X+2n+1−1−Y となることから、データX,Yの差の絶対値 D=|X−Y|は、X>Yのとき D=X−Y =S+1−2n+1 となる。そして、更に S=Co+1・2n+1+S′ ……(4) (S′=So・2n+So-1・2n-1 ……+S1・21+S0・20) となることから、 xo=yo、Co+1のとき、 D=Co+1・2n+1+S′+1−2n+1 =S′+1 ……(5) Xo=0、yo=1、Co+1=0のとき D=S′+1−2n+1 ……(6) (6)式をn+1ビツト表現すると、 D=S′+1 となる。すなわち、XがYより大きいとき、X,
Yの差の絶対値D=|X−Y|は、(1)式で示され
る加算データSのうち最上位桁上がりビツト以外
の2進データS′に“1”を加算したものとなる。 X>Yのとき D=S′+1 ……(7) また、当該絶対値D=|X−Y|は、XYの
とき D=Y−X =2n+1−1−S =2n+1−1−S′−Co+1・2n+1 となることから、 Xo=yo、Co+1=0のとき D=2n+1−1−S′=′ ……(6) Xo=1、yo=0、Co+1=1のとき D=−2n+1 ……(9) (9)式をn+1ビツト表現すると、 D= となる。すなわち、XがY以下のとき、X,Yの
差の絶対値D=|X−Y|は、(1)式で示される加
算データSのうち最上位桁上がりビツト以外の2
進データS′を反転したものとなる。 XYのとき D=′ ……(10) 上記(2)式、(3)式、及び(7)式、(10)式から xoyoCo+1=1のとき D=|X−Y| =S′+1 ……(11) xoyoCo+1=0のとき D=|X−Y|=′ ……(12) となる。 すなわち、2の補数表現された2つの2進デー
タの差の絶対値を求めるには、まず、当該2進デ
ータの一方と、他方の反転データとを加算し、該
加算結果の最上位桁上がりビツトと上記2の補数
表現された両2進データの最上位ビツトとの排他
的論理和出力が“1”のときに、上記加算結果の
最上位桁上がりビツト以外の2進データに“1”
を加算し、また上記排他的論理和出力が“0”の
ときに、上記加算結果の最上位桁上がりビツト以
外の2進データを反転するようにする。 以下、上記基本理論に従つて作動する本発明の
実施例を図面に基づいて説明する。 第2図は本発明の一実施例を示すブロツク図で
ある。 同図において、10は2の補数表現されたデー
タ群AのデータAiと、同様に2の補数表現された
データ群BのデータBiを反転回路16によつて反
転させた当該反転データiとを加算する加算回
路、11は上記データAi及びBiの最上位ビツトす
なわち符号ビツトと加算回路10から出力される
最上位桁上がりビツトを入力し、データAi,Biの
大小を判定する排他的論理和回路(以下EOR回
路という)、12は加算回路10から出力される
最上位桁上がりビツト以外の2進データを入力
し、EOR回路11からの論理出力に基づいて当
該入力データを変換出力するデータ変換回路であ
り、このデータ変換回路12は、加算回路10か
ら出力されるビツト毎に当該ビツトデータが入力
される排他的論理和ゲート12−1〜12−n
(以下EORゲートという)を設け、該EORゲート
12−1〜12−nの他方入力端に、EOR回路
11からの論理和出力をインバータ17によつて
反転した反転ビツトデータが入力するようにし、
この各EORゲート12−1〜12−nの出力を
データ変換回路12の出力としている。 また、13は加算回路、14は加算回路13か
らの出力データを格納するレジスタであり、この
加算回路13、及びレジスタ14は、データ変換
回路12からの出力データとEOR回路11から
の論理出力が加算回路13に入力する毎に、加算
回路13が当該入力データとレジスタ14に格納
されたデータとを加算して再度この加算データを
レジスタ14に格納する、いわゆる累積和回路を
構成している。 ここで、加算回路10は上記式(1)(S=X+
Y)を実現する回路、排他的論理和回路11は上
記式(2)、及び(3) (X>Yのとき、xoyoCn+1=1、 XYのときxoyoCn+1=0) の判定を行なう回路、データ変換回路12は(11)
式、(12)式におけるS′又は′を求める回路、加算
回路13は(11)式、(12)式 (D=S′+1、D=′) を実現する回路である。 次に下記に示す3次元のデータ群A,Bにおけ
る相違度の計算を例にとつて作動を説明する。 A={2,−3,4} B={−2,1,2} 上記データ群A,Bの各データを例えば4ビツ
で2の補数表現すると、 A={0010,1101,0100} B={1110,0001,0010} となる。 まず、Ai=0010,Bi=1110が入力されると加算
回路10は Ai+Bi=0010+0001=0011 を出力し、この2進データ(0011)はデータ変換
回路12に入力される。AiとBi、及び加算回路1
0からの最上位桁上がりビツトは(010)となる
ことからEOR回路11の論理出力は 010=1 となり、データ変換回路12への入力データ
(0011)はEORゲート12−1〜12〜nを介し
てそのまま(0011)として出力される。そして、
加算回路13で、データ変換回路12からの出力
とEOR回路11の論理出力と既にクリアされて
いるレジスタ14の格納データが加算され、 0011+1+0=0100 該加算データ(0100)がレジスタ14に格納さ
れる。 次に、Ai=1101、Bi=0001が入力されると、加
算回路10の出力は Ai+i=1101+1110=11011 EOR回路11の論理出力は 101=0 となり、データ変換回路12への入力データ
(1011)は、EORゲート12−1〜12−nを介
して反転されて(0100)として出力される。そし
て、加算回路13で、データ変換回路12からの
当該出力データ(0100)とEOR回路11の論理
出力“0”とレジスタ14の格納データ(0100)
とが加算され 0100+0+0100=1000 該加算データ(1000)がレジスタ14に格納さ
れる。 更に、Ai=0100、Bi=0010が入力すると、加算
回路10の出力は Ai+i=0100+1101+10001 EOR回路11の論理出力は 001=1 となり、データ変換回路への入力データ(0001)
は、EORゲートを介してそのまま(0001)とし
て出力され、そして、加算回路13の出力が 0001+1+1000=1010 となつて、該加算データ(1010)がレジスタ14
に格納される。 このようにデータ群A,Bのすべての構成デー
タについての演算が終了したときのレジスタ14
に格納されたデータ(1010)が、上記データ群
A,Bにおける互いに対応した各データの差の絶
対値の累積和、すなわち相違度となり、この場
合、相違度は「10」(10進数)である。 上記のように本実施例は、加算回路10の最上
位桁上がりビツトと入力するデータAi,Biの最上
位ビツトとの排他的論理和出力によつてデータ
Ai,Biの大小の判定を行い、該判定結果に基づく
加算回路10の最上位桁上がりビツト以外の2進
データの変換データ、及び当該排他的論理和出力
の加算によつてデータAi,Biの差の絶対値が求め
られるため、第1図に示す装置のようにデータ
Ai,Biを選択するマルチプレクサ2,3が不要に
なると共に、データAi,Biの大小を判定する回路
構成が簡単となる。 第3図は本発明の他の実施例を示すブロツク図
である。この実施例は、加算回路10からの最上
位桁上がりビツト以外の2進データと、EOR回
路11の論理出力ビツトとをレジスタ15に格納
するような構成となり、このレジスタ15は、レ
ジスタ14と同一のクロツクに同期して、出力及
び格納動作を行なうものである。このような構成
にすれば、データAi,Biを入力してから、レジス
タ15にデータを格納するまでの動作と、レジス
タ15からデータを出力してから、レジスタ14
にデータを格納するまでの動作とが同一クロツク
同期内に並列して行なわれるため、そのクロツク
周期を第2図に示す場合より小さくすることがで
き、その結果、装置全体の処理を更に高速化でき
る。 (7) 発明の効果 以上詳細に説明したように、本発明によれば、
2の補数表現された2進データからなる2つのデ
ータ群における互いに対応した各データの差の絶
対値の和を計算する相違度計算装置が、従来考え
られていたものよりも簡単な回路構成で実現で
き、その結果、その演算処理も更に高速化するこ
とができる。
第1図は従来考えられていた相違度計算装置を
示すブロツク図、第2図、及び第3図は本発明の
実施例を示すブロツク図である。 10,13……加算回路、11……排他的論理
和回路(EOR回路)、12……データ変換回路、
14……レジスタ。
示すブロツク図、第2図、及び第3図は本発明の
実施例を示すブロツク図である。 10,13……加算回路、11……排他的論理
和回路(EOR回路)、12……データ変換回路、
14……レジスタ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 負の数のみが2の補数表現された2つの2進
データの差の絶対値を計算する装置であつて、 前記2進データのうちの一方の2進データと、
他方の2進データの反転データとを加算する加算
回路と、前記2つの2進データの符号ビツトと前
記加算回路から出力される最上位桁上がりビツト
とが入力され、当該ビツトデータの排他的論理和
により前記2つの2進データの大、小を判定する
判定回路と、前記加算回路からの最上位桁上がり
ビツト以外の出力2進データを、前記一方の2進
データが前記他方の2進データより大なるとき
は、そのまま出力し、前記一方の2進データが前
記他方の2進データ以下であるときは反転した
後、“1”を加算して出力する回路とを備えてな
る相違度計算装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58202291A JPS60186979A (ja) | 1983-10-28 | 1983-10-28 | 相違度計算装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58202291A JPS60186979A (ja) | 1983-10-28 | 1983-10-28 | 相違度計算装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60186979A JPS60186979A (ja) | 1985-09-24 |
| JPH0315209B2 true JPH0315209B2 (ja) | 1991-02-28 |
Family
ID=16455105
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58202291A Granted JPS60186979A (ja) | 1983-10-28 | 1983-10-28 | 相違度計算装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60186979A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0199190A (ja) * | 1987-10-13 | 1989-04-18 | Fujitsu Ltd | 距離演算回路 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4218751A (en) * | 1979-03-07 | 1980-08-19 | International Business Machines Corporation | Absolute difference generator for use in display systems |
| JPS58132861A (ja) * | 1982-02-03 | 1983-08-08 | Toshiba Corp | 演算回路 |
-
1983
- 1983-10-28 JP JP58202291A patent/JPS60186979A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60186979A (ja) | 1985-09-24 |
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