JPH0315500B2 - - Google Patents
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- JPH0315500B2 JPH0315500B2 JP4647283A JP4647283A JPH0315500B2 JP H0315500 B2 JPH0315500 B2 JP H0315500B2 JP 4647283 A JP4647283 A JP 4647283A JP 4647283 A JP4647283 A JP 4647283A JP H0315500 B2 JPH0315500 B2 JP H0315500B2
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- Japan
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- radiation
- resin
- curing
- cured
- irradiated
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01J—CHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
- B01J19/00—Chemical, physical or physico-chemical processes in general; Their relevant apparatus
- B01J19/08—Processes employing the direct application of electric or wave energy, or particle radiation; Apparatus therefor
- B01J19/12—Processes employing the direct application of electric or wave energy, or particle radiation; Apparatus therefor employing electromagnetic waves
- B01J19/122—Incoherent waves
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Toxicology (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Physical Or Chemical Processes And Apparatus (AREA)
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Coating Apparatus (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は放射線硬化樹脂の硬化方法に係り、放
射線透過性物質より成る対象物上に塗装された放
射線硬化樹脂に放射線を照射して硬化させる際
に、樹脂の内部に白化現象を生じて樹脂が白濁す
るのを防止し、かつ樹脂を均一かつ完全に硬化さ
せるようにしたものである。
射線透過性物質より成る対象物上に塗装された放
射線硬化樹脂に放射線を照射して硬化させる際
に、樹脂の内部に白化現象を生じて樹脂が白濁す
るのを防止し、かつ樹脂を均一かつ完全に硬化さ
せるようにしたものである。
紫外線(UV)硬化樹脂や電子線(EB)硬化
樹脂等の放射線硬化樹脂は、速硬性を有する他、
物理的強度が大きく、劣化退色しにくい等の種々
のすぐれた特性を有しており、塗装剤として従来
の化学塗料にかえてこの種樹脂を使用すれば、
種々の利点が得られる。すなわち従来の化学塗料
は、塗料中に含有された溶剤が蒸発することによ
り乾燥するものであつて、単に乾燥に長時間を要
するだけでなく、乾燥時には乾燥収縮を生じて微
細な亀裂が発生しやすく、かかる亀裂内には、そ
の毛細管作用により水分が浸入し、この水分によ
り塗料の劣化退色や剥げ落ちが促進され、短期間
で審美性や塗装対象物の保護機能を失う欠点があ
つた。またこの種従来の化学塗料は、空気との接
触や直射日光、あるいは温度変化によつても劣化
退色しやすく、また物理的刺激により剥げ落ちし
やすい欠点があつた。
樹脂等の放射線硬化樹脂は、速硬性を有する他、
物理的強度が大きく、劣化退色しにくい等の種々
のすぐれた特性を有しており、塗装剤として従来
の化学塗料にかえてこの種樹脂を使用すれば、
種々の利点が得られる。すなわち従来の化学塗料
は、塗料中に含有された溶剤が蒸発することによ
り乾燥するものであつて、単に乾燥に長時間を要
するだけでなく、乾燥時には乾燥収縮を生じて微
細な亀裂が発生しやすく、かかる亀裂内には、そ
の毛細管作用により水分が浸入し、この水分によ
り塗料の劣化退色や剥げ落ちが促進され、短期間
で審美性や塗装対象物の保護機能を失う欠点があ
つた。またこの種従来の化学塗料は、空気との接
触や直射日光、あるいは温度変化によつても劣化
退色しやすく、また物理的刺激により剥げ落ちし
やすい欠点があつた。
これに対し、紫外線硬化樹脂や電子線硬化樹脂
等の放射線硬化樹脂は、放射線の照射により重合
反応、縮合反応、架橋反応等の化学反応を生じて
硬化するものであつて、速硬性があり、きわめて
作業性にすぐれている。また上記諸反応を生じて
硬化するものであるから、硬化に伴う収縮はな
く、従つて硬化時にほとんど亀裂を生じず、また
硬化後の物理的強度はきわめて大きい。また経年
変化による劣化退色はほとんどなく、かつ剥げ落
ちしにくく、さらにガラス板や合成樹脂板等の表
面が平滑な対象物との接着性もきわめて良好であ
るため、長期間塗装対象物の審美性や表面保護機
能を保持できる。このように従来塗料と比較して
種々のすぐれた特性を有する放射線硬化樹脂を、
種々の物品に塗装してその品質向上を図ることが
考えられる。
等の放射線硬化樹脂は、放射線の照射により重合
反応、縮合反応、架橋反応等の化学反応を生じて
硬化するものであつて、速硬性があり、きわめて
作業性にすぐれている。また上記諸反応を生じて
硬化するものであるから、硬化に伴う収縮はな
く、従つて硬化時にほとんど亀裂を生じず、また
硬化後の物理的強度はきわめて大きい。また経年
変化による劣化退色はほとんどなく、かつ剥げ落
ちしにくく、さらにガラス板や合成樹脂板等の表
面が平滑な対象物との接着性もきわめて良好であ
るため、長期間塗装対象物の審美性や表面保護機
能を保持できる。このように従来塗料と比較して
種々のすぐれた特性を有する放射線硬化樹脂を、
種々の物品に塗装してその品質向上を図ることが
考えられる。
しかして従来、この種放射線硬化樹脂を硬化さ
せるにあたつては、樹脂を対象物に塗布した後、
乾燥装置により樹脂中の揮発性物質を揮発させ、
しかる後に樹脂の上方から放射線を照射して樹脂
を硬化させていた。しかし第6図aに示すように
対象物6aの表面に肉厚に樹脂6bを塗装した場
合、乾燥作業によつても樹脂6b内の揮発性物質
は完全に揮発せず、一部が樹脂6b内に残存して
しまう虞れがあり、その場合、樹脂6bの上方か
ら放射線照射器6cにより放射線を照射すると、
樹脂6bの表面部6b1(第6図b影線参照)がま
ず硬化するため、樹脂6b内に残存する揮発性物
質6dは樹脂6b外へ揮発不能となつて樹脂6b
内に閉じ込められ、更に放射線を照射すると樹脂
6bの表面部6b1は更に硬化するが(第6図c参
照)、樹脂6bの深部6b2まで放射線は十分到達
しないため、深部6b2は十分硬化せず、深部6b2
に白化現象を生じて深部6b2は白濁し、また深部
6b2は十分硬化しないため対象物6a表面に十分
接着せず、このため樹脂6bは対象物6aから剥
離しやすくなる問題があつた。
せるにあたつては、樹脂を対象物に塗布した後、
乾燥装置により樹脂中の揮発性物質を揮発させ、
しかる後に樹脂の上方から放射線を照射して樹脂
を硬化させていた。しかし第6図aに示すように
対象物6aの表面に肉厚に樹脂6bを塗装した場
合、乾燥作業によつても樹脂6b内の揮発性物質
は完全に揮発せず、一部が樹脂6b内に残存して
しまう虞れがあり、その場合、樹脂6bの上方か
ら放射線照射器6cにより放射線を照射すると、
樹脂6bの表面部6b1(第6図b影線参照)がま
ず硬化するため、樹脂6b内に残存する揮発性物
質6dは樹脂6b外へ揮発不能となつて樹脂6b
内に閉じ込められ、更に放射線を照射すると樹脂
6bの表面部6b1は更に硬化するが(第6図c参
照)、樹脂6bの深部6b2まで放射線は十分到達
しないため、深部6b2は十分硬化せず、深部6b2
に白化現象を生じて深部6b2は白濁し、また深部
6b2は十分硬化しないため対象物6a表面に十分
接着せず、このため樹脂6bは対象物6aから剥
離しやすくなる問題があつた。
またこの種放射線硬化樹脂に、例えばカーボン
ブラツクやプルシアンブルー等の顔料等の着色剤
を混入した場合、放射線の樹脂に対する透過率は
大巾に低下するため、第7図に示すように対象物
7aに樹脂7bを薄く塗装した場合でも、放射線
は樹脂7bの深部7b2まで十分到達せず、硬化す
るのは表面部7b1だけであつて、深部7bすなわ
ち対象物7aと樹脂7bとの接着部分は未硬化の
ままとなり、樹脂7bは対象7aから剥離しやす
いものとなる。
ブラツクやプルシアンブルー等の顔料等の着色剤
を混入した場合、放射線の樹脂に対する透過率は
大巾に低下するため、第7図に示すように対象物
7aに樹脂7bを薄く塗装した場合でも、放射線
は樹脂7bの深部7b2まで十分到達せず、硬化す
るのは表面部7b1だけであつて、深部7bすなわ
ち対象物7aと樹脂7bとの接着部分は未硬化の
ままとなり、樹脂7bは対象7aから剥離しやす
いものとなる。
そこで本発明は叙上の点を勘案してなされたも
のであつて、放射線透過性を有する対象物上に塗
装された放射線硬化樹脂を硬化させるにあたり、
まず放射線が透過可能な対象物の下方から放射線
を照射して、樹脂中に含まれる揮発性物質を空気
中へ揮発させながら樹脂の下部を硬化させ、その
後に対象物の上方から放射線を照射して樹脂の上
部を硬化させるようにしたものであり、かくする
ことにより樹脂に白化現象が生じるのを防止し、
樹脂を均一かつ完全に硬化させるようにしたもの
である。
のであつて、放射線透過性を有する対象物上に塗
装された放射線硬化樹脂を硬化させるにあたり、
まず放射線が透過可能な対象物の下方から放射線
を照射して、樹脂中に含まれる揮発性物質を空気
中へ揮発させながら樹脂の下部を硬化させ、その
後に対象物の上方から放射線を照射して樹脂の上
部を硬化させるようにしたものであり、かくする
ことにより樹脂に白化現象が生じるのを防止し、
樹脂を均一かつ完全に硬化させるようにしたもの
である。
以下、装飾板を形成する場合を例にとり、図面
に沿つて本発明の実施例の説明を行う。
に沿つて本発明の実施例の説明を行う。
第1図において1は放射線透過性の合成樹脂板
であり、その上面に放射線硬化樹脂2が肉厚線状
に盛り上げ塗装されて格子模様が形成されてい
る。乾燥装置(図外)により、樹脂2に含有され
る揮発性物質を空気中へ揮発させた後、放射線を
照射して樹脂2を硬化させる。第2図はその様子
を示すものであつて、3はアルミメツシユ製コン
ベヤベルトから成る放射線透過性のベルトコンベ
ヤであり、搬送路の前部下方と後部上方には、そ
れぞれ放射線照射器4,5が配設されている。合
成樹脂板1に塗装された上記樹脂2を硬化させる
にあたつては、合成樹脂板1をベルトコンベヤ3
上に載置し、ベルトコンベヤ3により右方に搬送
する。その途中において、まず合成樹脂板1の下
方から放射線照射器4により放射線が照射され
る。放射線の照射により、樹脂2の下部2a(第
3図a影線参照)は硬化し、また放射線の照射に
よる温度の急上昇により、樹脂2内に残存する揮
発性物質2cは樹脂2の表面から空気中に揮発す
る。このようにして樹脂2の下部2aが硬化した
ならば、続いて合成樹脂板1は放射線照射器5の
下方まで搬送され、上方から放射線が照射されて
未硬化だつた樹脂2の上部2bが硬化され、樹脂
2は均一に完全硬化することとなる(第3図b参
照)。このように、まず放射線の透過可能な合成
樹脂板1の下方から放射線を照射して樹脂2の下
部2aを硬化させ、次に上方から照射して上部2
bを硬化させて樹脂2全体を硬化させるようにす
れば、樹脂2内に残存する揮発性物質2cは空気
中に完全に揮発できるから樹脂2の内部に白化現
象を生じて樹脂2が白濁することはなく、また樹
脂2は均一完全に硬化し、合成樹脂板1に強固に
固着する。また放射線の照射量を適正にし、放射
線の過剰照射による樹脂2の劣化を防止すること
もできる。また合成樹脂板1も、一方向(例えば
上方)からのみ過剰に放射線が照射されず、上下
方向からほぼ均等に照射されるから、合成樹脂板
1が劣化するのも防止できる。
であり、その上面に放射線硬化樹脂2が肉厚線状
に盛り上げ塗装されて格子模様が形成されてい
る。乾燥装置(図外)により、樹脂2に含有され
る揮発性物質を空気中へ揮発させた後、放射線を
照射して樹脂2を硬化させる。第2図はその様子
を示すものであつて、3はアルミメツシユ製コン
ベヤベルトから成る放射線透過性のベルトコンベ
ヤであり、搬送路の前部下方と後部上方には、そ
れぞれ放射線照射器4,5が配設されている。合
成樹脂板1に塗装された上記樹脂2を硬化させる
にあたつては、合成樹脂板1をベルトコンベヤ3
上に載置し、ベルトコンベヤ3により右方に搬送
する。その途中において、まず合成樹脂板1の下
方から放射線照射器4により放射線が照射され
る。放射線の照射により、樹脂2の下部2a(第
3図a影線参照)は硬化し、また放射線の照射に
よる温度の急上昇により、樹脂2内に残存する揮
発性物質2cは樹脂2の表面から空気中に揮発す
る。このようにして樹脂2の下部2aが硬化した
ならば、続いて合成樹脂板1は放射線照射器5の
下方まで搬送され、上方から放射線が照射されて
未硬化だつた樹脂2の上部2bが硬化され、樹脂
2は均一に完全硬化することとなる(第3図b参
照)。このように、まず放射線の透過可能な合成
樹脂板1の下方から放射線を照射して樹脂2の下
部2aを硬化させ、次に上方から照射して上部2
bを硬化させて樹脂2全体を硬化させるようにす
れば、樹脂2内に残存する揮発性物質2cは空気
中に完全に揮発できるから樹脂2の内部に白化現
象を生じて樹脂2が白濁することはなく、また樹
脂2は均一完全に硬化し、合成樹脂板1に強固に
固着する。また放射線の照射量を適正にし、放射
線の過剰照射による樹脂2の劣化を防止すること
もできる。また合成樹脂板1も、一方向(例えば
上方)からのみ過剰に放射線が照射されず、上下
方向からほぼ均等に照射されるから、合成樹脂板
1が劣化するのも防止できる。
このようにして樹脂2を硬化させて流動防止枠
2を形成したなならば、流動防止枠2により区画
される各枠内に、所望色に着色された放射線硬化
樹脂a1〜a9を塗装する(第4図参照)。この場合、
各枠内の面積に応じた所定量の樹脂a1〜a9を投入
して塗装すれば、各枠内の各樹脂a1〜a9の厚さを
均一にして色彩の濃淡をなくすことができる。ま
た各樹脂a1〜a9は、流動防止枠2により仕切られ
ているので、未硬化の各樹脂a1〜a9が流動して樹
脂a1〜a9同士が混ざり合い、模様が崩れてしまう
のを防止できる。
2を形成したなならば、流動防止枠2により区画
される各枠内に、所望色に着色された放射線硬化
樹脂a1〜a9を塗装する(第4図参照)。この場合、
各枠内の面積に応じた所定量の樹脂a1〜a9を投入
して塗装すれば、各枠内の各樹脂a1〜a9の厚さを
均一にして色彩の濃淡をなくすことができる。ま
た各樹脂a1〜a9は、流動防止枠2により仕切られ
ているので、未硬化の各樹脂a1〜a9が流動して樹
脂a1〜a9同士が混ざり合い、模様が崩れてしまう
のを防止できる。
次に第5図に示すように合成樹脂板1を放射線
透過性コンベヤ6に載置する。コンベヤ6の搬送
路の前部下方と後部上方にも、それぞれ放射線照
射器7,8が配設されており、まず放射線照射器
7により下方から放射線を照射して、各樹脂a1〜
a9に残存する揮発性物質を揮発させながら、各樹
脂a1〜a9の下部を硬化させた後、放射線照射器8
により上方から放射線を照射して各樹脂a1〜a9の
上部を硬化させることにより各樹脂a1〜a9を完全
均一に硬化させる。すなわち各樹脂a1〜a9に、カ
ーボンブラツクやプルシアンブルー等の顔料が混
入されている場合、第7図を参照しながら説明し
たように、樹脂a1〜a9の放射線照射率は低下する
ため、上方からのみ放射線を照射した場合、各樹
脂a1〜a9の深部は十分硬化せず、各樹脂a1〜a9は
合成樹脂板1から剥離しやすくなるが、上記のよ
うに各放射線照射器7,8により下方と上方から
放射線を順に照射すれば、各樹脂a1〜a9は均一に
完全硬化し、合成樹脂板1にしつかりと固着す
る。勿論この場合、各樹脂a1〜a9が合成樹脂板1
に比較的薄く塗装され、かつ放射線透過率も十分
で上方からの照射のみによつて均一完全に硬化さ
せることができるならば、放射線照射器7による
下方からの放射線照射は必ずしも行う必要はな
く、上方からの照射のみによつて硬化させてもよ
い。またこの場合も、放射線照射器7,8により
放射線照射を行うに先立つて、乾燥装置により各
樹脂a1〜a9中に含有される揮発性物質を予め揮発
除去しておくことが望ましい。
透過性コンベヤ6に載置する。コンベヤ6の搬送
路の前部下方と後部上方にも、それぞれ放射線照
射器7,8が配設されており、まず放射線照射器
7により下方から放射線を照射して、各樹脂a1〜
a9に残存する揮発性物質を揮発させながら、各樹
脂a1〜a9の下部を硬化させた後、放射線照射器8
により上方から放射線を照射して各樹脂a1〜a9の
上部を硬化させることにより各樹脂a1〜a9を完全
均一に硬化させる。すなわち各樹脂a1〜a9に、カ
ーボンブラツクやプルシアンブルー等の顔料が混
入されている場合、第7図を参照しながら説明し
たように、樹脂a1〜a9の放射線照射率は低下する
ため、上方からのみ放射線を照射した場合、各樹
脂a1〜a9の深部は十分硬化せず、各樹脂a1〜a9は
合成樹脂板1から剥離しやすくなるが、上記のよ
うに各放射線照射器7,8により下方と上方から
放射線を順に照射すれば、各樹脂a1〜a9は均一に
完全硬化し、合成樹脂板1にしつかりと固着す
る。勿論この場合、各樹脂a1〜a9が合成樹脂板1
に比較的薄く塗装され、かつ放射線透過率も十分
で上方からの照射のみによつて均一完全に硬化さ
せることができるならば、放射線照射器7による
下方からの放射線照射は必ずしも行う必要はな
く、上方からの照射のみによつて硬化させてもよ
い。またこの場合も、放射線照射器7,8により
放射線照射を行うに先立つて、乾燥装置により各
樹脂a1〜a9中に含有される揮発性物質を予め揮発
除去しておくことが望ましい。
なお上記実施例は、対象物としての合成樹脂板
1に所望模様を形成して装飾板を形成する場合を
例にとつて説明したが、本発明に係る方法は上記
実施例のものに限らず、下方からの放射線照射が
可能な放射線透過性物質より成る対象物上に放射
線硬化樹脂を塗装し、これに放射線を照射して硬
化させる場合に適用できるものであつて、殊に放
射線透過性対象物上に放射線硬化樹脂を所望模様
に肉厚に塗装し、これに放射線を照射して硬化さ
せる場合や、放射線透過率を低下させる着色剤が
混入された放射線硬化樹脂を硬化させる場合等
に、特にその効果を発揮するものである。
1に所望模様を形成して装飾板を形成する場合を
例にとつて説明したが、本発明に係る方法は上記
実施例のものに限らず、下方からの放射線照射が
可能な放射線透過性物質より成る対象物上に放射
線硬化樹脂を塗装し、これに放射線を照射して硬
化させる場合に適用できるものであつて、殊に放
射線透過性対象物上に放射線硬化樹脂を所望模様
に肉厚に塗装し、これに放射線を照射して硬化さ
せる場合や、放射線透過率を低下させる着色剤が
混入された放射線硬化樹脂を硬化させる場合等
に、特にその効果を発揮するものである。
以上説明したように、本発明に係る方法は、放
射線透過性物質より成る対象物1上に塗装された
放射線硬化樹脂2を硬化させるにあたり、前記対
象物1の下方から放射線を照射した後、前記対象
物1の上方から放射線を照射するようにしている
で、放射線硬化樹脂2が白化現象を生じて白濁す
るのを防止でき、また放射線硬化樹脂を均一に、
かつ完全に硬化できる効果がある。
射線透過性物質より成る対象物1上に塗装された
放射線硬化樹脂2を硬化させるにあたり、前記対
象物1の下方から放射線を照射した後、前記対象
物1の上方から放射線を照射するようにしている
で、放射線硬化樹脂2が白化現象を生じて白濁す
るのを防止でき、また放射線硬化樹脂を均一に、
かつ完全に硬化できる効果がある。
図は本発明の実施例を示すものであつて、第1
図は斜視図、第2図および第3図a,bは作業中
の側面図、第4図は斜視図、第5図は作業中の側
面図、第6図a,b,cおよび第7図は従来のも
のの側面図である。 1……対象物としての合成樹脂板、2,a1〜a9
……放射線硬化樹脂。
図は斜視図、第2図および第3図a,bは作業中
の側面図、第4図は斜視図、第5図は作業中の側
面図、第6図a,b,cおよび第7図は従来のも
のの側面図である。 1……対象物としての合成樹脂板、2,a1〜a9
……放射線硬化樹脂。
Claims (1)
- 1 放射線透過性物質より成る対象物1上に塗装
された放射線硬化樹脂2を硬化させるにあたり前
記対象物1の下方から放射線を照射した後、前記
対象物1の上方から放射線を照射するようにした
放射線硬化樹脂の硬化方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4647283A JPS59173165A (ja) | 1983-03-19 | 1983-03-19 | 放射線硬化樹脂の硬化方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4647283A JPS59173165A (ja) | 1983-03-19 | 1983-03-19 | 放射線硬化樹脂の硬化方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59173165A JPS59173165A (ja) | 1984-10-01 |
| JPH0315500B2 true JPH0315500B2 (ja) | 1991-03-01 |
Family
ID=12748125
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4647283A Granted JPS59173165A (ja) | 1983-03-19 | 1983-03-19 | 放射線硬化樹脂の硬化方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59173165A (ja) |
-
1983
- 1983-03-19 JP JP4647283A patent/JPS59173165A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59173165A (ja) | 1984-10-01 |
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