JPH0315568Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0315568Y2 JPH0315568Y2 JP1983154964U JP15496483U JPH0315568Y2 JP H0315568 Y2 JPH0315568 Y2 JP H0315568Y2 JP 1983154964 U JP1983154964 U JP 1983154964U JP 15496483 U JP15496483 U JP 15496483U JP H0315568 Y2 JPH0315568 Y2 JP H0315568Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- yarn
- false twisting
- cooling
- feeding device
- heat heater
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、未延伸糸、半延伸糸、あるいは、延
伸糸から仮撚嵩高加工糸を製造する仮撚加工装置
の改良に関する。
伸糸から仮撚嵩高加工糸を製造する仮撚加工装置
の改良に関する。
(従来の技術)
ポリアミド、ポリエステル系の熱可塑性繊維か
らなる糸条を走行させつつこの糸条に一時的な高
密度の撚りを付与し、加撚状態にある糸条を加
熱、続いて冷却させ、糸条に付与された撚りを熱
によつて固定したのち、この撚りを解撚すると嵩
高で伸縮性に富む通常ウーリ糸と言われている伸
縮嵩高糸が得られることは公知であり、これら伸
縮嵩高糸を製造するための仮撚機は種々のものが
提案されている。
らなる糸条を走行させつつこの糸条に一時的な高
密度の撚りを付与し、加撚状態にある糸条を加
熱、続いて冷却させ、糸条に付与された撚りを熱
によつて固定したのち、この撚りを解撚すると嵩
高で伸縮性に富む通常ウーリ糸と言われている伸
縮嵩高糸が得られることは公知であり、これら伸
縮嵩高糸を製造するための仮撚機は種々のものが
提案されている。
しかし、最近のように糸加工速度の高速化に伴
つて、従来の仮撚加工装置に種々の欠点がつよく
あらわれるようになつてきた。
つて、従来の仮撚加工装置に種々の欠点がつよく
あらわれるようになつてきた。
例えば、公昭40−21002号公報には、第1の枠
上に、下方から順に、第1の糸送り装置、第1の
糸加熱装置、仮撚付与装置、第2の糸加熱装置、
第3の糸送り装置を、ほぼ一直線に配置した構造
の仮撚加工機が示されている。この仮撚加工機は
糸加工速度が高々200m/min程度までは優れた
特性を示し、多用されていたものである。しか
し、糸加工速度が400m/min乃至それ以上にな
ると、仮撚加工機における第1と第2の糸加熱装
置が長大化するだけでなく、第1の糸加熱装置と
仮撚付与装置との間にある糸冷却装置も長大化
し、非常に背の高い機械となり通常の建屋内には
格納することが困難になる。また、糸掛け作業性
が悪くなるという問題がある。
上に、下方から順に、第1の糸送り装置、第1の
糸加熱装置、仮撚付与装置、第2の糸加熱装置、
第3の糸送り装置を、ほぼ一直線に配置した構造
の仮撚加工機が示されている。この仮撚加工機は
糸加工速度が高々200m/min程度までは優れた
特性を示し、多用されていたものである。しか
し、糸加工速度が400m/min乃至それ以上にな
ると、仮撚加工機における第1と第2の糸加熱装
置が長大化するだけでなく、第1の糸加熱装置と
仮撚付与装置との間にある糸冷却装置も長大化
し、非常に背の高い機械となり通常の建屋内には
格納することが困難になる。また、糸掛け作業性
が悪くなるという問題がある。
このような問題を解消するために、短い長さで
糸を加熱、冷却する提案が種々行なわれている。
糸を加熱、冷却する提案が種々行なわれている。
例えば、特公昭50−24375号公報には、加熱筒
の両端にラビリンスパツキンを用いた湿熱加熱装
置にて高速の糸をかなり短い長さで加熱すること
が提案されている。ところが、このような加熱装
置を前記実公昭40−21002号公報に示された仮撚
加工機の第1加熱装置に用いた場合、ラビリンス
パツキンから漏洩する蒸気が糸条の随伴気流に伴
つて霧状にたなびき、機械を腐食したり、あるい
は液滴になつて落下し糸に触れて、品質むらを引
き起す等、実用上問題があつた。
の両端にラビリンスパツキンを用いた湿熱加熱装
置にて高速の糸をかなり短い長さで加熱すること
が提案されている。ところが、このような加熱装
置を前記実公昭40−21002号公報に示された仮撚
加工機の第1加熱装置に用いた場合、ラビリンス
パツキンから漏洩する蒸気が糸条の随伴気流に伴
つて霧状にたなびき、機械を腐食したり、あるい
は液滴になつて落下し糸に触れて、品質むらを引
き起す等、実用上問題があつた。
また、特開昭56−154528号公報には、糸条供給
機構、乾熱加熱器、湿熱加熱器、糸条冷却器、仮
撚付与機構および糸条巻取装置をこの順序に配列
した仮撚加工装置が開示されている。しかし、こ
の装置は、湿熱加熱器からの蒸気漏れを無くする
ように工夫されてはいるものの、糸条冷却器の長
さが長いため、湿熱加熱器と糸冷却装置全体の長
さが長くなり、したがつて、湿熱加熱器と糸冷却
装置を垂直に一列状に配置するか、もしくは、床
面に対して湿熱加熱器と糸条冷却器とを約40度の
傾斜状態で配置せざるを得ず、装置全体の高さが
高くなる欠点があつた。
機構、乾熱加熱器、湿熱加熱器、糸条冷却器、仮
撚付与機構および糸条巻取装置をこの順序に配列
した仮撚加工装置が開示されている。しかし、こ
の装置は、湿熱加熱器からの蒸気漏れを無くする
ように工夫されてはいるものの、糸条冷却器の長
さが長いため、湿熱加熱器と糸冷却装置全体の長
さが長くなり、したがつて、湿熱加熱器と糸冷却
装置を垂直に一列状に配置するか、もしくは、床
面に対して湿熱加熱器と糸条冷却器とを約40度の
傾斜状態で配置せざるを得ず、装置全体の高さが
高くなる欠点があつた。
一方、冷却装置に関しては、裏面を冷媒で強制
冷却した接糸板により糸を冷却する方法がある。
冷却した接糸板により糸を冷却する方法がある。
しかし、この方法では、加工速度が高速になる
にしたがつて冷却長がますます長くなるという欠
点を解消することは困難である。
にしたがつて冷却長がますます長くなるという欠
点を解消することは困難である。
次に、水、または、油剤等の液体を糸条に塗布
する方法が、例えば特開昭57−42938号公報に示
されているが、装置が極めて複雑化し、液量の制
御も困難であり、実用的でなかつた。
する方法が、例えば特開昭57−42938号公報に示
されているが、装置が極めて複雑化し、液量の制
御も困難であり、実用的でなかつた。
(考案が解決しようとする課題)
本考案の目的は、上記のごとき従来技術の欠陥
を改善し、装置全体がコンパクトで高品質の嵩高
糸が得られる高速仮撚装置を提供せんとするもの
である。
を改善し、装置全体がコンパクトで高品質の嵩高
糸が得られる高速仮撚装置を提供せんとするもの
である。
(課題を解決するための手段)
本考案は上記の目的を達成するため、次の構成
からなるものである。
からなるものである。
すなわち、供給糸クリール、および、第1の糸
送り装置からなる糸条の供給部を作業通路の一方
に配置し、仮撚付与装置、第2の糸送り装置、第
2の糸加熱装置、第3の糸送り装置、および、巻
取装置からなる糸条の加工部を前記作業通路を隔
てた他方に配置し、前記第1の糸送り装置、およ
び、前記仮撚付与装置の間に、湿熱加熱器からな
る第1の糸加熱装置、および、糸冷却装置からな
る糸条の熱処理部を配置し、前記供給部から前記
加工部へ糸条を走行させて糸条に仮撚を付与せし
める仮撚加工装置において、 (イ) 前記熱処理部の第1の糸加熱装置と糸冷却装
置とをこの順に糸条の進行方向に沿つてほぼ水
平に、かつ、互いに近接して配置すると共に、 (ロ) 前記第1の糸加熱装置は、両端部が狭窄状に
形成された糸条の出入口を有する湿熱加熱器か
らなり、 (ハ) 前記糸冷却装置は、裏面が冷却媒体で積極冷
却され、かつ、糸条の進行方向に対する横断面
が凹形状をした接糸板を備えている、 ことを特徴とする仮撚加工装置である。
送り装置からなる糸条の供給部を作業通路の一方
に配置し、仮撚付与装置、第2の糸送り装置、第
2の糸加熱装置、第3の糸送り装置、および、巻
取装置からなる糸条の加工部を前記作業通路を隔
てた他方に配置し、前記第1の糸送り装置、およ
び、前記仮撚付与装置の間に、湿熱加熱器からな
る第1の糸加熱装置、および、糸冷却装置からな
る糸条の熱処理部を配置し、前記供給部から前記
加工部へ糸条を走行させて糸条に仮撚を付与せし
める仮撚加工装置において、 (イ) 前記熱処理部の第1の糸加熱装置と糸冷却装
置とをこの順に糸条の進行方向に沿つてほぼ水
平に、かつ、互いに近接して配置すると共に、 (ロ) 前記第1の糸加熱装置は、両端部が狭窄状に
形成された糸条の出入口を有する湿熱加熱器か
らなり、 (ハ) 前記糸冷却装置は、裏面が冷却媒体で積極冷
却され、かつ、糸条の進行方向に対する横断面
が凹形状をした接糸板を備えている、 ことを特徴とする仮撚加工装置である。
(作用)
湿熱加熱器と糸冷却器の両者を、ほぼ水平に配
置し、かつ、その両者を接近して配置したため、
糸条は、湿熱加熱器を出るとき随伴気流に伴われ
て狭窄部より僅かに漏洩する蒸気を、糸冷却器の
接糸板に容易に導くことができ、その接糸板上に
は液膜が形成される。なお、その液膜は、接糸板
が水平に配置されているので流れ落ちにくい。
置し、かつ、その両者を接近して配置したため、
糸条は、湿熱加熱器を出るとき随伴気流に伴われ
て狭窄部より僅かに漏洩する蒸気を、糸冷却器の
接糸板に容易に導くことができ、その接糸板上に
は液膜が形成される。なお、その液膜は、接糸板
が水平に配置されているので流れ落ちにくい。
この液膜は、糸条に接触して潜熱を奪つて蒸発
するので、糸条の冷却は極めて促進される。
するので、糸条の冷却は極めて促進される。
また、糸冷却器の接糸板は、横断面形状を凹形
状としたので随伴気流中の蒸気を効果的に捕捉し
て液膜を厚くすると共に、凹形状の溝部がその厚
くなつた液膜を保持し、糸条の冷却はより促進さ
れる。
状としたので随伴気流中の蒸気を効果的に捕捉し
て液膜を厚くすると共に、凹形状の溝部がその厚
くなつた液膜を保持し、糸条の冷却はより促進さ
れる。
このように糸条の冷却が促進されるので、糸冷
却器は、長さを短くすることができる。
却器は、長さを短くすることができる。
したがつて、湿熱加熱器と糸冷却器の両者を、
ほぼ水平に配置しても、糸条の供給部と糸条の加
工部間を広くする必要がなく、また、前記両者
を、垂直配列にする必要もないため、装置は、コ
ンパクトとなる。
ほぼ水平に配置しても、糸条の供給部と糸条の加
工部間を広くする必要がなく、また、前記両者
を、垂直配列にする必要もないため、装置は、コ
ンパクトとなる。
さらに湿熱加熱器と糸冷却装置の両者を、ほぼ
水平に配置したので、糸の自重により接糸板上の
糸道が安定し低張力での加工が可能となり、高品
質の糸が得られる。
水平に配置したので、糸の自重により接糸板上の
糸道が安定し低張力での加工が可能となり、高品
質の糸が得られる。
(実施例)
第1図は、本考案に係る仮撚加工装置の一実施
例を示す概略図である。
例を示す概略図である。
第1図において、複数個の供給糸パツケージ1
は適当な間隔を保つて供給糸クリール2上に懸架
されている。供給糸パツケージ1から引出された
供給糸3は、ほぼ垂直上方に走行し、第1の糸送
り装置5に入り、次いでほぼ水平に方向転換して
第1の糸加熱装置6、糸冷却装置7、仮撚付与装
置8、第2の糸送り装置9をこの順に通過し、嵩
高性と伸縮性を備えた伸縮性嵩高糸、いわゆる、
ウーリ糸4となる。ウーリ糸4を引き続き第2の
糸送り装置9の下方の第2の糸加熱装置13、第
3の糸送り装置14を通過させ、第2の糸送り装
置9と第3の糸送り装置14の間において管理さ
れた張力下で熱処理することにより、嵩高糸15
が得られる。
は適当な間隔を保つて供給糸クリール2上に懸架
されている。供給糸パツケージ1から引出された
供給糸3は、ほぼ垂直上方に走行し、第1の糸送
り装置5に入り、次いでほぼ水平に方向転換して
第1の糸加熱装置6、糸冷却装置7、仮撚付与装
置8、第2の糸送り装置9をこの順に通過し、嵩
高性と伸縮性を備えた伸縮性嵩高糸、いわゆる、
ウーリ糸4となる。ウーリ糸4を引き続き第2の
糸送り装置9の下方の第2の糸加熱装置13、第
3の糸送り装置14を通過させ、第2の糸送り装
置9と第3の糸送り装置14の間において管理さ
れた張力下で熱処理することにより、嵩高糸15
が得られる。
第3の糸送り装置を出た嵩高糸15は、更に第
2の糸加熱装置13の作業通路側に隣接して設け
た巻取機17によつて、パツケージ18に巻き取
られる。
2の糸加熱装置13の作業通路側に隣接して設け
た巻取機17によつて、パツケージ18に巻き取
られる。
第2図は、本考案に係る仮撚加工装置に用いる
第1の糸加熱装置6が湿熱加熱器6′である一例、
および、糸冷却装置7の一例を示す概略図であ
る。
第1の糸加熱装置6が湿熱加熱器6′である一例、
および、糸冷却装置7の一例を示す概略図であ
る。
第1の糸送り装置を出た供給糸3は、加撚され
た状態で湿熱加熱器6′の狭窄部24′を経て熱処
理部21に入り、吹き込み口23′より吹き込ま
れた蒸気流体22によつて熱処理が付与され、狭
窄部24″を経て該湿熱加熱器6′より出て、糸冷
却装置7に導かれる。内部に発生したドレンは、
排出口23″より、適宜、装置外へ導かれる。
た状態で湿熱加熱器6′の狭窄部24′を経て熱処
理部21に入り、吹き込み口23′より吹き込ま
れた蒸気流体22によつて熱処理が付与され、狭
窄部24″を経て該湿熱加熱器6′より出て、糸冷
却装置7に導かれる。内部に発生したドレンは、
排出口23″より、適宜、装置外へ導かれる。
湿熱加熱器6′を出た供給糸3は糸条の随伴気
流に伴われて、狭窄部24″より僅かに漏洩する
蒸気と共に、糸冷却装置7の接糸板27上を接触
走行する。接糸板27の裏面は、供給口25より
供給される水等の冷媒により積極冷却され、該冷
媒は、排出口26より器外へ排出される。
流に伴われて、狭窄部24″より僅かに漏洩する
蒸気と共に、糸冷却装置7の接糸板27上を接触
走行する。接糸板27の裏面は、供給口25より
供給される水等の冷媒により積極冷却され、該冷
媒は、排出口26より器外へ排出される。
前記供給糸3は、接糸板27により冷却される
と同時に、前記漏洩蒸気も接糸板27により冷却
され、液膜22′を接糸板27上に形成する。
と同時に、前記漏洩蒸気も接糸板27により冷却
され、液膜22′を接糸板27上に形成する。
液膜22′は、供給糸3に接触し、潜熱を奪つ
て蒸発するので、糸条の冷却が極めて促進され
る。
て蒸発するので、糸条の冷却が極めて促進され
る。
この時蒸発した蒸気は、再び接糸板27に接触
冷却され液膜を形成するので、僅かな漏洩蒸気で
効率よく糸条の冷却を行なうことが出来る。な
お、随伴気流中の蒸気を効果的に捕捉し、液状と
なすために、接糸板27の糸条進行方向に対する
横断面は、凹形状に形成されている。また上面に
開閉自在な蓋を設け、蒸気の循環を促進すると一
層効果的である。また、上記湿熱加熱器6′の狭
窄部24″からの漏洩蒸気による接糸板27上で
の冷却作用を促進させるため、湿熱加熱器6′と
糸冷却装置7とは、ほぼ水平に、かつ、互いに近
接して配置されている。なお、必要に応じ、湿熱
加熱器6′と糸冷却装置7との間の空間を随伴気
流が逃げないよう、断熱部材で覆つても良い。
冷却され液膜を形成するので、僅かな漏洩蒸気で
効率よく糸条の冷却を行なうことが出来る。な
お、随伴気流中の蒸気を効果的に捕捉し、液状と
なすために、接糸板27の糸条進行方向に対する
横断面は、凹形状に形成されている。また上面に
開閉自在な蓋を設け、蒸気の循環を促進すると一
層効果的である。また、上記湿熱加熱器6′の狭
窄部24″からの漏洩蒸気による接糸板27上で
の冷却作用を促進させるため、湿熱加熱器6′と
糸冷却装置7とは、ほぼ水平に、かつ、互いに近
接して配置されている。なお、必要に応じ、湿熱
加熱器6′と糸冷却装置7との間の空間を随伴気
流が逃げないよう、断熱部材で覆つても良い。
第3図は、湿熱加熱器6′を用いた仮撚加工装
置で得られる糸質をさらに高品質のものとするた
めに特開昭56−154528号公報に示されている乾熱
加熱器を予備加熱器29として湿熱加熱器6′の
直前に設けた他の実施例である。
置で得られる糸質をさらに高品質のものとするた
めに特開昭56−154528号公報に示されている乾熱
加熱器を予備加熱器29として湿熱加熱器6′の
直前に設けた他の実施例である。
この第3図に示す実施例において、供給糸3は
第1の糸送り出し装置5を出た直後に、垂直に方
向転換し、ほぼ垂直に設けられた乾熱加熱器29
上を加撚状態で通過し、延伸温度以上に加熱さ
れ、しかる後、ガイド30で水平方向に折れ曲
り、湿熱加熱器6′、糸冷却装置7、仮撚付与装
置8へと導かれる。仮撚付与装置8より伝播され
る撚りは、ガイド30で乾熱加熱器29への遡及
が若干妨げられるが、湿熱加熱器6′、および、
糸冷却装置7にはほぼ一直線状に撚りが伝播する
ので、最終的に熱セツトされる仮撚数は高密度で
あるという優れた糸道構成を実現するものであ
る。
第1の糸送り出し装置5を出た直後に、垂直に方
向転換し、ほぼ垂直に設けられた乾熱加熱器29
上を加撚状態で通過し、延伸温度以上に加熱さ
れ、しかる後、ガイド30で水平方向に折れ曲
り、湿熱加熱器6′、糸冷却装置7、仮撚付与装
置8へと導かれる。仮撚付与装置8より伝播され
る撚りは、ガイド30で乾熱加熱器29への遡及
が若干妨げられるが、湿熱加熱器6′、および、
糸冷却装置7にはほぼ一直線状に撚りが伝播する
ので、最終的に熱セツトされる仮撚数は高密度で
あるという優れた糸道構成を実現するものであ
る。
なお、第1図、および、第3図に示した実施例
において、19は、作業通路に沿つて移動する糸
掛作業用台車、31は巻取機17の上方に設けた
糸吸引パイプである。
において、19は、作業通路に沿つて移動する糸
掛作業用台車、31は巻取機17の上方に設けた
糸吸引パイプである。
次に、前記構成の仮撚加工装置に係る糸掛動作
を第1図にもとづいて説明する。
を第1図にもとづいて説明する。
まず、糸掛を行なう鍾の湿熱加熱器6′の蒸気
バルブ(図示しない)を閉じ、加熱器6′の内部
を大気圧に戻す。次に、供給糸クリール2上に懸
架された供給パツケージ1から、供給糸3を解舒
し、切り離し状態の第1の糸送り装置5に導入す
る。しかる後、ピアノ線等を用いて、第1の加熱
装置6の内部に、狭窄部24′,24″を経て供給
糸3を導入する。湿熱加熱器6′が、特開昭52−
99348号公報に記載されたごとき密封方式のもの
である場合は狭窄部24′,24″を取り除き、サ
クシヨンガンで糸通しすることも可能である。
バルブ(図示しない)を閉じ、加熱器6′の内部
を大気圧に戻す。次に、供給糸クリール2上に懸
架された供給パツケージ1から、供給糸3を解舒
し、切り離し状態の第1の糸送り装置5に導入す
る。しかる後、ピアノ線等を用いて、第1の加熱
装置6の内部に、狭窄部24′,24″を経て供給
糸3を導入する。湿熱加熱器6′が、特開昭52−
99348号公報に記載されたごとき密封方式のもの
である場合は狭窄部24′,24″を取り除き、サ
クシヨンガンで糸通しすることも可能である。
次に、供給糸3を切り離しガイド32で糸冷却
装置7に接触しない糸掛状態にし、撚り掛け状態
にない仮撚付与装置8、切り離し状態にある第2
の糸送り装置9に順次通したのち、吸引パイプ3
1に糸を吸引させる。次いで、第2の糸送り装置
で糸を走行させた後、仮撚付与装置8を撚り掛け
状態に作動させ、糸に撚りを与えながら、切り離
しガイド32より糸を外し、糸冷却装置7に接触
させ、第1の糸送り装置5を加工状態にする。
装置7に接触しない糸掛状態にし、撚り掛け状態
にない仮撚付与装置8、切り離し状態にある第2
の糸送り装置9に順次通したのち、吸引パイプ3
1に糸を吸引させる。次いで、第2の糸送り装置
で糸を走行させた後、仮撚付与装置8を撚り掛け
状態に作動させ、糸に撚りを与えながら、切り離
しガイド32より糸を外し、糸冷却装置7に接触
させ、第1の糸送り装置5を加工状態にする。
なお、第3図に示すごとき実施例の仮撚加工装
置においては、湿熱加熱器6′に糸通しを行なう
前に、切り離しガイド33、および、折り曲げガ
イド30に順次糸を掛け、乾熱加熱器に接触しな
いようにしておき、第1の糸送り装置5が加工状
態になつたのち、ガイド33より糸を外し、乾熱
加熱器29に糸を接触走行させる。
置においては、湿熱加熱器6′に糸通しを行なう
前に、切り離しガイド33、および、折り曲げガ
イド30に順次糸を掛け、乾熱加熱器に接触しな
いようにしておき、第1の糸送り装置5が加工状
態になつたのち、ガイド33より糸を外し、乾熱
加熱器29に糸を接触走行させる。
前記特開昭52−99348号公報に記載されたごと
き加熱装置の場合には、上記糸掛け操作終了後、
前記狭窄部24′,24″を再度加熱器に装着させ
る。
き加熱装置の場合には、上記糸掛け操作終了後、
前記狭窄部24′,24″を再度加熱器に装着させ
る。
その後、蒸気供給バルブ(図示しない)を開い
て、湿熱加熱器6′を糸加工状態にする。
て、湿熱加熱器6′を糸加工状態にする。
次に、第2の加熱装置13の糸出口側にサクシ
ヨンガンを接続し、前記吸引パイプ31で吸引し
ている糸条を該第2の加熱装置13の糸入口に導
入し、該第2の糸加熱装置13に糸通しを行な
い、第3の糸送り装置14による糸を送り出し、
巻取装置17にてパツケージ18に巻き取る。該
糸掛け作業は、台車19により一人で行なうこと
ができる。
ヨンガンを接続し、前記吸引パイプ31で吸引し
ている糸条を該第2の加熱装置13の糸入口に導
入し、該第2の糸加熱装置13に糸通しを行な
い、第3の糸送り装置14による糸を送り出し、
巻取装置17にてパツケージ18に巻き取る。該
糸掛け作業は、台車19により一人で行なうこと
ができる。
なお、上記実施例において、第1の糸送り装
置、第2の糸送り装置、第3の糸送り装置をエプ
ロンベルト使用の送り装置としたが、これに限定
されるものではなく、他の公知のものも使用でき
る。
置、第2の糸送り装置、第3の糸送り装置をエプ
ロンベルト使用の送り装置としたが、これに限定
されるものではなく、他の公知のものも使用でき
る。
(考案の効果)
本考案に係る仮撚加工装置は、上記の構成をと
ることにより次のような効果を奏する。
ることにより次のような効果を奏する。
第1には、湿熱加熱器の狭窄部から漏洩した蒸
気流が接糸板上に容易に導かれると共に、接糸板
上に形成された漏洩蒸気の液膜が流れ落ちにくく
なるため、液膜は、効果的に糸条の冷却に寄与で
き、大幅に糸冷却装置の長さを短かくすることが
出来る。
気流が接糸板上に容易に導かれると共に、接糸板
上に形成された漏洩蒸気の液膜が流れ落ちにくく
なるため、液膜は、効果的に糸条の冷却に寄与で
き、大幅に糸冷却装置の長さを短かくすることが
出来る。
したがつて、湿熱加熱器と糸冷却器の両者を、
ほぼ水平に配置しても、糸条の供給部と糸条の加
工部間を広くする必要がなく、また、湿熱加熱器
と糸冷却器の両者を、垂直配置や傾斜した配置に
する必要もないため、装置の高さを低くでき、建
屋の制約を受けないコンパクトな仮撚加工装置と
することが出来る。
ほぼ水平に配置しても、糸条の供給部と糸条の加
工部間を広くする必要がなく、また、湿熱加熱器
と糸冷却器の両者を、垂直配置や傾斜した配置に
する必要もないため、装置の高さを低くでき、建
屋の制約を受けないコンパクトな仮撚加工装置と
することが出来る。
第2には、湿熱加熱器と糸冷却装置とを糸条の
進行方向に沿つてほぼ水平に配置すると共に、糸
冷却装置に横断面が凹形状の接糸板を設けたた
め、随伴気流中の蒸気を効果的に捕捉して液膜を
厚くすると共に、凹形状の溝部がその厚くなつた
液膜を保持し、糸条の冷却はより促進される。
進行方向に沿つてほぼ水平に配置すると共に、糸
冷却装置に横断面が凹形状の接糸板を設けたた
め、随伴気流中の蒸気を効果的に捕捉して液膜を
厚くすると共に、凹形状の溝部がその厚くなつた
液膜を保持し、糸条の冷却はより促進される。
第3には、湿熱加熱器の狭窄部から漏洩する蒸
気を糸条の冷却用に再利用しているので、漏洩蒸
気の除去に複雑な装置を必要とせず、装置が簡素
化され、装置全体がコンパクト化される。
気を糸条の冷却用に再利用しているので、漏洩蒸
気の除去に複雑な装置を必要とせず、装置が簡素
化され、装置全体がコンパクト化される。
第4には、、湿熱加熱器と糸冷却装置の両者を、
ほぼ水平に配置したので、糸の自重により接糸板
上の糸道が安定し低張力での加工が可能となり、
高品質の糸が得られる。
ほぼ水平に配置したので、糸の自重により接糸板
上の糸道が安定し低張力での加工が可能となり、
高品質の糸が得られる。
第5には、加撚付与装置から第1の糸送り装置
までの糸道をほぼストレートに出切るので、撚り
の伝播が妨げられず、高品質の嵩高糸が得られ
る。
までの糸道をほぼストレートに出切るので、撚り
の伝播が妨げられず、高品質の嵩高糸が得られ
る。
第1図は、本考案に係る仮撚加工装置の一実施
例を示す概略図、第2図は、第1図における第1
の糸加熱装置および糸冷却装置の一実施例を示す
概略図、および、第3図は、本考案に係る仮撚加
工装置の他の実施例を示す概略図である。 図面中の符号の説明、1:供給糸パツケージ、
2:供給糸クリール、3:供給糸、4:ウーリ
糸、5:第1の糸送り装置、6:第1の糸加熱装
置、6′:湿熱加熱器、7:糸冷却装置、8:仮
撚付与装置、9:第2の糸送り装置、13:第2
の糸加熱装置、14:第3の糸送り装置、17:
巻取装置、18:パツケージ、24′,24″:狭
窄部、31:糸吸引パイプ。
例を示す概略図、第2図は、第1図における第1
の糸加熱装置および糸冷却装置の一実施例を示す
概略図、および、第3図は、本考案に係る仮撚加
工装置の他の実施例を示す概略図である。 図面中の符号の説明、1:供給糸パツケージ、
2:供給糸クリール、3:供給糸、4:ウーリ
糸、5:第1の糸送り装置、6:第1の糸加熱装
置、6′:湿熱加熱器、7:糸冷却装置、8:仮
撚付与装置、9:第2の糸送り装置、13:第2
の糸加熱装置、14:第3の糸送り装置、17:
巻取装置、18:パツケージ、24′,24″:狭
窄部、31:糸吸引パイプ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 供給糸クリール、および、第1の糸送り装置か
らなる糸条の供給部を作業通路の一方に配置し、
仮撚付与装置、第2の糸送り装置、第2の糸加熱
装置、第3の糸送り装置、および、巻取装置から
なる糸条の加工部を前記作業通路を隔てた他方に
配置し、前記第1の糸送り装置、および、前記仮
撚付与装置の間に、湿熱加熱器からなる第1の糸
加熱装置、および、糸冷却装置からなる糸条の熱
処理部を配置し、前記供給部から前記加工部へ糸
条を走行させて糸条に仮撚を付与せしめる仮撚加
工装置において、 (イ) 前記熱処理部の第1の糸加熱装置と糸冷却装
置とをこの順に糸条の進行方向に沿つてほぼ水
平に、かつ、互いに近接して配置すると共に、 (ロ) 前記第1の糸加熱装置は、両端部が狭窄状に
形成された糸条の出入口を有する湿熱加熱器か
らなり、 (ハ) 前記糸冷却装置は、裏面が冷却媒体で積極冷
却され、かつ、糸条の進行方向に対する横断面
が凹形状をした接糸板を備えている ことを特徴とする仮撚加工装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15496483U JPS6063576U (ja) | 1983-10-07 | 1983-10-07 | 仮撚加工装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15496483U JPS6063576U (ja) | 1983-10-07 | 1983-10-07 | 仮撚加工装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6063576U JPS6063576U (ja) | 1985-05-04 |
| JPH0315568Y2 true JPH0315568Y2 (ja) | 1991-04-04 |
Family
ID=30342382
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15496483U Granted JPS6063576U (ja) | 1983-10-07 | 1983-10-07 | 仮撚加工装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6063576U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011047074A (ja) * | 2009-08-27 | 2011-03-10 | Tmt Machinery Inc | 仮撚加工機 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56154528A (en) * | 1980-04-23 | 1981-11-30 | Toray Industries | False twisting processing apparatus |
-
1983
- 1983-10-07 JP JP15496483U patent/JPS6063576U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6063576U (ja) | 1985-05-04 |
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