JPH03156838A - 陰極線管フェースプレート - Google Patents

陰極線管フェースプレート

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JPH03156838A
JPH03156838A JP27229289A JP27229289A JPH03156838A JP H03156838 A JPH03156838 A JP H03156838A JP 27229289 A JP27229289 A JP 27229289A JP 27229289 A JP27229289 A JP 27229289A JP H03156838 A JPH03156838 A JP H03156838A
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JP
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layer
interference filter
optical interference
phosphor
refractive index
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JP27229289A
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English (en)
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Masatoshi Maeda
真寿 前田
Yoshiyuki Hanada
良幸 花田
Hidemi Nakai
日出海 中井
Yasukazu Morita
森田 安一
Yasuhiko Uehara
上原 保彦
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Hitachi Ltd
Nippon Sheet Glass Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Nippon Sheet Glass Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、テレビジョンの陰極線管フェースプレートの
内面と、前記陰極線管フェースプレートの内面に塗布さ
れた蛍光体層の間に設けられた、高屈折率材料と低屈折
率材料の交互の複数層からなる光学干渉フィルタを有す
る陰極線管フェースプレート、とりわけ蛍光体面に対向
配置された投写レンズを介して、前方の映像をスクリー
ンに拡大投影する投写型陰極線管のフェースプレートに
関するものである。
〔従来の技術〕
画像をスクリーン上に投写して大型画像表示を行う投写
型テレビジョンによる表示は、第5図(a)に示される
ように、各々、単一の青、緑、赤色を発光する3体の投
写型陰極線管51からの光をレンズ52で集光する光学
系が、青、緑、赤の各々の陰極線管についてあり、それ
ぞれの画像をスクリーン53上に投写することにより行
われる。ここで用いられる投写型陰極線管51には、第
5図(b)で示されるように陰極線管フェースプレート
lの内面に蛍光体層8が塗布され、この蛍光体層8と陰
極線管フェースプレート1内面との間に、ショートバス
エツジフィルタなどの交互層からなる光学干渉フィルタ
7が設けられたものがある。かかる光学干渉フィルタと
しては、たとえば第6図に示されるように、蛍光体の発
光スペクトルの中心波長λより若干長い波長λ。をカッ
トオフ波長とする光学干渉フィルタが用いられ、このよ
うな光学干渉フィルタが設けられた陰極線管フェースプ
レートは特開昭61−273837号に開示されている
〔発明が解決しようとする課題〕
陰極線管フェースプレートの内面に設けられる光学干渉
フィルタに必要な特性としては、本来の光学干渉フィル
タ特性のほかに、電子線が照射されて発光する蛍光体の
光を効率よく外部に取出せると同時に、蛍光体層の光学
干渉フィルタとの密着力が強く、蛍光体がピンホールの
ない状態で塗布されていることが必要である。蛍光体の
発光を効率よく外部に取出すには、照射される電子線に
よるブラウニング現象により、光学干渉フィルタが着色
しないことが必要である。
しかしながら、蛍光体層に接する層がSin、である前
記開示された技術では、上記した電子線照射による着色
が生じるという問題点があることが分った0本発明の第
1の目的は、蛍光体層とフェースプレートの内面との間
に設けられた光学干渉フィルタが電子線ブラウニングに
より着色することなく、効率よく蛍光体の発光を外部に
取出せる陰極線管フェースプレートを提供することにあ
る。
一方、光学干渉フィルタの上に塗布される蛍光体層の密
着力を安定して確保し、ピンホールのない蛍光体塗布面
を確保するためには、塗布前に光学干渉フィルタの表面
を清浄にしておくことが不可欠であり、また前記干渉フ
ィルタを陰極線管フェースプレートに密着力を確保して
被覆するためには、被覆前に陰極線管フェースプレート
の表面を清浄にしておくことが不可欠である。しかしな
がら、蛍光体層に接する層がSiO□である前記の開示
された技術では、光学干渉フィルタを被覆前の陰極線管
フェースプレートの強力な洗浄液として用いられるフッ
酸を含む水溶液を、蛍光体の塗布前の光学干渉フィルタ
の表面の洗浄に用いると、光学干渉フィルタの一部が溶
解したり、剥離が生じてしまうという問題があった。一
方、中性洗剤あるいは塩酸などの鉱酸を含む水溶液によ
る洗浄では、表面の洗浄度が十分でなく、塗布した蛍光
体層の微小ピンホールを無くすることは困難であった。
本発明の第2の目的は、上記問題点を解決し、実用上微
小ピンホールが無い蛍光体層が被覆された陰極線管フェ
ースプレートを提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明にかかる陰極線管フェースプレートは、陰極線管
フェースプレートの表示窓の内面上に設けられた蛍光体
層と前記表示窓との間に、高屈折率材料の層と低屈折率
材料の層との交互層からなる光学干渉フィルタが設けら
れた陰極線管フェースプレートであって、前記光学干渉
フィルタの蛍光体層と接する層が、10r+m以上の物
理的膜厚を有するA 120*またはZrO2の層であ
る陰極線管フェースプレートである。
蛍光体層に接して設けられるA 1.0.またはZrO
□O層は、その物理的膜厚がlOr+m以下であると不
連続な膜となり、AN、0.またはZr(hの層の両側
に接して設けられた蛍光体層と光学干渉フィルタの層を
隔絶させることができなくなる。したがってA/、0.
またはZrO2の膜の物理的膜厚は、10*m以上が必
要である。
さらに物理的膜厚が10*m以下であると、最もゆるや
かなフン酸洗浄であるところの、たとえば温度20℃、
1〜2%のフッ酸をノズルより吹き付ける洗浄により、
光学干渉フィルタの一部あるいはすべてが溶解あるいは
剥離してしまう。したがって、Aft(hまたはZrO
,の層は、フン酸洗浄により光学干渉フィルタを劣化さ
せないということから、10*m以上の物理的厚みが必
要である。
一方、A 120+またはZrO2の層の厚みは、光学
干渉フィルタの耐電子線ブラウニング性を高め、また周
期交互層をフッ酸洗浄から保護するという観点からは、
大きいほうが好ましいが10μm以上の膜厚になると、
光学干渉フィルタの製作時の経済性が低下するので、物
理的膜厚は10μm以下が好ましい。そして最も好まし
くは、光学干渉フィルタの光学特性と製作の作業性を考
慮すると、はぼ0.5λの10倍を越えない整数倍の膜
厚とし、これにフッ酸洗浄により目減りする膜の厚みを
あらかじめ考慮して、AA、0.またはZrO□の膜の
厚みが決められる。
本発明にかかる他の陰極線管フェースプレートは、陰極
線管フェースプレートの表示窓の内面上に設けられた蛍
光体層と前記表示窓との間に、高屈折率材料の層と低屈
折率材料の層との交互層からなる光学干渉フィルタが設
けられた陰極線管フェースプレートであって、前記光学
干渉フィルタが、前記蛍光体の発光スペクトルの中心波
長λより大きいカットオフ波長λ。のほぼ0.25倍の
光学膜厚を有し、かつ蛍光体に最も近い層が低屈折率材
料の層である少なくとも3Nからなる周期交互層と、前
記周期交互層と前記蛍光体層との間に設けられた10*
m以上の物理的膜厚を有するA 12 z(hまたはZ
rO□の層と、前記AJ、O,又はZr0zの層と、前
記周期交互層との間に設けられたほぼ0.25λ+0.
125λ。の高屈折率材料の層と、前記周期交互層と前
記表示窓の内面との間に設けられた、はぼ0.25λ+
0.125λ。の光学膜厚の前記高屈折率材料の層から
なる陰極線管フェースプレートである。
光学膜厚がカットオフ波長λ。のほぼ0.25倍である
高屈折率材料の層、および低屈折率材料の層をそれぞれ
H,Lとし、光学膜厚が蛍光体の発光スペクトルの波長
λのほぼ0.25倍の高屈折率材料の層をH/、膜厚が
10*mより厚い^1203またはZrO□の層をL′
で表すと本発明にかかる光学干渉フィルタが蛍光体層と
接着された状態は(11式で表すことができる。
蛍光体層/L ’ H’ 01/2) (LH)k L
(H/2)H’ /表示窓内面           
(1)ここでkは、LとHの一対の層の繰り返しを表す
正の整数である。
本発明にかかる光学干渉フィルタの周期交互層の数は、
kが1以上15以下が好ましい。kが1より小さい、す
なわち周期交互層の層数が3より小さいと、力7トオフ
波長λ。における透過率の遮断特性が敏鋭でなくなり、
蛍光体から出射される光の角度に対する遮断特性が劣化
し1.さらに反射帯域の透過率が高くなる。またkが1
5より大きい、すなわち周期交互層が31層より大きい
と、光学干渉フィルタの光のカットオフ特性や透過帯の
透過率、リップルなどの特性は良化するが、光学干渉フ
ィルタの製作に多大の時間を要するようになり、かつ、
より精度の高い膜厚および膜の屈折率の制御を必要とす
るので、光学干渉フィルタの製作の再現性が低下する。
したがって、本発明にかかる光学干渉フィルタのカット
オフ波長λ。
に0.25倍の光学膜厚を有する周期交互層の層数は、
3〜31層が好ましく、9層〜25Jiが最も好ましい
発光スペクトルの中心波長λと周期交互層の設計基準と
なるカットオフ波長λ。の関係は、λ。
は1.05λより大きく、1.50λより小さいことが
好ましく、さらにはλ。は1.10λより大きく1.3
5λより小さいことが最も好ましい。λ。が1.05よ
り小さいと、カットオフ波長が蛍光体の発光スペクトル
の中心波長から広がるスペクトル帯内にいり込み、出射
光量を減じる恐れが生じる。
一方λ。が1.50λより大きくなると、透過帯のリッ
プルの大きい領域が発光スペクトルの中心波長に接近し
、大きい出射角度で蛍光体からでる光の遮断が不十分と
なる。さらに、光学干渉フィルタの各層の厚みが増える
ので生産性の観点からも好ましくない。
Al、O,またはZrO,の層と周期交互層との間に設
けられる高屈折率材料からなる層の厚みは、はぼ0.2
5λ+0.125λ。に設定される。また本発明にかか
る周期交互層と陰極線管フェースプレートの内面との間
に設けられる高屈折率材料の層の厚みについても、はぼ
0.25λ+0.125λ。
に設定される。この膜の厚みが0.25λ+0.125
λ。より大きくずれると光学干渉フィルタの透過帯が低
下し、出射する光量が減する。
また本発明にかかる光学干渉フィルタの高屈折率材料と
して使用できるものは、可視域での屈折率が1.8以上
の膜になる材料であればと(に限定されないが、Ti0
z 、 Taz05 、 Zr0z 、 Hf0z +
5nOz + PrTi0i +InzOs + Zn
Oからなる群から選ばれた1つまたは少なくとも2つ以
上の混合物からなるものが好ましく、さらにはTtOz
が最も好ましい。低屈折率材料として使用できるものは
、StO□、Af□03 、 MgFtが好んで用いら
れる。
本発明にかかる他の陰極線管フェースプレートは、陰極
線管フェースプレートの表示窓の内面上に設けられた蛍
光体層と該表示窓との間に、高屈折率材料の層と低屈折
率材料の層との交互層からなる光学干渉フィルタが設け
られた陰極線管フェースプレートであって、前記光学干
渉フィルタが、0.2λ。〜0.3λ0 (ここで、カ
ットオフ波長λ。はλ。−p×λで、λは蛍光体の発光
スペクトルの中心波長、pは1.18と1.32の間の
値)の光学膜厚を有し、かつ蛍光体に最も近い層が高屈
折率材料の層である少なくとも3層からなる周期交互層
と、前記周期交互層と前記蛍光体層との間に設けられた
、0.1λ。〜0.15λ。の光学膜厚を有する低屈折
率材料の層と、前記低屈折率材料の層と前記蛍光体層と
の間に設けられた、10n−以上の物理的膜厚を有する
A I! tosまたはZrOzの層とからなる陰極線
管フェースプレートである。
光学膜厚がカットオフ波長λ。のほぼ0.25倍である
高屈折率材料の層および低屈折率材料の層をそれぞれ、
H,Lとし、物理的膜厚が10nm以上のA I 、O
,またはZrO□O層をL′で表すと、本発明にかかる
光学干渉フィルタが蛍光体層と接着された状態は(2)
式で表すことができる。
蛍光体層/L ’ (L/2)H(LH)x ’ /表
示窓内面 (2)ここでに′は、LとHの一対の層の繰
り返しを表す正の整数である。
本発明にかかる光学干渉フィルタの周期交互層の数は、
(2)式の繰り返しを表わす整数に′で、k′が1以上
15以下が好ましい。k′が1より小さい、すなわち周
期交互層の層数が3より小さいと、カットオフ波長λ0
における透過率の遮断特性が敏鋭でな(なり、蛍光体か
ら出射される光の角度に対する遮断特性が劣化し、さら
に反射帯域の透過率が高くなる。またに′が15より大
きい、すなわち周期交互層が31層より大きいと、光学
干渉フィルタの光のカットオフ特性や透過帯の透過率、
リップルなどの特性は良化するが、光学干渉フィルタの
製作に多大の時間を要するようになり、かつ、より精度
の高い膜厚および膜の屈折率の制御を必要とするので、
光学干渉フィルタの製作の再現性が低下する。したがっ
て、本発明にかかる光学干渉フィルタのカットオフ波長
λ。の0.25倍の光学膜厚を有する周期交互層の層数
は、3〜31層が好ましく、9層〜25層が最も好まし
い。
発光スペクトルの中心波長λと周期交互層の設計基準と
なるカットオフ波長λ。の関係は、A0は1.18λよ
り大きく、1.32λより小さいことが好ましく、さら
にはλ。は1.18λより大きく1.25λより小さい
ことが最も好ましい。λ。が1.1日より小さいと、カ
ットオフ波長が蛍光体の発光スペクトルの中心波長から
広がるスペクトル帯内にいり込み、出射光量を減じる恐
れが生じる。
一方λ。が1.32λより大き(なると、透過帯のリッ
プルの大きい領域が発光スペクトルの中心波長に接近し
、また大きい出射角度で蛍光体からでる光の遮断が不十
分となる。さらに、光学干渉フィルタの各層の厚みが増
えるので、生産性の観点からも好ましくない。
^1zO1またはZrO,の層と周期交互層との間に設
けられる低屈折率材料からなる層の光学膜厚は、設計波
長λ。の1/8(設計波長λ。の1/4波長の半分で、
(2)式でL/2で表わされる。)を中央値とする0、
 1λ。〜0.15λ。の範囲内に設定される。
光学膜厚が0.1λ。より小さいかあるいは0.15λ
0より大きいと、光学干渉フィルタの光学特性、とりわ
け透過帯の通過率を低下させるので好ましくない。最も
好ましくは、はぼ設計波長λ。の1/8に設定される。
また本発明にかかる光学干渉フィルタの高屈折率材料と
して使用できるものは、可視域での屈折率が1.8以上
の膜になる材料であればとくに限定されないが、TtO
,l Taxes l Zr0z l Hf0z rS
nug l PrTiOs +InzOs l ZnO
からなる群から選ばれた1つまたは少なくとも2つ以上
の混合物からなるものが好ましく、さらにはTi0zが
最も好ましい。低屈折率材料として使用できるものは、
510z r A11y’s * FIgFzが好んで
用いられる0本発明にかかるいずれの光学干渉フィルタ
についても、1/4波長の光学膜厚を制御する、通常の
光学モニタを備えた真空蒸着装置で、加熱された陰極線
管フェースプレートの内面にエレクトロンビーム加熱方
式により、上記した材料を被覆させる真空蒸着法により
製作することができる。
〔作用〕
本発明にかかる光学干渉フィルタの蛍光体層と接するA
 fi 、0.またはZrO□の層は、蛍光体層を通過
して光学干渉フィルタに達する電子線により、光学干渉
フィルタがブラウニング現象を呈し着色するのを防止す
る。さらに八120.またはZrO。
の層は蛍光体を塗布する前のフン酸を含む水溶液による
洗浄に際して、フン酸が光学干渉フィルタの内部に滲透
するのを防ぐとともに、光学干渉フィルタの光学特性を
変えない程度に、表面層がわずかにエツチングされるこ
とにより清浄な表面になるので、蛍光体と強く接着する
。また、周期交互層は、光の干渉作用により光の波長に
対する選択透過性を与えるとともに、発光体からの出射
光に指向性を与える。この交互層の創外側に設けられる
高屈折率材料からなる層は、透過帯域のリップルを少な
くする。
〔実施例〕
以下に実施例に基づいて説明する。第1図は、本発明の
陰極線管フェースプレートの光学干渉フィルタの構成を
説明するための部分断面図で、1は陰極線管フェースプ
レート、2は光学膜厚が0.1λ。〜0.15λ。の低
屈折率材料からなる層、3は光学膜厚が0.2λ。〜0
.3λ0の高屈折率材料からなる層、4は光学膜厚が0
.2λ。〜0.3λ。
の低屈折率材料からなる層、5はA I 、O,または
ZrO,の層、6は周期交互層、7は光学干渉フィルタ
、8は蛍光体層であ名。第2図は本発明の他の陰極線管
フェースプレートの光学干渉フィルタの構成を説明する
ための部分断面図で、lは陰極線管フェースプレート、
22は光学膜厚がほぼ0.25λ+0.125λ。の高
屈折率材料からなる層、23は光学膜厚が0.25λ0
の低屈折率材料がらなる層、24は光学膜厚が0.25
λ0の高屈折率材料からなる層、5はA 1203また
はZrO□の層、6は周期交互層、7は光学干渉フィル
タ、8は蛍光体層である。
実施例1゜ 真空蒸着装置に、対角方向の長さがツイフチの投写型陰
極線管のフェースプレートを、厚み1.1am、直径3
0flのガラス板とともに回転治具にセットし、300
℃に加熱しながら、真空槽内を6、7 X 10−’P
aの圧力に真空排気した。電子ビーム加熱用の相異なる
水冷るつぼに、粒状のSiO□。
A l z(hおよびTiO□ペレットを充填し、外部
からガス導入バルブを調節して真空槽内に酸素を導入し
、一定の酸素分圧下で蒸着した。Tie、膜の被覆に際
しては4. OX 10−”Paに、A j2.0.の
被覆に際しては、1.3 X 10”zPaの酸素分圧
になるように調節し、第1表に示す緑色の蛍光体用の膜
構成のサンプルを得た。Al2O3膜の被覆には544
nmの波長の単色光を用いた光学モニタで172波長の
膜厚に加え水晶振動子により20nmの膜厚を、SiO
□およびTiO2の被覆にはそれぞれ688nmおよび
644nmの波長の単色光を用いた光学モニタで、膜厚
制御を行なった。
第 表 得られた陰極線管フェースプレートを、温度20°C、
フッ酸5%水溶液を20秒間、ノズルより噴射させて洗
浄後、水洗いを十分に行ったときの光学干渉フィルタの
状態を調べた結果を第8表に示す。第8表に示すように
光学干渉フィルタには異常は認められなかった。また、
このサンプルの光学干渉フィルタ上に緑色の蛍光体を水
ガラスで接着させ、ピンホールが実用上無い蛍光体塗布
面が得られた。さらにこの陰極線管フェースプレートを
用いた投写管により、指向性が良く明るい投写像が得ら
れた。また電子線ブラウニングテストの結果を第9表に
示すように、光学干渉フィルタには着色は認められなか
った。第3図の破線で光学干渉フィルタを被覆したガラ
ス板の光学特性を示す。
実施例2゜ 実施例1と、Al2O,の代りにZrO□を用いたほか
は同じようにして、第2表に示す膜構成の緑色の蛍光体
用の光学干渉フィルタを、対角の長さがツイフチの投写
型陰極線管フェースプレートの内面および直径30mm
のガラス仮に被覆した。得られた陰極線管フェースプレ
ートのサンプルを、温度20℃の5%フッ酸水溶液を2
0秒間、ノズルより噴射させて洗浄後、水洗いを十分に
行ったときの光学干渉フィルタの状態を調べた。結果を
第8表に示す。第8表に示すように、本発明にかかる光
学干渉フィルタには異常は認められなかった。
またこのサンプルの光学干渉フィルタ上に蛍光体を水ガ
ラスで接着させて、ピンホールが実用上無い緑色の蛍光
体塗布面が得られた。さらにこの陰極線管フェースプレ
ートを用いた投写管を製作して、指向性が良く明るい映
像が得られた。また電子線ブラウニングテストの結果を
第9表に示すように、光学干渉フィルタには着色は認め
られなかった。光学干渉フィルタを被覆したガラス板の
分光透過率を測定して、第3図の一点鎖線に示すような
、実施例1とほぼ同じ透過帯域での透過率が高く、波長
のカットオフ特性が良好な特性が得られた。
第 表 ツイフチの投写型陰極線管フェースプレートの内面およ
び直径30鶴のガラス板に被覆した。
第 表 実施例3゜ 実施例1と、5iO1の代りにA l 、0.Iを用い
たほかは同じようにして、第3表に示す膜構成の緑色の
蛍光体用の光学干渉フィルタを、対角の長さが得られた
陰極線管フェースプレートを、温度20℃、フッ酸5%
水溶液を20秒間、ノズルより噴射させて洗浄後、水洗
いを十分に行ったときの光学干渉フィルタの状態を調べ
た結果を第8表に示す。第8表に示すように光学干渉フ
ィルタには異常は認められなかった。また、このサンプ
ルの光学干渉フィルタ上に緑色の蛍光体を水ガラスで接
着させ、ピンホールが実用上無い蛍光体塗布面が得られ
た。さらにこの陰極線管フェースプレートを用いた投写
管により、指向性が良く明るい投写像が得られた。また
電子線ブラウニングテストの結果を第9表に示すように
、光学干渉フィルタには着色は認められなかった。第3
図の実線で、光学干渉フィルタを被覆したガラス板の光
学特性を示す。
実施例4゜ 真空蒸着装置に、対角方向の長さがツイフチの投写型陰
極線管フェースプレートと直径30菖1のガラス板を回
転治具にセットし、300℃に加熱しながら、真空槽内
を6.7 X 10−’Paの圧力に真空排気した。電
子ビーム加熱用の相異なる氷冷るつぼに、粒状の5if
t 、 Al2O2、およびTi(hベレットを充填し
、外部からガス導入バルブを調節して真空槽内に酸素を
導入し、一定の酸素分圧−下で蒸着した。TiO□膜の
被覆に際しては、4.0×10−”Paに、AfZO3
の被覆に際しては、1.3×10−”Paの酸素分圧に
なるように調節し、第4表に示す膜構成の緑色の蛍光体
用のサンプルを得た。
A 1203層の被覆には544層mの波長の単色光を
用いた光学モニタで、1/2波長の膜厚を被覆し、さら
に水晶振動子により20鶴mの膜を被覆した。
光学膜厚が165層mのSiO□およびTi1tの層の
被覆には、660層mの波長の単色光を用いた光学モニ
タで、光学膜厚が 218.5nmのTiO2の層の被
覆には544層mの波長の単色光を用いた光学モニタで
膜厚制御をおこなった。
得られた陰極線管フェースプレートのサンプルに、温度
20℃のフッ酸5%水溶液を20秒間、ノズルより噴射
させて洗浄後、水洗いを十分に行なったときの光学干渉
フィルタの状態を調べた結果を第8表に示す。第8表に
示すように光学干渉フィルタには異常はみられなかった
。また、このサンプルの光学フィルタ上に蛍光体を水ガ
ラスで接着したところ、ピンホールが実用上無い蛍光体
塗布面が得られた。さらに、この陰極線管フェースプレ
ートを用いた投写管は、高い輝度と良好な投写光の指光
性を示した。
第   4   表 また電子線ブラウニングテストの結果を第9表に示すよ
うに、光学干渉フィルタには着色は認められなかった。
ガラス板に被覆した光学干渉フィルタの分光透過特性を
第4図の破線で示した。
実施例5゜ 実施例4と、A I!203の代りにZrO,を用いた
ほかは同じようにして、第5表に示す膜構成の緑色の蛍
光体用の光学干渉フィルタを、対角の長さがフインチの
投写型陰極線管のフェースプレートの内面と直径30龍
のガラス板に被覆した。得られた陰極線管フェースプレ
ートのサンプルを、温度20℃のフッ酸5%水溶液を2
0秒間、ノズルより噴射させ洗浄後、水洗いを十分に行
ったときの光学干渉フィルタの状態を調べた。結果を第
8表に示す。第8表に示すように、光学干渉フィルタに
はピンホールや剥離の異常は認められなかった。
さらに、このサンプルの光学干渉フィルタ上に蛍光体を
水ガラスで接着させて、ピンホールが実用上無い蛍光体
塗布面が得られた。さらにこの陰極線管フェースプレー
トを用いた投写管は、高い輝度と良好な投写光の指向性
を示した。また電子線ブラウニングテストの結果を第9
表に示すように、光学干渉フィルタには着色は認められ
なかった。
第 表 また、ガラス板に被覆した光学干渉フィルタの分光透過
特性を第4図の一点鎖線で示した。
実施例6゜ 実施例4とは、Sin、の代りにA l 20.を用い
たほかは同じようにして、第6表に示す膜構成の緑色の
蛍光体用の光学干渉フィルタを、対角の長さがフインチ
の投写型陰極線管のフェースプレートの内面と直径30
mmのガラス板に被覆した。得られた陰極線管フェース
プレートのサンプルに、温度20℃のフッ酸5%水溶液
を20秒間、ノズルより噴射させ洗浄後、水洗いを十分
に行ったときの光学干渉フィルタの状態を調べた。結果
を第8表に示す。第8表に示すように、光学干渉フィル
タにはピンホールや剥離の異常は認められなかった。さ
らにこのサンプルの光学干渉フィルタ上に蛍光体を、水
ガラスで接着させて、ピンホールが実用上無い蛍光体塗
布面が得られた。さらにこの陰極線管フェースプレート
を用いた投写管は、高い輝度と良好な投写光の指向性を
示した。また電子線ブラウニングテストの結果を第9表
に示すように、光学干渉フィルタには着色は認められな
かった。
第 表 実施例7 実施例1で用いた真空蒸着装置の底部に設置した蒸着用
の電子銃の近傍に、カウフマン型のイオン銃を設置し、
外部から制御された流量のガスをこのイオン銃内に供給
し、イオン銃内で発生したガスイオンを加速して膜を被
覆中のフェースプレートに照射できるようにした。実施
例1とは、TiO□膜、A 1 zOx膜、SiO□膜
を被覆するときにイオン銃内にl05CCHの酸素を導
入し、発生した酸素イオンをイオンエネルギー1000
eV、イオン電流密度100μA/cn!でフェースプ
レートの表面に照射した以外は全く同じようにして、第
1表に示す膜構成の緑色の蛍光体用の光学干渉フィルタ
を、対角の長さがツイフチの投写型陰極線管フェースプ
レートの内面、および直径30fiのガラス板に被覆し
た。得られた陰極線管フェースプレートのサンプルを、
温度20℃の5%フフ酸水溶液を20秒間、ノズルより
噴射させて洗浄後、水洗いを十分に行ったときの光学干
渉フィルタの状態を調べた。結果を第8表に示す。第8
表に示すよ、うに、本発明にかかる光学干渉フィルタに
は異常は認められなかった。またこのサンプルの光学干
渉フィルタ上に蛍光体を水ガラスで接着させて、ピンホ
ールが実用上無い緑色の蛍光体塗布面が得られた。
さらにこの陰極線管フェースプレートを用いた投写管を
製作して、指向性が良く明るい映像が得られた。また電
子線ブラウニングテストの結果を第9表に示すように、
光学干渉フィルタには着色は認められなかった。光学干
渉フィルタを被覆したガラス板の分光透過率を測定して
、第3図の一点鎖線に示すような、実施例1とほぼ同じ
透過帯域での透過率が高く、波長のカットオフ特性が良
好な特性が得られた。
第 第 表 表 また、ガラス板に被覆した光学干渉フィルタの分光透過
特性を第4図の実線で示した。
〔比較例〕
実施例1と同じ真空蒸着装置に、対角の長さがフインチ
の投写型陰極線管のフェースプレートを回転治具にセッ
トし、300℃に加熱しながら、真空槽内を6.7 X
 10−’Paの圧力に真空排気し、5iOz膜の被覆
に際しては1.3 X 10−”Paに、TiO2膜の
被覆に際しては、4. OX 10−”Paの酸素分圧
で蒸着し、第7表に示す膜構成の緑色の蛍光体用の光学
干渉フィルタを被覆した。得られたサンプルを、温度2
0℃の5%フン酸水溶液を20秒間ノズルより噴射させ
て洗浄後、水洗いを行ったところ、第8表に示すように
光学干渉フィルタの膜ベリがみられ、また一部分につい
て膜の剥離が認められた。第9表に電子線ブラウニング
テストの結果を示す。光学干渉フィルタは電子線が照射
された部分が黄色を呈していた。
第 表 蛍光体が青色(発光の中心波長がたとえば450nm)
の場合は、カットオフ波長をたとえば540nm、蛍光
体が赤色(発光の中心波長がたとえば612nm)であ
る場合は、カットオフ波長をたとえば?40nmとする
ことにより、光学干渉フィルタのフッ酸洗浄が可能で、
蛍光体と光学干渉フィルタとの密着性が良好で、ピンホ
ールが実用上無い青色および赤色の陰極線管フェースプ
レートを得ることができる。
(発明の効果〕 本発明の陰極線管フェースプレートにかかる光学干渉フ
ィルタは、照射される電子線によるブラウニング現象を
生ずることがないので、投写型テレビジョンの投写管と
して用いることにより明るい映像を投写することができ
る。また光学干渉フィルタは、蛍光体層との密着性が良
いため、微小ピンホールが実用上皆無で、また時間の経
過とともにピンホールの数や大きさが成長することがな
いので、欠陥のない映像を信頼性良く得ることができる
。また本発明の陰極線管フェースプレートの製作にあた
っては、陰極線管フェースプレート自体の洗浄と光学干
渉フィルタの表面の洗浄とを同じ洗浄液で実施できるの
で、作業性が良い。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は、本発明の陰極線管フェースプレ
ートにかかる光学干渉フィルタの構成を模式的に示す部
分断面図、第3図および第4図は本発明の陰極線管フェ
ースプレートにかかる光学干渉フィルタの実施例の分光
特性を示す図、第5図(alは映像が投写型テレビジョ
ンにより投写されている状態を示す図、第5図(b)は
光学干渉フィルタおよび蛍光体が陰極線管フェースプレ
ートに設けられている状態を示す図、第6図は、光学干
渉フィルタのカットオフ波長λ。と蛍光体の発光スペク
トルの中心波長λ。との関係を示す図である。 1・・・陰極線管フェースプレート、2・・・光学膜厚
が0.1!o〜0.15λ。の低屈折率材料からなる層
、3・・・光学膜厚が0.2λ。〜0.3λ0の高屈折
率材料からなる層、4・・・光学膜厚が0.2λ。〜0
.3λ。の低屈折率材料からなる層、5・・・A N 
20゜またはZr島の層、6・・・周期交互層、7・・
・光学干渉フィルタ、8・・・蛍光体層、22・・・光
学膜厚がほぼ0.25λ十〇、 l 25λ。である高
屈折率材料からなる層、23・・・光学膜厚がほぼ0.
25λ0である低屈折率材料からなる層、24・・・光
学膜厚がほぼ0.25 λ。 である高屈折率材料からなる層、 ・・・陰極線管、 2・・・レンズ、 3・・・スクリーン。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)陰極線管フェースプレートの表示窓の内面上に設け
    られた蛍光体層と前記表示窓との間に、高屈折率材料の
    層と低屈折率材料の層との交互層からなる光学干渉フィ
    ルタが設けられた陰極線管フェースプレートにおいて、
    前記光学干渉フィルタの蛍光体層と接する層が10nm
    以上の物理的膜厚を有するAl_2O_3またはZrO
    _2の層を有する陰極線管フェースプレート 2)前記光学干渉フィルタが a)0.2λ_0〜0.3λ_0(ここで、カットオフ
    波長λ_0はλ_0=p×λで、λは蛍光体の発光スペ
    クトルの中心波長、pは1.18と1.32の間の値)
    の光学膜厚を有し、かつ、蛍光体層に最も近い層が高屈
    折率材料の層である少なくとも3層からなる周期交互層
    と、 b)前記周期交互層と前記蛍光体層との間に設けられた
    、0.1λ_0〜0.15λ_0の光学膜厚を有する低
    屈折率材料の層と、 c)前記低屈折率材料の層と前記蛍光体層との間に設け
    られた、Al_2O_3またはZrO_2の層とからな
    る特許請求範囲第1項記載の陰極線管フェースプレート 3)前記光学干渉フィルタが a)前記蛍光体の発光スペクトルの中心波長λより大き
    いカットオフ波長λ_0(ここで、カットオフ波長λ_
    0はλ_0=p×λで、λは蛍光体の発光スペクトルの
    中心波長、pは1.05と1.50の間の値)の光学膜
    厚を有し、かつ、蛍光体層に最も近い層が低屈折率材料
    の層である少なくとも3層からなる周期交互層と、b)
    前記周期交互層と前記蛍光体層との間に設けられたAl
    _2O_3またはZrO_2の層と、c)前記Al_2
    O_3またはZrO_2の層と、前記周期交互層との間
    に設けられたほぼ0.25λ+0.125λ_0の高屈
    折率材料の層と、 d)前記周期交互層と前記表示窓の内面との間に設けら
    れた、ほぼ0.25λ+0.125λ_0の光学膜厚の
    前記高屈折率材料の層とからなる特許請求範囲第1項記
    載の陰極線管フェースプレート 4)前記周期交互層の層数が3〜31である特許請求範
    囲第2項または第3項記載の陰極線管フェースプレート 5)前記高屈折率材料の層がTiO_2、Ta_2O_
    5、ZrO_2、HfO_2、SnO_2、PrTiO
    _3、In_2O_3からなる群から選ばれた1つまた
    は少なくとも2つ以上の混合物であり、前記低屈折率材
    料の層がSiO_2、Al_2O_3またはMgF_2
    である特許請求範囲第1項乃至第4項のいずれかの項記
    載の陰極線管フェースプレート
JP27229289A 1989-07-05 1989-10-19 陰極線管フェースプレート Pending JPH03156838A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US07/546,412 US5179318A (en) 1989-07-05 1990-06-29 Cathode-ray tube with interference filter
GB9014877A GB2237141B (en) 1989-07-05 1990-07-05 Cathode ray tube face plate
NL9001542A NL9001542A (nl) 1989-07-05 1990-07-05 Werkwijze en inrichting voor de productie van een cathodestraalbuis.
GB9326577A GB9326577D0 (en) 1989-07-05 1993-12-30 Cathode ray tube face plate

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1-173698 1989-07-05
JP17369889 1989-07-05

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JP (1) JPH03156838A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0772330A (ja) * 1993-05-26 1995-03-17 Litton Syst Inc 選択された周波数の光を反射するためのミラーおよびそれを形成するための方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0772330A (ja) * 1993-05-26 1995-03-17 Litton Syst Inc 選択された周波数の光を反射するためのミラーおよびそれを形成するための方法

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