JPH03157336A - 細胞成長阻害物質として有用なスフィンゴシンおよびn―メチル―スフィンゴシン - Google Patents

細胞成長阻害物質として有用なスフィンゴシンおよびn―メチル―スフィンゴシン

Info

Publication number
JPH03157336A
JPH03157336A JP2025010A JP2501090A JPH03157336A JP H03157336 A JPH03157336 A JP H03157336A JP 2025010 A JP2025010 A JP 2025010A JP 2501090 A JP2501090 A JP 2501090A JP H03157336 A JPH03157336 A JP H03157336A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sphingosine
cell growth
pharmaceutically acceptable
sphingolipids
acceptable salts
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2025010A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2976055B2 (ja
Inventor
Yasuyuki Igarashi
ヤスユキ イガラシ
Tatsushi Toyokuni
タツシ トヨクニ
Sen-Itiroh Hakomori
センイチロウ ハコモリ
Efraim Racker
エフライム ラッカー
Shuji Fujita
シュウジ フジタ
Sugimoto Mamoru
マモル スギモト
Ito Masayoshi
マサヨシ イトウ
Shitori Yoshiyasu
ヨシヤス シトリ
Ogawa Tomoya
トモヤ オガワ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mect Corp
Cornell Research Foundation Inc
Biomembrane Institute
Original Assignee
Mect Corp
Cornell Research Foundation Inc
Biomembrane Institute
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mect Corp, Cornell Research Foundation Inc, Biomembrane Institute filed Critical Mect Corp
Publication of JPH03157336A publication Critical patent/JPH03157336A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2976055B2 publication Critical patent/JP2976055B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K31/00Medicinal preparations containing organic active ingredients
    • A61K31/13Amines
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P29/00Non-central analgesic, antipyretic or antiinflammatory agents, e.g. antirheumatic agents; Non-steroidal antiinflammatory drugs [NSAID]
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P35/00Antineoplastic agents
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P35/00Antineoplastic agents
    • A61P35/04Antineoplastic agents specific for metastasis
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P37/00Drugs for immunological or allergic disorders

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
  • Oncology (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Pain & Pain Management (AREA)
  • Rheumatology (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、一部はある種の蛋白質キナーゼの阻害による
が、その他はまた未だ探求されていないメカニズムによ
る細胞成長の阻害物質に関する。
特に、本発明は、N−メチル−スフィンゴシンおよびス
フィンゴシンが、腫瘍細胞、免疫応答に係わる細胞、炎
症反応に係わる細胞などの多くの細胞の成長に対して特
に強力な阻害物質であるという本発明者の最近の研究結
果に関する。この知見から、上記のような細胞の有効な
成長阻害物質としてこれらの化合物を用いる可能性が示
される。
特にことわらない限り、″スフィンゴシン“とは、D一
体またはL一体或いはエリスロ一体またはトレオ一体の
立体構造とは関係なく、全ての“スフィンゴシン″を意
味する。また、特にことわらない限り、“N−メチル−
スフィンゴシン“とけ、D一体またはL一体或いはエリ
スロ一体またはトレオ一体の立体構造とは関係なく、N
、N−ジメチル−スフィンゴシンまたはN−モノメチル
−スフィンゴシンをいう。
従来技術 スフィンゴシンおよびスフィンゴイド塩基は、C−キナ
ーゼおよびEGFレセプター関連チロシンキナーゼの阻
害物質として認められている(ハンナン(IIann、
un)およびベル(Bell)、サイエンス(Scie
nce)、 235.670−674.1987  ;
 ハンナン(llannun)ら、ジャーナル オブ 
バイオロジカルケミストリー(JBC)、 261.1
2604−12609.1986  。
クロイタ−(Krautter)ら、 JBC,262
,1632−1837゜1987 )。しかしながら、
これらの研究においては、用いられたスフィンゴシンは
市販のもの(シグマ ケミカル社(Sigma Chc
n+1cal Company))であった。該製剤は
、3−O−メチル−スフィンコシン、5−0−メチル−
スフィンゴシン、N−メチル−スフィンゴシンなどの種
々の不純物質を含有していた。何故ならば、市販のスフ
ィンゴシンは、スフィンゴミエリンまたはセレブロシド
をメタノール分解した後に製造され、上記の不純物質が
メタノール分解中に混じるからである。更に、スフィン
ゴシンの基本骨格(backbone 5tructu
re)、即ちD−エリスロ一体は、D−ルオ構造に部分
的に変換される。従って、これらの変換および市販のス
フィンゴシンに存在する種々の構造のために、スフィン
ゴシンがC−キナーゼおよびEGF−レセプターキナー
ゼの重要な阻害物質であるとの主張は十分に確認された
ものとはいえない。
しかしながら、スフィンゴシンおよびスフィンゴイド塩
基の潜在的な細胞成長変化活性および細胞成長を調整す
るためのこれらの化合物の適用可能性の故に、この分野
は、興味深い研究分野となっている。
従って、合成的に製造されたおよび/または天然で産生
されるスフィンゴ脂質から製造されたスフィンゴシン、
スフィンゴシン塩基および/またはその誘導体が、種々
の細胞に対して強い作用を有することを疑問の余地なく
明らかにすることが望まれている。その結果、これらの
化合物の細胞成長の調整への具体的適用が確認され、実
際の目的に使用できる。
発明の開示 従って、本発明の一つの目的は、合成され十分に確認さ
れている化合物を用いるか、或いは天然に生産されるス
フィンゴ脂質から製造された化合物を用いるかして得ら
れたスフィンゴシン、スフィンゴイド塩基および/また
はそれらの誘導体の細胞成長調整活性についての情報を
提供することにある。
本発明の他の目的は、広い範囲の細胞タイプに対する強
い成長阻害活性を有するこれらの化合物の誘導体のイン
ビトロの適用を提供することにある。
本発明の上記目的および他の目的は、 (1)合成的に製造されたスフィンゴシン、合成的、に
製造されたN−メチル−スフィンゴシンおよびそれらの
薬学的に許容される塩から選ばれた細胞成長阻害物質の
1種または2種以上の細胞成長阻害量および (2)薬学的に許容される担体、希釈剤または賦形剤 を含有するヒトおよび動物細胞成長阻害剤を提供するこ
とにより、達成される。
また本発明は、 (1)合成的に製造、されたスフィンゴシン、合成的に
製造されたN−メチル−スフィンゴシンおよびそれらの
薬学的に許容される塩から選ばれた細胞成長阻害物質の
1種または2種以上の細胞成長阻害量および (2)薬学的に許容される担体、希釈剤または賦形剤 を含有するヒトおよび動物腫瘍の成長阻害剤を提供する
また本発明は、 (1)合成的に製造されたスフィンゴシン、合成的に製
造されたN−メチル−スフィンゴシンおよびそれらの薬
学的に許容される塩から選ばれた細胞成長阻害物質の1
種または2種以上の細胞成長阻害量および (2)薬学的に許容される担体、希釈剤または賦形剤 を含有するインビボでのヒトおよび動物腫瘍の転移阻害
剤を提供する。
また本発明は、 (1)合成的に製造されたスフィンゴシン、合成的に製
造されたN−メチル−スフィンゴシンおよびそれらの薬
学的に許容される塩から選ばれた細胞成長阻害物質の1
種または2種以上の細胞成長阻害量および (2〉薬学的に許容される担体、希釈剤または賦形を含
有する、少くとも一部はリンパ球有糸分裂誘発によるヒ
トおよび動物の免疫応答阻害剤を提供する。
また本発明は、 (1)合成的に製造されたスフィンゴシン、合成的に製
造されたN−メチル−スフィンゴシンおよびそれらの薬
学的に許容される塩から選ばれた細胞成長阻害物質の1
種または2種以上の細胞成長阻害量および (2)薬学的に許容される担体、希釈剤または賦形剤 を含有する、少くとも一部は顆粒球および/またはリン
パ球有糸分裂誘発によるヒトおよび動物の炎症反応阻害
剤を提供する。
さらに、一つの実施態様において、本発明は、ヒトまた
は動物細胞を、合成的に製造されたスフィンゴシン、合
成的に製造されたN−メチル−スフィンゴシンおよびそ
の薬学的に許容される塩から選ばれた細胞成長阻害物質
の1種または2種以上の細胞成長阻害量と接触させるこ
とを含む該細胞の成長を阻害する方法をも提供する。
また本発明は、ヒトまたは動物腫瘍を、合成的に製造さ
れたスフィンゴシン、合成的に製造されたN−メチル−
スフィンゴシンおよびそれらの薬学的に許容される塩か
ら選ばれた細胞成長阻害物質の1種または2種以上の細
胞成長阻害量と接触させることを含むインビボにおける
該腫瘍の成長を阻害する方法を提供する。
また本発明は、ヒトまたは動物腫瘍を、合成的に製造さ
れたスフィンゴシン、合成的に製造されたN−メチル−
スフィンゴシンおよびそれらの薬学的に許容される塩か
ら選ばれた細胞成長阻害物質の1種または2種以上の細
胞成長阻害量と接触させることを含むインビボにおける
該腫瘍の転移を阻害する方法を提供する。
また本発明は、リンパ球を、合成的に製造されたスフィ
ンゴシン、合成的に製造されたN−メチル−スフィンゴ
シンおよびそれらの薬学的に許容される塩から選ばれた
細胞成長阻害物質の1種または2種以上の細胞成長阻害
量と接触させることを含む、少なくとも一部はリンパ球
有糸分裂誘発によるヒトおよび動物の免疫応答を阻害す
る方法を提供する。
また本発明は、顆粒球および/またはリンパ球を、合成
的に製造されたスフィンゴシン、合成的に製造されたN
−メチル−スフィンゴシンおよびそれらの薬学的に許容
される塩から選ばれた細胞成長阻害物質の1種または2
種以上の細胞成長阻害量と接触させることを含む、少な
くとも一部は顆粒球および/またはリンパ球有糸分裂誘
発によるヒトおよび動物の炎症反応を阻害する方法を提
供する。
好ましい実施態様において、成長阻害物質としては、合
成的に製造されたN、N−ジメチル−D−エリスロ−ス
フィンゲニン、合成的にfJJ造されたN、N−’、;
メチルーL−エリスロ−スフィンゲニン、それらの薬学
的に許容される塩などが挙げられる。その内特に好まし
いものは、合成的に製造されたN、N−ジメチル−D−
エリスロ−スフィンゲニンおよびその薬学的に許容され
る塩である。
さらに別の一実施態様において、本発明は、(1)天然
に産生されるスフィンゴ脂質から得られたスフィンゴシ
ン、天然に産生されるスフィンゴ脂質から得られたN−
メチル−スフィンゴシンおよびそれらの薬学的に許容さ
れる塩から選ばれた細胞成長阻害物質の1種または2種
以上の細胞成長阻害量および (2)薬学的に許容される担体、希釈剤または賦形剤 を含有するヒトおよび動物細胞成長阻害剤を提供する。
また本発明は、 (1)天然に産生されるスフィンゴ脂質から得られたス
フィンゴシン、天然に産生されるスフィンゴ脂質から得
られたN−メチル−スフィンゴシンおよびそれらの薬学
的に許容される塩から選ばれた細胞成長阻害物質の1種
または2種以上の細胞成長阻害量および (2)薬学的に許容される担体、希釈剤または賦形剤 を含有するインビボにおけるヒトおよび動物の腫瘍成長
阻害剤を提供する。
また本発明は、 (1)天然に産生されるスフィンゴ脂質から得られたス
フィンゴシン、天然に産生されるスフィンゴ脂質から得
られたN−メチル−スフィンゴシンおよびそれらの薬学
的に許容される塩から選ばれた細胞成長阻害物質の1種
または2種以上の細胞成長阻害量および (2)薬学的に許容される担体、希釈剤または賦形剤 を含有するインビボにおけるヒトおよび動物の腫瘍転移
阻害剤を提供する。
また本発明は、 (1)天然に産生されるスフィンゴ脂質から得られたス
フィンゴシン、天然に産生されるスフィンゴ脂質から得
られたN−メチル−スフィンゴシンおよびそれらの薬学
的に許容される塩から選ばれた細胞成長阻害物質の1種
または2種以上の細胞成長阻害量 (2)薬学的に許容される担体、希釈剤または賦形剤 を含有する、少なくとも1部はリンパ球有糸分裂誘発に
よるヒトおよび動物の免疫応答阻害剤を提供する。
また本発明は、 (1)天然に産生されるスフィンゴ脂質から得られたス
フィンゴシン、天然に産生されるスフィンゴ脂質から得
られたN−メチル−スフィンゴシンおよびそれらの薬学
的に許容される塩から選ばれた細胞成長阻害物質の1種
または2種以上の細胞成長阻害量および (2)薬学的に許容される担体、希釈剤または賦形剤 を含有する、少なくとも1部は顆粒球および/またはリ
ンパ球有糸分裂誘発によるヒトおよび動物の炎症反応阻
害剤を提供する。
さらに別の一実施態様において、本発明は、ヒトまたは
動物細胞を、天然に産生されるスフィンゴ脂質から得ら
れたスフィンゴシン、天然に産生されるスフィンゴ脂質
から得られたN−メチル−スフィンゴシンおよびそれら
の薬学的に許容される塩から選ばれた細胞成長阻害物質
の1種または2種以上の細胞成長阻害量と接触させるこ
とを含む該細胞の成長を阻害する方法を提供する。
また本発明は、ヒトまたは動物腫瘍を、天然に産生され
るスフィンゴ脂質から得られたスフィンゴシン、天然に
産生されるスフィンゴ脂質から得られたN−メチル−ス
フィンゴシンおよびそれらの薬学的に許容される塩から
選ばれた細胞成長阻害物質の1種または2種以上の細胞
成長阻害量と接触させることを含むインビボにおける該
腫瘍の成長を阻害する方法を提供する。
また本発明は、ヒトまたは動物腫瘍を、天然に産生され
るスフィンゴ脂質から得られたスフィンゴシン、天然に
産生されるスフィンゴ脂質から得られたN−メチル−ス
フィンゴシンおよびそれらの薬学的に許容される塩から
選ばれた細胞成長阻害物質の1種または2種以上の細胞
成長阻害量と接触させることを含むインビボにおける該
腫瘍の転移を阻害する方法を提供する。
また本発明は、リンパ球を、天然に産生されるスフィン
ゴ脂質から得られたスフィンゴシン、天然に産生される
スフィンゴ脂質から得られたN−メチル−スフィンゴシ
ンおよびそれらの薬学的に許容される塩から選ばれた細
胞成長阻害物質の1種または2種以上の細胞成長阻害量
と接触させることを含む、少なくとも一部はリンパ球有
糸分裂誘発によるヒトおよび動物の免疫応答を阻害する
方法を提供する。
また本発明は、顆粒球および/またはリンパ球を、天然
に産生されるスフィンゴ脂質から得られたスフィンゴシ
ン、天然に産生されるスフィンゴ脂質から得られたN−
メチル−スフィンゴシンおよびそれらの薬学的に許容さ
れる塩から選ばれた細胞成長阻害物質の1種または2種
以上の細胞成長阻害量と接触させることを含む、少なく
とも一部は顆粒球および/またはリンパ球有糸分裂誘発
によるヒトおよび動物の炎症反応を阻害する方法を提供
する。
好ましい実施態様において、細胞成長阻害剤としては、
天然に産生されるスフィンゴ脂質から得られたN、N−
ジメチル−スフィンゴシン、天然に産生されるスフィン
ゴ脂質から得られたN−モノメチル−スフィンゴシン、
それらの薬学的に許容される塩などが用いられる。特に
好ましいのは、天然に産生されるスフィンゴ脂質から得
られたN。
N−ジメチル−スフィンゴシンおよびその薬学的に許容
される塩である。
本明細書において、′スフィンゴシン“とは、D体また
はL体或いはエリスロ体またはトレオ体の立体構造とは
無関係に、スフィンゴシンを意味する。
本明細書において、“N−メチル−スフィンゴシン”と
は、D体またはL体或いはエリスロ体またはトレオ体の
立体構造とは無関係に、N、N−ジメチル−スフィンゴ
シンまたはN−モノメチル−スフィンゴシンを意味する
本明細書において、“阻害する“とは、“妨げるおよび
/または遅らせる″ことを意味する。
さらに、本明細書において、“合成的に製造され(得ら
れ)だ″N−メチルースフィンゴシンとは、合成的に製
造されたスフィンゴシン基本性格から製造された(即ち
基本構造が合成化合物である)N−メチル−スフィンゴ
シンを意味する。
“天然に産生されるスフィンゴ脂質から製造され(得ら
れ)た“N−メチル−スフィンゴシンとは、スフィンゴ
ミエリン、セレブロシドなどの天然に産生されるスフィ
ンゴ脂質から製造されたN−メチル−スフィンゴシンを
意味する。
スフィンゴシンが、C−キナーゼ、EGF−レセプター
キナーゼなどの蛋白質キナーゼの重要な阻害物質であり
、従って細胞成長を阻害するための潜在的候補物質とな
り得るか否かに関しての不明確さを解消するために、本
発明者は、第1図に示すように、合成的に製造された化
学的に十分にわかっているD−およびL−エリスロー並
びにトレオースフィンゴシンおよびそのN、N−ジメチ
ル誘導体並びに天然に産生ずるスフィンゴ脂質から製造
されたスフィンゴシンを用いて、これらの化合物の蛋白
質キナーゼの阻害活性を評価した。
化学的によくわかっている合成的に製造されたスフィン
ゴシンの立体異性体およびその誘導体について、A41
3細胞(ヒト表皮癌細胞)から得られたC−キナーゼ活
性に対する効果の比較を第2図、第3図、第1表および
第n表に示す(実施例2を参照)。
また、本発明者の一人は、SRC腫瘍遺伝子キナーゼ活
性が、天然に産生されるスフィンゴ脂質から製造された
スフィンゴシンにより阻害されることを観察した。
下記の結論が得られた: 1、D−エリスロおよびL−エリスロ−スフィンゲニン
は、弱い類似の阻害活性を示した。
2、合成的に製造されたN、 N−ジメチル−D−エリ
スロ−スフィンゲニンおよび天然に生産されるスフィン
ゴ脂質から製造されたスフィンゴシンのみが、C−キナ
ーゼに対する極めて強い阻害活性を示した。合成的に製
造されたN、  N−ジメチル−L−エリスロ−スフィ
ンゲニンは、より弱い阻害活性を示したが、遊離アミノ
基を持つ非置換スフィンゲニンに比べてより強い阻害活
性を示した。
3、合成的に製造されたN、N−ジメチル−D−エリス
ロ−スフィンゲニンは、N−アセチル−GM、 、N−
グリコリル−GM、およびGD、、ガングリオシドより
も阻害活性が高いが、最も阻害活性が高いガングリオシ
ドGT1゜と類似の範囲にある阻害活性を示した。
4、上記から類推すると、合成的に製造されたN、N−
ジメチル−D−エリスロ−スフィンゲニンおよび合成的
に製造されたN、N−ジメチル−L−エリスロ−スフィ
ンゲニンは、EGFレセプターキナーゼに対する類似の
活性を有することが予想される。
5、上記から類推すると、合成的に製造されたスフィン
ゴシンは、C−キナーゼを阻害することが予想される。
N、N−ジメチル−D−エリスロ−スフィンゲニン、N
−メチル−L−エリスロ−スフィンゲニンなどの合成的
に製造されたN−メチル−スフィンゲニンは、対応する
メチル化されていないスフィンゴシン(例えば、それぞ
れD(+)−エリスロ−スフィンゲニンおよびL (−
)−エリスロ−スフィンゲニン)をホルムアルデヒドお
よび水素化ホウ素ナトリウムの存在下に還元メチル化す
ることを含む公知の方法(ミーンズ(Means)およ
びフィーニイ(Feeney)、バイオケミストリー(
Biochemlstry)、7 、2192.196
8 、  “蛋白質の化学的修飾(Chemical 
 14od1f’Ieat1on  of  Prot
eins)  ” 、 ホールデンーデイ、インコーポ
レーティド(Ilolden−Day、 Inc、)、
サンフランシスコ、p217.1971 )により製造
できる。得れらた合成的に製造されたN。
N−ジメチル−スフィンゴシンまたはスフィンゲニン誘
導体は、TLCまたはHPLCにより精製できる。N−
モノメチル誘導体は、基本骨格スフィンゲニンを出発物
質とし、N −tert−ブチルオキシカルボニル化(
ジーtert−ブチルジカーボネート−NaHCO3)
 、O−アセチル化(無水酢酸−ピリジン)、N−メチ
ル化(ヨウ化メチル−水素化ナトリウム−ジメチルホル
ムアルデヒド)および脱保護を続けて行うことにより、
合成された。得られた化合物もまたTLCまたはHPL
Cにより精製された。
合成的に製造された基本骨格スフィンゲニン・、即ちD
 (+)−エリスロ−スフィンゲニンおよびL(−)−
エリスロ−スフィンゲニンは、L−セリンを出発物質と
するか(ラデュンツ エイチーイー(Radunz t
(−E)、デヴアント アール エム(Devant 
RM)、 アイチーマン ケイ(ElermannV)
、 Liebigs Ann Chew、 1103−
1105.1988  ;エムカー ニス(Nlmka
r S)、メナルディノ デイ(Menald4no 
D) 、メリル ニー エイチ(Merrill A 
H) 、リオッタ デイ(Liotta D)、テトラ
ヘドロン レターズ(Tetrahedron Let
t) 。
29、3037−3040.1988 ; ヘoルド 
ビー()lero)dP)、tlelvetica C
hlmlca Acta、 71.354−362゜1
988 ) 、或いはD−グルコースを出発物質とする
(コイケ ケイ(Koike K)ら、カーボヒドレー
ト リサーチ(Carbohydrate Re5ea
rch) ;コイケケイら、“D−グルコーズからのセ
ラミドの能率的な合成(An efficient 5
ynthes1s ofceramlde from 
D−glucose) ” 、グリココンジュゲート 
ジャーナル(Glycoconjugate Jour
nal)、1.107−109.1984 ’)ことに
より、種々の公知方法で製造できる。スフィンゴシンお
よびN−メチル誘導体の構造は、NMRスペクトル分析
、ファブ質量分析(fast atom bombar
dment massspectroa+etry)に
より確認できる。
スフィンゴシンおよび種々のスフィンゴシン誘導体が蛋
白質キナーゼ活性に対して阻害効果を有するという本発
明者による発見事項に基づいて、本発明は、 (1)合成的に製造されたスフィンゴシン、合成的に製
造されたN−メチル−スフィンゴシンおよびそれらの薬
学的に許容される塩から選ばれた細胞成長阻害物質の1
種または2種以上の細胞成長阻害量および (2)薬学的に許容される担体、希釈剤または賦形剤 を含有するヒトおよび動物細胞成長阻害剤を提供する。
同様にまた、本発明は、ヒトまたは動物細胞を、合成的
に製造されたスフィンゴシン、合成的に製造されたN−
メチル−スフィンゴシンおよびそれらの薬学的に許容さ
れる塩から選ばれた細胞成長阻害物質の1種または2種
以上の細胞成長阻害量と接触させることを含むヒトおよ
び動物細胞の成長を阻害する方法を提供する。
ヒトおよび動物細胞の成長阻害のための上記製剤および
方法は、哺乳類細胞の治療および悪性並びに良性腫瘍細
胞の治療に特に適用できる。
また本発明は、 (1)合成的に製造されたスフィンゴシン、合成的に製
造されたN−メチル−スフィンゴシンおよびそれらの薬
学的に許容される塩から選ばれた細胞成長阻害物質の1
種または2種以上の細胞成長阻害量および (2)薬学的に許容される担体、希釈剤または賦形剤 を含有するインビボにおけるヒトおよび動物の腫瘍成長
阻害剤を提供する。
同様にまた、本発明は、ヒトまたは動物の腫瘍を、合成
的に製造されたスフィンゴシン、合成的に製造されたN
−メチル−スフィンゴシンおよびそれらの薬学的に許容
される塩から選ばれた細胞成長阻害物質の1種または2
種以上の細胞成長阻害量と接触させることを含むインビ
ボにおけるヒトおよび動物の腫瘍の成長を阻害する方法
を提供する。
インビボにおけるヒトおよび動物の腫瘍の成長阻害のた
めの上記製剤および方法は、哺乳類腫瘍の治療および悪
性および良性腫瘍細胞の治療に特に適用できる。
また本発明は、 (1)合成的に製造されたスフィンゴシン、合成的に製
造されたN−メチル−スフィンゴシンおよびそれらの薬
学的に許容される塩から選ばれた細胞成長阻害物質の1
種または2種以上の細胞成長阻害量および (2)薬学的に許容される担体、希釈剤または賦形剤 を含有するインビボにおけるヒトおよび動物の腫瘍転移
阻害剤を提供する。
同様にまた、本発明は、ヒトまたは動物の腫瘍を、合成
的に製造されたスフィンゴシン、合成的に製造されたN
−メチル−スフィンゴシンおよびそれらの薬学的に許容
される塩から選ばれた細胞成長阻害物質の1種または2
種以上の細胞成長阻害量と接触させることを含むインビ
ボにおけるヒトおよび動物の腫瘍の転移を阻害する方法
を提供する。
ヒトおよび動物の腫瘍の転移阻害のための上記製剤およ
び方法は、哺乳類腫瘍の治療並びに悪性および良性腫瘍
細胞の治療に特に適用できる。
また本発明は、 (1)合成的に製造されたスフィンゴシン、合成的に製
造されたN−メチル−スフィンゴシンおよびそれらの薬
学的に許容される塩から選ばれた細胞成長阻害物質の1
種または2種以上の細胞成長阻害量および (2)薬学的に許容される担体、希釈剤または賦形剤 を含有する、少なくとも一部はリンパ球有糸分裂誘発に
よるヒトおよび動物の免疫応答阻害剤を提供する。
同様にまた、本発明は、ヒトまたは動物の顆粒球および
/またはリンパ球を、合成的に製造されたスフィンゴシ
ン、合成的に製造されたN−メチル−スフィンゴシンお
よびそれらの薬学的に許容される塩から選ばれた細胞成
長阻害物質の1種または2種以上の細胞成長阻害量と接
触させることを含む、少なくとも一部は顆粒球および/
またはリンパ球有糸分裂誘発によるヒトおよび動物の免
疫応答を阻害する方法を提供する。
少なくとも一部はリンパ球有糸分裂誘発によるヒトおよ
び動物の免疫応答阻害のための上記製剤および方法は、
コンカナバリンAにより惹起されるリンパ球有糸分裂誘
発およびフィトヘムアグルチニンAにより惹起されるリ
ンパ球有糸分裂誘発に特に適用できる。
更に、少なくとも一部はリンパ球有糸分裂誘発によるヒ
トおよび動物の免疫応答阻害のための上記製剤および方
法は、自己免疫応答にも適用でき、少なくとも一部はコ
ンカナバリンAにより惹起されるリンパ球有糸分裂誘発
、フィトヘムアグルチニンAにより惹起されるリンパ球
有糸分裂誘発およびIL−2依存性T細胞成長による自
己免疫応答に特に適用できる。
更に、上記の少なくとも一部はリンパ球有糸分裂誘発に
よるヒトおよび動物の免疫応答および自己免疫応答の阻
害のだめの製剤および方法は、特に哺乳類における免疫
応答に適用できる。
また本発明は、 (1)合成的に製造されたスフィンゴシン、合成的に製
造されたN−メチル−スフィンゴシンおよびそれらの薬
学的に許容される塩から選ばれた細胞成長阻害物質の1
種または2種以上の細胞成長阻害量および (2)薬学的に許容される担体、希釈剤または賦形剤 を含有する、少なくとも一部は顆粒球および/またはリ
ンパ球有糸分裂誘発によるヒトおよび動物の炎症反応阻
害剤を提供する。
同様にまた、本発明は、ヒトまたは動物の顆粒球および
/またはリンパ球を、合成的に製造されたスフィンゴシ
ン、合成的に製造されたN−メチル−スフィンゴシンお
よびそれらの薬学的に許容される塩から選ばれた細胞成
長阻害物質の1種または2種以上の細胞成長阻害量と接
触させることを含む、少なくとも一部は顆粒球および/
またはリンパ球有糸分裂誘発によるヒトおよび動物の炎
症反応を阻害する方法を提供する。
少なくとも一部は顆粒球および/またはリンパ球有糸分
裂誘発によるヒトおよび動物の炎症反応阻害のための上
記製剤および方法は、哺乳類における炎症反応に特に適
用でき、とりわけコンカナバリンAにより惹起されるリ
ンパ球有糸分裂誘発およびフィトヘムアグルチニンAに
より惹起されるリンパ球有糸分裂誘発による炎症反応に
適用できる。
上記の全ての製剤および方法では、合成的に製造された
N、N−ジメチル−D−エリスロ−スフィンゲニン、N
、N−ジメチル−L−エリスロ−スフィンゲニンおよび
それらの薬学的に許容される塩が好ましく、合成的に製
造されたN、 N−ジメチル−D−エリスロ−スフィン
ゲニンおよびその薬学的に許容される塩が特に好ましい
上記に加えて、本発明者は、天然に産生されるスフィン
ゴ脂質から製造されたスフィンゴシンおよび天然に産生
されるスフィンゴ脂質から製造されたN−メチル−スフ
ィンゴシンは、合成的に製造されたN−メチル−スフィ
ンゴシンと実質的に類似する作用を有していることを見
出した。
スフィンゴシン基本骨格は、下記の2mの公知方法によ
り製造できる。即ち、(1)ティールフエルダー エイ
チ(Tielfclder H)およびクレンクイー(
Klenk E)の手法(“セレブロシドおよびホスフ
ァチドの化学(Die CheIIlie der C
erebro−cide and Phosphati
de) ” 、J、 Springer、ベルリン、1
930 ’)およびゲイヴチー アール シー(Gav
er RC)およびスウィーリー シー シー(Swe
ely CC)の改良手法(J、 Am、 0ils 
Chefll。
Soc、、 42.294−298.1965 )によ
る天然スフィンゴ脂質のメタノール分解および(2)カ
ンファー(Kanfer)およびハコモリ(lIako
mori)の手法(ハンドブック オブ リピッド リ
サーチ(Handbookof Llpid Re5e
arch)、“スフィンゴ脂質の生化学(Shingo
−1ipid Biochemistry)”、カンフ
ァージエイ エヌ(Kanfer J N)およびハコ
モリ ニス(HakomorI S) (!!i:集)
、プレナム(PI enum)、ニューヨーク、pp1
67−247.1983 )によるグリコシダーゼおよ
びセラミダーゼを用いる天然スフィンゴ脂質の酵素加水
分解である。
N−メチル−スフィンゴシンは、天然に産生されるスフ
ィンゴ脂質をホルムアルデヒドおよび水素化ホウ素ナト
リウムの存在下にN−メチル化することにより製造でき
る(ミーンズ ジー イー(Means G E)およ
びフィーエイ アール イー(Feeney R[E)
、旧ochemistry、 7.2192−2201
゜1988 )。
天然に産生されるスフィンゴ脂質の適当な供給源として
は、脳、腎臓、牌臓、血球および動物の他の器官および
組織などが挙げられる。酵母および穀粒も天然に産生さ
れるスフィンゴ脂質の供給源として適当であることが予
想できる。
スフィンゴシンまたはN−メチル−スフィンゴシンの構
造は、質量分析および’H−NMR分析により確認する
ことができる。
本発明者は、天然に産生されるスフィンゴ脂質から製造
されたN−メチル−スフィンゴシンの効果をメチル化さ
れていないスフィンゴシンの効果と比較した。この比較
を第4図から第7図に示す。
これらのデータから、下記の結論が導かれる:(1)天
然に産生されるスフィンゴ脂質から得られたN、N−ジ
メチル−スフィンゴシン、N−モノメチル−スフィンゴ
シンおよびN、N−ジメチルトートレオ−スフィンゴシ
ンは、インビトロにおけるヒト結腸癌細胞の成長に対し
て強い阻害活性を示した。
(1i)天然に産生されるスフィンゴ脂質から得られた
N、N−ジメチル−スフィンゴシンは、ヌードマウスに
おけるヒト腫瘍細胞のインビボの成長に対する統計学的
に有意な阻害効果を示した。
(iii)天然に産生されるスフィンゴ脂質から製造す
れたN、N−ジメチル−スフィンゴシンは、ヒト末梢血
リンパ球およびマウス牌細胞のコンカナバリンAにより
惹起される有糸分裂誘発に対する強い阻害作用を示した
(h)天然に産生されるスフィンゴ脂質から製造された
N、N−ジメチル−スフィンゴシンは、ヒト末梢血リン
パ球およびマウス牌細胞のI L−2依存性合糸分裂誘
発に対する強い阻害作用を示した。
また、本発明者は、天然に産生されるスフィンゴ脂質か
ら製造されたN−メチル−スフィンゴシンが、種々の治
療に用いられる薬物として有用であることを見出した。
従って、本発明は、 (1)天然に産生されるスフィンゴ脂質から製造された
スフィンゴシン、天然に産生されるスフィンゴ脂質から
製造されたN−メチル−スフィンゴシンおよびそれらの
薬学的に許容される塩から選ばれた細胞成長阻害物質の
1種または2種以上の細胞成長阻害■および (2)薬学的に許容される担体、希釈剤または賦形剤 を含有するヒトおよび動物細胞成長阻害剤を提供する。
同様に本発明は、ヒトまたは動物細胞を、天然に産生さ
れるスフィンゴ脂質から製造されたスフィンゴシン、天
然に産生されるスフィンゴ脂質から製造されたN−メチ
ル−スフィンゴシンおよびそれらの薬学的に許容される
塩から選ばれた細胞成長阻害物質の1種または2種以上
の細胞成長阻害量と接触させることを含むヒトおよび動
物細胞の成長を阻害する方法をも提供する。
上記の阻害剤および方法は、哺乳類細胞の治療および悪
性または良性腫瘍細胞の治療に特に適用できる。
また本発明は、 (1)天然に産生されるスフィンゴ脂質から製造された
スフィンゴシン、天然に産生されるスフィンゴ脂質から
製造されたN−メチル−スフィンゴシンおよびそれらの
薬学的に許容される塩から選ばれた細胞成長阻害物質の
1種または2種以上の細胞成長阻害量および (2)薬学的に許容される担体、希釈剤または賦形剤 を含有するインビボにおけるヒトおよび動物腫瘍成長阻
害剤を提供する。
同様に本発明は、インビボにおいてヒトまたは動物腫瘍
を、天然に産生されるスフィンゴ脂質から製造されたス
フィンゴシン、天然に産生されるスフィンゴ脂質から製
造されたN−メチル−スフィンゴシンおよびそれらの薬
学的に許容される塩から選ばれた細胞成長阻害物質の1
種または2種以上の細胞成長阻害量と接触させることを
含むヒトおよび動物腫瘍の成長を阻害する方法をも提供
する。
インビボでのヒトおよび動物腫瘍の成長を阻害するため
の上記の製剤および方法は、哺乳類腫瘍の治療および良
性および悪性腫瘍の治療に特に適用できる。
また本発明は、 (1)天然に産生されるスフィンゴ脂質から製造された
スフィンゴシン、天然に産生されるスフィンゴ脂質から
製造されたN−メチル−スフィンゴシンおよびそれらの
薬学的に許容される塩から選ばれた細胞成長阻害物質の
1種または2種以上の細胞阻害量および (2)薬学的に許容される担体、希釈剤または賦形剤 を含有するヒトおよび動物腫瘍転移阻害剤を提供する。
同様に本発明は、インビボにおいてヒトまたは動物腫瘍
を、天然に産生されるスフィンゴ脂質から製造されたス
フィンゴシン、天然に産生されるスフィンゴ脂質から製
造されたN−メチル−スフィンゴシンおよびそれらの薬
学的に許容される塩から選ばれた細胞成長阻害物質の1
種または2種以上の細胞成長阻害量と接触させることを
含むヒトおよび動物腫瘍の転移を阻害する方法をも提供
する。
ヒトおよび動物腫瘍の転移を阻害するための上記の製剤
および方法は、哺乳類腫瘍の治療および良性および悪性
腫瘍の治療に特に適用できる。
また本発明は、 (1)天然に産生されるスフィンゴ脂質から製造された
スフィンゴシン、天然に産生されるスフィンゴ脂質から
製造されたN−メチル−スフィンゴシンおよびそれらの
薬学的に許容される塩から選ばれた細胞成長阻害物質の
1種または2種以上の細胞成長阻害口および (2)薬学的に許容される担体、希釈剤または賦形剤 を含有する、少なくとも一部はリンパ球有糸分裂誘発に
よるヒトおよび動物の免疫応答の阻害剤を提供する。
同様に本発明は、リンパ球を、天然に産生されるスフィ
ンゴ脂質から製造されたスフィンゴシン、天然に産生さ
れるスフィンゴ脂質から製造されたN−メチル−スフィ
ンゴシンおよびそれらの薬学的に許容される塩から選ば
れた細胞成長阻害物質の1種または2種以上の細胞成長
阻害量と接触させることを含む、少なくとも一部はリン
パ球有糸分裂誘発によるヒトおよび動物の免疫応答を阻
害する方法をも提供する。
少なくとも一部はリンパ球有糸分裂誘発によるヒトおよ
び動物の免疫応答を阻害するための上記の製剤および方
法は、コンカナバリンAにより惹起されるリンパ球有糸
分裂誘発およびフィトヘムアグルチニンAにより惹起さ
れるリンパ球有糸分裂誘発に特に適用できる。
また、少なくとも一部はリンパ球有糸分裂誘発によるヒ
トおよび動物の免疫応答を阻害するための上記の製剤お
よび方法は、自己免疫応答にも適用でき、特にコンカナ
バリンAにより惹起されるリンパ球有糸分裂誘発および
フィトヘムアグルチニンAにより惹起されるリンパ球有
糸分裂誘発およびI L−2に依存するT細胞成長によ
る自己免疫応答に特に適用できる。
少なくとも一部はリンパ球有糸分裂誘発によるヒトおよ
び動物の免疫応答を阻害するための上記の製剤および方
法は、削乳順における免疫応答に特に適用できる。
また本発明は、 (1)天然に産生されるスフィンゴ脂質から製造された
スフィンゴシン、天然に産生されるスフィンゴ脂質から
製造されたN−メチルースフィンゴシンおよびそれらの
薬学的に許容される塩から選ばれた細胞成長阻害物質の
1種または2種以上の細胞成長阻害琶および (2)薬学的に許容される担体、希釈剤または賦形剤 を含有する、少なくとも一部は顆粒球および/またはリ
ンパ球有糸分裂誘発によるヒトおよび動物の炎症反応の
阻害剤を提供する。
同様に本発明は、顆粒球および/またはリンパ球を、天
然に産生されるスフィンゴ脂質から製造されたスフィン
ゴシン、天然に産生されるスフィンゴ脂質から製造され
たN−メチル−スフィンゴシンおよびそれらの薬学的に
許容される塩から選ばれた細胞成長阻害物質の1種また
は2種以上の細胞阻害量と接触させることを含む、少な
くとも一部は顆粒球および/またはリンパ球有糸分裂誘
発によるヒトおよび動物の炎症反応を阻害する方法をも
提供する。
少なくとも一部は顆粒球および/またはリンパ球有糸分
裂誘発によるヒトおよび動物の炎症反応を阻害するため
の上記の製剤および方法は、補乳順における炎症反応に
特に適用でき、特にコンカナバリンAにより惹起される
リンパ球有糸分裂誘発およびフィトヘムアグルチニンA
により惹起されるリンパ球有糸分裂誘発による炎症反応
に適用できる。
天然に産生されるスフィンゴ脂質から製造されたスフィ
ンゴシンおよびN−メチル−スフィンゴシンに関する上
記全てのの製剤および方法について、天然に産生される
スフィンゴ脂質から製造されたN、N−ジメチル−スフ
ィンゴシン、天然に産生されるスフィンゴ脂質から製造
されたN−モノメチル−スフィンゴシンおよびそれらの
薬学的に許容される塩が好ましく、なかでも天然に産生
されるスフィンゴ脂質から製造されたN、N−ジメチル
−スフィンゴシンおよびその薬学的に許容される塩が特
に好ましい。
また、腫瘍細胞および腫瘍の成長阻害並びに腫瘍の転移
阻害のためには、本発明の製剤および方法は、マイトマ
イシン、5−フルオロウラシルなどの既存の化学療法剤
と併用するとき、特に有効であると予測される。
合成的に製造されたスフィンゴシン、合成的に製造され
たN−メチル−スフィンゴシン、天然に産生されるスフ
ィンゴ脂質から製造されたスフィンゴシンおよび天然に
産生されるスフィンゴ脂質から製造されたN−メチル−
スフィンゴシンの薬学的に許容される適当な塩は、当業
者にとって自明である。
本発明の製剤に用いられる適当な薬学的に許容される担
体、希釈剤または賦形剤は、製剤の用法に依存し、当業
者にとって自明である。
本発明の製剤の投与方法は、用法により定まり、当業者
にとって自明である。
本発明の薬剤の適当な用量は、用法、患者の体重などに
依存し、当業者にとって自明である。例えば、天然に産
生されるスフィンゴ脂質から製造されたスフィンゴシン
および合成的に製造されたN−メチル−スフィンゴシン
については第2図および第1表に記載されるようなイン
ビトロのデータなどから、天然に産生されるスフィンゴ
脂質から製造されたN−メチル−スフィンゴシンについ
ては第4図に示されるようなインビトロのデータなどか
ら、天然に産生されるスフィンゴ脂質から製造されたN
−メチル−スフィンゴシンについて上第5図に示される
ようなインビボのデータなどからの外挿法により、用量
を決定することができる。
実施例 下記に実施例を挙げて、本発明を説明するが、本発明は
これに限定されるものではない。
特にことわらない限り、全ての%、割合などは重量によ
る。
実施例1 合成的に得られたスフィンゴシン誘導体の合成り(+)
−エリスロ−スフィンゲニン、L(−)−エリスロ−ス
フィンゲニン、L(−)−トレオースフィンゲニンおよ
びL(−)−トレオースフィンガニンを、前述したよう
に合成した(コイケ ケイ(Koike K)ら、 C
arbohydrate Re5earch、 158
゜113−123.1986.コイケ ケイら、 “A
nefficient  5ynthesis  of
  ceramide  from  D−Gluco
se  、 c+ycocon、+ugate Jou
rnal、 1.107−109、1984 ’)。N
、N−ジメチル誘導体は、ホルムアルデヒドおよび水素
化ナトリウムの存在下に、−エリスロ−スフィンゲニン
の還元メチル化により製造された(ミーンズ(Mean
s)およびフィーエイ(Feeney)、 Bloch
emistry、 7.2192.1968;Chem
1cal Modlficatlon of Prot
eins   ホールデンーデイ、インコーポレーテッ
ド(Ilolden−Day、 Inc、)、サンフラ
ンシスコ、 p217.1971)。
また、合成的に製造された基本骨格スフィンゲニン、即
ちD (+)−エリスロ−スフィンゲニンおよびL (
−)−エリスロ−スフィンゲニンは、L−セリンを出発
物質とするか(ラデュンツ エイチーイー(Radun
z II−E)、デヴアント アール エム(Deva
nt RM)、アイチーマン ケイ(Elermann
 V)、 Liebigs Ann Chem、 11
03−1105.1988  ;エムカエス(Nlmk
ar S)、セナルディノ デイ(Senaldino
 D) 、メリル ニー エイチ(MerrilA H
)、リオッタ デイ化1otta D)、 Tetra
hedronLett、 29.3037−3040.
1988  ;ヘロルド ピー(llarold P)
、He!vetiea Chimica Acta、 
71.354−362、1988 )或いはD−グルコ
ースを出発物質とする(コイケ ケイら、同上)ことに
よっても製造できる。
比較のため、粗スフィンゴシンが、ティアフエルダー(
Tierfelder)およびクレンク(Klenk)
の方法(“セレブロシドとホスファチドの化学(Die
Chcmie de Cerebroside und
 Phosphatide) ’スプリンゲア フェア
ラーク(Springer Verlag)、ベルリン
、1932)に従って、セレブロシドをメタノール分解
することにより製造された。
N、N−ジメチル−スフィンゴシン誘導体の構造は、N
MRスペクトル分析およびファブ質量分析により確認さ
れた。
実施例2 スフィンゴシンおよび合成的に製造されたスフィA43
1細胞を、10%牛脂児血清(Fe2)を補われたハム
のF−12培地とDMEとの混合物(重量割合1:1)
中で成長させた。C−キナーゼの部分精製のために、ク
ロイッター(Kreutter)らの方法により(JB
C,282,1633−1637、1987) 、50
個の直径150c口の培養皿から集めた細胞を同時に処
理した。簡単に述べれば、細胞をゴム製ポリスマンでか
きとって、2o[II)lトリス−塩酸(pH7,5)
 、2mM EDTA 、 0.5mM EGTA。
0.15U/mlアプロチニンおよび0.25Mショ糖
からなる混合物50m1に懸濁した。デュンス ホモジ
エナイザー(Dounce Homogenizer 
、大きさ40−m l、フィートン(Wheaton)
製)中で4℃にて50回ストロークさせることにより、
懸濁液を均質化した。
均質化した細胞をLOOOOOgで60分間遠心分離し
た。20mM トリス−塩酸(pH7,5) −2mM
 IEDTA −0,5mM EGTA (緩衝液B)
で平衡化させたDE52カラムにて上清みを精製して、
同じ緩衝液で十分に洗浄した。C−キナーゼ活性は、0
.1MNaci)を含有する緩衝液Bと共に溶離した。
このフラクション中の活性は、200〜500 pmo
l P/分/mg蛋白質であった。A−キナーゼおよび
他のキナーゼを含有しない該フラクションは、分別され
、−80°Cに保持された。
スフィンゴシンおよびスフィンゴシン誘導体のC−キナ
ーゼに及ぼす阻害効果の測定 ベル(Bell)およびハンナン(Hannun)  
(サイエンス(Science) 、235.670−
674. L987 )により公表されているように、
混合されたミセル系で得られた非常に様々の結果に鑑み
て、クロイッター(Kreutter)らによる標準リ
ポソーム法(JI3C。
280、5979−5988.1985 >をやや改変
して、スフィンゴシンおよびスフィンゴシン誘導体(非
グリコジル化およびグリコジル化)を下記の条件で試験
した。三角チューブ(容ff11.5ml 、サアステ
ット(Sarstedt)製)中で、適量のスフィンゴ
シン(後記実施例3に記載されるように、天然に産生さ
れるスフィンゴ脂質から製造されたスフィンゴシン)、
その誘導体またはスルファチドの存在下あるいは不在下
に、ホスファチジルセリン(5μgノチューブ)および
1,2−ジオレイン(0,05μg/チューブ)を有機
溶媒(エタノールまたはクロロホルム−メタノール)中
に加えて、混合物を窒素気流下に蒸留した。脂質混合物
を20mM、)’Jスス−酸(p)l 7.5) 30
μρ中で30分間超音波処理した。チューブ中のリポソ
ームは、上記反応混合物で補われ、25mMトリス−塩
酸(pif 7.5)、10mM  塩化マグネシウム
、400μM EDTA、50μMEGTA、 500
8M塩化カルシウム、200 μg/mlヒストンm−
sおよび20μMγ−[32PI −ATP (2xt
o6cpm)から成り、最終容量90μgであった。
上記と同様にして得られたC−キナーゼフラクション1
0μΩ (1〜2μg蛋白質含有)を加えることにより
、反応を開始した。反応混合物を30℃にて10分間培
養した。1%BSAを含有する1mM  ATP溶液(
pH7,5)200μΩとともに25%TCA1mlを
加えることにより、反応を終了させた。沈澱物を遠心分
離し、25%TCA1[111で2度洗浄し、僅かに加
熱しつつ(80℃、10分間)、0.1%デオキシコー
ル酸塩を含有するIN水酸化ナトリウムIIIIl中に
溶解して、シンチレーションカウンターで計数した。ホ
スファチジルセリン、1゜2−ジオレインまたはCa”
+を用いない値を対照値とした。スフィンゴシンおよび
スフィンゴシン誘導体の効果を第2図および第3図に示
し、下記第1表および第■表に要約した。
B。
第1表 C−キナーゼ活性に対するスフィンゴシンおよびセラミ
ド スフィンゴシン D−エリスロ、  σSM)スフィン
ゴシン D−エリスロ、  σCer)スフィンゴシン
 D−工]ノスロ) スフィンゴシン L=エリスロ) スフィンゲニン L−)レオ) スフィンゴシン L−トレオ) スフィンゲニン DL−エリスロ、σ)N−アセチルス
フィンゴシン D−エリスローN、N−ジメチルースフィンゴシ/L−
エリスローN、N−ジメチル−スフィンゴシン天然に産
生されるスフィン珊から得られたスフィンゴシングリコ
ジル化した誘導体 ラクトシルスフィンゴシン 0M3 (N−アセチル) 0M3 (N−グリコリル) GDl。
阻害せず 5 5 5 5 0 0 データ無し 阻害せず −10 5 −10 阻害せず 0 5 0 第■表 スフィンゴシンによるC−キナーゼ活性の阻害添加され
た脂質 ホスファチジルセリン、ジオレインtea”D−エリス
トスフィンゲニン L−エリスロ−スフィンゲニン N、N−ジメチル−D−エリストスフィンゲニン(I 
so= 10 μM) N、 N−ジメチル−L−エリスロ−スフィンゲニン(
Iso=25μM) 水 明細書本文参照 量 C−キナーゼ % 39620土4156 18754±2184 18549士2760 34206±1220 20563±1173 15214± 377 254 37354土1420 25583±1931 21743±577 1020 100士10 47± 6 47士 7 86± 3 52士 3 38士 l 3 95±4 65± 5 55± 2 8 第1表および第■表に示されるデータおよび第2図およ
び第3図に示される結果から、下記の結論が導かれる。
1、合成的に製造されたD−エリスロおよびL−エリス
ロ−スフィンゲニンは、類似の弱い阻害活性を示した。
2、合成的に製造されたN、 N−ジメチル−D−エリ
スロ−スフィンゲニンおよび天然に産生されるスフィン
ゴ脂質から製造されたスフィンゴシンのみが極めて強い
C−キナーゼ阻害活性を示した。N、N−ジメチル−L
−エリスロ−スフィンゲニンはより弱い阻害活性を示し
たが、遊離アミノ基を有する置換されていないスフィン
ゲニンよりもさらに強い阻害活性を示した。
3、合成的に製造されたN、N−ジメチル−D−エリス
ロ−スフィンゲニンの阻害活性は、N−アセチル−GM
3、N−グリコリル−GM3およびGD、、ガングリオ
シドよりも高かったが、最も強力な阻害活性を有するガ
ングリオシドG T 1bと同程度の阻害活性を示した
実施例3 天然に産生されるスフィンゴ脂質から製造されたスフィ
ンゴシン誘導体の合成 ティアフエルダー エイチ(Thier、felder
 II)およびクレンク イー(Klenk E)の方
法(“DieChemie der Cerebros
ide und Phosphatlde” 、 J。
Springer、  ベルリン、1930)並びにゲ
イヴチーアール シー(Gaver RC)およびスウ
ィーリーシー シー(Svceley CC)による上
記の改良方法(J、 AOI、 Oll Cheal、
 Soc、 、 42.294−298゜19B5 )
に従って、脳スフィンゴ脂質フラクションを加水分解し
た後、スフィンゴシンを製造した。
簡単に述べれば、粗スフィンゴ脂質を0.1 M塩酸(
濃縮塩酸水溶液から製造)を含有するメタノールに溶解
して、還流下に一晩加熱した。メタノール性塩酸溶液を
石油エーテル(ヘキサン)とともに振とうして、脂肪酸
を除去した。下層を中和し、水酸化ナトリウムでpH1
0に調整し、エチルエーテルととともに振とうした。ス
フィンゴシン塩基を含有するエチルエーテル層(上層)
を蒸発乾固し、さらにHPLCで精製して、D−エリス
トスフィンゲニンに対応するピークを単離した。
また、スフィンゴシンは、グリコシダーゼおよびホスホ
ジェステラーゼでスフィンゴ脂質を加水分解して、セラ
ミダーゼで処理することによっても製造できる(カンフ
ァー〜ジェイ エヌ(Kanfer J N)、ppl
B?−247、カンファー ジエイエヌ(Kanfer
 J N)およびハコモリ ニス(Hakomori 
S)編集、“スフィンゴ脂質の生化学(Shingol
ipid Biochemistry)” 、 Han
dbook ofLlpid Re5earch、 v
ol、3、プレナム(Plenum)、ニューヨーク、
1983)。簡単に述べれば、セレブロシドは、トリト
ンX −100の存在下にβ−ガラクトシダーゼまたは
β−グルコシダーゼで処理することができる。スフィン
ゴミエリンは、トリトンX−100の存在下にホスホジ
ェステラーゼで処理することができる。従って、次いで
、遊離したセラミドをセラミダーゼで加水分解して、ス
フィンゴシンを遊離する。もっと最近に、スフィンゴ脂
質に直接的に作用するセラミドがノカルデイア(Noc
ard4a)族に発見された(ヒラバヤシ ワイ(Il
lrabayashI Y)ら、ジャーナル オブ バ
イオケミストリー(東京) (J、 Biochcm、
)、 103゜1−4.1988 )。
実施例4〜7に用いられたN、N−ジメチルおよびN−
モノメチル−スフィンゴシンは、専ら脳スフィンゴ脂質
由来のスフィンゴシン製剤を原料として、ホルムアルデ
ヒドと水素化ナトリウムの存在下にN−メチル化するこ
とによって製造され(ミーンズ ジー イーおよびフィ
ーエイ アール イー、Blochemistry、 
7.2192−2201.1968 )、その構造は質
量分析およびIH−NMRスペクトル分析により確認さ
れた。
実施例4 スフィンゴシンおよび天然に産生されるスフィンゴ脂質
から製造されたスフィンゴシン誘導体によるヒト結腸癌
細胞成長阻害のii[lJ定N、 N−ジメチルースフ
ンゴシン、N−モノメチル−スフィンゴシンおよびN、
N−ジメチル−し−トレオースフィンゴシン(全ての化
合物は、実施例3に従って、天然に産生されるスフィン
ゴ脂質から製造された)について、ヒト結腸癌細胞HR
T−18(ATCCから入手)の成長に及ぼす影響をダ
ルベツコのイーグル修飾培地(Dulbecco’s 
modifled Eagle’s medium)中
で下記の通りに試論した。
10%FC3を補われたダルベツコのイーグル修飾培地
のプレートにHRT−18細胞を植えた(5×105細
胞/3cmプレート)。細胞を一晩培養した後、第4図
に示すように、種々の濃度のN、N−ジメチル−スフィ
ンゴシン、N−モノメチル−スフィンゴシン、N−アセ
チルスフィンゴシンまたはセラミドを含有する同一培地
で置換した。3日間培養を続けて、細胞数を数えた。試
薬の存在下における細胞数の阻害率をスフィンゴシン誘
導体を含有しない対照培養皿の百分率として計算した。
結果を第4図に示す。
第4図において、横軸はスフィンゴシンまたはセラミド
の濃度をμMで表わし、縦軸は細胞成長の相対的阻害率
(%)で表わした。白丸:セラミド(Cor) ;白玉
角;N−アセチルスフィンゴシン(NAc);黒四角:
天然に産生されるスフィンゴ脂質から製造されたN、N
−ジメチル−スフィンゴシン(N、N−DiMe);黒
丸:天然に産生されるスフィンゴ脂質から製造されたN
−モノメチル−スフィンゴシン(N−MonoMe);
白画角:天然に産生されるスフィンゴ脂質から製造され
たN、N〜ジメチル−L−)レオ−スフィンゴシン(N
、N−DiMe−L−トレオ)。
N、  N−ジメチル−スフィンゴシン並びにN−モノ
メチル−スフィンゴシンおよびN、N−ジメチル−L−
トレオースフィンゴシンは、12.5μMで有意な阻害
活性を示したが、セラミドまたはN−アセチルスフィン
ゴシンは、150μMでも最低の阻害活性しか示さなか
った。
実施例5 スフィンゴシンおよび天然に産生されるスフィンゴ脂質
から製造されたN、N−ジメチル−スフィンゴシンによ
るヌードマウスにおけるヒト結腸癌細胞の成長阻害の測
定 N、N−ジメチル−スフィンゴシン(実施例3に従って
、天然に産生されるスフィンゴ脂質から製造された)に
よるヌードマウスにおけるHRT18腫瘍細胞のインビ
ボでの成長に及ぼす影響を下記の通りに測定した。
08目に、HRT−18ヒト結腸癌細胞1×106個を
公知の方法によりヌードマウスに接種した。リン酸緩衝
生理食塩水(P B S)に乳化させたN、N−ジメチ
ル−スフィンゴシン(44μg/200μl)を7.1
1および15日目に注射した。
腫瘍成長型ffi(mg)を腫瘍の大きさから算出した
各群は10匹で構成されていた。
結果を第5図に示す。
第5図において、横軸は日数を表わし、縦軸は腫瘍重量
(mg)を表わす。白丸はPBSのみの対照を示す。黒
丸はN’、 N−ジメチル−スフィンゴシン(N、N−
DiMe)を示す。
結果から、ヌードマウスにおけるHRT18腫瘍細胞の
インビボでの成長が、N、N−ジメチル−スフィンゴシ
ンにより阻害されることがわかった。成長阻害率は50
%よりも高く、統計処理により、その阻害が有意である
ことがわかった(p〉0.005 )。
実施例6 天然に産生されるスフィンゴ脂質から製造されたN、N
−ジメチル−スフィンゴシンによる、ヒト末梢血リンパ
球およびマウス牌細胞のコンカナバリンAにより惹起さ
れる有糸分裂誘発に対する阻害の測定 コンカナバリンA (con−A)に対するN、N−ジ
メチル−スフィンゴシン(実施例3の記載に従って、天
然に産生されるスフィンゴ脂質から製造された)の効果
を、ヒト末梢血リンパ球およびマウス牌細胞を用いて試
験した。
公知の方法によりヒト血から単離した末梢血リンパ球を
増殖ウェル(multiple wolls)内のco
n−A2μg/mlを含有するRPMI中で18時間培
養した。次いで、第6図に示すように、種々の濃度のN
、N−ジメチル−スフィンゴシン、スフィンゴシンまた
はN−アセチルスフィンゴシンを培地に添加して、5時
間培養を続け、3H−チミジンを加えた。5時間に亘る
チミジン摂取を測定した。
有糸分裂誘発の阻害率(%)を対照値(阻害物質を添加
していない)に基づいて計算した。
マウス牌細胞のcon−Aにより惹起される有糸分裂誘
発の阻害を同様の方法で測定した。
末梢血リンパ球の結果を第6図に示す。
第6図において、横軸は、天然に産生されるスフィンゴ
脂質から製造されたN、N−ジメチル−スフィンゴシン
(N、 N−D iMe :黒丸)、スフィンゴシン(
白三角)またはN−アセチルスフィンゴシン(NAc:
白丸)をμMで表わす。縦軸は、DNA合成の相対的阻
害を%で表わす。
第6図のデータは、コンカナバリンA依存性成長刺激が
、N、N−ジメチル−スフィンゴシンの存在下に大きく
阻害されるが、置換されていないスフィンゴシンまたは
N−アセチルスフィンゴシンの存在下では阻害されなか
ったことを示す。
同様の結果がマウス牌細胞でも得られた。
実施例7 天然に産生されるスフィンゴ脂質から得られたN。
N−ジメチル−スフィンゴシンによる、ヒト末梢血リン
パ球およびマウス牌細胞のI L−2依存性有余分裂誘
発の阻害の測定 N、N−ジメチル−スフィンゴシン(実施例3に従って
、天然に産生されるスフィンゴ脂質から得られた)のI
L−2依存性有余分裂誘発に及ぼす影響をヒト末梢血リ
ンパ球およびマウス牌細胞を用いて試験した。
公知方法によりヒト血から単離されたヒト末梢血リンパ
球をI L −20,5LI/mlを含有するRPMl
中で培養した。次いで、第7図に示される様に、種々の
濃度のN、N−ジメチル−スフィンゴシン、スフィンゴ
シンまたはN−アセチルスフィンゴシンを含有する培地
で上記培地を置換した後、3H−チミジンを加えた。5
時間に亘って、DNA内への3H−チミジンの取込みに
より、有糸分裂誘発を測定した。対照値(阻害物質を添
加していない)と比較して阻害率を測定した。
マウス牌細胞におけるI L−2により惹起される有糸
分裂誘発の阻害を同様に測定した。
末梢血リンパ球の結果を第7図に示す。
第7図において、横軸は、天然に産生されるスフィンゴ
脂質から製造されたN、N−ジメチル−スフィンゴシン
(N、 N−D i Me :黒丸)、スフィンゴシン
(白三角)またはN−アセチルスフィンゴシン(NAe
:白丸)をμMで表わす。縦軸は、DNA合成の相対的
阻害を%で表わす。
第7図のデータから、有糸分裂誘発は、N、 N−ジメ
チル−スフィンゴシンの存在下では常に阻害されるが、
置換されていないスフィンゴシンまたはN−アセチルス
フィンゴシンの存在下では阻害されにくいことがわかる
マウス牌細胞でも同様の結果が得られた。
実施例4〜7の結果から、下記の結論が導かれた: 1、N、N−ジメチル−スフィンゴシン、N−モノメチ
ル−スフィンゴシンおよび天然に産生されるスフィンゴ
脂質から製造されたN、N−ジメチル−L−)レオ−ス
フィンゴシンは、インビトロにおけるヒト結腸癌細胞の
成長に対する強い阻害活性を示した。
2、天然に産生されるスフィンゴ脂質から製造されたN
、N−ジメチル−スフィンゴシンは、ヌードマウスにお
けるヒト腫瘍細胞のインビボでの成長に対して、統計学
的に有意な阻害効果を示した。
3、天然に産生されるスフィンゴ脂質から製造されたN
、N−ジメチル−スフィンゴシンは、ヒト末梢血リンパ
球およびマウス牌細胞において、コンカナバリンAによ
り惹起される有糸分裂誘発に対する強い阻害作用を示し
た。
4、天然に産生されるスフィンゴ脂質から製造されたN
、N−ジメチル−スフィンゴシンは、ヒト末梢血リンパ
球およびマウス牌細胞のI L−2依存性台系分裂誘発
に対して、強い阻害作用を示した。
上記に特定の実施態様を挙げて、本発明の詳細な説明し
たが、本発明の目的および趣旨の範囲を越えない程度に
おいて、種々の改変などを行ってもよいことは当業者に
とって自明である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、スフィンゴシンおよび種々の合成的に製造さ
れたスフィンゴシン誘導体の構造を示す。 第2図は、スフィンゴシンおよび種々の合成的に製造さ
れたスフィンゴシン誘導体のC−キナーゼ活性に対する
阻害効果を示すグラフである。横軸は、スフィンゴシン
、合成的に製造されたスフィンゴシン誘導体、天然に産
生されるスフィンゴ脂質から製造されたスフィンゴシン
またはスルファチドの濃度をμMで表わす。縦軸は、C
−キナーゼの相対活性を%で表わす。黒丸:合成的に製
造されたN、N−ジメチル−D−エリスロースフィンゲ
、=、7 (N、  N−D iMe−D−エリスロ)
または天然に産生されるスフィンゴ脂質から製造された
スフィンゴシン(スフィンゴシン);白丸二N、 N−
ジメチル−L−エリスロ−スフィンゲニン(N、 N−
D iMe−L−エリスロ);黒四角:L−エリスロ−
スフィンゲニン(L−エリスロ);白画角:D−エリス
ロ−スフィンゲニン(D−エリスロ);白三角:スルフ
ァチド。 第3図は、ガングリオシドおよびスルファチドのC−キ
ナーゼの活性に対する阻害効果を示すグラフである。横
軸は、ガングリオシドまたはスルファチドの濃度をμM
で表わす。縦軸は、C−キナーゼの相対活性を%で表わ
す。黒丸:GTl、。 白丸:GM3:白三角:スルファチド。糖脂質はスヴエ
ンナーホルム、エル、 (Svennerholm、 
L、)のシステム(ジャーナル オブ ニュウロケミス
トリー(J、 Neurochem、) 、  10.
613−623.1963 )に従って略号化する。 第4図は、天然に産生されるスフィンゴ脂質から製造さ
れたN−メチル−スフィンゴシンのヒト結腸癌細胞HR
T−18の成長に及ぼす影響を示すグラフである。横軸
は、スフィンゴシン誘導体またはセラミドの濃度をμM
で表わす。縦軸は、細胞成長の相対的阻害を%で表わす
。白丸:セラミド(cer);白玉角:N−アセチルス
フィンゴシン(NAc);黒画角:天然に産生ずるスフ
ィンゴ脂質から得られたN、N−ジメチル−スフィンゴ
シン(N、N−DiMe);黒丸:天然に産生ずるスフ
ィンゴ脂質から得られたN−モノメチルスフィンゴシン
(N−MonoMe);白四角:天然に産生ずるスフィ
ンゴ脂質から得られたN、N−ジメチル−し−トレオー
スフィンゴシン(N、N−DiMe−L−)レオ)。 第5図は、天然に産生ずるスフィンゴ脂質から得られた
N、N−ジメチル−スフィンゴシン(N。 N−DjMe)によるヌードマウスにおけるヒト癌細胞
の成長阻害を示すグラフである。横軸は日を表わす。縦
軸は腫瘍重量(mg)を表わす。対照は、リン酸緩衝生
理食塩水(PBS)であった。 第6図は、天然に産生ずるスフィンゴ脂質から得られた
N、N−ジメチル−スフィンゴシンによるヒト末梢血リ
ンパ球のコンカナバリンAにより惹起される有糸分裂誘
発の阻害を示すグラフである。横軸は、天然に産生され
るスフィンゴ脂質から得られたN、N−ジメチル−スフ
ィンゴシン(N、 N−D i Me :黒丸)、スフ
ィンゴシン(白三角)またはN−アセチルスフィンゴシ
ン(NAc:白丸)をμMで表わす。縦軸は、DNA合
成の相対的阻害を%で表わす。 第7図は、天然に産生ずるスフィンゴ脂質から得られた
N、N−ジメチル−スフィンゴシンによるヒト末梢血リ
ンパ球のI L−2惹起有余分裂誘発の阻害を示すグラ
フである。横軸は、天然に産生されるスフィンゴ脂質か
ら製造されたN、N−ジメチル−スフィンゴシン(N、
 N−D i Me :黒丸)、スフィンゴシン(白三
角)またはN−アセチルスフィンゴシン(NAc:白丸
)をμMで表わす。縦軸は、DNA合成の相対的阻害を
%で表わす。 (以 上) Fiへ・ 1 DC+’)− −エリスロ−スフィンゲニン スフィンゲニン

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 下記成分 (1)合成的に製造されたスフィンゴシン、合成的に製
    造されたN−メチル−スフィンゴシンおよびそれらの薬
    学的に許容される塩から選ばれた細胞成長阻害物質の1
    種または2種以上の細胞成長阻害量および (2)薬学的に許容される担体、希釈剤または賦形剤 を含有することを特徴とするヒト細胞および動物細胞の
    成長阻害剤。 2 合成的に製造されたN,N−ジメチル−D−エリス
    ロ−スフィンゲニン、合成的に製造されたN,N−ジメ
    チル−L−エリスロ−スフィンゲニンおよびそれらの薬
    学的に許容される塩から選ばれた細胞成長阻害物質の1
    種または2種以上を含有する請求項1に記載の細胞成長
    阻害剤。 3 合成的に製造されたN,N−ジメチル−D−エリス
    ロ−スフィンゲニンおよびその薬学的に許容される塩か
    ら選ばれた細胞成長阻害物質の1種または2種以上を含
    有する請求項2に記載の細胞成長阻害剤。 4 哺乳類の細胞の成長を阻害する請求項1乃至3のい
    ずれかに記載の成長阻害剤。 5 良性または悪性腫瘍細胞の成長を阻害する請求項1
    乃至3のいずれかに記載の細胞成長阻害剤。 6 下記成分 (1)合成的に製造されたスフィンゴシン、合成的に製
    造されたN−メチル−スフィンゴシンおよびそれらの薬
    学的に許容される塩から選ばれた細胞成長阻害物質の1
    種または2種以上の細胞成長阻害量および (2)薬学的に許容される担体、希釈剤または賦形剤 を含有することを特徴とするヒトおよび動物の腫瘍成長
    阻害剤。 7 合成的に製造されたN,N−ジメチル−D−エリス
    ロ−スフィンゲニン、合成的に製造されたN,N−ジメ
    チル−L−エリスロ−スフィンゲニンおよびそれらの薬
    学的に許容される塩から選ばれた細胞成長阻害物質の1
    種または2種以上を含有する請求項6に記載の腫瘍成長
    阻害剤。 8 合成的に製造されたN,N−ジメチル−D−エリス
    ロ−スフィンゲニンおよびその薬学的に許容される塩か
    ら選ばれた細胞成長阻害物質の1種または2種以上を含
    有する請求項7に記載の腫瘍成長阻害剤。 9 哺乳類腫瘍の成長を阻害する請求項6乃至8のいず
    れかに記載の腫瘍成長阻害剤。 10 良性または悪性腫瘍の成長を阻害する請求項6乃
    至8のいずれかに記載の腫瘍成長阻害剤。 11 下記成分 (1)合成的に製造されたスフィンゴシン、合成的に製
    造されたN−メチル−スフィンゴシンおよびそれらの薬
    学的に許容される塩から選ばれた細胞成長阻害物質の1
    種または2種以上の細胞成長阻害量および (2)薬学的に許容される担体、希釈剤または賦形剤 を含有することを特徴とする、インビボでのヒトおよび
    動物の腫瘍転移阻害剤。 12 合成的に製造されたN,N−ジメチル−D−エリ
    スロ−スフィンゲニン、合成的に製造されたN,N−ジ
    メチル−L−エリスロ−スフィンゲニンおよびそれらの
    薬学的に許容される塩から選ばれた細胞成長阻害物質の
    1種または2種以上を含有する請求項11に記載の腫瘍
    転移阻害剤。 13 合成的に製造されたN,N−ジメチル−D−エリ
    スロ−スフィンゲニンおよびその薬学的に許容される塩
    から選ばれた細胞成長阻害物質の1種または2種以上を
    含有する請求項12に記載の腫瘍転移阻害剤。 14 哺乳類の腫瘍の転移を阻害する請求項11乃至1
    3のいずれかに記載の腫瘍転移阻害剤。 15 良性または悪性腫瘍の転移を阻害する請求項11
    乃至13のいずれかに記載の腫瘍転移阻害剤。 16 下記成分 (1)合成的に製造されたスフィンゴシン、合成的に製
    造されたN−メチル−スフィンゴシンおよびそれらの薬
    学的に許容される塩から選ばれた細胞成長阻害物質の1
    種または2種以上の細胞成長阻害量および (2)薬学的に許容される担体、希釈剤または賦形剤 を含有することを特徴とする、少なくとも一部はリンパ
    球有糸分裂誘発によるヒトおよび動物の免疫応答阻害剤
    。 17 合成的に製造されたN,N−ジメチル−D−エリ
    スロ−スフィンゲニン、合成的に製造されたN,N−ジ
    メチル−L−エリスロ−スフィンゲニンおよびそれらの
    薬学的に許容される塩から選ばれた細胞成長阻害物質の
    1種または2種以上を含有する請求項16に記載の免疫
    応答阻害剤。 18 合成的に製造されたN,N−ジメチル−D−エリ
    スロ−スフィンゲニンおよびその薬学的に許容される塩
    から選ばれた細胞成長阻害物質の1種または2種以上を
    含有する請求項17に記載の免疫応答阻害剤。 19 哺乳類の免疫応答を阻害する請求項16乃至18
    のいずれかに記載の免疫応答阻害剤。 20 少なくとも一部はコンカナバリンAにより惹起さ
    れるリンパ球有糸分裂誘発による免疫応答を阻害する請
    求項16乃至18のいずれかに記載の免疫応答阻害剤。 21 少なくとも一部はフィトヘムアグルチニンAによ
    り惹起されるリンパ球有糸分裂誘発による免疫応答を阻
    害する請求項16乃至18のいずれかに記載の免疫応答
    阻害剤。 22 免疫応答が自己免疫応答である請求項16乃至1
    8のいずれかに記載の免疫応答阻害剤。 23 自己免疫応答が、少なくとも一部はコンカナバリ
    ンAにより惹起されるリンパ球有糸分裂誘発によるもの
    である請求項22に記載の免疫応答阻害剤。 24 自己免疫応答が、少なくとも一部はフィトヘムア
    グルチニンAにより惹起されるリンパ球有糸分裂誘発に
    よるものである請求項22に記載の免疫応答阻害剤。 25 自己免疫応答が、少なくとも一部はIL−2依存
    性T細胞成長によるものである請求項22に記載の免疫
    応答阻害剤。 26 下記成分 (1)合成的に製造されたスフィンゴシン、合成的に製
    造されたN−メチル−スフィンゴシンおよびそれらの薬
    学的に許容される塩から選ばれた細胞成長阻害物質の1
    種または2種以上の細胞成長阻害量および (2)薬学的に許容される担体、希釈剤または賦形剤 を含有することを特徴とする、少なくとも一部は顆粒球
    および/またはリンパ球有糸分裂誘発によるヒトおよび
    動物の炎症反応阻害剤。 27 合成的に製造されたN,N−ジメチル−D−エリ
    スロ−スフィンゲニン、合成的に製造されたN,N−ジ
    メチル−L−エリスロ−スフィンゲニンおよびそれらの
    薬学的に許容される塩から選ばれた細胞成長阻害物質の
    1種または2種以上を含有する請求項26に記載の炎症
    反応阻害剤。 28 合成的に製造されたN,N−ジメチル−D−エリ
    スロ−スフィンゲニンおよびその薬学的に許容される塩
    から選ばれた細胞成長阻害物質の1種または2種以上を
    含有する請求項27に記載の炎症反応阻害剤。 29 哺乳類の炎症応答を阻害する請求項26乃至28
    のいずれかに記載の炎症反応阻害剤。 30 少なくとも一部はコンカナバリンAにより惹起さ
    れるリンパ球有糸分裂誘発による炎症反応を阻害する請
    求項26乃至28のいずれかに記載の炎症反応阻害剤。 31 少なくとも一部はフィトヘムアグルチニンAによ
    り惹起されるリンパ球有糸分裂誘発による炎症反応を阻
    害する請求項26乃至28のいずれかに記載の炎症反応
    阻害剤。 32 合成的に製造されたスフィンゴシン、合成的に製
    造されたN−メチル−スフィンゴシンおよびそれらの薬
    学的に許容される塩から選ばれた細胞成長阻害物質の1
    種または2種以上の細胞成長阻害量に、ヒトまたは動物
    細胞を接触させることを含む該細胞の成長を阻害する方
    法。 33 合成的に製造されたN,N−ジメチル−D−エリ
    スロ−スフィンゲニン、合成的に製造されたN,N−ジ
    メチル−L−エリスロ−スフィンゲニンおよびそれらの
    薬学的に許容される塩から選ばれた細胞成長阻害物質の
    1種または2種以上を用いる請求項32に記載の方法。 34 合成的に製造されたN,N−ジメチル−D−エリ
    スロ−スフィンゲニンおよびその薬学的に許容される塩
    から選ばれた細胞成長阻害物質の1種または2種以上を
    用いる請求項33に記載の方法。 35 細胞が哺乳類の細胞である請求項32乃至34の
    いずれかに記載の方法。 36 細胞が良性または悪性腫瘍細胞である請求項32
    乃至34のいずれかに記載の方法。 37 合成的に製造されたスフィンゴシン、合成的に製
    造されたN−メチル−スフィンゴシンおよびそれらの薬
    学的に許容される塩から選ばれた細胞成長阻害物質の1
    種または2種以上の細胞成長阻害量に、ヒトまたは動物
    腫瘍を接触させることを含む該腫瘍胞の成長をインビボ
    で阻害する方法。 38 合成的に製造されたN,N−ジメチル−D−エリ
    スロ−スフィンゲニン、合成的に製造されたN,N−ジ
    メチル−L−エリスロ−スフィンゲニンおよびそれらの
    薬学的に許容される塩から選ばれた細胞成長阻害物質の
    1種または2種以上を用いる請求項37に記載の方法。 39 合成的に製造されたN,N−ジメチル−D−エリ
    スロ−スフィンゲニンおよびその薬学的に許容される塩
    から選ばれた細胞成長阻害物質の1種または2種以上を
    用いる請求項38に記載の方法。 40 腫瘍が哺乳類の腫瘍である請求項37乃至39の
    いずれかに記載の方法。 41 腫瘍が良性または悪性腫瘍である請求項37乃至
    39のいずれかに記載の方法。 42 合成的に製造されたスフィンゴシン、合成的に製
    造されたN−メチル−スフィンゴシンおよびそれらの薬
    学的に許容される塩から選ばれた細胞成長阻害物質の1
    種または2種以上の細胞成長阻害量に、ヒトまたは動物
    腫瘍を接触させることを含むインビボにおける該腫瘍の
    転移を阻害する方法。 43 合成的に製造されたN,N−ジメチル−D−エリ
    スロ−スフィンゲニン、合成的に製造されたN,N−ジ
    メチル−L−エリスロ−スフィンゲニンおよびそれらの
    薬学的に許容される塩から選ばれた細胞成長阻害物質の
    1種または2種以上を用いる請求項42に記載の方法。 44 合成的に製造されたN,N−ジメチル−D−エリ
    スロ−スフィンゲニンおよびその薬学的に許容される塩
    から選ばれた細胞成長阻害物質の1種または2種以上を
    用いる請求項43に記載の方法。 45 哺乳類の腫瘍の転移を阻害する請求項42乃至4
    4のいずれかに記載の方法。 46 良性または悪性腫瘍の転移を阻害する請求項42
    乃至44のいずれかに記載の方法。 47 合成的に製造されたスフィンゴシン、合成的に製
    造されたN−メチル−スフィンゴシンおよびそれらの薬
    学的に許容される塩から選ばれた細胞成長阻害物質の1
    種または2種以上の細胞成長阻害量に、ヒトまたは動物
    リンパ球を接触させることを含む、少なくとも一部はリ
    ンパ球有糸分裂誘発によるヒトまたは動物の免疫応答を
    阻害する方法。 48 合成的に製造されたN,N−ジメチル−D−エリ
    スロ−スフィンゲニン、合成的に製造されたN,N−ジ
    メチル−L−エリスロ−スフィンゲニンおよびそれらの
    薬学的に許容される塩から選ばれた細胞成長阻害物質の
    1種または2種以上を用いる請求項47に記載の方法。 49 合成的に製造されたN,N−ジメチル−D−エリ
    スロ−スフィンゲニンおよびその薬学的に許容される塩
    から選ばれた細胞成長阻害物質の1種または2種以上を
    用いる請求項48に記載の方法。 50 哺乳類の免疫応答を阻害する請求項47乃至49
    のいずれかに記載の方法。 51 少なくとも一部がコンカナバリンAにより惹起さ
    れるリンパ球有糸分裂誘発による免疫応答を阻害する請
    求項47乃至49のいずれかに記載の方法。 52 少なくとも一部がフィトヘムアグルチニンAによ
    り惹起されるリンパ球有糸分裂誘発による免疫応答を阻
    害する請求項47乃至49のいずれかに記載の方法。 53 免疫応答が自己免疫応答である請求項47乃至4
    9のいずれかに記載の方法。 54 自己免疫応答が、少なくとも一部はコンカナバリ
    ンAにより惹起されるリンパ球有糸分裂誘発によるもの
    である請求項53に記載の方法。 55 自己免疫応答が、少なくとも一部はフィトヘムア
    グルチニンAにより惹起されるリンパ球有糸分裂誘発に
    よるものである請求項53に記載の方法。 56 自己免疫応答が、少なくとも一部はIL−2依存
    性T細胞成長によるものである請求項53に記載の方法
    。 57 合成的に製造されたスフィンゴシン、合成的に製
    造されたN−メチル−スフィンゴシンおよびそれらの薬
    学的に許容される塩から選ばれた細胞成長阻害物質の1
    種または2種以上の細胞成長阻害量に、ヒトまたは動物
    顆粒球および/またはリンパ球を接触させることを含む
    、少なくとも一部は顆粒球および/またはリンパ球有糸
    分裂誘発によるヒトまたは動物の炎症反応を阻害する方
    法。 58 合成的に製造されたN,N−ジメチル−D−エリ
    スロ−スフィンゲニン、合成的に製造されたN,N−ジ
    メチル−L−エリスロ−スフィンゲニンおよびそれらの
    薬学的に許容される塩から選ばれた細胞成長阻害物質の
    1種または2種以上を用いる請求項57に記載の方法。 59 合成的に製造されたN,N−ジメチル−D−エリ
    スロ−スフィンゲニンおよびその薬学的に許容される塩
    から選ばれた細胞成長阻害物質の1種または2種以上を
    用いる請求項58に記載の方法。 60 哺乳類の炎症反応を阻害する請求項57乃至59
    のいずれかに記載の方法。 61 少なくとも一部がコンカナバリンAにより惹起さ
    れるリンパ球有糸分裂誘発による炎症反応を阻害する請
    求項57乃至59のいずれかに記載の方法。 62 少なくとも一部がフィトヘムアグルチニンAによ
    り惹起されるリンパ球有糸分裂誘発による免疫応答を阻
    害する請求項57乃至59のいずれかに記載の方法。 63 下記成分 (1)天然に産生されるスフィンゴ脂質から得られたス
    フィンゴシン、天然に産生されるスフィンゴ脂質から得
    られたN−メチル−スフィンゴシンおよびそれらの薬学
    的に許容される塩から選ばれた細胞成長阻害物質の1種
    または2種以上の細胞成長阻害量および (2)薬学的に許容される担体、希釈剤または賦形剤 を含有することを特徴とするヒト細胞および動物細胞成
    長阻害剤。 64 天然に産生されるスフィンゴ脂質から得られたN
    ,N−ジメチル−スフィンゴシン、天然に産生されるス
    フィンゴ脂質から得られたN−モノメチル−スフィンゴ
    シンおよびそれらの薬学的に許容される塩から選ばれた
    細胞成長阻害物質の1種または2種以上を含有する請求
    項63に記載の細胞成長阻害剤。 65 天然に産生されるスフィンゴ脂質から得られたN
    ,N−ジメチル−スフィンゴシンおよびその薬学的に許
    容される塩から選ばれた細胞成長阻害物質の1種または
    2種以上を含有する請求項64に記載の細胞成長阻害剤
    。 66 哺乳類の細胞の成長を阻害する請求項63乃至6
    5のいずれかに記載の成長阻害剤。 67 良性または悪性腫瘍細胞の成長を阻害する請求項
    63乃至65のいずれかに記載の細胞成長阻害剤。 68 下記成分 (1)天然に産生されるスフィンゴ脂質から得られたス
    フィンゴシン、天然に産生されるスフィンゴ脂質から得
    られたN−メチル−スフィンゴシンおよびそれらの薬学
    的に許容される塩から選ばれた細胞成長阻害物質の1種
    または2種以上の細胞成長阻害量および (2)薬学的に許容される担体、希釈剤または賦形剤 を含有することを特徴とするインビボでのヒトおよび動
    物の腫瘍成長阻害剤。 69 天然に産生されるスフィンゴ脂質から得られたN
    ,N−ジメチル−スフィンゴシン、天然に産生されるス
    フィンゴ脂質から得られたN−モノメチル−スフィンゴ
    シンおよびそれらの薬学的に許容される塩から選ばれた
    細胞成長阻害物質の1種または2種以上を含有する請求
    項68に記載の腫瘍成長阻害剤。 70 天然に産生されるスフィンゴ脂質から得られたN
    ,N−ジメチル−スフィンゴシンおよびその薬学的に許
    容される塩から選ばれた細胞成長阻害物質の1種または
    2種以上を含有する請求項69に記載の腫瘍成長阻害剤
    。 71 哺乳類腫瘍の成長を阻害する請求項68乃至70
    のいずれかに記載の腫瘍成長阻害剤。 72 良性腫瘍または悪性腫瘍の成長を阻害する請求項
    68乃至70のいずれかに記載の腫瘍成長阻害剤。 73 下記成分 (1)天然に産生されるスフィンゴ脂質から得られたス
    フィンゴシン、天然に産生されるスフィンゴ脂質から得
    られたN−メチル−スフィンゴシンおよびそれらの薬学
    的に許容される塩から選ばれた細胞成長阻害物質の1種
    または2種以上の細胞成長阻害量および (2)薬学的に許容される担体、希釈剤または賦形剤 を含有することを特徴とする、インビボでのヒトおよび
    動物の腫瘍転移阻害剤。 74 天然に産生されるスフィンゴ脂質から得られたN
    ,N−ジメチル−スフィンゴシン、天然に産生されるス
    フィンゴ脂質から得られたN−モノメチル−スフィンゴ
    シンおよびそれらの薬学的に許容される塩から選ばれた
    細胞成長阻害物質の1種または2種以上を含有する請求
    項73に記載の腫瘍転移阻害剤。 75 天然に産生されるスフィンゴ脂質から得られたN
    ,N−ジメチル−スフィンゴシンおよびその薬学的に許
    容される塩から選ばれた細胞成長阻害物質の1種または
    2種以上を含有する請求項74に記載の腫瘍転移阻害剤
    。 76 哺乳類の腫瘍の転移を阻害する請求項73乃至7
    5のいずれかに記載の腫瘍転移阻害剤。 77 良性腫瘍または悪性腫瘍の転移を阻害する請求項
    73乃至75のいずれかに記載の腫瘍転移阻害剤。 78 下記成分 (1)天然に産生されるスフィンゴ脂質から得られたス
    フィンゴシン、天然に産生されるスフィンゴ脂質から得
    られたN−メチル−スフィンゴシンおよびそれらの薬学
    的に許容される塩から選ばれた細胞成長阻害物質の1種
    または2種以上の細胞成長阻害量および (2)薬学的に許容される担体、希釈剤または賦形剤 を含有することを特徴とする、少なくとも一部はリンパ
    球有糸分裂誘発によるヒトおよび動物の免疫応答阻害剤
    。 79 天然に産生されるスフィンゴ脂質から得られたN
    ,N−ジメチル−スフィンゴシン、天然に産生されるス
    フィンゴ脂質から得られたN−モノメチル−スフィンゴ
    シンおよびそれらの薬学的に許容される塩から選ばれた
    細胞成長阻害物質の1種または2種以上を含有する請求
    項78に記載の免疫応答阻害剤。 80 天然に産生されるスフィンゴ脂質から得られたN
    ,N−ジメチル−スフィンゴシンおよびその薬学的に許
    容される塩から選ばれた細胞成長阻害物質の1種または
    2種以上を含有する請求項79に記載の免疫応答阻害剤
    。 81 哺乳類の免疫応答を阻害する請求項78乃至80
    のいずれかに記載の免疫応答阻害剤。 82 少なくとも一部はコンカナバリンAにより惹起さ
    れるリンパ球有糸分裂誘発による免疫応答を阻害する請
    求項78乃至80のいずれかに記載の免疫応答阻害剤。 83 少なくとも一部はフィトヘムアグルチニンAによ
    り惹起されるリンパ球有糸分裂誘発による免疫応答を阻
    害する請求項78乃至80のいずれかに記載の免疫応答
    阻害剤。 84 免疫応答が自己免疫応答である請求項78乃至8
    0のいずれかに記載の免疫応答阻害剤。 85 自己免疫応答が、少なくとも一部はコンカナバリ
    ンAにより惹起されるリンパ球有糸分裂誘発によるもの
    である請求項84に記載の免疫応答阻害剤。 86 自己免疫応答が、少なくとも一部はフィトヘムア
    グルチニンAにより惹起されるリンパ球有糸分裂誘発に
    よるものである請求項84に記載の免疫応答阻害剤。 87 自己免疫応答が、少なくとも一部はIL−2依存
    性T細胞成長によるものである請求項84に記載の免疫
    応答阻害剤。 88 下記成分 (1)天然に産生されるスフィンゴ脂質から得られたス
    フィンゴシン、天然に産生されるスフィンゴ脂質から得
    られたN−メチル−スフィンゴシンおよびそれらの薬学
    的に許容される塩から選ばれた細胞成長阻害物質の1種
    または2種以上の細胞成長阻害量および (2)薬学的に許容される担体、希釈剤または賦形剤 を含有することを特徴とする、少なくとも一部は顆粒球
    および/またはリンパ球有糸分裂誘発によるヒトおよび
    動物の炎症反応阻害剤。 89 天然に産生されるスフィンゴ脂質から得られたN
    ,N−ジメチル−スフィンゴシン、天然に産生されるス
    フィンゴ脂質から得られたN−モノメチル−スフィンゴ
    シンおよびそれらの薬学的に許容される塩から選ばれた
    細胞成長阻害物質の1種または2種以上を含有する請求
    項88に記載の炎症反応阻害剤。 90 天然に産生されるスフィンゴ脂質から得られたN
    ,N−ジメチル−スフィンゴシンおよびその薬学的に許
    容される塩から選ばれた細胞成長阻害物質の1種または
    2種以上を含有する請求項89に記載の炎症反応阻害剤
    。 91 哺乳類の炎症応答を阻害する請求項88乃至90
    のいずれかに記載の炎症反応阻害剤。 92 少なくとも一部はコンカナバリンAにより惹起さ
    れるリンパ球有糸分裂誘発による炎症反応を阻害する請
    求項88乃至90のいずれかに記載の炎症反応阻害剤。 93 少なくとも一部はフィトヘムアグルチニンAによ
    り惹起されるリンパ球有糸分裂誘発による炎症反応を阻
    害する請求項88乃至90のいずれかに記載の炎症反応
    阻害剤。 94 天然に産生されるスフィンゴ脂質から得られたス
    フィンゴシン、天然に産生されるスフィンゴ脂質から得
    られたN−メチル−スフィンゴシンおよびそれらの薬学
    的に許容される塩から選ばれた細胞成長阻害物質の少な
    くとも1種または2種以上の細胞成長阻害量に、ヒトま
    たは動物細胞を接触させることを含む該細胞の成長を阻
    害する方法。 95 天然に産生されるスフィンゴ脂質から得られたN
    ,N−ジメチル−スフィンゴシン、天然に産生されるス
    フィンゴ脂質から得られたN−モノメチル−スフィンゴ
    シンおよびそれらの薬学的に許容される塩から選ばれた
    細胞成長阻害物質の1種または2種以上を用いる請求項
    94に記載の方法。 96 天然に産生されるスフィンゴ脂質から得られたN
    ,N−ジメチル−スフィンゴシンおよびその薬学的に許
    容される塩から選ばれた細胞成長阻害物質の1種または
    2種以上を用いる請求項95に記載の方法。 97 細胞が哺乳類の細胞である請求項94乃至96の
    いずれかに記載の方法。 98 細胞が良性または悪性腫瘍細胞である請求項94
    乃至96のいずれかに記載の方法。 99 天然に産生されるスフィンゴ脂質から得られたス
    フィンゴシン、天然に産生されるスフィンゴ脂質から得
    られたN−メチル−スフィンゴシンおよびそれらの薬学
    的に許容される塩から選ばれた細胞成長阻害物質の少な
    くとも1種または2種以上の細胞成長阻害量に、ヒトま
    たは動物腫瘍を接触させることを含む該腫瘍の成長をイ
    ンビボで阻害する方法。 100 天然に産生されるスフィンゴ脂質から得られた
    N,N−ジメチル−スフィンゴシン、天然に産生される
    スフィンゴ脂質から得られたN−モノメチル−スフィン
    ゴシンおよびそれらの薬学的に許容される塩から選ばれ
    た細胞成長阻害物質の1種または2種以上を用いる請求
    項99に記載の方法。 101 天然に産生されるスフィンゴ脂質から得られた
    N,N−ジメチル−スフィンゴシンおよびその薬学的に
    許容される塩から選ばれた細胞成長阻害物質の1種また
    は2種以上を用いる請求項100に記載の方法。 102 腫瘍が哺乳類の腫瘍である請求項99乃至10
    1のいずれかに記載の方法。 103 腫瘍が良性または悪性腫瘍である請求項99乃
    至101のいずれかに記載の方法。 104 天然に産生されるスフィンゴ脂質から得られた
    スフィンゴシン、天然に産生されるスフィンゴ脂質から
    得られたN−メチル−スフィンゴシンおよびその薬学的
    に許容される塩から選ばれた細胞成長阻害物質の少なく
    とも1種または2種以上の細胞成長阻害量に、ヒトまた
    は動物腫瘍を接触させることを含むインビボにおける該
    腫瘍胞の転移を阻害する方法。 105 天然に産生されるスフィンゴ脂質から得られた
    N,N−ジメチル−スフィンゴシン、天然に産生される
    スフィンゴ脂質から得られたN−モノメチル−スフィン
    ゴシンおよびそれらの薬学的に許容される塩から選ばれ
    た細胞成長阻害物質の1種または2種以上を用いる請求
    項104に記載の方法。 106 天然に産生されるスフィンゴ脂質から得られた
    N,N−ジメチル−スフィンゴシンおよびその薬学的に
    許容される塩から選ばれた細胞成長阻害物質の1種また
    は2種以上を用いる請求項105に記載の方法。 107 哺乳類の腫瘍の転移を阻害する請求項104乃
    至106のいずれかに記載の方法。 108 良性または悪性腫瘍の転移を阻害する請求項1
    04乃至106のいずれかに記載の方法。 109 天然に産生されるスフィンゴ脂質から得られた
    スフィンゴシン、天然に産生されるスフィンゴ脂質から
    得られたN−メチル−スフィンゴシンおよびそれらの薬
    学的に許容される塩から選ばれた細胞成長阻害物質の1
    種または2種以上の細胞成長阻害量に、ヒトまたは動物
    リンパ球を接触させることを含む、少なくとも一部はリ
    ンパ球有糸分裂誘発によるヒトまたは動物の免疫応答を
    阻害する方法。 110 天然に産生されるスフィンゴ脂質から得られた
    N,N−ジメチル−スフィンゴシン、天然に産生される
    スフィンゴ脂質から得られたN−モノメチル−スフィン
    ゴシンおよびそれらの薬学的に許容される塩から選ばれ
    た細胞成長阻害物質の1種または2種以上を用いる請求
    項109に記載の方法。 111 天然に産生されるスフィンゴ脂質から得られた
    N,N−ジメチル−スフィンゴシンおよびその薬学的に
    許容される塩から選ばれた細胞成長阻害物質の1種また
    は2種以上を用いる請求項110に記載の方法。 112 哺乳類の免疫応答を阻害する請求項109乃至
    111のいずれかに記載の方法。 113 少なくとも一部がコンカナバリンAにより惹起
    されるリンパ球有糸分裂誘発による免疫応答を阻害する
    請求項109乃至111のいずれかに記載の方法。 114 少なくとも一部がフィトヘムアグルチニンAに
    より惹起されるリンパ球有糸分裂誘発による免疫応答を
    阻害する請求項109乃至111のいずれかに記載の方
    法。 115 免疫応答が自己免疫応答である請求項109乃
    至111のいずれかに記載の方法。 116 自己免疫応答が、少なくとも一部はコンカナバ
    リンAにより惹起されるリンパ球有糸分裂誘発によるも
    のである請求項115に記載の方法。 117 自己免疫応答が、少なくとも一部はフィトヘム
    アグルチニンAにより惹起されるリンパ球有糸分裂誘発
    によるものである請求項115に記載の方法。 118 自己免疫応答が、少なくとも一部はIL−2依
    存性T細胞成長によるものである請求項115に記載の
    方法。 119 天然に産生されるスフィンゴ脂質から得られた
    スフィンゴシン、天然に産生されるスフィンゴ脂質から
    得られたN−メチル−スフィンゴシンおよびそれらの薬
    学的に許容される塩から選ばれた細胞成長阻害物質の1
    種または2種以上の細胞成長阻害量に、ヒトまたは動物
    顆粒球および/またはリンパ球を接触させることを含む
    、少なくとも一部は顆粒球および/またはリンパ球有糸
    分裂誘発によるヒトおよび動物の炎症反応を阻害する方
    法。 120 天然に産生されるスフィンゴ脂質から得られた
    N,N−ジメチル−スフィンゴシン、天然に産生される
    スフィンゴ脂質から得られたN−モノメチル−スフィン
    ゴシンおよびそれらの薬学的に許容される塩から選ばれ
    た細胞成長阻害物質の1種または2種以上を用いる請求
    項119に記載の方法。 121 天然に産生されるスフィンゴ脂質から得られた
    N,N−ジメチル−スフィンゴシンおよびその薬学的に
    許容される塩から選ばれた細胞成長阻害物質の1種また
    は2種以上を用いる請求項120に記載の方法。 122 哺乳類の炎症反応を阻害する請求項119乃至
    121のいずれかに記載の方法。 123 少なくとも一部がコンカナバリンAにより惹起
    されるリンパ球有糸分裂誘発による炎症反応を阻害する
    請求項119乃至121のいずれかに記載の方法。 124 少なくとも一部がフィトヘムアグルチニンAに
    より惹起されるリンパ球有糸分裂誘発による免疫応答を
    阻害する請求項119乃至121のいずれかに記載の方
    法。
JP2025010A 1989-02-03 1990-02-02 細胞成長阻害物質として有用なスフィンゴシンおよびn―メチル―スフィンゴシン Expired - Fee Related JP2976055B2 (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US30637889A 1989-02-03 1989-02-03
US306,378 1989-02-03
US39013589A 1989-08-07 1989-08-07
US390,135 1989-08-07

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03157336A true JPH03157336A (ja) 1991-07-05
JP2976055B2 JP2976055B2 (ja) 1999-11-10

Family

ID=26975128

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2025010A Expired - Fee Related JP2976055B2 (ja) 1989-02-03 1990-02-02 細胞成長阻害物質として有用なスフィンゴシンおよびn―メチル―スフィンゴシン

Country Status (6)

Country Link
EP (1) EP0381514B1 (ja)
JP (1) JP2976055B2 (ja)
AT (1) ATE122560T1 (ja)
CA (1) CA2007507C (ja)
DE (1) DE69019388T2 (ja)
DK (1) DK0381514T3 (ja)

Families Citing this family (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5583160A (en) * 1989-02-03 1996-12-10 The Biomembrane Institute Methylsphingosine used to treat apoptosis
US5151360A (en) * 1990-12-31 1992-09-29 Biomembrane Institute Effect of n,n,n-trimethylsphingosine on protein kinase-c activity, melanoma cell growth in vitro, metastatic potential in vivo and human platelet aggregation
US5260288A (en) * 1992-04-03 1993-11-09 The Biomembrane Institute Method for inhibition of cell motility by sphingosine-1-phosphate and derivatives
IL121320A (en) 1997-02-23 2000-12-06 Ibr Ltd Extracts from cells or tissue of organisms which are capable of entering dormancy for inhibition of proliferation of target cells or tissue
US6107520A (en) * 1997-04-15 2000-08-22 The Board Of Trustees Of The University Of Illinois Spisulosine compounds
US6800661B1 (en) 1997-04-15 2004-10-05 Board Of Trustees Of The University Of Illinois Spisulosine compounds
USRE38793E1 (en) 1997-04-15 2005-09-06 Rinehart Kenneth L Spisulosine compounds
AUPO900297A0 (en) * 1997-09-08 1997-10-02 Medvet Science Pty. Ltd. A method of modulating cellular activity
US6649362B2 (en) 1997-09-08 2003-11-18 Medvet Science Pty. Ltd. Screening method for an agent having an effect on a sphingosine kinase signaling pathway
US6864283B2 (en) * 2000-02-16 2005-03-08 Pharma Mar, S.A. Oxy-and amino-substituted tetrahydrofuryl derivatives with antitumour activity
EP1195604A1 (en) * 2000-09-29 2002-04-10 Warner-Lambert Company Methods and compositions for screening modulators of lipid kinases
WO2002060405A1 (en) * 2001-01-29 2002-08-08 Cosmoferm B.V. Veterinary dermatologic composition comprising a sphingoid base and/or a sphingoid base derivative
KR100457113B1 (ko) * 2001-12-27 2004-11-16 한국원자력연구소 세라마이드류 또는 그 유도체와 다이메틸스핑고신을 유효성분으로 포함하는 방사선민감도 증진제
KR100459484B1 (ko) * 2002-05-20 2004-12-03 한국원자력연구소 엔-아세틸 파이토스핑고신과 다이메틸 파이토스핑고신을유효 성분으로 포함하는 방사선 치료 민감제 조성물
EP1426053A1 (en) * 2002-12-03 2004-06-09 Fresenius Kabi Deutschland GmbH Use of amphiphilic lipids for reducing tumor metastasis
JP2008521888A (ja) 2004-11-30 2008-06-26 ネーデルランドセ オルガニサティエ フォール トエゲパストナトールヴェテンシャッペリク オンデルゾエク ティエヌオー 脂肪症の、又は肝毒性及びその後遺症の治療及び予防におけるスフィンゴ脂質
JP2013510878A (ja) * 2009-11-12 2013-03-28 テキサス テック ユニバーシティー 高増殖性障害を処置する組成物および方法
HRP20231233T1 (hr) 2017-04-27 2024-01-19 Pharma Mar, S.A. Antitumorski spojevi

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4816450A (en) * 1986-09-15 1989-03-28 Duke University Inhibition of protein kinase C by long-chain bases

Also Published As

Publication number Publication date
DK0381514T3 (da) 1995-09-04
CA2007507C (en) 1998-05-19
DE69019388T2 (de) 1996-01-04
DE69019388D1 (de) 1995-06-22
ATE122560T1 (de) 1995-06-15
EP0381514A2 (en) 1990-08-08
JP2976055B2 (ja) 1999-11-10
EP0381514A3 (en) 1991-07-17
CA2007507A1 (en) 1990-08-03
EP0381514B1 (en) 1995-05-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH03157336A (ja) 細胞成長阻害物質として有用なスフィンゴシンおよびn―メチル―スフィンゴシン
EP1414426B1 (en) Carbocyclic hydrazino inhibitors of copper-containing amine oxidases
HUT73527A (en) Remedy for nervous diseases
JP2020189873A (ja) グルコシルセラミドシンターゼの阻害剤としての非晶質及び結晶型のgenz112638ヘミ酒石酸塩
CZ212394A3 (en) Enantiomeric hydroxy-xanthine derivatives
JPH01254623A (ja) スフインゴ糖脂質代謝の阻害剤を有効成分として含有する癌治療薬
CN102368905B (zh) 酸性神经酰胺酶的向溶酶体抑制剂
US5216023A (en) Polyunsaturated fatty acid derivatives, pharmaceutical compositions containing the same, method for the preparation thereof, and their use as medicament
US11365177B2 (en) Chemical uncouplers of respiration and methods of use thereof
JPWO1995005177A1 (ja) 神経疾患治療剤
JPH09501653A (ja) 薬学的組成物
US6127578A (en) Method of altering sphingolipid metabolism and detecting fumonisin ingestion and contamination
JPH10510805A (ja) スフィンゴシン、メチルスフィンゴシンおよびアポトーシス
JPH05148200A (ja) 筋障害および神経退行変性の処置のためのアシル−l−カルニチン誘導体
JP2001508448A (ja) フェチュインと治療剤との複合体及び組合せ物
JPH06509350A (ja) 新規なガングリオシド誘導体
JP2011126886A (ja) サフィンゴールの医薬組成物およびその使用方法
WO2022093809A1 (en) Enhanced hyt-induced protein degradation using lipid nanoparticle delivery
JPH0317019A (ja) 製薬学的組成物
US6346547B1 (en) N-substituted amino acids, antioxidant pharmaceutical compositions containing n-substituted amino acids and methods for preventing cardiovascular diseases and/or preventing and/or treating antioxidant responsive diseases therewith
JP2002535251A (ja) 癌治療のための新規化合物
AU661089B2 (en) Ganglioside-GM3-fortified nutrient composition
JPH02215711A (ja) プロテインキナーゼ阻害剤としての、n‐メチル‐スフィンゴシン誘導体及びその立体異性体
Patrizio et al. Selective enhancement by serum factors of cyclic AMP accumulation in rat microglial cultures
JPS61286324A (ja) 免疫刺激剤として使用するためのスラミンナトリウム

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees