JPH03157373A - 2‐アミノメチルピラジン類および/または2‐アミノメチルピペラジン類の製造法 - Google Patents

2‐アミノメチルピラジン類および/または2‐アミノメチルピペラジン類の製造法

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(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] 本発明は2−アミノメチルピラジン類および/または2
−アミノメチルピペラジン類を製造法に関する。さらに
詳しくは、−数的な水素化触媒、溶媒の存在下反応系内
たとえばオートクレーブに2−シアノピラジン類を供給
しながら接触水素化を行なうことを特徴とする2−アミ
ノメチルピラジン類および/または2−アミノメチルピ
ペラジン類を製造法に関する。本発明によりえられた2
−アミノメチルピラジン類および2−アミノメチルビペ
ラジン類は医農薬中間体として有用なものである。
・[従来の技術および発明が解決しようとする課題ユ 2−アミノメチルピラジン類の合成方法としては、たと
えばジャーナル・オブ・メディカル拳ケミストリーU、
Med、Chem、) 11巻、Na4.941〜91
2頁(1968)によればクロルメチルピラジンとカリ
ウムフタルイミドをジメチルホルムアミド(DMF)中
で反応させピラジニルメチルフタルイミドを合成後アル
カリ処理して目的物をえている。また、ザφジャーナル
豐オブφオーガニック−ケミストリー(J、O,C,)
38巻、2049〜2052頁(1973)によればク
ロルメチルピラジンとナトリウムアジドをアセトニトリ
ル中で反応させアジドメチルピラジンを合成後、水素化
して目的物をえている。これらの方法では工程が煩雑で
あり、また収率も低く工業的規模の製造法には適さない
また、2−アミノメチルビペラジン類には合成方法が具
体的に開示されたものはない。
このように、2−シアノピラジン類を原料とする工業的
に有利な従来方法はない。
[課題を解決するための手段] 本発明者は、2−アミノメチルピラジン類および2−ア
ミノメチルピペラジン類を工業的製造方法を鋭意研究し
た結果、2−シアノピラジン類の反応性に着目し水素化
触媒の存在下、2−シアノピラジン類を反応系内に逐次
供給しながら接触水素化することにより一段で目的とす
るものが高収率でえられることを見出し、本発明を完成
するに至った。また、本発明によるとその反応温度をか
えることにより2−アミノメチルピラジン類と2−アミ
ノメチルビペラジン類との生成比を自由に変えることが
できる。
本発明に係る2−シアノピラジン類の接触水素化方法は
、全く新規な方法であり、2−アミノメチルピラジン類
および2−アミノメチルピペラジン類をより合理的な製
造法を提供するものである。
すなわち本発明は、2−シアノピラジン類を水素化触媒
の存在下、接触還元反応せしめて2−アミノメチルピラ
ジン類および/または2−アミノメチルビペラジン類を
製造するにあたり、溶媒の存在下反応系内に2−シアノ
ピラジン類を供給しながら反応せしめることを特徴とす
る2−アミノメチルピラジン類および/または2−アミ
ノメチルピペラジン類を製造法に関する。
[実施例] 2−シアノピラジン類を接触水素化すると下記(1)お
よび(2)に示すように2−アミノメチルピラジン類お
よび2−アミノメチルビペラジン類かえられることが期
待される。なお、ここで示す2−シアノピラジン類とし
ては2−シアノピラジン、5−メチル−2−シアノピラ
ジン、3−メチル−2−シアノピラジン、6−メチル−
2−シアノピラジン、5−エチル−2−シアノピラジン
などがあげられる。
(1)  ニトリル基が反応 N (式中、Rは水素原子および好ましくは炭素数1〜4の
低級アルキル基などがあげられる)(′2J  ニトリ
ル基、ピラジン環が反応(式中、Rは前記と同じ) しかしながら通常の水素化方法では全く目的物はえられ
ない。つまり2−シアノピラジン類、溶媒および水素化
触媒をオートクレーブに仕込み接−触水素化反応を行な
っても反応はほとんど進行せず、目的物は生成されずピ
ッチ化するだけである。
これは、2−シアノピラジン類が高濃度で触媒とともに
存在すると触媒自身を彼毒し、触媒の活性低下をもたら
し水素化反応の進行を妨げることが考えられる。
そこで本発明者はかかる問題点を解決するため鋭意研究
を重ねた結果、意外にも反応系内に原料化合物である2
−シアノピラジン類を逐次供給しながら接触還元反応を
行なうことにより、2−シアノピラジン類の水素化反応
を達成せしめることに成功し、しかも収率良く目的物を
うろことができ、さらにその反応温度を変えるだ・けで
2−アミノメチルピラジン類と2−アミノメチルピペラ
ジン類との生成比を変えることができることを見出した
2−アミノメチルピラジン類を製造するにあたっては反
応温度が100〜142℃の範囲が好ましく、とくに好
ましくは120〜130℃の範囲である。この範囲内で
反応を行なうとニトリル基のみが水素化されて′2−ア
ミノメチルピラジン類が高収率でえられる。上記範囲よ
り反応温度が高くなるとピラジン環まで水素化された2
−アミノメチルピペラジン類の生成量が増加する。この
反応系内にアンモニアを共存させると核還元が抑えられ
る。このためアンモニアは必ずしも必要ではないが、存
在することは副反応を抑える効果があり、2−アミノメ
チルピラジン類の収率が向上する。アンモニアの使用量
は2−シアノピラジンに対して0.1〜2倍モル量が好
ましい。
つぎに、2−アミノメチルピペラジン類を製造するにあ
たっては反応温度が148−20Q℃の範囲が好ましく
、とくに好ましくは150〜170℃の範囲である。こ
の範囲内で反応を行なうと、ニトリル基の還元、核還元
が同時におこり2−アミノメチルピペラジン類が高収率
でえられる。
前記範囲より反応温度が低くなるとニトリル基のみが水
素化された2−アミノメチルピラジン類の生成量が増加
する。
また、反応温度が100℃より低いぼあい反応が充分に
進行しない、200℃より高いばあい、好ましくない副
反応が起り目的物の収率が低下するという傾向がある。
このように、本発明においては反応温度の選択が重要で
ある。
本発明の方法を実施するにあたり、原料化合物である2
−シアノピラジン類を反応系内に供給するためにあらか
じめ、反応器内に溶媒を仕込んでおく必要がある。適当
な溶媒としてはたとえば、ベンゼン、トルエンなどの芳
香族炭化水素、メタノール、エタノールなどのアルコー
ル類、シクロヘキサン、ヘキサンなどの炭化水素類、テ
トラヒドロフラン(THF)、ジオキサンなどの環状エ
ーテル類があげられる。その中でとくに環状エーテル類
が好ましくない副反応を抑制できるので好ましい。溶媒
量としてはとくに制限はないが反応効率を考慮すると原
料の1〜lO倍(重量)の範囲が好ましく、とくに2〜
5倍(重量)の範囲が好ましい。
前記溶媒量が原料の1倍未満になると目的物の収率低下
の傾向が生じ、10倍をこえると容積効率の低下が著し
くなり経済的に好ましくない。
本発明に用いる触媒としては公知の水素化触媒があげら
れ、たとえばラネーニッケル、ラネーコバルトなどのラ
ネー系触媒、Pi−CSPd−C。
Rh−C,Ru−Cなどの貴金属系触媒があげられる。
とくに収率の面、操作性からラネーニッケルが有効であ
る。触媒の使用量は、原料化合物である2−シアノピラ
ジン類に対し2〜5Qffi量%(以下、%という)の
範囲が好ましい。反応圧としては常圧以上であればよく
、通常5〜50kg / 011が適当である。
本発明は原料化合物である2−シアノピラジン類を供給
しながら反応せしめる。すなわち、2−シアノピラジン
類を逐次反応系に供給するがその供給時間としては1〜
lO時間で連続的に行なう方法が触媒の活性低下および
好ましくない副反応を抑制できるので好ましく、とくに
3〜6時間が好ましい。
2−シアノピラジン類の連続供給法としては、単位時間
あたり一定量を供給してもよく、また供給量を反応速度
に応じて適宜調整しながら供給してもよい。
前記方法によりえられた2−アミノメチルピラジン類お
よび2−アミノメチルピペラジン類は、−数的な単離、
精製法、たとえば反応液から濾過により触媒を除去後、
蒸留することにより容易に高純度の目的物をうろことが
できる。
本発明によると2−シアノピラジン類を出発原料として
2−アミノメチルピラジン類および2−アミノメチルビ
ペラジン類が極めて容易に、また高収率でえられる。
つぎに本発明の方法を実施例にもとづき説明するが、本
発明はそれらに限定されるものではない。
実施例1 容量11の電磁攪拌式オートクレーブにジオキサン30
0 gおよびラネーニッケル30gを仕込み、さらに水
素を導入して30kg/c−にした後昇温を行なった。
反応器内温か125℃に達した後さらに水素を導入して
内圧を40kg/cシにした。
つぎに・・・2−シアノピラジン150 g−を5時間
かけて高圧定量ポンプにてオートクレーブ内に供給した
。反応の進行とともに水素が消費されるので逐次水素を
追加し圧力を一定に保った。2−シアノピラジンの供給
を止めると同時に水素の消費も止まり反応は終了した。
反応液を冷却濾過して触媒を濾別し、濾液を蒸留して2
−アミノメチルピラジン118.Og (収率75.7
%)をえた。副生成物の2−アミノメチルビペラジンは
6.8g(収率4.1%)であった。未反応の2−シア
ノピラジンはなかった。
実施例2 容214?の電磁攪拌式オートクレーブにジオキサン4
00g、ラネーニッケル40gおよびアンモニア26g
を仕込み、さらに水素を導入して20kg/ cdにし
た後昇温を行なった。反応器内温が130℃に達した後
さらに水素を導入して内圧を40kg/cdにした。つ
ぎに2−シアノピラジン200gを5時間かけて高圧定
量ポンプにてオートクレーブ内に供給した。反応の進行
とともに水素がIrI費されるので逐次水素を追加し圧
力を一定に保った。2−シアノピラジンの供給を止める
と同時に水素の消費も止まり反応は終了した。反応液を
冷却濾過して触媒を濾別し、濾液を蒸留して2−アミノ
メチルピラジン173.2g (収率83,4%)をえ
た。副生成物の2−アミノメチルビペラジンは8.8 
g (収率3.1%)であった。未反応の2−シアノピ
ラジンはなかった。
実施例3 容量1gの電磁攪拌式オートクレーブにジオキサン50
0gおよびラネーニッケル20gを仕込み、さらに水素
を導入して30kg/cシにした後昇温を行なった。反
応器内温が140℃に達した後さらに水素を導入して内
圧を40kg/cdにした。
つぎに2−シアノピラジン100Eを3時間かけて高圧
定量ポンプにてオートクレーブ内に供給した。反応の進
行とともに水素が消費されるので逐次水素を追加し圧力
を一定に保った。2〜シアノピラジンの供給を止めると
同時に水素の消費も止まり反応は終了した。反応液を冷
却濾過して触媒を濾別し、濾液を蒸留して2−アミノメ
チルピラジン67.8g (収率65,1%)をえた。
副生成物の2−アミノメチルビペラジンは24.5g 
(収率22゜4%)であった。未反応の2−シアノピラ
ジンはなかった。
実施例4 容ff1lNの電磁攪拌式オートクレーブにジオキサン
450gおよびラネーニッケル40gを仕込み、さらに
水素を導入して30)tg/cJにした後昇温を行な7
た。反応器内温が150°Cに達した後さらに水素を導
入して内圧を40kg/cdにした。
つぎに2−シアノピラジン15[1gを5時間かけて高
圧定量ポンプにてオートクレーブ内に供給した。反応の
進行とともに水素が消費されるので逐次水素を追加し圧
力を一定に保った。2−シアノピラジンの供給を止める
と同時に水素の消費も止まり反応は終了した。反応液を
冷却濾過して触媒を濾別し、a液を蒸留して2−アミノ
メチルビペラジン132.5g (収率80.6%)を
えたく融点48〜49°C)。副生成物の2−アミノメ
チルピラジンは1.Og  (収率0.6%)であった
。未反応の2−シアノピラジンは全くなかった。
実施例5 容rii I Dの電磁攪拌式オートクレーブにジオキ
サン450gおよびラネーニッケル40gを仕込み、さ
らに水素を導入して20kg/cJにした後昇温を行な
った。反応器内温が1.80°Cに達した後さらに水素
を導入して内圧を40kg/c−にした。
つぎに2−シアノピラジン150gを5時間かけて高圧
定量ポンプにてオートクレーブ内に供給した。反応の進
行とともに水素が消費されるので逐次水素を追加し圧力
を一定に保った。2−シアノピラジンの供給を止めると
同時に水素の消費も止まり反応は終了した。反応液を冷
却濾過して触媒を濾別し、濾液を蒸留して2−アミノメ
チルピペラジン129.1g (収率78.6%)をえ
た。副生成物の2−アミノメチルピラジンは1.Q g
 (収率0.6%)であった。未反応の2−シアノピラ
ジンは全くなかった。
実施例6 容量1gの電磁攪拌式オートクレーブにジオキサン50
0gおよびラネーコバルト40gを仕込み、さらに水素
を導入して30kg/c−にした後昇温を行なった。反
応器内温が150℃に達した後さらに水素を導入して内
圧を40kg/c−にした。
つぎに2−シアノピラジン100 、を5時間かけて高
圧定量ポンプにてオートクレーブ内に供給した。反応の
進行とともに水素が消費されるので逐次水素を追加し圧
力を一定に保った。2−シアノピラジンの供給を止める
と同時に水素の消費も止まり反応は終了した。反応液を
冷却濾過して触媒を濾別し、濾液を蒸留して2−アミノ
メチルビペラジン57.7r (収率52.796)を
えた。副生成物の2−アミノメチルピラジンは8.8 
g (収率8.5%)であった。未反応の2−シアノピ
ラジンは全くなかった。
実施例7 容量1gの電磁攪拌式オートクレーブにジオキサン40
0g、ラネーニッケル40gおよびアンモニア28gを
仕込み、さらに水素を導入して20kg / c−にし
た後昇温を行なった。反応器内温が130℃に達した後
さらに水素を導入して内圧を40kg/cjにした。つ
ぎに5−メチル−2−シアノピラジン200 gを5時
間かけて高圧定量ポンプにてオートクレーブ内に供給し
た。反応の進行とともに水素が消費されるので逐次水素
を追加し圧力を一定に保った。5−メチル−2−シアノ
ピラジンの供給を止めると同時に水素の消費も止まり反
応は終了した。反応液を冷却濾過して触媒を濾別し、濾
液を蒸留して5−メチル−2−アミノメチルピラジン1
65.4g(収率80.0%)をえた。
副生成物の5−メチル−2−アミノメチルビペラジンは
8.1g (収率3.0%)であった。未反応の5−メ
チル−2−シアノピラジンはなかった。
実施例8 容ti I Mの電磁攪拌式オートクレーブにジオキサ
ン450gおよびラネーニッケル40gを仕込み、さら
に水素を導入して30kg/c−にした後昇温を行なっ
た。反応器内温が150 ’Cに達した後さらに水素を
導入して内圧を40kg/c−にした。
つぎに5−メチル−2−シアノピラジン150 gを5
時間かけて高圧定量ポンプにてオートクレーブ内に供給
した。反応の進行とともに水素が消費されるので逐次水
素を追加し圧力を一定に保った。5−メチル−2−シア
ノピラジンの供給を止めると同時に水素の消費も止まり
反応は終了した。
反応液を冷却濾過して触媒を濾別し、濾液を蒸留して5
−メチル−2−アミノメチルピペラジン12B、8 g
 (収率78%)をえた。副生成物の5−メチル−2−
アミノメチルピラジンは1.0 g (収率0.6%)
であった。未反応の5−メチル−2−シアノピラジンは
全くなかった。
比較例 容量1gの電磁攪拌式オートクレーブに2−シアノピラ
ジン100g、溶媒ジオキサン500「およびラネーニ
ッケル20gを入れ、それに水素を導入して圧力40k
g/cdにした後昇温を行なった。
120℃まで温度を上げたが水素吸収はほとんど見られ
なかった。反応液を冷却濾過して触媒を濾別し、濾液を
蒸留したが目的物はなく、原料化合物である2−シアノ
ビ92280g回収され残りはピッチ状物質であった。
[発明の効果] 本発明の2−アミノメチルピラジン類および/または2
−アミノメチルピペラジン類の製造法は従来にない技術
であり、従来技術のように煩雑な過程を経る4となく一
段で目的とする2−アミノメチルピラジン類および2−
アミノメチルビペラジン類を合成できる。このように本
発明の方法は、2−アミノメチルピラジン類および2−
アミノ メチルビペラ ジン類の工業的な製造法である。
特 許 出 願 人 広栄化学工業株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 2−シアノピラジン類を水素化触媒の存在下、接触
    還元反応せしめて2−アミノメチルピラジン類および/
    または2−アミノメチルピペラジン類を製造するにあた
    り、溶媒の存在下反応系内に2−シアノピラジン類を供
    給しながら反応せしめることを特徴とする2−アミノメ
    チルピラジン類および/または2−アミノメチルピペラ
    ジン類の製造法。 2 2−アミノメチルピラジン類を製造するにあたり、
    反応温度が100〜142℃である請求項1記載の方法
    。 3 2−アミノメチルピペラジン類を製造するにあたり
    、反応温度が148〜200℃である請求項1記載の方
    法。 4 2−アミノメチルピラジン類を製造するにあたり、
    反応系内にアンモニアを共存させて、反応せしめること
    を特徴とする請求項1記載の方法。
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