JPH0315875Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0315875Y2 JPH0315875Y2 JP1986121283U JP12128386U JPH0315875Y2 JP H0315875 Y2 JPH0315875 Y2 JP H0315875Y2 JP 1986121283 U JP1986121283 U JP 1986121283U JP 12128386 U JP12128386 U JP 12128386U JP H0315875 Y2 JPH0315875 Y2 JP H0315875Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- outer member
- pulley
- inner member
- pulley groove
- rubber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Pulleys (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案はプーリーカツプリングに関し、特に
外側部材と内側部材との相対回転角度が比較的小
さいプーリーカツプリングに関するものである。
外側部材と内側部材との相対回転角度が比較的小
さいプーリーカツプリングに関するものである。
一般にプーリーカツプリングは、プーリー溝を
有する外側部材と、この外側部材の半径方向内方
に配置される内側部材とを具えている。
有する外側部材と、この外側部材の半径方向内方
に配置される内側部材とを具えている。
そして、従来のこの種のプーリーカツプリング
にあつては、外側部材と内側部材との間にボール
ベアリングを設け、このボールベアリングのはた
らきにより外側部材と内側部材とが相対回転可能
に構成されている。
にあつては、外側部材と内側部材との間にボール
ベアリングを設け、このボールベアリングのはた
らきにより外側部材と内側部材とが相対回転可能
に構成されている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このような従来のものにあつて
は、ボールベアリングを使用しているため外側部
材と内側部材との相対回転角度を大きく設定する
ことができる反面、外側部材と内側部材との間に
ボールベアリングを設置するための大きな空間が
必要不可欠であり、そのため外側部材と内側部材
との間に充分な空間を設けることができず全体が
大型となるという問題点を有していた。また、外
側部材の外面に形成したプーリー溝にベルトを位
置させた際、プーリー溝に対応する外側部材と内
側部材との間にゴム状弾性体が位置しているので
軸受を支点として外側部材に振れるような力が作
用するので、これによつて軸受に捩る力が作用
し、全体の耐久性が悪くなるという問題点も有し
ていた。
は、ボールベアリングを使用しているため外側部
材と内側部材との相対回転角度を大きく設定する
ことができる反面、外側部材と内側部材との間に
ボールベアリングを設置するための大きな空間が
必要不可欠であり、そのため外側部材と内側部材
との間に充分な空間を設けることができず全体が
大型となるという問題点を有していた。また、外
側部材の外面に形成したプーリー溝にベルトを位
置させた際、プーリー溝に対応する外側部材と内
側部材との間にゴム状弾性体が位置しているので
軸受を支点として外側部材に振れるような力が作
用するので、これによつて軸受に捩る力が作用
し、全体の耐久性が悪くなるという問題点も有し
ていた。
この考案は前記のような従来のもののもつ問題
点を解決して、外側部材と内側部材との間に大き
な空間が必要でなく、さらに全体の耐久性を高め
ることのできるプーリーカツプリングを提供する
ことを目的とするものである。
点を解決して、外側部材と内側部材との間に大き
な空間が必要でなく、さらに全体の耐久性を高め
ることのできるプーリーカツプリングを提供する
ことを目的とするものである。
この考案は前記のような目的を達成するため、
プーリー溝を有する外側部材と、この外側部材の
半径方向内方に配置される内側部材とを具えたプ
ーリーカツプリングにおいて、前記外側部材と前
記内側部材との間のうちの前記プーリー溝に対応
する位置に、低摩擦部材からなる滑り軸受を、ま
た、前記外側部材と前記内側部材との間のうちの
前記プーリー溝に対応しない位置にゴム状弾性体
をそれぞれ配設したことを特徴とするプーリーカ
ツプリングを構成したものである。
プーリー溝を有する外側部材と、この外側部材の
半径方向内方に配置される内側部材とを具えたプ
ーリーカツプリングにおいて、前記外側部材と前
記内側部材との間のうちの前記プーリー溝に対応
する位置に、低摩擦部材からなる滑り軸受を、ま
た、前記外側部材と前記内側部材との間のうちの
前記プーリー溝に対応しない位置にゴム状弾性体
をそれぞれ配設したことを特徴とするプーリーカ
ツプリングを構成したものである。
この考案は前記の手段を採用したことにより、
外側部材と内側部材との間にボールベアリングを
設置した場合に比べてわずかな空間があれば足り
ることになつて全体を小型とすることができる。
さらに、プーリー溝に対応した位置に軸受を設け
たので軸受に捩るような力が作用することがな
く、したがつて全体の耐久性が向上する。
外側部材と内側部材との間にボールベアリングを
設置した場合に比べてわずかな空間があれば足り
ることになつて全体を小型とすることができる。
さらに、プーリー溝に対応した位置に軸受を設け
たので軸受に捩るような力が作用することがな
く、したがつて全体の耐久性が向上する。
以下、図面に示すこの考案の実施例について説
明する。
明する。
第1図にはこの考案によるプーリーカツプリン
グの一実施例が示されており、このプーリーカツ
プリングは、プーリー溝1を有する外側部材2
と、外側部材2の半径方向内方に配置される内側
部材3とを具え、軸線方向に関してプーリー溝1
に対応した位置において外側部材2と内側部材3
との間に4フツ化エチレン樹脂板等の低摩擦材か
らなる滑り軸受4が設けられている。
グの一実施例が示されており、このプーリーカツ
プリングは、プーリー溝1を有する外側部材2
と、外側部材2の半径方向内方に配置される内側
部材3とを具え、軸線方向に関してプーリー溝1
に対応した位置において外側部材2と内側部材3
との間に4フツ化エチレン樹脂板等の低摩擦材か
らなる滑り軸受4が設けられている。
また、軸線方向に関してプーリー溝1からずれ
た位置において外側部材2と内側部材3との間
に、ゴム状弾性体5がスリーブ6,7を介して外
側部材2および内側部材3にそれぞれ取付けられ
ている。
た位置において外側部材2と内側部材3との間
に、ゴム状弾性体5がスリーブ6,7を介して外
側部材2および内側部材3にそれぞれ取付けられ
ている。
次に前記のものの作用について説明する。
まず、内側部材3を、たとえば、図示しない適
宜の回転軸に取付ける一方、外側部材2のプーリ
ー溝1に前記回転軸の負荷となるべき適宜の部材
との間に張設された図示しないベルトを掛ける。
宜の回転軸に取付ける一方、外側部材2のプーリ
ー溝1に前記回転軸の負荷となるべき適宜の部材
との間に張設された図示しないベルトを掛ける。
このようにセツトされた状態で前記回転軸を、
たとえば、静止状態から所定の初速度で起動させ
ると、内側部材3は前記回転軸と一体となつて瞬
時に回転を開始するが、外側部材2はベルトによ
つて負荷部材と連結されているため瞬時に回転を
開始することができず、そのため外側部材2は、
内側部材3の回転の立上がり時に内側部材3に対
して相対的に回転することとなる。
たとえば、静止状態から所定の初速度で起動させ
ると、内側部材3は前記回転軸と一体となつて瞬
時に回転を開始するが、外側部材2はベルトによ
つて負荷部材と連結されているため瞬時に回転を
開始することができず、そのため外側部材2は、
内側部材3の回転の立上がり時に内側部材3に対
して相対的に回転することとなる。
しかも、この相対回転角度が大きくなるほどゴ
ム状弾性体5の変形が大きくなつてその弾性復元
力も大きくなり、このゴム状弾性体5の所定レベ
ルに達した弾性復元力によつて負荷部材を起動さ
せるのに要するトルクが外側部材2に伝達される
こととなり、その結果外側部材2は内側部材3の
回転立上がりに遅れて回転を開始してベルトを介
して負荷部材を起動させることとなる。また、外
側部材2のプーリー溝1に対応する位置に滑り軸
受4が設けられているので耐久性が向上する。
ム状弾性体5の変形が大きくなつてその弾性復元
力も大きくなり、このゴム状弾性体5の所定レベ
ルに達した弾性復元力によつて負荷部材を起動さ
せるのに要するトルクが外側部材2に伝達される
こととなり、その結果外側部材2は内側部材3の
回転立上がりに遅れて回転を開始してベルトを介
して負荷部材を起動させることとなる。また、外
側部材2のプーリー溝1に対応する位置に滑り軸
受4が設けられているので耐久性が向上する。
すなわち、従来のプーリーカツプリングにあつ
ては、プーリー溝に対応する位置にゴム状弾性体
が設けられ、プーリー溝に対応しない位置にボー
ルベアリングが設けられているので、特に、内側
部材の起動時にゴム状弾性体が変形した際にはボ
ールベアリングを支点として外側部材が振れるよ
うに、すなわち、内側部材に対して外側部材のゴ
ム状弾性体側がボールベアリングを支点として振
れるようになり、このことが内側部材に回転変動
が生じた度に繰り返すことになる。
ては、プーリー溝に対応する位置にゴム状弾性体
が設けられ、プーリー溝に対応しない位置にボー
ルベアリングが設けられているので、特に、内側
部材の起動時にゴム状弾性体が変形した際にはボ
ールベアリングを支点として外側部材が振れるよ
うに、すなわち、内側部材に対して外側部材のゴ
ム状弾性体側がボールベアリングを支点として振
れるようになり、このことが内側部材に回転変動
が生じた度に繰り返すことになる。
特に、ベルトを介して駆動される負荷部材の負
荷が大きいほど顕著である。
荷が大きいほど顕著である。
これに対し、この考案によるものにあつては、
外側部材2のプーリー溝1に対応する位置に滑り
軸受4が設けられているのでベルトを介して駆動
される負荷部材が高負荷であつても外側部材2が
滑り軸受4を支点として振れる恐れがなく耐久性
が向上する。
外側部材2のプーリー溝1に対応する位置に滑り
軸受4が設けられているのでベルトを介して駆動
される負荷部材が高負荷であつても外側部材2が
滑り軸受4を支点として振れる恐れがなく耐久性
が向上する。
すなわち、このプーリーカツプリングは、トル
ク変動吸収ダンパとして作動することとなる。
ク変動吸収ダンパとして作動することとなる。
第2,3図にはこの考案によるプーリーカツプ
リングの他の実施例が示されており、このプーリ
ーカツプリングは、軸線方向に関して滑り軸受4
およびゴム状弾性体5のいずれもずれた位置にお
いて、外側部材2に半径方向内向きの突起8が円
周方向に複数個形成され、かつ、内側部材3に前
記突起8と係合する凹所9が円周方向に複数個形
成されたものであつて、その他の第1図のプーリ
ーカツプリングと同様のものであるので、第1図
のものと同様の部分に同一の符号を付けて示して
ある。
リングの他の実施例が示されており、このプーリ
ーカツプリングは、軸線方向に関して滑り軸受4
およびゴム状弾性体5のいずれもずれた位置にお
いて、外側部材2に半径方向内向きの突起8が円
周方向に複数個形成され、かつ、内側部材3に前
記突起8と係合する凹所9が円周方向に複数個形
成されたものであつて、その他の第1図のプーリ
ーカツプリングと同様のものであるので、第1図
のものと同様の部分に同一の符号を付けて示して
ある。
次に前記のものの作用について説明する。
このプーリーカツプリング5は第1図のプーリ
ーカツプリングとほぼ同様に作用するが、異なる
点は、外側部材2と内側部材3との相対回転角度
の限界が突起8と凹所9との円周方向のギヤツプ
量によつて制限されるため、この限界を越えるこ
とによつて生じるゴム状弾性体5の破壊を未然に
防止することができる点と、この限界内でもゴム
状弾性体5が万一破壊した場合に、外側部材2が
内側部材3に対して第2図中左方へ飛び出すこと
を防止することができる点とが挙げられる。
ーカツプリングとほぼ同様に作用するが、異なる
点は、外側部材2と内側部材3との相対回転角度
の限界が突起8と凹所9との円周方向のギヤツプ
量によつて制限されるため、この限界を越えるこ
とによつて生じるゴム状弾性体5の破壊を未然に
防止することができる点と、この限界内でもゴム
状弾性体5が万一破壊した場合に、外側部材2が
内側部材3に対して第2図中左方へ飛び出すこと
を防止することができる点とが挙げられる。
なお、前記実施例においては内側部材3を駆動
側、外側部材2を従動側として説明したが、これ
とは反対に外側部材2を駆動側、内側部材3を従
動側としてもよいことは勿論である。
側、外側部材2を従動側として説明したが、これ
とは反対に外側部材2を駆動側、内側部材3を従
動側としてもよいことは勿論である。
この考案は上記のように構成したことにより、
外側部材と内側部材との間に従来のもののもよう
にボールベアリングを設置するための大きな空間
が不要であり、そのため外側部材と内側部材との
間にわずかな空間を設けることができさえすれば
プーリーカツプリングを構成することができるか
ら、全体を小型とすることができて寸法的に制約
のある各種の用途に容易に適用することができ
る。
外側部材と内側部材との間に従来のもののもよう
にボールベアリングを設置するための大きな空間
が不要であり、そのため外側部材と内側部材との
間にわずかな空間を設けることができさえすれば
プーリーカツプリングを構成することができるか
ら、全体を小型とすることができて寸法的に制約
のある各種の用途に容易に適用することができ
る。
しかも、ベルトを介して駆動される負荷部材が
高負荷であつても外側部材が滑り軸受を支点とし
て振れることがないので耐久性が向上するという
すぐれた効果を有するものである。
高負荷であつても外側部材が滑り軸受を支点とし
て振れることがないので耐久性が向上するという
すぐれた効果を有するものである。
第1図はこの考案によるプーリーカツプリング
の一実施例を示す要部の断面図、第2図はこの考
案によるプーリーカツプリングの他の実施例を示
す要部の断面図、第3図は第2図のものの右側面
図である。 1……プーリー溝、2……外側部材、3……内
側部材、4……滑り軸受、5……ゴム状弾性体、
6,7……スリーブ、8……突起、9……凹所。
の一実施例を示す要部の断面図、第2図はこの考
案によるプーリーカツプリングの他の実施例を示
す要部の断面図、第3図は第2図のものの右側面
図である。 1……プーリー溝、2……外側部材、3……内
側部材、4……滑り軸受、5……ゴム状弾性体、
6,7……スリーブ、8……突起、9……凹所。
Claims (1)
- プーリー溝1を有する外側部材2と、この外側
部材2の半径方向内方に配置される内側部材3と
を具えたプーリーカツプリングにおいて、前記外
側部材2と前記内側部材3との間のうちの前記プ
ーリー溝1に対応する位置に、低摩擦部材からな
る滑り軸受4を、また、前記外側部材2と前記内
側部材3との間のうちの前記プーリー溝1に対応
しない位置にゴム状弾性体5をそれぞれ配設した
ことを特徴とするプーリーカツプリング。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986121283U JPH0315875Y2 (ja) | 1986-08-07 | 1986-08-07 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986121283U JPH0315875Y2 (ja) | 1986-08-07 | 1986-08-07 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6327760U JPS6327760U (ja) | 1988-02-23 |
| JPH0315875Y2 true JPH0315875Y2 (ja) | 1991-04-05 |
Family
ID=31010408
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986121283U Expired JPH0315875Y2 (ja) | 1986-08-07 | 1986-08-07 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0315875Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7390872B2 (ja) * | 2019-11-20 | 2023-12-04 | Nok株式会社 | ダイナミックダンパおよびその製造方法 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60123444U (ja) * | 1984-01-27 | 1985-08-20 | エヌ・オ−・ケ−・メグラステイツク株式会社 | ト−シヨナルダンパ |
| JPS60138027U (ja) * | 1984-02-24 | 1985-09-12 | 三菱自動車工業株式会社 | クラツチデイスク |
-
1986
- 1986-08-07 JP JP1986121283U patent/JPH0315875Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6327760U (ja) | 1988-02-23 |
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