JPH0316112Y2 - - Google Patents

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JPH0316112Y2
JPH0316112Y2 JP13616484U JP13616484U JPH0316112Y2 JP H0316112 Y2 JPH0316112 Y2 JP H0316112Y2 JP 13616484 U JP13616484 U JP 13616484U JP 13616484 U JP13616484 U JP 13616484U JP H0316112 Y2 JPH0316112 Y2 JP H0316112Y2
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はテープ駆動装置に関する。特に、キヤ
プスタン・ダイレクトドライブモータの駆動力を
他の駆動にも利用するように構成したテープ駆動
装置に関する。
〔従来技術〕
従来、ビデオテープレコーダでは低速再生モー
ド、即ち、正方向、逆方向のビジユアル・サーチ
モードやコマ送りモード等の低速送り時キヤプス
タン・ダイレクトドライブモータをパルス的に駆
動してテープを一定ピツチで送る方法がとられて
いる。キヤプスタンモータの回転は弾性ベルトに
より例えばリール系を駆動しているが、キヤプス
タンモータ自身の回転ロストルクとリール系のキ
ヤプスタンモータに対する負荷トルクを比較する
とキヤプスタンモータ自身の方が一般に小さい。
従つて、キヤプスタンモータによるリール系の回
転駆動時、弾性ベルトの一方はゆるみ側となり、
他方ははり側となつているが、この為低速間欠送
りキヤプスタンモータが一定の角度回転してスト
ツプしたとき弾性ベルトのはり側によつてキヤプ
スタンモータが逆方向に回される張力を受け、若
干逆転されてしまう。この為磁気ヘツドに対する
テープの位置が正規の位置よりキヤプスタンモー
タが逆方向に回された分だけズレる為画面上にノ
イズが発生し低速再生モードの画質が低下する。
このキヤプスタンモータの低速送り時キヤプス
タン軸の逆戻りを防止する為第5図のようにキヤ
プスタンモータのロータ12にブレーキ部材とし
て特硬フエルト24を当てて常時負荷をかける
か、第6図のように自己保持型ソレノイド25を
介してブレーキパツド26をロータ12に押し当
ててブレーキを作動させる方法が取られている。
しかし、第5図に示すブレーキ機構では受時ブ
レーキがキヤプスタンモータのロータに作用して
いる為他のモード時無駄な電流消費がある。又キ
ヤプスタンモータは早送り時高速回転する為フエ
ルトの信頼性に問題がある。
又第6図に示すブレーキ機構については必要モ
ードでブレーキを作動させることができるので、
消費電流、フエルトの信頼性は改善されるがこの
ブレーキ機構専用のソレノイドの部品及び組み立
て等コストアツプとなる欠点がある。
〔考案の目的〕
本考案は、上記従来例に対して、ブレーキ部材
を常時ロータに当接させておく必要がなく、また
専用のソレノイドを使用しなくても、キヤプスタ
ン軸にブレーキをかけることができるようにする
ことを目的とするものである。
〔考案の構成〕
本考案は、キヤプスタン軸を回転駆動するキヤ
プスタンモータの回転力をベルトを介してリール
台駆動手段に連結し、該モータの駆動力によりリ
ール台を回転駆動するようになしたテープ駆動装
置において、上記リール台の回転にブレーキを作
用させる電磁ブレーキ手段を設け、該電磁ブレー
キ手段への通電によつてリール台を一体回転する
回転体に圧接する可動部材を上記回転体の回転方
向に一定量回動可能となし、上記可動部材にブレ
ーキ部材を上記キヤプスタンモータのロータに当
接可能に係合させたことにある。
〔実施例〕
以下、図示の実施例で本考案を説明する。第1
図でビデオテープレコーダに用いるテープ駆動装
置はシヤーシ1の下側にキヤプスタン軸10とプ
ーリ11と該キヤプスタン軸10とプーリ11と
を回転させるためのキヤプスタンモータのロータ
12とが一体に固定されたキヤプスタン・ダイレ
クトドライブモータが固定され、上記キヤプスタ
ン軸10には図示されないピンチローラが圧接可
能に設けられている。シヤーシ1の上側の一側に
第2図、第3図に詳細構成を示す電磁ブレーキ手
段が内蔵された巻取リール台2が、他側に第2図
の電磁ブレーキ手段の一部構成が異なるブレーキ
手段が内蔵された供給リール台13が夫々取り付
けられ、また巻取リール台2と供給リール台13
間にリール台駆動手段となるリール台駆動用回転
体14とアイドラ15が配置されている。このリ
ール台駆動手段にはアイドラ15をリール台2側
とリール台13側に移動させるためのフリクシヨ
ン機構が公知のように設けられている。回転体1
4と上記プーリ11との間にはベルト16が懸架
され、アイドラ15は巻取リール台2と供給リー
ル台13の外周に夫々切り換え当接されてキヤプ
スタンモータの回転がリール台に伝達される。
上記巻取リール台2側の下側にはブレーキ部材
3が設けられてブレーキ部材3の先端に固定され
た摩擦材17がロータ12に当接されるように構
成されている。
巻取リール台2に内蔵された電磁ブレーキ手段
は第2図、第3図のように固定側磁性板4の中心
に固定鉄心部4aが形成され、その周囲に絶縁板
5と励磁コイル18と可動部材を構成するガイド
カラー6が嵌合されてケース7で覆われてケース
7が固定側磁性板4にカシメ固定され、励磁コイ
ル18とガイドカラー6がケース7で上方に抜け
止めされている。ケース7の上面にはフエルトな
どの環状摩擦材19が貼着固定されてその上面に
リール台と一体回転する合成樹脂製の回転体8が
載せられ、その上方に下面にフエルトなどの環状
摩擦材20が貼着固定されて圧接部が一体構成さ
れた可動部材を構成する可動側磁性板9が載せら
れている。この可動側磁性板9はコイルスプリン
グ21で上方に離間付勢され、可動側磁性板9の
中心に可動鉄心部9aが形成されてその下端が固
定鉄心部4aに臨まされ、可動側磁性板9はガイ
ドカラー6で抜け止めされて全体がユニツト化さ
れると共にシヤーシ1に固定されたリール軸22
に嵌挿されている。
固定側磁性板4はシヤーシ1にビス23で固定
されており、リール軸22にリール台2及び13
が嵌合され、リール台2と回転体8は、回転体8
の突起がリール台2の凹部に係合して一体回転す
るように連結されている。シヤーシ1の下側のリ
ール軸22にはキヤプスタンモータのロータ12
にブレーキをかけるための上記ブレーキ部材3が
回動自在に嵌合され、リール台2側の上記ガイド
カラー6の下端とブレーキ部材3とは突起片6g
と孔3bで係合されている。
上記各部品の形状を詳細に述べると、 ブレーキ部材3にはリール軸22が嵌合される
孔3aと他の孔3bが穿設され、旧位復帰バネ3
cが一体的に形成されてバネ3c先端はシヤーシ
1のバネ係止部1aに係止されている。
固定側磁性板4には周囲に固定部4bが突出さ
れると共に切欠部4cと切欠部4dが形成されて
いる。また、固定鉄心部4aの近傍にはガイドカ
ラー6の突起片6gを嵌入させ、該突起片6gの
動きを許容する孔4eが、この孔位置のシヤーシ
1には孔4eと同様の大きさの孔1bが夫々穿設
されている。
上記絶縁板5の外周には突出部5aが形成され
ると共に突出部5aに切込み5bが形成されて励
磁コイル18の引出線が挾み込まれる。
上記ガイドカラー6は円筒部6aと上側の周囲
に突出板6bと、突出部6b上に上方に向けて低
い突起6cとそれより高い突起6dと、上端に爪
部6eを有するU字状突出部6fと円筒部6aの
下端に上記孔4eと孔3bに嵌め込まれる突起片
6gとが一体に形成されている。
上記ケース7は有底筒状に形成されて開口側に
固定側磁性板4の切欠部4cに嵌合されてカシメ
固定される突起7aと、絶縁板5の突出部5aが
嵌合される切欠部7bが形成され、有底部7cの
中心に透孔7dとその周囲にガイドカラー6の突
起6cがスキ間を持つて嵌合される切欠部7e
と、突起6dとU字状突出部6fがスキ間を持つ
て嵌合される切欠部7fが形成されている。
上記回転体8の周囲には突起8aが突出されて
リール台2と連結されるようになつており、また
回転体8の上下面には摩擦材19,20に当接す
る細かい凹凸面が形成されている。
上記可動側磁性板9には可動鉄心部9aの外側
に透孔9bが穿設されてガイドカラー6の突出部
6fが嵌挿された後、爪部6eで抜け止めと回り
止めされてガイドカラー6と一体で可動部材が構
成されている。
上記固定側磁性板4の固定鉄心部4aと可動側
磁性板9の可動鉄心部9aは夫々シボリ加工によ
つて形成されている。
上記リール台2は有底筒状に形成されて中心の
上下に筒部2a,2bが形成され、外側筒部2c
の内側に回転体8の突起8aが嵌挿される切欠部
2dが形成されている。
上記供給リール台13の電磁ブレーキ手段は巻
取リール台2の電磁ブレーキ手段と対比すると、
ガイドカラー6の下端に突起片6gがなく、突起
6c,6dと切欠部7e,7fはスキ間を持たず
に嵌合されている点が異なるのみであり、他の構
成は同一であるので詳細説明は省略する。
更に上記摩擦材17を有するブレーキ部材3は
ロータ12に対しロータ12が第1図で時計方向
に回転された時ロータ12に対して逃げ方向に、
またロータ12が反時計方向に回転された時には
摩擦材17がロータ12にくい込む方向となるよ
うに配設されている。
上記のように構成されたテープ駆動装置の動作
について以下に説明する。
テープの更生状態においては、キヤプスタンモ
ータが第1図において時計方向に定速回転するこ
とにより、キヤプスタン軸10が回転し、定速で
テープ送りを行なう。キヤプスタンモータの回転
力はプーリ11及びベルト16を介して回転体1
4を時計方向に回転させ、この回転体14の回転
力によりアイドラ15は右方に移動してリール台
2と回転体14のプーリとに圧接し、リール台2
を時計方向に回転駆動してテープを巻取る。この
時、供給リール台13に内蔵された電磁ブレーキ
手段のコイル18には通電が行なわれ、可動側磁
性板9を引きつけ、摩擦材20を回転体8に圧接
させることにより、リール台13にブレーキ力を
付加し、テープにバツクテンシヨンがかけられ
る。また早送りモード時はテープに弱いテンシヨ
ンを与える為の弱いブレーキトルクをリール台1
3の電磁ブレーキ手段側にのみ発生させ、巻戻し
モード時はリール台2の反時計方向の回転に対し
リール台2の電磁ブレーキ手段側にのみ弱いテン
シヨンを与える為の弱いブレーキトルクを発生さ
せるようになつている。
更に各モードからストツプ状態になる時テープ
にたるみが出来ないようにテープの供給側となる
リール台には強いブレーキトルクを、巻取側とな
るリール台には中程度のブレーキトルクがかかる
ようにそれぞれ電磁ブレーキ手段のコイルに通電
を行なう。
次にビデオテープレコーダとしてスロー再生な
ど低速再生モードでテープが供給リール台13側
から巻取リール台2に間欠的に送られる場合につ
いて説明する。この場合には巻取リール台2のコ
イル18に通電する。コイル18に通電される
と、固定鉄心部4aが励磁されて可動鉄心部9a
がスプリング21に抗して吸引され、可動側磁性
板9の下降で環状摩擦材20で回転体8を下側の
環状摩擦材19に押し付けてリール台2の回転に
制動を掛けようとする。
ところが、第2図、第3図の巻取リール台2は
可動側磁性板9を保持するガイドカラー6の突起
6c,6fと切欠部7e,7dとの間にスキ間が
設けられているから、リール台2、即ち、回転体
8により逆に可動側磁性板9が、そのスキ間分回
転体8と共に回転され、従つて、ガイドカラー6
即ち突起片6gは回転体8によりリール台2の回
転方向に上記スキ間の範囲内で動かされる。
従つて、第1図においてリール軸22に回動自
在に保持されたブレーキ部材3はリール台2の回
転方向に応じて即ち時計方向に回動して摩擦材1
7がキヤプスタンモータのロータ12に接触す
る。しかしこの場合、間欠回転するキヤプスタン
モータ、即ちロータ12の回転方向は時計方向だ
から摩擦材17に対してロータ12の回転は逃げ
方向であり、大きなブレーキ力は働かない。次に
キヤプスタンモータが低速再生モードのためスト
ツプすると、ブレーキをかけることになり、キヤ
プスタンモータのロータ12はベルト16に発生
するゆるみと張りによりベルト16の張り側を戻
す張力を受ける。このためキヤプスタンモータの
逆方向、即ち反時計方向の回転力を受けるが、ロ
ータ12に接していた摩擦材17はロータ12に
よりくい込み方向の力を受けてロータ12と圧接
し、ロータ12の逆方向回転に対し制動力を与
え、ヘツドに対するテープの位置がズレる為に起
こる画面上のノイズが解消されて低速再生モード
の画質が改善される。
更にソレノイドなどのブレーキ駆動源が不要で
構成が簡単になり、コストダウンすることがで
き、電磁ブレーキ手段の機能アツプが出来ると共
に高速送り時からストツプ時リール台だけでなく
ロータにブレーキが掛かり、従来のキヤプスタン
モータに掛ける逆電圧や回路シヨートによるブレ
ーキ機能と合わせて短時間にロータを停止するこ
とが出来る。
第4図はブレーキ部材3の変形例で、ブレーキ
部材3の先端は二叉状に形成されて先端に固定さ
れた摩擦材17,17がロータ12に当接自在に
臨まれている。
このようにブレーキ部材3を構成するとロータ
12の時計方向・反時計方向の回転に対し制動を
掛けることが出来る。
上記第2図、第3図の説明では固定鉄心部4a
は固定側磁性板4と一体に設けたが、別個に設
け、固定側磁性板4はシヤーシ1で兼用してもよ
い。
更にガイドカラー6は励磁コイル18を保持し
なくともよく、可動側磁性板9により動かされ、
ブレーキ部材3を動かすようになつていればよ
い。
〔考案の効果〕
本考案は上述のように構成されたから、リール
台の回転にブレーキを作用させる電磁ブレーキ手
段の励磁コイルに通電して制動を掛けると、リー
ル台と一体回転する回転体に圧接する可動部材を
回転体の回転方向に一定量回動させ、上記可動部
材によりブレーキ部材をキヤプスタンモータのロ
ータに当接させ、ベルトの張り側を戻す張力によ
るロータの逆方向の回転にブレーキ部材の摩擦材
がくい込んで制動力を加えるので、簡単な構成で
ヘツドに対するテープの位置がズレる為に起こる
画面上のノイズが解消されて低速再生モードの画
質が著しく改善される等実用上優れた効果を奏す
るテープ駆動装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例が示され、第1図はビ
デオテープレコーダのテープ駆動装置の配置を示
す平面図、第2図は巻取リール台が破截された内
側の要部断面側面図、第3図は同要部分解斜視
図、第4図はブレーキ部材の変形例要部平面図、
第5図、第6図は従来のテープ駆動装置に組み込
まれたブレーキ機構の平面図である。 2……リール台、3……ブレーキ部材、4,
7,18……電磁ブレーキ手段、6,9……可動
部材、8……回転体、10……キヤプスタン軸、
12……ロータ、14,15……リール台駆動用
回転体、16……ベルト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. キヤプスタン軸を回転駆動するキヤプスタンモ
    ータの回転力をベルトを介してリール台駆動手段
    に連結し、該モータの駆動力によりリール台を回
    転駆動するようになしたテープ駆動装置におい
    て、上記リール台の回転にブレーキ力を作用させ
    る電磁ブレーキ手段を設け、該電磁ブレーキ手段
    への通電によつてリール台と一体回転する回転体
    に圧接する可動部材を上記回転体の回転方向に一
    定量回動可能となし、上記可動部材にブレーキ部
    材を上記キヤプスタンモータのロータに当接可能
    に係合させたことを特徴とするテープ駆動装置。
JP13616484U 1984-09-10 1984-09-10 Expired JPH0316112Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13616484U JPH0316112Y2 (ja) 1984-09-10 1984-09-10

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13616484U JPH0316112Y2 (ja) 1984-09-10 1984-09-10

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6152334U JPS6152334U (ja) 1986-04-08
JPH0316112Y2 true JPH0316112Y2 (ja) 1991-04-08

Family

ID=30694633

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13616484U Expired JPH0316112Y2 (ja) 1984-09-10 1984-09-10

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JPS6152334U (ja) 1986-04-08

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