JPH031619B2 - - Google Patents
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- JPH031619B2 JPH031619B2 JP23296483A JP23296483A JPH031619B2 JP H031619 B2 JPH031619 B2 JP H031619B2 JP 23296483 A JP23296483 A JP 23296483A JP 23296483 A JP23296483 A JP 23296483A JP H031619 B2 JPH031619 B2 JP H031619B2
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- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N21/00—Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
- G01N21/84—Systems specially adapted for particular applications
- G01N21/88—Investigating the presence of flaws or contamination
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- General Health & Medical Sciences (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Immunology (AREA)
- Pathology (AREA)
- Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は被探傷材の表面欠陥の検出方法、とく
に連続鋳造工程において、赤熱鉄鋼スラブの表面
疵を非接触で検出する方法に関する。
に連続鋳造工程において、赤熱鉄鋼スラブの表面
疵を非接触で検出する方法に関する。
従来例の構成とその問題点
赤熱物の表面疵検出は、接触式、非接触式の2
つの方式が提案されている。しかし、接触式は対
象物体が高温であるため、接触部の耐熱性が要求
されたり、対象物体の平面性が問題となり、十分
な検出精度が期待できない。そこで、一般に赤熱
物体の表面疵の検出は、非接触で検出する方法が
とられている。
つの方式が提案されている。しかし、接触式は対
象物体が高温であるため、接触部の耐熱性が要求
されたり、対象物体の平面性が問題となり、十分
な検出精度が期待できない。そこで、一般に赤熱
物体の表面疵の検出は、非接触で検出する方法が
とられている。
非接触で表面疵を検出する方法は、一般に光学
的方法がとられ、従来、次の2つの方法が提案さ
れている。
的方法がとられ、従来、次の2つの方法が提案さ
れている。
1つは、赤熱物体に対して可視あるいは紫外域
の光を照射して、これにより生ずる赤熱物体表面
の陰影像を撮像し、この映像信号から疵検出を行
なうものである。
の光を照射して、これにより生ずる赤熱物体表面
の陰影像を撮像し、この映像信号から疵検出を行
なうものである。
もう1つは、赤熱物体の自発光によつて検出す
る方法である。これは、赤熱物体の表面と疵によ
つて露出した赤熱物体の内部の温度差を利用して
赤外域で撮像し、この映像信号から疵検出を行な
う方法である。
る方法である。これは、赤熱物体の表面と疵によ
つて露出した赤熱物体の内部の温度差を利用して
赤外域で撮像し、この映像信号から疵検出を行な
う方法である。
しかし、前記2つの方法では、前者は、疵以外
の凹凸が赤熱物体表面上にあれば、これも疵と見
なすといつた誤まつた判断をおこしうること、ま
た、後者は赤熱物体の表面状態によつて表面温度
の不均一性が生じるため、本方法のみではSN比
が十分とれないといつた欠点がある。
の凹凸が赤熱物体表面上にあれば、これも疵と見
なすといつた誤まつた判断をおこしうること、ま
た、後者は赤熱物体の表面状態によつて表面温度
の不均一性が生じるため、本方法のみではSN比
が十分とれないといつた欠点がある。
また、前記2つの方法を1光学系で構成し、疵
の種類に応じて、おのおの別々の系統で疵を検出
する方法が特開昭49−131192号で提案されてい
る。しかし、この方法では、前に述べた2つの光
学的検出方法の欠点を含んだままであり、本質的
な改善とはならない。たとえば、赤熱物体表面に
疵でない凹凸があるとき、可視あるいは紫外域の
光の照射によつて、この凹凸の陰影が生じ、この
方法ではこれを疵と判別する。また自発光による
映像信号のSN比の改善もされていない。
の種類に応じて、おのおの別々の系統で疵を検出
する方法が特開昭49−131192号で提案されてい
る。しかし、この方法では、前に述べた2つの光
学的検出方法の欠点を含んだままであり、本質的
な改善とはならない。たとえば、赤熱物体表面に
疵でない凹凸があるとき、可視あるいは紫外域の
光の照射によつて、この凹凸の陰影が生じ、この
方法ではこれを疵と判別する。また自発光による
映像信号のSN比の改善もされていない。
また、特開昭和52−139482号および特開昭和55
−160837号においても、前記2つの検出方法のそ
れぞれから疵の2値化信号を得、これらの信号の
論理積をとつているため前記2つの方法の欠点を
含んだままであり、本質的な改善となつていな
い。
−160837号においても、前記2つの検出方法のそ
れぞれから疵の2値化信号を得、これらの信号の
論理積をとつているため前記2つの方法の欠点を
含んだままであり、本質的な改善となつていな
い。
発明の目的
本発明は、先に述べた光学的検出方法の問題点
を解決することを目的とし、光学的検出手段であ
つて、しかも高精度で疵の検出を可能とする赤熱
物体の表面疵検出装置を提供するものである。
を解決することを目的とし、光学的検出手段であ
つて、しかも高精度で疵の検出を可能とする赤熱
物体の表面疵検出装置を提供するものである。
発明の構成
本発明による装置は、赤熱物体の表面の像を1
つの結像光学系によつて投影し、この投影像を2
光路に分離して、一方の通過波長域を近赤外域と
し、他方の通過波長域を上記近赤外域よりも短波
長域とし、双方の投影面に位置する撮像素子の光
電信号のうち、一方を他方で除算する信号処理部
をもつた、赤熱物体の表面疵検出装置である。さ
らに本装置は上記の通過波長域のひとつである近
赤外域に分光放射をもつ照明装置をもつ。
つの結像光学系によつて投影し、この投影像を2
光路に分離して、一方の通過波長域を近赤外域と
し、他方の通過波長域を上記近赤外域よりも短波
長域とし、双方の投影面に位置する撮像素子の光
電信号のうち、一方を他方で除算する信号処理部
をもつた、赤熱物体の表面疵検出装置である。さ
らに本装置は上記の通過波長域のひとつである近
赤外域に分光放射をもつ照明装置をもつ。
上記構成により、照明によつて赤熱物体の疵の
陰影像を検出するのに近赤外域の長波長側を用
い、赤熱物体の自発光による検出はSN比のよい
可視域の短波長側で行なう。
陰影像を検出するのに近赤外域の長波長側を用
い、赤熱物体の自発光による検出はSN比のよい
可視域の短波長側で行なう。
また、このようにして得られた双方の光電出力
のうち、一方を他方で除算した商について2値化
処理を行なうことにより、それぞれ単独で2値化
した場合に比べて、柔軟性のある疵判別を実現す
ることができる。
のうち、一方を他方で除算した商について2値化
処理を行なうことにより、それぞれ単独で2値化
した場合に比べて、柔軟性のある疵判別を実現す
ることができる。
実施例の説明
第1図は本発明の表面疵検出装置の一例を示す
もので、鉄鋼プラント、とくに連続鋳造設備にお
ける熱間鋼片(スラブ)の表面疵検出装置として
用いられるものである。この場合、スラブの表面
温度は約800〜900℃、内部温度は1300℃である。
この装置は第1図に示すように、赤熱物体、すな
わち熱間スラブ1を照明する近赤外域に主な分光
放射をもつ照明装置2と、この照明装置により照
明されたスラブ表面を撮像する撮像装置3と、こ
の撮像装置からの信号を処理する信号処理部10
とから構成される。
もので、鉄鋼プラント、とくに連続鋳造設備にお
ける熱間鋼片(スラブ)の表面疵検出装置として
用いられるものである。この場合、スラブの表面
温度は約800〜900℃、内部温度は1300℃である。
この装置は第1図に示すように、赤熱物体、すな
わち熱間スラブ1を照明する近赤外域に主な分光
放射をもつ照明装置2と、この照明装置により照
明されたスラブ表面を撮像する撮像装置3と、こ
の撮像装置からの信号を処理する信号処理部10
とから構成される。
この照明装置2は、たとえば、白熱電球など赤
外域にも分光放射を有する光源とシヤープカツト
フイルタの組み合せ等によつて構成される。
外域にも分光放射を有する光源とシヤープカツト
フイルタの組み合せ等によつて構成される。
撮像装置3において、4は熱間スラブ1の表面
を投影するための投影光学系である。5は像界側
にもうけたハーフミラーで、これにより光路を2
つに分割し、結像面を2つ形成する。7および9
は上記2つの結像面に配置した撮像素子である。
撮像素子9の光路には、近赤外域に感度を有する
ようにシヤープカツトフイルタ8を配置し、撮像
素子7の光路には、可視域の短波長側に主に感度
を有するように、赤外カツトフイルタ6を配置す
る。
を投影するための投影光学系である。5は像界側
にもうけたハーフミラーで、これにより光路を2
つに分割し、結像面を2つ形成する。7および9
は上記2つの結像面に配置した撮像素子である。
撮像素子9の光路には、近赤外域に感度を有する
ようにシヤープカツトフイルタ8を配置し、撮像
素子7の光路には、可視域の短波長側に主に感度
を有するように、赤外カツトフイルタ6を配置す
る。
第2図は信号処理部10のブロツクダイヤグラ
ムを示すもので、7,9は撮像素子、33,34
は撮像素子の光電信号の利得ならびに線形特性を
調整するための利得調整回路、35は利得調整回
路33,34からの光電出力の一方を他方で除算
し、その商を算出するための除算回路、37は除
算回路の出力を基準電圧発生部36と比較して、
2値化するための2値化回路、38は2値化回路
37による疵判別信号を表わす。
ムを示すもので、7,9は撮像素子、33,34
は撮像素子の光電信号の利得ならびに線形特性を
調整するための利得調整回路、35は利得調整回
路33,34からの光電出力の一方を他方で除算
し、その商を算出するための除算回路、37は除
算回路の出力を基準電圧発生部36と比較して、
2値化するための2値化回路、38は2値化回路
37による疵判別信号を表わす。
以上のように構成された本実施例の疵検出装置
において、以下その動作を説明する。
において、以下その動作を説明する。
撮像素子9は、照明装置2からの照明光により
生じた熱間スラブ1の陰影像を撮像する。すなわ
ち熱間スラブ1の表面の凹部が影となり、撮像素
子の1ライン走査分に相当する光電信号は第3図
bの17に示すような形態をとる。また撮像素子
7は熱間スラブ1の自発光パターンを撮像する。
すなわち、第3図において熱間スラブ1の表面に
疵11があると、スラブ内部14の高温部が露出
するのでcに示すような疵信号22を得ることが
できる。
生じた熱間スラブ1の陰影像を撮像する。すなわ
ち熱間スラブ1の表面の凹部が影となり、撮像素
子の1ライン走査分に相当する光電信号は第3図
bの17に示すような形態をとる。また撮像素子
7は熱間スラブ1の自発光パターンを撮像する。
すなわち、第3図において熱間スラブ1の表面に
疵11があると、スラブ内部14の高温部が露出
するのでcに示すような疵信号22を得ることが
できる。
一般に、すべての物体はその自身の温度と放射
率で定まる熱エネルギーを放射しているといえ
る。この放射エネルギー量、黒体(放射率が1)
の場合、次式で表われる。
率で定まる熱エネルギーを放射しているといえ
る。この放射エネルギー量、黒体(放射率が1)
の場合、次式で表われる。
Meλ=C1λ1λ5/(expλT/C2−1)〔WCm-2μ-1〕
…(1)
ただし、Meλはスペクトル放射発散度、Tは
完全放射体の絶体温度、λは波長、C1、C2は定
数で表わすことができる。
完全放射体の絶体温度、λは波長、C1、C2は定
数で表わすことができる。
第3図において熱間スラブの内部14の温度が
1300℃、スラブ表面13の温度が850℃として、
(1)式を図示すると、第4図に示すような分光放射
分布が得られる。
1300℃、スラブ表面13の温度が850℃として、
(1)式を図示すると、第4図に示すような分光放射
分布が得られる。
第1図において、撮像素子にシリコンを材料と
した固体撮像素子を用いると、この素子の感度波
長域は、0.4μm〜1.2μmである。このため、赤外
カツトフイルタ6の特性も考慮に入れた撮像素子
7の感度波長域は0.4μm〜0.7μmとなる。すなわ
ち、第4図からもわかるように、スラブ疵の自発
光放射のうち、短波長側の、たとえば0.7μm以下
の可視域の放射を利用することにより、近赤外域
に比べて十分なSN比をもつ光電信号を得ること
ができる。
した固体撮像素子を用いると、この素子の感度波
長域は、0.4μm〜1.2μmである。このため、赤外
カツトフイルタ6の特性も考慮に入れた撮像素子
7の感度波長域は0.4μm〜0.7μmとなる。すなわ
ち、第4図からもわかるように、スラブ疵の自発
光放射のうち、短波長側の、たとえば0.7μm以下
の可視域の放射を利用することにより、近赤外域
に比べて十分なSN比をもつ光電信号を得ること
ができる。
また、シヤープカツトフイルタ8(たとえば、
0.73μm以上の光を通過させるR−73フイルタ)
の特性を考慮した固体撮像素子9の感度波長域
は、0.73μm〜1.2μmである。一方、照明装置の
シヤープカツトフイルタに上記のR−73フイルタ
を用いることにより、照明光の波長帯により陰影
像が、そのまま撮像素子9でとらえられることに
なる。この場合、0.73μm〜1.2μmの自発光放射
も同時に検出することになるので、照明光による
光放射の出力を十分大きくとり、自発光放射との
レベル比を10:1〜20:1程度にとることにより
自発光放射の影響を除くことができる。
0.73μm以上の光を通過させるR−73フイルタ)
の特性を考慮した固体撮像素子9の感度波長域
は、0.73μm〜1.2μmである。一方、照明装置の
シヤープカツトフイルタに上記のR−73フイルタ
を用いることにより、照明光の波長帯により陰影
像が、そのまま撮像素子9でとらえられることに
なる。この場合、0.73μm〜1.2μmの自発光放射
も同時に検出することになるので、照明光による
光放射の出力を十分大きくとり、自発光放射との
レベル比を10:1〜20:1程度にとることにより
自発光放射の影響を除くことができる。
また、照明装置はハロゲン電球などの白熱電球
を使用することにより、検出器の走査周波数に無
関係に安定した照明光が得られ、かつ近赤外域に
効率のよい照明光が得られる。また、放電灯のよ
うな発光管内部の輝点移動に判なう照明光の変動
がない。
を使用することにより、検出器の走査周波数に無
関係に安定した照明光が得られ、かつ近赤外域に
効率のよい照明光が得られる。また、放電灯のよ
うな発光管内部の輝点移動に判なう照明光の変動
がない。
以上の実施例に示すように、スラブ疵の自発光
成分の検出を0.4μm〜0.7μmで行ない、照明装置
によるスラブ疵の陰影像を検出するのに0.7μm〜
1.2μmの波長域を使用することにより、両波長域
ともにSN比の良い疵信号を得ることができる。
成分の検出を0.4μm〜0.7μmで行ない、照明装置
によるスラブ疵の陰影像を検出するのに0.7μm〜
1.2μmの波長域を使用することにより、両波長域
ともにSN比の良い疵信号を得ることができる。
なお、照明装置2および撮像装置3に使用して
いるシヤープカツトフイルタの波長設定は0.73μ
mを中心に短波長側および長波長側に移動するこ
とができ、とくに短波長域の光量を補う場合に
は、0.73μmよりも長波長側のシヤープカツトフ
イルタを使用することにより、両光電信号のバラ
ンスをとることができる。
いるシヤープカツトフイルタの波長設定は0.73μ
mを中心に短波長側および長波長側に移動するこ
とができ、とくに短波長域の光量を補う場合に
は、0.73μmよりも長波長側のシヤープカツトフ
イルタを使用することにより、両光電信号のバラ
ンスをとることができる。
また、ハーフミラー5の代りに、赤反射ダイク
ロイツクミラーを使用することにより、両受光器
への光入射のクロストークを低減し、SN比の良
い疵信号を得ることができる。
ロイツクミラーを使用することにより、両受光器
への光入射のクロストークを低減し、SN比の良
い疵信号を得ることができる。
次に、第3図にもとづき、信号処理部の動作を
説明する。第3a図のような断面の熱間スラブ1
を撮像したときの光電信号は、前述のごとく第3
図b,cに示す信号となる。陰影像を撮像する撮
像素子9の光電信号15には、熱間スラブ1の上
の疵11による疵信号17のほかに、熱間スラブ
表面の凹部によつて生ずる信号16や、熱間スラ
ブ表面上の高反射体および低反射体によつて生ず
る信号18,19が存在する。また、自発光パタ
ーンを撮像する撮像素子7の光電信号21には、
熱間スラブ1の上の疵11による疵信号22のほ
かに、スラブ表面の不規則な温度分布によつて生
ずる信号23が存在する。
説明する。第3a図のような断面の熱間スラブ1
を撮像したときの光電信号は、前述のごとく第3
図b,cに示す信号となる。陰影像を撮像する撮
像素子9の光電信号15には、熱間スラブ1の上
の疵11による疵信号17のほかに、熱間スラブ
表面の凹部によつて生ずる信号16や、熱間スラ
ブ表面上の高反射体および低反射体によつて生ず
る信号18,19が存在する。また、自発光パタ
ーンを撮像する撮像素子7の光電信号21には、
熱間スラブ1の上の疵11による疵信号22のほ
かに、スラブ表面の不規則な温度分布によつて生
ずる信号23が存在する。
上記2つの信号をそれぞれ個別に2値化すれ
ば、光電信号15では、16,17,19が、ま
た、光電信号21では22,23がそれぞれ疵信
号としてとらえられ、これらの2系統信号の論理
和はいうに及ばず、論理積をとつても、疵以外の
信号たとえば19と23によつて生ずる為信号
は、容易に疵判定をうける。
ば、光電信号15では、16,17,19が、ま
た、光電信号21では22,23がそれぞれ疵信
号としてとらえられ、これらの2系統信号の論理
和はいうに及ばず、論理積をとつても、疵以外の
信号たとえば19と23によつて生ずる為信号
は、容易に疵判定をうける。
本信号処理では、第2図に示すごとく、撮像素
子7および9で得られた光電信号について、疵の
ない部分の平均信号電圧を基準として、利得調整
回路33および34においてレベル調整を行な
う。この利得調整回路33および34の信号は除
算回路35において一方の信号を他方で除算す
る。
子7および9で得られた光電信号について、疵の
ない部分の平均信号電圧を基準として、利得調整
回路33および34においてレベル調整を行な
う。この利得調整回路33および34の信号は除
算回路35において一方の信号を他方で除算す
る。
第3図のdに示す信号出力25は、光電信号2
1を光電信号15で除算した結果を示すもので、
割れ疵信号27は2つの光電信号から強調される
が、他の光電信号波形16,18,19,23は
すべて相殺される。
1を光電信号15で除算した結果を示すもので、
割れ疵信号27は2つの光電信号から強調される
が、他の光電信号波形16,18,19,23は
すべて相殺される。
上記判定方法の原理を第5図をもとに説明す
る。第5図aは従来例に示した疵判別方法を図示
したもので、陰影光がQより減小するか、自発光
がPより大きくなると、疵と判定される。すなわ
ち、Iの領域以外の、、の領域で疵と判定
することを示している。
る。第5図aは従来例に示した疵判別方法を図示
したもので、陰影光がQより減小するか、自発光
がPより大きくなると、疵と判定される。すなわ
ち、Iの領域以外の、、の領域で疵と判定
することを示している。
これに対し、第5図bではP′Q′で結ぶ曲線より
上の部分、すなわちIの領域では疵と判定され
ず、このP′Q′より下の領域、すなわち自発光に
よる光電出力を陰影光のそれで割るための除算回
路の出力が一定値以上となる場合に疵と判定する
ことを示している。
上の部分、すなわちIの領域では疵と判定され
ず、このP′Q′より下の領域、すなわち自発光に
よる光電出力を陰影光のそれで割るための除算回
路の出力が一定値以上となる場合に疵と判定する
ことを示している。
第5図のaとbを比較した場合、本発明はIの
領域中の39,40の領域が疵なしと判定され、
41の領域が逆に疵と判定されていることを示
す。第4図の測定例を第5図にあてはめると、陰
影光の光電信号のうち16と19が領域39に属
し、自発光の光電信号のうち23が領域40に属
することがわかり、本発明による疵判定方法が、
従来例に比べて柔軟な判定ができることを示して
いる。すなわち、自発光および陰影光の光電信号
の利得は利得調整回路33,34によつて変える
ことができるため、実測データに応じて、一定限
度内で任意の線形特性をもつ判定曲線P′Q′が設定
でき、疵判別に際して柔軟なアルゴリズム形成が
できる。
領域中の39,40の領域が疵なしと判定され、
41の領域が逆に疵と判定されていることを示
す。第4図の測定例を第5図にあてはめると、陰
影光の光電信号のうち16と19が領域39に属
し、自発光の光電信号のうち23が領域40に属
することがわかり、本発明による疵判定方法が、
従来例に比べて柔軟な判定ができることを示して
いる。すなわち、自発光および陰影光の光電信号
の利得は利得調整回路33,34によつて変える
ことができるため、実測データに応じて、一定限
度内で任意の線形特性をもつ判定曲線P′Q′が設定
でき、疵判別に際して柔軟なアルゴリズム形成が
できる。
なお、上記の実施例では、両光電信号の除算回
路の出力に対して、1つのスレツシヨールドで2
値化しているが、2値化回路37の代りに多値化
回路方式を配置して、疵の種類に応じて領域の
部分を分割してもよい。また、投影光学系の汚れ
などによる光電出力の低下によつて、第5図bの
判定レベルが変化するのを防ぐため、利得調整回
路33,34の出力信号を適宜記憶し、この情報
をもとに基準電圧発生部36の基準電圧を自動的
にシフトする機能をもうけることにより、長期間
にわたつて安定な判定動作を維持できる。
路の出力に対して、1つのスレツシヨールドで2
値化しているが、2値化回路37の代りに多値化
回路方式を配置して、疵の種類に応じて領域の
部分を分割してもよい。また、投影光学系の汚れ
などによる光電出力の低下によつて、第5図bの
判定レベルが変化するのを防ぐため、利得調整回
路33,34の出力信号を適宜記憶し、この情報
をもとに基準電圧発生部36の基準電圧を自動的
にシフトする機能をもうけることにより、長期間
にわたつて安定な判定動作を維持できる。
発明の効果
本発明による赤熱物体の表面疵検出装置は、可
視放射の短波長域で赤熱物体の自発光を検出し、
近赤外域で疵による陰影光をとらえ、これらの2
つの光電信号を、それぞれの利得調整回路を通し
て除算回路に入力し、この除算回路の出力を2値
化することにより、実測の疵判定データに応じた
疵判定基準が設定でき、これにより正確かつ柔軟
性のある疵判定方法を提供することができ、その
実用的価値は極めて大きいものといえる。
視放射の短波長域で赤熱物体の自発光を検出し、
近赤外域で疵による陰影光をとらえ、これらの2
つの光電信号を、それぞれの利得調整回路を通し
て除算回路に入力し、この除算回路の出力を2値
化することにより、実測の疵判定データに応じた
疵判定基準が設定でき、これにより正確かつ柔軟
性のある疵判定方法を提供することができ、その
実用的価値は極めて大きいものといえる。
第1図は、本発明による構成のうち、照明装
置、撮像装置および信号処理部の原理図を表わし
たものである。第2図は信号処理部のブロツクダ
イヤグラム、第3図aは熱間スラブ表面の形状、
第3図b〜dは前記aに対応して得られる光電信
号、第3図eは疵検出信号、第4図は(1)式にもと
づいて計算した、スラブ表面の分光放射分布、第
5図aは疵信号検出原理の従来例、第5図bは本
発明による疵検出原理図を、それぞれ表わす。 1……熱間スラブ、2……照明装置、3……撮
像装置、4……投影光学系、5……ハーフミラ
ー、7……撮像素子、8……シヤープカツトフイ
ルタ、9……撮像素子、10……信号処理部。
置、撮像装置および信号処理部の原理図を表わし
たものである。第2図は信号処理部のブロツクダ
イヤグラム、第3図aは熱間スラブ表面の形状、
第3図b〜dは前記aに対応して得られる光電信
号、第3図eは疵検出信号、第4図は(1)式にもと
づいて計算した、スラブ表面の分光放射分布、第
5図aは疵信号検出原理の従来例、第5図bは本
発明による疵検出原理図を、それぞれ表わす。 1……熱間スラブ、2……照明装置、3……撮
像装置、4……投影光学系、5……ハーフミラ
ー、7……撮像素子、8……シヤープカツトフイ
ルタ、9……撮像素子、10……信号処理部。
Claims (1)
- 1 白熱電球と前記白熱電球の出力光から近赤外
域の光を選択する手段を有する照明装置と、この
照明装置によつて選択された光を照明された赤熱
物体を投影するための結像光学系と、この結像光
学系から2系統の結像面を得るための光学素子
と、2系統に分割した光路上のそれぞれに別々に
設けた近赤外域の放射を通過させるフイルタおよ
び前記近赤外域より短波長側の可視放射を通過さ
せるフイルタと、前記2系統の結像面にそれぞれ
位置する撮像素子と、この撮像素子からの光電信
号のうち一方を他方で除算する手段と、前記除算
手段の出力を2値化するための信号処理部とから
なる赤熱物体の表面疵検出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58232964A JPS60125546A (ja) | 1983-12-09 | 1983-12-09 | 赤熱物体の表面疵検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58232964A JPS60125546A (ja) | 1983-12-09 | 1983-12-09 | 赤熱物体の表面疵検出装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60125546A JPS60125546A (ja) | 1985-07-04 |
| JPH031619B2 true JPH031619B2 (ja) | 1991-01-11 |
Family
ID=16947628
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58232964A Granted JPS60125546A (ja) | 1983-12-09 | 1983-12-09 | 赤熱物体の表面疵検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60125546A (ja) |
-
1983
- 1983-12-09 JP JP58232964A patent/JPS60125546A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60125546A (ja) | 1985-07-04 |
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