JPH0316217Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0316217Y2 JPH0316217Y2 JP1985096970U JP9697085U JPH0316217Y2 JP H0316217 Y2 JPH0316217 Y2 JP H0316217Y2 JP 1985096970 U JP1985096970 U JP 1985096970U JP 9697085 U JP9697085 U JP 9697085U JP H0316217 Y2 JPH0316217 Y2 JP H0316217Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lead
- anode plate
- separator
- acid battery
- lattice
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- Y02E60/126—
Landscapes
- Cell Electrode Carriers And Collectors (AREA)
- Cell Separators (AREA)
- Battery Electrode And Active Subsutance (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は鉛蓄電池の改良に関するものである。
従来の技術
従来エキスパンド格子を用いた鉛蓄電池は、陽
極のエキスパンド格子上棧部にカツテイングを施
さず、陽陰極板間に配置されるセパレータは平状
あるいは袋状のものが用いられている。
極のエキスパンド格子上棧部にカツテイングを施
さず、陽陰極板間に配置されるセパレータは平状
あるいは袋状のものが用いられている。
考案が解決しようとする課題
アンチモンを含有しない鉛合金より成る陽極格
子を用いている鉛蓄電池において、陽極板に粒界
腐食により所謂伸びを生じる。この伸びによつて
陽極板は、極板面方向に肥大化するのであるが、
エキスパンド格子において、格子の網目状の部分
は上棧部よりも断面積が非常に小さい為、粒界腐
食による伸びが早期に起こり、伸び率も上棧部に
比べて大きい。この為格子の網目部分ののびベク
トルが網目部分の棧と平行な方向であつても、左
右方向のベクトル成分は上棧部の強度が大きい
為、打消され、上下方向のベクトル成分により極
板が肥大化する。ところが下方向は電槽により限
界が存在し、上方向も電極耳部がストラツプによ
り固定されている為に伸びの応力を逃げ易い方向
は、耳のない側の上方向となる。即ち、第2図に
示す様に、従来の陽極板7は粒界腐食による伸び
によつて、上方向に伸び、その陽極板7の伸部9
がセパレータ3′の上部において陰極板耳8と接
触することにより内部短絡を生じ、電池短寿命の
原因となる。
子を用いている鉛蓄電池において、陽極板に粒界
腐食により所謂伸びを生じる。この伸びによつて
陽極板は、極板面方向に肥大化するのであるが、
エキスパンド格子において、格子の網目状の部分
は上棧部よりも断面積が非常に小さい為、粒界腐
食による伸びが早期に起こり、伸び率も上棧部に
比べて大きい。この為格子の網目部分ののびベク
トルが網目部分の棧と平行な方向であつても、左
右方向のベクトル成分は上棧部の強度が大きい
為、打消され、上下方向のベクトル成分により極
板が肥大化する。ところが下方向は電槽により限
界が存在し、上方向も電極耳部がストラツプによ
り固定されている為に伸びの応力を逃げ易い方向
は、耳のない側の上方向となる。即ち、第2図に
示す様に、従来の陽極板7は粒界腐食による伸び
によつて、上方向に伸び、その陽極板7の伸部9
がセパレータ3′の上部において陰極板耳8と接
触することにより内部短絡を生じ、電池短寿命の
原因となる。
本考案は、上記の欠点を除去することを目的と
するものである。
するものである。
課題を解決するための手段
本考案は、陽極板と、セパレータとを有する鉛
蓄電池であつて、 陽極板は、エキスパンド格子を有し、セパレー
タで包被されたものであり、 エキスパンド格子は、アンチモンを含有しない
鉛合金からなり、上棧部の上下にカツテイングが
形成された構成からなり、 更にセパレータは、V字状である場合、陽極板
の上部において、上辺部が溶着された構成とな
る。
蓄電池であつて、 陽極板は、エキスパンド格子を有し、セパレー
タで包被されたものであり、 エキスパンド格子は、アンチモンを含有しない
鉛合金からなり、上棧部の上下にカツテイングが
形成された構成からなり、 更にセパレータは、V字状である場合、陽極板
の上部において、上辺部が溶着された構成とな
る。
作 用
これにより、上記陽極板の伸びによる応力を横
方向へ逃がし、陽極板の伸びと陰極板との接触に
よる内部短絡を防ぐことにより電池寿命の短縮を
解消ることができる。
方向へ逃がし、陽極板の伸びと陰極板との接触に
よる内部短絡を防ぐことにより電池寿命の短縮を
解消ることができる。
実施例
本考案の一実施例を図面によつて説明する。
第1図は本考案の一実施例を示す。第1図イに
示す様に、アンチモンを含有しない鉛合金からな
るエキスパンド格子4の上棧部5に対して垂直方
向に複数本のカツテイング6を施した陽極板1を
第1図ロに示すように、V字状のセパレータ3に
包んでその上辺部を溶着2することにより、第1
図ハに示すように、粒界腐食による伸びの応力を
上棧部5のカツテイング6が広がることにより横
方向に向けられ、陽極板1の伸部が陰極板に接触
することにより内部短絡は発生せず電池寿命性能
の改善が得られる。
示す様に、アンチモンを含有しない鉛合金からな
るエキスパンド格子4の上棧部5に対して垂直方
向に複数本のカツテイング6を施した陽極板1を
第1図ロに示すように、V字状のセパレータ3に
包んでその上辺部を溶着2することにより、第1
図ハに示すように、粒界腐食による伸びの応力を
上棧部5のカツテイング6が広がることにより横
方向に向けられ、陽極板1の伸部が陰極板に接触
することにより内部短絡は発生せず電池寿命性能
の改善が得られる。
次に本考案による鉛蓄電池Aと従来の鉛蓄電池
B(何れもNS40ZA形)との寿命性能を40℃の
SAE規格による寿命試験について比較した結果
を第3図に示す。第3図からも明らかな様に、従
来の鉛蓄電池Bが短絡により充放電回数5000回前
後で寿命に達するのに対し、本考案による鉛蓄電
池Aは6000回前後と優れている。
B(何れもNS40ZA形)との寿命性能を40℃の
SAE規格による寿命試験について比較した結果
を第3図に示す。第3図からも明らかな様に、従
来の鉛蓄電池Bが短絡により充放電回数5000回前
後で寿命に達するのに対し、本考案による鉛蓄電
池Aは6000回前後と優れている。
なお本考案による鉛蓄電池に用いるエキスパン
ド格子は、実施例に示すものに限定されるもので
はない。
ド格子は、実施例に示すものに限定されるもので
はない。
考案の効果
上述の様に本考案によれば、アンチモンを含有
しない鉛合金のエキスパンド格子を備えた陽極板
を用いる鉛蓄電池において、陽極板の粒界腐食に
よる伸びによる陰極板との短絡が防止でき、優れ
た電池寿命が得られると共に、セパレータをV字
状のものを使つた場合、陽極板の上部において、
上辺部を溶着するだけで、陽極板の簡単に包被す
ることができる等実用的価値きわめて大なるもの
である。
しない鉛合金のエキスパンド格子を備えた陽極板
を用いる鉛蓄電池において、陽極板の粒界腐食に
よる伸びによる陰極板との短絡が防止でき、優れ
た電池寿命が得られると共に、セパレータをV字
状のものを使つた場合、陽極板の上部において、
上辺部を溶着するだけで、陽極板の簡単に包被す
ることができる等実用的価値きわめて大なるもの
である。
第1図は本考案の一実施例を示すもので、イは
陽極のエキスパンド格子の正面図、ロ,ハはV字
状のセパレータで包んだ陽極板で、ロは粒界腐食
前の状態正面図、ハは粒界腐食により伸びを生じ
た状態の正面図、第2図は従来の鉛蓄電池の極板
群の正面図、第3図は本考案による鉛蓄電池と従
来の鉛蓄電池との寿命性能比較特性曲線図であ
る。 1……陽極板、2は溶着部、3はセパレータ
(V字状)、4は陽極のエキスパンド格子、5は上
棧部、6はカツテイング。
陽極のエキスパンド格子の正面図、ロ,ハはV字
状のセパレータで包んだ陽極板で、ロは粒界腐食
前の状態正面図、ハは粒界腐食により伸びを生じ
た状態の正面図、第2図は従来の鉛蓄電池の極板
群の正面図、第3図は本考案による鉛蓄電池と従
来の鉛蓄電池との寿命性能比較特性曲線図であ
る。 1……陽極板、2は溶着部、3はセパレータ
(V字状)、4は陽極のエキスパンド格子、5は上
棧部、6はカツテイング。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 陽極板1と、セパレータ3とを有する鉛蓄電
池であつて、 前記陽極板1は、エキスパンド格子4を有
し、前記セパレータ3で包被されたものであ
り、 前記エキスパンド格子4は、アンチモンを含
有しない鉛合金からなり、上棧部5の上下にカ
ツテイング6が形成されたものである、 鉛蓄電池。 (2) セパレータ3は、V字状であり、陽極板1の
上部において、上辺部が溶着2されたものであ
る、 請求項第1項に記載の鉛蓄電池。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985096970U JPH0316217Y2 (ja) | 1985-06-26 | 1985-06-26 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985096970U JPH0316217Y2 (ja) | 1985-06-26 | 1985-06-26 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS625567U JPS625567U (ja) | 1987-01-13 |
| JPH0316217Y2 true JPH0316217Y2 (ja) | 1991-04-08 |
Family
ID=30963373
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985096970U Expired JPH0316217Y2 (ja) | 1985-06-26 | 1985-06-26 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0316217Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-06-26 JP JP1985096970U patent/JPH0316217Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS625567U (ja) | 1987-01-13 |
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