JPH0316267B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0316267B2 JPH0316267B2 JP57211076A JP21107682A JPH0316267B2 JP H0316267 B2 JPH0316267 B2 JP H0316267B2 JP 57211076 A JP57211076 A JP 57211076A JP 21107682 A JP21107682 A JP 21107682A JP H0316267 B2 JPH0316267 B2 JP H0316267B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- base paper
- core
- core base
- adhesive
- roll
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Machines For Manufacturing Corrugated Board In Mechanical Paper-Making Processes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は複合中芯を有する段ボールの製造方法
に関するものである。
に関するものである。
第1図及び第2図に示すものは、本発明方法に
より製造される両面段ボール及び複両面段ボール
の断面図を示すものである。このような構造を持
つ段ボールは既に知られているところで例えば、
米国特許第3293107号明細書や米国特許第1119146
号明細書に記載されている。
より製造される両面段ボール及び複両面段ボール
の断面図を示すものである。このような構造を持
つ段ボールは既に知られているところで例えば、
米国特許第3293107号明細書や米国特許第1119146
号明細書に記載されている。
ところがこのような複合中芯段ボールを製造す
る場合は、複合中芯の数と同数のミルロールスタ
ンドを付加しなければならないという不都合があ
つた。またミルロールスタンドを付加しない場合
は、使用していない遠方のミルロールスタンドを
利用して、凹溝を設けて該凹溝内を中芯原紙が走
行するようにしたものもあるが(特公昭56−
48301号公報など)、凹溝を作成することによつて
コスト上昇となつたり、凹溝内中芯原紙の紙通し
作業など不便な点が多かつた。
る場合は、複合中芯の数と同数のミルロールスタ
ンドを付加しなければならないという不都合があ
つた。またミルロールスタンドを付加しない場合
は、使用していない遠方のミルロールスタンドを
利用して、凹溝を設けて該凹溝内を中芯原紙が走
行するようにしたものもあるが(特公昭56−
48301号公報など)、凹溝を作成することによつて
コスト上昇となつたり、凹溝内中芯原紙の紙通し
作業など不便な点が多かつた。
本発明はこのような欠点を速かに除去する方法
を提供しようとするものでその要旨とするところ
は、第1及び第2の中芯原紙の一方に接着剤を塗
布し、該第1及び第2の中芯原紙を貼合した後、
段成形して段ボールを製造する方法において、第
1及び第2の中芯原紙が2重に重ね合せられて捲
回されたロールから、第1及び第2の中芯原紙を
同時に引出し、該第1及び第2の中芯原紙を分離
して第1の中芯原紙に接着剤を塗布し、該第1の
中芯原紙と第2の中芯原紙を貼合したのち段成形
し、事後常法によりライナを貼合することを特徴
とする波形複合中芯を有する段ボールの製造方法
である。
を提供しようとするものでその要旨とするところ
は、第1及び第2の中芯原紙の一方に接着剤を塗
布し、該第1及び第2の中芯原紙を貼合した後、
段成形して段ボールを製造する方法において、第
1及び第2の中芯原紙が2重に重ね合せられて捲
回されたロールから、第1及び第2の中芯原紙を
同時に引出し、該第1及び第2の中芯原紙を分離
して第1の中芯原紙に接着剤を塗布し、該第1の
中芯原紙と第2の中芯原紙を貼合したのち段成形
し、事後常法によりライナを貼合することを特徴
とする波形複合中芯を有する段ボールの製造方法
である。
以下図面に示した実施態様等を参照しながら本
発明を説明する。
発明を説明する。
第1図は波形複合中芯15を有する周知の両面
段ボール10で、該波形複合中芯15は貼合され
た二つの中芯13,14から成る。該波形複合中
芯15の段頂には第1のライナ11及び第2のラ
イナ12が接着されている。第2図は第1図の両
段ボールと同様に第1のライナ21と第2のライ
ナ22との間に波形複合中芯25が介在して貼着
され、該波形複合中芯25は貼合された二つの中
芯13,14を有している。第2のライナ22に
は通常の単葉波形中芯26が段頂接着され、該波
形中芯26には第3のライナ27が貼合されてい
る。
段ボール10で、該波形複合中芯15は貼合され
た二つの中芯13,14から成る。該波形複合中
芯15の段頂には第1のライナ11及び第2のラ
イナ12が接着されている。第2図は第1図の両
段ボールと同様に第1のライナ21と第2のライ
ナ22との間に波形複合中芯25が介在して貼着
され、該波形複合中芯25は貼合された二つの中
芯13,14を有している。第2のライナ22に
は通常の単葉波形中芯26が段頂接着され、該波
形中芯26には第3のライナ27が貼合されてい
る。
第3図は波形複合中芯の一方を狭幅にした段ボ
ール30で、上罫線31及び下罫線32を越えて
上フラツプ33、下フラツプ34に狭幅の副中芯
35が胴部36から延長されている。
ール30で、上罫線31及び下罫線32を越えて
上フラツプ33、下フラツプ34に狭幅の副中芯
35が胴部36から延長されている。
本発明は上述したような段ボールを製造するも
ので、第4図及び第5図に本発明方法を具体化し
た装置の概略が示されている。
ので、第4図及び第5図に本発明方法を具体化し
た装置の概略が示されている。
ミルロールスタンド41に装着されたロール4
2には第1及び第2の中芯原紙が2重に重ね巻き
されており、このミルロールスタンド41から第
2の中芯原紙63と同時に引出された第1の中芯
原紙43は第1のガイドロール45を経てサクシ
ヨンブレーキ47に至る。該サクシヨンブレーキ
47は該第1の中芯原紙43を減圧空気にて吸引
することによつて該第1の中芯原紙43にブレー
キをかけることができる。該第1の中芯原紙43
のブレーキ調整は前記ミルロールスタンド41で
も行ない得るが、更に微細な調整をし得るように
設けたものである。該第1の中芯原紙43は該サ
クシヨンブレーキ47を経て第2のガイドロール
49を経て第1の接着剤塗布器であるロツドコー
タ50(中芯貼合用接着剤塗布器とも称する)へ
至り水性接着剤がその下面43aに塗布される。
本発明実施態様において水性接着剤を採つたの
は、作業安全性及び経済性の観点からである。有
機溶媒型の接着剤も使用できないことはないが、
有機溶媒は蒸発して作業者に吸入されるばかりで
なく、蒸発した溶媒が引火爆発する危険性もあ
る。また蒸散した有機溶媒は回収されることなく
製作コストを上昇させることになり経済的観点か
らも不利である。
2には第1及び第2の中芯原紙が2重に重ね巻き
されており、このミルロールスタンド41から第
2の中芯原紙63と同時に引出された第1の中芯
原紙43は第1のガイドロール45を経てサクシ
ヨンブレーキ47に至る。該サクシヨンブレーキ
47は該第1の中芯原紙43を減圧空気にて吸引
することによつて該第1の中芯原紙43にブレー
キをかけることができる。該第1の中芯原紙43
のブレーキ調整は前記ミルロールスタンド41で
も行ない得るが、更に微細な調整をし得るように
設けたものである。該第1の中芯原紙43は該サ
クシヨンブレーキ47を経て第2のガイドロール
49を経て第1の接着剤塗布器であるロツドコー
タ50(中芯貼合用接着剤塗布器とも称する)へ
至り水性接着剤がその下面43aに塗布される。
本発明実施態様において水性接着剤を採つたの
は、作業安全性及び経済性の観点からである。有
機溶媒型の接着剤も使用できないことはないが、
有機溶媒は蒸発して作業者に吸入されるばかりで
なく、蒸発した溶媒が引火爆発する危険性もあ
る。また蒸散した有機溶媒は回収されることなく
製作コストを上昇させることになり経済的観点か
らも不利である。
一方前記ミルロールスタンド41から第1の中
芯原紙と同時に引出された第2の中芯原紙63は
第3及び第4のガイドロール61,65を経て第
1の加熱ロール71へ至る。第1の中芯原紙43
は第5のガイドロール67を経て該第1の加熱ロ
ール71へ至り、第2の中芯原紙63と貼合され
る。この第1及び第2の中芯原紙43,63は通
常の原紙を2枚重ねにして捲回したものであつて
通気性のないプラスチツクフイルムや金属フオイ
ルは適当でない。すなわち水性接着剤を用いてい
るので通気性がないと水分が蒸発できずに接着を
することができない。第1及び第2の中芯原紙4
3,63としてはしばしば同一規格の原紙が用い
られるが、同一規格に限ることなく異なる規格の
ものを選ぶことができる。
芯原紙と同時に引出された第2の中芯原紙63は
第3及び第4のガイドロール61,65を経て第
1の加熱ロール71へ至る。第1の中芯原紙43
は第5のガイドロール67を経て該第1の加熱ロ
ール71へ至り、第2の中芯原紙63と貼合され
る。この第1及び第2の中芯原紙43,63は通
常の原紙を2枚重ねにして捲回したものであつて
通気性のないプラスチツクフイルムや金属フオイ
ルは適当でない。すなわち水性接着剤を用いてい
るので通気性がないと水分が蒸発できずに接着を
することができない。第1及び第2の中芯原紙4
3,63としてはしばしば同一規格の原紙が用い
られるが、同一規格に限ることなく異なる規格の
ものを選ぶことができる。
水性接着剤としては澱粉糊や合成樹脂の水性エ
マルジヨンを用いることができるが、本発明では
合成樹脂の水性エマルジヨンが好適である。その
理由は澱粉糊ではいかに水分を少なくしようとし
ても水分を75重量%以下にすることは実務上極め
て困難であると共に澱粉糊は周知のように加熱さ
れてゲル化が起つて初めて接着性が生ずるもので
初期接着性が芳しくないということにある。これ
に対しスチレン系合成樹脂や酢酸ビニル系の合成
樹脂は水性エマルジヨンである時に既に接着性を
有しており、且つ水分含有量を40重量%までにす
ることは比較的容易であることによる。更には合
成樹脂水性エマルジヨンは第1及び第2の中芯原
紙43,63の接着適性に合せてその性質をほぼ
自由に調節し得るという特徴を持つている。本発
明実施態様において中芯貼合用接着剤として合成
樹脂の水性エマルジヨンを選んだのはこれらの理
由に基づいている。
マルジヨンを用いることができるが、本発明では
合成樹脂の水性エマルジヨンが好適である。その
理由は澱粉糊ではいかに水分を少なくしようとし
ても水分を75重量%以下にすることは実務上極め
て困難であると共に澱粉糊は周知のように加熱さ
れてゲル化が起つて初めて接着性が生ずるもので
初期接着性が芳しくないということにある。これ
に対しスチレン系合成樹脂や酢酸ビニル系の合成
樹脂は水性エマルジヨンである時に既に接着性を
有しており、且つ水分含有量を40重量%までにす
ることは比較的容易であることによる。更には合
成樹脂水性エマルジヨンは第1及び第2の中芯原
紙43,63の接着適性に合せてその性質をほぼ
自由に調節し得るという特徴を持つている。本発
明実施態様において中芯貼合用接着剤として合成
樹脂の水性エマルジヨンを選んだのはこれらの理
由に基づいている。
上記第2の中芯原紙63には多少のタルミが発
生するが、タルミを補償するために第3のガイド
ロールを移動自在にするか又はダンシングロール
をその近傍に設ける。
生するが、タルミを補償するために第3のガイド
ロールを移動自在にするか又はダンシングロール
をその近傍に設ける。
前記第1の加熱ロール71上にて貼合された中
芯原紙43,63は複合中芯80となり、該複合
中芯80の一方の面82(第4図においては第2
の中芯原紙63側)が該第1の加熱ロール71に
て加熱され、次に該複合中芯80は該第1の加熱
ロール71と第2の加熱ロール75の間を通つて
第2の加熱ロール75に至り他方の面84(第4
図においては第1の中芯原紙63側)が該第2の
加熱ロール75にて加熱される。加熱後該複合中
芯80は直接にモイスナ87に至り、必要により
第2の中芯原紙63側に湿気が与えられる。この
モイスナ87は第1の中芯原紙43と第2の中芯
原紙63とが規格が異なる場合や接着剤の量によ
つて第1の中芯原紙43が第2の中芯原紙63よ
りも多く水分を含んでいる場合などに両者を均一
化するために加熱水蒸気を与えて調整するもので
ある。尚モイスナ87の手前にある第6のガイド
ロール89は用いないようにする。この第6のガ
イドロール89を用いると複合中芯原紙80に歪
みが発生してシワ発生の原因となる。
芯原紙43,63は複合中芯80となり、該複合
中芯80の一方の面82(第4図においては第2
の中芯原紙63側)が該第1の加熱ロール71に
て加熱され、次に該複合中芯80は該第1の加熱
ロール71と第2の加熱ロール75の間を通つて
第2の加熱ロール75に至り他方の面84(第4
図においては第1の中芯原紙63側)が該第2の
加熱ロール75にて加熱される。加熱後該複合中
芯80は直接にモイスナ87に至り、必要により
第2の中芯原紙63側に湿気が与えられる。この
モイスナ87は第1の中芯原紙43と第2の中芯
原紙63とが規格が異なる場合や接着剤の量によ
つて第1の中芯原紙43が第2の中芯原紙63よ
りも多く水分を含んでいる場合などに両者を均一
化するために加熱水蒸気を与えて調整するもので
ある。尚モイスナ87の手前にある第6のガイド
ロール89は用いないようにする。この第6のガ
イドロール89を用いると複合中芯原紙80に歪
みが発生してシワ発生の原因となる。
複合中芯80は該モイスナ87を経て第1のシ
ングルフエーサ90の上段ロール92と下段ロー
ル94間に至り段成形され、その段頂には第2の
接着剤塗布器96にて通常の接着剤が塗布され、
また第3のミルロールスタンド101から引出さ
れプレヒータ103を経た第1のライナ原紙10
5が段頂接着されるのは通常のシングルフエーサ
と同様である。これによつて得られた片面段ボー
ル107は通常の方法及び装置と同様にテークア
ツプベルト109およびブリツジ111を経てダ
ブルフエーサ200へ至る。
ングルフエーサ90の上段ロール92と下段ロー
ル94間に至り段成形され、その段頂には第2の
接着剤塗布器96にて通常の接着剤が塗布され、
また第3のミルロールスタンド101から引出さ
れプレヒータ103を経た第1のライナ原紙10
5が段頂接着されるのは通常のシングルフエーサ
と同様である。これによつて得られた片面段ボー
ル107は通常の方法及び装置と同様にテークア
ツプベルト109およびブリツジ111を経てダ
ブルフエーサ200へ至る。
第5図において該ダブルフエーサ200には第
2のシングルフエーサ210が配されており複両
面段ボールを製造するとき稼働させ、両面段ボー
ルを作るときは使用しないのは通常のダブルフエ
ーサと同様である。
2のシングルフエーサ210が配されており複両
面段ボールを製造するとき稼働させ、両面段ボー
ルを作るときは使用しないのは通常のダブルフエ
ーサと同様である。
ブリツヂ111から繰出てくる片面段ボール1
07の段頂に第3の接着剤塗布器220により接
着剤が塗布されてバツカ230に至り表ライナ原
紙240が貼合されまた必要により表ナイナ原紙
240と該片面段ボール107との間にもう一つ
の片面段ボール212を介在させれば第2図に示
すような複両面段ボールが得られる。該ダブルフ
エーサ200は通常のものであるから細かい説明
は省略する。
07の段頂に第3の接着剤塗布器220により接
着剤が塗布されてバツカ230に至り表ライナ原
紙240が貼合されまた必要により表ナイナ原紙
240と該片面段ボール107との間にもう一つ
の片面段ボール212を介在させれば第2図に示
すような複両面段ボールが得られる。該ダブルフ
エーサ200は通常のものであるから細かい説明
は省略する。
第6図は第4図における実施態様の要部拡大図
で中芯貼合用の第1の接着剤塗布器50のグルー
パン51には水分含有量40重量%乃至60重量%の
酢酸ビニル樹脂水性エマルジヨン52が接着剤とし
て満たされている。塗布ロール53は常に第1の
中芯原紙43の走行方向と逆向きに回転されてお
り、その周速度は該原紙43の走行速度の4分の
1乃至3分の1程度である(第6図においては時
計方向に回転している)。該塗布ロール53には
ドクタロール54が接触又は僅かな間隔をおいて
配されており、このドクタロール54も強制的に
該塗布ロール53の回転方向と同じ向きに回転さ
せられており該ドクタロール54にはドクタブレ
ード55が接しており余分の接着剤が取除かれ
る。第1の中芯原紙43への接着剤塗布量の調節
は該塗布ロール53とドクタロール54との間隔
を変化させることによつて行なう。
で中芯貼合用の第1の接着剤塗布器50のグルー
パン51には水分含有量40重量%乃至60重量%の
酢酸ビニル樹脂水性エマルジヨン52が接着剤とし
て満たされている。塗布ロール53は常に第1の
中芯原紙43の走行方向と逆向きに回転されてお
り、その周速度は該原紙43の走行速度の4分の
1乃至3分の1程度である(第6図においては時
計方向に回転している)。該塗布ロール53には
ドクタロール54が接触又は僅かな間隔をおいて
配されており、このドクタロール54も強制的に
該塗布ロール53の回転方向と同じ向きに回転さ
せられており該ドクタロール54にはドクタブレ
ード55が接しており余分の接着剤が取除かれ
る。第1の中芯原紙43への接着剤塗布量の調節
は該塗布ロール53とドクタロール54との間隔
を変化させることによつて行なう。
この第1の接着剤塗布器50によつて塗布され
た接着剤はその表面張力の為及び第1の中芯原紙
43中のサイズ剤の為、塗布直後は水滴状に斑点
となつて付着しているのが観察された。その斑点
の径は約1mm乃至5mm程度であつた。この径は第
1の中芯原紙43と塗布ロール53との速度の差
により異なる。これからもわかるように接着剤中
の水分が原紙に吸収されるにはいくらの時間がか
かるもので、原紙に水分ムラ、厚みムラなどがあ
ると水分を早く吸収したり、多く吸収したりする
ことになつて厚紙に凹凸又はゆがみが発生するこ
とは避けらられない。尚ここで用いている中芯原
紙は市販品と同等品であつて特殊なものではない
から、他の中芯原紙でも接着剤中の水分により凹
凸又はゆがみが発生することは想像に難くない。
た接着剤はその表面張力の為及び第1の中芯原紙
43中のサイズ剤の為、塗布直後は水滴状に斑点
となつて付着しているのが観察された。その斑点
の径は約1mm乃至5mm程度であつた。この径は第
1の中芯原紙43と塗布ロール53との速度の差
により異なる。これからもわかるように接着剤中
の水分が原紙に吸収されるにはいくらの時間がか
かるもので、原紙に水分ムラ、厚みムラなどがあ
ると水分を早く吸収したり、多く吸収したりする
ことになつて厚紙に凹凸又はゆがみが発生するこ
とは避けらられない。尚ここで用いている中芯原
紙は市販品と同等品であつて特殊なものではない
から、他の中芯原紙でも接着剤中の水分により凹
凸又はゆがみが発生することは想像に難くない。
接着剤が水滴状のうちに第1及び第2の中芯原
紙43,63を貼合すると接着剤が不均一とな
り、段ボール箱となつたとき機械的強度例えば圧
縮強度が劣化するから、接着剤は第1の中芯原紙
43の下面43a全面に均一に塗布しなければな
らない。そのためにはワイヤワウンドロツド57
を第1の中芯原紙43の下面43aの全幅に亘つ
て適用し、水滴状の接着剤を膜状又は層状になら
すようにする。該ワイヤワウンドロツド57は通
常のもので直径0.2mm程度のピアノ線を密に巻回
したものである。該ワイヤワウンドロツド57も
塗布ロール53と同様に第1の中芯原紙43の走
行方向とは逆向きに回転させる。その回転速度は
2〜8rpm程度にする。このようにすれば、ピア
ノ線は該第1の中芯原紙43の走行方向に対し僅
かに角度をもつているから、該原紙43上の接着
剤は均一に膜状又は層状になる。該ワイヤワウン
ドロツド57と第1の中芯原紙43との接触圧を
調節するのには、押圧ロール59を上下動させる
ことにより行なう。ここで重要なことは該押圧ロ
ール59が第1の中芯原紙43に接触する接触点
(線)と、該ワイヤワウンドロツド57が該原紙
43に接する接触点(線)とは絶対に一致させて
はならず、例えば50mm乃至500mm程度は離間させ
る必要がある。この理由は、該ワイヤワウンドロ
ツド57と押圧ロール59とで第1の中芯原紙4
3を挾圧すると接着剤中の水分が強制的に該原紙
43中に吸収させられること及び該ロツド57と
押圧ロール59との間隙は完全に均一ではないか
ら該原紙43が部分的に余分の水を吸収するため
であると推察される。実際に運転した結果では、
ワイヤワウンドロツド57と押圧ロール59とで
該原紙43を挾圧したときは複合中芯80にシワ
が発生した。前記塗布ロール53にライダロール
などの押圧手段を用いずに該原紙43の下方から
のみ僅かに該原紙43を押上げるようにして塗布
ロール53を配しているのも、同様の理由による
ものである。塗布ロール53と第1の中芯原紙4
3との接触圧は第1及び第2ガイドロール45,
49間に配されたサクシヨンブレーキ47の作用
を調節して該第1の中芯原紙43の緊張度を変化
させることによつて行なわれる。この緊張度を維
持するために第1及び第2の加熱ロール71,7
5のうち少なくとも一方が電動機(図示せず)等
によつて強制的に駆動されている。尚両方の加熱
ロール71,75を共に駆動する場合は同期をと
るようにした方が良い。
紙43,63を貼合すると接着剤が不均一とな
り、段ボール箱となつたとき機械的強度例えば圧
縮強度が劣化するから、接着剤は第1の中芯原紙
43の下面43a全面に均一に塗布しなければな
らない。そのためにはワイヤワウンドロツド57
を第1の中芯原紙43の下面43aの全幅に亘つ
て適用し、水滴状の接着剤を膜状又は層状になら
すようにする。該ワイヤワウンドロツド57は通
常のもので直径0.2mm程度のピアノ線を密に巻回
したものである。該ワイヤワウンドロツド57も
塗布ロール53と同様に第1の中芯原紙43の走
行方向とは逆向きに回転させる。その回転速度は
2〜8rpm程度にする。このようにすれば、ピア
ノ線は該第1の中芯原紙43の走行方向に対し僅
かに角度をもつているから、該原紙43上の接着
剤は均一に膜状又は層状になる。該ワイヤワウン
ドロツド57と第1の中芯原紙43との接触圧を
調節するのには、押圧ロール59を上下動させる
ことにより行なう。ここで重要なことは該押圧ロ
ール59が第1の中芯原紙43に接触する接触点
(線)と、該ワイヤワウンドロツド57が該原紙
43に接する接触点(線)とは絶対に一致させて
はならず、例えば50mm乃至500mm程度は離間させ
る必要がある。この理由は、該ワイヤワウンドロ
ツド57と押圧ロール59とで第1の中芯原紙4
3を挾圧すると接着剤中の水分が強制的に該原紙
43中に吸収させられること及び該ロツド57と
押圧ロール59との間隙は完全に均一ではないか
ら該原紙43が部分的に余分の水を吸収するため
であると推察される。実際に運転した結果では、
ワイヤワウンドロツド57と押圧ロール59とで
該原紙43を挾圧したときは複合中芯80にシワ
が発生した。前記塗布ロール53にライダロール
などの押圧手段を用いずに該原紙43の下方から
のみ僅かに該原紙43を押上げるようにして塗布
ロール53を配しているのも、同様の理由による
ものである。塗布ロール53と第1の中芯原紙4
3との接触圧は第1及び第2ガイドロール45,
49間に配されたサクシヨンブレーキ47の作用
を調節して該第1の中芯原紙43の緊張度を変化
させることによつて行なわれる。この緊張度を維
持するために第1及び第2の加熱ロール71,7
5のうち少なくとも一方が電動機(図示せず)等
によつて強制的に駆動されている。尚両方の加熱
ロール71,75を共に駆動する場合は同期をと
るようにした方が良い。
以上の説明から明らかにされたように、接着剤
塗布に際して最も重要なことは中芯原紙を強い力
で押圧しないことまた急角度で曲げないことであ
る。
塗布に際して最も重要なことは中芯原紙を強い力
で押圧しないことまた急角度で曲げないことであ
る。
接着剤中の水分含有率が大であつても、中芯原
紙の貼合は不可能ではないが、成る可く水分含有
率は小さい方がよい。例えば固形分約25%の澱粉
糊でも毎分40m程度までは実施可能である。これ
以上の速度を得るためには加熱ロールを大にして
与える熱量を多くすれば良いが、省エネルギー及
びスペースフアクタ等の観点からは不都合で実務
上の利点は少ない。
紙の貼合は不可能ではないが、成る可く水分含有
率は小さい方がよい。例えば固形分約25%の澱粉
糊でも毎分40m程度までは実施可能である。これ
以上の速度を得るためには加熱ロールを大にして
与える熱量を多くすれば良いが、省エネルギー及
びスペースフアクタ等の観点からは不都合で実務
上の利点は少ない。
接着剤が塗布された第1の中芯原紙43は第2
の中芯原紙63と共に第1の加熱ロール71の周
面上に導かれて貼合される。接着剤均一化後第1
の中芯原紙43はできるだけ速かに第1の加熱ロ
ール71へ導くが、実際には段ボール製造速度が
150m/分のときにワイヤワウンドロツド57通
過後0.13乃至0.5秒程度のうちに中芯貼合が開始
される。該第1の中芯原紙43はサクシヨンブレ
ーキ47やミルロールスタンド41のブレーキに
よつて走行が制御されて該第1の中芯原紙43に
はテンシヨンがかけられているが、これに対して
第2の中芯原紙63にはほとんどテンシヨンがか
かつておらず即ちブレーキがかけられておらずほ
ぼ自由に走行ができようになつている。この点も
シワ発生を防止するための大きな要素となつてい
る。
の中芯原紙63と共に第1の加熱ロール71の周
面上に導かれて貼合される。接着剤均一化後第1
の中芯原紙43はできるだけ速かに第1の加熱ロ
ール71へ導くが、実際には段ボール製造速度が
150m/分のときにワイヤワウンドロツド57通
過後0.13乃至0.5秒程度のうちに中芯貼合が開始
される。該第1の中芯原紙43はサクシヨンブレ
ーキ47やミルロールスタンド41のブレーキに
よつて走行が制御されて該第1の中芯原紙43に
はテンシヨンがかけられているが、これに対して
第2の中芯原紙63にはほとんどテンシヨンがか
かつておらず即ちブレーキがかけられておらずほ
ぼ自由に走行ができようになつている。この点も
シワ発生を防止するための大きな要素となつてい
る。
前記第1の加熱ロール71の周面上にて第1及
び第2の中芯原紙43,63は貼合されるが、接
着剤は完全に固化又は乾燥しているのではなく仮
接着の状態にある。従つてここで仮接着とは2枚
の中芯原紙を軽く結合させてはいるが、夫夫の原
紙は互いに面方向へ偏移することができ、または
剥離しようとすれば大きな力をかけることなくは
がすことができるような状態のことである。仮接
着の状態の第1及び第2の中芯原紙43,63す
なわち複合中芯80はその一方の面82が前記第
1の加熱ロール71の周面に接触し、加熱され
る。該第1の加熱ロール71の直径は通常は300
mm以上がよいが200mm以上でも実施は可能である。
余り径を大きくするとコルゲータ内に設置できな
くなるので、通常のコルゲータに付設する場合は
直径900mm以下が望ましい。またその表面は通常
は鏡面であるがツヤ消し面や微細な溝を設けるよ
うにしてもよい。その表面温度は150℃乃至200℃
になるように加熱蒸気を調整する。
び第2の中芯原紙43,63は貼合されるが、接
着剤は完全に固化又は乾燥しているのではなく仮
接着の状態にある。従つてここで仮接着とは2枚
の中芯原紙を軽く結合させてはいるが、夫夫の原
紙は互いに面方向へ偏移することができ、または
剥離しようとすれば大きな力をかけることなくは
がすことができるような状態のことである。仮接
着の状態の第1及び第2の中芯原紙43,63す
なわち複合中芯80はその一方の面82が前記第
1の加熱ロール71の周面に接触し、加熱され
る。該第1の加熱ロール71の直径は通常は300
mm以上がよいが200mm以上でも実施は可能である。
余り径を大きくするとコルゲータ内に設置できな
くなるので、通常のコルゲータに付設する場合は
直径900mm以下が望ましい。またその表面は通常
は鏡面であるがツヤ消し面や微細な溝を設けるよ
うにしてもよい。その表面温度は150℃乃至200℃
になるように加熱蒸気を調整する。
第1の中芯原紙43が第2の中芯原紙63に接
触開始する接触開始点72から複合中芯80が第
1の加熱ロール71から離れる点すなわち接触終
了点74までの接触角度はほぼ180度であるから、
接触開始点72と接触終了点74と間の第1の中
芯原紙43の長さは第2の中芯原紙63のそれよ
りもやや大で、第1の原紙43の厚みの約3倍分
だけ長い。従つて該第1の加熱ロール71にて複
合中芯80が加熱されて、水性接着剤中の水分が
蒸散し第1及び第2の中芯原紙43,63が湿気
を帯びて伸長してくるが、前にも述べたとおり部
分によつて伸長の度合いが異なるためにいずれか
一方にふくらみ又は凹凸が発生する。第1の中芯
原紙43が第2の中芯原紙63を第1の加熱ロー
ル71の接触面73上では押圧しているので、こ
のふくらみ又は凹凸が該接触面73上で発生する
ことはほとんどない。しかしながら、伸長又はふ
くらもうとする力は働くので第1及び第2の中芯
原紙43,63には内部応力や反発力が発生して
いる。従つて複合中芯80が接触終了点74を通
過すると第1の中芯原紙43による押圧力がなく
なるので、しばしば第1の中芯原紙43と第2の
中芯原紙63とが剥離する。これには該第1及び
第2の中芯原紙43,63間に滞留していた水蒸
気の圧力によることもある。つまり加熱ロール7
1にて水性接着剤中の水分が蒸発してくるが、そ
のすべてが第1の中芯原紙43を通つて発散して
しまつているわけではなく、該第1の中芯原紙4
3の押圧力によつて該第1の中芯原紙43と第2
の中芯原紙63との間に滞留することがある。
触開始する接触開始点72から複合中芯80が第
1の加熱ロール71から離れる点すなわち接触終
了点74までの接触角度はほぼ180度であるから、
接触開始点72と接触終了点74と間の第1の中
芯原紙43の長さは第2の中芯原紙63のそれよ
りもやや大で、第1の原紙43の厚みの約3倍分
だけ長い。従つて該第1の加熱ロール71にて複
合中芯80が加熱されて、水性接着剤中の水分が
蒸散し第1及び第2の中芯原紙43,63が湿気
を帯びて伸長してくるが、前にも述べたとおり部
分によつて伸長の度合いが異なるためにいずれか
一方にふくらみ又は凹凸が発生する。第1の中芯
原紙43が第2の中芯原紙63を第1の加熱ロー
ル71の接触面73上では押圧しているので、こ
のふくらみ又は凹凸が該接触面73上で発生する
ことはほとんどない。しかしながら、伸長又はふ
くらもうとする力は働くので第1及び第2の中芯
原紙43,63には内部応力や反発力が発生して
いる。従つて複合中芯80が接触終了点74を通
過すると第1の中芯原紙43による押圧力がなく
なるので、しばしば第1の中芯原紙43と第2の
中芯原紙63とが剥離する。これには該第1及び
第2の中芯原紙43,63間に滞留していた水蒸
気の圧力によることもある。つまり加熱ロール7
1にて水性接着剤中の水分が蒸発してくるが、そ
のすべてが第1の中芯原紙43を通つて発散して
しまつているわけではなく、該第1の中芯原紙4
3の押圧力によつて該第1の中芯原紙43と第2
の中芯原紙63との間に滞留することがある。
接触終了点を通過後複合中芯80の面から多量
の水蒸気が蒸散することからもわかる。第2の中
芯原紙63にはテンシヨンがかけられていないの
で、ふくらみは第2の中芯原紙63側に生ずるこ
とが多いが、この場合は複合中芯80が第2の加
熱ロール75を通過するときにこのふくらみは解
消する。すなわち、複合中芯80の第2の加熱ロ
ール75での加熱は、第1の加熱ロール71での
加熱とは逆に、第2の中芯原紙63が外側になる
ので、ふくらみが発生しても、該第2の加熱ロー
ル75上ではこのふくらみは消滅する。つまり、
接触開始点76から接触面77を経て接触終了点
78に至るまでの第2の中芯原紙63の長さは第
1の中芯原紙43のそれよりも大となるため該第
2の中芯原紙63に引張られる力が作用し、ふく
らみの部分が引き伸ばされるからである。
の水蒸気が蒸散することからもわかる。第2の中
芯原紙63にはテンシヨンがかけられていないの
で、ふくらみは第2の中芯原紙63側に生ずるこ
とが多いが、この場合は複合中芯80が第2の加
熱ロール75を通過するときにこのふくらみは解
消する。すなわち、複合中芯80の第2の加熱ロ
ール75での加熱は、第1の加熱ロール71での
加熱とは逆に、第2の中芯原紙63が外側になる
ので、ふくらみが発生しても、該第2の加熱ロー
ル75上ではこのふくらみは消滅する。つまり、
接触開始点76から接触面77を経て接触終了点
78に至るまでの第2の中芯原紙63の長さは第
1の中芯原紙43のそれよりも大となるため該第
2の中芯原紙63に引張られる力が作用し、ふく
らみの部分が引き伸ばされるからである。
第1の加熱ロール71通過後第1の中芯原紙4
3にも部分的にふくらみ又は凹凸が発生すること
もあるが、この場合は該第1の中芯原紙43はテ
ンシヨンがかけられているので、そのテンシヨン
によりふくらみは引き伸ばされる。このとき第1
の中芯原紙43と第2の中芯原紙63とは、まだ
完全に接着されているわけではないから、該第1
の中芯原紙43と該第2の中芯原紙63とは偏位
することができる。従つて該原紙43,63が互
いに偏位してそのふくらみを解消させることがで
きるし、又第2の加熱ロール75の周面にていわ
ゆるアイロンがけが行なわれることによつてもそ
のふくらみが解消される。
3にも部分的にふくらみ又は凹凸が発生すること
もあるが、この場合は該第1の中芯原紙43はテ
ンシヨンがかけられているので、そのテンシヨン
によりふくらみは引き伸ばされる。このとき第1
の中芯原紙43と第2の中芯原紙63とは、まだ
完全に接着されているわけではないから、該第1
の中芯原紙43と該第2の中芯原紙63とは偏位
することができる。従つて該原紙43,63が互
いに偏位してそのふくらみを解消させることがで
きるし、又第2の加熱ロール75の周面にていわ
ゆるアイロンがけが行なわれることによつてもそ
のふくらみが解消される。
よつて第1の加熱ロール71にて複合中芯80
を加熱したのちに発生した凹凸やふくらみは解消
する。
を加熱したのちに発生した凹凸やふくらみは解消
する。
また第1の加熱ロール71にて複合中芯80は
一方に曲げられ、第2の加熱ロール75によつて
他方に曲げられるので、第1の中芯原紙43と第
2の中芯原紙63との接着面が互に少し偏移させ
られて、接着剤を更に均一な膜又は層状とする作
用をもつている。
一方に曲げられ、第2の加熱ロール75によつて
他方に曲げられるので、第1の中芯原紙43と第
2の中芯原紙63との接着面が互に少し偏移させ
られて、接着剤を更に均一な膜又は層状とする作
用をもつている。
複合中芯80が第1及び第2の加熱ロール7
1,75を経ると、該複合中芯80は両面から加
熱されるので、夫々の中芯原紙43,63の水分
はほぼ同一となつている。また接着剤は完全に固
化しているのではなく半乾燥の状態である。ここ
でいう半乾燥とは接着剤がいくらか水分を含有す
ると共に複合中芯80が可撓性を有している状態
である。
1,75を経ると、該複合中芯80は両面から加
熱されるので、夫々の中芯原紙43,63の水分
はほぼ同一となつている。また接着剤は完全に固
化しているのではなく半乾燥の状態である。ここ
でいう半乾燥とは接着剤がいくらか水分を含有す
ると共に複合中芯80が可撓性を有している状態
である。
複合中芯80は第2の加熱ロール75からモイ
スナ87へ直接に導かれ、その間に該複合中芯8
0の両面からは水蒸気が発散して該複合中芯80
が乾燥すると共にその接着剤も除々に固化が進
む。尚該モイスナ87に該複合中芯80を導く際
に最も重要なことは第6のガイドロール89を用
いるなどして該複合中芯80を急角度で曲げては
ならないことである。また若し該複合中芯80の
第1の中芯原紙43と第2の中芯原紙63との間
に水分含有率の差があるなどして調整を必要とす
る場合はモイスナ87を動作させて該複合中芯8
0を加湿・加温する。モイスナ87を全く必要と
しない場合は勿論第2の加熱ロール75から直接
に上段ロール92へ複合中芯80を導くことがで
きる。
スナ87へ直接に導かれ、その間に該複合中芯8
0の両面からは水蒸気が発散して該複合中芯80
が乾燥すると共にその接着剤も除々に固化が進
む。尚該モイスナ87に該複合中芯80を導く際
に最も重要なことは第6のガイドロール89を用
いるなどして該複合中芯80を急角度で曲げては
ならないことである。また若し該複合中芯80の
第1の中芯原紙43と第2の中芯原紙63との間
に水分含有率の差があるなどして調整を必要とす
る場合はモイスナ87を動作させて該複合中芯8
0を加湿・加温する。モイスナ87を全く必要と
しない場合は勿論第2の加熱ロール75から直接
に上段ロール92へ複合中芯80を導くことがで
きる。
第1のシングルフエーサ90の上段ロール92
と下段ロール94との間に導かれた複合中芯80
はここで段成形されるが、上段ロール92及び下
段ロール94は常法に従つて加熱されており該複
合中芯80の接着剤は上・下段ロール92,94
間でほぼ固化する。すなわち複合中芯80の接着
剤は程度の差こそあれ、貼合開始から上・下段ロ
ール間に至るまでは半乾燥の状態にある。これは
本発明を実施する際に非常に重要な点で、接着剤
が固化した複合中芯80を段成形すると一部に無
理な力が作用し、一部が段成形時に破損してしま
う。逆に乾燥が余りに不充分であると段成形時に
シワが発生してしまう。この乾燥度は加熱ロール
の温度や接触面積並びに段ボールの製造速度と関
連しているので、これら条件は実際の製造条件と
して重要である。
と下段ロール94との間に導かれた複合中芯80
はここで段成形されるが、上段ロール92及び下
段ロール94は常法に従つて加熱されており該複
合中芯80の接着剤は上・下段ロール92,94
間でほぼ固化する。すなわち複合中芯80の接着
剤は程度の差こそあれ、貼合開始から上・下段ロ
ール間に至るまでは半乾燥の状態にある。これは
本発明を実施する際に非常に重要な点で、接着剤
が固化した複合中芯80を段成形すると一部に無
理な力が作用し、一部が段成形時に破損してしま
う。逆に乾燥が余りに不充分であると段成形時に
シワが発生してしまう。この乾燥度は加熱ロール
の温度や接触面積並びに段ボールの製造速度と関
連しているので、これら条件は実際の製造条件と
して重要である。
第1のシングルフエーサ90で複合中芯80を
波形複合中芯に段成形した工程のあとは通常の段
ボール製造と同様であるからその説明は省略す
る。
波形複合中芯に段成形した工程のあとは通常の段
ボール製造と同様であるからその説明は省略す
る。
尚、通常のコルゲータで本発明を実施しようと
する場合は、フインガと下段ロール94との間隙
を広げる、ダブルフエーサ200の第3の接着剤
塗布器220におけるライダロール(図示せず)
の押圧力を調整するなどしなければならないこと
は言うまでもない。
する場合は、フインガと下段ロール94との間隙
を広げる、ダブルフエーサ200の第3の接着剤
塗布器220におけるライダロール(図示せず)
の押圧力を調整するなどしなければならないこと
は言うまでもない。
本発明方法は上記の如き構成及び作用を有する
から下記に列挙する利点がある。
から下記に列挙する利点がある。
○イ ミルロールスタンドを増加させることなく、
複合中芯段ボールを製造することができる。
複合中芯段ボールを製造することができる。
○ロ 従つてスペースフアクタが向上し、またスペ
ース配分の自由性の故に、プレヒータ、接着剤
塗布器、サクシヨンブレーキの取付け位置が選
択し易くなり、最適な組合せにすることががで
きる。
ース配分の自由性の故に、プレヒータ、接着剤
塗布器、サクシヨンブレーキの取付け位置が選
択し易くなり、最適な組合せにすることががで
きる。
○ハ 接着剤やその他の条件に合せて、第1及び第
2の中芯原紙を選択し、且つ2重巻きにして固
定化しておくので、現場での作業が行ない易く
なり、品質管理を行ない易い。
2の中芯原紙を選択し、且つ2重巻きにして固
定化しておくので、現場での作業が行ない易く
なり、品質管理を行ない易い。
○ニ 第1及び第2の中芯原紙は一体的に運搬・貯
蔵されるので、両者の品質変動にバラツキが生
じ難い。
蔵されるので、両者の品質変動にバラツキが生
じ難い。
○ホ 第1の加熱ロールで複合中芯の一方の面、第
2の中芯で他方の面を加熱するから、加熱が均
一に行なわれる。
2の中芯で他方の面を加熱するから、加熱が均
一に行なわれる。
○ヘ 第1の加熱ロールで複合中芯は一方に曲げら
れるが、第2の加熱ロールで逆方向に曲げられ
て複合中芯の内部応力又は歪みが補正される。
れるが、第2の加熱ロールで逆方向に曲げられ
て複合中芯の内部応力又は歪みが補正される。
○ト 接着剤塗布後、その中芯原紙及び複合中芯に
は必要最小限のガイドロールのみ(実施態様に
おいては一つ)を用いているので該原紙や複合
中芯に不必要なテンシヨン、内部応力等が発生
せず、シワが発生しにくくなる。
は必要最小限のガイドロールのみ(実施態様に
おいては一つ)を用いているので該原紙や複合
中芯に不必要なテンシヨン、内部応力等が発生
せず、シワが発生しにくくなる。
○チ 段成形時までは接着剤を半乾燥状態に保持す
るので段成形時に複合中芯の破損やハイロー段
を発生することが少ない。
るので段成形時に複合中芯の破損やハイロー段
を発生することが少ない。
○リ 第1の加熱ロールと第2の加熱ロールを複合
中芯が通過するとき、その接着面が走行方向に
多少ずれるから、接着剤が均一な膜状又は層状
となり接着強度が大となる。
中芯が通過するとき、その接着面が走行方向に
多少ずれるから、接着剤が均一な膜状又は層状
となり接着強度が大となる。
○ヌ 接着剤を塗布する方の中芯原紙(実施態様図
では第1の中芯原紙)がテンシヨンをかけられ
ているのに対し、他方にはほとんどテンシヨン
がかけられておらずいわゆるフリーの状態であ
るから、該二つの中芯原紙は相互に走行方向に
偏位することができる。このためシワの発生を
防止することができる。
では第1の中芯原紙)がテンシヨンをかけられ
ているのに対し、他方にはほとんどテンシヨン
がかけられておらずいわゆるフリーの状態であ
るから、該二つの中芯原紙は相互に走行方向に
偏位することができる。このためシワの発生を
防止することができる。
○ル ワイヤワウンドロツドで接着剤を均一にする
ので中芯原紙は全面に亘つて強固に貼合され
る。
ので中芯原紙は全面に亘つて強固に貼合され
る。
○ヲ 接着剤は水性であるから作業が安全である。
○ワ 接着剤の水分含有量が少ないので、その水分
を発散させるための熱量が少なくて済む。
を発散させるための熱量が少なくて済む。
○カ 通常のコルゲータを改造して本発明装置にし
た場合、すなわち中芯貼合用接着剤塗布器や第
1及び第2の加熱ロールその他付属品を付加し
た場合でも、波形複合中芯を有する段ボールの
最高製造速度は、改造前のコルゲータによる単
葉中芯を有する段ボールの最高製造速度に一致
させることができる。
た場合、すなわち中芯貼合用接着剤塗布器や第
1及び第2の加熱ロールその他付属品を付加し
た場合でも、波形複合中芯を有する段ボールの
最高製造速度は、改造前のコルゲータによる単
葉中芯を有する段ボールの最高製造速度に一致
させることができる。
第1図乃至第3図は本発明方法により製造し得
る段ボールを示すもので第1図は両面段ボールの
断面図、第2図は複両面段ボールの断面図、第3
図は波形複合中芯の一方の中芯原紙の幅が段ボー
ルシートの幅よりせまくした段ボールシートの平
面図、第4図及び第5図は本発明方法を具体化し
た一つの実施態様を示す概略図で、第6図は該実
施態様の要部を示す要部格大図である。 43……第1の中芯原紙、63……第2の中芯
原紙、71……第1の加熱ロール、75……第2
の加熱ロール、80……複合中芯。
る段ボールを示すもので第1図は両面段ボールの
断面図、第2図は複両面段ボールの断面図、第3
図は波形複合中芯の一方の中芯原紙の幅が段ボー
ルシートの幅よりせまくした段ボールシートの平
面図、第4図及び第5図は本発明方法を具体化し
た一つの実施態様を示す概略図で、第6図は該実
施態様の要部を示す要部格大図である。 43……第1の中芯原紙、63……第2の中芯
原紙、71……第1の加熱ロール、75……第2
の加熱ロール、80……複合中芯。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 第1及び第2の中芯原紙の一方に接着剤を塗
布し該第1及び第2の中芯原紙を貼合した後、段
成形して段ボールを製造する方法において、 第1及び第2の中芯原紙が2重に重ね合せられ
て捲回されたロールから、第1及び第2の中芯原
紙を同時に引出し、 該第1及び第2の中芯原紙を分離して第1の中
芯原紙に接着剤を塗布し、 該第1の中芯原紙と第2の中芯原紙を貼合した
後、段成形し、 事後常法によりライナを貼合することを特徴と
する波形複合中芯を有する段ボールの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21107682A JPS59101349A (ja) | 1982-12-01 | 1982-12-01 | 波形複合中芯を有する段ボ−ルの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21107682A JPS59101349A (ja) | 1982-12-01 | 1982-12-01 | 波形複合中芯を有する段ボ−ルの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59101349A JPS59101349A (ja) | 1984-06-11 |
| JPH0316267B2 true JPH0316267B2 (ja) | 1991-03-05 |
Family
ID=16600003
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21107682A Granted JPS59101349A (ja) | 1982-12-01 | 1982-12-01 | 波形複合中芯を有する段ボ−ルの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59101349A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0627634U (ja) * | 1992-08-31 | 1994-04-12 | 有限会社コンペックス | 梱包用緩衝材及び梱包用緩衝材ブロック |
| JPH0627630U (ja) * | 1992-08-31 | 1994-04-12 | 有限会社コンペックス | 梱包用緩衝材ブロック |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3616010A (en) * | 1968-12-31 | 1971-10-26 | Owens Illinois Inc | Moisture-barrier corrugated paperboard and its method of manufacture |
| JPS5163793A (ja) * | 1974-11-27 | 1976-06-02 | Kyokuto Shibosan Kk | Fukugochushinojusurudanboorushiitono seizohoho oyobi seizosochi |
-
1982
- 1982-12-01 JP JP21107682A patent/JPS59101349A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59101349A (ja) | 1984-06-11 |
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