JPH0316339B2 - - Google Patents

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JPH0316339B2
JPH0316339B2 JP8503082A JP8503082A JPH0316339B2 JP H0316339 B2 JPH0316339 B2 JP H0316339B2 JP 8503082 A JP8503082 A JP 8503082A JP 8503082 A JP8503082 A JP 8503082A JP H0316339 B2 JPH0316339 B2 JP H0316339B2
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JP
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toluyloxy
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alcohol
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Hiroshi Ikawa
Saburo Sugai
Tokuji Okazaki
Mitsuya Akaboshi
Shiro Ikegami
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OTA PHARMA
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OTA PHARMA
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、3,4−ジ(p−トルイルオキシ)
−α−(三級ブチルアミノメチル)ベンジルアル
コールの新規な製造法に関するものである。
3,4−ジ(p−トルイルオキシ)−α−(三級
ブチルアミノメチル)ベンジルアルコールは、有
用な医薬用途を有する化合物であり、そのメタン
スルホン酸塩が、医薬品、特に交感神経興奮薬と
して用いられている。
従来、この化合物の製造法としては、3,4−
ジヒドロキシフエニル三級ブチルアミノケトンを
ジトルイル化した後、エタノール中で接触還元す
るかまたは、メタノール中で水素化ホウ素ナトリ
ウムにより還元するなどの方法が知られている
(特公昭53−14544参照)。
しかしながら、このような方法においては出発
原料の入手に煩雑な工程を要するという問題のほ
か、さらに、このようなジトルイル化したエステ
ル化合物は、エタノール或はメタノールなどの溶
媒中では、加溶媒分解を受け易く、従つて上記し
た如き還元条件下では副生物の生成は避けられな
いなど、工業的に行うためには、難点が存在して
いる。
本発明者等は、これらの問題を解消するために
鋭意研究した結果、式 で表わされる3,4−ジ(p−トルイルオキシ)
−ベンズアルデヒドを出発原料としてわずか3工
程で3,4−ジ(p−トルイルオキシ)−α−(三
級ブチルアミノメチル)ベンジルアルコールを得
る方法を確立することに成功した。
本発明方法において、式で表わされる目的物
質に至る中間体は、いずれも容易かつ安価に入手
し得る原材料あるいは試薬等を用い、簡便な操作
で、かつ穏和な反応条件下に行ない得る工程を経
由して製造することができるため、最終工程でN
−三級ブチル化する方法を採用することにより、
極めて簡便に式で表わされる化合物を得ること
が可能となつた。すなわち、本発明は、3,4−
ジ(p−トルイルオキシ)−α−(三級ブチルアミ
ノメチル)ベンジルアルコールの製造法として、
工業的見地から極めて価値のある方法を提供する
ものである。以下に本発明をさらに詳細に説明す
る。
式で表わされる化合物は、下図に示す工程に
より製造することができる。
なお、本発明の各方法において、上記工程の出
発物質もしくは中間体となる式,、及びで
表わされる各化合物は、いずれも本発明者等によ
り創製された文献未載の新規物質であり、これら
の物質は3,4−ジ(p−トルイルオキシ)−α
−(三級ブチルアミノメチル)ベンジルアルコー
ルの製造における有用な中間体物質である。
先ず、上記の第1工程は、3,4−ジ(p−ト
ルイルオキシ)ベンズアルデヒド()を三級ア
ミンたとえばトリエチルアミン等の存在下にニト
ロメタンと反応させることにより行われるが、こ
れにより、容易にかつ高収率で式で表わされる
化合物を得ることができる。この反応において
は、溶媒としては、たとえば、アセトニトリル、
ジメチルホルムアミドまたはピリジンなどが用い
られるが、あるいは無溶媒でも反応を行なうこと
ができる。反応温度は室温ないし80℃の範囲が好
ましいものであり、また、反応時間は通常3時間
ないし24時間の範囲で充分である。
上記工程で用いた出発原料の式の化合物は、
容易に入手し得るプロトカテキユアルデヒドを三
級アミンたとえば、トリエチルアミンまたはピリ
ジンなどの存在下に塩化p−トルイルを用いてエ
ステル化することによつて、極めて容易にしかも
高収率で得ることができる。この反応は不活性溶
媒であればいずれも用いることができるが、たと
えばベンゼン、トルエン、ジクロロメタン、アセ
トニトリル、ジメチルホルムアミド、ピリジンま
たはトリエチルアミンなどが好適であり、反応温
度は−30℃ないし50℃の温度範囲が好ましい。ま
た反応時間は通常30分ないし4時間の範囲で充分
である。
上記の第2工程では、このようにして得られた
式のα−ニトロメチルベンジルアルコール誘導
体を還元することにより行われる。これにより、
式で表わされるα−アミノメチルベンジルアル
コール誘導体が得られる。この反応において用い
られ還元方法は、貴金属触媒たとえばラネーニツ
ケルの存在下に接触水素添加する方法、あるい
は、遷移金属たとえば、鉄粉または亜鉛末を用い
て還元反応を行なうなどの方法である。
ラネーニツケルによる還元方法の場合、適当な
溶媒たとえば、ジオキサン、テトラヒドロフラ
ン、または酢酸などの溶媒を用いて、その中で20
℃ないし60℃の温度において、常圧で理論量の水
素が吸収されるまで反応を行なう。反応時間は、
通常5時間ないし10時間で充分である。また悪鉛
末による還元方法の場合には、適当な溶媒たとえ
ば、含水ジオキサンまたは含水テトラヒドロフラ
ンなどの溶媒を用い、その中で20ないし65℃にお
いて、塩化アンモニウムを添加するなどして行な
うのが有利である。また反応時間は通常6時間ま
での時間で充分である。
以上のようにして得られた式で表わされるα
−アミノメチルベンジルアルコール誘導体をN−
三級ブチル化することにより、一般式で表わさ
れる3,4−ジ(p−トルイルオキシ)−α−(三
級ブチルアミノメチル)ベンジルアルコールを得
ることができる。この反応において用いられるN
−三級ブチル化の方法としては、塩基性条件下で
三級ブチルブロマイドを用いて行なうか、または
酸性条件下でイソブテンを用いて行なう方法が有
利な方法としてあげられる。
三級ブチルブロマイドを用いる方法の場合、ピ
リジン中またはトリエチルアミン中で、あるいは
炭酸水素ナトリウムの存在下にジメチルホルムア
ミドとテトラヒドロフランとの混合溶媒中で、そ
の塩基性条件下で、20℃ないし60℃の温度におい
て行なわれる。反応時間は通常24時間以内で充分
である。また、イソブテンを用いる方法の場合に
は、適当な溶媒たとえばエーテル、ジクロロメタ
ン、ジメチルホルムアミド、テトラヒドロフラ
ン、またはこれらの混合溶媒中で−20℃ないし−
7℃の温度において、酸たとえば、p−トルエン
スルホン酸、メタンスルホン酸、硫酸、塩酸、三
フツ化ホウ素またはリン酸などの存在下に行なわ
れる。反応時間は通常1時間ないし5時間で充分
である。
次に本発明を実施例によりさらに詳細に説明す
るが、これらの実施例により本発明は限定される
ものではない。
実施例 1 3,4−ジ(p−トルイルオキシ)−α−ニト
ロメチルベンジルアルコールの製造 3,4−ジ(p−トルイルオキシ)ベンズアル
デヒド3.74g(0.01モル)をニトロメタン6.10g
(0.1モル)に溶かし、これに、トリエチルアミン
1.01g(0.01モル)を添加し、60℃で3時間撹拌
する。次いで、減圧下でニトロメタンを留去し、
残留物をエタノール中で再結晶すると標記化合物
3.67g(収率84.3%)が淡黄色結晶として得られ
た。
融点 121〜122℃ 元素分析値 C24H21NO7 計算値(%) C:66.20,H:4.86,N:3.22 実測値(%) C:66.18,H:4.91,N:3.08 Mass 70eV m/e:435(M+),417,375,239,
136,119,91 NMR δCDCl3:2.33(s,6H) :3.85(brs,1H,D2O消失) :4.53(d,2H,J=6Hz) :5.40(t,1H,J=6Hz) :7.06〜7.97(m,11H,arom) IRcn -1:νOH3480 :νC=01745 :νNO 21550 なお、ここで出発原料として用いた3,4−ジ
(p−トルイルオキシ)ベンズアルデヒドは以下
のようにして製造された。
プロトカテキユアルデヒド1.38g(0.01モル)
をアセトニトリル10mlに懸濁し、トリエチルアミ
ン3.04g(0.03モル)を加え、室温で撹拌下に、
塩化p−トルイル3.08g(0.02モル)を15分間を
要して滴下した後、そのまま、さらに2時間撹拌
する。この溶液にベンゼン20mlおよび10%塩酸20
mlを加え、ベンゼン層を分取し、そのベンゼン層
を水20mlで3回洗浄し、無水硫酸ナトリウムを用
いて乾燥した後、溶媒を留去する。こうして、微
黄色結晶の3,4−ジ(p−トルイルオキシ)ベ
ンズアルデヒド3.59g(収率96.1%)が得られ
た。
融点 109〜111℃ IRcn -1:νC=0 1730,1690 Mass 70eV m/e:374(M+),136,119,91 実施例 2 3,4−ジ(p−トルイルオキシ)−α−アミ
ノメチルベンジルアルコールの製造 a 3,4−ジ(p−トルイルオキシ)−α−ニ
トロメチルベンジルアルコール1.45g(0.0033
モル)をジオキサン15mlおよび水5mlに溶か
し、亜鉛末3.27gを加え室温で撹拌下に、塩化
アンモニウム5.35を20分間を要して添加した
後、そのまま1時間撹拌する。次いで、不溶物
を過し、水20mlおよびジクロルメタン20mlを
加え、ジクロルメタン層を分取する。水層をジ
クロルメタン20mlで抽出し、両ジクロルメタン
層を合わせ、水洗し無水硫酸ナトリウムで乾燥
した後、溶媒を留去すると、粗製の標記化合物
1.30g(収率97.3%)が得られた。このものを
シユウ酸で処理することにより白色結晶性のシ
ユウ酸塩が得られた。
分解点 225.5℃ 元素分析値 C25H26NO9 計算値(%) C:63.03 H:5.09 N:2.83 実測値(%) C:92.98 H:5.21 N:2.77 IRcn -1:νC=0 1730,1600 b 3,4−ジ(p−トルイルオキシ)−α−ニ
トロメチルベンジルアルコール435mg(0.001モ
ル)をジオキサン5mlに溶かし、ラネーニツケ
ル44mgを加え、水素雰囲気中で室温で、7時間
処理する。ラネーニツケルを過したのち、溶
媒を留去すると、粗製の標記化合物407mgが得
られた。このものをシユウ酸で処理するとシユ
ウ酸塩が得られる(分解点225℃)このものの
諸分析データは上記a)で得られたものと一致
した。
実施例 3 3,4−ジ(p−トルイルオキシ)−α−(三級
ブチルアミノメチル)ベンジルアルコールの製
造 a 3,4−ジ(p−トルイルオキシ)−α−ア
ミノメチルベンジルアルコール405mg(0.001モ
ル)をピリジン4mlに溶かし、三級ブチルブロ
マイド1.37g(0.01モル)を加え、室温で24時
間撹拌する。次いでこれに、水30mlおよびベン
ゼン20mlを加え、ベンゼン層を分取し、このベ
ンゼン層を3回水洗し、無水硫酸ナトリウムで
乾燥した後、溶媒を留去すると、黄色油状物
350mgが得られた。このものをシリカゲルカラ
ムクロラトグラフイーにより精製した後、メタ
ンスルホン酸で処理し、アセトンより再結晶す
ると、融点178.5〜180℃を示す標記化合物がそ
のメタンスルホン酸塩として175mg(収率31.4
%)得られた。
元素分析値 C29H35NO8S 計算値(%) C:62.46 H:6.33 N:2.51 実測値(%) C:62.39 H:6.41 N:2.47 NMRδCDCl3:1.39(s,9H) :2.34(s,6H) :2.80(s,3H) :3.15(m,2H) :5.35(m,1H) :7.05〜7.99(m,11H) IRcn -1:νC=01730 :νOH 3340 Mass 70eV m/e:461(M+)、443,326,241,
149,136,91,86,57 b 3,4−ジ(p−トルイルオキシ)−α−ア
ミノメチルベンジルアルコール405mg(0.001モ
ル)をジメチルホルムアミド5mlに溶かし、−
20℃で撹拌下にp−トルエンスルホン酸156mg
(0.001モル)を加え、次いでエーテル10mlにイ
ソブテン560mgを吸収させた溶液を加え、その
まま5時間撹拌する。この溶液に5%カセイソ
ーダ水溶液を加えエーテル層を分取する。この
エーテル層を3回水洗し、飽和食塩水で洗浄し
無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、溶媒を留去
すると褐色油状物471mgが得られた。このもの
をシリカゲルカラムクロマトグラフイーにより
精製した後、メタンスルホン酸で処理し、アセ
トンを用いて結晶化させると、融点177〜179℃
を示す標記化合物が、そのメタンスルホン酸塩
として132mg(収率23.7%)得られた。このも
のの諸分析データ上記aで得られたものと全て
一致した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 式 で表わされる3,4−ジ(p−トルイルオキシ)
    −α−アミノメチルベンジルアルコールをN−三
    級ブチル化することを特徴とする式 で表わされる3,4−ジ(p−トルイルオキシ)
    −α−(三級ブチルアミノメチル)ベンジルアル
    コールの製造法。 2 式 で表わされるα−ニトロメチルベンジルアルコー
    ル誘導体を還元し、得られた式 で表わされる3,4−ジ(p−トルイルオキシ)
    −α−アミノメチルベンジルアルコールをN−三
    級ブチル化することを特徴とする式 で表わされる3,4−ジ(p−トルイルオキシ)
    −α−(三級ブチルアミノメチル)ベンジルアル
    コールの製造法。 3 式 で表わされる3,4−ジ(p−トルイルオキシ)
    −ベンズアルデヒドとニトロメタンとを反応させ
    ることにより得られた、式 で表わされるα−ニトロメチルベンジルアルコー
    ル誘導体を還元し、得られた式 で表わされる3,4−ジ(p−トルイルオキシ)
    −α−アミノメチルベンジルアルコールをN−三
    級ブチル化することを特徴とする式 で表わされる3,4−ジ(p−トルイルオキシ)
    −α−(三級ブチルアミノメチル)ベンジルアル
    コール誘導体の製造法。
JP8503082A 1982-05-21 1982-05-21 α−アミノメチルベンジルアルコ−ル誘導体の製造法 Granted JPS58203950A (ja)

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JPS58203950A JPS58203950A (ja) 1983-11-28
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