JPH0316896B2 - - Google Patents
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- JPH0316896B2 JPH0316896B2 JP7198885A JP7198885A JPH0316896B2 JP H0316896 B2 JPH0316896 B2 JP H0316896B2 JP 7198885 A JP7198885 A JP 7198885A JP 7198885 A JP7198885 A JP 7198885A JP H0316896 B2 JPH0316896 B2 JP H0316896B2
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Landscapes
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
A 発明の目的
(1) 産業上の利用分野
本発明は、合成樹脂シートを所定の形状に成形
するために用いられる真空成形型に関する。
するために用いられる真空成形型に関する。
(2) 従来の技術
本出願人は先に、精密模型の表面に電鋳処理を
施してその模型に忠実で通気性を有する電鋳殻よ
りなる真空成形型を開発した(特願昭60−2669号
参照)。
施してその模型に忠実で通気性を有する電鋳殻よ
りなる真空成形型を開発した(特願昭60−2669号
参照)。
上記電鋳殻は、それを精密模型から離型した後
所定の支持枠に取付けられて成形作業に供され
る。
所定の支持枠に取付けられて成形作業に供され
る。
(3) 発明が解決しようとする問題点
しかしながら前記電鋳殻は肉厚が非常に薄く低
剛性である上に電鋳工程で内部応力が生じている
ので、離型時に変形するといつた問題がある。こ
の変形は車両用インストルメントパネルを成形す
る電鋳殻のように大型で複雑な成形部を持つもの
において生じ易い。
剛性である上に電鋳工程で内部応力が生じている
ので、離型時に変形するといつた問題がある。こ
の変形は車両用インストルメントパネルを成形す
る電鋳殻のように大型で複雑な成形部を持つもの
において生じ易い。
また取付フランジ部の肉厚が薄いので、それを
支持枠にボルト、ナツトにより締着する場合取付
フランジ部が変形するといつた問題もある。
支持枠にボルト、ナツトにより締着する場合取付
フランジ部が変形するといつた問題もある。
本発明は前記問題を解消し得る前記真空成形型
を提供することを目的とする。
を提供することを目的とする。
B 発明の構成
(1) 問題を解決するための手段
本発明は、合成樹脂シートを所定の形状に成形
する成形部の外周に、支持枠に取付けられる取付
フランジ部を連設した通気性を有する電鋳殻と、
前記取付フランジ部の背面全体に接合される繊維
強化合成樹脂体とより構成したことを特徴とす
る。
する成形部の外周に、支持枠に取付けられる取付
フランジ部を連設した通気性を有する電鋳殻と、
前記取付フランジ部の背面全体に接合される繊維
強化合成樹脂体とより構成したことを特徴とす
る。
(2)作 用
成形部の外周に、取付フランジ部とこれに接合
された繊維強化合成樹脂体とより高剛性な複合部
が構成され、この複合部により成形部の変形が抑
制されるのでその変形部の保形性が良好となる。
された繊維強化合成樹脂体とより高剛性な複合部
が構成され、この複合部により成形部の変形が抑
制されるのでその変形部の保形性が良好となる。
また前記複合部は優れた変形抵抗性を有するの
で、電鋳殻を支持枠に取付ける場合その複合部が
変形することがない。
で、電鋳殻を支持枠に取付ける場合その複合部が
変形することがない。
(3) 実施例
第1、第2図は、車両用インストルメントパネ
ルを成形するために用いられる真空成形型1を示
し、その型1は、平面において長方形をなすと共
に通気性を有するニツケル製電鋳殻2と、その電
鋳殻2の外周部に接合された繊維強化合成樹脂体
3とよりなる。電鋳殻2はその厚さが0.6〜3mm
程度であり、また合成樹脂シートをインストルメ
ントパネルの形状に成形する凹凸部分を備えた成
形部2aと、その外周に連設されて後述する支持
枠に取付けられる取付フランジ部2bとより構成
される。電鋳殻2の前面、即ち第2図において下
向きのシート重合面4には第3図に示すように牛
革に忠実な凹凸模様pが形成される。また第4図
に示すように電鋳殻2にはその厚さ方向に無数の
通気孔5が全体に亘つて均一に分布するように形
成され、それら通気孔5は真空吸引孔として用い
られる。それら通気孔5のシート重合面4におけ
る開口部5aは縦および横方向に約0.2mmのピツ
チで配列しており、それらの直径は0.03〜0.05mm
である。このように通気孔5の開口部5aは極め
て小型であるため凹凸模様pを何等損なうことが
ない。
ルを成形するために用いられる真空成形型1を示
し、その型1は、平面において長方形をなすと共
に通気性を有するニツケル製電鋳殻2と、その電
鋳殻2の外周部に接合された繊維強化合成樹脂体
3とよりなる。電鋳殻2はその厚さが0.6〜3mm
程度であり、また合成樹脂シートをインストルメ
ントパネルの形状に成形する凹凸部分を備えた成
形部2aと、その外周に連設されて後述する支持
枠に取付けられる取付フランジ部2bとより構成
される。電鋳殻2の前面、即ち第2図において下
向きのシート重合面4には第3図に示すように牛
革に忠実な凹凸模様pが形成される。また第4図
に示すように電鋳殻2にはその厚さ方向に無数の
通気孔5が全体に亘つて均一に分布するように形
成され、それら通気孔5は真空吸引孔として用い
られる。それら通気孔5のシート重合面4におけ
る開口部5aは縦および横方向に約0.2mmのピツ
チで配列しており、それらの直径は0.03〜0.05mm
である。このように通気孔5の開口部5aは極め
て小型であるため凹凸模様pを何等損なうことが
ない。
電鋳殻2の成形部2a背面には、第1図に示す
ように多数のナツト部材61が成形部2a全体に
亘つて分散するように縦横に配列されたスタツド
溶接により溶着される。また取付フランジ部2b
の背面にも、多数のナツト部材62が取付フラン
ジ部2b全体に亘つて分散するようにスタツド溶
接により溶着される。これらナツト部材61,62
は電鋳殻2を後述する支持枠に吊持するために用
いられる。
ように多数のナツト部材61が成形部2a全体に
亘つて分散するように縦横に配列されたスタツド
溶接により溶着される。また取付フランジ部2b
の背面にも、多数のナツト部材62が取付フラン
ジ部2b全体に亘つて分散するようにスタツド溶
接により溶着される。これらナツト部材61,62
は電鋳殻2を後述する支持枠に吊持するために用
いられる。
このようにスタツド溶接法を適用すると、多数
のナツト部材61,62を極薄の電鋳殻2に溶着し
てもその電鋳殻2に溶接歪を生じないという利点
がある。
のナツト部材61,62を極薄の電鋳殻2に溶着し
てもその電鋳殻2に溶接歪を生じないという利点
がある。
前記繊維強化合成樹脂体3は取付フランジ部2
bの背面全体に接合されている。この繊維強化合
成樹脂体3は強化用繊維とそれに充填複合される
熱硬化性合成樹脂とよりなり、強化用繊維として
はガラス繊維、炭素繊維、金属繊維等よりなる長
繊維またはこれら繊維の1つ以上を用いて形成さ
れる不織布等が該当し、また熱硬化性合成樹脂と
してはエポキシ樹脂等が該当する。
bの背面全体に接合されている。この繊維強化合
成樹脂体3は強化用繊維とそれに充填複合される
熱硬化性合成樹脂とよりなり、強化用繊維として
はガラス繊維、炭素繊維、金属繊維等よりなる長
繊維またはこれら繊維の1つ以上を用いて形成さ
れる不織布等が該当し、また熱硬化性合成樹脂と
してはエポキシ樹脂等が該当する。
繊維強化合成樹脂体3の作製に当たつては、電
鋳殻2の取付フランジ部2b背面全体に、前記ナ
ツト部材62を溶着した後前記繊維を所定の厚さ
および配向を以て配設し、これに前記熱硬化性合
成樹脂液を含浸させてその樹脂を加熱硬化するも
ので、この繊維強化合成樹脂体3の作製と同時に
それは取付フランジ部2bと一体に接合される。
鋳殻2の取付フランジ部2b背面全体に、前記ナ
ツト部材62を溶着した後前記繊維を所定の厚さ
および配向を以て配設し、これに前記熱硬化性合
成樹脂液を含浸させてその樹脂を加熱硬化するも
ので、この繊維強化合成樹脂体3の作製と同時に
それは取付フランジ部2bと一体に接合される。
この繊維強化合成樹脂体3の作製は、電鋳殻2
を離型する前、即ち電鋳殻2が精密模型M上にあ
るときに行われる。
を離型する前、即ち電鋳殻2が精密模型M上にあ
るときに行われる。
このように成形部2aの外周に、取付フランジ
部2bとこれに接合された繊維強化合成樹脂体3
とより高剛性な複合部7を形成すると、この複合
部7により成形部2aの変形が抑制されるので、
電鋳殻2の保形性が良好となり、離型時において
電鋳工程で生じた内部応力に起因する電鋳殻2の
変形を防止することができる。
部2bとこれに接合された繊維強化合成樹脂体3
とより高剛性な複合部7を形成すると、この複合
部7により成形部2aの変形が抑制されるので、
電鋳殻2の保形性が良好となり、離型時において
電鋳工程で生じた内部応力に起因する電鋳殻2の
変形を防止することができる。
前記真空成形型1は、第5、第6図に示すよう
に支持枠8に取付けられて昇降自在な第1可動部
91を構成し、その第1可動部91はそれの下方に
おいて昇降自在に配設された第2可動部92と共
にインストルメントパネルの製造に供される。
に支持枠8に取付けられて昇降自在な第1可動部
91を構成し、その第1可動部91はそれの下方に
おいて昇降自在に配設された第2可動部92と共
にインストルメントパネルの製造に供される。
第1可動部91において、支持枠8は、天壁1
0を備えた平面長方形の箱状をなす枠本体8a
と、その枠本体8aの下向き開口部近傍において
その長手方向と直交するように等間隔に配設され
て両端部を枠本体8a内面に溶着された複数のア
ングル形桟材8bと、上端面を天壁10に、また
下端面を各桟材8bに溶着された支持板8cとよ
りなる。
0を備えた平面長方形の箱状をなす枠本体8a
と、その枠本体8aの下向き開口部近傍において
その長手方向と直交するように等間隔に配設され
て両端部を枠本体8a内面に溶着された複数のア
ングル形桟材8bと、上端面を天壁10に、また
下端面を各桟材8bに溶着された支持板8cとよ
りなる。
枠本体8aの下向き開口部は電鋳殻2の成形部
2aにより覆われ、下向き開口部周縁に突設され
た支持フランジ部11は電鋳殻2における取付フ
ランジ部2bの背面、したがつて複合部7におけ
る繊維強化合成樹脂体3に当て板12を介して重
合され、両フランジ部2b,11は枠本体8aの
周囲に沿つて多数の締付ボルト13およびナツト
14により連結される。この場合複合部7は優れ
た変形抵抗性を有するので、締付ボルト13等に
より締付けられても変形することがない。当て板
12の内側において支持フランジ部11と複合部
7間には真空シール材15が介装される。
2aにより覆われ、下向き開口部周縁に突設され
た支持フランジ部11は電鋳殻2における取付フ
ランジ部2bの背面、したがつて複合部7におけ
る繊維強化合成樹脂体3に当て板12を介して重
合され、両フランジ部2b,11は枠本体8aの
周囲に沿つて多数の締付ボルト13およびナツト
14により連結される。この場合複合部7は優れ
た変形抵抗性を有するので、締付ボルト13等に
より締付けられても変形することがない。当て板
12の内側において支持フランジ部11と複合部
7間には真空シール材15が介装される。
電鋳殻2の成形部2aに溶着されたナツト部材
61において第1図の各横列のナツト部材61は各
桟材8bに対向するように配設されており、各ナ
ツト部材61と各桟材8b間には筒状スペーサ1
71が介装され、桟材8bおよび筒状スペーサ1
71を貫通する吊持ボルト181がナツト部材61
に螺着される。筒状スペーサ171は吊持ボルト
181の締付力を所定量に規制して取付フランジ
部2bの変形を防止する機能を有する。
61において第1図の各横列のナツト部材61は各
桟材8bに対向するように配設されており、各ナ
ツト部材61と各桟材8b間には筒状スペーサ1
71が介装され、桟材8bおよび筒状スペーサ1
71を貫通する吊持ボルト181がナツト部材61
に螺着される。筒状スペーサ171は吊持ボルト
181の締付力を所定量に規制して取付フランジ
部2bの変形を防止する機能を有する。
枠本体8aの内面には、電鋳殻2の取付フラン
ジ部2b背面に溶着された各ナツト部材62に対
応してアングル材16が溶着される。各ナツト部
材62と各アングル材16間には筒状スペーサ1
72が介装され、アングル材16および筒状スペ
ーサ172を貫通する吊持ボルト182がナツト部
材62に螺着される。
ジ部2b背面に溶着された各ナツト部材62に対
応してアングル材16が溶着される。各ナツト部
材62と各アングル材16間には筒状スペーサ1
72が介装され、アングル材16および筒状スペ
ーサ172を貫通する吊持ボルト182がナツト部
材62に螺着される。
支持枠8内には、主として電鋳殻2の成形部2
aを補強するバツクアツプ体19が収容され、電
鋳殻2と一体に接合される。そのバツクアツプ体
19は、電鋳殻2側に配設されてステンレス鋼等
の耐食性に優れた無数の鋼球の相隣るもの相互間
をエポキシ樹脂等の熱硬化性合成樹脂により部分
接合した通気性を有する第1層191と、その第
1層191に積層されて無数のガラス粒子の相隣
るもの相互間を前記同様の熱硬化性合成樹脂によ
り部分接合した通気性を有する第2層192とよ
りなる。
aを補強するバツクアツプ体19が収容され、電
鋳殻2と一体に接合される。そのバツクアツプ体
19は、電鋳殻2側に配設されてステンレス鋼等
の耐食性に優れた無数の鋼球の相隣るもの相互間
をエポキシ樹脂等の熱硬化性合成樹脂により部分
接合した通気性を有する第1層191と、その第
1層191に積層されて無数のガラス粒子の相隣
るもの相互間を前記同様の熱硬化性合成樹脂によ
り部分接合した通気性を有する第2層192とよ
りなる。
このように電鋳殻2の背面側にバツクアツプ体
19を設けても、電鋳殻2の取付フランジ部2
b、したがつて複合部7が支持枠8の支持フラン
ジ部11に重合連結され、また複合部7および成
形部2aが多数のの吊持ボルト181,182によ
り各桟材8bおよびアングル材16に吊持されて
いるので、電鋳殻2がバツクアツプ体19の重量
により垂れ下がつて変形するといつた問題を生じ
ることがない。
19を設けても、電鋳殻2の取付フランジ部2
b、したがつて複合部7が支持枠8の支持フラン
ジ部11に重合連結され、また複合部7および成
形部2aが多数のの吊持ボルト181,182によ
り各桟材8bおよびアングル材16に吊持されて
いるので、電鋳殻2がバツクアツプ体19の重量
により垂れ下がつて変形するといつた問題を生じ
ることがない。
第1層191を形成する場合には、電鋳殻2の
背面において天壁10のない枠本体8b内に、第
7図に示すように表面に薄い前記熱硬化性合性樹
脂よりなる樹脂層R1を有する70〜150μの鋼球2
0を所定量注入し、その後鋼球20および樹脂層
R1を70〜80℃に加熱して樹脂層R1の相隣る鋼球
20間の接点に位置する部位を接合し、各接合点
で囲まれる空隙V1を形成するものである。この
空隙V1により第1層191に連続気孔が形成され
る。この鋼球20相互間の接合時に第1層191
と電鋳殻2間も前記樹脂層R1より接合される。
背面において天壁10のない枠本体8b内に、第
7図に示すように表面に薄い前記熱硬化性合性樹
脂よりなる樹脂層R1を有する70〜150μの鋼球2
0を所定量注入し、その後鋼球20および樹脂層
R1を70〜80℃に加熱して樹脂層R1の相隣る鋼球
20間の接点に位置する部位を接合し、各接合点
で囲まれる空隙V1を形成するものである。この
空隙V1により第1層191に連続気孔が形成され
る。この鋼球20相互間の接合時に第1層191
と電鋳殻2間も前記樹脂層R1より接合される。
また第2層192を形成する場合には、軽量化
のために凹部19aを形成すべくそれと同形の部
材(図示せず)を枠本体8b内に吊持し、第1層
191の上に第8図に示すように表面に薄い前記
樹脂層R2を有する400〜600μのガラス粒子21を
所定量注入し、その後、ガラス粒子21および樹
脂層R2を70〜80℃に加熱して樹脂層R2の相隣る
ガラス粒子21間の接点に位置する部位を接合
し、各接合点で囲まれる空隙V2を形成するもの
である。この空隙V2により第2層192に連続気
孔が形成される。このガラス粒子21相互間の接
合時に第1層191と第2層192間も前記樹脂層
R2によりそれぞれ接合される。
のために凹部19aを形成すべくそれと同形の部
材(図示せず)を枠本体8b内に吊持し、第1層
191の上に第8図に示すように表面に薄い前記
樹脂層R2を有する400〜600μのガラス粒子21を
所定量注入し、その後、ガラス粒子21および樹
脂層R2を70〜80℃に加熱して樹脂層R2の相隣る
ガラス粒子21間の接点に位置する部位を接合
し、各接合点で囲まれる空隙V2を形成するもの
である。この空隙V2により第2層192に連続気
孔が形成される。このガラス粒子21相互間の接
合時に第1層191と第2層192間も前記樹脂層
R2によりそれぞれ接合される。
支持板8cには、複数の窓22が形成され、こ
れら窓22によりガラス粒子21の注入時その流
れが支持板8cにより妨げられないようになつて
いる。
れら窓22によりガラス粒子21の注入時その流
れが支持板8cにより妨げられないようになつて
いる。
第1層191には、成形部2aを全域に亘り均
等に冷却し得るように冷却管23が蛇行して埋設
される。この場合第1層191は鋼球20を主体
とするので熱伝導性が良好であり、したがつて成
形部2aを効率良く冷却することができる。また
冷却管23の蛇行埋設により第1層191が補強
される。
等に冷却し得るように冷却管23が蛇行して埋設
される。この場合第1層191は鋼球20を主体
とするので熱伝導性が良好であり、したがつて成
形部2aを効率良く冷却することができる。また
冷却管23の蛇行埋設により第1層191が補強
される。
支持枠8内は切換弁24を介して真空ポンプ2
51およびフロア26に接続される。
51およびフロア26に接続される。
第2可動部92は下記のように構成される。
底壁27を備えた平面長方形の支持枠28の上
向き開口部には成形部2aと嵌合関係にある押圧
型29が固着される。その押圧型29の上面には
芯材Cを嵌め込むための凹部30が形成され、ま
た押圧型29において、成形部2aと対向する部
分にはその部分を貫通するように複数の真空吸引
孔31が形成される。支持枠28内は真空ポンプ
252に接続される。
向き開口部には成形部2aと嵌合関係にある押圧
型29が固着される。その押圧型29の上面には
芯材Cを嵌め込むための凹部30が形成され、ま
た押圧型29において、成形部2aと対向する部
分にはその部分を貫通するように複数の真空吸引
孔31が形成される。支持枠28内は真空ポンプ
252に接続される。
インストルメントパネルは合成樹脂シートSと
芯材Cとよりなり、その合成樹脂シートSとして
は、ポリ塩化ビニル等よりなるシート単体、また
はそのシートを表皮層とし、これにポリプロピレ
ン発泡シートをクツシヨン層として貼合わせた積
層シートが該当する。
芯材Cとよりなり、その合成樹脂シートSとして
は、ポリ塩化ビニル等よりなるシート単体、また
はそのシートを表皮層とし、これにポリプロピレ
ン発泡シートをクツシヨン層として貼合わせた積
層シートが該当する。
また芯材Cは、ABS樹脂等よりなる板に複数
の小径真空吸引孔32を形成し、この板を押圧型
29の凹部30に合致するように形成したもので
ある。
の小径真空吸引孔32を形成し、この板を押圧型
29の凹部30に合致するように形成したもので
ある。
次に、インストルメントパネルの製造について
説明する。
説明する。
芯材Cの表面に接着剤としてホツトメルト接着
剤を塗布し、その接着剤を加熱軟化する。
剤を塗布し、その接着剤を加熱軟化する。
第5図に示すように第1可動部91を上昇させ、
また第2可動部92を下降させて電鋳殻2と押圧
型29を開き、その押圧型29の凹部30に前記
芯材Cをその接着剤塗布面を外側に向けて嵌め込
み、その各真空吸引孔32を押圧型29の各真空
吸引孔31に合致させる。
また第2可動部92を下降させて電鋳殻2と押圧
型29を開き、その押圧型29の凹部30に前記
芯材Cをその接着剤塗布面を外側に向けて嵌め込
み、その各真空吸引孔32を押圧型29の各真空
吸引孔31に合致させる。
表皮層aおよびクツシヨン層bよりなる合成樹
脂シートSを略180℃に高温加熱して軟化させ、
その表皮層aを上にして合成樹脂シートSを第1
および第2可動部91,92間に配設する。
脂シートSを略180℃に高温加熱して軟化させ、
その表皮層aを上にして合成樹脂シートSを第1
および第2可動部91,92間に配設する。
第9図に示すように第1可動部91を下降させ、
また第2可動部92を上昇させて電鋳殻2と押圧
型29間に合成樹脂シートSを挟着する。合成樹
脂シートSは押圧型29により電鋳殻2の表面に
押圧されるので、その表面に対するなじみ性が良
い。
また第2可動部92を上昇させて電鋳殻2と押圧
型29間に合成樹脂シートSを挟着する。合成樹
脂シートSは押圧型29により電鋳殻2の表面に
押圧されるので、その表面に対するなじみ性が良
い。
第1可動部91の支持枠8内を切換弁24を介
して真空ポンプ251に接続し、その真空ポンプ
251により合成樹脂シートSを真空吸引する。
電鋳殻2の成形部2aは、その全体に亘つて無数
の微細通気孔5を有し、また合成樹シートSは成
形部2aの表面に押圧型29により充分になじま
せられているので、そのシートSは成形部2aの
表面全体に強く密着し、これによりシートSの表
面には凹凸模様pが正確且つ明瞭に転写され、同
時にシートSは成形部2aの形状に成形される。
成形部2aは冷却管23により冷却されているの
で、シートSは直ちに冷却され、凹凸模様pおよ
び形状の崩れが防止される。
して真空ポンプ251に接続し、その真空ポンプ
251により合成樹脂シートSを真空吸引する。
電鋳殻2の成形部2aは、その全体に亘つて無数
の微細通気孔5を有し、また合成樹シートSは成
形部2aの表面に押圧型29により充分になじま
せられているので、そのシートSは成形部2aの
表面全体に強く密着し、これによりシートSの表
面には凹凸模様pが正確且つ明瞭に転写され、同
時にシートSは成形部2aの形状に成形される。
成形部2aは冷却管23により冷却されているの
で、シートSは直ちに冷却され、凹凸模様pおよ
び形状の崩れが防止される。
第2可動部92側の真空ポンプ252を作動させ
て前記シートSより成形された成形体を押圧型2
9および芯材Cの表面に真空吸引すると共に第1
可動部91の支持枠8内を切換弁24を介しブロ
ア26側に切り換えて成形体にブロー圧をかけ
る。
て前記シートSより成形された成形体を押圧型2
9および芯材Cの表面に真空吸引すると共に第1
可動部91の支持枠8内を切換弁24を介しブロ
ア26側に切り換えて成形体にブロー圧をかけ
る。
これにより成形体は成形部2aより離型すると
共に芯材Cに密着してそれと一体に接合される。
成形体は成形部2aに強く密着しているので前記
真空吸引作用およびブロー圧を併用することは、
成形体の離型を促進するために極めて有利な手段
である。
共に芯材Cに密着してそれと一体に接合される。
成形体は成形部2aに強く密着しているので前記
真空吸引作用およびブロー圧を併用することは、
成形体の離型を促進するために極めて有利な手段
である。
ブロア26を停止し、また第2可動部92の支
持枠28内を大気に切換え、その後第1可動部9
1を上昇させ、また第2可動部92を上昇させて押
圧型29よりインストルメントパネルを外す。
持枠28内を大気に切換え、その後第1可動部9
1を上昇させ、また第2可動部92を上昇させて押
圧型29よりインストルメントパネルを外す。
このインストルメントパネルの表面には、凹凸
模様pが流れることなく明瞭に付され、また合成
樹脂シートSよりなる成形体と芯材Cとの接合強
度も大きく、耐久性に優れている。
模様pが流れることなく明瞭に付され、また合成
樹脂シートSよりなる成形体と芯材Cとの接合強
度も大きく、耐久性に優れている。
前記製造時において、電鋳殻2の成形部2aに
はそれが押圧型29と嵌合する際衝撃力が作用す
るが、その成形部2aは背面側をバツクアツプ体
19により補強されているので成形部2aが変形
するようなことはない。
はそれが押圧型29と嵌合する際衝撃力が作用す
るが、その成形部2aは背面側をバツクアツプ体
19により補強されているので成形部2aが変形
するようなことはない。
次に第10図の原理図により前記電鋳殻2の製
造について説明する。
造について説明する。
(a) 工程
牛革よりエポキシ樹脂を用いて前記凹凸模様
pを有する精密模型Mを作製する。
pを有する精密模型Mを作製する。
(b) 工程
精密模型Mの凹凸模様pを有する表面に銀鏡
処理を施して銀よりなる薄い導電層Coを形成
し、その導電層Coの表面全体に凹凸模様pを
現出させる。
処理を施して銀よりなる薄い導電層Coを形成
し、その導電層Coの表面全体に凹凸模様pを
現出させる。
(c) 工程
精密模型Mの周囲を絶縁筒体Tで囲み、導電
層Coの表面全体に溶出可能で微細な粒子とし
て直径0.2mmの無数のポリスチレン粒子Psを積
層して層lを形成し、その上にガラス粒子をナ
イロン製の網に入れた浮き上がり防止体Wを載
せて最下層のポリスチレン粒子Psを導電層Co
の表面に密着させる。これにより最下層の各ポ
リスチレン粒子Psは導電装置Coの表面に点接
触状態で密着する。
層Coの表面全体に溶出可能で微細な粒子とし
て直径0.2mmの無数のポリスチレン粒子Psを積
層して層lを形成し、その上にガラス粒子をナ
イロン製の網に入れた浮き上がり防止体Wを載
せて最下層のポリスチレン粒子Psを導電層Co
の表面に密着させる。これにより最下層の各ポ
リスチレン粒子Psは導電装置Coの表面に点接
触状態で密着する。
(d) 工程
前記精密模型Mを電鋳槽Taのニツケルメツ
キ液So中に入れて導電層Coを電源Esの(+)
極に、また浮き上がり防止体Wと対向する電極
Eを電源Esの(−)極にそれぞれ接続して精
密模型Mに電鋳処理を施す。この電鋳処理工程
中に、析出したニツケルnが導電層Coのポリ
スチレン粒子Psとの密着部を除く導電層Coと
ポリスチレン粒子Ps間および相隣るポリスチ
レン粒子Ps間の空間を満たし、これにより凹
凸模様pを有する電鋳殻2を得る。この電鋳殻
2の厚さは、最上層のポリスチレン粒子Psの
上部周面が電鋳殻2より僅かに露出する程度と
なるように前記粒子の層lよりも薄く設定され
る。
キ液So中に入れて導電層Coを電源Esの(+)
極に、また浮き上がり防止体Wと対向する電極
Eを電源Esの(−)極にそれぞれ接続して精
密模型Mに電鋳処理を施す。この電鋳処理工程
中に、析出したニツケルnが導電層Coのポリ
スチレン粒子Psとの密着部を除く導電層Coと
ポリスチレン粒子Ps間および相隣るポリスチ
レン粒子Ps間の空間を満たし、これにより凹
凸模様pを有する電鋳殻2を得る。この電鋳殻
2の厚さは、最上層のポリスチレン粒子Psの
上部周面が電鋳殻2より僅かに露出する程度と
なるように前記粒子の層lよりも薄く設定され
る。
上記工程を経て得られた電鋳殻2を離型、し
たがつて電鋳殻2を導電層Coより剥離した後、
トルエン、塩化メチレン等の溶剤中に浸漬して
ポリスチレン粒子Psを電鋳殻2より溶出し、
第4図に示す通気孔5を形成する。この場合電
鋳殻2の凹凸模様pを有する表面および裏面に
は粒子の層lの一部が露出しているので、それ
ら露出部分からポリスチレン粒子Psが溶解し
て開口部5a,5bが形成され、また電鋳殻2
内部にはポリスチレン粒子Ps溶出後の空孔5
cおよび相隣るポリスチレン粒子Ps等の接点
であつたところに相隣る空孔5c間を連通する
連通孔5dが形成される。
たがつて電鋳殻2を導電層Coより剥離した後、
トルエン、塩化メチレン等の溶剤中に浸漬して
ポリスチレン粒子Psを電鋳殻2より溶出し、
第4図に示す通気孔5を形成する。この場合電
鋳殻2の凹凸模様pを有する表面および裏面に
は粒子の層lの一部が露出しているので、それ
ら露出部分からポリスチレン粒子Psが溶解し
て開口部5a,5bが形成され、また電鋳殻2
内部にはポリスチレン粒子Ps溶出後の空孔5
cおよび相隣るポリスチレン粒子Ps等の接点
であつたところに相隣る空孔5c間を連通する
連通孔5dが形成される。
これにより表裏両面に極めて小径の開口部5
a,5bを有する無数の通気孔5を持つた電鋳
殻2が得られる。
a,5bを有する無数の通気孔5を持つた電鋳
殻2が得られる。
溶出可能な粒子としては、前記ポリスチレン
粒子Psの外にパラフイン粒子、アルミニウム
粒子等の使用が困難であり、パラフイン粒子の
場合は加熱により電鋳殻2より溶出し、またア
ルミニウム粒子の場合は加熱または化学エツチ
ング処理により電鋳殻2より溶出する。
粒子Psの外にパラフイン粒子、アルミニウム
粒子等の使用が困難であり、パラフイン粒子の
場合は加熱により電鋳殻2より溶出し、またア
ルミニウム粒子の場合は加熱または化学エツチ
ング処理により電鋳殻2より溶出する。
次に電鋳殻2の離型作業について説明する。
第11図に示すように精密模型M上の電鋳殻
2の背面に多数のナツト部材61,62を前記の
ように溶着する。また取付フランジ部2bの背
面全体に前記のように繊維強化合成樹脂体3を
接合する。
2の背面に多数のナツト部材61,62を前記の
ように溶着する。また取付フランジ部2bの背
面全体に前記のように繊維強化合成樹脂体3を
接合する。
次いで、第12図に示すように天壁10を溶
着していない支持枠8を電鋳殻2に被せ、前記
のように電鋳殻2を各桟材8bおよび各アング
ル材16に筒状スペーサ171,172および吊
持ボルト181,182を介して吊持する。
着していない支持枠8を電鋳殻2に被せ、前記
のように電鋳殻2を各桟材8bおよび各アング
ル材16に筒状スペーサ171,172および吊
持ボルト181,182を介して吊持する。
その後支持枠8を引き上げて電鋳殻2を精密
模型Mより離型する。
模型Mより離型する。
この離型時において、複合部7および支持枠
8により電鋳殻2が保形されているので、電鋳
工程で生じた内部応力に起因する電鋳殻2の変
形が防止される。
8により電鋳殻2が保形されているので、電鋳
工程で生じた内部応力に起因する電鋳殻2の変
形が防止される。
第13図は電鋳殻2の背面に多数の吊持ボル
ト183,184をスタツド溶接により溶着し、
各ボルト183,184にナツト331,332を
螺着するようにした変形例を示す。
ト183,184をスタツド溶接により溶着し、
各ボルト183,184にナツト331,332を
螺着するようにした変形例を示す。
C 発明の効果
本発明によれば、電鋳殻の取付フランジ部背面
全体に繊維強化合成樹脂体を接合したので、成形
部の外周には取付フランジ部および繊維強化合成
樹脂体よりなる高剛性な複合部が形成され、この
複合部により成形部の変形が抑制される。したが
つて成形部の保形性が良好となり、離型作業前に
前記複合部を形成することにより電鋳工程で生じ
た内部応力に起因する電鋳殻の変形を防止するこ
とができる。
全体に繊維強化合成樹脂体を接合したので、成形
部の外周には取付フランジ部および繊維強化合成
樹脂体よりなる高剛性な複合部が形成され、この
複合部により成形部の変形が抑制される。したが
つて成形部の保形性が良好となり、離型作業前に
前記複合部を形成することにより電鋳工程で生じ
た内部応力に起因する電鋳殻の変形を防止するこ
とができる。
また前記複合部は優れた変形抵抗性を有するの
で、電鋳殻を支持枠に取付ける場合その複合部が
変形することがない。
で、電鋳殻を支持枠に取付ける場合その複合部が
変形することがない。
第1図は真空成形型の背面図、第2図は第1図
−線断面図、第3図は電鋳殻の正面図、第4
図は第3図−線断面図、第5図はインストル
メントパネル製造装置における製造作業前の縦断
面図、第6図は第5図−線断面図、第7図は
バツクアツプ体における第1層の一部の拡大断面
図、第8図はバツクアツプ体における第2層の一
部の拡大断面図、第9図は前記装置における製造
作業中の縦断面図、第10図は電鋳殻の製造工程
説明図、第11図は電鋳殻と精密模型の関係を示
す縦断面図、第12図は電鋳殻の離型作業を示す
縦断面図、第13図は電鋳殻の吊持構造の変形例
の要部縦断面図である。 S……合成樹脂シート、2……電鋳殻、2a…
…成形部、2b……取付フランジ部、3……繊維
強化合成樹脂体。
−線断面図、第3図は電鋳殻の正面図、第4
図は第3図−線断面図、第5図はインストル
メントパネル製造装置における製造作業前の縦断
面図、第6図は第5図−線断面図、第7図は
バツクアツプ体における第1層の一部の拡大断面
図、第8図はバツクアツプ体における第2層の一
部の拡大断面図、第9図は前記装置における製造
作業中の縦断面図、第10図は電鋳殻の製造工程
説明図、第11図は電鋳殻と精密模型の関係を示
す縦断面図、第12図は電鋳殻の離型作業を示す
縦断面図、第13図は電鋳殻の吊持構造の変形例
の要部縦断面図である。 S……合成樹脂シート、2……電鋳殻、2a…
…成形部、2b……取付フランジ部、3……繊維
強化合成樹脂体。
Claims (1)
- 1 合成樹脂シートを所定の形状に成形する成形
部の外周に、支持枠に取付けられる取付フランジ
部を連設した通気性を有する電鋳殻と、前記取付
フランジ部の背面全体に接合される繊維強化合成
樹脂体とよりなる真空成形型。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7198885A JPS61229527A (ja) | 1985-04-05 | 1985-04-05 | 真空成形型 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7198885A JPS61229527A (ja) | 1985-04-05 | 1985-04-05 | 真空成形型 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61229527A JPS61229527A (ja) | 1986-10-13 |
| JPH0316896B2 true JPH0316896B2 (ja) | 1991-03-06 |
Family
ID=13476349
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7198885A Granted JPS61229527A (ja) | 1985-04-05 | 1985-04-05 | 真空成形型 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61229527A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62292408A (ja) * | 1986-06-12 | 1987-12-19 | Konan Tokushu Sangyo Kk | 電鋳金型 |
-
1985
- 1985-04-05 JP JP7198885A patent/JPS61229527A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61229527A (ja) | 1986-10-13 |
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