JPH0317062A - α―アミノ―ε―カプロラクタムの製造法 - Google Patents
α―アミノ―ε―カプロラクタムの製造法Info
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- JPH0317062A JPH0317062A JP15322089A JP15322089A JPH0317062A JP H0317062 A JPH0317062 A JP H0317062A JP 15322089 A JP15322089 A JP 15322089A JP 15322089 A JP15322089 A JP 15322089A JP H0317062 A JPH0317062 A JP H0317062A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は取り扱いやすいリジン塩酸塩を出発原料に用い
てα−アミノーε一カプロラクタムを製造する方法に関
する。α−アミノーε一カプロラクタムは機能性高分子
材料の原料として有用である。
てα−アミノーε一カプロラクタムを製造する方法に関
する。α−アミノーε一カプロラクタムは機能性高分子
材料の原料として有用である。
従来の技術
従来、不安定で取り扱いにくい遊離リジンを出発原料と
する方法としては、(1〕炭素数4〜lOのアルコール
中でリジンを加熱環化させる方法(特開昭59−760
63号公報) 、(2)シリカゲルあるいはアルミナの
共存下にトルエン中で脱水、環化させる方法〔テトラヘ
トロンレターズ(Tetrahedronしetter
s) 21 2443 〜2446、I980年〕な
どが知られている。
する方法としては、(1〕炭素数4〜lOのアルコール
中でリジンを加熱環化させる方法(特開昭59−760
63号公報) 、(2)シリカゲルあるいはアルミナの
共存下にトルエン中で脱水、環化させる方法〔テトラヘ
トロンレターズ(Tetrahedronしetter
s) 21 2443 〜2446、I980年〕な
どが知られている。
また、安定で取り扱いやすいリジン塩酸塩を出発原料と
する方法としては、(3)リジンを一度エステルとし、
これを有機溶媒中あるいは無溶媒で加熱し脱アルコール
環化させる方法〔ジャーナル・才ブ・ザ・ケミカル・ソ
サイエティ(Jaurnal ofthe Chemi
cal Society> 39〜40 1943年
〕などをあげることができる。
する方法としては、(3)リジンを一度エステルとし、
これを有機溶媒中あるいは無溶媒で加熱し脱アルコール
環化させる方法〔ジャーナル・才ブ・ザ・ケミカル・ソ
サイエティ(Jaurnal ofthe Chemi
cal Society> 39〜40 1943年
〕などをあげることができる。
発明が解決しようとする課題
遊離リジンは吸湿性が高く、空気中の二酸化炭素によっ
て炭酸塩になりやすい不安定な物質で工業的に取り扱い
にくい。前記した(1)の方法では遊離リジンに対して
大量のアルコールを必要とし、反応にも長時間を要し生
産性が悪い。(2)の方法では、リジン塩酸塩を出発原
料として用いることもできるが大量のシリカゲルあるい
はアルミナを必要とし、経済的に不利である。(3)の
方法では、酸存在下、リジン塩酸塩をアルコール中でエ
ステル化する工程、エステル化に用いた酸を塩基で中和
する工程、エステルの単離工程など多くの工程を必要と
する上、ジケトピベラジンの副生を生じ、環化収率の低
下をもたらす。本発明の目的は、上記のように従来法の
有する欠点を有さず、安定で取り扱いやすいリジン塩酸
塩を出発原料として効率よく安価にα−アミノーε一カ
プロラクタムを製造する方法を提供することにある。
て炭酸塩になりやすい不安定な物質で工業的に取り扱い
にくい。前記した(1)の方法では遊離リジンに対して
大量のアルコールを必要とし、反応にも長時間を要し生
産性が悪い。(2)の方法では、リジン塩酸塩を出発原
料として用いることもできるが大量のシリカゲルあるい
はアルミナを必要とし、経済的に不利である。(3)の
方法では、酸存在下、リジン塩酸塩をアルコール中でエ
ステル化する工程、エステル化に用いた酸を塩基で中和
する工程、エステルの単離工程など多くの工程を必要と
する上、ジケトピベラジンの副生を生じ、環化収率の低
下をもたらす。本発明の目的は、上記のように従来法の
有する欠点を有さず、安定で取り扱いやすいリジン塩酸
塩を出発原料として効率よく安価にα−アミノーε一カ
プロラクタムを製造する方法を提供することにある。
課題を解決するための手段
本発明によれば、塩基の存在下、リジン塩酸塩をアルコ
ール中で加熱環化させることにより、αアミノーε一カ
プロラクタムを高収率で製造することができる。
ール中で加熱環化させることにより、αアミノーε一カ
プロラクタムを高収率で製造することができる。
用いられるアルコールは、炭素数1からlOの脂肪族あ
るいは脂環式アルコールであり、たとえばメタノール、
エタノール、1−プロパノール、2−プロバノール、ブ
タノール、ペンタノール、ヘキサノール、ヘブタノール
、オクタノール、デカノール、2−エチルヘキサノール
、2−エチルオクタノール、シクロベンタノール、シク
ロヘヰサノールなどをあげることができる。とくに炭素
数1から4のアルコール、たとえばメタノール、エタノ
ール、l−プロパノール、2−プロバノール、ブタノー
ルなどが好ましい。これらは、リジン塩酸塩に対して重
量比で1〜50倍、好ましくは2〜5倍の範囲で用いら
れる。
るいは脂環式アルコールであり、たとえばメタノール、
エタノール、1−プロパノール、2−プロバノール、ブ
タノール、ペンタノール、ヘキサノール、ヘブタノール
、オクタノール、デカノール、2−エチルヘキサノール
、2−エチルオクタノール、シクロベンタノール、シク
ロヘヰサノールなどをあげることができる。とくに炭素
数1から4のアルコール、たとえばメタノール、エタノ
ール、l−プロパノール、2−プロバノール、ブタノー
ルなどが好ましい。これらは、リジン塩酸塩に対して重
量比で1〜50倍、好ましくは2〜5倍の範囲で用いら
れる。
塩基としては、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭
酸ナトリウム、炭酸カリウムなどの無機塩基、ナトリウ
ムメチラート、ナトリウムエチラートなどの金属アルコ
ラートなどが用いられる。
酸ナトリウム、炭酸カリウムなどの無機塩基、ナトリウ
ムメチラート、ナトリウムエチラートなどの金属アルコ
ラートなどが用いられる。
これらはリジン塩酸塩に対してモル比で0.5〜2倍、
好ましくは0. 9〜1.2倍の範囲で用いられる。
好ましくは0. 9〜1.2倍の範囲で用いられる。
反応は、温度130℃以上、好ましくは140〜250
℃でおこなわれ、30分〜20時間、好ましくはt−t
5時間で完了する。
℃でおこなわれ、30分〜20時間、好ましくはt−t
5時間で完了する。
反応終了後、反応液から不溶物を除去後、α一アミノー
ε一カブ口ラクタムの単離、精製がおこなわれる。単離
、精製は蒸留などの通常の方法でおこなわれる。
ε一カブ口ラクタムの単離、精製がおこなわれる。単離
、精製は蒸留などの通常の方法でおこなわれる。
以下に本発明の実施例を示す。
実施例!
あらかじめメタノール80−に水酸化ナトリウム4.
3 8 gを溶解させた溶液を耐圧反応器に注ぎ、リジ
ン塩酸塩20gを加え、第1表に示す3通りの条件下で
攪拌しながら反応させた。
3 8 gを溶解させた溶液を耐圧反応器に注ぎ、リジ
ン塩酸塩20gを加え、第1表に示す3通りの条件下で
攪拌しながら反応させた。
反応終了後、不溶物を枦過により除去しエバポレーター
を用いてp液を濃縮した。得られた残渣を約1mmHg
の減圧下143℃で蒸留し、α−アミノーε一カブ口ラ
クタムを得た。結果を第1表に示す。
を用いてp液を濃縮した。得られた残渣を約1mmHg
の減圧下143℃で蒸留し、α−アミノーε一カブ口ラ
クタムを得た。結果を第1表に示す。
第l表
200 1 9.07 6
5150 10 7.02 50 150 5 6.17 44 これらのものは、薄層クロマトグラフィー、液体クロマ
トグラフィーとも標品と一致した。薄層クロマトグラフ
ィーは、キーゼルゲル6 0 (Kieselgel8
0.メルク社製)を用いて、メタノール:酢R:水(1
2 : 3 : 5V/V/V)の混合溶媒で展開し
た。
5150 10 7.02 50 150 5 6.17 44 これらのものは、薄層クロマトグラフィー、液体クロマ
トグラフィーとも標品と一致した。薄層クロマトグラフ
ィーは、キーゼルゲル6 0 (Kieselgel8
0.メルク社製)を用いて、メタノール:酢R:水(1
2 : 3 : 5V/V/V)の混合溶媒で展開し
た。
発色剤としてニンヒドリンを用いた。液体クロマトグラ
フィーは、嶋津製作所塾の装置を使用し、ODS充填力
ラムを用い、展開溶媒としてリン酸緩衝液を用いて測定
した。
フィーは、嶋津製作所塾の装置を使用し、ODS充填力
ラムを用い、展開溶媒としてリン酸緩衝液を用いて測定
した。
実施例2
あらかじめメタノール600−に、水酸化ナトリウム3
2. 8 5 gを溶解させた溶液を耐圧反応器に注
ぎ、リジン塩酸塩150gを加え、170℃で2時間攪
拌しながら反応させた。以後、実施例lと同様に反応混
合物を処理したところ、48.4fg(収率46%)の
α−アミノーε一カプロラクタムが得られた。
2. 8 5 gを溶解させた溶液を耐圧反応器に注
ぎ、リジン塩酸塩150gを加え、170℃で2時間攪
拌しながら反応させた。以後、実施例lと同様に反応混
合物を処理したところ、48.4fg(収率46%)の
α−アミノーε一カプロラクタムが得られた。
実施例3
ブタノール80rrt!を耐圧反応器に注ぎ、水酸化ナ
トリウム4. 3 8 gおよびリジン塩酸塩20gを
加え、180℃で5時間攪拌しながら反応させた。
トリウム4. 3 8 gおよびリジン塩酸塩20gを
加え、180℃で5時間攪拌しながら反応させた。
以後実施例lと同様に反応混合物を処理した。結果を第
2表(a)に示す。
2表(a)に示す。
比較としてリジン塩酸塩20gのかわりに遊離リジン1
6g(リジン塩酸塩20gに対して同モル数である。)
を用い、水酸化ナトリウム4.38gを加えた場合およ
び水酸化ナトリウム4. 3 8 gを加えなかった場
合について、それぞれ上記と同様な条件下で反応をおこ
なった。水酸化ナトリウムを加えた場合を(ロ)、加え
なかった場合を(C)として第2表に結果を示した。
6g(リジン塩酸塩20gに対して同モル数である。)
を用い、水酸化ナトリウム4.38gを加えた場合およ
び水酸化ナトリウム4. 3 8 gを加えなかった場
合について、それぞれ上記と同様な条件下で反応をおこ
なった。水酸化ナトリウムを加えた場合を(ロ)、加え
なかった場合を(C)として第2表に結果を示した。
第 2 表
(a) 6.02 43(b)
0 0 (C) 3.37 24 実施例4 ブタノール600−を耐圧反応器に注ぎ、水酸化ナトリ
ウム32.85gおよびリジン塩酸塩150gを加え、
170℃で3時間攪拌しながら反応させた。以後、実施
例1と同様に反応混合物を処理したところ、31.57
g{収率30%}のα−アミノーε一カプロラクタムが
得られた。
0 0 (C) 3.37 24 実施例4 ブタノール600−を耐圧反応器に注ぎ、水酸化ナトリ
ウム32.85gおよびリジン塩酸塩150gを加え、
170℃で3時間攪拌しながら反応させた。以後、実施
例1と同様に反応混合物を処理したところ、31.57
g{収率30%}のα−アミノーε一カプロラクタムが
得られた。
実施例5
あらかじめ28重量%ナトリウムメチラートを含むメタ
ノール溶液158、38gをメタノール460ffI1
2で希釈した溶液およびリジン塩酸塩150gを耐圧反
応容器に入れ、170℃で2時間攪拌しながら反応させ
た。以後、実施例lと同様に反応混合物を処理したとこ
ろ、59、17g(収率56%〉のα−アミノーε一カ
プロラクタムが得られた。
ノール溶液158、38gをメタノール460ffI1
2で希釈した溶液およびリジン塩酸塩150gを耐圧反
応容器に入れ、170℃で2時間攪拌しながら反応させ
た。以後、実施例lと同様に反応混合物を処理したとこ
ろ、59、17g(収率56%〉のα−アミノーε一カ
プロラクタムが得られた。
発明の効果
本発明によれば、取り扱いやすいリジン塩酸塩を原料と
して、効率よく安価にα−アミノーεカプロラクタムを
製造することができる。
して、効率よく安価にα−アミノーεカプロラクタムを
製造することができる。
Claims (1)
- 塩基の存在下、リジン塩酸塩をアルコール中で加熱して
環化させることを特徴とするα−アミノ−ε一カプロラ
クタムの製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15322089A JPH0317062A (ja) | 1989-06-15 | 1989-06-15 | α―アミノ―ε―カプロラクタムの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15322089A JPH0317062A (ja) | 1989-06-15 | 1989-06-15 | α―アミノ―ε―カプロラクタムの製造法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0317062A true JPH0317062A (ja) | 1991-01-25 |
Family
ID=15557678
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15322089A Pending JPH0317062A (ja) | 1989-06-15 | 1989-06-15 | α―アミノ―ε―カプロラクタムの製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0317062A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008502728A (ja) * | 2004-06-10 | 2008-01-31 | ボード、オブ、トラスティーズ、オブ、ミシガン、ステイト、ユニバーシティ | リジンからのカプロラクタムの合成 |
| JP2012162463A (ja) * | 2011-02-03 | 2012-08-30 | Ube Industries Ltd | α−アミノ−ε−カプロラクタムの製造法 |
-
1989
- 1989-06-15 JP JP15322089A patent/JPH0317062A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008502728A (ja) * | 2004-06-10 | 2008-01-31 | ボード、オブ、トラスティーズ、オブ、ミシガン、ステイト、ユニバーシティ | リジンからのカプロラクタムの合成 |
| US7977450B2 (en) | 2004-06-10 | 2011-07-12 | Board Of Trustees Of Michigan State University | Synthesis of caprolactam from lysine |
| US8367819B2 (en) | 2004-06-10 | 2013-02-05 | Board Of Trustees Of Michigan State University | Synthesis of caprolactam from lysine |
| JP2012162463A (ja) * | 2011-02-03 | 2012-08-30 | Ube Industries Ltd | α−アミノ−ε−カプロラクタムの製造法 |
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