JPH0317081Y2 - - Google Patents

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JPH0317081Y2
JPH0317081Y2 JP1985058648U JP5864885U JPH0317081Y2 JP H0317081 Y2 JPH0317081 Y2 JP H0317081Y2 JP 1985058648 U JP1985058648 U JP 1985058648U JP 5864885 U JP5864885 U JP 5864885U JP H0317081 Y2 JPH0317081 Y2 JP H0317081Y2
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piston
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、例えばバンやワゴン車のバツクドア
開閉用等に用いて適当なガススプリングに関す
る。
〔従来技術〕
例えば、バンやワゴン車のバツクドアにあつて
は、開扉時にバツクドアのロツクを解除し、該バ
ツクドアに軽い力を作用させるだけで自動的な開
扉を可能にするために、該バツクドアと車体ボデ
イとの間にガススプリングを取付けるようにして
いる。
一般に、この種のガススプリングは、加圧状態
のガスと共に油液が封入されたシリンダと、該シ
リンダ内に摺動可能に嵌挿され該シリンダ内を2
つの室に画成したピストンと、該ピストンに設け
られ前記各室間を連通する絞り通路と、一端が前
記ピストンに取付けられ、他端が前記シリンダ外
に伸縮可能に突出したピストンロツドとからな
り、バツクドアの開扉時には、前記ガスがピスト
ンを押圧して前記ピストンロツドを伸長させると
共に、前記絞り通路がこれを通過する油液または
ガスに抵抗を与えることによつて該ピストンロツ
ドの伸長速度を制御するようにしている。
ところで、この種のガススプリングでは、バツ
クドアの開扉時に、前記ピストンロツドの伸長に
よつて該バツクドアを全開位置まで開扉するよう
にしている。しかし、バンやワゴン車のような全
高の高い車両にあつては、通常の荷物等を出し入
れするときにバツクドアを全開位置まで開扉しな
くてもよい場合が多く、逆に、該バツクドアを閉
扉するときに、高い位置まで開いたバツクドアを
作業者が伸び上つて閉める必要がある。
このため、従来技術では、バツクドアの閉扉時
に、作業者が余分な労力を費すという欠点があ
る。一方、バツクドアの全開位置を小さく設定す
べく、ピストンロツドの伸長を所定範囲内に制限
することは可能であるが、大きな荷物の出し入れ
に支障をきたすという欠点がある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
本考案は上述した従来技術の欠点に鑑みなされ
たもので、ピストンロツドの伸長を所定位置で規
制できるようにすると共に、所望に応じて該ピス
トンロツドを所定位置からさらに伸長可能とし、
例えばバツクドアを簡単便利に開閉できるように
したガススプリングを提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上述した問題点を解決するために本考案が採用
する構成は、加圧状態のガスと共に油液が封入さ
れたシリンダと、該シリンダ内に摺動可能に挿嵌
され該シリンダ内を2つの室に画成したピストン
と、該ピストンに設けられ前記各室間を連通する
絞り通路と、一端が前記ピストンに取付けられ、
他端が前記シリンダ外に伸縮可能に突出したピス
トンロツドとからなるガススプリングにおいて、
前記シリンダ内には、前記ピストンロツドの伸長
方向所定位置で前記絞り通路を閉塞して該ピスト
ンロツドの伸長方向の動きを規制するストツパ機
構を該ピストンロツドの軸方向に変位可能に設
け、前記ピストンには前記絞り通路と独立に前記
各油室間を連通する連通路を設け、常時は該連通
路を閉塞するように付勢され、前記ピストンロツ
ドを前記伸長方向所定位置からさらに伸長方向に
引張つたときに開弁し、該連通路を介して前記各
油室間を連通する逆止弁を設けたことを特徴とす
る。
〔作用〕
このように構成することにより、ピストンロツ
ドの伸長行程では、シリンダ内のガス圧によつて
ピストンロツドが伸長方向に変位し、この際絞り
通路内を流れる流体の抵抗力によつて伸長速度が
制御される。ピストンロツドが伸長方向の所定位
置まで伸長すると、ストツパ機構によつて絞り通
路が閉塞され、ピストンロツドの伸長方向の動き
がその位置で規制される。この伸長方向所定位置
からピストンロツドに伸長方向の引張力を加える
と、逆止弁に作用する流体圧によつて該逆止弁が
開弁し、ピストンロツドをさらに伸長させること
ができる。前述とは逆に、ピストンロツドの縮小
行程では、ピストンロツドに縮小方向の外力を加
えると、絞り通路を流れる油液によつてピストン
が変位し、ピストンロツドを縮小することができ
る。この縮小行程では逆止弁は開弁することはな
い。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を第1図ないし第8図に
基づいて説明する。
第1図ないし第5図は本考案の第1の実施例を
示している。
図において、1はガススプリング本体を構成す
るシリンダで、該シリンダ1内には加圧状態のガ
ス2と油液3とがそれぞれ所定量づつ封入されて
いる。4は前記シリンダ1内に摺動可能に嵌挿さ
れ該シリンダ1内を2つの室A,Bに画成してい
るピストンで、該ピストン4には同心円状に複数
個の連通路4A,4A,…が軸方向に穿設される
と共に、該各連通路4Aの内側には同様に同心円
状に複数個の貫通孔4B,4B,…が軸方向に穿
設されている。また、該ピストン4には前記各連
通路4Aの軸方向下端側を取り囲むように環状の
弁シート4Cが突設されている。一方、前記各貫
通孔4Bは後述の逆止弁9によつて閉塞されるよ
うになつている。
5は前記弁シート4Cに離着座するように前記
ピストン4の下端側に配設された弁部材で、該弁
部材5は内側に大径穴5Aが穿設された円板部5
Bと、該円板部5Bから所定間隔をもつて軸方向
下向きに複数個突設された突出部5C,5C,…
とからなり、該複数の突出部5C,5C,…のう
ち1個の突出部5Cには円板部5Bにまで亘つて
軸方向に小孔5Dが穿設されている。ここで、該
弁部材5は円板部5Bと後述するピストンロツド
7の第1段部7Aとの間に配設された弱ばね6に
よつてピストン4の下端側に着座するように付勢
されており、この着座時には前記小孔5Dが前記
各連通路4Aと共に各室A,B間を連通する絞り
通路を形成し、該小孔5Dを通過する油液3に所
定の大きな抵抗を与えるようになつている。
7は一端側が前記ピストン4に取付けられ、他
端側が前記シリンダ1外に伸縮可能に突出したピ
ストンロツドで、該ピストンロツド7の一端側は
2段階に縮径され第1段部7A,第2段部7Bが
設けられると共に、該第2段部7Bの先は小径部
7Cとなつている。そして、該小径部7Cには前
記ピストン4と後述の保持部材8とが順次挿通さ
れ、該小径部7Cの先端をカシメることにより、
前記第2段部7Bとの間で該ピストン4、保持部
材8が位置決めされている。また、前記第1段部
7Aには前記弱ばね6の基端側が保持されてい
る。
8は前記ピストンロツド7の小径部7Cに位置
決めされた保持部材で、該保持部材8は筒部8A
と、該筒部8Aの上端から径方向に突設された環
状のフランジ部8Bとからなる。9は該フランジ
部8Bとピストン4との間に配設された逆止弁
で、該逆止弁9は該ピストン4の上端側に離着座
し前記各貫通孔4Bを閉塞する環状の弁板9A
と、該弁板9Aを閉弁方向に付勢するばね9Bと
からなり、該ばね9は比較的強い力で前記弁板9
Aをピストン4上に付勢しており、通常時は該弁
板9Aによつて各貫通孔4Bを閉鎖するようにな
つている。そして、該逆止弁9はピストンロツド
7を伸長方向に引張るように外部から力を加えた
ときにのみ開弁され、前記各貫通孔4Bを介して
各室A,Bを連通するようになつており、該逆止
弁9と各貫通孔4Bとによつて逆止弁機構が構成
されている。
次に、10は前記ピストンロツド7の伸長方向
所定位置で前記弁部材5の小孔5Dを閉塞し、該
ピストンロツド7の伸長方向の動きを規制するス
トツパ機構で、該ストツパ機構10は前記シリン
ダ1とピストンロツド7との間に軸方向に摺動可
能に設けられ前記室B内を2室B1,B2に画成し
たストツパ11と、該シリンダ1の下端側内周に
固定された環状の位置決め部材12と、該位置決
め部材12とストツパ11との間に配設されたス
プリング13とからなり、該スプリング13は前
記ストツパ11をシリンダ1内の軸方向所定位置
に配置すべく、該ストツパ11を下側から支えて
いる。そして、ストツパ11は円板状の弾性シー
ト11Aと、該弾性シート11Aの下面側に接着
等の手段で固着され該弾性シート11Aを下側か
ら支持している支持部材11Bとからなり、前記
弾性シート11Aの外周縁はシリンダ1の内周面
に摺接して軸方向上向きに屈曲され室B2から室
B1へのみ油液の流通を許す一方向弁14を形成
している。また、前記弾性シート11Aおよび支
持部材11Bの内周面にはピストンロツド7との
間に小さい隙間15が形成されており、該隙間1
5を介して油液3がわずかに流通可能となつてい
る。
かくして、当該ストツパ機構10はピストンロ
ツド7が第1図に示す位置から第2図に示す位置
へと伸長方向に移動して、前記弁部材5の各突出
部5Cが前記ストツパ11の弾性シート11Aに
当接したときに、該弾性シート11Aによつて前
記小孔5Dを閉塞し、各室A,B間の連通を遮断
することによつてピストンロツド7の伸長方向の
動きを第2図に示す所定位置で規制するようにな
る。そして、第2図に示す所定位置からさらにピ
ストンロツド7を伸長方向に引張るように外力が
加えられた場合に、前記逆止弁9が開弁され、前
記各貫通孔4Bを介して各室A,B間が連通され
ると、ピストンロツド7が伸長方向に移動される
ようになり、ストツパ11は弁部材5を介してピ
ストン4と共にシリンダ1内で軸方向にスプリン
グ13に抗して摺動されるようになる。このと
き、前記弾性シート11Aに設けられた一方向弁
14はストツパ11の摺動に伴い容易に開弁さ
れ、油液3が室B2から室B1へと比較的多量に流
動するのを許容する。一方、前記ピストンロツド
7の伸長方向の外力が除去されるか、あるいはピ
ストンロツド7の縮小方向に外力が加えられたと
きには、前記一方向弁14は閉弁され、前記隙間
15を介して比較的少量の油液3が前記ストツパ
11とピストンロツド7との間を流動するように
なる。
さらに、16は前記シリンダ1の下端側を施蓋
すると共にピストンロツド7を軸方向に摺動可能
に案内するロツドガイド、17は該ロツドガイド
16の上側に配設され、シリンダ1内のガス2、
油液3が外部に漏洩するのを防止しているシール
部材である。
次に、以上の通り構成されるガススプリングの
作動について説明する。
当該ガススプリングは、例えば第5図に示すよ
うに、シリンダ1の上端側をワゴン車18のバツ
クドア18Aに、ピストンロツド7の下端側を車
体ボデー18Bにそれぞれ回動可能に取付けるこ
とによつて該バツクドア18Aの開閉操作を容易
化すべく使用される。
まず、該バツクドア18Aを開扉すべく、バツ
クドア18Aのロツクを解除すると、シリンダ1
内のガス2の作用によつてピストン4が第1図中
の矢示C方向に押圧され、ピストンロツド7が矢
示C方向に自動的に伸長されるようになる。この
とき、ピストン4の各連通路4Aは弁部材5の小
孔5Dを介してのみ各室A,Bに連通されている
から、室Bから室Aへと流動する油液3には該小
孔5Dによつて比較的大きい抵抗が与えられ、ピ
ストンロツド7の伸長速度は比較的遅い速度に制
御されるようになる。
そして、ピストンロツド7が第2図に示す所定
位置まで伸長してくると、弁部材5の各突出部5
Cがストツパ11の弾性シート11Aに当接し
て、該弁部材5の小孔5Dが閉塞され、該小孔5
Dを介した室A,Bの連通が遮断されるから、該
ピストンロツド7の伸長方向の動きはこの所定位
置で規制されるようになる。この状態は第5図中
に示すバツクドア18Aの実線位置に対応してお
り、該バツクドア18Aはこの実線位置まで自動
的に開扉される。
次に、作業者が該バツクドア18Aをさらに大
きく開扉しようとするときには、作業者がバツク
ドア18を上向きに押して、ピストンロツド7を
さらに伸長方向に引張るような外力を加えれば、
逆止弁9が開弁されるようになり、弁部材5の各
突出部5C間、各貫通孔4Bを介して室A,Bが
連通される。このため、室B内の油液3は各貫通
孔4Bを介して矢示D方向に室A内へと流動し、
前記外力に応じてピストンロツド7は矢示C方向
に伸長されるようになる。かくして、バツクドア
18Aが最大開扉位置(第5図中の点線位置)に
達したときに、前記外力を除去すると前記逆止弁
9は再び閉弁され、各貫通孔4Bを介した室A,
B間の連通も遮断され、ピストンロツド7は最大
伸長位置で停止される。なお、第5図中のバツク
ドア18Aの実線位置と点線位置との間で、該バ
ツクドア18Aに加えた外力を所望に応じて除去
すれば、前記逆止弁9は自動的に閉弁され、バツ
クドア18Aを所望の開扉位置に停止させること
ができる。
一方、バツクドア18Aを閉扉すべく該バツク
ドア18Aを下向きに押して、ピストンロツド7
を縮小させる方向に外力を加えると、室A側が高
圧となつて、第4図に示す如く、弁部材5がピス
トンの弁シート4Cから離座されるようになり、
室A内の油液が各連通路4Aを介して前記弁シー
ト4Cと弁部材5との間を矢示E方向に流れ、室
B内へと比較的多量に流動するようになり、ピス
トンロツド7は矢示F方向に比較的スムーズに縮
小される。このとき、ストツパ11の弾性シート
11Aに設けられた一方向弁14は該ストツパ1
1の上側(室B1側)の液圧によつてシリンダ1
の内周面に押し付けられ閉弁されるようになる。
このため、ストツパ11によつて画成された室
B1からB2へは隙間15を介して少量の油液しか
流れず、該ストツパ11はピストン4および弁部
材5に遅れてスプリング13の付勢力により徐々
に初期位置(第1図、第2図中に示す位置)に復
帰する。かくして、ピストンロツド7が縮小され
て、バツクドア18Aが閉扉され、該バツクドア
18Aがロツク状態におかれると、弁部材5およ
びストツパ11は、第1図中に例示する位置に復
帰し、バツクドア18Aの次なる閉扉に備えるよ
うになる。
上述した通り、本実施例によれば、ピストンロ
ツド7の自動的な伸長を所定位置で規制すること
ができるので、例えば第5図中に示す実線位置で
バツクドア18Aの開扉を自動的に停止させるこ
とができ、通常の荷物を出し入れした後、作業者
は余分な労力を費すことなく、簡単にバツクドア
18Aを閉めることができる。また、大きな荷物
を出し入れするのに、該バツクドア18Aをさら
に大きく開扉したいときには、該ドア18Aを上
向きに押せば、第5図中に示す点線位置へと開扉
することもでき、従来技術と同様にバツクドア1
8Aの開扉を所望に応じて行うこともできる。従
つて、本実施例によれば、従来技術に比較してバ
ツクドア18Aを簡単便利に開閉することが可能
となる。
第6図は本考案の第2の実施例を示し、この実
施例では、前述した第1図ないし第5図に示す第
1の実施例と同一の構成要素には同一の符号を付
し、その説明を省略するものとする。
然るに、本実施例の特徴はシリンダ1内に封入
されたガス2の量を増加させると共に、油液3の
量を減少させ、該油液3の液面上にストツパ21
を浮動状態に配設することによつてストツパ機構
を構成したことである。ここで、該ストツパ21
はシリンダ1とピストンロツド7との間に軸方向
に摺動可能に配設され、円板状の弾性シート21
Aと、該弾性シート21Aの下面側に接着等の手
段によつて固着され該弾性シート21Aを下側か
ら支持しているフロート21Bとからなり、該フ
ロート21Bの内部には密閉空間22が設けら
れ、該フロート21Bは油液3の液面上に浮動状
態で支えられている。そして、前記弾性シート2
1Aの外周縁にはシリンダ1の内周面に摺接して
軸方向上向きに屈曲された一方向弁23が形成さ
れている。また、本実施例では弁部材5の突出部
5Cに穿設された小孔5Dがガス2に所定の大き
な抵抗を与えるべくさらに小径に形成されてい
る。図中、24は隙間を、25は位置決め部材を
示している。
かくして、本実施例によれば、前記第1の実施
例とほぼ同様の作用効果を得ることができるが、
特に、本実施例によれば、ストツパ21を油液3
の液面上に浮動させる構成としたから、第1の実
施例のようにプリング13等を用いることなく、
ストツパ21を所定位置に浮動状態で配置でき、
軽量化、組付性の向上、ガタつきの防止等図るこ
とができる。
第7図および第8図は前記第2の実施例の変更
例を示しており、本変更例では、ストツパ21に
置き換えられるストツパ31が弾性シート31A
と、該弾性シート31Aを下側で支持する断面コ
字形の支持部材31Bと、該支持部材31B内に
配設されたフロートとしてのエアバツク31Cと
から構成され、該エアバツク31Cは第8図に示
す如く細長く伸長したエアバツクから形成され、
支持部材31B内に配設するときに丸く湾曲され
るようになつている。図中、32は一方向弁を、
33は隙間をそれぞれ示している。なお、前記エ
アバツク31Cに替えて発泡スチロール等の浮動
性の固体材料でフロートを形成するようにしても
よい。
このように構成される本変更例においても、前
記第2の実施例と同様の作用効果を得ることがで
きる。
なお、前記各実施例ではストツパ11,21,
31の弾性シート11A,21A,31Aに一方
向弁14,23,32を設けるものとして述べた
が、該一方向弁14,23,32は必ずしも設け
る必要はない。この場合、例えばスプリング13
のばね荷重を小さくしたり、あるいはストツパ2
1,31の浮力を小さくして、ピストンロツド7
を縮小させるときに、弁部材5が弁シート4Cか
ら離座するようにすればよい。
また、前記各実施例では、ワゴン車18のバツ
クドア18A開閉用ガススプリングを例に挙げて
説明したが、本考案はバン等のバツクドア開閉用
に適用してもよく、あるいは、ハツチバツク式の
自動車のハツチバツクドア開閉用等種々の用途に
も適用できるものである。
〔考案の効果〕
以上詳述した通り、本考案によればシリンダ内
に、ピストンロツドの伸長方向所定位置で絞り通
路を閉塞して該ピストンロツドの伸長方向の動き
を規制するストツパ機構をピストンロツドの軸方
向に変位可能に設け、ピストンには前記絞り通路
と独立に2つの各油室間を連通する連通路を設
け、常時は該連通を閉塞するように付勢され、前
記ピストンロツドを前記伸長方向所定位置からさ
らに伸長方向に引張つたときに開弁し、該連通路
を介して前記各油室間を連通する逆止弁を設けた
から、本考案によるガススプリングを例えばワゴ
ン車等のバツクドア開閉用に使用した場合、スト
ツパ機構によつて絞り通路が閉塞される所定位置
でピストンロツドの伸長を自動的に規制させるこ
とができ、通常の荷物を出し入れするのに適当な
開扉位置にバツクドアを停止させることができ、
該バツクドアの閉扉を余分な労力を費やすことな
く、簡単便利に行なうことができる。また、前記
ピストンロツドを前記所定位置からさらに伸長方
向に引張るように外力を加えれば、逆止弁が開弁
し、連通路を介して2つの油室が連通され、さら
にバツクドアを大きく開扉でき、大きな荷物の出
し入れにも簡単に対処することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は本考案の第1の実施例を
示し、第1図はガススプリングの要部を示す縦断
面図、第2図は第1図中に示すピストンロツドを
伸長方向所定位置で停止させた状態を示す第1図
と同様の断面図、第3図は第2図中に示す位置か
らさらにピストンロツドを伸長させた状態を示す
第1図と同様の断面図、第4図はピストンロツド
の縮小状態を示す第1図と同様の断面図、第5図
は第1図に示すガススプリングをワゴン車のバツ
クドア開閉用に使用した状態を示す全体図、第6
図は本考案の第2の実施例によるガススプリング
の要部を示す縦断面図、第7図および第8図は前
記第2の実施例の変更例を示し、第7図は要部縦
断面図、第8図は第7図中のエアバツクを示す展
開斜視図である。 1……シリンダ、2……ガス、3……油室、4
……ピストン、4A……連通路、4B……貫通
孔、5……弁部材、5D……小孔、6……弱ば
ね、7……ピストンロツド、9……逆止弁、10
……ストツパ機構、11……ストツパ、13……
ばね、A,B……室、21,31……ストツパ、
31C……エアバツク。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 加圧状態のガスと共に油液が封入されたシリン
    ダと、該シリンダ内に摺動可能に挿嵌され該シリ
    ンダ内を2つの室に画成したピストンと、該ピス
    トンに設けられ前記各室間を連通する絞り通路
    と、一端が前記ピストンに取付けられ、他端が前
    記シリンダ外に伸縮可能に突出したピストンロツ
    ドとからなるガススプリングにおいて、前記シリ
    ンダ内には、前記ピストンロツドの伸長方向所定
    位置で前記絞り通路を閉塞して該ピストンロツド
    の伸長方向の動きを規制するストツパ機構を該ピ
    ストンロツドの軸方向に変位可能に設け、前記ピ
    ストンには前記絞り通路と独立に前記各油室間を
    連通する連通路を設け、常時は該連通路を閉塞す
    るように付勢され、前記ピストンロツドを前記伸
    長方向所定位置からさらに伸長方向に引張つたと
    きに開弁し、該連通路を介して前記各油室間を連
    通する逆止弁を設けたことを特徴とするガススプ
    リング。
JP1985058648U 1985-04-19 1985-04-19 Expired JPH0317081Y2 (ja)

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