JPH03174001A - 衣料と衣料の縫製方法 - Google Patents

衣料と衣料の縫製方法

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JPH03174001A
JPH03174001A JP31005389A JP31005389A JPH03174001A JP H03174001 A JPH03174001 A JP H03174001A JP 31005389 A JP31005389 A JP 31005389A JP 31005389 A JP31005389 A JP 31005389A JP H03174001 A JPH03174001 A JP H03174001A
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JP
Japan
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sewing
shoulder
seam
sewn
sewing machine
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Application number
JP31005389A
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English (en)
Inventor
Masahiko Nishikawa
雅彦 西川
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Pegasus Co Ltd
Original Assignee
Pegasus Sewing Machine Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 発明は、前身ごろと後身ごろを縫着してなるTシャツ等
の衣料とその縫製方法に関する。
[従来の技術] 従来における、上記の如き衣料の前身ごろと後身ごろの
一般的な縫製手順を、第11図にフローチャートで示す
。以下、この第11図を参照しながら従来における縫製
方法を説明する。
まず、ステップA′で、裏返しにした前身ごろと後身ご
ろの両脇を縫着する。
次に、ステップB′で、針落部の右側にミシン本体を設
けた右オーバーロックミシンにより、右肩側の肩つぎを
前身ごろ側に強化テープを縫い付けながらこの右肩の内
端から外端へ向かって行う。
次に、ステップC′で、左肩側の内端部を縫い始め縫い
終わり部として襟ぐりに沿ったラッパ取りを行う。
次に、ステップD′で、前記右オーバーロックミシンに
より、左肩側の肩つぎを前身ごろ側に強化テープを縫い
付けながらこの左肩の外端から内端へ向かって行う。
次に、ステップE′で袖付けを行った後、ステップFで
衣料を表返しにする。
そして、ステップG′で胴体部分の裾引きを行った後、
ステップH′で前記左肩内端部の首閂止めを行う。すな
わち、前記ステップD′で行った左肩側の肩つぎはこの
左肩内端部を縫い終わり部としており、このままではこ
の縫い終わり部がほつれてしまうため、ステップI−1
’でこの縫い終わり部を閂止めすることによって、前記
のようなほつれが生じないようにしている。
以下、ステップ■′で糸屑取りを行った後、この衣料は
検査工程へ送られる。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上述したように、従来方法による縫製方
法では、はつれを防止することだけを目的とするステッ
プH′の首閂止め作業を格別に行わなければならなかっ
た。このため、製造工程が煩雑となって製造コストが上
昇し、しいては製品コストも上昇することになるという
問題があった。
また、上記のような従来方法により縫製された衣料では
、衣料を表返してから行う前記首閂止め作業により、左
肩内端部の表側にこの閂止めの縫目が露出し、製品の見
栄えが損なわれていた。
発明は上記のような事情に鑑みなされたものであって、
共に裏向は状態とした前身ごろと後身ごろを縫着するこ
とにより形成された衣料であって且つ前身ごろ側に強化
テープを縫い付けた肩縫着部を備えながら、後肩つぎ側
縫着部の内端部に表側に露出する首閂止めの縫目を有さ
ない衣料を提供することにある。
発明の他の目的は、左肩側の肩つぎの後で格別の首閂止
め作業を行わなくて良い前身ごろ側に強化テープを縫い
付けた肩縫着部を備える衣料の縫製方法を提供すること
にある。
[課題を解決するための手段] 発明による衣料は上記目的を達成するために、前身ごろ
の裏側に強化テープを縫い付けながら先肩つぎされた先
肩つぎ側縫着部と、 後肩つぎ側の内端部を縫い始め縫い終わり部分とし且つ
前記先肩つぎ側縫着部の縫い始め端を覆うようにラッパ
取りされた首部縫製部と、この首部縫製部の縫い始め縫
い終わり部分を内端側縫い始め部分において縫着すると
ともに、この内端部側縫い始め部分にミシン側に残され
ていた空環を縫い込み且つ前身ごろの裏側に強化テープ
を縫い付けながら後肩つぎされた後肩つぎ側縫着部と、
を備えることを特徴としている。
このような衣料を縫製するための発明による縫製方法は
、 針落部の右側にミシン本体と布端切断用の切断装置が設
けられた右ミシンにより、前身ごろ側にテープ付けをし
ながら右肩の内端側から外端側へ向かって右肩側の肩つ
ぎを行なった後、首ラッパ取りを行い、その後、針落部
の左側にミシン本体と布端切断用の切断装置を設け且つ
空環縫込み装置を備えた左ミシンにより、前の布地の縫
製後に形成されこの布地から切り離されることによりミ
シン側に残された空環を縫い始め部分に縫い込むととも
に前身ごろ側に強化テープを縫い付けながら左肩の内端
部から外端部へ向かって左肩側の肩つぎを行うこと を特徴としている。
[作 用] 上記の如き発明による衣料では、後肩つぎ側内端部にお
ける後身ごろの裏側に縫い込まれた空環により、後肩つ
ぎ側縫着部の内端部のほつれが防止されている。
また、このような衣料を縫製する発明による縫製方法に
よると、左右の肩つぎのいずれの両端部に対してもくほ
つれを防止することだけを目的とする格別の閂止め作業
を行う必要がない。
[実施例] 第1図は前身ごろと後身ごろを縫着して衣料を形成する
縫製方法のフローチャート図である。
このフローチャート図において、ステップA〜ステップ
Cは従来方法を示す前記第11図におけるステップA′
〜ステップC′ と同様に行う。
すなわち、まずステップAで裏返しにした前身ごろと後
身ごろの両脇を縫着し、次にステップBで針落部の右側
にミシン本体を設けた右オーバーロックミシンにより、
右肩側の肩っぎを前身ごろ側に強化テープを縫い付けな
がらこの右肩の内端から外端へ向かって行う。そして次
に、ステップCで左肩側の内端部を縫い始め縫い終わり
部として襟ぐりに沿ったラッパ取りを行う。
第2図は上記の如きステップA−Cの縫製を終えた時点
の、裏返しにされた前身ごろSlと後身ごろS2からな
る衣料を示してる。すなわち、この第2図に示す両脇縫
着部al、 a2はステップAにおいて形成され、先肩
つぎである右肩側縫着部すはステップBにおいて形成さ
れ、首部縫製部CはステップCにおいて形成されたもの
である。この第2図から明らかなように、右オーバーロ
ックミシンにより内端部を縫い始め部分として形成され
た右肩側縫着部すは、その縫い始め部分がその後に縫製
された首部縫製部Cによって覆われている。すなわち、
この右肩側縫着部すの内端側は首部縫製部Cによってほ
つれが防止されている。尚、bTはこの右肩側縫着部す
を形成する糸によって前身ごろSl側に縫い付けられた
強化テープである。
以上のようなステップA−Cの縫製を終えた後、ステッ
プDにおいて左肩側の肩っぎを行う。この左肩側の肩つ
ぎは、第5図〜第9G図に示すような針落部41.42
の左側にミシン本体Mを設け且つテープ付は空環縫込み
装置CDを備えた左二本針オーバーロックミシンにより
、ミシン側に残された空環を縫い始め部分に縫い込むと
ともに前身ごろ側に強化テープを縫い付けながら、左肩
の内端部から外端部へ向かって行う。ミシン側に残され
た空環は、前の布地の縫製後に形成されこの布地から切
り離されたものである。尚、第5図〜第9G図に示すオ
ーバーロックミシンの詳細な構成およびその動作は後述
するものとする。
第3図は、ステップDの縫製過程を終えたことにより、
第2図に示した衣料にさらに左肩縫着部dが形成された
裏返し状態の衣料を示している。
この左肩縫着部dは、その縫い始め部分d1において前
記首部縫製部Cの縫い始め縫い終わり部分を縫着してい
る。この左肩縫着部dの縫い始め部分d1には後身ごろ
S2側に空環が縫い込まれており、これによってこの縫
い始め部分のほつれが防止されている。左ミシンにより
形成される左肩縫着部dには、その前身ごろSl側にこ
の左肩縫着部dを形成する糸によって強化テープdTが
縫い付けられている。
以上のようにして左肩縫着部dを形成した後、ステップ
Eにおいて袖付けを行う。この袖付けによって、前記ス
テップBおよびステップDにより形成された右肩縫着部
すと左肩縫着部dの縫い終わり部分、すなわちそれぞれ
の外端部が袖に縫着される。したがって、これらの縫い
終わり部分が゛はつれることは、このステップEの袖付
けにより防止されることになる。
上記ステップEを終了した後、ステップFで衣料を表返
しにし、さらにステップGで胴体部分の裾引きを行うこ
とにより、第4図に示すような衣料Sが製造される。こ
の後はステップ■で糸屑取りが行われた後、衣料は検査
工程へ送られる。
以上のような縫製方法で製造された第4図に示すような
衣料Sには、後盾っぎである左肩縫着部dの内端部にも
、表返した後に格別の閂止め作業が施されておらず、こ
うした閂止めの縫目を全く有さない。
次に、前記ステップDにおいて行う後盾っぎすなわち左
肩縫着部dの形成に好適な、第5図に示す二本針オーバ
ーロックミシンについて説明する。
前述したように、この二本針オーバーロックミシンはミ
シン本体Mを針落部41.42の左側に設けた左ミシン
である。
この二本針オーバーロックミシンの内側針板爪52は、
第6A図に示すように、外側針落部41および内側針薄
部42の間において外側針板爪51と並列する作用位置
と、第6B図に示すように、その先端が両針薄部41.
42よりも手前である針板2の下方に後退した待機位置
との間で進退することができる。第7図に示すように、
この内側針板爪52の進退はその手前側の針板2の下方
に設けられたロータリソレノイド6を駆動源として行わ
れるようになっている。すなわち、内側針板爪52の基
部側は針板2の下方において手前側に延び、その基端部
52aに前記ロータリソレノイド6の駆動軸6aに連結
された駆動レバー6bが係合されている。
第8図にも示すように、前記針板2の上方には、上方か
ら送られてきたテープTを挿通させ、先端のテープ送り
出しロアaから繰り出すテープガイド7が備えられてい
る。
このテープガイド7は、その左側に配置され前記ミシン
本体Mに固定されたエアシリンダ8のピストンロッド8
aに取付部材8bを介して連結されている。そして、こ
のエアシリンダ8に対するエアの送出及び吸引を制御す
ることにより、テープガイド7のテープ送り出しロアa
が前記両針薄部41゜42と対向する作用位置と、この
作用位置左側の待機位置との間で移動する。
第9E図〜第9G図により明確に示されるように、ミシ
ン手前からみて外側針落部41よりも左側で且つ両針薄
部41.42よりも手前(図中矢符A方向)側作業面1
aには、上面が作業面1aの一部を形成している挾持プ
レートllが配設されている。
挟持プレート11は、平面からみて逆り字状に形成され
た第2挾持プレート112と、この第2挾持プレート1
12の内側コーナに嵌まり込む第1挟持プレート111
とからなる。これら第1挾持プレート111と第2挾持
プレート112は常時は布送り方向と平行な辺において
密着している。
第7図に示すように、第1挾持プレート111には、ク
ロスプレート1の下方を通ってミシン手前側に延びる腕
部111aが一体に形成されている。−方、第2挾持プ
レート112には、前記第1挾持プレート111の腕部
111aのさらに下方を通ってミシン前方側へ延びる腕
部112aが一体に形成されている。そして、前記第1
挾持プレート111と第2挾持プレート112は各腕部
111a、 112aの基部を貫通するボルト12によ
り、前記針板2が固定されたブラケット3に回動可能に
取着されている。尚、第2挾持プレート112は、例え
ば、ボルト12に巻着され且つ一端を腕部112aに当
接させたねじりバネ(不図示)によって、常時針板2と
密着する側へ付勢されている。
前記第1挟持プレート111の下面に突設したスタッド
1llcに、前記ブラケット3及び第2挾持プレート1
12を布送り方向と直交する方向に貫通するロッド13
の一端が係合している。したがって、第1挟持プレート
111は、ロッド13を布送り方向と直交する方向に操
作することにより回動する。
第5図に示すように、このロッド13にはブラケット3
からの突出部にバネ受15が螺合されており、このバネ
受15と前記ブラケット3間に圧縮ばね16が張設され
ている。したがって、この圧縮ばね16の付勢力により
ロッド13に係合された第1挾持プレート111は第2
挟持プレート112と密着する方向(図中矢符C方向)
に付勢されている。一方、前記クロスプレート1の下方
に第1エアシリンダ17が配設されており、そのピスト
ンロッド17aの先端にロッド押圧部材18が取着され
ている。ピストンロッド17aを後退させている時、こ
のロッド押圧部材18は第1挾持プレート111が第2
挟持プレート112に密着した状態において前記ロッド
13の先端に当接もしくは近接している。したがって、
ピストンロッド17aを延伸させると、ロッド押圧部材
18は前記ロッド13を圧縮ばね16の付勢力に抗して
押圧し、第1挾持プレート111が単独で前記ボルト1
2を回動軸として回動する。そして、この回動によって
第7図に示すようにクロスプレート1上に挿入口Hが開
口する。
一方、第2エアシリンダ19の上下方向に進退するピス
トンロッド19aの先端を、L字形の揺動ア−ム20の
一端に形設したロッド受け20bに当接させるとともに
、前記第2挾持プレート112の腕部112aに前記揺
動アーム20の他端2Oa係合させている。したがって
、前記ピストンロッド19aを延伸させて前記ロッド受
け20bを押し上げることにより、前記第2挟持プレー
ト112が第1挟持プレート111とともに前記ボルト
12を中心として回動する。すなわち、第2挾持プレー
ト112の内側コーナ部と第1挟持プレートl11との
間に空環を挾持している場合、この空環挾持部は、第2
挾持プレート112を回動させることにより布送り方向
と交叉する方向へ移動することになる。
第9A図〜第9G図に示すように、前記外側針板爪51
の後方には、外側針落部41よりも所定距離だけ左側に
配置され且つ布送り方向と平行な布ガイド21が、作業
面1aから起立して設けられている。
この布ガイド21のガイド面の裏面側には空環切断部2
2が装備されている。この空環切断部22は、前記布ガ
イド21の裏面を内壁の一部とし且つ図示しないエア吸
入源に接続された吸引通路23を備えている。前記布ガ
イド21には、針板2の後端部近傍に吸入通路23の吸
入孔23aが開口されている。
また、この吸入通路23にはその通路途中に、吸入孔2
3a側へエアを圧送する細径のブローパイプ24が接続
されている(第1図参照)。また、空環切断部22は前
記吸引孔23aの開口近傍に第1切断器25を設けてい
る。この第1切断器25の可動刃25bは、例えばミシ
ンの主軸に連動した部材により駆動されることでその刃
先が前記固定刃25aの刃先と交叉するようになってい
る。但し、可動刃25bの駆動は必ずしもミシンの駆動
に連動するものでなくてもよく、例えば布地の終端が両
針薄部41゜42を通過した後の運針数をカウントし、
その運針数が設定数に達した時点でミシンを停止させた
後、ソレノイド等により駆動させるようにしていてもよ
いし、あるいは、作業者が、空環が必要長さ作り出され
たことを確認し、ペダル操作等により駆動させるように
していてもよい。
前記吸入孔23aの右斜め前方で且つ前記挾持プレート
11の右斜め後方であるとともに内側針薄部42より右
側の作業面la上には、エア供給源(図示せず)に接続
されたブローパイプ27のノズル27aが突出している
。このノズル27aは外側針板爪51側を向いて開口し
ており、作業面la上に沿って左斜め前方側すなわち挟
持プレート11側へ向かってエアを吹き出すように形成
されている。
第1挾持プレート71が駆動されることによって形成さ
れる前記挿入口Hの上方には、ミシン本体Mに支持され
たブローパイプ28のエア吹き出し口であるノズル28
aが配設されている。このノズル28aは挿入孔H側へ
エアを吹き付けるよう設けられている。
以上のようにしてなる挾持プレート11、空環切断部2
2、ブローパイプ27.28により空環処理装置IOが
構成されている。
第1挾持プレート111と第2挟持プレート112によ
る空環挾持部と前記外側針板爪51との間には、第2挟
持プレート112を左側へ回動させることによってこの
空環挾持部に挾持された空環が交叉する位置に第2切断
器29が設けられている。この第2切断器29は、それ
ぞれ布送り方向と平行な刃先を有する固定刃29aと可
動刃29bとを有しており、可動刃29bはミシンの駆
動に連動して作動する。
前記針板2との間に被加工品である布地を挾持する押え
金30は、後方側でミシン本体Mに揺動可能に軸支され
る押え台31の先端に装着されている。
この押え台31はエアシリンダ32を作動させることに
より揺動し、前記押え金30を布押え位置と押え解除位
置の間で上下させる。第8図に示すように、押え金30
には、作用位置にある前記テープガイド7のテープ送り
出しロアaから繰り出されたテープTを、この押え金3
0の左側部から下面側所定位置に案内するテープ案内口
30aが形成されている。
このテープ案内口30aから押え金30の下方に案内さ
れたテープTは、押え金30を下降させることにより布
地上の所定位置に重なってこの布地とともに押え金30
と作゛業面1aの間に挾持される。したがって、ミシン
を駆動させるとこの状態で布地とともに後方へ送られる
上記押え金30の上方には、布地の有無を検知するため
の光電センサ等でなる布検知センサ33が装備されてい
る。
以上のようなテープ付は空環縫込み装置を装備した左二
本針オーバーロックミシンにより、第9A図〜第9G図
に示すようにして前記ステップDの後肩つぎを行い、左
肩縫着部dを形成することができる。尚、これら第9A
図〜第9G図では便宜上押え金30は省略して示してい
る。
第9A図はミシンを駆動させて縫製を開始する直前の状
態を示している。この状態では、内側針板爪52は両針
薄部41.42より手前で且つ針板2下方の待機位置に
後退している。また、基端部が外側針板爪51に絡めら
れている空環chは、その自由端側か第1挾持プレート
111と第2挾持プレート112の空環挾持部Pに挾持
されている。エアシリンダ8のピストンロッド8aが延
伸されてテープガイド7が作用位置に配設されている。
テープガイド7のテープ送り出しロアaから繰り出され
たテープTは、押え金30の下方へ案内されており(第
8図参照)、その先端部側は押え金30の後方でクロス
プレート1の左側へ垂れ下がっている。ステップCまで
の縫製を終えた第2図に示すような前身ごろSlと後身
ごろ32 (以下、総称する場合は布地Nという)の左
肩部が、前身ごろSlの裏面を上にした状態で左肩部の
内端側を縫い始めとするよう所定位置にセットされてお
り、このセットされた布地Nを検知した前記布検知セン
サ33の信号によりエアシリンダ32が作動して押え金
30を下降させている。押え金30は、作業面1aとの
間に前身ごろSlおよび後身ごろS2とともににテープ
Tを挾持している。
この第9A図の状態からミシンを駆動させ、布地Nを後
方側へ送る。また、これと同時にソレノイド6を励磁し
、これによって内側針板爪52を作用位置へ前進させる
。前記布地Nの送りに伴って、布地Nの不要端縁部分n
とテープTの先端部分が前記第2切断器29と交叉する
と、第9B図に示すように、第2切断器29はミシンの
駆動と連動して交叉する前記不要端縁部分nと左側に垂
れ下がったテープTの先端部分を同時に切断する。すな
わち、テープTを布地Nからの食み出し部分が生じない
よう切断する。
このようにして端縁を切り揃えられた布地Nおよびテー
プTが両針薄部41.42を通過すると、布地Nの端縁
に二本針オーバーロックミシンによるシームが形成され
てゆく。このとき、テープ付は空環縫込み装置CDは、
シームを形成する糸によって布地Nの上面すなわち前身
ごろSlの裏面側にテープTを縫い付けて行くとともに
、布地Nの下面すなわち後身ごろS2の裏面側に前記空
環chを縫い込んでゆく。
尚、この空環chの縫込み過程において、シームの形成
が開始された時点、例えば布地Nの先端が両針薄部41
.42を通過して数計縫製された時点で、第9B図に示
すように第1挾持プレート111のみを回動させて空環
chに対する挾持を一時的に解除するようにすると、布
地Nの先端部が空環に引っ張られてカールするのを防止
することができる。
この−時的解除の後には第1挾持プレート111を元の
状態に戻して再び空環chを挾持するようにしておく。
さらに、空環chを縫い込んでいる過程において、ミシ
ンを駆動させてから所定時間後にピストンロッド19a
を延伸させ、第9C図に示すように、第2挾持プレート
112を第1挟持プレート111を伴って回動させる。
これによって、前記空環挾持部Pに挾持した空環chが
第2切断器29と交叉し、空環chはこの交叉部におい
て布地Nの不要端縁部分nとともに切断される。
このようにして、第2挾持プレート112を回動させる
タイミングを適宜設定することにより決まる所定長さの
空環が、第9D図に示すように、シームの縫い始め部分
に縫い込まれる。そして、以後、さらに前身ごろSlの
裏面ににテープTを縫い付けながらシームが形成されて
ゆく。
シームの形成が進んで布検知センサ33が布地Nを検出
しなくなると、それにより発生する信号に基づいて布地
Nの終端が第2切断器29を通過することを検知する。
そして、布地Nの終端が第2切断器29を通過する前に
、エアシリンダ8のビストンロツド8aを縮退させ、第
9E図に示すように、テープガイド7を作用位置から待
機位置へ移動させる。このようにしてテープガイド7を
移動させると、テープ送り出しロアaと布地Nに対する
縫い付は部間のテープTが第2切断器29と交叉し、こ
の第2切断器29により布地N終端の不要端縁部ととも
に交叉したテープTが切断される。
テープTを切断した後さらにミシンを駆動させ続けるこ
とにより、切断されたテープTは全て布地Nに縫い付け
られ、布地Nに対するシームの形成も終了する。
このシーム形成終了後、さらに所定針数ミシンを駆動さ
せて前記外側針板爪51及び内側針板爪52に糸を絡め
てゆくことにより、前記シームの終端に連なる空環Ch
′ を形成する。
このように空環Ch′を形成する一方、前記布検知セン
サ33が布地Nを検出しなくなった時点において、予め
吸引通路23に接続されたエア吸入源を動作させておく
この状態で、第9F図に示すように、布地Nの終端を吸
入孔23aの後方側へ移動させる。この布地Nの後方へ
の移動により、空環Ch′が吸入孔23aに吸入されて
第1切断器25と交叉し、この第1切断器25によって
ミシン側に略一定長さ残して布地Nから切断される。布
地Nの後方側への移動は、布地Nをミシンから抜き取る
のに伴って行われるが、この抜き取りは作業者によるも
のであっても、強制的な送り装置によるものであっても
よい。
この空−環Ch′形成のための所定針数の駆動が終了す
ると、ミシンの駆動を停止させて押え金30を上昇させ
る。また、ミシンの駆動を停止させるとともにソレノイ
ド6を作動させて内側針板爪52を待機位置に後退させ
る。
以上のようにして、前記ステップDの後盾つぎが終了し
、第3図に示すような左肩縫着部dが形成されるのであ
る。
以上のようにして、布地Nから切り離されてミシン側に
残った空環Ch′ の自由端を、ミシン停止後所定時装
置いてブローパイプ24から瞬時圧送するエアにより、
ブローパイプ27のノズル27aの前に吹き出し、次い
で、このノズル27aから吹き出すエアによって、さら
に挾持プレート11側へ移動させる。一方、ノズル27
a、 28aからのエアの吹き出しと同時に第1挾持プ
レート111のみを回動させて、第9G図に示すように
、挿入孔Hを開口しておく。これにより、前記空環Ch
′ の自由端はノズル28aから吹き出したエアにより
挿入孔Hに吹き込まれる。この後、第1挟持プレート1
11を右側へ回動させて前記挿入孔Hを閉塞すると、空
環Ch′ はその自由端側を第1挾持プレート111と
第2挟持プレート112に挾持された状態でこの空環挾
持部と外側針板爪51との間に設定される(第9A図参
照)。
第10図は、上記の如き縫製方法を実施する左オーバー
ロックミシンの変形例を示す。この左オーバーロックミ
シンは前記クロスプレート1に代わる作業台100を備
える。この作業台100には、この作業台100の上面
との間に縫製すべき布地Nを挾んでミシン手前側からミ
シン本体Mの右側へ運ぶキャリア101が装備されてい
る。また、ミシン本体Mの右側には、前記キャリア10
1により運ばれた布地Nを強制的に針落部に送り込んで
行く送り装置102が装備されている。この送り装置1
02によりミシン後方側へ送られつつ縫製された布地N
は、このミシン後方において、揺動アーム103に取り
付けたロッド104によって作業台100上から、次工
程への運搬台105上に重ねられて行くようになってい
る。したがって、この第10図に示されるようなミシン
であれば、布地Nの終端に連なって形成された空環が自
動的に空環切断装置の吸入孔に吸い込まれる。
尚、上記実施例では、内側針板爪が進退可能な二本針オ
ーバーロックミシンにより発明方法を実施する場合につ
いて説明したが、1本針オーバーロックミシンや内側針
板爪が進退しない2木釘オーバーロックミシンによって
も本発明方法を実施することができるのはいうまでもな
い。
また、上記実施例方法で縫製された衣料は、左肩側を後
盾つぎ側として縫製されたものであるが、発明による衣
料においては、右肩側を後盾つぎ側としていてもよい。
すなわち、前身ごろの裏側に強化テープを縫い付けなか
ら先月つぎされた左肩側縫着部と、右肩の内端部を縫い
始め縫い終わり部分とし且つ前記左肩側縫着部の縫い始
め端を覆うようにラッパ取りされた首部縫製部と、この
首部縫製部の縫い始め縫い終わり部分を内端側縫い始め
部分において縫着するとともに、この内端部側縫い始め
部分にミシン側に残されていた空環を縫い込み且つ前身
ごろの裏側に強化テープを縫い付けなから抜屑つぎされ
た右肩側縫着部と、を供える衣料であってもよい。
[発明の効果] 請求項1によれば、前身ごろ側に強化テープを縫い付け
ているにも拘らず内端部に格別の首閂止めの縫着部が露
出しない抜屑つぎ側縫着部を備える、見栄えのよい製品
とすることがでるという効果を奏する。
請求項2によれば、前身ごろ側に強化テープを縫い付け
ることができる上でなお、抜屑つぎである左肩縫着部の
内端部のほつれを格別の首閂止め作業を施すことなく防
止できるから、この首閂止め工程を省略して製造コスト
を低減させることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による衣料の縫製方法のフローチャート
図、第2図は左肩側の肩つぎを行う前の裏向きにされた
衣料の正面図、第3図は同じく肩つぎが行われた衣料の
裏向きにされた正面図、第4図は衣料の正面図、第5図
は発明方法を実施する左二木釘オーバーロックミシンの
斜視図、第6A図および第6B図は内側針板爪の動作を
説明する要部の平面図、第7図は内側針板爪を進退させ
る機構を示す要部の斜視説明図、第8図はテープのガイ
ド状態を示す要部の斜視図、第9A図〜第9G図は左オ
ーバーロックミシンによるテープ付けと空環縫込みを伴
う縫製過程を示す動作説明図、第10図は左オーバーロ
ックミシンの変形例を示す概略斜視図、第11図は従来
方法のフローチャート図である。 b・・・右肩縫着部 C・・・首部縫製部 d・・・左肩縫着部 M・・・ミシン本体 Sl・・・前身ごろ S2・・・後身ごろ 41・・・外側針落部(針落部) 29・・・第2切断器(切断器) ch、 ch’・・・空環

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)共に裏向け状態とした前身ごろと後身ごろを縫着
    することにより形成された衣料であって、前身ごろの裏
    側に強化テープを縫い付けながら先肩つぎされた先肩つ
    ぎ側縫着部と、 後肩つぎ側の内端部を縫い始め縫い終わり部分とし且つ
    前記先肩つぎ側縫着部の縫い始め端を覆うようにラッパ
    取りされた首部縫製部と、 この首部縫製部の縫い始め縫い終わり部分を内端側縫い
    始め部分において縫着するとともに、この内端部側縫い
    始め部分にミシン側に残されていた空環を縫い込み且つ
    前身ごろの裏側に強化テープを縫い付けながら後肩つぎ
    された後肩つぎ側縫着部と、を備えることを特徴とする
    衣料。
  2. (2)前身ごろと後身ごろをともに裏向け状態で縫着し
    て形成する衣料の縫製方法において、 針落部の右側にミシン本体と布端切断用の切断装置が設
    けられた右ミシンにより、前身ごろ側にテープ付けをし
    ながら右肩の内端側から外端側へ向かって右肩側の肩つ
    ぎを行なった後、首ラッパ取りを行い、その後、針落部
    の左側にミシン本体と布端切断用の切断装置を設け且つ
    空環縫込み装置を備えた左ミシンにより、前の布地の縫
    製後に形成されこの布地から切り離されることによりミ
    シン側に残された空環を縫い始め部分に縫い込むととも
    に前身ごろ側に強化テープを縫い付けながら、左肩の内
    端部から外端部へ向かって左肩側の肩つぎを行うことを
    特徴とする衣料の縫製方法。
JP31005389A 1989-11-29 1989-11-29 衣料と衣料の縫製方法 Pending JPH03174001A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102186806B1 (ko) * 2020-04-28 2020-12-07 김상만 러닝셔츠 및 그 제조방법

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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