JPH0317544B2 - - Google Patents
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- JPH0317544B2 JPH0317544B2 JP3754083A JP3754083A JPH0317544B2 JP H0317544 B2 JPH0317544 B2 JP H0317544B2 JP 3754083 A JP3754083 A JP 3754083A JP 3754083 A JP3754083 A JP 3754083A JP H0317544 B2 JPH0317544 B2 JP H0317544B2
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Landscapes
- Working Measures On Existing Buildindgs (AREA)
- Disintegrating Or Milling (AREA)
Description
本発明は岩石やコンクリートなどの破砕に使用
する破壊剤に関する。 岩石やコンクリートなどの脆性物体を無騒音、
無振動で破砕する方法として、生石灰の水和反応
に伴う膨張圧を利用する方法が知られている。一
般に市販されている生石灰は軟焼生石灰であり、
活性度が高く、水和反応速度が非常に速いので、
特に10℃以上の使用環境温度の比較的高い場合、
水と練り混ぜると同時に水和反応が始まり、被破
砕物に穿孔した孔への充填作業が困難となり、使
用できなかつた。一方活性の低い硬焼生石灰を用
いても通常の粉末度では粉砕時に生じた反応活性
な微粉末生石灰が存在するので、被破砕物の孔に
充填した場合、孔からの噴出の防止と高膨張圧の
早期発現(12時間以内に300Kg/cm2以上の圧力
の発現)を両立させることが難かしいなどの欠点
があつた。特にこの傾向は破壊剤の使用環境温度
が高い場合に著しい。 本発明は上記の欠点を改良し、特に使用環境温
度の比較的高い条件においても、初期水和反応を
抑え、噴出現象がなく、適切な作業時間を確保
し、しかも短時間に破砕できる脆性物体の破壊剤
を提供するものである。 本発明者らは噴出現象について詳細に研究した
結果、下記実験例に示す如くまことに驚くべきこ
とに、使用環境温度が10℃以上の条件では、噴出
現象を発生するのは破壊剤中の微粉の生石灰であ
り、しかもこれらの微粉生石灰は膨張圧発現にあ
まり関与しないこと、さらに微粉の少ない細粒生
石灰を用いれば目的を達成できるとの知見を得て
本発明を完成するに至つた。 実験例 1 生石灰の粉末度とこれを含有する破壊剤の膨張
圧との関係 コークス炉で焼成された活性度31.5の生石灰を
小型のロツドミルで粉砕し、所定のブレーン値に
なるように調整した細粒生石灰70重量部に普通ポ
ルトランドセメント30重量部を混合し、第1表に
示される破壊剤〜を調製した。
する破壊剤に関する。 岩石やコンクリートなどの脆性物体を無騒音、
無振動で破砕する方法として、生石灰の水和反応
に伴う膨張圧を利用する方法が知られている。一
般に市販されている生石灰は軟焼生石灰であり、
活性度が高く、水和反応速度が非常に速いので、
特に10℃以上の使用環境温度の比較的高い場合、
水と練り混ぜると同時に水和反応が始まり、被破
砕物に穿孔した孔への充填作業が困難となり、使
用できなかつた。一方活性の低い硬焼生石灰を用
いても通常の粉末度では粉砕時に生じた反応活性
な微粉末生石灰が存在するので、被破砕物の孔に
充填した場合、孔からの噴出の防止と高膨張圧の
早期発現(12時間以内に300Kg/cm2以上の圧力
の発現)を両立させることが難かしいなどの欠点
があつた。特にこの傾向は破壊剤の使用環境温度
が高い場合に著しい。 本発明は上記の欠点を改良し、特に使用環境温
度の比較的高い条件においても、初期水和反応を
抑え、噴出現象がなく、適切な作業時間を確保
し、しかも短時間に破砕できる脆性物体の破壊剤
を提供するものである。 本発明者らは噴出現象について詳細に研究した
結果、下記実験例に示す如くまことに驚くべきこ
とに、使用環境温度が10℃以上の条件では、噴出
現象を発生するのは破壊剤中の微粉の生石灰であ
り、しかもこれらの微粉生石灰は膨張圧発現にあ
まり関与しないこと、さらに微粉の少ない細粒生
石灰を用いれば目的を達成できるとの知見を得て
本発明を完成するに至つた。 実験例 1 生石灰の粉末度とこれを含有する破壊剤の膨張
圧との関係 コークス炉で焼成された活性度31.5の生石灰を
小型のロツドミルで粉砕し、所定のブレーン値に
なるように調整した細粒生石灰70重量部に普通ポ
ルトランドセメント30重量部を混合し、第1表に
示される破壊剤〜を調製した。
【表】
膨張圧測定試験は使用環境温度10℃の室内にお
いて以下の通り行なつた。 破壊剤を和紙製の紙袋(30φ×250Lmm)に充填
し、カプセル状にした後水中に浸漬して吸水させ
た後、膨張圧測定用鋼管へ込め棒を用いて密充填
した。破壊剤〜と、密充填したのち12時間経
過後の膨張圧との関係が図の如く得られた。 この結果、最大膨張圧が得られるのは従来破壊
剤として用いるのに不適当とされていた粉末度で
あるブレーン値で、約1200cm2/gの細粒生石灰を
用いた場合であることがわかつた。 実験例 2 生石灰の粉末度とこれを含有する破壊剤の適用
上限温度との関係 使用環境温度を30〜45℃にした室内において以
下の通り試験を行なつた。 実験例1と同じようにして作製した破壊剤のカ
プセルをコンクリート供試体に設けた孔内(38φ
mm)へ密充填した。各破壊剤が試験した使用環境
温度のうち噴出を起こさなかつた最も高い温度を
適用上限温度として図に示した。 その結果、破壊剤調製に用いた細粒生石灰のブ
レーン値が小さい程適用上限温度が高くなること
がわかつた。これは生石灰の粒度が粗くなるほ
ど、水和反応が抑制されることと、水和反応熱に
よつて発生する蒸気が孔外へ抜けやすいような間
隙ができることによると考えられる。 以上実験例1〜2により破壊剤として適正な生
石灰のブレーン値は従来考えられたものより粒子
が粗い範囲にあることがわかる。 すなわち本発明の要旨は活性度20〜40の生石灰
を粉砕または分級して得られるブレーン値800〜
2000cm2/gの細粒生石灰を30重量%以上含んでな
る脆性物体の破壊剤にある。 本発明に使用する生石灰は活性度20〜40のもの
で、例えば生石灰やドロマイトをそれぞれ単独で
1300〜1600℃で焼成して得られるもの、あるいは
これらそれぞれにシリカ分、鉄分等の他の物質を
添加して焼成したものが挙げられる。活性度が40
を超えれば噴出現象を生じやすく、また活性度が
20未満では早期に高膨張圧を得ることができな
い。 ここでいう活性度とは、粉砕した試料より150
〜300μmのものを50g、150μm以下のものを50
g分取し、混合した後20℃の恒温室において20℃
の水400mlを入れた容器(JIS R5203の「セメン
ト水和熱測定方法」に準じた真空ビン)に入れ連
続撹拌し10分間経過後のスラリー温度(摂氏)を
測定し、無名数として表示したものである。 本発明の破壊剤に使用する細粒生石灰の粉末度
はブレーン値で800〜2000cm2/gであることが必
要であるが、早期に高膨張圧を得るためには1000
cm2/g以上、1500cm2/g未満にすることが望まし
い。ブレーン値が2000cm2/gを超えれば破壊剤の
適用上限温度が低くなり、また得られる早期膨張
圧が低くなる。またブレーン値が800cm2/g未満
では早期に高膨張圧が得にくく、破壊剤と水を混
練してスラリー状で使用する場合粒子の沈降を起
こしやすいので好ましくない。 破壊剤に使用する細粒生石灰のブレーン値を好
ましい範囲にするには硬焼生石灰をロツドミルの
如き粉砕機で粉砕したままでもよい場合もある
が、一般には粉砕した生石灰を適当な分級装置に
かけて好ましいブレーン値の範囲のものを収集す
ることによつて得られる。 この細粒生石灰は破壊剤中に30重量%以上含ま
れていることが必要であり、30重量%未満では得
られる膨張圧が低く実用的でない。また細粒生石
灰の量が多すぎると使用環境温度が高い場合に噴
出することがあるので、その場合には適宜減量す
る必要がある。 また本発明の破壊剤中には増量材としてポルト
ランドセメント等の水硬性物質あるいは高炉スラ
グ、フライアツシユ、石灰石粉、珪石粉等の無機
質粉が配合されるが、その量は70重量%以下にす
る必要がある。 本発明の破壊剤は反応活性の高い生石灰微粉が
少ないので噴出現象が起こりにくく、従つて使用
環境温度に応じて相対的に生石灰含有量を増すこ
とができ、早期に高膨張圧を得ることができる。
また生石灰の反応遅延剤、促進剤、あるいは減水
剤または増粘剤等の慣用の添加剤も使用してさし
つかえない。さらに生石灰微粉が少ないので、本
発明に破壊剤の吸水性のある和紙等に充填しカプ
セル状で使用する場合は紙袋への充填性及び浸水
時の吸水性が良く好適であるが、水と混練してス
ラリー状で使用するときも流し込みに必要な流動
性を得るための水量が少なくてすみ、さらには孔
への密充填性が良いため高膨張圧が得られる。 次に実施例を挙げて本発明を説明する。 実施例1、比較例1、2 実験例1に用いた活性度31.5の生石灰を粉砕
し、ブレーン値1200cm2/gの細粒生石灰を作製
し、この細粒80重量部に普通ポルトランドセメン
ト20重量部および減水剤(マイテイ−100、花王
石けん社製)1重量部を加えて混合し破壊剤を調
製した。 破壊剤を20℃恒温室で水比30%で練り混ぜ直径
50cm、高さ50cmの無筋コンクリート試験体(圧縮
強度480Kg/cm2)の中央の充填孔(孔径38mm、
孔長450mm)に注入し噴出の有無と試験体の破砕
時間を測定した。 同様の測定と実施例1に用いた生石灰を粉砕し
ブレーン値3000cm2/gにし、実施例1と同様の配
合物に調製したもの(比較例1)についても行な
つた。 更に、コークス炉で焼成された生石灰で、焼き
締めを低くした活性度43のものをブレーン値750
cm2/gに粉砕した細粒生石灰を用いて実施例1と
同様の配合物に調製したもの(比較例2)につい
ても同様の測定を行つた。 その結果を第2表に示す。
いて以下の通り行なつた。 破壊剤を和紙製の紙袋(30φ×250Lmm)に充填
し、カプセル状にした後水中に浸漬して吸水させ
た後、膨張圧測定用鋼管へ込め棒を用いて密充填
した。破壊剤〜と、密充填したのち12時間経
過後の膨張圧との関係が図の如く得られた。 この結果、最大膨張圧が得られるのは従来破壊
剤として用いるのに不適当とされていた粉末度で
あるブレーン値で、約1200cm2/gの細粒生石灰を
用いた場合であることがわかつた。 実験例 2 生石灰の粉末度とこれを含有する破壊剤の適用
上限温度との関係 使用環境温度を30〜45℃にした室内において以
下の通り試験を行なつた。 実験例1と同じようにして作製した破壊剤のカ
プセルをコンクリート供試体に設けた孔内(38φ
mm)へ密充填した。各破壊剤が試験した使用環境
温度のうち噴出を起こさなかつた最も高い温度を
適用上限温度として図に示した。 その結果、破壊剤調製に用いた細粒生石灰のブ
レーン値が小さい程適用上限温度が高くなること
がわかつた。これは生石灰の粒度が粗くなるほ
ど、水和反応が抑制されることと、水和反応熱に
よつて発生する蒸気が孔外へ抜けやすいような間
隙ができることによると考えられる。 以上実験例1〜2により破壊剤として適正な生
石灰のブレーン値は従来考えられたものより粒子
が粗い範囲にあることがわかる。 すなわち本発明の要旨は活性度20〜40の生石灰
を粉砕または分級して得られるブレーン値800〜
2000cm2/gの細粒生石灰を30重量%以上含んでな
る脆性物体の破壊剤にある。 本発明に使用する生石灰は活性度20〜40のもの
で、例えば生石灰やドロマイトをそれぞれ単独で
1300〜1600℃で焼成して得られるもの、あるいは
これらそれぞれにシリカ分、鉄分等の他の物質を
添加して焼成したものが挙げられる。活性度が40
を超えれば噴出現象を生じやすく、また活性度が
20未満では早期に高膨張圧を得ることができな
い。 ここでいう活性度とは、粉砕した試料より150
〜300μmのものを50g、150μm以下のものを50
g分取し、混合した後20℃の恒温室において20℃
の水400mlを入れた容器(JIS R5203の「セメン
ト水和熱測定方法」に準じた真空ビン)に入れ連
続撹拌し10分間経過後のスラリー温度(摂氏)を
測定し、無名数として表示したものである。 本発明の破壊剤に使用する細粒生石灰の粉末度
はブレーン値で800〜2000cm2/gであることが必
要であるが、早期に高膨張圧を得るためには1000
cm2/g以上、1500cm2/g未満にすることが望まし
い。ブレーン値が2000cm2/gを超えれば破壊剤の
適用上限温度が低くなり、また得られる早期膨張
圧が低くなる。またブレーン値が800cm2/g未満
では早期に高膨張圧が得にくく、破壊剤と水を混
練してスラリー状で使用する場合粒子の沈降を起
こしやすいので好ましくない。 破壊剤に使用する細粒生石灰のブレーン値を好
ましい範囲にするには硬焼生石灰をロツドミルの
如き粉砕機で粉砕したままでもよい場合もある
が、一般には粉砕した生石灰を適当な分級装置に
かけて好ましいブレーン値の範囲のものを収集す
ることによつて得られる。 この細粒生石灰は破壊剤中に30重量%以上含ま
れていることが必要であり、30重量%未満では得
られる膨張圧が低く実用的でない。また細粒生石
灰の量が多すぎると使用環境温度が高い場合に噴
出することがあるので、その場合には適宜減量す
る必要がある。 また本発明の破壊剤中には増量材としてポルト
ランドセメント等の水硬性物質あるいは高炉スラ
グ、フライアツシユ、石灰石粉、珪石粉等の無機
質粉が配合されるが、その量は70重量%以下にす
る必要がある。 本発明の破壊剤は反応活性の高い生石灰微粉が
少ないので噴出現象が起こりにくく、従つて使用
環境温度に応じて相対的に生石灰含有量を増すこ
とができ、早期に高膨張圧を得ることができる。
また生石灰の反応遅延剤、促進剤、あるいは減水
剤または増粘剤等の慣用の添加剤も使用してさし
つかえない。さらに生石灰微粉が少ないので、本
発明に破壊剤の吸水性のある和紙等に充填しカプ
セル状で使用する場合は紙袋への充填性及び浸水
時の吸水性が良く好適であるが、水と混練してス
ラリー状で使用するときも流し込みに必要な流動
性を得るための水量が少なくてすみ、さらには孔
への密充填性が良いため高膨張圧が得られる。 次に実施例を挙げて本発明を説明する。 実施例1、比較例1、2 実験例1に用いた活性度31.5の生石灰を粉砕
し、ブレーン値1200cm2/gの細粒生石灰を作製
し、この細粒80重量部に普通ポルトランドセメン
ト20重量部および減水剤(マイテイ−100、花王
石けん社製)1重量部を加えて混合し破壊剤を調
製した。 破壊剤を20℃恒温室で水比30%で練り混ぜ直径
50cm、高さ50cmの無筋コンクリート試験体(圧縮
強度480Kg/cm2)の中央の充填孔(孔径38mm、
孔長450mm)に注入し噴出の有無と試験体の破砕
時間を測定した。 同様の測定と実施例1に用いた生石灰を粉砕し
ブレーン値3000cm2/gにし、実施例1と同様の配
合物に調製したもの(比較例1)についても行な
つた。 更に、コークス炉で焼成された生石灰で、焼き
締めを低くした活性度43のものをブレーン値750
cm2/gに粉砕した細粒生石灰を用いて実施例1と
同様の配合物に調製したもの(比較例2)につい
ても同様の測定を行つた。 その結果を第2表に示す。
【表】
本発明の破壊剤は噴出現象もなく適正な時間で
破砕することがわかる。
破砕することがわかる。
図は生石灰の紛末度とこれを含有する破壊剤の
膨張圧および適用上限温度との関係を示すグラフ
である。
膨張圧および適用上限温度との関係を示すグラフ
である。
Claims (1)
- 1 活性度20〜40の生石灰を粉砕または分級して
得られるブレーン値800〜2000cm2/gの細粒生石
灰を30重量%以上含んでなる脆性物体の破壊剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3754083A JPS59162960A (ja) | 1983-03-09 | 1983-03-09 | 脆性物体の破壊剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3754083A JPS59162960A (ja) | 1983-03-09 | 1983-03-09 | 脆性物体の破壊剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59162960A JPS59162960A (ja) | 1984-09-13 |
| JPH0317544B2 true JPH0317544B2 (ja) | 1991-03-08 |
Family
ID=12500351
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3754083A Granted JPS59162960A (ja) | 1983-03-09 | 1983-03-09 | 脆性物体の破壊剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59162960A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5126486B2 (ja) * | 2007-06-28 | 2013-01-23 | 太平洋マテリアル株式会社 | 超大孔径用静的破砕剤 |
-
1983
- 1983-03-09 JP JP3754083A patent/JPS59162960A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59162960A (ja) | 1984-09-13 |
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