JPH0317821A - 磁気記録媒体 - Google Patents

磁気記録媒体

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JPH0317821A
JPH0317821A JP15293589A JP15293589A JPH0317821A JP H0317821 A JPH0317821 A JP H0317821A JP 15293589 A JP15293589 A JP 15293589A JP 15293589 A JP15293589 A JP 15293589A JP H0317821 A JPH0317821 A JP H0317821A
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JP
Japan
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iron oxide
magnetic
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magnetic layer
magnetic recording
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Application number
JP15293589A
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English (en)
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Koichi Masaki
幸一 正木
Akihiro Matsufuji
明博 松藤
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野1 本発明は、高記録密度用磁気記録媒体に関し、特に走行
性、耐久性ともに優れた高S/Nの磁気記・録媒体に関
する. [従来技術及びその問題点] 近年、磁気記録媒体に対しては、より高密度記録への要
求が高まり、従来から使用されている強磁性粉末よりさ
らに微粒子化されたものが使用されるようになってきて
いる.特に、ビデオテープにおいては、ハイバンド化に
対応して記録波長を短くしたり、長時間化に対応してト
ラック幅を狭くするなどの方法の利用に伴ない、非常に
高密度の記録を行うことが必要になり、従来の強磁性粉
末よりさらに微粒化されたものが使用されるようになっ
てきている. このような微粒子化された強磁性粉末(例えば、BET
法比表面積で35nf/g以上の強磁性粉末)を使用し
て、且つ磁性層の表面を平滑にすることができれば、さ
らに高密度の記録ができ、磁気記録媒体の電磁変換特性
が向上することが期待できる.しかしながら、微粒化さ
れた強磁性粉末はその分散性が低下するという問題があ
り、充分にその性能を発揮することが難しかった. 最近になり、極性基を有する結合剤を使用したり、分散
方法の改良により、この微粒子化された強磁性粉末の分
散性についてはかなり改善され、磁気記録媒体の′r4
磁変換特性は優れたものが得られるようになった. また、強磁性粉末の分散を良くするための手段として、
各種のカップリング剤で強磁性粉末を表面処理する方法
がある. 例えば、シランカップリング剤やチタン力ノブリング剤
を使用する方法が特開昭49−59608号公報、特開
昭54−11703号公報、特開昭57−64330号
公報、特開昭60−196905号公報等に開示されて
いる。
さらに、カップリング剤の分子構造に着目して、結合剤
樹脂と反応性がある官能基をもつシランカ・2プリング
剤で強磁性粉末を表面処理する方法(特開昭54−73
10号公報)、アミノファンクショナルシランカップリ
ング剤とイソシアネ−ト系化合物、エポキシ系化合物と
の反応生底物により強磁性粉末の粒子表面を被覆する方
法(特開昭56−143533号公報)、シランカノブ
リング剤で処理した後、そのシランカノブリング剤の反
応性残基と反応しうる分子量500乃至8000のオリ
ゴマーで強磁性粉末を表面処理する方法(特開昭58−
155703号公報、特開昭58−205929号公報
)、アミノ基含有シランカンブリング剤と炭素数6乃至
22の酸無水物及びアルキルケテンダイマーとの反応生
成物によって強磁性粉末の粒子を被覆する方法(特開昭
5979433号公報)、エボキン基含有シランカップ
リング剤とジ又はモノアルキル(メタ)アクリレート5
乃至50モル%及び疎水性ビニル七ノマー50乃至95
モル%からなる共重合体との反応生成物で+3!磁性粉
末の粒子表面を被覆する方法(特開昭59−13913
4号公報)等が提案されている. 一方、以上のようにして強磁性粉末の分散を高めて磁性
層の表面を平滑にすると、ビデオテープの走行中、磁性
層と装置系との接触の摩擦係数が増大する結果、短期間
の使用で磁気記録媒体の磁性層が損傷を受け、あるいは
磁性層が剥離する傾向がある.特にビデオテープではビ
デオヘッドと記録媒体が高速で接触しながら走行するた
め、磁性層から強磁性籾末が脱落し易く、磁気ヘッドの
目詰まりの原因ともなる.従って、ビデオテープの電磁
変換特性の向上とともに走行性の向上が望まれている. 従来、磁性層の走行性を向上させるための対策としては
、磁性層にコランダム、炭化ケイ素、酸化クロムなどの
研磨材(硬質粒子)を添加する方法が提案されているが
、磁性層の走行性を向上させる目的で磁性層に研磨材を
添加する場合には、研磨材を相当多量に添加しなければ
その添加効果が現れにくい.しかし、研磨材を多量添加
した磁性層は、磁気ヘッドなどを著しく摩耗させる原因
となり、また磁性層を平滑化を阻害し、電磁変換特性を
あまり向上させることができなかった.また、別の方法
として、脂肪酸や脂肪酸と脂肪族アルコールとのエステ
ル等の潤滑剤を添加することにより磁性層の摩擦係数を
低減させることも行われている. しかしながら、微粒子の強磁性粉末を使用した磁気記録
媒体では、かなりの量の潤滑剤が強磁性粉末の粒子表面
に吸着するので、摩擦係数の低減効果が充分に威されず
、走行性の問題を充分に解決できなかった。
これらの問題を改良して、強磁性粉末にも多少の研磨性
をもたせかつ潤滑剤の吸着を抑制するために、無機物に
より粒子表面を処理したCO変性酸化鉄を極性基含有結
合剤樹脂で分散し、脂肪酸を潤滑剤として使用した走行
性、電磁変換特性ともに優れた磁気記録媒体が、特願昭
62−236877の明細書、特願昭63−22184
2の明細書の中に開示されている. しかしながら、強磁性粉末粒子の表面を無機物で処理す
ると結合剤樹脂との親和性も低下してしまう結果、結合
剤樹脂による強磁性粉末の分散向上効果があまり期待で
きなくなり、電磁変換特性の向上に限界があった. 以上のごとく、従来の技術では、高記録密度化に対応し
て、電磁変換特性が良好でかつ走行性、耐久性も優れた
磁気記録媒体を得るには不十分であった. [発明が解決しようとする問題点] 本発明は、従来技術の問題点に鑑みなされたものであり
、電磁変換特性に優れ、走行性及び耐久性共に優れた高
記録密度用磁気記録媒体を提供することを目的としてい
る. [問題点を解決する手段] 本発明の前記目的は、非磁性支持体上に、強磁性粉末及
び結合剤樹脂を主体とする磁性層を有する磁気記録媒体
において、該磁性層中にはアミノ基を有するカップリン
グ剤が含有されており、該強磁性粉末は比表面積が35
nf/g以上であってかつステアリン酸吸着量が3X1
0−’モル/ml以下である強磁性酸化鉄であり、該結
合剤樹脂はその分子中に極性基を有していることを特徴
とするる磁気記録媒体により達成される。
本発明の磁気記録媒体は、ステアリン酸@着量が比較的
小さい強磁性酸化鉄を使用しているので脂肪酸等の潤滑
剤が強磁性酸化鉄の表面に過度に吸着するのを防止して
いるので比表面積が35ボ/g以上と比較的微粒子の強
磁性酸化鉄を使用していても走行性、耐久性が低下する
ことがない.脂肪酸以外の潤滑剤に対しても本発明の磁
気記録媒体の前記効果は発揮されるが、潤滑剤としては
脂肪酸を使用した場合が最も効果的である.また、本発
明の磁気記録媒体の磁性層中にはアミノ基を有するカノ
プリング剤が含有されており、強磁性酸化鉄表面に前記
力ノブリング剤が結合しかつアミノ基と前記結合剤樹脂
の極性基とは強い親和性を有するので結合剤樹脂の強磁
性粉末に対する分散化作用を促進し、強磁性酸化鉄が高
度に分散された電磁変換特性の優れた磁気記録媒体が得
られる. 特に、結合剤樹脂の極性基が−SO.M、−OSO3M
、−COOM、−PO (OM″)よ、OPO (OM
 ’ ) x  (ただし、Mは、Na、?i.K,水
素原子、NR. 、NHR3 、M’はNa,L i,
K,水素原子、NR. 、NHR3またはアルキル基を
表わす。(ただし、Rは低級アルキル基であり、好まし
い炭素数は1乃至8である)、そして2つのM′は互い
に同一でも異なっていても良い)から選ばれた少なくと
も一種である場合、前記カップリング剤との親和性が大
きくなり強磁性粉末の分散がさらに進み電磁変換特性の
優れた磁気記録媒体を得ることが出来る.また、本発明
の磁気記録媒体において潤滑剤に脂肪酸を用いる場合、
その潤滑剤としての作用が大きくなる. 本発明の磁気記録媒体で使用する強磁性酸化鉄のステア
リン酸吸着量は、3XIO−’モル/ rd 以下であ
り、望ましくはIXIO″■hモル/rrf〜3×to
−”モル/耐である. ステアリン酸吸着量が3X10−’モル/ rd以上と
なると潤滑剤の強ルil性酸化鉄粉未ヘの吸首星が多く
なって走行性、耐久性が低下してしまう。
本発明の磁気記録媒体で使用する強磁性酸化鉄のステア
リン酸吸着量を3X10−”モル/m2とするには、強
磁性酸化鉄粉末を、S t,Af,Ca、Sn,Zrお
よびTiの化合物により表面処理を行うことが有効であ
る。前記表面処理は、例えば、強磁性酸化鉄粉末と水ガ
ラスとをアルカリ性溶液中にて混合、加温することによ
り行なうことができる.アルカリ性溶液のpHは8乃至
l3で、望ましくは8乃至11である。処理温度は、4
0乃至250゜C、望ましくは50乃至2 0 0 ’
Cであり、処理時間は、0.5乃至5時間が望ましい.
本発明の磁気記録媒体に使用するアミノ基含有カップリ
ング剤は、磁性塗布液中に強磁性酸化鉄、結合剤樹脂と
ともに添加してもよいしまた予め表面処理して強磁性酸
化鉄の粒子表面に結合させておいても良い. 前記アミノ基含有カノプリング剤の磁性層における含有
量は、強磁性酸化鉄に対してO.l乃至IO重置%であ
り、望ましくは0.2〜5.0重量%さらに望ましくは
0.2〜3.0重量%であ含有量があまり少ないと分散
性改良効果が乏しく、できたテープの表面平滑性が不十
分となり、含有量があまり多いと脂肪酸がアくノ基に吸
着し、摩擦係数を高め走行耐久性が劣ることになって問
題である. 前記アξノ基含有カップリング剤のアξノ基が前記結合
剤樹脂中の極性基数を大巾に越えないようにすることが
本発明の目的を達成する上で重要である.すなわち、磁
性層で前記結合剤樹脂の極性基と結びつかない遊離のア
ミノ基が存在すると脂肪酸等の潤滑剤と結合するように
なって好ましくない. 前記アミノ基含有カップリング剤としては、X.MY,
(式中MはS1、Ti..Al,Al/ZrSXはアル
コキシ基、Cl原子、mは1〜3の整数、Yは1級〜3
級アミノ基を含有する炭化水素基でnは3〜1の整数)
で示されるもので、例えば次のような化合物が挙げられ
る。
H z N C z H − N H C y H −
 S i (O C H 3 ) sH.N C.H.
N H C.H*S+(C Hz)s(O C Hs)
iHtNC,HhSi(OCtHs)i HtNCONH CsHiSi(OCtHs)H.NC
.H.St(CHz)(OCHs)tC H s C貼−CH−0−Ti←OCzllJH  CtHa 
 NHt ) xH*C−NH(CHz)sSi(OC
lh)sTi (0−ncallJ x ( QC!H
4N (C!H40H) x ) t本発明の磁気記録
媒体において前記アミノ基含有カップリング剤を強磁性
酸化鉄の表面処理により、磁性層中に含有させる場合は
有機溶剤または水に前記アミノ基含有カップリング剤を
溶解した後強磁性酸化鉄粉末を投入し撹拌混合後炉別し
、必要に応して加熱乾燥することによって行なうことが
できる. また、他の処理方法としては、アミノ基含有カップリン
グ剤の溶液を流動床装置又はヘンシエルξキサー、ニー
ダーなどの粉体撹拌機中に直接添加し、必要により加熱
することによっても実施できる. このような処理によりカップリング剤のアルコヰシ基、
クロル原子は強磁性酸化鉄表面で加水分解されカップリ
ング剤は固定される. 本発明の磁気記録媒体で使用される結合剤樹脂の極性基
としては、−SO.M、−030,M、COOM,  
PO (OM’)tおよび−OP○(OM’)x(ただ
し、MはNaSLiSK、水素原子、NR.またはNH
R.を表わし、M’はNa,Li,K、水素原子、NR
. 、NHR,またはアルキル基を表わす.(ただし、
Rは低級アルキル基であり、好ましい炭素数は1〜8で
ある)、そして2つのM′は互いに同一でも異なってい
ても良い)からなる群より選ばれる少なくとも一種を有
するポリマーを含んでいる. 本発明の磁気記録媒体で使用するステアリン酸吸着量が
3X10−”モル/d以下の強磁性酸化鉄粉末は分散性
が低下しており、通常のボリマーでは充分な分散を行な
うことができず、磁性層表面の高度な平滑性が得られな
い.従って、アミノ基含有力冫プリング剤による表面処
理を上記特定の極性基を有するボリマーを使用すること
によって優れた分散性を得ることができる.すなわち、
上記班性酸化鉄系強磁性粉末、アミノ基含有カップリン
グ剤、上記ボリマーおよび脂肪酸を使用することによっ
て、優れた分散性と向上した潤滑効果を同時に得ること
ができる. 本発明の磁気記録媒体で使用される強磁性酸化鉄として
はT Few o, 、FeOX (1.33<x<1
.5)であるベルトライド酸化鉄、Fe.○.並びにC
o変性酸化鉄を挙げることができる.そして、前記強磁
性酸化鉄粉末のBET法比表面積は一般に35rrf/
g以上で、望ましくは40ポ/g以上である. 比表面積が小さいと、充分な電磁変換特性が得られない
前記強磁性酸化鉄の粒子の形状に特に制限はなく、針状
、サイコロ状、米粒状及び板状のものが使用できる. 本発明の磁気記録媒体の磁性層に使用される分子中に極
性基を有している結合剤樹脂としては、塩化ビニル系共
重合体樹脂(例、塩化ビニル共重合体、塩化ビニル/酢
酸ビニル共重合体、塩化ビニル/酢酸ビニル/ビニルア
ルコール!合体、塩化ビニル/酢酸ビニル/マレイン酸
共重合体、塩化ビニル/塩化ビニリデン共重合体)、ア
クリル系樹脂(例、塩化ビニル/アクリロニトリル共重
合体、塩化ビニリデン/アクリロニトリル共重合体、(
メタ)アクリル酸エステル/アクリロニトリル共重合体
、(メタ)アクリル酸エステル/塩化ビニリデン共重合
体、(メタ)アクリル酸エステル/スチレン共重合体、
ブタジエン/アクリロニトリル共重合体)、ポリウレタ
ン樹脂、ポリエステル樹脂、ボリフノ化ビニル、ボリア
ミド樹脂、ポリビニルブチレートおよびスチレン/ブタ
ジエン共重合体に上記極性M(−So,M、OS03M
、−COOM、−PO (OM ’ ) tおよび−O
PO (○M’)ffi )を少なくとも一種導入した
ボリマーから選ばれる。好ましくは塩化ビニル系共重合
体樹脂に極性基が導入されたボリマーであり、分子量は
1万〜lO万、好ましくは2万〜5万であり、好ましい
極性基としてはSo,Na,−So,}f,−OPO.
H.,−COOHである. 前記極性基は、分子中にlO4〜10−3当量/g、好
ましくは10−’〜10−’当量/gの範囲で含まれて
いることが好ましい. 前記極性基を有する結合剤樹脂とともに熱可塑性樹脂、
熱硬化性樹脂および反応型樹脂等の樹脂を併用すること
ができ、これらの樹脂を単独であるいは混合して併用す
ることができる.熱可塑性樹脂としては、一般には平均
分子量が1万〜20万、重合度が約200〜2000程
度のものが使用される.このような熱可塑性樹脂の例と
しては、塩化ビニル/酢酸ビニル系共重合体樹脂(例、
塩化ビニル/酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル/酢酸ビ
ニル/ビニルアルコール共重合体、塩化ビニル/酢酸ビ
ニル/マレイン酸共重合体)、塩化ビニル/塩化ビニリ
デン共重合体、アクリル系樹脂(例、塩化ビニル/アク
リロニトリル共重合体、塩化ビニリデン/アクリロニト
リル共重合体、(メタ)アクリル酸エステル/アクリロ
ニトリル共重合体、(メタ)アクリル酸エステル/塩化
ビニリデン共重合体、(メタ)アクリル酸エステル/ス
チレン共重合体、ブタジエン/アクリロニトリル共重合
体)、セルロース誘導体(例、セルロースアセテートブ
チレート、セルロースダイアセテート、セルローストリ
アセテート、セルロースプロピオネート、セルロースア
セテートプロピオネート、ニトロセルロース、酢酸セル
ロース)、各種の合成ゴム系の熱可塑性樹脂(ポリブタ
ジエン、クロロプレン、ポリイソプレン、スチレンブタ
ジエン共重合体)、ポリウレタン樹脂、ボリフッ化ビニ
ル、ポリアミド樹脂、ポリビニルブチレート、スチレン
/ブクジエン共重合体およびボリスチレン樹脂などを挙
げることができ、これらを単独であるいは混合して併用
することができる。
熱硬化性樹脂または反応型樹脂としては、一般に塗布液
の状態で平均分子量が20万以下、好ましくは2万以上
20万以下の樹脂であり、塗布後に、縮合反応あるいは
付加反応などにより分子量がほぼ無限大になる樹脂が使
用される。ただし、これらの樹脂が加熱硬化樹脂である
場合、硬化に至る過程における加熱により樹脂が軟化ま
たは溶解しないものであることが好ましい。このような
樹脂の例としては、フェノール/ホルマリン/ノボラン
ク樹脂、フェノール/ホルマリン/レゾール樹脂、フェ
ノール/フルフラール樹脂、キシレン/ホルマリン樹脂
、尿素樹脂、メラミン樹脂、乾性油変性アルキンド樹脂
、フェノール樹脂変性アルキンド樹脂、マレイン酸樹脂
変性アルキンド樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、エボキ
シ樹脂と硬化剤(例、ポリアミン、酸無水物、ボリアミ
ド樹脂)との組合せ、末端イソシアネートボリエーテル
湿気硬化型樹脂、ポリイソシアネートプレボリマ−(例
、ジイソシアネートと低分子量トリオールとの反応生成
物である一分子内に三個以上のイソシアネート基を有す
る化合物、ジイソシアネートのトリマーおよびテトラマ
ー)、ボリイソシアネートブレボリマーと活性水素を有
する樹脂(例、ポリエステルボリオール、ポリエーテル
ボリオール、アクリル酸共重合体、マレイン酸共重合体
、2−ヒドロキシエチルメタアクリレート共重合体、p
−ヒドロキシスチレン共重合体)の組合わせを挙げるこ
とができ、これらを単独であるいは混合して併用するこ
とができる。
本発明の磁気記録媒体で使用する結合剤樹脂としては、
塩化ビニル系共重合体(A)とポリウレタン樹脂(B)
とをγ昆合して用いることが望ましい.使用重量比はA
:Bがl:3〜t:o.iの範囲であることが望ましい
. 結合剤樹脂の使用量は、強磁性酸化鉄粉末100重量部
に対して、一般には10−100重量部、好ましくは1
5〜50重量部使用される。
本発明に使用できる前記脂肪酸は、特に制限はないが、
炭素数8〜22、好ましくは14〜20の脂肪酸(例、
カプリル酸、カブリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、
パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、エライノン
酸、リノール酸、リノレン酸、ステアロール酸、ヘヘン
酸)が望ましい これらの脂肪酸は磁性塗布液に添加するのが工程の簡素
化上好ましい.磁性塗布液に添加して使用されるときの
添加量は、強磁性籾末に対し、0.Ol重量%〜10.
0重量%が望ましく、より望ましくは0,05重量%〜
6重盪%である。
本発明の磁気記録媒体の磁性層には、さらにモース硬度
が5以上の無機質粒子を含存することが好ましい。これ
ら無aX粒子の粒子サイズは0.05 〜l.Oμm、
好ましくは0.1〜0.5μmである. 使用される無機質粒子は、モース硬度が5以上であれば
特に制限はない.モース硬度が5以上の無機質粒子の例
としては、α−ANzOz(モース?度9)、TiO■
 (同6.5)、SiO■ (同7)、Snow(同6
.5)、Crz○,(同9)、およびα一FeよOS(
同5.5)を挙げることができる。
itl記無機質粒子の含有量は、通常、強磁性粉末!0
0重量部に対して0.  1〜20重量部の範囲であり
、好ましくはl−10重量部の範囲である。
また磁性層には上記の無機質粒子以外にも、カーポンプ
ラック(特に、平均粒径がlO〜300mμのもの)な
どが含有されることが望ましい。
次に本発明の磁気記録媒体を製造する方法を説明する. 本発明の磁気記録媒体の磁性層の製造に際しては、強磁
性酸化鉄粉末と結合剤樹脂、および潤滑剤、更に必要に
より研磨材あるいはその他の充填材とを通常は溶剤と共
に混練し磁性塗料とする. 混練の際に使用する溶剤は、通常磁性塗料の調製に使用
されている、たとえばメチルエチルケトンなどの溶剤を
使用することができる.混練の方法は、通常磁性塗料の
調製に利用されている方法であれば特に制限はなく、ま
た各戒分の添加順序などは適宜設定することができる.
磁性塗料のilil製には通常の混練機、分散機、たと
えば、二本ロールミル、三本ロールミル、ポルミル、ペ
プルミル、トロンくル、サンドグラインダー、ゼグバリ
、アトライター、高速インベラー分敗機、高速ストーン
ミル、高速度衝撃ミル、ディスバー、ニーダー、高速ミ
キサー、ホモジナイザーおよび長音波分散機などが使用
される。このような屯練機、分散機を使って、公知の方
法に準して混練分敗を行ない磁性塗料をtA製すること
ができる. 磁性塗料を調製する際には、分散剤および帯電防止剤等
の公知の添加剤を併せて使用することもできる. このようにして調製された磁性塗料は、前述の非磁性支
持体上に塗布される.塗布は、前記非磁性支持体上に直
接行なうことも可能であるが、また、接着剤層などを介
して非磁性支持体上に塗布することもできる. 本発明の磁気記録媒体で使用する前記非磁性支持体の例
としては、ポリエチレンテレフタレート、ボリプロビレ
ン、ボリカーボネート、ポリエチレンナフタレート、ポ
リアミド、ポリアミドイミド、ポリイミドなどの各種の
合成樹脂フィルム、およびアルミ箔、ステンレス箔など
の金属済を挙げることができる。また、前記非磁性支持
体の1¥さは、一般には2.5乃至100μm、望まし
くは3乃至70μmである。
非磁性支持体は、磁性層が設けられていない側にバンク
層(バンキング層)が設けられたものであっても良い. 非磁性支持体上への塗布法の例としては、エアードクタ
ーコート、ブレードコート、ロノドコート、押出しコー
ト、エアナイフコート、スクイズコート、含浸コート、
リバースロールコート、トランスファーロールコート、
グラビヤコート、キスコート、キャストコート、スプレ
ーコートおよびスビンコート等の方法を挙げることがで
き、これらの方法以外であっても利用することができる
.非磁性支持体上に塗布された磁性層は、in気記録媒
体がテープ状で使用される場合は、通常、磁性層中の強
磁性粉末を配向させる処理、即ち磁場配向処理を施した
後、乾燥される.また必要により表面平滑処理が施され
る.表面平滑処理等が施されだ磁気記録媒体はつぎに所
望の形に裁断される. [発明の効果] 35m/g以上と比較的微粒子の強磁性酸化鉄粉末を用
いた磁気記録媒体において、該強磁性酸化鉄粉末のステ
アリン酸吸着量が3XIO−’モル/m2以下としかつ
アミノ基含有カップリング剤及び極性基がある結合剤樹
脂をともに使用することにより、走行性、耐久性に優れ
同時に@磁変換特性も優れた磁気記録媒体を得ることが
できる。
本発明の効果を、以下の実施例及び比較例により明確に
する. なお、r部Jとあるのはいずれも「重量部」の事である
. 〔実施例l〕 ヒ鉄の一  八 Co変性針状磁性酸化鉄(抗磁力Hc8500e、飽$
1 ifi化σ.74amu/g、比表面積45.7r
d/g,長袖長0.13μm)300gを、p H10
に調製した水酸化ナトリウム水溶液2N中に加え、ホモ
ミキサーにて分散を行なってCO変性磁性酸化鉄の水性
スラリーを得た。このスラリーの温度を60゜Cに昇温
し、Co変性磁性酸化鉄中のFeに対して水可溶性水ガ
ラスをSi喚算で0.611t%となるように100−
の蒸留水に冫容解して、5d/分の速度で撹拌しながら
スラリー中に滴下した。滴下後、炭酸ガスを0.21/
分で通気し、スラリ一のp Hを7,5として30分撹
拌後、濾遇し、窒素ガス雰囲気中で70゜Cにて乾燥し
て表面処理Co変性磁性酸化鉄(サンプルN(LC)を
調製した。
Co変性磁性酸化鉄中のFeに対して水可溶性水ガラス
(Si換算)の重量%を変化させて、上記の方法にてサ
ンプルNαA,B,D及びEの表面処FICo変性磁性
酸化鉄を調製した。各サンプルのステアリン酸吸着量を
第l表に示す。
第  1  表 A        0.  3         3.
  IXIO−’B         0.  4  
       2.  5xlO−’c       
  O.  6         2.  4xlO−
’D         I.  0         
1.  9xlO−’E         l.  5
         1.  2X10−”上記第1表中
のステアリン酸吸@量の測定は下記の方法で行なった。
得られた表面処理Co変性班性酸化鉄5gを、ステアリ
ン酸を2重盪%含有するメチルエチルケトン溶液50−
が入った100af三角フラスコ中に加え、該フラスコ
を密栓してマグネチソクスクーラーにて25゜Cにて2
0時間撹拌した。次いで遠心分離機にて固液分離し、上
澄液中のステアリン酸濃度(wt%)をガスクロマトグ
ラフィを用いて測定した. 強磁性酸化鉄粉末の単位表面積当りのステアリン酸吸着
量は次式より求められた. ただし、SSA:強磁性粉末比表面積 MW :ステアリン酸分子量(284)C  :ステア
リン酸濃度 塩比2粧曵弧整 前記強磁性酸化鉄粉末100部を二一グーで撹拌しつつ
、アミノ基含有力冫プリング剤X部をスプレーを用いて
霧状にして添加し、30分撹拌混合した. 次いで、下記組成物を添加し混練した。
塩化ビニル系共重合体       10部(極性基−
SO.Na 極性基濃度 4.8.X10−’当!/g重合度   
400) ポリウレタン摺脂           8部(プチレ
ンアジペート系 数平均分刊1:5o,000) 研磨剤               7部(α−アル
ミナ 平均粒径 0.2μm) カーボンプラック           1部(平均粒
径  20mμ) M巳K            50部シクロへキサノ
ン         40部得られた混練組成物をME
K200gシクロへキサノン50g混合溶液に溶解した
後、サンドグラインダーで2時間分散した.その後イソ
シアネート系硬化剤(日本ポリウレタン(株)製、コa
2−トL)8部、ステアリン酸2部、プチルステアレー
ト2部を添加し、15分間分敗した後、平均孔径がlμ
mであるフィルターを用いてt73遇し、!fi性塗料
を作成した. ビデオテープの,′告 得られた前記磁性塗料を乾燥後の厚さが4.0μmにな
るよう厚さ14μmのポリエチレンテレフタレート非磁
性支持体の表面に塗布した.磁性塗料が未乾燥の状態で
磁場配向を行ない、さらに乾燥後、磁性層を設けなかっ
た側の支持体にバックコートをし次いで乾燥した。
スーパーカレンダーで表面成形処理をし、さらに熱硬化
処理後、1/2インチ幅にスワントシ、1/2インチビ
デオテープのサンプルHa 1−NcL14を製造した
. 使用した強磁性粉末のII類と、カソプリング剤の種類
、添加量を第2表に示す。
得られたビデオテーブの試事4について市販のSVHS
ビデオtzl−グー(AC3700:松下電器製)によ
るS/N、スチル耐久性を測定した二またlパス目とl
00パス走行後の摩擦係数を測定した. またビデオテーブの表面光沢、表面粗さも測定した. これら評価結合を第2表に示す。
各特性の測定条件を以下に示す。
ΣZΣ A G 3 7 0 0 ( S V H S 用ヒテ
,t レ:1  9’ 一松下電器製)を用いS/Nを
(シバソク製925R−l  NTSCカラービデオノ
イズメーターでノイズを測定)測定した. 玉±土菫久並 ビデオテープレコーダーを用いて各ビデオテープに一定
のビデオ信号を記録し、再生した静止画像の出力が急激
に低下しだした時間を測定した.(実験は−lO゜Cで
行なった。) 輩夏保歓 得られたビデオテーブとステンレスポールとを50gの
張力(T,)で接触(巻きつけ角180度)させて、こ
の条件で、ビデオテープを3,3cm/sの速度で走行
させるのに必要な張力(T2)を測定した。この測定値
をもとに、下記計算式によりビデオテープの、lパス目
の摩擦係数μを求めた. μ=1/π ・ l., (T!  /T,)尚100
バス目の摩擦係数は99パス走行させたビデオテープを
用いて上記の如く測定した。
表瓦土沢 光人射角60度で磁性層表面の光沢を測定した.なお、
表記した値は、屈折率1.567のガラス表面の鏡面光
沢度を100%とした時の相対値である.また、用いた
測定機はデジタル光度計(スガ試験機(株)製)である
表旦社L WYKO社(USAアリゾナ州)製光波干渉3次元粗さ
計rTOr’o−3DJを用い250μm角の試料につ
き測定した.厠定僅の算出に当っては、傾斜補正、球面
補正、円筒補正等の補正をJIS−B601に従って加
えて、中心面平均粗さRalを表面粗さの値とした。
第2表から明らかなように磁性体のステアリン酸吸着量
が少ないは性体でアミノ基含有カップリング剤を添加し
ないときS/Nが悪くかつ−10゜Cのスチルが極めて
悪い. 一方アミノ基含有力冫ブリング剤を添加もしくは表面処
理したとき、S/Nが改善されかつμ値も低く、スチル
耐久性がすぐれていた。
〔実施例2〕 トルエン300部にhNc*Ilasi (OCzll
s) x  l部を添加した後、実施例1の強磁性酸化
鉄のサンプルEIOO部をトルエン中に加えた。撹拌し
つつ還流させなからl 0 5 ”Cで60分保持した
.冷却後、上澄み液を除去し、真空乾燥し、アミノ基含
有カップリング剤で処理した強磁性磁性酸化鉄のサンプ
ルFを得た. 実施例lと同し組成物を添加し混練・分散し同様の条件
で1/2インチビデオテープのサンプルNQl5を作威
した. 〔実施IM3) 実施例2で用いたアミノ基カップリング剤にか100部
を二一ダーで撹拌混合しつつ て霧状にして添加して30分撹拌混合した。
次いで実施例lの−SOzNa基含有塩化ビニル共重合
体にかえて塩化ビニル系共重合体の極性基が異なる各種
バインダーを使用した以外は実施例1と同一の条件で1
/2インチビデオテープNαl7〜20を作成した. 以上のようにして得られたビデオテープのサンプルN1
115〜Nl120の特性を実施例−1と同一の条件で
測定した. その結果を第3表に示す. 化鉄のサンプルGを作威した.実施例一lと同一の条件
で1/2インチビデオテープのサンプルNαl6を作成
した. 〔実施例4〕 実施例−1で得た強磁性酸化鉄のサンプルE平成2年/ 月2夕日 事件の表示 平成/i4−特願第/jコ23!号 発明の名称 磁気記録媒体 補正をする者 事件との関係

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)非磁性支持体上に、強磁性粉末及び結合剤樹脂を
    主体とする磁性層を有する磁気記録媒体において、該磁
    性層中にはアミノ基を有するカップリング剤が含有され
    ており、該強磁性粉末は比表面積が35m^2/g以上
    であってかつステアリン酸吸着量が3×10^−^4モ
    ル/m^2以下である強磁性酸化鉄であり、該結合剤樹
    脂はその分子中に極性基を有していることを特徴とする
    磁気記録媒体。
  2. (2)前記強磁性粉末がアミノ基を有するカップリング
    剤で表面処理されている請求項1記載の磁気記録媒体。
  3. (3)前記結合剤樹脂の分子が有する極性基が、−SO
    _3M、−OSO_3M、−COOM、−PO(OM^
    1)_2、−OPO(OM^1)_2から選ばれた少な
    くとも一種であり、かつ前記磁性層中には脂肪酸が含有
    されている請求項1記載の磁気記録媒体。 ただし、Mは、Na、Li、K、水素原子、NR_4、
    NHR_3、M^1はNa、Li、K、水素原子、NR
    _4、NHR_3またはアルキル基を表わす、(ただし
    、Rは低級アルキル基であり、好ましい炭素数は1乃至
    8である)、そして2つのM^1は互いに同一でも異な
    っていても良い)。
  4. (4)前記結合剤樹脂の分子が有する極性基が、−SO
    _3M、−OSO_3M、−COOM、−PO(OM^
    1)_2、−OPO(OM^1)_2から選ばれた少な
    くとも一種であり、かつ前記磁性層中には脂肪酸が含有
    されている請求項2記載の磁気記録媒体。 ただし、Mは、Na、Li、K、水素原子、NR_4、
    NHR_3、M^1はNa、Li、K、水素原子、NR
    _4、NHR_3またはアルキル基を表わす、(ただし
    、Rは低級アルキル基であり、好ましい炭素数は1乃至
    8である)、そして2つのM^1は互いに同一でも異な
    っていても良い)。
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