JPH031785Y2 - - Google Patents

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JPH031785Y2
JPH031785Y2 JP18890284U JP18890284U JPH031785Y2 JP H031785 Y2 JPH031785 Y2 JP H031785Y2 JP 18890284 U JP18890284 U JP 18890284U JP 18890284 U JP18890284 U JP 18890284U JP H031785 Y2 JPH031785 Y2 JP H031785Y2
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coating
thermometer
resin
rough surface
glass
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は接着性ならびに耐薬品性にすぐれた樹
脂被膜を備えてなる樹脂被膜付ガラス製体温計に
関する。
〔考案の技術的背景とその問題点〕
従来、ガラス製体温計(以下体温計と称す)が
たとえば落下して破損した場合、ガラス破片や内
部の水銀等が飛散して回収に多くの労力を要する
とともに危険でもある。このため従来から体温計
の外表面プラスチツク等の被膜で覆い破損しにく
くするための多くの提案がなされている。たとえ
ば実開昭50−20685号公報にはポリウレタンエラ
ストマーと、エポキシポリアミド系樹脂との複合
膜を保護被膜とした体温計、また特公昭56−
32260号公報には耐衝撃性合成樹脂を溶媒に溶か
し、この溶液中に温度計を浸漬したのち、さらに
異種の液体(たとえば水)中に浸漬してから風乾
し、溶媒を除去してなる保護被膜の形成方法が開
示されている。しかしながら、これらの技術を含
むいずれの周知技術にあつても、体温計と樹脂被
膜との接着の信頼性に欠ける点があり、ある程度
の使用期間を経過すると被覆の端部から樹脂が剥
離するという問題があつた。特に病院等における
使用頻度の大なる体温計にあつては繰り返して消
毒薬液に浸漬されることにより、剥離が激しくか
つ樹脂膜そのものが強度劣化を招き、樹脂被膜が
保護膜としての機能を果すことができない欠点を
有していた。
〔考案の目的〕
本考案は上記欠点を除去するためなされたもの
で、体温計との接着性にすぐれ、かつ耐薬品性の
良好な保護樹脂被膜を設けた樹脂被膜付ガラス製
体温計を提供することを目的とする。
〔考案の概要〕
外表面に粗面部を形成したガラス製体温計本体
と、上記粗面部および水銀槽部を被覆する保護被
膜を設けるとともに、この保護被膜の少なくとも
一部にはシリコン系の湿気硬化型樹脂被膜が使用
されてなることを特徴とする樹脂被膜付ガラス製
体温計にある。
〔考案の実施例〕
以下、本考案の詳細を実施例について図面を参
照して説明する。はガラス製の体温計本体で、
外筒管2と、この外筒管2の端部に水銀槽3と連
通するとともにはんだガラスにより外筒管2との
溶着部4を形成して外筒管2内に延在する毛細管
5および度板6とを有している。は外筒管2の
外表面に形成された凹凸状の粗面部であり、度板
6の目盛を読むのに全く支障を生じさせない程度
の粗面に形成されている。は粗面部7および水
銀槽3を被覆する保護被膜で、複数層、たとえば
3層の高分子化合物からなる。
次に成形手順について述べる。まず。体温計本
の外表面に対する粗面部7の形成方法につい
ては表面研磨、ホーニング、化学処理等の各種手
段があるが本実施例としては機械的処理によるド
ライホーニング法を採用した。すなわち、水銀槽
3と外筒管2の樹脂被膜を必要としない部分とを
絶縁テープ等の弾力性のある部品によつてマスキ
ングを行ない、しかるのち水銀槽3を除く溶着部
4から度板6に示す42℃までの所望の部分にホー
ニングを施こす。研磨材としては#600のエミリ
ー砂、圧力2Kg/cm2、吹付距離100m/m、吹付
角度90゜、加工時間3秒の条件でホーニングノズ
ルを固定するとともに被処理外管2を回転、並進
運動させてホーニング処理を行なつた。
次に保護被膜の被覆にあたつては、上記ホー
ニング処理後の体温計本体に洗浄処理を施こし
て脱脂およびじんあい等を除去したのち、以下に
示す各種樹脂溶液に順次浸漬処理を行なうことに
よつて被覆がなされる。すなわち、 (1) A溶液 シランカツプリング剤(たとえば商
品名東レシリコーン社製SH6040)にイソプロ
ピルアルコールを加えて0.2%溶液を作製する。
(2) B溶液 ポリウレタン樹脂液(たとえば商品
名三井東圧化学社製オレスターNL5008)にジ
メチルメホルムアミドと上記シランカツプリン
グ剤とを加えてポリウレタン15%、シランカツ
プリング剤0.1%溶液を作製する。
(3) C溶液 湿気硬化型シリコン樹脂液(たとえ
ば商品名東レシリコーン製シリコンレジン
SR2410)を使用する。
上記A,B,Cの各溶液を作製後、まず体温計
本体の水銀槽3部を下向きとして外筒管2の頭
部を取付治具を挟持し、A溶液中に数秒間浸漬し
たのちゆつくり引き上げて風乾し、第1図に示す
第1層9を形成する。次にこれをB溶液中に上記
同様の手順により浸漬、風乾を行ない第2層10
を形成し、最後にC溶液中に上記同様の手順によ
り浸漬、風乾を行ない第3層11を形成し保護被
とした。そして、この保護被膜の保護効果
については以下の実験により確認することができ
た。すなわち、耐薬品性ならびに耐剥離性につい
てはたとえば一般に病院で使用されている消毒液
としてのオスバン、ヒビデン、ステリハイド、ミ
ルトン、ハイパール等に72時間浸漬し、外観を観
察したのち、1mの高さからコンクリート床面に
落下させる落下試験を行なつた。この結果、外観
的には被膜の剥離は全く生ぜず、また消毒液の浸
透による白曇りもも見られない良好な結果が得ら
れた。また、落下試験結果については保護被膜
内でガラスにひび割れを生じた程度であり、小破
片および水銀等の飛散は全くなかつた。
なお、本実施例にあつてはガラス体温計本体
の外表面に粗面部7を形成する機械的手段として
ドライホーニング法を例示したが、化学的手段と
してたとえばフツ酸と硫酸とを1:1の比率に混
合した溶液中に不要部分を十分にマスキングした
体温計を約30分間浸漬して形成するようにしても
よい。
〔考案の効果〕
本考案は以上詳細に説明したように、外表面に
粗面部を形成したガラス体温計本体と、粗面部お
よび水銀槽部を被覆する保護被膜とを設けるとと
もにこの保護被膜の少なくとも一部にはシリコン
系の湿気硬化型樹脂被膜が使用されていることを
特徴とする樹脂被膜付ガラス製体温計であるか
ら、体温計本体への保護被膜の形成は本体外表面
に形成した粗面部によつて接着性が極めて良好と
なり、膜剥離を防止するうえに卓効を奏する。ま
た特に保護被膜としてその少なくとも一部の最上
層に耐薬品性にすぐれたシリコン系の湿気硬化型
の樹脂を使用しているため、消毒液への反覆浸漬
によつても樹脂の劣化を招くことなく、保護被膜
としての機能を十分に果すことができる格別な利
を有している。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示し、第1図は縦断面
図、第2図は第1図のA部の拡大断面図である。 ……体温計本体、7……粗面部、……保護
被膜、11……シリコン系湿気硬化型樹脂被膜。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外表面に粗面部を形成したガラス製体温計本体
    と、上記粗面部および水銀槽部を被覆する保護被
    膜を設けるとともに、この保護被膜の少なくとも
    一部にはシリコン系の湿気硬化型樹脂被膜が使用
    されてなることを特徴とする樹脂被膜付ガラス製
    体温計。
JP18890284U 1984-12-14 1984-12-14 Expired JPH031785Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP18890284U JPH031785Y2 (ja) 1984-12-14 1984-12-14

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JP18890284U JPH031785Y2 (ja) 1984-12-14 1984-12-14

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61104342U JPS61104342U (ja) 1986-07-02
JPH031785Y2 true JPH031785Y2 (ja) 1991-01-18

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JPS61104342U (ja) 1986-07-02

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