JPH03180525A - 粗糸巻取方法 - Google Patents

粗糸巻取方法

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JPH03180525A
JPH03180525A JP31858789A JP31858789A JPH03180525A JP H03180525 A JPH03180525 A JP H03180525A JP 31858789 A JP31858789 A JP 31858789A JP 31858789 A JP31858789 A JP 31858789A JP H03180525 A JPH03180525 A JP H03180525A
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西川 宏隆
Yoshio Kurachi
倉知 喜男
Takashi Ogiso
隆 小木曽
Shigeki Sekiya
茂樹 関谷
Teruhiko Sato
輝彦 佐藤
Hideki Hashimoto
秀樹 橋本
Makoto Omori
誠 大森
Kenji Sasaki
佐々木 賢次
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は粗紡機における粗糸巻取方法に関する。
従来の技術 従来、粗紡機で巻かれた粗糸満ボビン(以下。
満ボビン)をボビンキャリッジに吊下して精紡クリール
の予備レールへ搬送し、精紡クリールで消尽された小玉
ボビンを予備レールの満ボビンと交換、篠継し、小玉ボ
ビンの残粗糸をロービングストリッパで除去し、空ボビ
ンとして粗紡機へ返送する粗糸ボビン自動搬送システム
が知られている。
このシステムにおいて、片側で前後2列がら成る精紡ク
リールでは、篠継が自動的に行われている(特開昭62
−53425号、特開昭64−52828号等)。この
篠継装置の口出しノズルは日出位置において、下降位置
に取り降された満ボビンの所定の高さ位置の外周と対向
して吸引動作をする。そのため、満ボビンの粗糸端は、
篠継装置の下降位置に取り降された時に1日出位置の口
出しノズルの吸引口と対向する高さ位置に位置していな
ければ口出し動作が正しく行われない。そのため、従来
は粗紡機で満ボビンに巻取る際1粗糸全長が目標値を越
えてから前記高さ位置となったときに機台を停止してい
る。
発明が解決しようとする課題 前記によれば、粗糸巻取張力等の誤差により。
粗糸全長が目標値となったときのボビンレール高さは一
定とならない、しかも、満管停止後、ドツフィングのた
めにボビンレールが下降した時に、ボビンレールの昇降
切換が行われることを防止するためにボビンレールの上
昇途中で停止させる場合があり、その際ボビンレールの
上昇途中で前記高さ位置を過ぎた直後に満管長さとなっ
た時には、紡出状態でボビンレールはそれから更にほぼ
1往復して前記高さ位置にて停止する。この1往復(2
層分)は粗糸長にすると70〜80ヤードでかなり余分
に巻かれることになり、最大この程度のばらつきが玉揚
毎の満ボビンに生じていた。ところで前記篠継装置は精
紡クリールの片側においてクリール1列分を精紡機の両
側で同時に篠継するので、予備レールに予め準備する満
ボビンの数は、精紡機の錘数の1/2である0例えば精
紡機の錘数が粗紡機の錘数の8倍に設定しである時。
粗紡機の4台分の満ボビンが精紡予備レールに準備され
る。この時に、前記のように満ボビンの満管長さがかな
りばらついているので、小玉ボビンとなった時の残粗糸
量が大きくばらつく、このように残粗糸量のばらついた
小玉ボビンをロービンストリッパで処理する時、その処
理時間を残粗糸の多い小玉ボビンに応じて設定せねばな
らず、ボビンストリップ時間が長くなり、効率が悪い。
しかも、残粗糸が数10ヤードも残ることもあって、折
角紡出した粗糸が無駄となる量が多くなる傾向にあった
。
課題を解決するための手段 この発明は前記した紡出粗糸の無駄を極力少なくする粗
紡機の粗糸巻取方法を提供することを課題とし、粗紡機
において、粗糸ボビン形成途中の適宜タイミングで、残
り紡出量と予め与えられたボビン形状データに基づき、
満ボビン時の粗糸端高さ位置を予測演算し、目標高さ位
置から外れている時には、ボビンレールの昇降切換位置
を補正して最終粗糸端高さ位置を目標高さ位置とするよ
うにしたことを特徴とする。
作用 前記方法によれば、満ボビンに至るまでの適宜タイミン
グで残り紡出量とボビン形状データに基づき、このまま
巻いたら満ボビン時の粗糸端がどの高さ位置となるかを
演算し1口標高さ位置と比較する。その結果、目標高さ
位置となる時は、そのままのボビン形状データに基づく
ボビンレールの昇降切換を行い、外れているときは、ボ
ビンレールの昇降切換位置の補正(例えば、ボビン肩形
状の変更、肩以外の胴巻部での昇降切換など)を行い、
満ボビン時の最終粗糸端高さ位置を目標高さ位置とする
。
実施例 第1図において、メインモータlからベルト伝動機構2
を介してゼライビングシャフト3が回転駆動され、この
ドライビングシャフト3からツイストチェンジギヤ4を
組み入れた歯車列5とベルト伝動機[6を介してドラフ
トパート7のフロントローラ8が回転駆動されるように
しである。また、ドライビングシャフト3からベルト伝
動機構9を介してトップシャフト10が駆動され、この
トップシャフト10と一体の駆動歯車11がフライヤ1
2上部の被動歯車13と噛合してフライヤ12を回転駆
動するようにしである。
一方、ボビンレール20上に回動自在に支持されている
ボビンホイール21と噛合する歯車22を一体固定した
ボビンシャフト23は、自在継手24を介して連結軸2
5と連結されている。この連結軸25と一体の歯車26
は、差動歯車機構30の出力歯車31と噛み合っている
。差動歯車機4130の外歯車32は前記ドライビング
シャフト3端の歯車14と噛み合っている。差動歯車機
構30の入力軸33には、電磁クラッチ34の一方のク
ラッチ板が一体連結され、他方のクラッチ板は、後述の
制御装置glooによりボビンホイール21の回転を独
立して制御するサーボモータ(ディジタル制御モータ)
SMとの間で、ベルト伝動機構35を介して回転するよ
うにしである。従って、電磁クラッチ34を接続した状
態では、ドライビングシャフト3の回転と、サーボモー
タSMの制御回転が差動歯車機4f!!30で合成され
、フライヤ回転に対し、サーボモータSMの制御回転分
だけ高速でボビンホイール21を回転して粗糸Rをボビ
ン15に巻取るようにしである。
次に、ボビンレール20の昇降切換ギヤ装置40は、第
2図に示すように前記サーボモータSMにより回転され
る伝動軸41に連結される歯数の異なる2つの駆動歯車
42.43をギヤボックス44内に備えている。ギヤボ
ックス44内には、左右の支持軸45.46まわりに、
前記駆動歯車42.43と対向して夫々被動歯車47.
48が回動自在に支持されている。大径の駆動歯車42
はこれと対向する大径の被動歯車47と直接噛合され、
小径の駆動歯車43はこれと対向する小径の被動歯車4
8と中間歯車49を介して噛合され、これらの各歯車の
歯数は、2つの被動歯車47゜48が同一回転数で互い
に逆方向に回るように設定しである。2つの被動歯車4
7.48の間には、前記支持軸45.46中心に軸方向
に摺動可能に支持された切換杆50に1回動自在かつ、
軸方向に一体固着した切換ホイール51が配置されてい
る。切換ホイール51と、前記2つの被動歯車47.4
8との軸方向対向面には、山伏の噛み合い歯52が全周
に設けてあり、切換ホイール5工が被動歯車47,48
の何れか一方の噛み合い歯52と噛み合うことで、切換
ホイール51の回転方向が正、逆転される。切換ホィー
ル51外周には歯巾の広い伝達ギヤ53が一体固着され
ている。
この伝達ギヤ53からギヤ列54を介して軸55が回転
され(第1図)、更にギヤ列56を介してリフタシャフ
ト57のビニオン58を正逆転させて、ボビンレール2
0に一体固着したりフタラック59を上下させるように
しである。
次に前記切換杆50を軸方向に進退させる切換駆動装置
60について説明する。第3図に示すように1箱状のボ
ディ6工両側に、対向して軸受ブツシュ62が固着され
ている。この軸受ブツシュ62には、後述の係止体65
と共に切換軸体63を構成する切換軸64が軸方向に摺
動自在に支持しである。切換軸64の一端(第3図左側
)は、ボディ61より突出して、ボディ61に固着した
両ロンドの空圧シリンダ(付勢手段)66のピストンロ
ッド67に連結しである。また、他端にはフランジ部材
68が一体に螺合されている。このフランジ部材68は
、前記切換杆50の一端を、軸方向に一体的に連結した
別のフランジ部材69と一体連結しである。切換軸64
の中央部には、両側に係止部65a、65bが形成され
た係止体65が一体螺合しである。この係止体65の下
側には、係合切換装置70が配置しである。この係合切
換装[70において、ボディ61に固着したL状のブラ
ケット70A上部に、ピン71により係止レバー72R
,72Lが左右に向き合って揺動自在に支持しである。
係止レバー72R,72Lは全体としてL字状を成し、
前記係止部65a。
65bと係脱可能な、鳥のくちばしのようなストッパ7
2a、72bを備えている。下方に伸びるレバ一部72
cの中間に装着したピン間に、引っ張りばね73を介在
させている。この引っ張りばね73の下方には、ブラケ
ット70Aから前方(第4図左方)へ回動自在な案内輪
74が上下に所定間隔を持って突設されている。この案
内輪74間に切換作動杆75が案内されている。切換作
動杆75は第5図に示す平面形状を威し、前側の突出部
75aには、両側に係止レバー72R,72Lを押圧可
能な押ビン76a、76bがナツト77により軸方向調
整自在に装着しである。また。
後側の突出部75bは、ボディ6エに装着した空圧シリ
ンダ78のピストンロッド79に一体連結しである。更
にボディ61下面には前記ストッパ72a、72bが係
止体65の係止部65a、65bと係合した時の、レバ
一部72c下端の側方位置に、ボビンレール昇降切換え
確認スイッチ80としての近接スイッチが装着しである
。前記シリンダ66.78は夫々切換弁81.82を介
して圧空源に接続されている。従って、第3図、第2図
の状態でボビンレール20が下降しているとすると、こ
れを上昇に切換える時には、シリンダ66の前側(右側
)のシリンダ室へ圧空を蓄圧しておき、後述の制御装置
100からの切換指令で係止レバー72Lと係止部65
bとの係合を外し、蓄圧した空気のバネ性を利用して切
換軸64を左行して切換杆50を介して切換ホイール5
1を左側の被動歯車47と噛み合わせ、その逆の場合(
この時、切換駆動袋[60はストッパ72aが係止部6
5aと係止し、昇降切換ギヤ装置40は。
切換ホイール51が左側の被動歯車47と噛み合ってい
る)には、シリンダ66の後側(左側)のシリンダ室へ
圧空を蓄圧して右方へ付勢し、ストッパ72aと係止部
65aとの係止を外すようにしである。この実施例では
、昇降切換ギヤ装W40と切換駆動装置160により、
ボビンレール20の昇降切換手段が構成されている。な
お、83゜84は空圧シリンダ66のシリンダ室に圧空
が蓄圧されたことを確認する圧力センサである。
次に、この粗紡機の制御について述べる。フロントロー
ラ8と一体のフロントローラ軸8aにパルスエンコーダ
PCIが連結しである。このエンコーダPGIはブロン
トローラ8の回転角に比例して、パルスを出力するもの
で、フロントローラ回転角の検出を行う検出手段である
。また、昇降切換ギヤ装置140からリフタラック59
に至る、ボビンレール20の昇降の為に正、逆転する駆
動機構のりフタシャフト57端にはりフタシャフト57
の回転角を検出するアブソリュートタイプのパルスエン
コーダPG3が設けてあり、このエンコーダPG3の検
出値はボビンレール20の上下方向の位置に対応する。
また、フロントローラ8とフライヤトップ間には、粗糸
Rの張力を検出する非接触式の粗糸張力検知装置RTが
配設されている。この粗糸張力検知装置RTは、例えば
特許第1472674号に開示のように1粗糸の位置を
多数の光電センサで読み取るようにしたものである。
制御装置100は周知のマイクロコンピュータ101を
中心に構成されている。マイクロコンピュータ101は
中央演算処理装置CPU102゜ボビンホイール21の
回転制御とボビンレール20の昇降制御用のメインプロ
グラム(図示せず)の他、第7図に示す昇降切換位置の
補正プログラムを記憶した読み出し専用メモリROM1
03゜及び各種データや演算結果を記憶する書換自在メ
モリRAM104から成り、CPU102は、入出力イ
ンタフェースl10105との間で、データ、指令をや
りとりするようにしである。RAM104内の所定のメ
モリエリアには第8図に示すように、ボビンの肩形状を
示すボビン巻径りの関数式を、上層部B1.下肩部B2
に対応して複数組記憶する肩形状データテーブル113
が割当てられている。また、メインプログラム中で演算
されるボビン巻径を現時点から過去の所定層分(本実施
例では8層分)記憶しておくボビン巻径エリア114(
第9図)もRAM104内に割当てられている。l10
105には、ボビン巻径の演算に要するデータ(始巻時
のボビン径d61粗糸−層の厚さ(一定増分)641粗
糸張力検知装置での演算に要する係数など)、及び、ボ
ビン巻径形状を示すデータ(前記肩形状データテーブル
に記憶される関数式、レヤーピッチh、最終目標巻径D
e、粗糸の目標高さ位ayes満管長さLe±aヤード
)、始巻時に設定する分周比kpの初期値及び紡出条件
(番手、撚り数、繊維の種類など)を入力する入力手段
(キーボード)106が接続されると共に、前記粗糸張
力検知装置RTからの粗糸張力信号、エンコーダPG3
からのボビンレール位置に対応する検出値及び、シーケ
ンサ108を介してボビンレール昇降切換確認スイッチ
80からの切換確認信号、及びエンコーダPCIがらの
パルス出力を分周するカウンタユニット115からの信
号が入力されるようにしてあり、カウンタユニット11
5の信号によって、粗糸紡出長が積算される。また、入
力したデータの内容などを表示する表示手段(デイスプ
レィ)107が接続されると共に、シーケンサ108を
介して切換駆動装置60のシリンダ78を駆動する切換
指令が出力されるようにしである。 制御装置glo。
内には分周比kpが設定される分周器109が設けてあ
り、CPU102と接続しである。この分周比kPは、
ボビン巻径りの増加に対して適正な巻取が行われるため
の、フロントa〜う8の回転角に対するボビン回転角の
回転角度比に対応しており、フロントローラ8のパルス
エンコーダPG1からのパルス列に分周比kp (0,
9999以下、ボビン巻径りの関数で示される)を乗じ
た出力パルス列がゲート回路110を介してサーボモー
タ駆動用のサーボアンプ111へ入力されるようにしで
ある。
ゲート回路110は1通常運転時はパルスエンコーダP
GIの回転方向に対応して正、逆転パルスを出力するも
ので、パルスエンコーダPGIからの入力のない時に、
サーボモータSMを駆動したい場合、例えば1粗糸ボビ
ンが満管となって満管停止後、ドツフィングのためにボ
ビンレール20のみを降下させる時などは、シーケンサ
10Bからの指令で、内蔵のパルス発生器からのパルス
によりサーボモータSMを駆動するものである。
サーボモータSMには、その回転軸の回転角を検出する
パルスエンコーダPG2が接続され、パルスエンコーダ
PG2からサーボアンプ111間にフィードバックパル
スが送られる位置ループフィードバック制御系l工2が
構成されている。
まず、ボビンホイール21の回転制御とボビンレール2
0の昇降制御について述べる。この実施例では1巻き始
めに予め設定されたボビン肩形状は、前記複数の関数式
のうち、 Q1=f、(D)とQ*=f*(D)とし、
ボビンレール20が一方の肩部から他方の肩部へ向けて
上昇又は下降する1ストロークで説明する1分周器10
9にはこれから新しく巻かれていくボビン巻径りに対応
したパルス分周比kpがCPU102から設定されてお
り、フロントローラ8のある回転角に対応するパルスに
分周比kPを乗じた出力パルスがゲート回路110を介
してサーボアンプ111へ入力される。サーボアンプ1
11はこの入力パルスに追従するようにサーボモータS
Mを所定角度回転させ、このサーボモータSMの回転で
、差動歯車機W30の入力軸33が回転され、メインモ
ータ1の一定回転と合成されてボビンホイール21をボ
ビン巻径りに応じて、フロントローラ回転角θrに対応
した適正な回転角だけ回転させ、前記回転角θrだけ回
転したフロントローラ8から紡出された粗糸Rを適正に
巻き取る。ボビンレール20の上昇又は下降開始と共に
1次回の昇降切換位置を演算し、これに対応したりフタ
シャフト57の回転角を演算して、RAM104に記憶
しておく0次いで1粗糸張力検知装置RTからフロント
ローラ8とフライヤトップ間に渡る粗糸Rの張力を読み
込む。この張力信号によって、−層厚さ(一定増分)Δ
dに対する補正値εを予め設定しておいた張力目標値と
検出された検出値との偏差に一定の係数を乗じて算出す
る0次いで補正値ε、現現在中ているボビン巻径り、及
び一定増分Δdとから。
次回のボビン巻径りを。
D(次回のボビン巻径)=D(今回のボビン巻径) +
2X (Δd−ε)         ・・・■で演算
、予測する0次いでこの次回のボビン巻径りを基に次回
のパルス分周比kpを演算し、RAM104へ記憶して
おく。その後、入力されてくるエンコーダPG3からボ
ビンレール20の上下位置に対応する検出値が1次回の
昇降切換位置に対応する演算値と一致すると、直ちに切
換指令が出力される。
切換指令で出力された時の昇降切換動作について、ボビ
ンレール20の下降から上昇に切換る場合で説明する。
ボビンレール20の下降時、昇降切換ギヤ装fi!40
は第2図の状態、切換駆動装置60は第3図の状態であ
るので、前記切換信号が出力される前に、シリンダ66
の前側シリンダ室に圧空を供給し、蓄圧して切換方向(
第3図左方)に付勢しておく。そして、前記切換信号に
よりシーケンサ108を介して切換弁82がピストンロ
ッド79を左行させる方向に切り換える。すると、切換
作動杆75が左行し、押ビン76bが係止レバー72L
と当接して、ストッパ72bと係止部65bの係合を外
す、すると、蓄圧されていた圧空が、あたかもバネのよ
うに作用してピストンロッド67を瞬時に左行させて切
換杆50を介して第2図の状態の切換ホイール5Lを左
側の被動歯車47と噛みあわせて出力軸55の回転方向
を切り換え、ボビンレール20を上昇させる。係止しバ
ー72Lが外れて切換軸64が左行すると、係止レバー
?2Hのストッパ72aがばね73の力で時計方向に回
動して係止部65aと係合する。
右側の係止レバー72Rがこのように係止段部65aと
係合すると、右側の昇降切換確認スイッチ(近接スイッ
チ)80がそれを確認し、これによって分周器109の
パルス分周比kPをRAM104に記憶したものと更新
する。
この動作を繰返し、粗糸を巻き取るが、上、下切換位M
Qx、Qz が昇降切換毎に前述の関数式に従って演算
されるので、ボビン巻径りの増大に従ってボビンレール
20の昇降ストロークが順次短くされる。その結果、上
、下層部Bl、B2が入力データ通りに形成される。
こうして粗糸Rがボビン15に巻かれてゆくが。
その途中でフロントローラ8に接続したエンコーダPG
Iから、カウンタユニット115を介してl10105
に入力されるパルス信号(紡出長データ)が制御装置1
00内でカウントされて、このデータと満管長さLeか
ら残り紡出量が演算され、これが設定値Qとなると第7
図に示すステップ■で割込処理が行われる。第10図に
示すようにボビンレール20の原点Oは、ボビン15の
粗糸巻上端と対応しており、座標方向は粗糸ボビンの原
点Oから下向きにプラスとし、ボビンレール20が上昇
する途中で割込処理が行われたとする。
ボビンレール20の昇降方向は、近接スイッチ80で判
る。この時のボビン巻径D1は既に式ので演算記憶され
、また、エンコーダPG3からのパルスでボビンレール
20の高さ位置yt(これは粗糸端の巻き高さ位置と対
応している)が判る6次いで現在の層形状関数式で残り
紡出量Qを紡出した時の最終粗糸端高さ位1iYnとボ
ビン巻径Dnをステップ■、■で演算する。先ずボビン
巻径D1となるまでの過去数層分のボビン巻径がRAM
104に記憶しであるので、このボビン巻径データから
張力を加味した平均層厚さΔdaを求める。この平均層
厚さで現在以後巻かれていくと仮定すれば残り紡出量Q
、平均層厚さΔda、レヤーピッチh、及び上、下の層
形状関数式r、(D)L (D)とにより、現在から残
り紡出量Qで何層巻けるかが計算される。
あとn層巻けるとすると、 この時の最終ボビン巻径Dnは。
Dn=D、+2(n−1)Δda その時の粗糸端高さ位MYnは、 ボビンレール20が上昇中は Yn=f、(Dn)+ (Dnで巻取る長さ)h/(π
・Dn) ボビンレール20が下降中は Yn=f、(Dn)−(Dnで巻取る長さ)h/(π・
Dn) こうして最終ボビン巻径Dn、lfl糸端高さ位[Yn
が求まる。
次にステップ■で粗糸端高さ位IEYnが予め設定した
目標高さ位!!Yeの許容範囲内か、また。
ボビン巻径Dnが目標巻径Deの許容範囲内かどうか判
断する。そうである場合は、現状のままの層形状データ
でメインプログラムへ戻り、巻取りを続行し、そうでな
い時は、ステップ■で前記層形状データテーブル113
から別の層形状関数式%式%()) を用いて再度ステップ■を実行する。この処理を繰返し
、最終粗糸端高さ位1iYnが目標高さ位置Yeの許容
値内に入り、しかもボビン巻径Dnも目標巻径Deの許
容値内に入る層形状関数式を選択し、これが完了すると
メインプログラムへ戻る。
メインプログラムでは1巻き始めに設定した層形状関数
式が別の関数式に代えられるので、その後の肩部形成の
ための昇降切換位置が補正されることになる。そして、
満管長さはLe±aと範囲を持っているので、紡出量が
Le−aとなった後、粗糸端高さ位置が目標高さ位置Y
eとなった時に粗紡機を停止すると、最終粗糸高さ位置
、ボビン巻径及び満管長さを夫々許容値内に収めること
ができる。
尚、ボビンレール20の下降途中で割込動作が行われる
時も、上記式の一部を訂正するだけで適用できる。
第2実施例 次にボビンホイール21の変速にコーンドラムを用い、
ボビンレール20の昇降切換も満管近くまでは従来公知
のボビン成形装置210による場合について説明する。
第11に示す公知のボビン成形製[210は、例えばボ
ビンレール20の下降によりラックアンカーバーブラケ
ット2エフ。
ラックアンカーパー216を介してスタッグホーン21
1を傾動させ、この傾動により一方のチェノ219とロ
ッド220を介してビーム221の一端をスプリング2
22に抗して引上げ、レバーシングブラケット214を
他方のロッド220aを介して時計方向に付勢し、スタ
ッグホーン21工の傾動で抑圧ねじ215aがスワロ−
テールキャッチ213aとレバーシングブラケット21
4との係合を外し、レバーシングロッド218を左方へ
押し、レバーシングベベルギャ224を切換え、昇降方
向を切換えるものである。ラックアンカーパー216は
、ロングランク228移動用の制御モータ227により
回転されるピニオン軸226によって図示しないベベル
ギヤ、支軸212゜及び支軸212と一体のピニオン2
12aを介して軸方向に送られ、ボビンレール20の昇
降高さが徐々に短くされ、肩部が形成される。前記制御
モータ227は粗糸張力信号装WRTからの張力信号を
加味して、ロングラック228に送りを与えるもので、
特開昭62−8979号で公知の技術である。尚215
は左側の押圧ねじ、213は左側のスワロ−テールキャ
ッチ、223はフレーム、219aは右側のチェノであ
る。
このような公知のボビン成形装置210の前記ビーム2
21の左右下方には、ビーム221を上方へ押上げ可能
な付勢シリンダ230,230aがフレーム223に装
着しである。付勢シリンダ230.230aのピストン
ロッドのストロークは、ボビンレール20の上昇又は下
降端においてチェノ219 (219a)により引張ら
れ、切換直前のビーム位置までビーム221を押上げる
ことができるストロークに設定しである。前記スワロ−
テールキャッチ213,213aの下側には、昇降切換
確認用の検出スイッチ231,231aが配設しである
。またスワロ−テールキャッチ213.213aの上側
には、フレーム223に昇降切換シリンダ232.23
2aが配設しである。
制御装!1g1ooは、第12図に示すフローチャート
に従うプログラムを記憶すると共に、その入力装置(キ
ーボード)106からは、ボビン巻径形状を示すデータ
(上、下層部Bl、B2を示す関数式Q1=fl  (
D)t Q2 =f2 (D)、レヤーピッチh、粗糸
目標高さ位置Ya、満管長さLe±aヤード)、最終粗
糸端高さ位置の区分のための高さデータ(第13図に示
すBゾーン、Cゾーン及び許容ゾーンZを示すデータで
、許容ゾーン2は満管長さLe±aの範囲を示す)、及
び紡出条件等が入力されると共に、粗糸張力検出装置1
RTからの粗糸張力信号、エンコーダPG3からのボビ
ンレール位置に対応する検出値及び検出スイッチ231
,231aからの昇降切換確認信号が入力されるように
しである。車た。前記付勢シリンダ230,230a及
び昇降切換シリンダ232.232aの動作指令が出力
されるようにしである。
次に第工2図に示すフローチャートに従って動作を説明
する。起動と共にボビンレール20が昇降し、また昇降
切換の都度ロングラック228が制御モータ227で送
られ、前述のようにボビンレール20の昇降距離が徐々
に短くされて、粗糸ボビンの肩部が形成される。
ステップP1ではこのようにして巻取が行われ、ステッ
プP2で、検出スイッチ231,231aからの信号で
昇降切換が行われたか判断され、ステップP3ではその
都度図示しないオートカウンタにより得られる現在紡出
長と、?i1管長さとから算出される残り紡出長が、コ
ーンベルト位置を測る図示しない位置検出器(例えば制
御モータ227の回転量を測るエンコーダなど)の検出
値から算出される現在のボビン巻径と平均層厚さΔda
及び層形状データを基に予測演算される、現在から2層
巻いた時の、その2層分の粗糸長さと比較され、残り紡
出長が最終2層長さり、以下となったか判断する。次い
でステップP4で、満管時の粗糸端高さ位置Ynを演算
する。平均層厚さΔdaで巻かれていくとすれば、ボビ
ン巻径り1.D。
は予測できるので、最終粗糸端高さ位MYnは。
ボビンレール20の下降から上昇への切換位JIB1で
演算する場合(第13図(1)、(3))Y n = 
L (Ds)  h ・(Lt−Lt)/ (π・Dり
ボビンレール20の上昇から下降への切換位W1Clで
演算する場合(第13図(2)、(4))Yn=f1(
D2)+h・ (L、、−L、)/(π・D2)但し1
次回ボビン巻径Di(最終1層前)。
最終ボビン巻径り。
L、=寓・D□<t、 (D、) −ft (D、) 
) /hとなる。
次にステップP5で、ステップP4での演算結果が許容
ゾーンZ内にあるか判別し、そうであれば、演算後1回
目の昇降切換を行った後に、エンコーダPG3からのボ
ビンレール昇降位置信号が目標高さ位1iYeとなった
時に機台を停止させる。
許容ゾーンZを外れた時、最終巻層の粗糸の巻方向(ボ
ビン15に対して上から下へ粗糸が巻かれるかどうか)
及び、最終粗糸端高さ位置YnがBゾーンかCゾーンか
で1次のように4つの場合が生じる。
■粗糸の巻方向が下から上、Bゾーンで停止(第、13
[(1)) 最終昇降切換位置YrとするとYr、Yn間でボビン巻
径D2で巻く量とYe、Yr間でボビン巻径(D、+2
・Δda)で巻く量が同じ関係及び。
D2と(D2+2・Δda)をほぼ等しいとすると近似
式 %式%) が得られる。以下、同様の考え方で。
■粗糸の巻方向が上から下、Bゾーンで停止13図(2
)) Yr=f、(D、)+ (Ye−Yn)/2■粗糸の巻
方向が下から上、Cゾーンで停止13図(3)) Yr=fz (Da)+ (Ye−Yn)/2■粗糸の
巻方向が上から下、Cゾーンで停止13図(4)) (第 (第 (第 Yr=  (Ye+Yn)/2 これらの式の該当する条件のものにYnを代入して最終
昇降切換値WYrをステップ6で演算する。
そしてステップ7で第13図(la)、(4a)では演
算位置B1以後、1回昇降切換がメカニカルに行われた
後、また、第13図(2a)、(3a)では演算後直ち
に1次に昇降切換させるために、昇降方向に対応した付
勢シリンダ230,230aの一方を作動させ、ピスト
ンロッドでビーム221の一端を押上げる0例えば第1
3図(1)の場合では、演算後、粗糸を上から下へ巻い
た後。
下から上に巻方向を切換え、この時は第11図の状態と
なるから、次の切換、つまり最終切換位置Yrまでに左
側の付勢シリンダ230によりビーム221の左端を2
点鎖線の位置へ押上げる。これによりレバーシングブラ
ケット214の右端がスプリング222の力によりロッ
ド220aを介して下方へ引張られるが、スワロ−テー
ルキャッチ213aがレバーシングブラケット214と
係合しているのでレバーシングブラケット214は時計
方向へ揺動できない、そしてステップP8でエンコーダ
PG3からのボビンレール20の昇降位置信号が最終切
換値[Yrになると、ステップP9で切換シリンダ(こ
の場合、右側のもの)232aを作動させてスワロ−テ
ールキャッチ213aとレバーシングブラケット214
との係合を外す、これによりレバーシングブラケット2
14が時計方向へ瞬時に揺動し、レバーシングロッド2
18が左行し、レバーシングベベルギャ224が切換り
、ボビンレール20は下降から上昇に切換わる。従って
、粗糸は第13図(1a)のようにボビン胴巻部の途中
で昇降方向が切換えられ。
ボビンレール20からの昇降位置信号が目標高さ位11
Yeとなったとき、機台を停止する。最終切換値11j
Yrは、この実施例では満管前2層目に切換った時から
後の極めて短い残り紡出量を基に演算しているので、最
終切換位置Yrで昇降切換を行った後、目標高さ位WY
eで停止させることにより、満管長さも設定値の許容範
囲の中央値に極めて誤差少なく近づけることができる。
尚、満管となる3層前、あるいは4層前で最終粗糸端高
さ位置Ynの演算を行い、最終昇降切換位置Yrで昇降
切換することもできる。また、第1実施例のようなボビ
ン成形装置を用いても1本実施例のような昇降切換位置
の補正が可能である。尚、第13図(la)、(2a)
の場合において最終の粗糸巻方向を下から上とするよう
に胴巻部で昇降切換することもできる。
次に第11図の公知のボビン成形装置210のレバーシ
ングブラケット214を瞬時に切換える機構(チェノ2
↓9 (219a)、ロッド220(220a、ビーム
221及びスプリング222)に代わる4!!構を第1
4図を用いて説明する。この例ではレバーシングブラケ
ット214の左右両側下方に夫々一対の空圧式の付勢シ
リンダ230b。
230cが設けてあり、そのピストンロッドの上部に取
付けたピン241,241aがレバーシングブラケット
214の左右端と夫々係脱するようにしである。例えば
スタッグホーン211が時計方向へ揺動するとき、付勢
シリンダ230cはピストンロッドを引込める方向に圧
空が供給され、付勢シリンダ230bはピストンロッド
を突出させておく。付勢シリンダ230cのピン24工
aはレバーシングブラケット214の右端を下方へ押す
が、スワロ−テールキャッチ213aと係合しているた
め時計方向に揺動できず、付勢シリンダ230cの上側
圧力室は圧空で蓄圧される。通常のボビン成形の際は、
ラックアンカーパー2工6の揺動でスタッグホーン21
1の押圧ピン215aがスワロ−テールキャッチ213
aとレバーシングブラケット2↓4との係合を外し、ボ
ビン胴巻部での昇降切換は昇降切換シリンダ232a(
又は232)で行う、スワロ−テールキャッチ213a
とレバーシングブラケット214との係合が外されると
、付勢シリンダ230cの蓄圧された圧空が、あたかも
バネの作用をしてレバーシングブラケット214を瞬時
に時計方向へ揺動させ、ボビンレール20の昇降方向を
切換える。
第I5図は第14図での一対の付勢シリンダに代えて、
1つの付勢シリンダ230dで行うようにしたもので、
レバーシングブラケット214の下部を突出部214a
に形成し、ここに付勢シリンダ230dのピストンロッ
ドがピン連結しである。付勢シリンダ230dの前側、
又は後側圧力室に次に切換えたい方向へ付勢するように
交互に圧空が供給され、蓄圧される。
発明の効果 以上のようにこの発明の方法によれば、満ボビンに至る
紡出過程の途中で、残り紡出量と予め与えられたボビン
形状データを基に最終粗糸端高さ位置を予測演算し、目
標高さ位置から外れる場合には、昇降切換位置を予め与
えられたボビン形状データのものから補正して最終粗糸
端高さ位置を目標高さ位置とするので、粗糸巻満ボビン
の粗糸端高さ位置が一定となるものであって、しかも、
満ボビンの粗糸長さのばらつきが少なく設定値を大きく
越えることがない。従って、精紡機における篠継作業時
に、満ボビンの粗糸端の口出しが確実に行われると共に
、粗糸の目標長さに対して巻き過ぎが防止されるので、
精紡クリールにおいて篠継、篠替を行った時の小玉ボビ
ンの残粗糸量が多くなる無駄をなくすことができると共
に、残粗糸量のばらつきが極めて小さくなり、従来のボ
ビン搬送システムにおいて小玉ボビンをロービングスト
リッパで処理する時間を短くできる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第を図は本願発明の方法を実施するのに好適な粗紡機の
駆動機構の概略斜視図、第2図は昇降切換ギヤ装置の断
面図、第3図は切換駆動装置の側面図、第4図は第3図
のIV−IV断面図、第5図は切換作動杆の平面図、第
6図は制御装置を示す図、第7図は昇降切換位置の補正
プログラムを示すフローチャート、第8図は層形状デー
タテーブルを示す図、第9図はボビン巻径エリアを示す
図、第1O図はボビンを示す図、第11図は他の実施例
の概略藺動機構図、第12図は第1王図の制御プログラ
ムを示すフローチャート、第13図は昇降切換位置の補
正の説明図、第14.15図はボビン成形装置の他の例
である 12・・・フライヤ、15・・・ボビン、20・・・ボ
ビンレール、100・・・制御装置、Q・・・残り紡出
量の設定値、Yn・・・最終粗糸端高さ位置、Ya・・
・目標高さ位置、fa (D)= L (D)・・・ボ
ビン肩形状を示す関数式

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、粗糸巻取のために、昇降切換位置に応じてボビンレ
    ールの昇降を切換えてボビン成形を行うボビンリード式
    の粗紡機において、満ボビンとなるまでの適宜タイミン
    グで、満ボビンまでの残り紡出量と予め与えられたボビ
    ン形状データに基づき、満ボビン時の最終粗糸端高さ位
    置を予測演算し、この最終粗糸端高さ位置が予め設定し
    た目標高さ位置となるか否か判断し、そうでないときに
    は、演算後において昇降切換位置を補正して最終粗糸端
    高さ位置が前記目標高さ位置となるようにしたことを特
    徴とする粗糸巻取方法。
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