JPH03182545A - 制振性ポリアルキレンテレフタレート樹脂組成物及びその成形品 - Google Patents

制振性ポリアルキレンテレフタレート樹脂組成物及びその成形品

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JPH03182545A
JPH03182545A JP1323392A JP32339289A JPH03182545A JP H03182545 A JPH03182545 A JP H03182545A JP 1323392 A JP1323392 A JP 1323392A JP 32339289 A JP32339289 A JP 32339289A JP H03182545 A JPH03182545 A JP H03182545A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、振動減衰性に優れ、かつ高剛性を有する制振
性ポリアルキレンテレフタレート樹脂組成物及びこれを
成形してなる制振性部品に関する。
〔従来の技術とその課題〕
近年、各種機器の振動源対策に目が向けられ、振動抑制
(制振)性能を有する材料が要求されるようになってき
た。特にCD等のAV (オーディオビジュアル)用機
構部品、スピーカー用部品、自動車のエンジン周りのボ
ディーパーツにはその性能上、振動が持続しないこと、
又振動が伝播し難いことが望まれることが多い。
従来、かかる制振性手段としては、制振用複合金属板が
多用されている。これは、金属板の中間層に弾性ポリマ
ーを使用することにより振動を吸収減衰させるものであ
り、このような複合金属板はエンジン、モーター等の振
動発生源を囲む形で使用されている。しかしながら、か
かる制振用複合金属板は加工が煩雑な上、複雑な形状を
もつ部品に応用することは極めて困難であった。
この観点から射出成形によって効率的に複雑な形状の部
品が成形しうる熱可塑性樹脂により上記部品を製造する
のが好ましいが、特に振動抑制機能を特長とし、他の一
般的物性も兼ね備えた機能性樹脂は開発されておらず、
単に剛性や比重のあるものを使用したり、使用材料の欠
点を補うために寸法を考慮する等の工夫がなされている
のが現状である。
かかる状況の中、特に射出成形部品として良好な一般物
性を有するポリアルキレンテレフタレート樹脂への制振
性機能の付与は、実用上極めて有用である。例えば、ポ
リブチレンテレフタレート樹脂(PBT)等は、機械的
性質、電気的性質、その他物理的・化学的特性に優れ、
又ガラス繊維、カーボン繊維の添加による機械的性質の
向上度合が大きく、更には加工性が良好であるがゆえに
エンジニアリングプラスチックとして自動車、電気・電
子部品等の床机な用途に使用されている。しかしながら
、PBTはそれ自身では制振性が十分でなく、単に強化
用繊維等の無機充填剤による剛性向上による多少の効果
が期待されるのみであり、振動吸収性(振動減衰性〉に
は尚十分ではない。
ポリアルキレンテレフタレートは、前述の如く各種特性
に優れ、又成形性にも優れる為、それを基体樹脂とする
優れた振動減衰性を有する制振材料の開発が強く期待さ
れている。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者らはかかる現状に鑑み、ポリアルキレンテレフ
タレート樹脂の制振化について鋭意検討を重ねた結果、
ポリアルキレンテレフタレート樹脂を主体とし、これに
特定の重合体と更に特定のガラス繊維とを配合すること
によって、振動減衰性に優れ、かつ高剛性を有する材料
が得られることを見出し、本発明に到達した。
即ち本発明は、 (A)  ポリアルキレンテレフタレート樹脂60〜9
7重量%と (B)液晶性ポリエステル樹脂及びアクリル系樹脂から
選択された少なくとも1種の重合体40〜3重量%から
なる樹脂成分100重量部に対し、 (C)長さ方向に直角の断面の長径(断面の最長の直線
路!11)と短径(長径と直角方向の直線距離)の比が
1.5〜5の間にある扁平な断面形状を有するガラス繊
115〜60重量部を配合したことを特徴とする制振性
ポリアルキレンテレフタレート樹脂組成物、並びにこれ
を成形してなる制振部材用成形品を提供するものである
以下、本発明の制振性ポリアルキレンテレフタレート樹
脂の構成成分について詳しく説明する。
まず、本発明に用いられるポリアルキレンテレフタレー
ト樹脂(A) は、アルキレングリコール、例えばエチ
レングリコール、プロピレングリコール、ブタンジオー
ル、ネオペンチルグリコール等とテレフタル酸又はその
低級アルコールとのエステルとを公知の方法で重縮合し
て得られるポリエステルであり、これに共重合し得る第
3威分を共重合させた共重合体も含む。
第3戊分の例を示せば、イソフタル酸、メチルイソフタ
ル酸、メチルテレフタル酸、ジフェニルジカルボン酸、
ナフタレンジカルボン酸、ポリオキシアルキレングリコ
ール等であり、これらの1種又は2種以上が混合使用で
きる。
本発明では、上記の如き化合物をモノマー成分として、
重縮合により生成するポリアルキレンテレフタレート樹
脂は何れも本発明の1(A)成分として使用することが
でき、単独で、又は2種以上混合して使用されるが、好
ましくはポリブチレンテレフタレート、又はポリブチレ
ンテレフタレートを70重量%以上含有する共重合体が
好ましく使用される。又、ポリブチレンテレフタレート
又はその共重合体とポリエチレンテレフタレート又はそ
の共重合体との混合物も、1(A〉成分として好ましく
使用される。
本発明においては、上記ポリアルキレンテレフタレート
樹脂(A) に、液晶性ポリエステル樹脂及びアクリル
系樹脂から選択された少なくとも1種の重合体(B)が
配合される。
(B)成分として用いられる液晶性ポリエステルとは、
それ自身溶融加工性ポリエステルで、溶融状態でポリマ
ー分子鎖が規則的な平行配列をとる性質を有している。
分子がこのように配列した状態をしばしば液晶状態又は
液晶性物質のネマチック相という。このようなポリマー
分子は、それ白身では一般に細長く、偏平で、分子の長
袖に沿ってかなり剛性が高く、普通は同軸又は平行のい
ずれかの関係にある複数の連鎖伸長結合を有しているよ
うなポリマーからなる。
異方性溶融相の性質は、直交偏光子を利用した慣用の偏
光検査法により確認することができる。より具体的には
、異方性溶融相の確認は、Leitz偏光顕微鏡を使用
し、Leitzホットステージにのせた溶融試料を窒素
雰囲気下で40倍の倍率で観察することにより実施でき
る。本発明のポリマーは直交偏光子の間で検査したとき
にたとえ溶融静止状態であっても偏光は透過し、光学的
に異方性を示すものである。
本発明で(B) 成分として用いられる異方性溶融相を
示すポリマーは、芳香族ポリエステル及び芳香族ポリエ
ステルアミドが好ましく、芳香族ポリエステル及び芳香
族ポリエステルアミドを同一分子鎖中に部分的に含むポ
リエステルも好ましい例である。
特に好ましくは、芳香族ヒドロキシルカルボン酸、芳香
族ジカルボン酸、芳香族ジオール、芳香族ヒドロキシア
ミン、芳香族ジアミンの群から選ばれた少なくとも1種
以上の化合物を構成成分として有する液晶性芳香族ポリ
エステル、液晶性芳香族ポリエステルアミドである。
より具体的には、 l) 主として芳香族ヒドロキシカルボン酸及びその誘
導体の1種又は2種以上からなるポリエステル 2〉 主として a) 芳香族ヒドロキシカルボン酸及びその誘導体の1
種又は2種以上と b〉 芳香族ジカルボン酸、脂環族ジカルボン酸及びそ
の誘導体の1種又は2種以上とC〉 芳香族ジオール、
脂環族ジオール、脂肪族ジオール及びその誘導体の少な
くとも1種又は2種以上とからなるポリエステル3) 
主として a) 芳香族ヒドロキシカルボン酸及びその誘導体の1
種又は2種以上と b)  芳香族ヒドロキシアミン、芳香族ジアミン及び
その誘導体の1種又は2種以上とC) 芳香族ジカルボ
ン酸、脂環族ジカルボン酸及びその誘導体の1種又は2
種以上とからなるポリエステルアミド 4〉 主として a) 芳香族ヒドロキシカルボン酸及びその誘導体の1
種又は2種以上と b) 芳香族ヒドロキシアミン、芳香族ジアミン及びそ
の誘導体の1種又は2種以上とC) 芳香族ジカルボン
酸、脂環族ジカルボン酸及びその誘導体の1種又は2種
以上とd〉 芳香族ジオール、脂環族ジオール、脂肪族
ジオール及びその誘導体の少なくとも1種又は2種以上
とからなるポリエステルアミド が挙げられる。
本発明の液晶性ポリエステルを構成する具体的化合物の
好ましい例は、p−ヒドロキシ安息香酸、テレフタル酸
、ハイドロキノン、p−アミノフェノール及びp−フェ
ニレンジアミン等のパラ位置換のベンゼン化合物及びそ
れらの核置換ベンゼン化合物(置換基は塩素、臭素、メ
チル、フェニル、1−フェニルエチルヨリ選ハれる)、
イソフタル酸、レゾルシン等のメタ位置換のベンゼン化
合物等、2,6−ナフタレンジカルボン酸、2.6−ジ
ヒドロキシナフタレン、1.4−ジヒドロキシナフタレ
ン及び6−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸等のナフタレン
化合物、4.4°−ジフェニルジカルボン酸、4,4°
−ジヒドロキシビフェニル等のビフェニル化合物等であ
る。
又、本発明に使用される液晶性ポリエステルは、上述の
構成成分の他に同一分子鎖中に部分的に異方性溶融相を
示さないポリアルキレンテレフタレートがあってもよい
。この場合のアルキル基の炭素数は2乃至4である。
上述の構成成分の内、バラ位置換ベンゼン化合物、ナフ
タレン化合物、ビフェニル化合物より選ばれる1種若し
くは2種以上の化合物を必須の構成成分として含むもの
が更に好ましい例である。又、p−位置換ベンゼン化合
物の内、p−ヒドロキシ安息香酸、メチルハイドロキノ
ン及び1−フェニルエチルハイドロキノンは特に好まし
い例である。
構成成分となるエステル形成性の官能基を有する化合物
の具体例及び本発明で用いられるのに好ましい異方性溶
融相を形成するポリエステルの具体例については特公昭
63−36633号公報に記載されている。
本発明で用いるのに好適な液晶性ポリエステルは一般に
重量平均分子量が約2.000〜200.000、好ま
しくは約io、 ooo〜50.000である。一方、
好適な芳香族ポリエステルアミドは一般に分子量が約5
.000〜50.000、好ましくは約to、 000
〜30、000、例えば15.000〜17.000で
ある。
次に(B) 5i分に使用できるアクリル系樹脂とは、
アクリル酸、アクリル酸エステル(例えば、アクリル酸
メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸−n−プロピル
、アクリル酸イソプロピル、アクリル酸−n−ブチル、
アクリル酸−n−ヘキシル、アクリル酸−n−オクチル
等〉、メタクリル酸及びメタクリル酸エステル(例えば
、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリ
ル酸−n−プロピル、メタクリル酸イソプロピル、メタ
クリル酸−n−ブチル、メタクリル酸イソブチル、メタ
クリル酸−n−アミル、メタクリル酸−n−オクチル等
)などの単独重合体もしくはスチレン、アクリロニトリ
ル、ブタジェン、イソプレン等との共重合体である。
これらの共重合体はランダム共重合体、ブロック共重合
体等いずれも用いることができる。これらの内、好まし
くはメタクリル酸エステルの単独重合体又は共重合体、
更に好ましくはメタクリル酸メチル重合体、又はメタク
リル酸メチルを主成分としてアクリル酸エステルもしく
はメタクリル酸エステル(メタクリル酸メチル以外〉、
アクリル酸、メタクリル酸、スチレン、アクリロニトリ
ル等を含む共重合体が好ましく用いられる。
本発明においては、前記樹脂成分の(A) ポリアルキ
レンテレフタレートと(B)液晶性ポリエステル及びア
クリル系樹脂から選択された少なくとも1種の重合体と
を、樹脂成分の全重量に基づきそれぞれ60〜97重量
%(A)及び40〜3重量%(B)、好ましくは70〜
90重量%1(A)及び30〜IO重量%(B) にな
るような割合で配合する。
(B)成分の配合量が3重量%未満では振動減衰性の改
善効果が十分に発揮されないし、40重量%を越えると
得られる樹脂はポリアルキレンテレフタレート本来の特
性が失われ、又経済的にも好ましくない。
上述の如く、ポリアルキレンテレフタレート(A) に
特定の(B)成分を配合することにより、振動減衰性が
改善されるが、その作用効果は、(B)成分白身の剛性
が1(A)t?、分に比べて高く、かつ(A)成分と(
B)成分の分散構造が適しているものと推測される。一
般に完全相溶系では減衰特性の改善は認められず、又完
全な非相溶系では表層剥離等の不具合を生じる。
本発明においては、前記の樹脂成分に対し、更に扁平な
断面形状を有するガラス繊維(C)が配合される。
本発明で用いられるガラス繊維(C)は、断面が従来の
ような円形ではなく、扁平な形状であることを特徴とし
ている。
従来の円形ガラスが配合された組成物は、本発明の目的
である振動減衰性の改善にあまり効果が認められないの
に対し、意外にも本発明の如く断面形状が扁平なガラス
繊維を用いた場合、ポリアルキレンテレフタレート樹脂
本来の機械的性質を犠牲にすることなく、減衰性が著し
く改善されることが判明した。
かかる目的で使用する扁平な断面形状を有するガラス繊
維(C) とは、長さ方向に直角の断面に於いて、長径
(断面の最長の直線距離〉と短径(長径と直角方向の最
長の直線距離)の比が1.5〜5のものである。具体的
な形状としては、まゆ形、長円形、楕円形、半円若しく
は円弧形、矩形又はこれらの類似形であって、特にまゆ
形、長円形及び楕円形に属するものが好ましい。
上記長径と短径の比が1.5より小さいものは効果が少
ない。しかし、長径と短径の比が5を越えるものはその
製造自体が困難である。
次に上記ガラス繊維(C)の断面積は、大きくなるに伴
い十分な制振効果が得られなくなり、又、あまりに過小
になるとそれ自体の製造が困難になり、又取り扱い上の
問題も生じる。よって本発明におけるガラス繊維の断面
積は、2×10−5〜8 Xl0−’mm’ 、好まし
くは8 Xl0−5〜8XIO−3mm2である。
ガラス繊維(C)の長さは任意であるが、成形品の機械
的強度の面からは成形品中の平均繊維長が少なくとも3
0μm以上で長い方が好ましく、要求される性能に応じ
て適宜選択される。通常は50〜1000μmが好まし
い。
これらのガラス繊維(C) は、その取り扱い及び樹脂
との密着性の見地から、使用にあたって必要ならば収束
剤又は表面処理剤を使用することが望ましい。例えば、
エポキシ系化合物、イソシアネート系化合物、シラン系
化合物、チタネート系化合物等、公知の表面処理剤、収
束剤の使用が可能である。ガラス繊維はこれ等の化合物
により、予め表面処理又は収束処理を施して用いるか、
又は樹脂材料調製の際同時に添加してもよい。
かかる扁平断面を有する本発明のガラス繊維(C)は、
例えば溶融ガラスを吐出するために使用するブッシング
として、長円形、楕円形、矩形、スリット状等の適当な
孔形成を有するノズルを用いて紡糸することにより調製
される。又、各種の断面形状(円形断面を含む〉を有す
る近接して設けられた複数のノズルから溶融ガラスを紡
出し、紡出された溶融ガラスを互いに接合して単一のフ
ィラメントとすることにより調製できる。
本発明において用いられるガラス繊維(C)の配合量は
5〜60重量%であり、好ましくは10〜50重量%で
ある。5重量%未満では所望の効果が得られず、60重
量%を越えると成形加工が困難になる。また、併用され
る上記官能性表面処理剤等の使用量は、ガラス繊維(C
)に対し0〜10重量%、好ましくは0.05〜5重量
%である。
かかる成分(A)、 (B)、 (C)からなるポリア
ルキレンテレフタレート樹脂組成物より得られる成形品
は、従来の制振化の主手段であった高剛性に加え、更に
振動減衰(振動吸収性)に優れた性能を示し、従来のガ
ラス繊維強化ポリエステル樹脂では得られなかった極め
て良好な制振性を有する。
本発明の樹脂組成物は、このままで用いても優れた性能
を示すものであるが、更にその目的を阻害しない範囲で
本発明の(B)成分以外の熱可塑性樹脂、(C) を9
以外の繊維状、又は粉粒状及び/又は板状の無機充填剤
を補助的に少量併用することが可能である。
又、本発明組成物には、更にその目的に応じ所望の特性
を付与するために、一般に熱可塑性樹脂及び熱硬化性樹
脂等に添加される公知の物質、即ち酸化防止剤や耐熱安
定剤、紫外線吸収剤等の安定剤、帯電防止剤、滑剤、離
型剤、染料や顔料等の着色剤、潤滑剤、可塑剤及び結晶
化促進剤、結晶核剤等を配合することが可能である。
次に本発明の樹脂組成物の調製は、従来の強化充填剤人
樹脂組放物の調製法として一般に用いられる方法により
容易に調製される。即ち、ガラス繊維としては、適当な
寸法に集束切断されたチョツプドストランド或いはロー
ビング又はフィラメント状等のものを何れも常法通り使
用できる。又、例えば各成分を混合した後、押出機によ
り練込み押出して、ペレットを調製し、しかる後成形す
る方法、−旦組戊の異なるペレット(マスターバッチ)
を調製し、そのペレットを所定量混合(稀釈〉して成形
に供し、成形後に目的組成の成形品を得る方法、成形機
に各成分を直接仕込む方法等、何れも使用できる。
成形性も、目的とする部品の形状、構造等に応じ熱可塑
性樹脂の成形性として一般に知られている何れの方法も
可能であるが、射出成形が最も好ましい。
〔実 施 例〕
以下本発明の実施例を示すが、本発明はこれに限定され
るものではない。尚、評価の方法は以下の通りである。
■ 振動減衰率の測定: 幅約13mm、長さ約130mm 、厚さ約3mmの試
験片を成形し、試験片を図1に示す如く固定して一端に
一定の自由振動を与え、デジタルオシロスコープを使用
して時間と出力電圧の変化(減衰曲線〉を測定し、下記
式を用いて単位時間(秒)当たりの対数減衰率を求めた
単位時間(sec)当たり対数減衰率(λ〉T:周期(
sec) Xh ;ある時刻における振幅 C++  + Lから1周期後の振幅 ■ 曲げ弾性率; ASTM 0790に準じて曲げ弾性率を測定。
実施例1〜5 1(A〉成分としてポリブチレンテレフタレートと、(
B)成分として後記の各種液晶性ポリエステルと、(C
)成分として断面の長径/短径比的2.3のまゆ形断面
形状を有する収束した長さ3mmのチョツプドストラン
ドガラス繊維とを添加混合し、押出機にてペレットを得
た。
次いでこのペレットを用い、射出成形により試験片を作
成し、評価を行った。結果を表1に示す。
実施例6〜10 1(A〉成分として実施例1のポリブチレンテレフタレ
ートと、(B) 成分としてアクリル系樹脂(メタクリ
ル酸メチル樹脂〉と、(C)JldE分として実施例1
のチョツプドストランドガラス繊維を添加混合し、実施
例1と同様にペレットを調製し、前記の評価を行った。
結果を表1に示す。
比較例1−12 ポリブチレンテレフタレート(A)  に、(B) 成
分を加えない場合、及び本発明の要件に属さない円形断
面を有する長さ3mmのチョツプドガラスm維のみを添
加したもの、更にガラスm維と(8)成分を併用添加し
たものを表2に示す如く添加混合して、実施例と同様に
ペレットを調製し、前記の評価を行った。結果を表2に
示す。
比較例13 ポリブチレンテレフタレート1(A)にポリカーボネー
ト及び実施例1で用いたチョツプドストランドガラス繊
維(C)を添加混合したものについて、実施例と同様に
ペレットを調製し、前記の評価を行った。結果を表2に
示す。
実施例11、比較例14 (A)成分として実施例3に用いたポリブチレンテレフ
タレートの代わりに、ポリブチレンテレフタレートと変
性ポリエチレンテレフタレートの混合ポリマーを用いる
以外は、実施例3と同様にペレットを調製し、前記の評
価を行った。
又、比較の為、円形断面を有するガラス繊維を用いたも
のについて評価を行った。結果をそれぞれ表1及び表2
に示す。
実施例12 1(A〉成分として実施例7に用いたポリブチレンテレ
フタレートと、(B)成分としてアクリル系樹脂と、(
C)成分として断面の長径/短径比的1.8の楕円断面
形状を有する3mmのチョツプドストランドガラス繊維
とを添加混合し、実施例7と同様にペレットを調製し、
前記の評価を行った。結果を表1に示す。
(注) 料;テレフタル酸、イソフタル酸及びエチレングリコー
ルを重合したイソフタル酸変性ポリエチレンテレフタレ
ート 京2;実施例で使用した液晶性ポリエステル樹脂は下記
の構成単位を有するものである。
= 70/30 =70/20/1 =80/I 9/1 本3; ロー4;メタクリル酸メチル樹脂(分子量50.000
)B−5;メタクリル酸メチル樹脂(分子量200.0
00)本4;長径/短径比 実施例1〜11、及び比較例1及び14は約2.3、実
施例12は約1.8 〔発明の効果〕 以上の説明及び実施例より明らかな如く、特定の重合体
、及び特定の断面形状を有するガラス#a維を配合して
なる本発明のポリアルキレンテレフタレート樹脂組成物
は、成形品の振動減衰性を大幅に改善することができ、
しかも従来のガラス繊維強化ポリエステル樹脂に比べ、
強度、剛性の機械的性質において劣るところはなく、優
れた制振効果を有するものである。
従って、本発明の組成物は、エンジン、モーター等の発
振源を有する自動車、例えばルームミラー、フェンダ−
ミラー等の構造部品、AVメカ、OA機器等の直接構造
部品として極めて有用である。
4、
【図面の簡単な説明】
図1は実施例における振動減衰率の測定状況を示す図で
ある。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (A)ポリアルキレンテレフタレート樹脂60〜9
    7重量%と (B)液晶性ポリエステル樹脂及びアクリル系樹脂から
    選択された少なくとも1種の重合体40〜3重量%から
    なる樹脂成分100重量部に対し、 (C)長さ方向に直角の断面の長径(断面の最長の直線
    距離)と短径(長径と直角方向の直線距離)の比が1.
    5〜5の間にある扁平な断面形状を有するガラス繊維5
    〜60重量部を配合したことを特徴とする制振性ポリア
    ルキレンテレフタレート樹脂組成物。 2 樹脂成分(B)中のアクリル系樹脂がメタクリル酸
    エステル単独重合体又は共重合体である請求項1記載の
    制振性ポリアルキレンテレフタレート樹脂組成物。 3 樹脂成分(B)中の液晶性ポリエステル樹脂が芳香
    族ヒドロキシカルボン酸、芳香族ジカルボン酸、芳香族
    ジオール、芳香族ヒドロキシアミン、芳香族ジアミンか
    らなる群より選択された1種以上の化合物を構成成分と
    して有する液晶性芳香族ポリエステル又は液晶性芳香族
    ポリエステルアミドである請求項1記載の制振性ポリア
    ルキレンテレフタレート樹脂組成物。 4 (C)成分のガラス繊維が、まゆ形、長円形、楕円
    形、半円もしくは円弧形、矩形又はそれらの類似形より
    選ばれた断面形状を主体とするものである請求項1〜3
    のいずれか1項記載の制振性ポリアルキレンテレフタレ
    ート樹脂組成物。 5 (A)成分のポリアルキレンテレフタレート樹脂が
    、ポリブチレンテレフタレート、又はポリブチレンテレ
    フタレートを70重量%以上含有する共重合体である請
    求項1〜4のいずれか1項記載の制振性ポリアルキレン
    テレフタレート樹脂組成物。 6 (A)成分のポリアルキレンテレフタレート樹脂が
    、ポリブチレンテレフタレート又はその共重合体とポリ
    エチレンテレフタレート又はその共重合体との混合物で
    ある請求項1〜4のいずれか1項記載の制振性ポリアル
    キレンテレフタレート樹脂組成物。 7 請求項1〜6のいずれか1項記載の制振性ポリアル
    キレンテレフタレート樹脂組成物を成形してなる制振性
    部品。
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