JPH0318326Y2 - - Google Patents

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JPH0318326Y2
JPH0318326Y2 JP1983194828U JP19482883U JPH0318326Y2 JP H0318326 Y2 JPH0318326 Y2 JP H0318326Y2 JP 1983194828 U JP1983194828 U JP 1983194828U JP 19482883 U JP19482883 U JP 19482883U JP H0318326 Y2 JPH0318326 Y2 JP H0318326Y2
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groove
container
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section
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は、熱間充填スリーピース容器用蓋とし
て用いられる、アルミニウム箔を主体とする積層
材製蓋の改良に関する。
〔考案の技術的背景とその問題点〕
アルミニウム箔を主体とする積層材製蓋を、熱
間充填スリーピース容器の蓋として使用すること
で、充填後の容器内に発生する負圧を吸収し、缶
胴部の変形を防止することは、既に知られている
(例えば、実開昭55−164112号など)。詳細にいえ
ば、ジユースなどの清涼飲料などの長期保存のた
め、内容品を一担80℃〜95℃程度に加熱したのち
容器に充填し、内容品と容器とを無菌状態にす
る、いわゆる熱間充填法を採つた場合、密封後、
内容品の温度低下とともに、容器内に負圧が生ず
るのは避けられないが、その負圧によつて容器胴
部が内方にくぼむようなことになつては商品価値
が損われる。そこで、そういうことにならないよ
う、例えば第1図に示す如く、中央平坦部1と、
それを取囲み、容器内方に向う傾斜部2と、さら
にその外側にあり、カウンタシンク壁4に続き、
容器内方にくぼむ円弧状の溝部3とから成る天板
部を備えた蓋Aを容器胴5の開口端部に固着し、
前記負圧によつて、容器胴部が変形する前に、蓋
Aの中央平坦部1と傾斜部2及び溝部3の一部が
負圧解消部分Pを形成し、変形して容器内方に向
つてくぼみ、発生した負圧を緩和させ、もつて、 胴部変形を防止するのである。
なお、容器胴には、補強ビードを設けるなどし
て、変形しにくくしてあるが、周知なので、詳細
は略す。
上記のような目的で使われる蓋は、容器内の負
圧に対応して変形しなければならなので、変形し
易いアルミニウム箔を主体とした積層材、例え
ば、アルミニウム箔(130μ)の表面に保護塗膜
層(2〜3μ)をもち、裏面にポリエチレン層
(60μ)を有する積層材で製造するのが好ましい。
このような蓋は、スリーピース容器において、
天蓋として使つても、底蓋として使つても、発生
した容器内負圧によつて、容器内方に向つてくぼ
み、変形する。
しかし、底蓋として使用する場合は、天蓋とし
て使用される場合にはみられない下記の不利益を
もつていることが知られた。
すなわち、スリーピース容器の底蓋として使用
したときは、その蓋Aは、内容品充填時の流下衝
撃圧及びその内容品の重量のため、負圧解消部分
が容器外方へ向つて押出される荷重を受ける(第
1図に二点鎖線で示す)ことから溝部は外方に加
えて、強固なカウンターシンク壁を支点にして天
板部中心方向に向つても引張られる。そのため、
溝部3内全周にわたり、半径方向のシワ13が多
数発生することが知られた(第2図)。これらの
シワは、天蓋固着後、内部に発生した負圧によつ
て、底蓋が容器内方に吸引されて反転した状態
(第1図)になつても解消することなく残存し、
容器の天地を逆にした場合には、美観上不都合が
あるだけでなく、そのシワ部分にホコリなどが不
着すると、容易には拭いとれず、不潔感を与える
ようになり、商品価値を損うに至る。
〔考案の目的〕
本考案は上に述べたような、熱間充填スリーピ
ース容器用の蓋として用いられ、内容品充填・密
封後の容器内に発生する負圧によつて変形し、該
負圧を解消させる、アルミニウム箔を主体とする
積層材製蓋を、底蓋として用いた場合でも、従来
みられた天板部周辺におけるシワの発生を防止で
きる蓋の提供を目的とする。
〔考案の構成と効果〕
本考案は、アルミニウム箔を主体とする積層材
で作られ、内容品の充填・密封後に容器内に発生
する負圧によつて容器内方にくぼむことで該負圧
を緩和させる、熱間充填スリーピース容器用蓋に
おいて、 負圧解消部分と、該負圧解消部分とカウンター
シンク壁から始まり容器内方に向つて突出する断
面円弧状の補強用溝部とを備え、 該補強用溝部に連なつて負圧解消部分に容器内
方に向つて突出する断面ヘ字状溝若しくは断面円
弧状溝を備え、 該断面ヘ字状溝及び断面円弧状溝の巾が補強用
溝部の巾よりも大きい ことを特徴とする、熱間充填スリーピース容器用
積層材製蓋である。
従つて、本考案の蓋は、カウンターシンク壁が
最も強度を備えており、カウンターシンク壁から
始まる補強用溝部が、これにつ強度を備えてい
る。さらに、へ字状溝若しくは円弧状溝は、巾が
補強用溝部の巾よりも大きいため、強度的には補
強用溝部よりも劣つている。この状態で蓋に液圧
若しくは負圧が加わると、カウンターシンク壁と
補強用溝部が変形する前に、補強用溝部とへ字状
溝若しくは円弧状溝との接合部が弱いため、まず
該接合部から変形を始め、次にに負圧解消部分が
変形を始める。この様に本考案の蓋は強い部分に
囲まれた接合部が折れ曲がる様にスムーズに変形
するため、シワの発生が防止され、次に補強用溝
部よりも強度が弱いヘ字状溝若しくは円弧状溝を
含む負圧解消部分が変形して行き、液圧若しくは
負圧をささえるのである。
〔実施例〕
実施例 1 第3図を参照し、130μ厚のアルミニウム箔の
表面に3μ厚の保護塗膜を施し、容器の内面側に
60μ厚のポリエチレンを貼つけた公知の積層材で
作つた蓋Cを、容器胴5の下端開口部に固着し
た。
(試用個数は50) この蓋Cが、従来公知の蓋(第1図)と異なる
ところは、カウンタシンク壁4と傾斜部2とに連
なる溝部が、カウンタシンク壁4に直ちに連続す
る円弧状断面の補強用溝部6と、該溝部6と、該
溝部6と傾斜部2とをつなぐ断面へ字状溝7とで
形成されていることである。而して、この溝7は
傾斜部2側に延びる急傾斜面9と補強用溝部6側
に延びる緩傾斜面8とで構成するとともに、へ字
状溝7の巾W1(傾斜面9と傾斜部2との接合部1
0から傾斜面8と補強用溝部6との接合部11ま
での平面距離)を、補強用溝部6の巾W2(接合部
11から容器胴5の内面までの平面距離)より大
きく、且つその深さ(或いは高さ)h1(接合部1
1下面を基点とする)を、補強用溝部6の深さ
(或いは高さ)h2(同じく接合部11下面を基点と
する)より大きい形状にした。
本例の蓋Cの寸法を詳記すれば、次のようであ
る。カウンタシンク壁4の外側直径が52.6mm、接
合部11での直径が49.6mm、傾斜面8,9の接合
部12での直径が、45.2mm接合部10での直径が
42mm、中央平坦部1の直径が12mm、傾斜部2の水
平面に対する角度が6゜、補強用溝部6の深さh2
0.3mm、へ字状溝の巾W1が7.6mm、深さh1が3mmで
ある。
上記数字から、緩傾斜面8の巾が急傾斜面9の
巾より大であり、へ字状である。
この蓋Cを固着する容器胴は、外側から順にポ
リエチレン層(20μ)・紙層(150g/m2)・ポリ
エチレン層(20μ)・鉄箔層(50μ)・ポリエチレ
ン層(60μ)の5層材から成り、内面直径52.6mm、
高さ133mmの両端開放円筒状のもので、中央部に
深さ0.3〜0.45mmの環状ビードをピツチ4.3mmで16
本設けた周知のものを用いた。
蓋Cで容器胴5の下端開口部を封鎖し、オレン
ジ果汁50%のジユース258c.c.(85℃)を充填し、
天蓋として公知のイージーオーブン蓋をまきしめ
て、蓋Cの状態をしらべた。その結果、実験に供
した底蓋50ケのすべてについた、へ字状溝7、補
強用溝部6を含む天板部の何れにも全くシワの発
生がないことが知られた。
なお、対象剤として、第1図示の公知形状の蓋
を、本実施例の蓋Cと同じ材質・寸法(溝部を除
く)の積層材で50ケ作り、同じ材質・構造の容器
胴50ケに固着し、同質・同量のジユースを充填、
同じイージーオーブン蓋をまきしめて、底蓋を調
べたところ、50ケの蓋のすべてについて、溝部3
に、多数のシワが発生しているのが認められた。
而して、本実施例の蓋Cは、ジユース充填時に
第3図に2点鎖線で示したように、接合部11を
境にしてへ字状溝7を含む負圧解消部分が容器外
方に向つて膨出しており、補強用溝部6には変位
がなく、シワもなかつた。これは、溝部6と溝7
との接合部11が溝部6、溝7よりも強度的に弱
いため、液圧によつて容器外方に向つて折れ曲が
り易く、合わせて溝7が溝部6よりも強度的に弱
いため、液圧によつて溝部6よりも先に溝7がそ
の巾W1を広げる様に変形するため、負圧解消部
分が、溝部6にシワを発生させる事もなく、容器
外方に向つて膨出するのである。
なお、上述のように、底蓋Cを固着し、内容液
を充填し、天蓋をまきしめた50ケの容器を、冷却
したところ、蓋Cは第4図に示すように、容器内
方に反転し、容器内負圧を緩和し、容器胴の変形
は生じなかつた。図中1′は反転中央平坦部、
2′は反転傾斜部、7′は反転へ字状溝であり、こ
の場合も、反転は接合部11を境にして補強用溝
部6には影響はみられなかつた。
実施例 2 実施例1の蓋Cのへ字状溝7の代りに、補強用
溝部6よりもその巾、深さにおいて大きい他の円
弧状溝12を設けた点が異なる蓋Dを用いること
を除き、他は実施例1と同様である。
この場合も、実施例1と同様、充填後のジユー
スの荷重によるシワの発生はなく、容器内負圧の
吸収も適切であつた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の改良対象となる公知蓋を容器
胴に底蓋として固着した状態の要部断面図、第2
図は溝部のシワの発生状況を示すための第1図示
蓋の部分底面図、第3図は本考案蓋の一例を容器
胴に底蓋として固着した状態の要部断面図、第4
図は第3図示蓋の容器内負圧のため容器内方にく
ぼんだ状態の要部断面図、第5図は本考案蓋の他
の一例を容器胴に底蓋として固着した状態の要部
断面図である。 図中、A,C,D……蓋、P……負圧解消部
分、1……中央平坦部、1′……反転した中央平
坦部、2……傾斜部、2′……反転した傾斜部、
3……補強用溝部、4……カウンターシンク壁、
5……容器胴、13……シワ、6……補強用溝
部、7……へ字状溝、12……円弧状溝、h1……
溝の深さ、W1……溝の巾、h2……補強用溝部の
深さ、W2……補強用溝部の巾。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 アルミニウム箔を主体とする積層材で作られ、
    内容品の充填・密封後に容器内に発生する負圧に
    よつて容器内方にくぼむことで該負圧を緩和させ
    る、熱間充填スリーピース容器用蓋において、 負圧解消部分と、該負圧解消部分とカウンター
    シンク壁との問でカウンターシンク壁から始まり
    容器内方に向つて突出する断面円弧状の補強用溝
    部とを備え、 該補強用溝部に連なつて負圧解消部分に容器内
    方に向つて突出する断面ヘ字状溝若しくは断面円
    弧状溝を備え、 該断面ヘ字状溝及び断面円弧状溝の巾が補強用
    溝部の巾よりも大きい ことを特徴とする、熱間充填スリーピース容器用
    積層材製蓋。
JP19482883U 1983-12-16 1983-12-16 熱間充填スリ−ピ−ス容器用積層材製蓋 Granted JPS60101413U (ja)

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JP19482883U JPS60101413U (ja) 1983-12-16 1983-12-16 熱間充填スリ−ピ−ス容器用積層材製蓋

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JPS60101413U JPS60101413U (ja) 1985-07-10
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JPS59138512U (ja) * 1983-03-09 1984-09-17 三陽紙器株式会社 飲料包装容器

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