JPH03183547A - プラスチック成型容器 - Google Patents
プラスチック成型容器Info
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- JPH03183547A JPH03183547A JP1324807A JP32480789A JPH03183547A JP H03183547 A JPH03183547 A JP H03183547A JP 1324807 A JP1324807 A JP 1324807A JP 32480789 A JP32480789 A JP 32480789A JP H03183547 A JPH03183547 A JP H03183547A
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- Japan
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- sheet
- container
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D1/00—Rigid or semi-rigid containers having bodies formed in one piece, e.g. by casting metallic material, by moulding plastics, by blowing vitreous material, by throwing ceramic material, by moulding pulped fibrous material or by deep-drawing operations performed on sheet material
- B65D1/02—Bottles or similar containers with necks or like restricted apertures, designed for pouring contents
- B65D1/0207—Bottles or similar containers with necks or like restricted apertures, designed for pouring contents characterised by material, e.g. composition, physical features
- B65D1/0215—Bottles or similar containers with necks or like restricted apertures, designed for pouring contents characterised by material, e.g. composition, physical features multilayered
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Ceramic Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明は、プラスチック成型容器に関し、さらに詳しく
は、成型性、耐熱性、耐油性、保香性、内容物へのオレ
フィン臭の移行防止性などに優れたプラスチック容器に
関する。
は、成型性、耐熱性、耐油性、保香性、内容物へのオレ
フィン臭の移行防止性などに優れたプラスチック容器に
関する。
近年、電子レンジ食品の包装などに耐熱性プラスチック
容器が用いられるようになっている。このような耐熱性
プラスチック容器が具備すべき特性としては、例えば、
耐熱性(高温殺菌処理や電子レンジ加熱などに耐えるこ
と)、耐寒性(冷凍時の衝撃による破損がないこと)、
保護性(物理的強度、保香性など)、衛生性(無味、無
臭、無毒)などが挙げられる。また、成型加工性や経済
性などが要求される。 ところで、ポリプロピレン樹脂(PP)は、耐熱温度が
120℃前後で、耐寒性も良好であり、防湿性、耐薬品
性などにも優れており、しかも安価であるため、耐熱性
容器の材料として汎用されている。しかしながら、PP
は、耐熱性がいまだ不充分であり、また、オレフィン臭
が内容物(食品など)に移行するという問題がある。 ppの耐熱性を上げるために、各種充填剤(フィラー)
を添加したフィラー入りPPシートを熱成型して容器を
製造することが提案されている。 しかし、フィラー大すボリブロビレンシートは、真空成
型時の真空穴の部分が薄くなり易く、耐熱性に不安が残
っている。また、オレフィン臭の移行の問題も未解決で
ある。 一方、ポリブチレンテレフタレート樹脂(PBT)を射
出成型して電子レンジ調理用食品容器を製造することが
提案されているが(特開昭64−37379号)、射出
成型法によるため生産性が悪く、また、原料のPBTが
高価であるという問題がある。 真空成型や圧空成型などの熱成型は、型が射出成型など
に比べはるかに安価であり、しかもプラスチックの単層
または多層シートを用いて、肉薄の立体容器を能率よく
生産することができる。 ところが、PBTは、耐熱性や耐寒性が良好で、そのフ
ィルムは未延伸でガスバリヤ−性に優れているが、PB
Tフィルム単層では、真空成型や圧空成型などの熱成型
の適用が困難である。 また、真空成型などでは、底の深い容器の場合、底の隅
の部分が肉薄となり均肉性に乏しくなるため、深絞り容
器の製造には、成型法や成型条件に注意を払わねばなら
ないが、PPやフィラー入りPPでは、成型条件の幅が
狭いという問題がある。 【発明が解決しようとする課題〕 本発明の目的は、耐熱性、保香性、耐油性、内容物への
オレフィン臭の移行防止性などに優れたプラスチック容
器を熱成型法により生産性および経済性よく提供するこ
とにある。 本発明者は、前記従来技術の問題点を克服するために鋭
意研究した結果、単層では熱成型が困難であったPBT
をPPと積層シートにすることにより、真空成型や圧空
成型などが成型性よく可能となり、耐熱性に優れたプラ
スチック容器を経済的に提供できることを見出した。 さらに、PBT層を内面とする容器においては、PP製
容器と比較して、耐油性、保香性、内容物へのオレフィ
ン臭移行防止性などが向上しており、安全性の高いプラ
スチック容器であることを見出した。 本発明は、これらの知見に基づいて完成するに至ったも
のである。 〔課題を解決するための手段〕 かくして、本発明によれば、ポリプロピレン樹脂シート
の少なくとも片面がポリブチレンテレフタレート樹脂層
からなる積層シートを熱成型してなることを特徴とする
プラスチック容器が提供される。 以下、本発明について詳述する。 (ポリブチレンテレフタレート樹脂) 本発明で使用するポリブチレンテレフタレート樹脂(P
BT)は、1.4−ブタンジオールとテレフタル酸また
はその低級アルコールエステルを縮合して得られるポリ
エステルである。PBTを主成分とし、例えば、ポリエ
ーテルや脂肪族ポリエステルなどとの共重合体であって
もよい。 また、安定剤、可塑剤、潤滑剤、帯電防止剤、核剤、充
填剤、着色剤、他の熱可塑性樹脂などを本発明の目的を
阻害しない範囲で配合したものであってもよい。 (ポリプロピレン樹脂) ポリプロピレン樹脂(PP)は、ポリプロピレン単体ま
たはポリプロピレンに炭酸カルシウムやタルク等を含む
フィラー人すボリブロビレンでもよい。特に、フィラー
入りPPは、PP単体に比べて耐熱性を向上させるのに
好適であり、臭いの内容物移行や衛生性(高温時の抽出
)の問題解決にも効果が大きい。 (積層構成) 本発明のプラスチック容器の積層構成は、PPシートの
少なくとも片面がPBT層からなり、具体的には、内層
PBT/外層pp、内層PBT/中間層PP/外層PB
T、内層PP/外層PBTからなる。 これらの中でも、内層(容器内面)をPBT層とする容
器は、特に、耐油性や内容物へのオレフィン臭移行防止
性に優れている。内層をPPとする場合には、耐熱性や
保香性の向上効果があり、成型性も良好であるが、オレ
フィン臭の移行防止性は不充分であるので、PBT層を
内層として容器を製造することが好ましい。 積層シートにおけるPBT層の厚みは、0.015mm
以上、かつ、積層シート全厚のイ以下であることが好ま
しい。 積層シート全厚のイ以上をPBTが占めると熱成型が困
難となり、かつ、経済的でない。また、PBT層の厚み
が0.015mm以下になると、耐熱性向上の効果が少
なくなる。 上記積層シートの製造は、共押出法、押出ラミネーショ
ン法、あるいはドライラミネーション法のいずれでもよ
い。 (熟成型) 積層シートの容器への成型は、真空成型法、プラグアシ
スト成型法、圧空成型法など通常の熱成型法により行な
うことができる。 本発明の積層シートは、熱成型性がPPシートよりも良
好であり、深絞り成型可能な温度領域が広い(実施例お
よび比較例を参照)。 (以下余白) 〔実施例〕 以下に実施例および比較例を示して、本発明を具体的に
説明するが、本発明は、これらの実施例のみに限定され
るものではない。 なお、シートの熱成型性、容器の耐熱性および耐内容物
性について、次のようにして評価した。 〈熱成型性〉 補助プラグを使用する真空成型において、開口部が直径
60mm、底部が直径45mmの円形容器を、絞り比お
よびシートの加熱温度を変化させて成型し、良好に成型
できる範囲を観察した。 成型性の良否は、目視により型の再現性を観察して判定
し、成型性が良好である場合を○印、成型不良の場合を
×とした。 〈耐熱性〉 実施例および比較例で得られた絞り比0.5、容積25
0ccの容器にシリコンオイルを入れ、オーブン中で昇
温加熱して、容器に穴が開き、内容物が漏れ出した時の
内容物温度を測定した。 〈耐内容物性〉 実施例および比較例で得られた絞り比0.5、容積25
0ccの容器に蒸留水200ccを入れ、ガラス板で蓋
をして、電子レンジで20分加熱した後、水の臭い、味
の変化を6人のパネラ−にて官能検査を行なった。結果
は、第7表に一括して示す。 [実施例1] 厚さ0.47mmのPPシートに、厚さ0. 03mm
のPBTフィルムをドライラミネーション法により積層
して、厚さ0.5mmの積層シート(POT/PP)を
得た。 この積層シートを真空成型(補助プラグ使用)により熱
成型し、PBT層が内面になるようにして、絞り比を変
えて容器を作成した。 なお、PPシートは、メルトフローレート(MFR)0
.7のPPを用い、PBTは、MFR13,5のPBT
を用いて製造したものである。 得られた容器の耐熱性は170℃であり、内容物へのオ
レフィン臭の移行防止性は良好であった。なお、耐熱性
は第6表に、耐内容物性は第7表に、他の実施例および
比較例とともに一括して示す。 積層シートの熱成型性を第1表に示す。 第1表(PBT/PPの熱成型性) [実施例2] 厚さ0.45mmのPPシートの両側に。 厚さ 0.025mmのPBTフィルムをドライラミネーショ
ン法にて積層し、厚さ0.5mmの多層シートを作成し
た(PBT/PP/PBT)。 この多層シートを用い、実施例1と同様に真空成型して
容器を作成した。 得られた容器の耐熱性は200℃であり、内容物へのオ
レフィン臭の移行防止性は極めて良好であった。積層シ
ートの熱成型性を第2表に示す6第2表(PBT/PP
/PBTの熱成型性)[比較例1] 厚さ0.5mmのPPシートを実施例1と同様に真空成
型して容器を作成した。 得られた容器の耐熱性は120”Cであり、内容物への
オレフィン臭の移行があった。PPシートの熟成型性を
第3表に示す。 第3表(PP単層の熟成型性) 以上の実施例1〜2および比較例1では、フィラーなし
のPPを使用したが、熱成型性につぃて、第1〜3表を
対比すると明らかなように、PP単層の場合(第3表〉
には、良好に容器に成型できる範囲が狭く、特に深絞り
容器では、温度条件を狭い範囲に制御することが必要で
ある。 これに対して、本発明の積層シートを用いると、熱成型
条件の可能な範囲が広くなっていることが分かる(第1
〜2表)。 [実施例3] 厚さ0.47mmのフィラー入りPPシート(炭酸カル
シウム40重量%混入)に、厚さ0.03mmのPBT
フィルムをドライラミネーション法により積層して、厚
さ0.5mmの積層シートを作成した(PBT/フィラ
ーPP)。 この積層シートを実施例1と同様に真空成型してPBT
層を内面とする容器を作成した。 得られた容器の耐熱性は180℃であり、内容物へのオ
レフィン臭の移行防止性は良好であった。なお、耐熱性
は第6表に、耐内容物性は第7表に示す。 積層シートの熟成型性を第4表に示す。 第4表 (PBT/フィt−PPの熱成型性〉 [比較例2J 厚さ0.5mmのフィラー入りPPシート(炭酸カルシ
ウム40重量%混入)を用い、実施例1と同様に真空成
型して容器を作成した。 得られた容器の耐熱性は150℃であり、内容物へのオ
レフィン臭の移行が見られた。 フィラー入りPPシートの熟成型性を第5表に示す。 第5表 (フィラーpp単層の熱成型性) 実施例3および比較例2は、フィラー人りPPを用いた
例であるが、第4表と第5表を対比すれば明らかなよう
に、PBTと積層した場合に熟成型性が大幅に改良され
ている。 耐熱性試験の結果を第6表に一括して示す。 第6表 (耐熱性試験) (ただし、 第6表中、 ○は漏れない温度を示し、 ・はその温度で内容物が漏れたことを示す。 ) (以下余白) 第7表 (耐内容物性) ただし、PBT層を内面にした容器を用い、次の基準で
パネラ−A−Fが判定した。 0:臭いや味の変化全くなし、 ○:少し臭う気がする、 △:臭いは少しあるが味の変化は分からない、×ニオレ
フイン臭があり、味も少し変化あり。 [比較例3] 厚さ0.2mmのPPシートに、厚さ0.25mmのP
BTシートをドライラミネーション法により積層して、
0.45mmの積層シートを得た。 この積層シートを実施例1と同様にして真空成型したが
、局所的に厚みが極端に薄くなったり、または部分的に
白濁し、良好な成型容器は得られなかった。 【発明の効果〕 本発明によれば、PPシートもしくはフィラー入りPP
シートと同様に熱成型(真空圧空成型)が可能であり、
かつ、それらと比較して耐熱性や保香性、耐内容物性(
内容物の味や臭いを変化させない。抽出性に優れる。)
に優れた安全性の高い安価なプラスチック容器が提供さ
れる。
容器が用いられるようになっている。このような耐熱性
プラスチック容器が具備すべき特性としては、例えば、
耐熱性(高温殺菌処理や電子レンジ加熱などに耐えるこ
と)、耐寒性(冷凍時の衝撃による破損がないこと)、
保護性(物理的強度、保香性など)、衛生性(無味、無
臭、無毒)などが挙げられる。また、成型加工性や経済
性などが要求される。 ところで、ポリプロピレン樹脂(PP)は、耐熱温度が
120℃前後で、耐寒性も良好であり、防湿性、耐薬品
性などにも優れており、しかも安価であるため、耐熱性
容器の材料として汎用されている。しかしながら、PP
は、耐熱性がいまだ不充分であり、また、オレフィン臭
が内容物(食品など)に移行するという問題がある。 ppの耐熱性を上げるために、各種充填剤(フィラー)
を添加したフィラー入りPPシートを熱成型して容器を
製造することが提案されている。 しかし、フィラー大すボリブロビレンシートは、真空成
型時の真空穴の部分が薄くなり易く、耐熱性に不安が残
っている。また、オレフィン臭の移行の問題も未解決で
ある。 一方、ポリブチレンテレフタレート樹脂(PBT)を射
出成型して電子レンジ調理用食品容器を製造することが
提案されているが(特開昭64−37379号)、射出
成型法によるため生産性が悪く、また、原料のPBTが
高価であるという問題がある。 真空成型や圧空成型などの熱成型は、型が射出成型など
に比べはるかに安価であり、しかもプラスチックの単層
または多層シートを用いて、肉薄の立体容器を能率よく
生産することができる。 ところが、PBTは、耐熱性や耐寒性が良好で、そのフ
ィルムは未延伸でガスバリヤ−性に優れているが、PB
Tフィルム単層では、真空成型や圧空成型などの熱成型
の適用が困難である。 また、真空成型などでは、底の深い容器の場合、底の隅
の部分が肉薄となり均肉性に乏しくなるため、深絞り容
器の製造には、成型法や成型条件に注意を払わねばなら
ないが、PPやフィラー入りPPでは、成型条件の幅が
狭いという問題がある。 【発明が解決しようとする課題〕 本発明の目的は、耐熱性、保香性、耐油性、内容物への
オレフィン臭の移行防止性などに優れたプラスチック容
器を熱成型法により生産性および経済性よく提供するこ
とにある。 本発明者は、前記従来技術の問題点を克服するために鋭
意研究した結果、単層では熱成型が困難であったPBT
をPPと積層シートにすることにより、真空成型や圧空
成型などが成型性よく可能となり、耐熱性に優れたプラ
スチック容器を経済的に提供できることを見出した。 さらに、PBT層を内面とする容器においては、PP製
容器と比較して、耐油性、保香性、内容物へのオレフィ
ン臭移行防止性などが向上しており、安全性の高いプラ
スチック容器であることを見出した。 本発明は、これらの知見に基づいて完成するに至ったも
のである。 〔課題を解決するための手段〕 かくして、本発明によれば、ポリプロピレン樹脂シート
の少なくとも片面がポリブチレンテレフタレート樹脂層
からなる積層シートを熱成型してなることを特徴とする
プラスチック容器が提供される。 以下、本発明について詳述する。 (ポリブチレンテレフタレート樹脂) 本発明で使用するポリブチレンテレフタレート樹脂(P
BT)は、1.4−ブタンジオールとテレフタル酸また
はその低級アルコールエステルを縮合して得られるポリ
エステルである。PBTを主成分とし、例えば、ポリエ
ーテルや脂肪族ポリエステルなどとの共重合体であって
もよい。 また、安定剤、可塑剤、潤滑剤、帯電防止剤、核剤、充
填剤、着色剤、他の熱可塑性樹脂などを本発明の目的を
阻害しない範囲で配合したものであってもよい。 (ポリプロピレン樹脂) ポリプロピレン樹脂(PP)は、ポリプロピレン単体ま
たはポリプロピレンに炭酸カルシウムやタルク等を含む
フィラー人すボリブロビレンでもよい。特に、フィラー
入りPPは、PP単体に比べて耐熱性を向上させるのに
好適であり、臭いの内容物移行や衛生性(高温時の抽出
)の問題解決にも効果が大きい。 (積層構成) 本発明のプラスチック容器の積層構成は、PPシートの
少なくとも片面がPBT層からなり、具体的には、内層
PBT/外層pp、内層PBT/中間層PP/外層PB
T、内層PP/外層PBTからなる。 これらの中でも、内層(容器内面)をPBT層とする容
器は、特に、耐油性や内容物へのオレフィン臭移行防止
性に優れている。内層をPPとする場合には、耐熱性や
保香性の向上効果があり、成型性も良好であるが、オレ
フィン臭の移行防止性は不充分であるので、PBT層を
内層として容器を製造することが好ましい。 積層シートにおけるPBT層の厚みは、0.015mm
以上、かつ、積層シート全厚のイ以下であることが好ま
しい。 積層シート全厚のイ以上をPBTが占めると熱成型が困
難となり、かつ、経済的でない。また、PBT層の厚み
が0.015mm以下になると、耐熱性向上の効果が少
なくなる。 上記積層シートの製造は、共押出法、押出ラミネーショ
ン法、あるいはドライラミネーション法のいずれでもよ
い。 (熟成型) 積層シートの容器への成型は、真空成型法、プラグアシ
スト成型法、圧空成型法など通常の熱成型法により行な
うことができる。 本発明の積層シートは、熱成型性がPPシートよりも良
好であり、深絞り成型可能な温度領域が広い(実施例お
よび比較例を参照)。 (以下余白) 〔実施例〕 以下に実施例および比較例を示して、本発明を具体的に
説明するが、本発明は、これらの実施例のみに限定され
るものではない。 なお、シートの熱成型性、容器の耐熱性および耐内容物
性について、次のようにして評価した。 〈熱成型性〉 補助プラグを使用する真空成型において、開口部が直径
60mm、底部が直径45mmの円形容器を、絞り比お
よびシートの加熱温度を変化させて成型し、良好に成型
できる範囲を観察した。 成型性の良否は、目視により型の再現性を観察して判定
し、成型性が良好である場合を○印、成型不良の場合を
×とした。 〈耐熱性〉 実施例および比較例で得られた絞り比0.5、容積25
0ccの容器にシリコンオイルを入れ、オーブン中で昇
温加熱して、容器に穴が開き、内容物が漏れ出した時の
内容物温度を測定した。 〈耐内容物性〉 実施例および比較例で得られた絞り比0.5、容積25
0ccの容器に蒸留水200ccを入れ、ガラス板で蓋
をして、電子レンジで20分加熱した後、水の臭い、味
の変化を6人のパネラ−にて官能検査を行なった。結果
は、第7表に一括して示す。 [実施例1] 厚さ0.47mmのPPシートに、厚さ0. 03mm
のPBTフィルムをドライラミネーション法により積層
して、厚さ0.5mmの積層シート(POT/PP)を
得た。 この積層シートを真空成型(補助プラグ使用)により熱
成型し、PBT層が内面になるようにして、絞り比を変
えて容器を作成した。 なお、PPシートは、メルトフローレート(MFR)0
.7のPPを用い、PBTは、MFR13,5のPBT
を用いて製造したものである。 得られた容器の耐熱性は170℃であり、内容物へのオ
レフィン臭の移行防止性は良好であった。なお、耐熱性
は第6表に、耐内容物性は第7表に、他の実施例および
比較例とともに一括して示す。 積層シートの熱成型性を第1表に示す。 第1表(PBT/PPの熱成型性) [実施例2] 厚さ0.45mmのPPシートの両側に。 厚さ 0.025mmのPBTフィルムをドライラミネーショ
ン法にて積層し、厚さ0.5mmの多層シートを作成し
た(PBT/PP/PBT)。 この多層シートを用い、実施例1と同様に真空成型して
容器を作成した。 得られた容器の耐熱性は200℃であり、内容物へのオ
レフィン臭の移行防止性は極めて良好であった。積層シ
ートの熱成型性を第2表に示す6第2表(PBT/PP
/PBTの熱成型性)[比較例1] 厚さ0.5mmのPPシートを実施例1と同様に真空成
型して容器を作成した。 得られた容器の耐熱性は120”Cであり、内容物への
オレフィン臭の移行があった。PPシートの熟成型性を
第3表に示す。 第3表(PP単層の熟成型性) 以上の実施例1〜2および比較例1では、フィラーなし
のPPを使用したが、熱成型性につぃて、第1〜3表を
対比すると明らかなように、PP単層の場合(第3表〉
には、良好に容器に成型できる範囲が狭く、特に深絞り
容器では、温度条件を狭い範囲に制御することが必要で
ある。 これに対して、本発明の積層シートを用いると、熱成型
条件の可能な範囲が広くなっていることが分かる(第1
〜2表)。 [実施例3] 厚さ0.47mmのフィラー入りPPシート(炭酸カル
シウム40重量%混入)に、厚さ0.03mmのPBT
フィルムをドライラミネーション法により積層して、厚
さ0.5mmの積層シートを作成した(PBT/フィラ
ーPP)。 この積層シートを実施例1と同様に真空成型してPBT
層を内面とする容器を作成した。 得られた容器の耐熱性は180℃であり、内容物へのオ
レフィン臭の移行防止性は良好であった。なお、耐熱性
は第6表に、耐内容物性は第7表に示す。 積層シートの熟成型性を第4表に示す。 第4表 (PBT/フィt−PPの熱成型性〉 [比較例2J 厚さ0.5mmのフィラー入りPPシート(炭酸カルシ
ウム40重量%混入)を用い、実施例1と同様に真空成
型して容器を作成した。 得られた容器の耐熱性は150℃であり、内容物へのオ
レフィン臭の移行が見られた。 フィラー入りPPシートの熟成型性を第5表に示す。 第5表 (フィラーpp単層の熱成型性) 実施例3および比較例2は、フィラー人りPPを用いた
例であるが、第4表と第5表を対比すれば明らかなよう
に、PBTと積層した場合に熟成型性が大幅に改良され
ている。 耐熱性試験の結果を第6表に一括して示す。 第6表 (耐熱性試験) (ただし、 第6表中、 ○は漏れない温度を示し、 ・はその温度で内容物が漏れたことを示す。 ) (以下余白) 第7表 (耐内容物性) ただし、PBT層を内面にした容器を用い、次の基準で
パネラ−A−Fが判定した。 0:臭いや味の変化全くなし、 ○:少し臭う気がする、 △:臭いは少しあるが味の変化は分からない、×ニオレ
フイン臭があり、味も少し変化あり。 [比較例3] 厚さ0.2mmのPPシートに、厚さ0.25mmのP
BTシートをドライラミネーション法により積層して、
0.45mmの積層シートを得た。 この積層シートを実施例1と同様にして真空成型したが
、局所的に厚みが極端に薄くなったり、または部分的に
白濁し、良好な成型容器は得られなかった。 【発明の効果〕 本発明によれば、PPシートもしくはフィラー入りPP
シートと同様に熱成型(真空圧空成型)が可能であり、
かつ、それらと比較して耐熱性や保香性、耐内容物性(
内容物の味や臭いを変化させない。抽出性に優れる。)
に優れた安全性の高い安価なプラスチック容器が提供さ
れる。
Claims (2)
- (1)ポリプロピレン樹脂シートの少なくとも片面がポ
リブチレンテレフタレート樹脂層からなる積層シートを
熱成型してなることを特徴とするプラスチック容器。 - (2)ポリブチレンテレフタレート樹脂層の厚みが0.
015mm以上、かつ、積層シート全厚の1/2以下で
ある請求項1記載のプラスチック容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1324807A JPH03183547A (ja) | 1989-12-13 | 1989-12-13 | プラスチック成型容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1324807A JPH03183547A (ja) | 1989-12-13 | 1989-12-13 | プラスチック成型容器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03183547A true JPH03183547A (ja) | 1991-08-09 |
Family
ID=18169899
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1324807A Pending JPH03183547A (ja) | 1989-12-13 | 1989-12-13 | プラスチック成型容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03183547A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2020262675A1 (ja) * | 2019-06-27 | 2020-12-30 | 住友ベークライト株式会社 | 多層フィルム及び包装体 |
-
1989
- 1989-12-13 JP JP1324807A patent/JPH03183547A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2020262675A1 (ja) * | 2019-06-27 | 2020-12-30 | 住友ベークライト株式会社 | 多層フィルム及び包装体 |
| JP2021169215A (ja) * | 2019-06-27 | 2021-10-28 | 住友ベークライト株式会社 | 多層フィルム及び包装体 |
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