JPH03185090A - 熱安定型ホトクロミック材料 - Google Patents

熱安定型ホトクロミック材料

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JPH03185090A
JPH03185090A JP32423089A JP32423089A JPH03185090A JP H03185090 A JPH03185090 A JP H03185090A JP 32423089 A JP32423089 A JP 32423089A JP 32423089 A JP32423089 A JP 32423089A JP H03185090 A JPH03185090 A JP H03185090A
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spiropyrans
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photochromic material
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Yuji Kawanishi
祐司 川西
Kunihiro Ichimura
市村 国宏
Takashi Tamaoki
敬 玉置
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National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野〉 本発明は、光照射下で可逆的な構造変化及びこれに伴う
色調変化を示すホトクロミック化合物において、分子内
に付与したイオン結合性の置換基と異性化部位との静電
的な相互作用により、熱的に持続性の色11保持能力を
有するホトクロミック材料に関するものである。
(従来の技術〉 ホトクロミック材料は、光量調節材料・化学光量計・装
飾材料・光記録材料・光学素子などとして吉川である。
サングラス・ゴーグル・調光ガラス等の光量調節材料と
しての実用化研究は既になされている。さらに、高速・
高密度・多重性を備えた記録特性が期待できるホトクロ
ミック光記録方式が注目され、種々のホトクロミック化
合物について応用が試みられている。
しかしながら、従来技術には解決すべき問題が多々ある
。とりわけ二つの異性体各々の熱力学的安定性は、光に
よる制御を熱反応が妨害しないという点で重要であり、
また高度の繰り返し耐久性も材料の持つ基本要素として
要求されるところである。
フォトクロミック化合物としては、フルギド類、スピロ
ピラン類、スピロオキサジン類、アゾベンゼン類、チオ
インジゴ類、あるいはジアリルエデン類等が知られてお
り〔例えば、ウィリーインターサイエンス社発行、ジー
・エイチ・ブラウン編、「ホトクロミズムJ (198
1年〉参照〕、これらを用いたホトクロミック材料の*
SCが数多くみられる。これらのうち、フルギド類〔エ
イチ・ジ−・ヘラ−エEEEプロシーディング、130
巻、209ページ(1983年)〕、ジアリルエケテン
類入江正浩池、ジャーナル・オブ・オーガニック・ケミ
ストリー 53巻、803ページ(1988年)〕、あ
るいは光酸素化芳香族多環化合物〔アール・シュミット
池、ジャーナル・オプ・アメリカン・ケミカル・ソサエ
ティー 102巻、2791ページ(1980年)〕は
、両光異性体の熟力学的安定性に比較的優れた化合物で
ある。
これらと比較するとスピロピラン類は光応答の感度が良
好であることから多くの研究開発がなされているが、一
方でその熱安定性が極めて低く、異性体に由来する色調
を長期間持続的には保持できないという欠点を持つ、最
近、ベンゾチアゾリン珈を有する化合物の製造(特開昭
58−37078号公報)やLBlI中でのJ会合体形
成の利用〔安藤栄司、「日経ニューマテリアル」、6月
30日号(1986年)〕、あるいは両親媒性物貢の二
分子真やシクロデキストリンによる包接化を−とと1 1また熱安定性の向上が図られている(例えば、シーエ
ムシー社発行、市村国宏監修、「新・光機能性高分子の
応用、(1988年)参照〕、また、例えばP、3’+
3’−トリメチルインドリノ−6−ニトロ−8−メトキ
シベンゾスピロビランは、微量の塩酸存在下のテトラヒ
ドロビラン中において、鋼(■)アセチルアセトナトと
キレート形成することが知られており、これに基く熱安
定化の可能性が示されている〔大野信、日本化学会誌、
633ページ(1977年〉〕、シかしながらホトクロ
ミック化合物をとりまく媒体あるいは系に添加した第二
物質との分子間相互作用の利用による方法では、系中の
これらの物質の物理的な存在状態が極めて制限される。
従って、スピロピランを材料の一構成要素として用いて
いる例はほとんどない。
ホトクロミック特性と持続性の熱安定性の両性質を合わ
せ持つスピロピラン類を設計できれば、材料としての可
能性は大いに拡充するが、このような方策は提案されて
いない。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は、ホトクロミック材料として利用し得る、ホト
クロミック特性と持続性の熱安定性を合わせ持つスピロ
ピラン類を提供することを目的としてなされたものであ
る。
(11題を解決するための手段) 本発明者らは、ホトクロミズムを示すスピロピラン類の
持続性の熱安定化を図るために鋭意研究を重ねた結果、
イオン結合性置換基(X)を分子内に有するスピロピラ
ン類においては、■光照射により開環異性化した状態(
以下開環型と呼称〉で異性化部位とXとの静電的な相互
作用の結果開環型が熱的に安定化すること、O開環型の
励起状態では熱的安定化は断ち切られ容易に元のスピロ
ピランへと光異性化すること、を見出しこの知見に基づ
いて本発明を成すに至った。
すなわち、本発明はイオン結合性の置換基Xを有するス
ピロピラン類を構成要素とするホトクロミック材料を提
供するものである。
諌1□□usiieii、Aア、。
本発明におけるスピロピラン類としては、例えば−数式 で示す14選をその部分構造とする化合物をあげること
ができる0式中のXは以下に述べるようなイオン結合性
の置換基であって、その置換位置は先の式中に示した位
置に限られるものではなく、その他の置換基であるR1
、R2、R3中をはじめとして、分子内のどの位置にあ
ってもよい、このような置換基Xとしては以下に述べる
ものがあげられる。すなわちカチオン性の置換基として
は、アンモニウム・アミニウム・イミニウム・ピリジニ
ウム・オキソニウム・ハロニウム・ジアゾニウム・アシ
リウム・ホスホニウム・スルホニウムなどのオニウム塩
、カルボカチオンなどの単位を含むものが有る。アニオ
ン性の置換基としては、スルホン酸、スルフィン酸、ス
ルフェン酸、カルボン酸、チオカルボン酸、ヂチオカル
ボン酸、アルコキシド・フェルレートなどのオキシアニ
オン、エルレートアニオン、カルバニオンなどの単位を
含むものがあげられる。このほか、金属に配位したβ−
ジケトン、エチレンジアミン四酢酸、ビピリジンなどの
錯イオンを含む置換基があげられる。このような部分構
造を有するスピロピラン類は公知の方法に従って合成で
きる。
該スピロピラン類はイオン性r11m基を有するために
、−r的に、水・アルコール・ジメチルホルムアミド・
ジメチルスルホオキシド・アセトニトリルなどの極性溶
剤への高い溶解性を有している。
また多くのものはアセトン・テトラヒドロフラン・ジオ
キサン・クロロホルム・塩化メチレン・酢酸エチル・ジ
エチルエーテルなど中程度の極性を有する溶剤に可溶で
ある。イオン性置換基の対イで示される構造単位を含有
する熱硬化性樹脂岨酸物。
上記−数式において、R,R2及びR1は(X、Yは単
結合又は0.CL、C(CH,)、C(CF、)、C0
1S、SO2のいずれかを表し、両者は同じであっても
異なっていてもよい、Zは各々独立してFlC(1,8
r、 C,〜C1の低級アルキル基又は7ツ化アルキル
基の少なくとも一種を示し、輪も各々独立してO〜4の
整数を示す。) 上記−数式において、R1は (X。
1 Zは前記と同じである。1はO〜2、 はO〜3、鶴は0〜4の整数を表わす。
〉 スピロピラン類(A)の吸収帯を波長λ1の光で励起す
るとヘテロリティックなC−O開裂反応が起こり、可視
部に強い吸収を持つ開環型となるが、この時開環体は共
鳴安定化した構造(B1〉と電荷分離した構造(B2)
の二つの極限構造をとる。イオン結合性W換基Xが分子
内に存在する該スピロピラン類においては、反応式中に
示したようにXと異性化部位との分子内イオン対形成が
行なわれる結果開環体が安定化し、池のスピロピランに
通常見られるような熟的な逆反応ζよ抑制夕れることに
なる。一方、B2の可視部の吸収帯を波長λ2の光で励
起する時、電子の再配列に伴ってイオン対は解離し、閉
環体(A)への逆反応がすみやかに行なわれる。
該スピロピラン類は容易に高分子マトリックス中に分散
する事が可能である。このような高分子としては、ポリ
エチレン、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、ポリビニル
アルコール、ポリビニル酢酸、ポリビニルピロリドン、
ポリメチルメタクリレート、エポキシ、ポリカーボネイ
ト、ポリウレ−J−”;−”、  ポリアミド、ポリイ
ミドなど、もしくはこれらの共重合体をあげることがで
きるがこれに限るものではない。
異性化部位とイオン結合性Il換基との静電相互作用に
より開環体の熱力学的安定性は極めて高くなる。すなわ
ち暗所での開側体の消色速度は無口換のスピロピラン類
と比較すると非常に遅い0例えば代表的なスピロピラン
であるP2S5.31−トリメチルインドリノ−6−ニ
トロベンゾスピロピランに比較して、8位にイオン結合
性置換基であるトリエチルアンモニオメチル基を導入し
たスピロピランでは、塩化メチレン中で1800倍の熱
安定性を(実31f?41)、ポリメチルメタクリレー
トフィルム中では58倍の熱安定性を示す(実施例2)
(発明の効果〉 本発明の熱安定型ホトクロミック材料は、光による情報
の繰り返し書き込み消去、あるいは情報の長期保存を行
なうための光記録材料、装飾材料、玩具、表示材料、光
学素子などの幅広い用達に利用することができる。
(実施例) 次に実施例により本発明をさらに詳細に説明する。
実施fR1 1′、3′39−トリメチルインドリノ−6−ニトロ−
8−クロロメチルベンゾスピロピラン(常法により合成
) 0. 5g、  )リエチルアミン2gをアセトニ
トリル10m1に溶解し6時間還流した。溶縮を減圧留
去し得られた固体をシクロヘキサンで洗浄した。最小量
の塩化メチレンに再び溶解し20倍量のシクロヘキサン
を加えた後、減圧下で1/2に濃縮した。得られた固体
を濾過、シクロヘキサン洗浄、減圧乾熾し、365mg
の1’、3’、3’−トリメチルインドリノ−6−ニト
ロ−8−(トリエチルアンモニオメチル)−ベンゾスピ
ロピランクロライドが晴赤色の固体として得られた。
この、11,3#、3′=トリメチルインドリノ−6−
二トa’=A=:1− (トリエチルアンモニオメチル
)−ベンゾスピロピランクロライドのO,O1mmol
/l塩化メチレン溶液は、調製直後は薄い赤紫色の溶液
であるが、室内光下でただちに可視部に吸収を持たない
閉顧体のみからなる無色透明な溶液となった。これに紫
外光(365nmまたは254nm)を照射すると、閉
環体に特徴的である550nmに吸収を持つ、赤紫色の
溶液が得られた。この溶液は暗所では極めて安定であり
550nmにおける吸光度の半減期は、室温において約
20時間であった。イオン性電換基を持たないP・3′
・3′−トリメチルインドリノ−6−ニトロベンゾスピ
ロピランでは同一条件下での半減期が40秒程度であっ
て、該スピロピランは1800倍の熱安定性を有する。
この溶液に440nmの可視光を照射するとただちに元
の閉環体へ戻った。
実施例2 実施例1で合成したP・3ζ3′−トリメチルインドリ
ノ−6−ニトロ−8−(トリエチルアンモニオメチル〉
−ベンゾスピロピランクロライドを0. 1重量%、ポ
リメチルメタクリレートを1重量%含むクロロホルム溶
液をガラス板上へ重布、乾煉した。
このフィルムは調製時やや赤紫色を帯びているが室内光
でただちに無色透明となった。これに紫外光(365n
mあるいは254nm)を照射すると、閉環体に特徴的
である550nmに吸収を持つ、赤紫色のフィルムが得
られた。この着色は暗所では粍めて安定であり550n
mにおける吸光度の半減期は、室温において約116時
間であった。イオン性口換基を持たないIt、 31.
31−トリメチルインドリノ−6−ニトロベンゾスピロ
ピランでは同一条件下での半減期が2時間積度であって
会談スピロピランは58倍の熱安定性を有する。このフ
ィルムに440nmの可視光を照射するとただちに無色
の閉環体へ戻った。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  イオン結合性の置換基を分子内に有するスピロピラン
    類を構成要素とするホトクロミック材料。
JP1324230A 1989-12-14 1989-12-14 熱安定型ホトクロミック材料 Expired - Lifetime JPH0625345B2 (ja)

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JP1324230A JPH0625345B2 (ja) 1989-12-14 1989-12-14 熱安定型ホトクロミック材料

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JPH03185090A true JPH03185090A (ja) 1991-08-13
JPH0625345B2 JPH0625345B2 (ja) 1994-04-06

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4945229A (ja) * 1972-07-20 1974-04-30
JPS60126287A (ja) * 1983-12-09 1985-07-05 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> スピロピラン誘導体
JPS63241543A (ja) * 1987-03-30 1988-10-06 Agency Of Ind Science & Technol フオトクロミツク系光記録材料

Patent Citations (3)

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JPS63241543A (ja) * 1987-03-30 1988-10-06 Agency Of Ind Science & Technol フオトクロミツク系光記録材料

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