JPH0318678Y2 - - Google Patents

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JPH0318678Y2
JPH0318678Y2 JP1981194991U JP19499181U JPH0318678Y2 JP H0318678 Y2 JPH0318678 Y2 JP H0318678Y2 JP 1981194991 U JP1981194991 U JP 1981194991U JP 19499181 U JP19499181 U JP 19499181U JP H0318678 Y2 JPH0318678 Y2 JP H0318678Y2
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JP
Japan
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cylinder
cylinder block
hole
main bearing
diesel engine
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JP1981194991U
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  • Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は主として船外機に搭載される海水冷却
式の内燃機関のシリンダブロツクに関するもので
ある。
小形船舶の船尾に装着する船外機用内燃機関に
は、従来混合燃料の2サイクルガソリンエンジン
が主として使用されている。
これは、船外機が軽量で、かつコンパクトであ
る必要があるからであり、重量が重く、かつ外形
の大きなデイゼル機関の採用は極めて少ないが、
近年、ガソリン燃料の著しい値上りにより、船外
機用内燃機関にデイーゼル機関の採用が望まれて
いる。
デイーゼル機関を船外機用内燃機関に使用する
場合、ガソリン機関に較べて重量が重く、かつ、
外形がかなり大きくなるという問題があり、そこ
で、その内燃機関の主要部分のシリンダブロツク
をコンパクトに、かつ軽量に形成することが、船
外機用デイーゼル機関を普及させるための重要な
課題になつており、そこで、シリンダヘツドとシ
リンダブロツクとを一体にアルミ鋳造することが
上記の目的に適うことになる。
一方、シリンダライナ周囲に形成される水衣部
は、従来、シリンダライナの上部のシリンダヘツ
ド側から下部のクランクケース側までの全長にわ
たつて設けられていたが、船外機用内燃機関のご
とく海水冷却式の場合には、その冷却水温度は通
常、40℃から50℃までしか上げられず、それ以上
温度を上げると海水中の塩分が析出して水衣部の
壁面に付着し、熱伝導率が悪化するという問題が
あり、このような低温の冷却水が導入される水衣
部を、シリンダライナ内のピストン最下降時のピ
ストン頂面よりも下部の部分に設けることは、か
えつてシリンダライナの下部を過冷却することに
なり、シリンダライナに歪が発生するという問題
がある。
従つて、上記の理由から、シリンダライナの周
囲に設ける水衣部をピストン最下降時のピストン
頂面付近からシリンダヘツド側の上部にのみ設け
ることにより、シリンダライナの歪発生を防止す
ることができる。さらにこの水衣部の最下部近傍
にクランク軸に平行なメインギヤラリ穴を設け、
このメインギヤラリ穴から主軸受の潤滑部に達す
る油穴を設けたから、メインギヤラリ穴をシリン
ダライナ外周の通常の位置よりもかなり上方に設
けることができ、このメインギヤラリ穴から主軸
受潤滑用の油穴を斜めに設けても、主軸受ボルト
穴と該油穴とが交叉する恐れがなく、該油穴を単
一の直線状の通路により形成することができるの
で、油穴の工作が単純となる。
一般的に、アルミ鋳物のシリンダブロツクの場
合、主軸受ボルト穴は鋳鉄製のものに較べてその
強度が低いことから、そのねじ部も鋳鉄製のもの
の1.5倍〜2倍の長さをとる必要があり、また、
主軸受ボルトの主軸受の合わせ面側に設けるねじ
なしの部分もできるだけ長くすれば、上記のねじ
部で締付けた時、主軸受の合わせ面にかかる面圧
を遠くまで分散することができることになるか
ら、アルミ鋳物のシリンダブロツクの場合、非常
に長い主軸受ボルト穴を穿設することが必要とな
るのであるが、本考案によれば、主軸受ボルト穴
を長く(深く)しても該主軸受ボルト穴と油穴と
が交叉しない構造とすることができる。
上記のごとく本考案は、内燃機関のシリンダブ
ロツクの軽量化、コンパクト化及び高性能化をは
かることを目的としてなされたものであり、特
に、船外機用内燃機関として適用可能な軽量で、
かつコンパクトなシリンダブロツクを提供するこ
とを目的としている。
即ち、本考案はシリンダヘツドとシリンダブロ
ツクとクランクケース上半分とを一体に鋳造した
アルミ製の海水冷式デイーゼル機関において、該
シリンダライナ外周に設けられる水衣部を、該シ
リンダライナ内を摺動するピストンの最下降時の
ピストン頂面付近からシリンダヘツド側の上方寄
りの個所にのみ形成すると共に、該デイーゼル機
関の主軸受潤滑用のメインギヤラリ穴を、該シリ
ンダブロツクのシリンダライナ外周部の該水衣部
の最下部近傍に、クランク軸に平行に設け、前記
メインギヤラリ穴と主軸受とを連絡する油穴を、
シリンダブロツク内に斜めに穿設した単一の直線
状の通路により形成したことを特徴とする。
以下図面を参照して本考案の一実施例を説明す
るが、第1図の概略側面図は、本実施例における
小形船舶の船尾1にデイーゼル機関2及びドライ
ブユニツト3からなる船外機を装着したものであ
り、この船外機用内燃機関であるデイーゼル機関
2によりドライブユニツト3の下部に設けられた
プロペラスクリユウ4を回転させ、この小形船舶
を矢印Aの進行方向に推進させると共に、この船
外機の前方に突出した操舵ハンドル5を船上にて
左右に動かすことにより操縦するようになつてい
る。
次に、第2図は第1図のデイーゼル機関2の内
部のシリンダブロツク6のI−I方向の平断面図
であり、第3図は第2図を下面から見た平面図で
ある。
このシリンダブロツク6は、シリンダヘツド7
及びクランクケース8をアルミ材の鋳造により一
体に形成しており、シリンダヘツド7にはユニツ
トインジエクタ挿着穴9及びカム室10が形成さ
れており、シリンダブロツク6には2気筒用のシ
リンダライナ14が嵌着されている。
また、シリンダライナ14の外周からシリンダ
ヘツド7に連通する水衣部12が形成されてお
り、その水衣部12は第2図のシリンダライナ1
4内を摺動する破線で示すピストン13の最下降
時の頂面付近からシリンダヘツド7側の上部にの
み形成されており、上記ピストン13の頂面から
クランクケース8側には水衣部12は形成されて
いない。
次に、上記のごとくシリンダブロツク6のシリ
ンダライナ14の外周部に設けられた水衣部12
の最下部近傍に、第1図の一点鎖線で示す垂直方
向のクランク軸11に平行に、メインギヤラリ穴
16を設けると共に、このメインギヤラリ穴16
から、上記クランク軸11を支持するこのデイー
ゼル機関2の主軸受15の潤滑用の油穴17を、
シリンダブロツク6内に斜めに穿設し、メインギ
ヤラリ穴16から主軸受15の潤滑部を連通して
いる。
上記の構成からなる本考案のシリンダブロツク
6においては、水衣部12をシリンダライナ14
外周の比較的上部にのみ設けたので、シリンダブ
ロツク6のほぼ下半分には水衣部が存在しないこ
とになる。そのため、メインギヤラリ穴16の位
置を従来の位置よりもかなりシリンダヘツド7寄
りに設けることができる。そして第2図に示すご
とく、メインギヤラリ穴16から主軸受15の潤
滑部に至る油穴17を斜めに単一の直線状に穿設
しても、矢印Mで示す主軸受の合わせ面に設けら
れる主軸受ルト穴18に貫通するおそれがないの
で、その主軸受ボルト穴18の長さを充分長くと
ることができ、その結果、その主軸受ボルト穴1
8の18Aで示すねじ部もアルミ製のシリンダブ
ロツク6としてのねじ山の強度を考慮しても充分
長くとることができ、また、18Bで示す主軸受
の合わせ面M側に設けられたねじなし部も比較的
長くすることができ、上記ねじ部18Aにて図示
されていない主軸受ボルトを締付けた時、主軸受
の合わせ面Mの面圧が遠くまで分散させうるよう
に設計可能である。
また、水衣部12は、シリンダライナ14のデ
イーゼル機関2運転中に最も加熱される上部にの
み設けられており、低温度の下部には水衣部12
が設けられていないので、シリンダライナ14の
下部における過冷却が防止できる。
更に、本考案のごとく、シリンダヘツド7をシ
リンダブロツク6に一体に鋳造する場合におい
て、従来のごとくその水衣部12をシリンダヘツ
ド7側からシリンダライナ14のクランクケース
8側までの全長にわたつて設けると、その鋳造時
の中子が非常に長く、かつ大きなものとなり、ま
たこのデイーゼル機関2を軽量化、かつコンパク
ト化するためには、第2図の水衣部12のtで示
す中子の厚さもできるだけ薄くする必要があり、
このように薄く、そして長い中子を製作すること
には非常な困難を伴うことになる。
更に、第2図の矢印X及び矢印Yで示す部分
を、水衣部12の中子を破線で示す巾木20によ
つて外側の砂型で支持する必要があり、この巾木
20からシリンダライナ14の下部までの距離が
長く、その中子の厚さtが薄い場合は、中子がく
ずれやすいと共に、鋳造後に水衣部12内の砂を
取り出しにくいという問題があり、また鋳造精度
も低下し、その不良率も高くなるという問題があ
つた。
しかしながら、本考案では水衣部12がシリン
ダライナの中間位置からシリンダヘツド7側にの
み設けられているので、上記のごとき鋳造時の問
題が解消できる。
従つて、本考案のシリンダブロツクを海水冷却
式の船外機用内燃機関に適用すれば、あまり温度
の上昇しないシリンダライナの下部の過冷却が防
止され、シリンダライナの歪防止をはかりうると
共に、シリンダヘツドとシリンダブロツクとを一
体に鋳造した場合でも、その鋳造が容易になり、
かつ鋳造精度が向上して不良率が低減するという
効果がある。
また、メインギヤラリ穴をシリンダライナの上
部位置に設けることができるので、主軸受ボルト
穴の長さを充分長くでき、アルミ製のシリンダブ
ロツクにおいても主軸受ボルト穴部分で充分な強
度をもたせることができる。
特に、本考案を適用することにより、アルミ製
のシリンダブロツクの適用が可能になり、かつそ
のシリンダブロツクの軽量化及びコンパクト化を
はかることができるので、デイーゼル機関を船外
機用内燃機関として使用する上で極めて有効であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を適用したシリンダ
ブロツクを有するデイーゼル機関を搭載した小形
船舶用の船外機の概略側面図、第2図は第1図の
デイーゼル機関の内部のシリンダブロツクのI−
I方向の平断面図、第3図は第2図を下方から見
た平面図である。 6……シリンダブロツク、7……シリンダヘツ
ド、11……クランク軸、12……水衣部、13
……ピストン、14……シリンダライナ、15…
…主軸受、17……油穴、18……主軸受ボル
ト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シリンダヘツドとシリンダブロツクとクランク
    ケース上半分とを一体に鋳造したアルミ製の海水
    冷却式デイーゼル機関において、該シリンダライ
    ナ外周に設けられる水衣部を、該シリンダライナ
    内を摺動するピストンの最下降時のピストン頂面
    付近からシリンダヘツド側の上方寄りの個所にの
    み形成すると共に、該デイーゼル機関の主軸受潤
    滑用のメインギヤラリ穴を、該シリンダブロツク
    のシリンダライナ外周部の該水衣部の最下部近傍
    に、クランク軸に平行に設け、前記メインギヤラ
    リ穴と主軸受とを連絡する油穴を、シリンダブロ
    ツク内に斜めに穿設した単一の直線状の通路によ
    り形成したことを特徴とするアルミ製の海水冷却
    式デイーゼル機関のシリンダブロツク。
JP19499181U 1981-12-29 1981-12-29 内燃機関のシリンダブロツク Granted JPS58102749U (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS58102749U JPS58102749U (ja) 1983-07-13
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JP19499181U Granted JPS58102749U (ja) 1981-12-29 1981-12-29 内燃機関のシリンダブロツク

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5624290Y2 (ja) * 1976-07-31 1981-06-08

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JPS58102749U (ja) 1983-07-13

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