JPH03189029A - 薄板材の接合方法及び薄板材の接合装置 - Google Patents

薄板材の接合方法及び薄板材の接合装置

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JPH03189029A
JPH03189029A JP32931489A JP32931489A JPH03189029A JP H03189029 A JPH03189029 A JP H03189029A JP 32931489 A JP32931489 A JP 32931489A JP 32931489 A JP32931489 A JP 32931489A JP H03189029 A JPH03189029 A JP H03189029A
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punch
cut
die
lines
opening
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JP32931489A
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English (en)
Inventor
Koji Segawa
瀬川 光司
Yoshiki Uchida
内田 吉樹
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Sharp Corp
Sharp Seiki KK
Original Assignee
Sharp Corp
Sharp Seiki KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、重ね合わせた複数の薄板材を相互に接合する
薄板材の接合方法及び薄板材の接合装置に関するもので
ある。
〔従来の技術〕
薄板材の接合に関する従来例は、例えば特開昭61−7
026号公報に記載されている。その方法は、第21図
に示すように、金敷部材31の両側部にそれぞれ配置さ
れた一対の可動ダイブロック32・32上に、二枚の金
属板33・34を重ね合わせて載置した後、上方からパ
ンチ35を押付けるプレス加工により行われるもので、
上記可動ダイブロック32・32における各内方の上端
縁36・36は、各可動ダイブロック32・32が上記
金敷部材31の両側部にそれぞれ密着する位置において
、下側金属板33に対して切刃として機能する。これに
より、上記パンチ35を下降させていく過程で、まず、
上記可動ダイブロック32・32の上端縁36・36に
沿って下側金属板33が切断される。
次いで、両可動グイブロック32・32を、図のように
、金敷部材31から離れる方向にそれぞれ移動して、以
降は、上記パンチ35の下降に伴う塑性変形を両金属板
33・34に生じさせる。
すなわち、両金属板33・34を、下側金属板33にお
ける上記両切断線間の領域(以下、成形領域という)が
、可動ダイブロック32・32上に残された領域(以下
、非成形領域という)よりも下側に位置して両領域間に
開口が生じるまで押下げて、金敷部材3Iに当接させる
そして、この状態で、さらに上記パンチ35からの下方
への押圧力を継続することにより、下側金属板33にお
ける上記成形領域と非成形領域との間の開口を通して、
上側金属板34に側方への押出し変形領域37・37を
生じさせる。これにより、上記成形領域の周縁は、下側
金属板33が切断されない側においては、第22図に示
すように、非成形領域に一体的に連なる形状に形成され
る一方、下側金属板33が切断された側では、第23図
に示すように、上側金属板34が下側金属板33におけ
る非成形領域の縁部を上下から挟み込んだ構造となり、
これによって、両金属板33・34の接合構造を与える
ようになっている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記従来方法においては、パンチ35に
よる圧縮方向とは異なる側方への変形を、上側金属板3
4に生じさせることが必要であり、例えば変形方向を圧
縮方向と同一とする加工に比べ、より大きな圧縮加工力
が必要である。このため、被接合材の強度や硬度等の特
性に応じて、パンチ35や金敷部材31等の金型工具に
破損を生じさせないために、より高強度の金型構成とす
る必要がある。この結果、装置コストが高くなり、コス
トアップを生じるという欠点がある。
さらに、上記従来方法においては、上側金属板34の方
が塑性変形を生じ易い、すなわち、展延性の大きな材料
とすることが必要であり、これによって、前記のように
、下側金属板33には変形を生じず、上側金属板34に
側方への変形が生じるものとなる。このように、従来方
法においては、相互に重ね合わせる被加工物の組合せが
制約されたものとなっており、このため、前記被接合材
の特性に応じてより高強度の金型構成とする必要がある
ことと併せて、汎用性に欠けるという問題もある。
本発明は、上記に鑑みなされたものであって、その目的
は、複数の重ね合わせた薄板材を、より安価に接合する
ことが可能であり、かつ、材料的な制約を低減し得る薄
板材の接合方法を提供すると共に、その接合方法を能率
的に実施し得る薄板材の接合装置を提供することにある
〔課題を解決するための手段〕
そこで、本発明の請求項第1項の薄板材の接合方法は、
互いに重ね合わせた複数の薄板材の一方の表面から、そ
の表面上で相互に離間して徐々に広がる二本の線に沿っ
て切込むと共に、両切込み線間の成形領域に、両切込み
線間の寸法の小さい側を支点とする回転方向の曲げ変形
を与えて、この成形領域を上記両切込み線よりも外方の
領域に対して傾斜させることを特徴とするものである。
また、本発明の請求項第2項の薄板材の接合装置は、成
形加工用の開口を有する雌型ダイスと、この雌型ダイス
の方向に相対的に往復動じて先端が上記開口に入出する
パンチとが設けられ、このパンチの先端には、幅寸法が
一方の側から他方の側に至るほど広がると共に幅方向長
寸側が短寸側よりも先端側に位置すべく傾斜する傾斜加
工面が形成されると共に、この傾斜加工面は上記幅方向
の両側縁が切刃として機能すべく上記開口に嵌入する一
方、上記雌型ダイスは上記開口を通る面で分割された分
割ダイスより成ると共に、上記開口内における被加工物
からの側方への押動力に応じて、各分割ダイスが相互に
離間する方向に応動することを特徴としている。
〔作 用〕
上記請求項第1項の薄板材の接合方法によれば、例えば
本発明の詳細な説明図である第1図〜第3図に示すよう
に、重ね合わせた薄板材21・22には、相互に離間し
て徐々に広がる二本の線に沿う切断線間の成形領域24
が、これら切断線よりも外方の非成形領域に対して傾斜
した形状の接合構造が形成される。すなわち、切断直後
には相互に隣接する成形領域24例の切断面Cnと非成
形領域側の切断面Cmとは、成形領域24における幅寸
法の小さい側を支点とする回転方向の曲げ変形が、上記
成形領域24に対して行われることによって、第3図の
ように、成形領域24例の切断面Cnが非成形領域側の
切断面CII+よりも外方に位置するものとなる。これ
により、図において上側の薄板21における成形領域2
4が、下側の薄板材22における非成形領域の切断面C
l1−0111間を上方へと離脱し得ない構造となり、
この結果、両薄板材21・22が相互に接合されること
となる。
このように、上記方法においては、表面から、二本の切
込みを入れると共に、この間の領域を、上記切込み線間
の寸法の短い側を支点として回転方向の曲げ変形を与え
ることにより、薄板材の接合が行われるものであり、切
断と曲げ加工とによって接合構造が形成されるので、従
来よりも小さな加工力での成形が可能である。このため
、従来のような高強度を有する金型構成とする必要がな
く、この結果、加工コストをより安価にすることができ
る。さらに、従来方法では、被接合材の一方をより展延
性の大きな部材とするような組合せの制約を生じるもの
となっていたが、上記方法においては、このような制約
のない、したがって、より広い範囲の被接合材に対して
適用することができる。
また、請求項第2項の薄板材の接合装置においては、パ
ンチ先端に、両側縁がそれぞれ切刃として機能する傾斜
加工面が設けられ、この傾斜加工面は先端側はど広がる
形状となっていることから、このパンチの往動動作時に
、被接合材に、上記傾斜加工面の両側縁に沿う切断と、
この切断線間の成形領域を上記傾斜加工面に沿わせて曲
げ成形する加工とが同時に行われて、前記接合構造が形
成される。さらに、この加工により、雌型ダイスの開口
内で、前記のように、幅寸法が上記切断時の幅寸法より
も見掛は上広がる変形を生じた成形領域を、上記開口内
から取出す場合には、上記成形領域が分割構成の雌型ダ
イスの内壁面に当接してこれを側方へと押動することと
なる。これにより、分割ダイスには、開口における幅寸
法が上記成形領域の幅寸法に応じて広がるような移動を
生じて、取出しも支障なく行われる。この結果、例えば
上記成形と抜き取りとをパンチの一ストロークの動作、
すなわち、−スタンピング動作で行い得るようにし得る
ので、生産能率の高い装置構成とすることができる。
〔実施例〕
本発明の実施例を第1図ないし第20図に基づいて説明
すれば、以下の通りである。
第4図に示すように、本発明の一実施例における薄板材
の接合装置に設けられている下型ユニットには、その上
面側に、図において左右方向に互いに平行に延びる一対
のグイブロック(分割ダイス)1・1と、これらグイブ
ロックト1の外側で、上記同様に左右方向に延びる一対
のサポートブロック2・2とが設けられている。これら
サポートブロック2・2は、第5図及び第6図のように
、圧縮コイルバネ3・・・により固定ベツド4の上面か
ら浮かせた状態で、この固定ベツド4に取付けられてい
る。
一方、上記各ダイブロックド1は、第4図において上下
方向(以下、幅方向という)の外側の端面が各サポート
ブロック2・2に当接した位置において、幅方向内側で
相互に対面する各内方端面1a・18間に所定の隙間が
生じる幅寸法で形成されると共に、これらグイブロック
ト1は、上記固定ベツド4上で、幅方向にスライド自在
な取付状態となっている。そして、第6図のように、各
ダイブロックド1とサポートブロック2・2とは、傾斜
面で相互に当接するようになっており、このため、グイ
ブロックト1の上面から上方へと突出する上記サポート
ブロック2・2が押下げられるときには、各ダイブロッ
クド1は、各内方端面1a・1aが相互に離間して位置
する第4図の離間位置から、両内方端面1a・1aが相
互に密着する密着位置へと移動するようになっている。
また、上記ダイブロックド1の各内方端面1a・1aに
は、第4図のように、左右方向に所定の間隔で、それぞ
れ幅方向外側に凹入する凹入溝5・・・が形成されてい
る。そして両ダイブロックド1が上記密着位置に位置す
るときに、第7図のように、それぞれ幅方向の相対向す
る凹入溝5・5が相互に連なり、これによって、周囲が
密閉状の成形加工用の開口6が形成される。この間口6
における幅方向に相互に対向する面は、上記内方端面1
a・1aにそれぞれ平行な平行面6a・6aで中央部が
形成され、そして、これら平行面6a・6aの両端位置
から側方へは、それぞれ幅方向外側へと傾斜して側方に
延びる傾斜側面6b・・・で形成されている。
なお、第4図及び第5図に示すように、上記のように形
成される各開口6・・・内には、上記平行面6a・6a
間の寸法とほぼ同一の幅寸法を有する支持ブロック7・
・・がそれぞれ配設されている。これら支持ブロック7
における上面側は、ダイブロックド1における上面とほ
ぼ同一の高さ位置で平行面6a・6a間に位置する上端
平面部7aと、この上端平面部7aの両側、すなわち、
上記開口6における傾斜側面6b・6b間の領域で、下
方に傾斜する傾斜面7b・7bとから成る形状に形成さ
れている。
次に、上記薄板材の接合装置における上型ユニットの構
成について説明する。
この上型ユニットには、第9図に示すように、前記下型
ユニットにおける各開口6・・・に対応する上方位置に
それぞれ配設されるパンチ11が設けられている。この
パンチ11は、プレス機械において上下方向に往復動す
るラム(図示せず)に、パンチホルダ12により、上端
側が固定されている。また、上記パンチ11の下端部位
置には、その外周を囲繞するストリッパプレート13が
配設されると共に、このストリッパプレート13と上記
パンチホルダ12との間に、パンチプレート14が介装
されている。上記ストリンパプレート13は、硬質合成
ゴム等の弾性変形可能な材料で形成されており、また、
図のように、パンチ11がその上死点位置に位置すると
きには、このパンチ11の下端よりも幾分下方に下面が
位置する高さで保持されるように、図示しないばね支持
機構により上下動可能に支持されている。
上記パンチ11の下端部にば、中心側よりも側部側が下
方に位置する傾斜加工面11a・llaが左右対称形状
で形成されている。これら傾斜加工面11a・llaは
、第10図のように、前記下型ユニットにおける開口6
の形状にほぼ対応させて、中心側よりも側方の方が幅広
となる形状で形成されている。そして、この傾斜加工面
11a・llaにおける上記のように徐々に広がる幅方
向の形状は、前記開口6における相対向する傾斜側面6
b・6b間に、所定の微小隙間で嵌入する形状となって
おり、これにより、上記傾斜加工面11a・llaにお
ける幅方向に広がる下端エツジ部11b・・・と、上記
開口6における各傾斜側面6bの上端エツジ部とは、相
互に切刃として機能する。一方、第9図において、パン
チ11の左右両端の垂直面11c・llcと、開口6の
内面との間には、後述する金属薄板の厚さにほぼ見合う
隙間が形成されるようになっている。
上記構成の薄板材の接合装置の動作について、第9図に
示すように、薄板材としての二枚の金属板21・22を
相互に接合する場合を例に挙げて説明する。
まず、相互に重ね合わせた二枚の金属板21・22が前
記下型ユニット上に載置される。この場合、金属板21
・22は、第9図のように、ダイブロック1の上面から
は数ミリ上方に浮いた位置で、サポートブロック2上に
支持される。
次いで、パンチ11の下降が開始されると、この下降動
作の途中で、バンチホルダ12の下面がバンチプレート
14の上面に当接し、以降は、このパンチプレート14
及びストリンパプレート13も、パンチ11と共に一体
となって下降する。
そして、ストリッパプレート13の下面が金属板21・
22の上面に当接した後は、金属板21・22及びサポ
ートブロック2をも押下げながら下降する。なお、この
サポートブロック2が押下げられることにより、前記し
たように、グイブロックト1は相互に接近する動きを生
じることとなる。
そして、サポートブロック2の上面がグイブロック1の
上面と同一の高さまで押下げられることにより、金属板
21・22は、上記グイブロック1とストリッパプレー
ト13との間で挾持されクランプされる。このとき、上
記グイブロックトlは、前記内方端面1a・1aが相互
に密着した密着位置に位置している。
次いで、上記から、ストリッパプレート13に圧縮の弾
性変形を生じさせながら、第11図のように、パンチ1
1は、さらに下方へとわずかに下降する。このパンチ1
1の下降動作により、金属板21・22には、開口6内
に位置する領域に、上記パンチ11における前記傾斜加
工面11a・11aに沿う変形を生じる。この変形は、
図のように、前記支持ブロック7の上端平面部7aに位
置する中央部領域では、上記間口6よりも外の領域(以
下、非成形領域という)と同一の高さ位置の中央不変形
領域23として保持され、そして、この中央不変形領域
23の両端箇所をそれぞれ支点として、この箇所から側
方の領域に、それぞれパンチ11における傾斜加工面1
1a・llakm沿って下方に傾斜する傾斜変形が生じ
る。なお、このとき、開口6の左右方向の両端部箇所で
は、前記したように、パンチ11における左右両端の垂
直面11c・llcとの間に、金属板21・220合計
の厚さにほぼ見合う隙間が形成されていることによって
、上記パンチ11における傾斜加工面11a・llaと
上記垂直面11c・llcとの間のエツジ形状に沿う曲
げ変形を生じて、上記開口6外の非成形領域に一体的に
連なる形状となる。
そして、前記したように、パンチ11の傾斜加工面11
a・llaにおける前記下端エツジ部11b・・・側で
は、これらが切刃として機能することから、上記下端エ
ツジ部11b・・・に沿う二枚の金属板21・22の切
断が上記の曲げ変形と共に生じている。
第1図〜第3図に、上記加工を受けた後の金属板21・
22を示しており、これら金属板21・22には、前記
下型ユニットにおける各開口6・・・毎に、図のように
、窪み形状の一対の成形領域24・24が中央不変形領
域23を挟む両側の位置に、互いに対称形状で形成され
る。これら成形領域24・24は、それぞれ前記パンチ
11の下端エツジ部11b・・・に沿って両側部が切断
されると共に、パンチ11の傾斜加工面11a・lla
に沿って傾斜する曲げ変形を受けて形成されたものであ
り、上記両切断線間の成形領域24・24と、切断線外
の非成形領域とが段差を有して隣接する形状となってい
る。そして、この段差形状を詳細にみた場合、第3図に
示すように、パンチ11の下端エツジ部11b・・・に
ほぼ沿う切断の切断跡として残された非成形領域側の切
断面Cm・・・よりも、成形領域24における両側部の
切断面(図中、破線で示す端面)Cn・・・のほうが、
それぞれ幅方向外方に位置するものとなっている。
つまり、上記各成形領域24は、両側部における切断面
Cn−Cn間の幅寸法が、中央不変形領域23から離れ
る程大きくなる裾広がり形状になっており、そして、上
記中央不変形領域23との接続縁fbを支点とする回転
方向の曲げ変形により傾斜状態に形成されたものである
ことから、この曲げ変形の過程で、各成形領域24の切
断面Cnは、切断直後における上記非成形領域側の切断
面Cl11に隣接する位置から、上記中央不変形領域2
3との接続縁fbを中心とする円周に沿う方向に移動す
る。
この結果、第3図に示すように、非成形領域側の切断面
Cmの下側かつ幅方向外方にそれぞれ位置するものとな
り、成形領域24の側縁部が非成形領域の下側に入り込
んだ状態となる。したがって、第3図の上方から見た平
面図において、成形領域24と非成形領域との間に重な
り部を生じることから、両金属板21・22が相互に離
間すること、すなわち上側金属板21の成形領域24が
、下側金属板22の非成形領域の両切断面Cm−Cm間
を通して上方へと離脱する相対移動を生じ得なくなり、
これにより、両金属板21・22を相互に接合する接合
構造が形成されている。
なお、上記接合構造においては、上側金属板21に、例
えば上方かつ幅広側への移動を生じさせ得る場合には、
上側金属板21の成形領域24が、下側金属板22の両
切断面Cm−Cm間を通して上方へ離脱することとなる
が、上記においては、成形領域24における幅広側の端
部領域が非成形領域に一体的に連なる形状であり、この
連結領域で、上側金属板21に対する幅広側への移動が
阻止され、したがって、上記のような離脱方向の移動を
生じ得ないので、接合状態が保持される。また、上記実
施例においては、裾広がり方向を180度異ならせた2
個の成形領域24・24を対にして形成する構成であり
、このため、上記のような離脱方向の移動が相互に阻止
されることとなって、より確実に接合状態が保持される
。また、上記接合装置においては、上記成形領域24・
24の対が、第4図における各凹入溝5・・・、すなわ
ち、前記開口6・・・毎に一列に並べて形成されるもの
であり、この結果、上記両金属板21・22には、帯状
の接合領域が与えられることとなる。
また、上記のように成形領域24の曲げ加工が各開口6
内で行われる際、幅寸法の広い裾広がり側における下方
かつ中心側への移動を可能とするために、前記グイブロ
ックト1における開口6の傾斜側面6b・・・は、第8
図に示すように、垂直方向から逃げ角θをつけて上縁か
ら下方に至るほど幅方向外側に傾斜する面となっている
一方、上記のような成形が終了し、各成形領域24・2
4を開口6内から取出す際には、成形領域24における
裾広がり側が中心側へと移動したことにより、開口6の
上縁における幅寸法が広がる必要があるが、このため、
上記開口6が2つのダイブロックド1を相互に突き合わ
せて形成され、また、これらダイブロックド1が相互に
離間する方向に移動し得る構成となっている。すなわち
、成形領域24に対する成形が終了した後、バンチ11
がその下死点から上死点へと至る復動動作の過程で、サ
ポートブロック2・2が上昇しすることにより両金属板
21・22が持ち上げられる。そしてこのとき、両金属
板−21・22における成形領域24の側縁部がダイブ
ロックド1の内周面に当接しながら上昇していく際に、
ダイブロックド1には、上記成形領域24・24によっ
て押し広げられる移動動作を生じる。これにより、相互
に接合された金属板21・22は、バンチ11の復動動
作の過程で自動的に下型ユニットから取出されることと
なる。
なお、前記支持ブロック7は、対をなす成形領域24・
24間の中央不変形領域23を支持するものであり、こ
れがなくても上記のような接合構造に成形することは可
能である。この支持ブロック7は、例えば、被接合材が
展延性の大きな材料の場合において、成形領域24にお
ける幅広側の端部位置らの切込みから開始される成形の
過程で、端部側への加工力により中央側も押下げられる
変形が生じるようなときに、この中央側の変形を抑え、
前記中央不変形領域23を確保して、成形領域24・2
4に所定の傾斜変形を与えるために用いられる。また、
この支持ブロック7を使用する場合は、安全のために、
ストリッパプレート13とバンチプレート14との間に
、バンチ11の下死点位置を規制するストッパーブロッ
クを介装し、これにより上記支持ブロック7に過大な押
圧力が作用しないようにしている。
以上の説明のように、上記実施例においては、重ね合わ
せた金属板21・22に裾広がり状の傾斜面を設けるこ
とにより両金属板21・22が相互に接合される。そし
てこのような接合構造は、幅寸法が徐々に広がる二本の
線に沿う切断と、これら切断線間の成形領域に対する曲
げ加工とによって与えられる。このため、前記した従来
方法での強圧縮加工に比べて、より小さな加工力で形成
することが可能である。これにより、従来のような高強
度を有する金型構成とする必要がなく、この結果、加工
コストを低減することができる。さらに上記においては
、従来のように被接合材の一方を展延性の大きな部材と
するような組合せ上の制約もなく、より広い範囲の被接
合材に対して適用することができる。また、薄板材の接
合には、従来、例えばバーリングカシメ法等も採用され
ている。この方法は、一方の被接合材に穴を開けておき
、その上に重ねた他方の被接合材に対して、上記穴の位
置で小径の穴加工を行い、その際に生じるかえりで、先
の穴の内周縁部を挟み込んだ状態とするものであるが、
この場合には、一方の被接合材に事前に穴を開ける予備
成形の工程が必要となる。しかしながら、上記実施例に
よれば、被接合材には何ら予備成形を行う必要がなく、
このため、上記のような方法に較べて工程数が少なくな
るので、加工コストをより安価にすることができる。さ
らに、上記バーリングカシメ等においては、貫通する穴
が接合部に不必要に残るものとなり、これが、例えば安
全性を損なうものとなるが、上記実施例においては、こ
のような不要な貫通穴が生じないので、安全規格等で制
限のある部分に用いられる薄板材にも適用することが可
能である。
また、上記実施例の接合装置においては、パンチ11の
先端に、両側縁の下端エツジ部11b・11bがそれぞ
れ切刃として機能すると共に裾広がり状の傾斜加工面1
1aを設けている。これにより、上記パンチ11の往動
動作時に、金属板21・22には、上記下端エツジ部1
1b・・・による切断と同時に、傾斜加工面11a・l
laに沿う曲げ加工とが行われる。さらに、グイブロッ
クト1が相互に離間する方向に移動可能となっているこ
とから、前記のように、上記グイブロックト1の往動動
作時に成形された成形領域24の、下型ユニットにおけ
る開口6からの取出しも支障なく上記成形に続けて行わ
れる。このように、成形と取出しとをパンチ11の一ス
トロークの動作、すなわち、−スタンピング動作で行い
得るように構成されているので、生産能率の高い接合装
置となっている。
なお、上記接合装置における金型構造については種々の
変更が可能であり、第12図〜第20図には、下型ユニ
ットを上記とは異ならせて構成した例をそれぞれ示して
いる。なお、これらの場合、各丁形ユニットの上方には
、各開口6・・・の位置に合わせて前記とほぼ同様のパ
ンチ11がそれぞれ配置されているものとする。
まず、第12図〜第14図に示している例(以下、第2
実施例という)においては、相互に突き合わせられる一
対のダイブロックド1毎に、それぞれ一つの開口6が形
成され、これらの対を複数並設することによって、下型
ユニットが構成されている。この場合には、各月の間に
サポートブロック2が介装され、第13図に示すように
、これらサポートブロック2・・・の両側面が、隣合う
グイブロックト1にそれぞれ当接する傾斜面で各々形成
されており、前記実施例とほぼ同様の作動を生じて、被
接合材上に、前記した接合構造を形成する。
第15図〜第17図に示しているさらに他の実施例(以
下、第3実施例という)においては、上記第2実施例と
ほぼ同様に、中央にそれぞれ一つの開口6を形成するグ
イブロックトlの対を複数並設すると共に、これらの各
月の間に、サポートブロック2・・・がそれぞれ介装さ
れている。また、これらサポートブロック2・・・は、
第16図のように、上方はど幅を狭くする傾斜面で、両
側のグイブロックト1にそれぞれ当接し、そして、これ
らのサポートブロック2・・・を上下に貫通する押上げ
ピン28・・・が設けられ、これら押上げピン28・・
・の下側に、圧縮コイルバネ3・・・がそれぞれ配設さ
れている。これら圧縮コイルバネ3・・・のバネ力によ
り、上記押上げピン28・・・は、その上端部がグイブ
ロック1の上面より上方に突出する突出位置に保持され
ると共に、このとき、押上げピン28・・・の下端径大
部29がサポートブロック2・・・の下面に当接して、
これらサポートブロック2・・・に対しても上記ばね力
が上方への押上げ力として作用する。これにより、各ダ
イブロックド1は、相互に密着した密着位置で保持され
る。
そして、上記各押上げピン28・・・上に被接合材が載
置され、そして、パンチ11の下降動作に伴って、押上
げピン28・・・が、上記圧縮コイルバネ3・・・のバ
ネ力に抗して押下げられると、上記サポートブロック2
・・・は、上記押上げピン28・・・の下端径大部29
が下降する結果、この下端径大部29に当接する位置ま
での下降移動自在な状態となる。したがって、各ダイブ
ロックド1に対する中心方向の押付は力が解除される。
この状態で、前記の接合加工が行われ、そして、加工の
終了後、開口6内からの被接合材の上方への取出時には
、上記のように、中心側への押付は力が解除されている
ことにより、各ダイブロックド1が互いに離間する方向
への移動を生じて、上記被接合材の取出しが行われる。
なお、上記の取出し動作の完了時、すなわち、各押上げ
ピン28・・・が、その上端位置に復帰した場合には、
第15図で示す上記ダイブロックド1が相互に密着位置
した初期状態に自動的に復帰する。
一方、第18図〜第20図に示しているさらに他の実施
例においては、開口6内からの被接合材の取出時に必要
な応動動作が、上記各実施例における固定ベツド4上の
スライド移動と異なり、回転方向の移動がダイブロック
ド1に生じる構成となっている。すなわち、前記第3実
施例とほぼ同様に、グイブロックト1の対が複数並設さ
れ、そして、この場合には、各対間には、前記サポート
ブロックは設けられずに、隙間を有する状態で、各ダイ
ブロックド・・は、第18図において上下方向の両端面
の位置で、連結ビン30・・・を介して固定ベツド4側
に連結されている。すなわち、各ダイブロック1は、第
18図において、上下方向に対応する連結ピン30・3
0を結ぶ直線を回転軸とする回動動作を生じ得るように
構成されている。
この構成においては、各ダイブロックド・・は、下面が
固定ベツド4に密着して位置するときに、被接合材に対
する成形加工が行われ、そしてこの被接合材の取出しが
行われる際には、各ダイブロックド・・における各開口
6側の端面が、上記回転軸を中心として上方へと移動し
、かつ、広がるような円周に沿う移動を生じることによ
って、被接合材の取出しを可能としている。なおこの場
合には、ダイブロックド・・に対するばねによる付勢力
は作用させておらず、グイブロックト1の各対間に、前
記第3実施例とほぼ同様に設けられている押上げピン2
8・・・に対する押上げ力のみを与える構成となってい
る。
なお、上記各実施例においては、被接合材として、金属
板を例に挙げて説明したが、その他、例えば合成樹脂性
の板材等においても、この発明の接合方法、接合装置に
よる接合が可能である。また、上記各実施例においては
、−列に並ぶ複数の接合構造が同時に形成される装置構
成を示したが、これらの接合構造の配列は、適宜変更す
ることが可能であり、さらには、接合構造を一箇所とす
る装置構成として、これを、被加工物の自動送り装置等
と組合わせて、接合構造を順次形成する等のその他の構
成とすることも可能である。
〔発明の効果〕
以上のように、本発明の請求項第1項の薄板材の接合方
法は、互いに重ね合わせた複数の薄板材の一方の表面か
ら、その表面上で相互に離間して徐々に広がる二本の線
に沿って切込むと共に、両切込み線間の成形領域に、両
切込み線間の寸法の小さい側を支点とする回転方向の曲
げ変形を与えて、この成形領域を上記両切込み線よりも
外方の領域に対して傾斜させるものである。
これにより、切断と曲げ加工とによって接合構造が形成
されるので、従来よりも小さな加工力での成形が可能で
ある。この結果、従来のような高強度を有する金型構成
とする必要がな(、このため、加工コストをより安価に
することができる。
また、従来方法では、被接合材の一方がより展延性の大
きな部材とするような組合せの制約を生じるものとなっ
ていたが、上記方法においては、このような制約のない
、したがって、より広い範囲の被接合材に対して適用す
ることが可能であるという効果を奏する。
また、本発明の請求項第2項の薄板材の接合装置は、成
形加工用の開口を有する雌型ダイスと、この雌型ダイス
の方向に相対的に往復動して先端が上記開口に入出する
パンチとが設けられ、このパンチの先端には、幅寸法が
一方の側から他方の側に至るほど広がると共に幅方向長
寸側が短寸側よりも先端側に位置すべく傾斜する傾斜加
工面が形成されると共に、この傾斜加工面は上記幅方向
の両側縁が切刃として機能すべく上記開口に嵌入する一
方、上記雌型ダイスは上記開口を通る面で分割された分
割ダイスより成ると共に、上記開口内における被接合材
からの側方への押動力に応じて、各分割ダイスが相互に
離間する方向に応動する構成である。
これにより、往動動作時に、被接合材に、上記傾斜加工
面の両側縁に沿う切断と、この切断線間の成形領域を上
記傾斜加工面に沿わせて曲げ成形する加工とが同時に行
われて、前記接合構造が形成される。さらに、雌型ダイ
スの開口内で、幅寸法が上記切断時の幅寸法よりも見掛
は上広がる変形を生じた成形領域を、雌型ダイスの開口
内から取出す操作も、分割構成の雌型ダイスに上記開口
における幅寸法を広げる方向の移動が生じることにより
、例えば上記パンチの復動動作に連動させて行わせるこ
とができる。この結果、例えば上記成形と取出しとをパ
ンチの一ストロークの動作、すなわち、−スタンピング
動作で行うようにし得るので、生産能率の高い装置構成
とすることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第11図は本発明の一実施例を示すもので
ある。 第1図は被接合材としての二枚の金属板に形成された接
合構造の形状を示す斜視図である。 第2図は第1図の■−■線矢視断面図である。 第3図は上記接合構造の形状を示す平面図である。 第4図は接合装置における下型ユニットの平面図である
。 第5図は第4図の■−■線矢視断面図である。 第6図は第4図のVl−Vl線矢視断面図である。 第7図は上記下型ユニットにおける開口の形状を示す要
部拡大平面図である。 第8図は上記下型ユニットにおける開口の壁面形状を示
す断面図である。 第9図は上記下型ユニットとその上方に配設されている
上型ユニットとから成る金型構成を示す断面図である。 第10図は上記上型ユニットにおけるパンチの下面図で
ある。 第11図は上記接合装置による二枚の金属板の接合動作
過程を示す断面図である。 第12図ないし第14図は他の実施例を示すものである
。 第12図は下型ユニットの平面図である。 第13図は第12図のXI−XI[[線矢視断面図であ
る。 第14図は第12図のXIV−XIV線矢視断面図であ
る。 第15図ないし第17図はさらに他の実施例を示すもの
である。 第15図は下型ユニットの平面図である。 第16図は第15図のXVI−XVI線矢視断面図であ
る。 第17図は第15図のX■−X■線矢視断面図である。 第18図ないし第20図はさらに他の実施例を示すもの
である。 第18図は下型ユニットの平面図である。 第19図は第18図のXIX−XIX線矢視断面図であ
る。 第20図は第18図の■X−■X線矢視断面図である。 第21図ないし第23図は従来例を示すものである。 第21図は二枚の金属板の接合動作過程を示す断面模式
図である。 第22図は二枚の金属板に形成された接合構造の形状を
示す斜視図である。 第23図は第22図のnxm−nxm線矢視断面図であ
る。 ■はグイブロック(分割ダイス)、6は開口、11はパ
ンチ、llaは傾斜加工面、21・22は金属板(薄板
材)、24は成形領域である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、互いに重ね合わせた複数の薄板材の一方の表面から
    、その表面上で相互に離間して徐々に広がる二本の線に
    沿って切込むと共に、両切込み線間の成形領域に、両切
    込み線間の寸法の小さい側を支点とする回転方向の曲げ
    変形を与えて、この成形領域を上記両切込み線よりも外
    方の領域に対して傾斜させることを特徴とする薄板材の
    接合方法。 2、成形加工用の開口を有する雌型ダイスと、この雌型
    ダイスの方向に相対的に往復動して先端が上記開口に入
    出するパンチとが設けられ、このパンチの先端には、幅
    寸法が一方の側から他方の側に至るほど広がると共に幅
    方向長寸側が短寸側よりも先端側に位置すべく傾斜する
    傾斜加工面が形成されると共に、この傾斜加工面は上記
    幅方向の両側縁が切刃として機能すべく上記開口に嵌入
    する一方、上記雌型ダイスは上記開口を通る面で分割さ
    れた分割ダイスより成ると共に、上記開口内における被
    加工物からの側方への押動力に応じて、各分割ダイスが
    相互に離間する方向に応動することを特徴とする薄板材
    の接合装置。
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