JPH0319190B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0319190B2 JPH0319190B2 JP58249113A JP24911383A JPH0319190B2 JP H0319190 B2 JPH0319190 B2 JP H0319190B2 JP 58249113 A JP58249113 A JP 58249113A JP 24911383 A JP24911383 A JP 24911383A JP H0319190 B2 JPH0319190 B2 JP H0319190B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- parts
- weight
- refractory
- silica powder
- binder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Ceramic Products (AREA)
Description
本発明は、取鍋、タンデイツシユ、電気炉又は
樋等も含め各種の溶融金属容器に内張された耐火
物の損傷部に対する局部補修に使用されるパツチ
ング補修用耐火物の製造方法に係るものである。 従来、溶融金属容器の内張耐火物の補修には、
耐火性骨材及び耐火粘土にリン酸ナトリウム又は
リン酸アルミニウムをバインダーとして添加した
スタンプ材或いはパツチング材等が補修用耐火物
として使用されてきたか、これらのスタンプ材
は、 (イ) 接着性が充分でないため、大量の施工又は厚
肉施工をした場合に耐火材の自重に起因する剥
落・脱落が生じ易い、 (ロ) 表面に皮張り現象が生じて乾燥時に水蒸気の
円滑な発散が妨げられ、表層付近に膨れを生ず
る、 (ハ) 保存中に耐火材料と水又はバインダーとが比
重差に基づき分離現象を生起する、 (ニ) 骨材及び粘土或いはそれらに含有される微量
成分とバインダーとの反応のため、硬化等の経
時変化を招き易い、 等の状況が操業上、施行上の問題点となつてい
た。 本発明は斯かる現況に鑑がみ、局部的な溶損の
補修に好適な不定形耐火物の製造方法を提案せん
としてなされたもので、正リン酸とシリカ超微粉
の混合体を添加することによりプラスチツク耐火
物として可塑性に富み接着強さが優れると共に緻
密な耐火物組織が得られるパツチング補修用耐火
物の提供を目的としている。 以下、本発明の1実施例につき説明すると、骨
材はシヤモツト質、アルミナ質、珪石質、ジルコ
ン質、ロウ石質等より1種又は2種以上を混合
し、粗粒、中粒、微粒に適宜分級するが、耐火物
として高耐食性を得るためにはシヤモツト質又は
アルミナ質が好ましく、その粒度分布は従来のス
タンプ材に比べて特別の差異を設ける必要はな
い。 耐火粘土を上記骨材に配合するのは適度の可塑
性・作業性を付与するのに効果があり、ボールク
レー、ベントナイト、木節粘土、カオリン等がす
ぐれている。その配合割合は5〜15wt%が好ま
しく、5wt%未満では上記の効果が充分に得え
ず、15wt%を超えると耐火物の耐食性が低下す
る。 バインダーの材料である正リン酸は通常の工業
薬品である85%溶液、75%溶液等がそのまま用い
られ、正リン酸はパツチング補修用材に適度な粘
性をもたらし、乾燥・脱水後は耐火物の強度発現
に貢献する。 シリカ超微粉は無水又は含水無定形ケイ酸、蒸
発シリカ等が一般に知られているが、本発明に使
用するものはSiO2が90%以上で5μ以下の超微粉
が90%以上を占める蒸発シリカが好適である。シ
リカ超微粉はパツチング材の接着性を良好にし、
高温での焼結性も良好にする。 正リン酸−シリカ超微粉バインダーは正リン酸
100重量部に対しシリカ超微粉を30〜200重量部を
添加混合して得られる。シリカ超微粉の添加量
は、30重量部未満では溶液の相対量が増すことに
なつて粘性の低下を生ずると共に前記(イ)〜(ニ)の欠
点を解消する効果がなく、200重量部を超すと粘
性が増大して溶液との混合が困難となり、更にバ
インダーとして使用した耐火物の耐久性を低下さ
せる一因となる。正リン酸とシリカ超微粉とは、
バインダーとして使用する以前(24時間以上前が
好ましい。)に予め混合するが、その理由は、シ
リカ超微粉は嵩が大きく直接混合機に投入すると
混練性が極度に低下するのを回避し、又シリカ超
微粉の微量成分であるFe2O3、K2Oとリン酸とを
事前に反応させることによりパツチング材の経時
変化の防止を図り、さらにはシリカ超微粉は酸に
解膠し易いことから200重量部までの大量のシリ
カ超微粉を円滑に混合できるようにすると共に、
パツチング材のバインダーとして使用したときに
その保存性を改善する効果があるからである。 このようにして得られるバインダーとしての正
リン酸−シリカ超微粉液は耐火性骨材と耐火粘土
との配合体100重量部に対し5〜30重量部添加す
る。5重量部未満ではシリカ超微粉が相対的に不
足し上記と同様に前記(イ)〜(ニ)の欠点を解消でき
ず、30重量部を超すと粘性が不適当となり作業性
を低下させると共に耐火物の耐食性を悪化させる
からである。 次に本発明の実施の具体例を挙げる。第1表に
示すように耐火性骨材と耐火粘土とを配合し、そ
れにバインダーを添加し通常のミキサーで混練し
てパツチング材を製造した。そのときの分離現象
並びにパツチング材としての特性を調べその結果
を第1表に併せ示した。 No.1〜3は本発明の実施例で、No.4及び5はバ
インダーの添加量を少く又は多くした比較例であ
り、No.6は従来品である。 分離現象は、耐火性骨材及び耐火粘土にバイン
ダーを添加し混練した後に粉体部分と溶液部分と
の分離現象を起すか否かについての分離特性をみ
たもので、混練後のパツチング材を硝子板上に底
面径と高さとがほぼ等しい円錐形に盛り上げ、底
面周より溶液が滲出しないものを○、周囲に滲出
するものを△、周縁より流出するものを×で評価
した。水分測定の結果、含水量の少いものは稠度
が低く、少い混水量で練和できることを示してお
り、分離現象とも相関して水分が少いことは硬化
後の耐火物の強度が向上することになり、No.1〜
3はこれらの特性がすぐれており、シリカ超微粉
が効果的に作用していることがわかる。 保存性は混練物を密閉器中に2Kg宛投入静置
し、その表面が硬化状態となるまでの日数で保存
性を測定した。本実施例のNo.1〜3及び比較例No.
5は保存性がよく、シリカ超微粉が少いか又は含
まないものは保存性が劣る。 乾燥時の蒸気逸散を阻害して膨れの原因となる
皮張り現象は、本発明によるものでは生起せず、
混合から使用に至る間の安定性が確保された。 接着強さの測定は、被補修材と同質の煉瓦をそ
の2倍の大きさの金型内の一方に寄せて入れ、そ
の空所にパツチング材を投入して突固め上記煉瓦
と1体物とし、然る後110℃で24時間乾燥して型
から取出し、曲げ試験機に掛け両者の接合部に荷
重が集中するように加圧し、接合部で破断する時
の付加圧を計測した。No.1〜3の実施例のものは
比較例のNo.4、5に較べて接着強さが大で、従来
例のNo.6よりは格段に接着性にすぐれている。
樋等も含め各種の溶融金属容器に内張された耐火
物の損傷部に対する局部補修に使用されるパツチ
ング補修用耐火物の製造方法に係るものである。 従来、溶融金属容器の内張耐火物の補修には、
耐火性骨材及び耐火粘土にリン酸ナトリウム又は
リン酸アルミニウムをバインダーとして添加した
スタンプ材或いはパツチング材等が補修用耐火物
として使用されてきたか、これらのスタンプ材
は、 (イ) 接着性が充分でないため、大量の施工又は厚
肉施工をした場合に耐火材の自重に起因する剥
落・脱落が生じ易い、 (ロ) 表面に皮張り現象が生じて乾燥時に水蒸気の
円滑な発散が妨げられ、表層付近に膨れを生ず
る、 (ハ) 保存中に耐火材料と水又はバインダーとが比
重差に基づき分離現象を生起する、 (ニ) 骨材及び粘土或いはそれらに含有される微量
成分とバインダーとの反応のため、硬化等の経
時変化を招き易い、 等の状況が操業上、施行上の問題点となつてい
た。 本発明は斯かる現況に鑑がみ、局部的な溶損の
補修に好適な不定形耐火物の製造方法を提案せん
としてなされたもので、正リン酸とシリカ超微粉
の混合体を添加することによりプラスチツク耐火
物として可塑性に富み接着強さが優れると共に緻
密な耐火物組織が得られるパツチング補修用耐火
物の提供を目的としている。 以下、本発明の1実施例につき説明すると、骨
材はシヤモツト質、アルミナ質、珪石質、ジルコ
ン質、ロウ石質等より1種又は2種以上を混合
し、粗粒、中粒、微粒に適宜分級するが、耐火物
として高耐食性を得るためにはシヤモツト質又は
アルミナ質が好ましく、その粒度分布は従来のス
タンプ材に比べて特別の差異を設ける必要はな
い。 耐火粘土を上記骨材に配合するのは適度の可塑
性・作業性を付与するのに効果があり、ボールク
レー、ベントナイト、木節粘土、カオリン等がす
ぐれている。その配合割合は5〜15wt%が好ま
しく、5wt%未満では上記の効果が充分に得え
ず、15wt%を超えると耐火物の耐食性が低下す
る。 バインダーの材料である正リン酸は通常の工業
薬品である85%溶液、75%溶液等がそのまま用い
られ、正リン酸はパツチング補修用材に適度な粘
性をもたらし、乾燥・脱水後は耐火物の強度発現
に貢献する。 シリカ超微粉は無水又は含水無定形ケイ酸、蒸
発シリカ等が一般に知られているが、本発明に使
用するものはSiO2が90%以上で5μ以下の超微粉
が90%以上を占める蒸発シリカが好適である。シ
リカ超微粉はパツチング材の接着性を良好にし、
高温での焼結性も良好にする。 正リン酸−シリカ超微粉バインダーは正リン酸
100重量部に対しシリカ超微粉を30〜200重量部を
添加混合して得られる。シリカ超微粉の添加量
は、30重量部未満では溶液の相対量が増すことに
なつて粘性の低下を生ずると共に前記(イ)〜(ニ)の欠
点を解消する効果がなく、200重量部を超すと粘
性が増大して溶液との混合が困難となり、更にバ
インダーとして使用した耐火物の耐久性を低下さ
せる一因となる。正リン酸とシリカ超微粉とは、
バインダーとして使用する以前(24時間以上前が
好ましい。)に予め混合するが、その理由は、シ
リカ超微粉は嵩が大きく直接混合機に投入すると
混練性が極度に低下するのを回避し、又シリカ超
微粉の微量成分であるFe2O3、K2Oとリン酸とを
事前に反応させることによりパツチング材の経時
変化の防止を図り、さらにはシリカ超微粉は酸に
解膠し易いことから200重量部までの大量のシリ
カ超微粉を円滑に混合できるようにすると共に、
パツチング材のバインダーとして使用したときに
その保存性を改善する効果があるからである。 このようにして得られるバインダーとしての正
リン酸−シリカ超微粉液は耐火性骨材と耐火粘土
との配合体100重量部に対し5〜30重量部添加す
る。5重量部未満ではシリカ超微粉が相対的に不
足し上記と同様に前記(イ)〜(ニ)の欠点を解消でき
ず、30重量部を超すと粘性が不適当となり作業性
を低下させると共に耐火物の耐食性を悪化させる
からである。 次に本発明の実施の具体例を挙げる。第1表に
示すように耐火性骨材と耐火粘土とを配合し、そ
れにバインダーを添加し通常のミキサーで混練し
てパツチング材を製造した。そのときの分離現象
並びにパツチング材としての特性を調べその結果
を第1表に併せ示した。 No.1〜3は本発明の実施例で、No.4及び5はバ
インダーの添加量を少く又は多くした比較例であ
り、No.6は従来品である。 分離現象は、耐火性骨材及び耐火粘土にバイン
ダーを添加し混練した後に粉体部分と溶液部分と
の分離現象を起すか否かについての分離特性をみ
たもので、混練後のパツチング材を硝子板上に底
面径と高さとがほぼ等しい円錐形に盛り上げ、底
面周より溶液が滲出しないものを○、周囲に滲出
するものを△、周縁より流出するものを×で評価
した。水分測定の結果、含水量の少いものは稠度
が低く、少い混水量で練和できることを示してお
り、分離現象とも相関して水分が少いことは硬化
後の耐火物の強度が向上することになり、No.1〜
3はこれらの特性がすぐれており、シリカ超微粉
が効果的に作用していることがわかる。 保存性は混練物を密閉器中に2Kg宛投入静置
し、その表面が硬化状態となるまでの日数で保存
性を測定した。本実施例のNo.1〜3及び比較例No.
5は保存性がよく、シリカ超微粉が少いか又は含
まないものは保存性が劣る。 乾燥時の蒸気逸散を阻害して膨れの原因となる
皮張り現象は、本発明によるものでは生起せず、
混合から使用に至る間の安定性が確保された。 接着強さの測定は、被補修材と同質の煉瓦をそ
の2倍の大きさの金型内の一方に寄せて入れ、そ
の空所にパツチング材を投入して突固め上記煉瓦
と1体物とし、然る後110℃で24時間乾燥して型
から取出し、曲げ試験機に掛け両者の接合部に荷
重が集中するように加圧し、接合部で破断する時
の付加圧を計測した。No.1〜3の実施例のものは
比較例のNo.4、5に較べて接着強さが大で、従来
例のNo.6よりは格段に接着性にすぐれている。
【表】
以上の説明にみるごとく本発明方法により得ら
れるパツチング補修用耐火物は従来のものにとつ
て不可避であつた問題点を解消すると共に水分低
下による乾燥期間の短縮等の効果も併せ得られた
のであり、実際にタンデイツシユの損傷個所への
補修用耐火物として使用したところ、従来発生し
ていた剥離、脱落、膨れ等の発生は皆無であつて
操業の安定性を向上させ産業上の利用性は大き
い。
れるパツチング補修用耐火物は従来のものにとつ
て不可避であつた問題点を解消すると共に水分低
下による乾燥期間の短縮等の効果も併せ得られた
のであり、実際にタンデイツシユの損傷個所への
補修用耐火物として使用したところ、従来発生し
ていた剥離、脱落、膨れ等の発生は皆無であつて
操業の安定性を向上させ産業上の利用性は大き
い。
Claims (1)
- 1 シヤモツト質、アルミナ質、珪石質、ジルコ
ン質、ロウ石質等の耐火性骨材と耐火粘土からな
る配合物100重量部に、予め正リン酸溶液100重量
部にシリカ超微粉30〜200重量部を混合してなる
溶液を5〜30重量部添加することを特徴とするパ
ツチング補修用耐火物の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24911383A JPS60141680A (ja) | 1983-12-27 | 1983-12-27 | パッチング補修用耐火物の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24911383A JPS60141680A (ja) | 1983-12-27 | 1983-12-27 | パッチング補修用耐火物の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60141680A JPS60141680A (ja) | 1985-07-26 |
| JPH0319190B2 true JPH0319190B2 (ja) | 1991-03-14 |
Family
ID=17188143
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24911383A Granted JPS60141680A (ja) | 1983-12-27 | 1983-12-27 | パッチング補修用耐火物の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60141680A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100655164B1 (ko) * | 2003-08-14 | 2006-12-08 | 조선내화 주식회사 | 분철광석의 환원을 위한 유동층 환원로 내의 구조물 성형에 이용되는 내화 조성물 |
| JP7732750B2 (ja) * | 2020-12-10 | 2025-09-02 | 東京窯業株式会社 | 炉内壁面の補修方法 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5345214A (en) * | 1976-10-05 | 1978-04-22 | Fujitsu Ltd | Demodulation circuit of position signal for magnetic recorder |
| JPS5454114A (en) * | 1977-10-06 | 1979-04-28 | Nippon Kokan Kk | Phosphateebound* nonshaped refractory |
-
1983
- 1983-12-27 JP JP24911383A patent/JPS60141680A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60141680A (ja) | 1985-07-26 |
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