JPH03197314A - 水酸化マグネシウム結晶の成長方法 - Google Patents
水酸化マグネシウム結晶の成長方法Info
- Publication number
- JPH03197314A JPH03197314A JP33691189A JP33691189A JPH03197314A JP H03197314 A JPH03197314 A JP H03197314A JP 33691189 A JP33691189 A JP 33691189A JP 33691189 A JP33691189 A JP 33691189A JP H03197314 A JPH03197314 A JP H03197314A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnesium hydroxide
- hydration reaction
- magnesia
- magnesium
- amount
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C01—INORGANIC CHEMISTRY
- C01F—COMPOUNDS OF THE METALS BERYLLIUM, MAGNESIUM, ALUMINIUM, CALCIUM, STRONTIUM, BARIUM, RADIUM, THORIUM, OR OF THE RARE-EARTH METALS
- C01F5/00—Compounds of magnesium
- C01F5/14—Magnesium hydroxide
- C01F5/16—Magnesium hydroxide by treating magnesia, e.g. calcined dolomite, with water or solutions of salts not containing magnesium
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Geology (AREA)
- Inorganic Chemistry (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Compounds Of Alkaline-Earth Elements, Aluminum Or Rare-Earth Metals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は水酸化マグネシウム結晶の成長方法に係り、詳
しくは分散性に優れた六角板状結晶の水酸化マグネシウ
ムを低コストに、かつ工業的に有利に製造することがで
きる水酸化マグネシウム結晶の成長方法に関するもので
ある。
しくは分散性に優れた六角板状結晶の水酸化マグネシウ
ムを低コストに、かつ工業的に有利に製造することがで
きる水酸化マグネシウム結晶の成長方法に関するもので
ある。
[従来の技術]
水酸化マグネシウムは各種分野において幅広い用途を有
している。その中の一つとして、熱可塑性樹脂の非ハロ
ゲン難燃剤としての利用が注目を集めている。このよう
な難燃剤フィラーとして水酸化マグネシウムを使用する
場合、水酸化マグネシウムとしては結晶径が大きく、シ
かも二次凝集のないものが要望されている。即ち、結晶
径が小さいものでは二次凝集体を形成し易く、樹脂との
混練の際、樹脂に対する分散性が極めて悪く、加工性、
難燃性、MA械強度、耐水絶縁性等の諸物性に悪影響を
及ぼす。
している。その中の一つとして、熱可塑性樹脂の非ハロ
ゲン難燃剤としての利用が注目を集めている。このよう
な難燃剤フィラーとして水酸化マグネシウムを使用する
場合、水酸化マグネシウムとしては結晶径が大きく、シ
かも二次凝集のないものが要望されている。即ち、結晶
径が小さいものでは二次凝集体を形成し易く、樹脂との
混練の際、樹脂に対する分散性が極めて悪く、加工性、
難燃性、MA械強度、耐水絶縁性等の諸物性に悪影響を
及ぼす。
従来、結晶径の大きい高分散性の水酸化マグネシウムを
製造する方法としては、次の■〜■などの方法が提案さ
れている。
製造する方法としては、次の■〜■などの方法が提案さ
れている。
■ 比表面積が30〜60d/gの水酸化マグネシウム
を10〜40重量%の塩化カルシウム水溶液中に加え、
高温高圧下のオートクレープ養生によって、比表面積が
10m’/g以下の水酸化マグネシウムを製造する方法
(特開昭57−100918号)。
を10〜40重量%の塩化カルシウム水溶液中に加え、
高温高圧下のオートクレープ養生によって、比表面積が
10m’/g以下の水酸化マグネシウムを製造する方法
(特開昭57−100918号)。
■ 塩基性塩化マグネシウム又は塩基性硝酸マグネシウ
ムを10〜20℃のアルカリ性溶液中で加温した後、高
温高圧下のオートクレーブ養生によフてl〜zoni”
/gの比表面積を有する水酸化マグネシウムを製造する
方法(特開昭52−115799号)。
ムを10〜20℃のアルカリ性溶液中で加温した後、高
温高圧下のオートクレーブ養生によフてl〜zoni”
/gの比表面積を有する水酸化マグネシウムを製造する
方法(特開昭52−115799号)。
■ 1400℃以上で焼成した酸化マグネシウムを原料
酸化マグネシウムの当量数の0.5%以上の当量数に相
当する酸基及び原料の酸化カルシウムの当量数に相当す
る酸基の合計量を酸又はマグネシウム塩として含む水懸
濁スラリー状態で水和する方法(特開昭56−1098
20号)。
酸化マグネシウムの当量数の0.5%以上の当量数に相
当する酸基及び原料の酸化カルシウムの当量数に相当す
る酸基の合計量を酸又はマグネシウム塩として含む水懸
濁スラリー状態で水和する方法(特開昭56−1098
20号)。
■ 水酸化マグネシウムを1150〜1350℃で仮焼
、粉砕して得られた<200>方向の結晶子径が800
〜1500Aの範囲でBET比表面積が0.7〜2ゴ/
gの範囲かつ平均粒子径が2〜5μmの範囲にある酸化
マグネシウム微粉末をマグネシウム塩共存下で水和させ
る方法(特開平1−131022号)。
、粉砕して得られた<200>方向の結晶子径が800
〜1500Aの範囲でBET比表面積が0.7〜2ゴ/
gの範囲かつ平均粒子径が2〜5μmの範囲にある酸化
マグネシウム微粉末をマグネシウム塩共存下で水和させ
る方法(特開平1−131022号)。
[発明が解決しようとする課題]
上記従来の方法のうち、■、■の方法は、高濃度の塩化
カルシウム水溶液等を用いて処理するため、オートクレ
ーブが腐食し易いという問題がある。また、■、■の方
法では、高温で焼成した酸化マグネシウム(マグネシア
クリンカ−)を微粉砕し水和反応を行うため、焼成工程
、粉砕工程などを要し、処理操作が煩雑であるとともに
、製造コストが高くなるという問題点がある。
カルシウム水溶液等を用いて処理するため、オートクレ
ーブが腐食し易いという問題がある。また、■、■の方
法では、高温で焼成した酸化マグネシウム(マグネシア
クリンカ−)を微粉砕し水和反応を行うため、焼成工程
、粉砕工程などを要し、処理操作が煩雑であるとともに
、製造コストが高くなるという問題点がある。
本発明は上記従来法の焼成工程、粉砕工程を除去し、か
つ装置の腐食を緩和して、粒子径の大きな六角板状結晶
で二次凝集の問題が改善された水酸化マグネシウムであ
フて、結晶径の大ぎい水酸化マグネシウムを、低コスト
にかつ工業的に有利に製造することができる水酸化マグ
ネシウム結晶の成長方法を提供することを目的とする。
つ装置の腐食を緩和して、粒子径の大きな六角板状結晶
で二次凝集の問題が改善された水酸化マグネシウムであ
フて、結晶径の大ぎい水酸化マグネシウムを、低コスト
にかつ工業的に有利に製造することができる水酸化マグ
ネシウム結晶の成長方法を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段]
本発明の水酸化マグネシウム結晶の成長方法は、50℃
以上に保持された0、01〜1重量%濃度の有機酸及び
/又はそのマグネシウム塩の溶液を入れた超音波発生装
置付攪拌温水槽に、所定量の粉砕軽焼マグネシアを投入
して超音波を照射しなから水和反応させる第1工程と、
前工程で得られた水酸化マグネシウムスラリーに該前工
程の粉砕軽焼マグネシア投入量の1/3〜3倍量の粉砕
軽焼マグネシアを投入して超音波を照射しながら水和反
応させる第2以上の高次工程とからなることを特徴とす
る。
以上に保持された0、01〜1重量%濃度の有機酸及び
/又はそのマグネシウム塩の溶液を入れた超音波発生装
置付攪拌温水槽に、所定量の粉砕軽焼マグネシアを投入
して超音波を照射しなから水和反応させる第1工程と、
前工程で得られた水酸化マグネシウムスラリーに該前工
程の粉砕軽焼マグネシア投入量の1/3〜3倍量の粉砕
軽焼マグネシアを投入して超音波を照射しながら水和反
応させる第2以上の高次工程とからなることを特徴とす
る。
以下に本発明の詳細な説明する。
本発明において使用される有機酸及び/又はそのマグネ
シウム塩としては酢酸、ギ酸、酪酸、プロピオン酸等の
有機酸又はそのマグネシウム塩が挙げられ、これらは1
種を単独で或いは2種以上を混合して用いることができ
る。有機酸又はそのマグネシウム塩としては特に、酢酸
マグネシウムが好適である。
シウム塩としては酢酸、ギ酸、酪酸、プロピオン酸等の
有機酸又はそのマグネシウム塩が挙げられ、これらは1
種を単独で或いは2種以上を混合して用いることができ
る。有機酸又はそのマグネシウム塩としては特に、酢酸
マグネシウムが好適である。
このような有機酸及び/又はそのマグネシウム塩は、0
.01〜1重量%濃度の溶液として使用する。この濃度
が0.01重量%未満では二次凝集を形成し易い粒子が
生成するため好ましくない、また、1重量%を超えると
生成粒子が薄片状となるため好ましくない。本発明にお
いては、有機酸及び/又はそのマグネシウム塩は特に0
.05〜0.1重量%濃度の水溶液とするのが好ましい
。
.01〜1重量%濃度の溶液として使用する。この濃度
が0.01重量%未満では二次凝集を形成し易い粒子が
生成するため好ましくない、また、1重量%を超えると
生成粒子が薄片状となるため好ましくない。本発明にお
いては、有機酸及び/又はそのマグネシウム塩は特に0
.05〜0.1重量%濃度の水溶液とするのが好ましい
。
このような有機酸及び/又はそのマグネシウム塩の溶液
を入れる超音波発生装置付攪拌温水槽の温度は50℃以
上であって、反応スラリーの沸騰温度以下とする。温度
が50℃未満では水和反応に長時間を要し、工業的に不
利である。水和反応速度を考慮した場合、温度は60〜
80℃の範囲とするのが最も好ましい。
を入れる超音波発生装置付攪拌温水槽の温度は50℃以
上であって、反応スラリーの沸騰温度以下とする。温度
が50℃未満では水和反応に長時間を要し、工業的に不
利である。水和反応速度を考慮した場合、温度は60〜
80℃の範囲とするのが最も好ましい。
一方、本発明で使用する粉砕軽焼マグネシアとしては、
水和反応速度の面から、比表面積が3〜20rrl”/
Hの粉末状のものが好ましい、粉砕軽焼マグネシアの比
表面積が3m”/g未満ではマグネシアの水和速度が著
しく遅いために水和反応の完結に長時間を要し工業的に
不利である。一方、マグネシアの比表面積が2om”/
gを超えると本発明の目的である二次凝集の少ない分散
性の良い水酸化マグネシウムを得ることができない、そ
の主な理由としては、マグネシアの水和速度が速すぎる
ために、結晶形状が不均一となり凝集体を形成するため
と考えられる。
水和反応速度の面から、比表面積が3〜20rrl”/
Hの粉末状のものが好ましい、粉砕軽焼マグネシアの比
表面積が3m”/g未満ではマグネシアの水和速度が著
しく遅いために水和反応の完結に長時間を要し工業的に
不利である。一方、マグネシアの比表面積が2om”/
gを超えると本発明の目的である二次凝集の少ない分散
性の良い水酸化マグネシウムを得ることができない、そ
の主な理由としては、マグネシアの水和速度が速すぎる
ために、結晶形状が不均一となり凝集体を形成するため
と考えられる。
本発明においては、まず、第1工程として、50℃以上
に保持された0、01〜1重量%濃度の有機酸及び/又
はそのマグネシウム塩の溶液を入れた超音波発生装置付
攪拌温水槽に、超音波を照射させつつ一定量の粉砕軽焼
マグネシアを投入して、水和反応を完結させる。この第
1工程において、粉砕軽焼マグネシアの投入量は、有機
酸及び/又はそのマグネシウム塩の溶液に含有される有
機酸及び/又はそのマグネシウム塩の重量に対して5〜
50倍程度とするのが好ましい。
に保持された0、01〜1重量%濃度の有機酸及び/又
はそのマグネシウム塩の溶液を入れた超音波発生装置付
攪拌温水槽に、超音波を照射させつつ一定量の粉砕軽焼
マグネシアを投入して、水和反応を完結させる。この第
1工程において、粉砕軽焼マグネシアの投入量は、有機
酸及び/又はそのマグネシウム塩の溶液に含有される有
機酸及び/又はそのマグネシウム塩の重量に対して5〜
50倍程度とするのが好ましい。
第1工程及び第2工程以降で、水和反応完結に要する時
間は反応温度等により異なるが、比表面積2〜12tr
?/gの粉砕軽焼マグネシアを用い、水和反応温度60
〜80℃の好適な範囲で行った場合、通常2〜6時間時
間子ある。
間は反応温度等により異なるが、比表面積2〜12tr
?/gの粉砕軽焼マグネシアを用い、水和反応温度60
〜80℃の好適な範囲で行った場合、通常2〜6時間時
間子ある。
次いで、第2工程として、第1工程で得られた水酸化マ
グネシウムスラリーに、第1工程における粉砕軽焼マグ
ネシア投入量のyJ〜3倍相当量、好ましくは第1工程
における粉砕軽量マグネシア投入量とほぼ同量の粉砕軽
焼マグネシアを投入して超音波を照射しなから水和反応
を完結させる。
グネシウムスラリーに、第1工程における粉砕軽焼マグ
ネシア投入量のyJ〜3倍相当量、好ましくは第1工程
における粉砕軽量マグネシア投入量とほぼ同量の粉砕軽
焼マグネシアを投入して超音波を照射しなから水和反応
を完結させる。
更に、必要に応じて第3工程として、第2工程で得られ
た水酸化マグネシウムスラリーに、第2工程における粉
砕軽焼マグネシア投入量のyJ〜3倍相当量、好ましく
は第2工程における粉砕軽焼マグネシア投入量の約2倍
の粉砕軽焼マグネシアを投入して超音波を照射しながら
水和反応を完結させる。
た水酸化マグネシウムスラリーに、第2工程における粉
砕軽焼マグネシア投入量のyJ〜3倍相当量、好ましく
は第2工程における粉砕軽焼マグネシア投入量の約2倍
の粉砕軽焼マグネシアを投入して超音波を照射しながら
水和反応を完結させる。
以降、同様にして、必要に応じて、第4、第5以降の工
程を行なう、即ち、第4工程においては第3工程の粉砕
軽焼マグネシア投入量の1/3〜3倍、第5工程におい
ては第4工程の粉砕軽焼マグネシア投入量のy1〜3倍
というように、前工程の粉砕軽焼マグネシア投入量の尾
〜3倍の粉砕軽焼マグネシアを投入して水和反応を完結
させる。
程を行なう、即ち、第4工程においては第3工程の粉砕
軽焼マグネシア投入量の1/3〜3倍、第5工程におい
ては第4工程の粉砕軽焼マグネシア投入量のy1〜3倍
というように、前工程の粉砕軽焼マグネシア投入量の尾
〜3倍の粉砕軽焼マグネシアを投入して水和反応を完結
させる。
特に、本発明においては、各工程におけるスラリー中へ
の粉砕軽焼マグネシアの合計没入量が前工程における粉
砕軽焼マグネシアの合計投入量の2倍となるように投入
するのが好ましい、即ち、第1工程における粉砕軽焼マ
グネシアの投入量をXとした場合、各投入量は下記の如
くとするのが最適である。
の粉砕軽焼マグネシアの合計没入量が前工程における粉
砕軽焼マグネシアの合計投入量の2倍となるように投入
するのが好ましい、即ち、第1工程における粉砕軽焼マ
グネシアの投入量をXとした場合、各投入量は下記の如
くとするのが最適である。
なお、本発明においては、必要に応じて、各工程におけ
る粉砕軽焼マグネシア投入前に、スラリー中に有機酸及
び/又はそのマグネシウム塩を補給しても良い。
る粉砕軽焼マグネシア投入前に、スラリー中に有機酸及
び/又はそのマグネシウム塩を補給しても良い。
本発明においては、このような反応工程は2工程以上、
好ましくは2〜5工程行なうことにより、良好な水酸化
マグネシウム結晶を得ることができる。
好ましくは2〜5工程行なうことにより、良好な水酸化
マグネシウム結晶を得ることができる。
なお、本発明において、最終工程で得られる水酸化マグ
ネシウムスラリー濃度は3〜70重量%、特に20〜5
0重量%であることが好ましい。水酸化マグネシウムス
ラリー濃度が70重量%を超える高濃度になるとスラリ
ーの流動性が減少し攪拌機やポンプ輸送等の装置の運転
に支障をきたし、また、3重量%未満の低濃度では製造
効率が低い。
ネシウムスラリー濃度は3〜70重量%、特に20〜5
0重量%であることが好ましい。水酸化マグネシウムス
ラリー濃度が70重量%を超える高濃度になるとスラリ
ーの流動性が減少し攪拌機やポンプ輸送等の装置の運転
に支障をきたし、また、3重量%未満の低濃度では製造
効率が低い。
一連の反応により得られた水酸化マグネシウム結晶は、
例えば濾過、乾燥及び粉砕等の処理を経て製品とされる
。
例えば濾過、乾燥及び粉砕等の処理を経て製品とされる
。
[作用]
本発明の方法により、分散性に優れた六角板状水酸化マ
グネシウム結晶が生成する理由の詳細は明らかではない
が、前工程において、有機酸及び/又はそのマグネシウ
ム塩溶液中で生成した分散性の良い、微粒の水酸化マグ
ネシウムが種子となり、各々、次工程において水和する
マグネシアの溶解と生成する水酸化マグネシウムの析出
が微妙に作用し、二次凝集粒子を実質的に付随しない六
角板状の良好な結晶が成長することによるものと考えら
れる。特に、本発明においては、この反応、結晶の生成
及び成長に際し、超音波を照射することにより、二次凝
集粒子の生成をほぼ完全に防止することができる。
グネシウム結晶が生成する理由の詳細は明らかではない
が、前工程において、有機酸及び/又はそのマグネシウ
ム塩溶液中で生成した分散性の良い、微粒の水酸化マグ
ネシウムが種子となり、各々、次工程において水和する
マグネシアの溶解と生成する水酸化マグネシウムの析出
が微妙に作用し、二次凝集粒子を実質的に付随しない六
角板状の良好な結晶が成長することによるものと考えら
れる。特に、本発明においては、この反応、結晶の生成
及び成長に際し、超音波を照射することにより、二次凝
集粒子の生成をほぼ完全に防止することができる。
[実施例]
以下に実施例及び比較例を挙げて本発明を更に具体的に
説明するが、本発明はその要旨を超えない限り、以下の
実施例に限定されるものではない。
説明するが、本発明はその要旨を超えない限り、以下の
実施例に限定されるものではない。
実施例1
80℃に保持した21ビーカー中の温水1.5kgに超
音波(42kHz、600W)を発振し、0.48gの
酢酸マグネシウム4水和物を加えて0.02重量%濃度
の水溶液とした。更に、超音波発振を継続し、この水溶
液中に比表面積7.2d/gの粉砕軽焼マグネシア75
gを投入して6時間ケミスターラーで攪拌し水和反応を
行った(第1工程)0次に、超音波発振を継続し、1.
92gの酢酸マグネシウム4水和物を第1工程で得られ
た80℃のスラリー中に加えて、酢酸マグネシウムを0
.1重量%濃度とした後、更に比表面積7.2d/gの
粉砕軽焼マグネシア75gを投入し、6時間ケミスター
ラーで攪拌して水和反応を行った(第2工程)、第2工
程終了後、スラリーを濾過、洗浄及び乾燥して水酸化マ
グネシウム粉末を得た。
音波(42kHz、600W)を発振し、0.48gの
酢酸マグネシウム4水和物を加えて0.02重量%濃度
の水溶液とした。更に、超音波発振を継続し、この水溶
液中に比表面積7.2d/gの粉砕軽焼マグネシア75
gを投入して6時間ケミスターラーで攪拌し水和反応を
行った(第1工程)0次に、超音波発振を継続し、1.
92gの酢酸マグネシウム4水和物を第1工程で得られ
た80℃のスラリー中に加えて、酢酸マグネシウムを0
.1重量%濃度とした後、更に比表面積7.2d/gの
粉砕軽焼マグネシア75gを投入し、6時間ケミスター
ラーで攪拌して水和反応を行った(第2工程)、第2工
程終了後、スラリーを濾過、洗浄及び乾燥して水酸化マ
グネシウム粉末を得た。
得られた水酸化マグネシウム粉末の電子顕微鏡写真を第
1図に示す、第1図より明らかなように、二次凝集の少
ない粒径のそろった分散性の良好な六角板状結晶が得ら
れた。この水酸化マグネシウムのBET法による比表面
積値はBd/gであった。また、粒度分布は第1表に示
す通りであった。
1図に示す、第1図より明らかなように、二次凝集の少
ない粒径のそろった分散性の良好な六角板状結晶が得ら
れた。この水酸化マグネシウムのBET法による比表面
積値はBd/gであった。また、粒度分布は第1表に示
す通りであった。
実施例2
80℃に保持したInビーカー中の温水500gに超音
波(45kHz、35W)を発振し、0.16gの酢酸
マグネシウム4水和物を加えて0.02重量%濃度の水
溶液とした。更に、超音波発振を継続し、この水溶液中
に比表面積3、Orn”7gの粉砕軽焼マグネシア25
gを投入して、8時間ケミスターラーで攪拌し水和反応
を行った(第1工程)0次に、超音波発振を[Mし、0
.64gの酢酸マグネシウム4水和物を第1工程で得ら
れた80℃のスラリー中に加えて酢酸マグネシウムを0
.1重量%濃度とした後、更に比表面積3.am”7g
の粉砕軽焼マグネシア25gを投入し、8時間ケミスタ
ーラーで攪拌して水和反応を行った(第2工程)、第2
工程終了後、スラリーを濾過、洗浄及び乾燥して水酸化
マグネシウム粉末を得た。
波(45kHz、35W)を発振し、0.16gの酢酸
マグネシウム4水和物を加えて0.02重量%濃度の水
溶液とした。更に、超音波発振を継続し、この水溶液中
に比表面積3、Orn”7gの粉砕軽焼マグネシア25
gを投入して、8時間ケミスターラーで攪拌し水和反応
を行った(第1工程)0次に、超音波発振を[Mし、0
.64gの酢酸マグネシウム4水和物を第1工程で得ら
れた80℃のスラリー中に加えて酢酸マグネシウムを0
.1重量%濃度とした後、更に比表面積3.am”7g
の粉砕軽焼マグネシア25gを投入し、8時間ケミスタ
ーラーで攪拌して水和反応を行った(第2工程)、第2
工程終了後、スラリーを濾過、洗浄及び乾燥して水酸化
マグネシウム粉末を得た。
得られた水酸化マグネシウムは、BET法による比表面
積値が10rr?/gで、その粒度分布は第1表に示す
通りであった。また、このものは、第2図に示す電子顕
微鏡からも明らかなように六角板状の結晶であり、分散
性が良好であった。
積値が10rr?/gで、その粒度分布は第1表に示す
通りであった。また、このものは、第2図に示す電子顕
微鏡からも明らかなように六角板状の結晶であり、分散
性が良好であった。
比較例1
80℃に保持した21ビーカー中の温水1.5kgに比
表面積7.2d/gの粉砕軽焼マグネシア75gを投入
し、6時間ケミスターラーで攪拌して水和反応を行った
(第1工程)0次に、比表面積7.2m”/Hの粉砕軽
焼マグネシア75gを第1工程で得られた80℃のスラ
リー中に投入し、6時間ケミスターラーで攪拌して水和
反応を行った(第2工程)、第2工程終了後、スラリー
を濾過、洗浄及び乾燥して水酸化マグネシウム粉末を得
た。
表面積7.2d/gの粉砕軽焼マグネシア75gを投入
し、6時間ケミスターラーで攪拌して水和反応を行った
(第1工程)0次に、比表面積7.2m”/Hの粉砕軽
焼マグネシア75gを第1工程で得られた80℃のスラ
リー中に投入し、6時間ケミスターラーで攪拌して水和
反応を行った(第2工程)、第2工程終了後、スラリー
を濾過、洗浄及び乾燥して水酸化マグネシウム粉末を得
た。
得られた水酸化マグネシウムはBET法による比表面積
値が7rn’/gで、その粒度分布は第1表に示す通り
であった。また、このものは第3図に示す電子顕微鏡写
真からも明らかなように、凝集塊が生じていた。
値が7rn’/gで、その粒度分布は第1表に示す通り
であった。また、このものは第3図に示す電子顕微鏡写
真からも明らかなように、凝集塊が生じていた。
比較例2
80℃に保持した11ビーカー中の温水500kgに比
表面積3.0m’/gの粉砕軽焼マグネシア25gを投
入し、8時間ケミスターラーで攪拌して水和反応を行っ
た(第1工程)、更に、第1工程で得られた80℃のス
ラリー中に比表面積3、Orn”7gの粉砕軽焼マグネ
シア25gを投入し、8時間ケミスターラーで攪拌して
水和反応を行った(第2工程)、第2工程終了後、スラ
リーを濾過、洗浄及び乾燥して水酸化マグネシウム粉末
を得た。
表面積3.0m’/gの粉砕軽焼マグネシア25gを投
入し、8時間ケミスターラーで攪拌して水和反応を行っ
た(第1工程)、更に、第1工程で得られた80℃のス
ラリー中に比表面積3、Orn”7gの粉砕軽焼マグネ
シア25gを投入し、8時間ケミスターラーで攪拌して
水和反応を行った(第2工程)、第2工程終了後、スラ
リーを濾過、洗浄及び乾燥して水酸化マグネシウム粉末
を得た。
得られた水酸化マグネシウムはBET法による比表面積
値が14m’/gで、その粒度分布は第1表に示す通り
であった。また、このものは第4図に示す電子顕微鏡写
真からも明らかなように凝集塊が生じていた。
値が14m’/gで、その粒度分布は第1表に示す通り
であった。また、このものは第4図に示す電子顕微鏡写
真からも明らかなように凝集塊が生じていた。
第1表
[発明の効果]
以上詳述した通り、本発明の水酸化マグネシウム結晶の
成長方法によれば、焼成工程、粉砕工程を経ることなく
、また、オートクレーブ等の装置腐食の問題を生起する
ことなく、常圧にて、電子顕微鏡下で二次凝集の少ない
六角板状結晶かつ規則正しい格子配列を有する分散性に
優れた水酸化マグネシウム結晶を容易かつ効率的に低コ
ストに製造することができる。
成長方法によれば、焼成工程、粉砕工程を経ることなく
、また、オートクレーブ等の装置腐食の問題を生起する
ことなく、常圧にて、電子顕微鏡下で二次凝集の少ない
六角板状結晶かつ規則正しい格子配列を有する分散性に
優れた水酸化マグネシウム結晶を容易かつ効率的に低コ
ストに製造することができる。
しかして、得られた水酸化マグネシウムは、前述の熱可
塑性樹脂用の非ハロゲン難燃剤のフィラー等として有効
に利用することができる。
塑性樹脂用の非ハロゲン難燃剤のフィラー等として有効
に利用することができる。
第1図、第2図、第3図及び第4図は各々実施例1.2
及び比較例1.2で得られた水酸化マグネシウムの粒子
構造を示す顕微鏡写真(1万倍)である。
及び比較例1.2で得られた水酸化マグネシウムの粒子
構造を示す顕微鏡写真(1万倍)である。
Claims (1)
- (1)50℃以上に保持された0.01〜1重量%濃度
の有機酸及び/又はそのマグネシウム塩の溶液を入れた
超音波発生装置付攪拌温水槽に所定量の粉砕軽焼マグネ
シアを投入して超音波を照射しながら水和反応させる第
1工程と、前工程で得られた水酸化マグネシウムスラリ
ーに該前工程の粉砕軽焼マグネシア投入量の1/3〜3
倍量の粉砕軽焼マグネシアを投入して超音波を照射しな
がら水和反応させる第2以上の高次工程とからなること
を特徴とする水酸化マグネシウム結晶の成長方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33691189A JPH03197314A (ja) | 1989-12-26 | 1989-12-26 | 水酸化マグネシウム結晶の成長方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33691189A JPH03197314A (ja) | 1989-12-26 | 1989-12-26 | 水酸化マグネシウム結晶の成長方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03197314A true JPH03197314A (ja) | 1991-08-28 |
Family
ID=18303776
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33691189A Pending JPH03197314A (ja) | 1989-12-26 | 1989-12-26 | 水酸化マグネシウム結晶の成長方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03197314A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5662881A (en) * | 1992-10-29 | 1997-09-02 | Daicel Abosisangyo Co. | Apparatus and method for the production of active magnesium hydroxide |
-
1989
- 1989-12-26 JP JP33691189A patent/JPH03197314A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5662881A (en) * | 1992-10-29 | 1997-09-02 | Daicel Abosisangyo Co. | Apparatus and method for the production of active magnesium hydroxide |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR102843962B1 (ko) | 신규 녹색 리튬인산철 전구체, 이의 제조 방법, 및 이의 용도 | |
| JP4340160B2 (ja) | ナノサイズ及びサブミクロンサイズのリチウム遷移金属酸化物の製造方法 | |
| CN101376511B (zh) | 纳米氢氧化镁的制备方法 | |
| CN1080244C (zh) | 碱式碳酸钴(ⅱ)聚结物及其制法和用途 | |
| CN101920977A (zh) | 一种片状纳米氧化镁的制备方法 | |
| CN115458804B (zh) | 一种纳米固态电解质磷酸钛铝锂及制备方法和应用 | |
| JP2008214174A (ja) | 難燃剤用水酸化マグネシウム粒子及びその製造方法並びに表面処理方法 | |
| CN116161634A (zh) | 一种磷酸铁的制备方法及其应用 | |
| JPH1121125A (ja) | 微細薄肉板状ベーマイト粒子およびその製造方法 | |
| JPH03170325A (ja) | 水酸化マグネシウムの製造方法 | |
| JPH04362012A (ja) | 高分散性水酸化マグネシウムの製造方法 | |
| CN115872429B (zh) | 一种水滑石及其制备方法 | |
| JP3674009B2 (ja) | 無定形酸化チタンゾルの製造方法 | |
| CN116588968A (zh) | 一种水浴法制备硫化锌的方法 | |
| KR100353095B1 (ko) | 금속수산화물고용체,금속산화물고용체및이들의제법 | |
| JPH03197314A (ja) | 水酸化マグネシウム結晶の成長方法 | |
| CN1151967C (zh) | 镁盐晶须制备方法 | |
| JPS6335571B2 (ja) | ||
| JP2602436B2 (ja) | 高分散性水酸化マグネシウムの製造方法 | |
| JPH03197315A (ja) | 水酸化マグネシウム結晶の成長方法 | |
| JP2675465B2 (ja) | 含水炭酸カルシウムおよびその製造方法 | |
| JPH0248414A (ja) | 水酸化マグネシウムの製造方法 | |
| JPS63277511A (ja) | 水酸化マグネシウムの製造方法および表面処理水酸化マグネシウムの製造方法 | |
| CN1106348C (zh) | 含细分散金属钴的钴(ⅱ)氧化物及其制备方法和用途 | |
| JPH06102542B2 (ja) | 球状粒子炭酸カルシウムの製造方法 |