JPH0319732Y2 - - Google Patents
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- JPH0319732Y2 JPH0319732Y2 JP1985135180U JP13518085U JPH0319732Y2 JP H0319732 Y2 JPH0319732 Y2 JP H0319732Y2 JP 1985135180 U JP1985135180 U JP 1985135180U JP 13518085 U JP13518085 U JP 13518085U JP H0319732 Y2 JPH0319732 Y2 JP H0319732Y2
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- JP
- Japan
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- frame
- frames
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- shape
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- Farming Of Fish And Shellfish (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、解体・組立が容易な魚介類の稚魚養
殖タンクに関する。
殖タンクに関する。
(従来の技術)
魚介類、特に鮭の稚魚養殖は、三陸沿岸や北海
道沿岸で多く行われ、この地方は地形が複雑で平
坦な場所が少ない。ところが、魚介類の稚魚養殖
タンクの寸法は、長さが15m〜20m、深さが約60
cm、幅が約150cmと大きなものを必要とするから、
従来のコンクリート槽やFRP槽等で形成された
固定式の稚魚養殖タンクは整地しなければ設置す
ることができない。
道沿岸で多く行われ、この地方は地形が複雑で平
坦な場所が少ない。ところが、魚介類の稚魚養殖
タンクの寸法は、長さが15m〜20m、深さが約60
cm、幅が約150cmと大きなものを必要とするから、
従来のコンクリート槽やFRP槽等で形成された
固定式の稚魚養殖タンクは整地しなければ設置す
ることができない。
また、鮭は成育に応じて稚魚の生息条件を変え
てやらなくてはならないが、コンクリート槽等で
は場所の移動は困難である。このため、オフシー
ズン中のそのままの状態にしておかなくてはなら
ないから、設置場所の有効利用が図れない。
てやらなくてはならないが、コンクリート槽等で
は場所の移動は困難である。このため、オフシー
ズン中のそのままの状態にしておかなくてはなら
ないから、設置場所の有効利用が図れない。
しかも、コンクリート槽の場合には、コンクリ
ートからのアルカリ性物質の溶出、FRP槽の場
合にはスチレンモノマー等の有害物質の発生があ
り、これらが稚魚の成育に悪影響を与えるおそれ
がある。また、コンクリート槽の場合には、魚体
に擦過傷が生じることもある。
ートからのアルカリ性物質の溶出、FRP槽の場
合にはスチレンモノマー等の有害物質の発生があ
り、これらが稚魚の成育に悪影響を与えるおそれ
がある。また、コンクリート槽の場合には、魚体
に擦過傷が生じることもある。
そこで、従来、組立及び分解が可能で、移動が
容易な組立式のものが提案されている(例えば、
実開昭54−174599号広報参照)。
容易な組立式のものが提案されている(例えば、
実開昭54−174599号広報参照)。
これは、横長の金属板の四辺に上下折り曲げ部
と左右折り曲げ部とを曲成するとともに、この金
属板の内側に補強杆を固定してなる多数枚のパネ
ルと、断面V字状の連結板と、合成樹脂製のシー
トから構成され、前記金属板の左右両折り曲げ部
を、連結板を介在させてボルト締めして囲い枠を
形成し、この囲い枠内に前記シートを張設すると
ともに、このシートの外周縁を囲い枠の上端に固
定してなる組立式養魚池である。
と左右折り曲げ部とを曲成するとともに、この金
属板の内側に補強杆を固定してなる多数枚のパネ
ルと、断面V字状の連結板と、合成樹脂製のシー
トから構成され、前記金属板の左右両折り曲げ部
を、連結板を介在させてボルト締めして囲い枠を
形成し、この囲い枠内に前記シートを張設すると
ともに、このシートの外周縁を囲い枠の上端に固
定してなる組立式養魚池である。
(考案が解決しようとする問題点)
しかしながら、上記従来の技術にあつては、確
かに組立及び解体が可能ではあるが、次のような
問題があつた。
かに組立及び解体が可能ではあるが、次のような
問題があつた。
すなわち、囲い枠を複数枚のパネルで形成した
ものであるため、囲い枠内の水圧を各パネルの全
面で受けることになる。しかも、各パネルは横長
である。したがつて、パネルの使用枚数を増やし
て養魚池を大きくする場合、それに伴つてパネル
1枚当たりに加わる水圧が指数関数的に増大する
ことから、金属板や補強杆に高強度のものを採用
してパネルの剛性を相当高くするとともに、支持
枠を別途用意してこれで囲い枠を外側から支持し
なければ、パネルが水圧で囲い枠の外側に容易に
撓んでしまう。ところが、上記のようにパネルの
剛性を高めると、その分重量が大きくなるととも
に、支持枠を別途用意しなければならないことと
相まつてコストが嵩むといつた問題があつた。こ
のことは、特に、この種のものに要求される設
置・移動の簡易性、及び経済性を大きく損なう原
因ともなつていた。
ものであるため、囲い枠内の水圧を各パネルの全
面で受けることになる。しかも、各パネルは横長
である。したがつて、パネルの使用枚数を増やし
て養魚池を大きくする場合、それに伴つてパネル
1枚当たりに加わる水圧が指数関数的に増大する
ことから、金属板や補強杆に高強度のものを採用
してパネルの剛性を相当高くするとともに、支持
枠を別途用意してこれで囲い枠を外側から支持し
なければ、パネルが水圧で囲い枠の外側に容易に
撓んでしまう。ところが、上記のようにパネルの
剛性を高めると、その分重量が大きくなるととも
に、支持枠を別途用意しなければならないことと
相まつてコストが嵩むといつた問題があつた。こ
のことは、特に、この種のものに要求される設
置・移動の簡易性、及び経済性を大きく損なう原
因ともなつていた。
また、上記したパネルは、連結板とともに囲い
枠の最小構成単位であることから、これ以上分解
することができないものである。このため、囲い
枠を分解した場合に、パネルが嵩張るとともに重
量が嵩み、運搬や移動設置が簡単に行えないとい
つた問題があつた。
枠の最小構成単位であることから、これ以上分解
することができないものである。このため、囲い
枠を分解した場合に、パネルが嵩張るとともに重
量が嵩み、運搬や移動設置が簡単に行えないとい
つた問題があつた。
さらに、囲い枠を、単にパネルを連結するだけ
で形成しようとするものであるから、強度的に安
定しない。このため、前記したように支持枠を使
用することは勿論のこと、パネルの下端部を地中
に埋設しなければ設置できないといつた問題があ
つた。特にこの点は、設置しようとする所が掘削
できないような所である場合致命的であつた。
で形成しようとするものであるから、強度的に安
定しない。このため、前記したように支持枠を使
用することは勿論のこと、パネルの下端部を地中
に埋設しなければ設置できないといつた問題があ
つた。特にこの点は、設置しようとする所が掘削
できないような所である場合致命的であつた。
本考案は、上記従来の問題点に鑑みなされたも
のであつて、解体・組立が可能なことは勿論のこ
と、低コストで、しかも解体した場合に各部材の
重量が小さくまた嵩張らず、運搬や移動設置が容
易であるとともに、設置場所を選ばない魚介類の
稚魚養殖タンクを提供しようとするものである。
のであつて、解体・組立が可能なことは勿論のこ
と、低コストで、しかも解体した場合に各部材の
重量が小さくまた嵩張らず、運搬や移動設置が容
易であるとともに、設置場所を選ばない魚介類の
稚魚養殖タンクを提供しようとするものである。
(問題点を解決するための手段)
上記目的を達成するため、本考案に係る魚介類
の稚魚養殖タンクは、保形枠体の内部に帆布等の
シート状物が着脱可能に装着されてなるタンクで
あつて、前記保形枠体は、底材の左右両端部に端
柱が立設されるとともに該底材の中程に中柱が立
設された一対の側枠と、底材の左右両端部に端柱
が立設された複数個の中枠と、複数枚の貫板と、
複数本の笠木とをその構成要素とし、前記一対の
側枠が平行に配置され、これら側枠の間に前記複
数個の中枠が適当な間隔を隔てて側枠と平行に配
置されるとともに、両側枠及び各中枠の左右両端
部の各端柱同士、並びに各側枠の左右両端部の端
柱と中柱が、それぞれ前記貫板及び笠木で解体・
組立可能に連結されて箱状に形成されたものであ
る。
の稚魚養殖タンクは、保形枠体の内部に帆布等の
シート状物が着脱可能に装着されてなるタンクで
あつて、前記保形枠体は、底材の左右両端部に端
柱が立設されるとともに該底材の中程に中柱が立
設された一対の側枠と、底材の左右両端部に端柱
が立設された複数個の中枠と、複数枚の貫板と、
複数本の笠木とをその構成要素とし、前記一対の
側枠が平行に配置され、これら側枠の間に前記複
数個の中枠が適当な間隔を隔てて側枠と平行に配
置されるとともに、両側枠及び各中枠の左右両端
部の各端柱同士、並びに各側枠の左右両端部の端
柱と中柱が、それぞれ前記貫板及び笠木で解体・
組立可能に連結されて箱状に形成されたものであ
る。
(作用)
保形枠体は、底材の左右両端部に端柱が立設さ
れるとともに該底材の中程に中柱が立設された一
対の側枠と、底材の左右両端部に端柱が立設され
た複数個の中枠と、複数枚の貫板と、複数本の笠
木とをその構成要素としており、各構成要素は嵩
が低くしかも軽量である。したがつて、運搬や移
動設置が容易に行える。
れるとともに該底材の中程に中柱が立設された一
対の側枠と、底材の左右両端部に端柱が立設され
た複数個の中枠と、複数枚の貫板と、複数本の笠
木とをその構成要素としており、各構成要素は嵩
が低くしかも軽量である。したがつて、運搬や移
動設置が容易に行える。
側枠は、底材の左右両端部に端柱が立設される
とともに該底材の中程に中柱が立設されたもので
あり、中枠は、底材の左右両端部に端柱が立設さ
れたものであつて、複数個の中枠が両側枠間に適
当な間隔を隔てて配置されるから、保形枠体内の
水圧は、実質的に多数本の端柱と中柱とで受け止
められることになる。この結果、保形枠体内の水
圧の分散が図られる。このことはまた、主に上記
各端柱及び中柱の各底材への取り付け強度を高め
るだけで、水圧の増加、つまり保形枠体の大型化
に対処できることを意味し、構成要素の重量及び
コストの増大を低くすることにもつながる。
とともに該底材の中程に中柱が立設されたもので
あり、中枠は、底材の左右両端部に端柱が立設さ
れたものであつて、複数個の中枠が両側枠間に適
当な間隔を隔てて配置されるから、保形枠体内の
水圧は、実質的に多数本の端柱と中柱とで受け止
められることになる。この結果、保形枠体内の水
圧の分散が図られる。このことはまた、主に上記
各端柱及び中柱の各底材への取り付け強度を高め
るだけで、水圧の増加、つまり保形枠体の大型化
に対処できることを意味し、構成要素の重量及び
コストの増大を低くすることにもつながる。
また、上記各構成要素で保形枠体は箱状に形成
され、側枠と中枠にはそれぞれ底材が存在するか
ら、シート状物の水を下方と側方とからしつかり
と受けることができる。したがつて、強度的に安
定で、設置場所を選ばない。
され、側枠と中枠にはそれぞれ底材が存在するか
ら、シート状物の水を下方と側方とからしつかり
と受けることができる。したがつて、強度的に安
定で、設置場所を選ばない。
さらに、両側枠間に複数個の中枠を配置するも
のであるから、それら各枠の配置間隔を変更する
だけで、現場の状況にあわせて保形枠体の大きさ
を自由自在に変えることができる。
のであるから、それら各枠の配置間隔を変更する
だけで、現場の状況にあわせて保形枠体の大きさ
を自由自在に変えることができる。
(実施例)
以下、本考案の一実施例を、図面を参照して説
明する。
明する。
本考案に係る魚介類の稚魚養殖タンクは、保形
枠体1の内部に帆布等のシート状物22が着脱可
能に装着されてなるタンクである。
枠体1の内部に帆布等のシート状物22が着脱可
能に装着されてなるタンクである。
保形枠体1は、一対の側枠2a,2bと、複数
個の中枠8…と、複数個の貫板15…、16…
と、複数本の笠木18…とをその構成要素とし、
解体・組立可能なものである。
個の中枠8…と、複数個の貫板15…、16…
と、複数本の笠木18…とをその構成要素とし、
解体・組立可能なものである。
一対の側枠2a,2bは、保形枠体1の前後両
端部に配置されるもので、底材3の左右両端部に
端柱5a,5bが、中程に2本の中柱6,6がそ
れぞれ立設されたものである(第4図参照)。
端部に配置されるもので、底材3の左右両端部に
端柱5a,5bが、中程に2本の中柱6,6がそ
れぞれ立設されたものである(第4図参照)。
底材3は、中空の角パイプで形成することが好
ましいが、端柱5a,5b及び中柱6はリツプ溝
形鋼で形成することが好ましい。
ましいが、端柱5a,5b及び中柱6はリツプ溝
形鋼で形成することが好ましい。
端柱5a,5bは、互いの溝部が対向するよう
に、底材3の左右両端部に溶接によつて立設固着
されている。端柱5a,5bの下端部は、背板を
残して底材3の厚み分だけ切り欠かれ、残された
背板で底材3の開口端面んを覆うように溶着され
ている。図中の符号7は、端柱5a,5bの左右
側板に形成されたボルト通し孔で、側板の上下方
向に複数個形成されている。
に、底材3の左右両端部に溶接によつて立設固着
されている。端柱5a,5bの下端部は、背板を
残して底材3の厚み分だけ切り欠かれ、残された
背板で底材3の開口端面んを覆うように溶着され
ている。図中の符号7は、端柱5a,5bの左右
側板に形成されたボルト通し孔で、側板の上下方
向に複数個形成されている。
中柱6は、端柱5a,5bと同じくリツプ溝形
鋼で形成され、底材3の上に溶着により立設され
ている。中柱6の溝部は、端柱5a又は5bの溝
部と対向しないで、直交する方向に向けられてい
る。このように形成された側枠2a,2bは左右
が対称形となされている。この中柱6の本数は2
本に限定するものではなく、側枠2a,2bの幅
及び強度を考慮してその本数が決められる。
鋼で形成され、底材3の上に溶着により立設され
ている。中柱6の溝部は、端柱5a又は5bの溝
部と対向しないで、直交する方向に向けられてい
る。このように形成された側枠2a,2bは左右
が対称形となされている。この中柱6の本数は2
本に限定するものではなく、側枠2a,2bの幅
及び強度を考慮してその本数が決められる。
前記複数個の中枠8は、保形枠体1の中間部、
つまり両側枠2a,2b間に配置されるもので、
底材9の左右両端部に端柱10a,10bが立設
されている。(第5図参照) 底材9は、前記した底材3と、また端柱10
a,10bは前記した端柱5a,5bとそれぞれ
同じ材質、形状、寸法の部材で形成されている。
また、底材9と端柱10a,10bの接続は、前
記した底材3と端柱5a,5bの接続と同じ要領
でなされている。図中の符号12は、端柱10
a,10bの左右側板に形成されたボルト通し孔
で、前記したボルト通し孔7と対応する位置に複
数個形成されている。
つまり両側枠2a,2b間に配置されるもので、
底材9の左右両端部に端柱10a,10bが立設
されている。(第5図参照) 底材9は、前記した底材3と、また端柱10
a,10bは前記した端柱5a,5bとそれぞれ
同じ材質、形状、寸法の部材で形成されている。
また、底材9と端柱10a,10bの接続は、前
記した底材3と端柱5a,5bの接続と同じ要領
でなされている。図中の符号12は、端柱10
a,10bの左右側板に形成されたボルト通し孔
で、前記したボルト通し孔7と対応する位置に複
数個形成されている。
側枠2a,2bに立設した端柱5a,5bと中
柱6、及び中枠8に立設した端柱10a,10b
は、いずれも同じ材質、形状、寸法のリツプ溝形
鋼で形成され、これら各柱に受け柱11が組み付
けられている(第2図参照)。これら各柱に対す
る受け柱11の組付けは、リツプ溝形鋼の溝部内
に上方から受け柱11を嵌入することにより行わ
れる。受け柱11は、天然の木材であつてもよい
が、耐腐食性等を考慮していわゆる合成木材で形
成されていることが好ましい。受け柱11の側面
に貫板(中貫板15及び下貫板16)を取付ける
ことから、該受け柱11の一部がリツプ溝形鋼の
リツプ13,13よりも外方へ突出されているこ
とが好ましい。この突出部を符号11aで示す。
受け柱11の左右側面にはそれぞれ縦溝14,1
4を形成され、この縦溝14,14にリツプ1
3,13が嵌入される。したがつて、縦溝14,
14よりも内方の受け柱11の本体は、リツプ溝
形鋼の溝部内にきつちりと装填され、受け柱11
ががたつかないようになされている。
柱6、及び中枠8に立設した端柱10a,10b
は、いずれも同じ材質、形状、寸法のリツプ溝形
鋼で形成され、これら各柱に受け柱11が組み付
けられている(第2図参照)。これら各柱に対す
る受け柱11の組付けは、リツプ溝形鋼の溝部内
に上方から受け柱11を嵌入することにより行わ
れる。受け柱11は、天然の木材であつてもよい
が、耐腐食性等を考慮していわゆる合成木材で形
成されていることが好ましい。受け柱11の側面
に貫板(中貫板15及び下貫板16)を取付ける
ことから、該受け柱11の一部がリツプ溝形鋼の
リツプ13,13よりも外方へ突出されているこ
とが好ましい。この突出部を符号11aで示す。
受け柱11の左右側面にはそれぞれ縦溝14,1
4を形成され、この縦溝14,14にリツプ1
3,13が嵌入される。したがつて、縦溝14,
14よりも内方の受け柱11の本体は、リツプ溝
形鋼の溝部内にきつちりと装填され、受け柱11
ががたつかないようになされている。
貫板として中貫板15及び下貫板16が用いら
れ、上記のようにして各柱に組み付けられた受け
柱11に取付けられる。各受け柱11の突出部1
1aの一部が、中貫板15及び下貫板16を側方
から嵌着できる大きさと形状に上下2ケ所にわた
つて切り欠かれている。この切欠部を符号17
a,17bで示す。中貫板15及び下貫板16
は、タンクの高さに応じて各柱の上下方向に2段
あるいは3段と設けられる。もちろん、下貫板1
6は用いないで中貫板15を用いるだけでよい場
合もある。切欠部17a,17bには、中貫板1
5及び下貫板16が嵌入固定されているので、タ
ンクの内方へ向いた各貫板15,16の側面と受
け柱11の側面が面一となり、タンク内側面が凹
凸の生じない平滑な面となるとともに、各貫板1
5,16と各柱との連結が強固となる。
れ、上記のようにして各柱に組み付けられた受け
柱11に取付けられる。各受け柱11の突出部1
1aの一部が、中貫板15及び下貫板16を側方
から嵌着できる大きさと形状に上下2ケ所にわた
つて切り欠かれている。この切欠部を符号17
a,17bで示す。中貫板15及び下貫板16
は、タンクの高さに応じて各柱の上下方向に2段
あるいは3段と設けられる。もちろん、下貫板1
6は用いないで中貫板15を用いるだけでよい場
合もある。切欠部17a,17bには、中貫板1
5及び下貫板16が嵌入固定されているので、タ
ンクの内方へ向いた各貫板15,16の側面と受
け柱11の側面が面一となり、タンク内側面が凹
凸の生じない平滑な面となるとともに、各貫板1
5,16と各柱との連結が強固となる。
また、中貫板15及び下貫板16は、各柱に組
み付けられた受け柱11に固定されるが、各柱が
角パイプ等で形成されている場合は、各柱の側面
に直接固定するとよい。
み付けられた受け柱11に固定されるが、各柱が
角パイプ等で形成されている場合は、各柱の側面
に直接固定するとよい。
側枠2a,2b及び複数個の中枠8は、中貫板
15及び下貫板16と、各柱の上端に配する笠木
18によつて連結される。中貫板15、下貫板1
6及び笠木18は、天然の木材で形成されていて
もよいし、前記した合成木材で形成されていても
よい。
15及び下貫板16と、各柱の上端に配する笠木
18によつて連結される。中貫板15、下貫板1
6及び笠木18は、天然の木材で形成されていて
もよいし、前記した合成木材で形成されていても
よい。
なお、図中の符号23は、側枠2a,2bに取
付ける下貫板16に設けられた排水口を示してい
る。この排水口23は、保形枠体1内部に装着さ
れる帆布等のシート状物22に設けた排水管(図
示省略)を突出させるためのものである。
付ける下貫板16に設けられた排水口を示してい
る。この排水口23は、保形枠体1内部に装着さ
れる帆布等のシート状物22に設けた排水管(図
示省略)を突出させるためのものである。
次に、このように形成された各部材を用いて保
形枠体1を組立て、解体する要領について説明す
る。
形枠体1を組立て、解体する要領について説明す
る。
前後両端部に配置した両側枠2a,2b間の前
後方向に複数個の中枠8を適当な間隔で配置す
る。前後両側枠2a,2b間の距離は、例えば15
m〜20mとなし、各中枠8間の距離は、例えば50
cmである。因に、両側枠2a,2b及び中枠8の
寸法は、例えば高さが60cm、幅が150cmである。
後方向に複数個の中枠8を適当な間隔で配置す
る。前後両側枠2a,2b間の距離は、例えば15
m〜20mとなし、各中枠8間の距離は、例えば50
cmである。因に、両側枠2a,2b及び中枠8の
寸法は、例えば高さが60cm、幅が150cmである。
次に、両側枠2a,2b及び複数個の中枠8に
立設された各柱に、それぞれ天然木材あるいは合
成木材で形成された受け柱11を上方から差し込
み装填する。
立設された各柱に、それぞれ天然木材あるいは合
成木材で形成された受け柱11を上方から差し込
み装填する。
続いて、受け柱11の突出部11aに形成され
た切欠部17a,17bに、それぞれ中貫板15
と下貫板16を側方から嵌入固定するとともに、
各柱と受け柱11の上端に笠木18を架設固定す
る。
た切欠部17a,17bに、それぞれ中貫板15
と下貫板16を側方から嵌入固定するとともに、
各柱と受け柱11の上端に笠木18を架設固定す
る。
これにより、両側枠2a,2b及び複数個の中
枠8が、中貫板15、下貫板16及び笠木18で
連結されて箱状の保形枠体1が組立てられるので
ある。
枠8が、中貫板15、下貫板16及び笠木18で
連結されて箱状の保形枠体1が組立てられるので
ある。
受け柱11と中貫板15及び下貫板16とは釘
打ち固定され、また、笠木18と受け柱11の上
端面とは同じく釘打ち固定されている。なお、中
貫板15及び下貫板16は、受け柱11の突出部
11aに形成した貫孔に挿通固定するようにして
もよい。また、受け柱11の突出部11aを設け
ずに、受け柱11の外側面とリツプ13の外側面
とを略面一とし、受け柱11の外側面に直接中貫
板15及び下貫板16を釘打ち固定してもよい。
打ち固定され、また、笠木18と受け柱11の上
端面とは同じく釘打ち固定されている。なお、中
貫板15及び下貫板16は、受け柱11の突出部
11aに形成した貫孔に挿通固定するようにして
もよい。また、受け柱11の突出部11aを設け
ずに、受け柱11の外側面とリツプ13の外側面
とを略面一とし、受け柱11の外側面に直接中貫
板15及び下貫板16を釘打ち固定してもよい。
解体する場合は、中貫板15、下貫板16及び
笠木18を取外すだけで、側枠2a,2b、中枠
8、中貫板15、下貫板16及び笠木18の各構
成要素に容易に分解できる。
笠木18を取外すだけで、側枠2a,2b、中枠
8、中貫板15、下貫板16及び笠木18の各構
成要素に容易に分解できる。
なお、側枠2a,2bの内側にそれぞれ1個の
中枠8を合体させて保形枠体1の強度を保障する
ようにするとよい(第2図参照)。この場合、側
枠2a,2bと中枠8との固定はそれぞれボルト
19とナツト20を用いて行われる。すなわち、
左端部で合体される端柱5b,10a、右端部で
合体される端柱5b,10bに形成した上下3ヶ
所のボルト通し孔7,12、及びこれらボルト通
し孔7,12に対応して受け柱11に形成したボ
ルト通し孔21にボルト19を貫通させ、ナツト
20で締着固定する。ボルト通し孔7,12の数
は上下3ヶ所とは限らない。
中枠8を合体させて保形枠体1の強度を保障する
ようにするとよい(第2図参照)。この場合、側
枠2a,2bと中枠8との固定はそれぞれボルト
19とナツト20を用いて行われる。すなわち、
左端部で合体される端柱5b,10a、右端部で
合体される端柱5b,10bに形成した上下3ヶ
所のボルト通し孔7,12、及びこれらボルト通
し孔7,12に対応して受け柱11に形成したボ
ルト通し孔21にボルト19を貫通させ、ナツト
20で締着固定する。ボルト通し孔7,12の数
は上下3ヶ所とは限らない。
また、前後方向に適当な間隔をおいて配置した
複数個の中枠8も4〜5個おきに1つの割合で2
個の中枠8,8を1個に合体させるとよい。この
場合も、前記した側枠2aと中枠8、側枠2bと
中枠8の固定と同じ要領でボルト19とナツト2
0を用いて行われる。このように、側枠2aと中
枠8、側枠2bと中枠8及び2個の中枠8,8の
合体はいずれもボルト、ナツトで行われるから解
体・組立が容易である。
複数個の中枠8も4〜5個おきに1つの割合で2
個の中枠8,8を1個に合体させるとよい。この
場合も、前記した側枠2aと中枠8、側枠2bと
中枠8の固定と同じ要領でボルト19とナツト2
0を用いて行われる。このように、側枠2aと中
枠8、側枠2bと中枠8及び2個の中枠8,8の
合体はいずれもボルト、ナツトで行われるから解
体・組立が容易である。
このように形成された保形枠体1の内部に防水
性のある帆布等のシート状物22が装着される
(図中、一点鎖線で示す)。
性のある帆布等のシート状物22が装着される
(図中、一点鎖線で示す)。
なお、側枠2a,2bの底材3及び各中枠8の
底材9の間に発砲スチロール等の板材(図示省
略)を敷設してからシート状物22を保形枠体1
の内部に装着してもよい。この装着は、例えばシ
ート状物22の周縁を笠木18にロープ等で固縛
することにより行われる。シート状物22は、保
水性に優れ、水中に有害物質が溶出したりしない
ものが好ましい。
底材9の間に発砲スチロール等の板材(図示省
略)を敷設してからシート状物22を保形枠体1
の内部に装着してもよい。この装着は、例えばシ
ート状物22の周縁を笠木18にロープ等で固縛
することにより行われる。シート状物22は、保
水性に優れ、水中に有害物質が溶出したりしない
ものが好ましい。
(考案の効果)
本考案に係る魚介類の稚魚養殖タンクは、保形
枠体の内部に帆布等のシート状物が着脱可能に装
着されてなるものであつて、保形枠体が容易に解
体・組立て可能であるから、生育に応じた場所に
移動を行い、適した生息条件で魚介類の稚魚の養
殖ができる。
枠体の内部に帆布等のシート状物が着脱可能に装
着されてなるものであつて、保形枠体が容易に解
体・組立て可能であるから、生育に応じた場所に
移動を行い、適した生息条件で魚介類の稚魚の養
殖ができる。
オフシーズンには、帆布等のシート状物を折り
たたみ、保形枠体を解体して保管することができ
るため、設置場所の有効利用が図れる。
たたみ、保形枠体を解体して保管することができ
るため、設置場所の有効利用が図れる。
地形に多少の凹凸があつても整地しないで設置
することが可能である。
することが可能である。
アルカリや有害物質の溶出がないので安心して
養殖ができ、また、魚体に擦過傷等を生じるおそ
れがない。
養殖ができ、また、魚体に擦過傷等を生じるおそ
れがない。
解体・組立が容易であるから、タンクの形状、
大きさ、深さが自由に選べ、魚貝の養殖に対応す
ることができる。
大きさ、深さが自由に選べ、魚貝の養殖に対応す
ることができる。
保形枠体は、底材の左右両端部に端柱が立設さ
れるとともに該底材の中程に中柱が立設された一
対の側枠と、底材の左右両端部に端柱が立設され
た複数個の中枠と、複数枚の貫板と、複数本の笠
木とをその構成要素としており、各構成要素は嵩
が低くしかも軽量である。したがつて、前記従来
のものとは異なり、解体時における保形枠体の保
管スペースを小さくすることができるとともに、
運搬や移動設置が容易に行える。
れるとともに該底材の中程に中柱が立設された一
対の側枠と、底材の左右両端部に端柱が立設され
た複数個の中枠と、複数枚の貫板と、複数本の笠
木とをその構成要素としており、各構成要素は嵩
が低くしかも軽量である。したがつて、前記従来
のものとは異なり、解体時における保形枠体の保
管スペースを小さくすることができるとともに、
運搬や移動設置が容易に行える。
各構成要素で保形枠体は箱状に形成され、側枠
と中枠にはそれぞれ底材が存在するから、シート
状物の水を下方と側方とからしつかりと受けるこ
とができる。したがつて、強度的に安定で、従来
のものとは異なり、設置場所をわざわざ堀削する
必要がなく、設置場所を選ばない。
と中枠にはそれぞれ底材が存在するから、シート
状物の水を下方と側方とからしつかりと受けるこ
とができる。したがつて、強度的に安定で、従来
のものとは異なり、設置場所をわざわざ堀削する
必要がなく、設置場所を選ばない。
側枠は、底材の左右両端部に端柱が立設される
とともに該底材の中程に中柱が立設されたもので
あり、中枠は、底材の左右両端部に端柱が立設さ
れたものであつて、複数個の中枠が両側枠間に適
当な間隔を隔てて配置されるから、保形枠体内の
水圧は、実質的に多数本の端柱と中柱とで受け止
められることになる。この結果、保形枠体内の水
圧の分散が図られる。このことはまた、主に上記
各端柱及び中柱の各底材への取り付け強度を高め
るだけで、水圧の増加、つまり保形枠体の大型化
に対処できることを意味し、構成要素の重量及び
コストの増大を抑えることにもつながる。したが
つて、この種のタンクに要求される設置・移動の
簡易性、及び経済性を充分満足させることができ
る。
とともに該底材の中程に中柱が立設されたもので
あり、中枠は、底材の左右両端部に端柱が立設さ
れたものであつて、複数個の中枠が両側枠間に適
当な間隔を隔てて配置されるから、保形枠体内の
水圧は、実質的に多数本の端柱と中柱とで受け止
められることになる。この結果、保形枠体内の水
圧の分散が図られる。このことはまた、主に上記
各端柱及び中柱の各底材への取り付け強度を高め
るだけで、水圧の増加、つまり保形枠体の大型化
に対処できることを意味し、構成要素の重量及び
コストの増大を抑えることにもつながる。したが
つて、この種のタンクに要求される設置・移動の
簡易性、及び経済性を充分満足させることができ
る。
また、上記各構成要素で保形枠体は箱状に形成
され、側枠と中枠にはそれぞれ底材が存在するか
ら、シート状物の中の水を下方と側方とからしつ
かりと受けることができる。したがつて、強度的
に安定で、設置場所を選ばない。
され、側枠と中枠にはそれぞれ底材が存在するか
ら、シート状物の中の水を下方と側方とからしつ
かりと受けることができる。したがつて、強度的
に安定で、設置場所を選ばない。
さらに、両側枠間に複数個の中枠を配置するも
のであるから、それら各枠の配置間隔を変更する
だけで、現場の状況にあわせて保形枠体の大きさ
を自由に変えることができる。したがつて、使い
勝手がよく、取扱いが便利である。
のであるから、それら各枠の配置間隔を変更する
だけで、現場の状況にあわせて保形枠体の大きさ
を自由に変えることができる。したがつて、使い
勝手がよく、取扱いが便利である。
図面は本考案に係る魚介類の稚魚養殖タンクの
実施例を示し、第1図は前後方向の一部を中間省
略した魚貝類の稚魚養殖タンクの側面図、第2図
は同前後、左右方向の一部を中間省略し約左半分
を横に切断した拡大平面図、第3図は同正面図、
第4図は側枠の斜視図、第5図は中枠の斜視図、
第6図は魚貝類の稚魚養殖タンクの中程をたて方
向に切断した切断部端面図、第7図は受け柱と貫
板の斜視図である。 1……保形枠体、2a,2b……側枠、3,9
……底材、5a,5b,10a,10b……端
柱、6……中柱、7,12,21……ボルト通し
孔、8……中枠、11……受け柱、13……リツ
プ、14……たて溝、15……中貫板、16……
下貫板、17a,17b……切欠部、18……笠
木、19……ボルト、20……ナツト、22……
シート状物。
実施例を示し、第1図は前後方向の一部を中間省
略した魚貝類の稚魚養殖タンクの側面図、第2図
は同前後、左右方向の一部を中間省略し約左半分
を横に切断した拡大平面図、第3図は同正面図、
第4図は側枠の斜視図、第5図は中枠の斜視図、
第6図は魚貝類の稚魚養殖タンクの中程をたて方
向に切断した切断部端面図、第7図は受け柱と貫
板の斜視図である。 1……保形枠体、2a,2b……側枠、3,9
……底材、5a,5b,10a,10b……端
柱、6……中柱、7,12,21……ボルト通し
孔、8……中枠、11……受け柱、13……リツ
プ、14……たて溝、15……中貫板、16……
下貫板、17a,17b……切欠部、18……笠
木、19……ボルト、20……ナツト、22……
シート状物。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 保形枠体の内部に帆布等のシート状物が着脱
可能に装着されてなるタンクであつて、 前記保形枠体は、底材の左右両端部に端柱が
立設されるとともに該底材の中程に中柱が立設
された一対の側枠と、底材の左右両端部に端柱
が立設された複数個の中枠と、複数枚の貫板と
複数本の笠木とをその構成要素とし、 前記一対の側枠が平行に配置され、これら側
枠の間に前記複数個の中枠が適当な間隔を隔て
て側枠と平行に配置されるとともに、両側枠及
び各中枠の左右両端部の各端柱同士、並びに各
側枠の左右両端部の端柱と中柱が、それぞれ前
記貫板及び笠木で解体・組立可能に連結されて
箱状に形成されたことを特徴とする魚介類の稚
魚養殖タンク。 2 各端柱及び中柱がリツプ溝形鋼で形成され、
該リツプ溝形鋼の内部に天然材もしくは合成木
材で形成された受け柱が装填され、リツプ溝形
鋼のリツプよりも外方に突出させた受け柱の突
出部が一部切り欠かれ、該切欠部に貫板が側方
から嵌入固定されることにより前後両側枠と各
中枠とが解体・組立可能に連結されてなる実用
新案登録請求の範囲第1項記載の魚介類の稚魚
養殖タンク。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985135180U JPH0319732Y2 (ja) | 1985-09-04 | 1985-09-04 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985135180U JPH0319732Y2 (ja) | 1985-09-04 | 1985-09-04 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6242769U JPS6242769U (ja) | 1987-03-14 |
| JPH0319732Y2 true JPH0319732Y2 (ja) | 1991-04-25 |
Family
ID=31037118
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985135180U Expired JPH0319732Y2 (ja) | 1985-09-04 | 1985-09-04 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0319732Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54174599U (ja) * | 1978-05-27 | 1979-12-10 |
-
1985
- 1985-09-04 JP JP1985135180U patent/JPH0319732Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6242769U (ja) | 1987-03-14 |
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