JPH0319860B2 - - Google Patents
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- JPH0319860B2 JPH0319860B2 JP2495281A JP2495281A JPH0319860B2 JP H0319860 B2 JPH0319860 B2 JP H0319860B2 JP 2495281 A JP2495281 A JP 2495281A JP 2495281 A JP2495281 A JP 2495281A JP H0319860 B2 JPH0319860 B2 JP H0319860B2
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Description
本発明はポリエステルの製造法、更に詳しく
は、その内部から表面に連通した特殊な微細孔を
有する繊維を製造するに適したポリエステルの製
造法に関する。 ポリエステルは多くの優れた特性を有するがゆ
えに、合成繊維として極めて広い用途を有してい
る。しかしながら、ポリエステル繊維は疎水性で
あるため、吸水性や吸湿性が要求される分野での
使用は著しい制約を受けている。 従来、ポリエステル繊維に吸水性や吸湿性を付
与する方法として、繊維に成形する以前にポリエ
ステルに親水性化合物、例えばポリアルキレング
リコール又はポリアルキレングリコールと有機ス
ルホン酸金属塩とを配合する方法が提案されてい
る。しかしながら、かかる方法によつて得られる
繊維は吸水性や吸湿性が充分でなく、またその耐
久性も洗濯等により容易に低下し、その上耐光性
や耐熱性等の特性も低下する等の欠点がある。ま
た、ポリアルキレングリコールと有機スルホン酸
金属塩とを配合して得られるポリエステル繊維を
アルカリ水溶液で処理することによつて繊維表面
に繊維軸方向に配列した皺状の微細孔を形成させ
て吸水性を向上させる方法も提案されている。し
かしながら、かかる方法によつて得られるポリエ
ステル繊維は、強度低下が著しく、また極めてフ
イブリル化し易いため実用に耐えない。 本発明者は、上記欠点のない吸水性や吸湿性に
優れたポリエステル繊維を提供せんとして鋭意検
討を重ねた結果、下記一般式〔〕 〔式中、Arはベンゼン環またはナフタレン環、
Rは−COOR′(但し、R′は水素原子、炭素数1〜
4のアルキル基又はアリール基)又は−CO[−O
(−CH2)l]−pOH(但し、lは2以上の整数、p
は1以上の整数)、M及びM′はアルカリ金属また
はアルカリ土類金属を示し、mは0又は1、nは
1〜5の整数で、且つm+nが1〜5になる整数
を示す。〕 で表わされる特定の化合物の特定量を配合したポ
リエステルを用いて中実又は中空の繊維となし、
この繊維をアルカリ水溶液で処理することによつ
て、繊維横断面に散在し、繊維軸方向に配列し、
且つその少なくとも一部が繊維の内部又は中空部
から表面まで連通している微細孔を形成すること
ができ、こうすることによつて吸水性,吸湿性及
びその耐久性のいずれにも優れ、且つ実用に充分
に耐える強度、耐フイブリル性を有するポリエス
テル繊維が得られることを知り、先に提案した。
しかしながら、上記一般式〔〕で表わされる化
合物は、ポリエステル中で粗大凝集粒子を発生す
る傾向があり、紡糸の際にパツク詰りを起し易
く、また紡糸時及び延伸時にしばしば断糸する欠
点があることを知つた。 本発明者は、かかる欠点のない、上記一般式
〔〕で表わされる化合物を微細に分散したポリ
エステルを製造せんとして更に検討を続けた結
果、上記一般式〔〕を添加する際に特定量の
3,5−ジ(カルボメトキシ)ベンゼンスルホン
酸Naを混合して添加すれば、上記目的が達成さ
れることを知つた。本発明は、この知見に基い
て、更に検討を重ねた結果、完成したものであ
る。 即ち、本発明はテレフタル酸を主とする二官能
性カルボン酸又はそのエステル形成性誘導体と炭
素数2〜6のアルキレングリコールを主とするグ
リコール又はそのエステル形成性誘導体とを反応
せしめてポリエステルを製造するに当り、該製造
反応が終了するまでの任意の段階で該二官能性カ
ルボン酸成分に対して0.1〜25モル%の量の下記
一般式〔〕 〔式中、Zは芳香族環又は脂肪族炭化水素基、
Xは
は、その内部から表面に連通した特殊な微細孔を
有する繊維を製造するに適したポリエステルの製
造法に関する。 ポリエステルは多くの優れた特性を有するがゆ
えに、合成繊維として極めて広い用途を有してい
る。しかしながら、ポリエステル繊維は疎水性で
あるため、吸水性や吸湿性が要求される分野での
使用は著しい制約を受けている。 従来、ポリエステル繊維に吸水性や吸湿性を付
与する方法として、繊維に成形する以前にポリエ
ステルに親水性化合物、例えばポリアルキレング
リコール又はポリアルキレングリコールと有機ス
ルホン酸金属塩とを配合する方法が提案されてい
る。しかしながら、かかる方法によつて得られる
繊維は吸水性や吸湿性が充分でなく、またその耐
久性も洗濯等により容易に低下し、その上耐光性
や耐熱性等の特性も低下する等の欠点がある。ま
た、ポリアルキレングリコールと有機スルホン酸
金属塩とを配合して得られるポリエステル繊維を
アルカリ水溶液で処理することによつて繊維表面
に繊維軸方向に配列した皺状の微細孔を形成させ
て吸水性を向上させる方法も提案されている。し
かしながら、かかる方法によつて得られるポリエ
ステル繊維は、強度低下が著しく、また極めてフ
イブリル化し易いため実用に耐えない。 本発明者は、上記欠点のない吸水性や吸湿性に
優れたポリエステル繊維を提供せんとして鋭意検
討を重ねた結果、下記一般式〔〕 〔式中、Arはベンゼン環またはナフタレン環、
Rは−COOR′(但し、R′は水素原子、炭素数1〜
4のアルキル基又はアリール基)又は−CO[−O
(−CH2)l]−pOH(但し、lは2以上の整数、p
は1以上の整数)、M及びM′はアルカリ金属また
はアルカリ土類金属を示し、mは0又は1、nは
1〜5の整数で、且つm+nが1〜5になる整数
を示す。〕 で表わされる特定の化合物の特定量を配合したポ
リエステルを用いて中実又は中空の繊維となし、
この繊維をアルカリ水溶液で処理することによつ
て、繊維横断面に散在し、繊維軸方向に配列し、
且つその少なくとも一部が繊維の内部又は中空部
から表面まで連通している微細孔を形成すること
ができ、こうすることによつて吸水性,吸湿性及
びその耐久性のいずれにも優れ、且つ実用に充分
に耐える強度、耐フイブリル性を有するポリエス
テル繊維が得られることを知り、先に提案した。
しかしながら、上記一般式〔〕で表わされる化
合物は、ポリエステル中で粗大凝集粒子を発生す
る傾向があり、紡糸の際にパツク詰りを起し易
く、また紡糸時及び延伸時にしばしば断糸する欠
点があることを知つた。 本発明者は、かかる欠点のない、上記一般式
〔〕で表わされる化合物を微細に分散したポリ
エステルを製造せんとして更に検討を続けた結
果、上記一般式〔〕を添加する際に特定量の
3,5−ジ(カルボメトキシ)ベンゼンスルホン
酸Naを混合して添加すれば、上記目的が達成さ
れることを知つた。本発明は、この知見に基い
て、更に検討を重ねた結果、完成したものであ
る。 即ち、本発明はテレフタル酸を主とする二官能
性カルボン酸又はそのエステル形成性誘導体と炭
素数2〜6のアルキレングリコールを主とするグ
リコール又はそのエステル形成性誘導体とを反応
せしめてポリエステルを製造するに当り、該製造
反応が終了するまでの任意の段階で該二官能性カ
ルボン酸成分に対して0.1〜25モル%の量の下記
一般式〔〕 〔式中、Zは芳香族環又は脂肪族炭化水素基、
Xは
【式】
【式】(−CH2)a−OH、
−O(CH2)b[−O(CH2)b]−dOH又は
【式】(但し、R″は炭素数1
〜4のアルキル基又はアリール基、aは1以上の
整数、bは2以上の整数、dは0又は1以上の整
数である)、YはXと同一若しくは異なる官能基
又は水素原子、M″はアルカリ金属又はアルカリ
土類金属を示す。〕 で表わされる化合物A及び該化合物Aに対して5
〜500モル%の量の下記一般式〔〕 式中、Zは芳香族環又は脂肪族炭化水素基、X
は
整数、bは2以上の整数、dは0又は1以上の整
数である)、YはXと同一若しくは異なる官能基
又は水素原子、M″はアルカリ金属又はアルカリ
土類金属を示す。〕 で表わされる化合物A及び該化合物Aに対して5
〜500モル%の量の下記一般式〔〕 式中、Zは芳香族環又は脂肪族炭化水素基、X
は
【式】
【式】(−CH2)a−OH、
−O(CH2)b[−O(CH2)b]−dOH又は
【式】(但し、R″は炭素数1
〜4のアルキル基又はアリール基、aは1以上の
整数、bは2以上の整数、dは0又は1以上の整
数である)、YはXと同一若しくは異なる官能基
又は水素原子、M″はアルカリ金属又はアルカリ
土類金属を示す。〕 で表わされる化合物Bを予め混合して添加するこ
とを特徴とするポリエステルの製造法である。 本発明で言うポリエステルは、テレフタル酸を
主たる酸成分とし、炭素数2〜6のアルキレング
リコール、即ちエチレングリコール,トリメチレ
ングリコール,テトラメチレングリコール,ペン
タメチレングリコール,ヘキサメチレングリコー
ルから、特に好ましくはエチレングリコール,テ
トラメチレングリコールから選ばれた少なくとも
一種のグリコールを主たるグリコール成分とする
繊維,フイルム,その他の成型品に成形し得るポ
リエステルを主たる対象とする。また、テレフタ
ル酸成分の一部を他の二官能性カルボン酸成分で
置換えたポリエステルであつてもよく、及び/又
はグリコール成分の一部を上記グリコール以外の
ジオール成分で置換えたポリエステルであつても
よい。 ここで使用されるテレフタル酸以外の二官能性
カルボン酸としては、例えばイソフタル酸,ナフ
タリンジカルボン酸,ジフエニルジカルボン酸,
ジフエノキシエタンジカルボン酸,β−オキシエ
トキシ安息香酸,p−オキシ安息香酸,アジピン
酸,セバシン酸,1,4−シクロヘキサンジカル
ボン酸の如き芳香族、脂肪族、脂環族の二官能性
カルボン酸をあげることができる。また、上記グ
リコール以外のジオール化合物としては、例えば
シクロヘキサン−1,4−ジメタノール,ネオペ
ンチルグリコール,ビスフエノールA,ビスフエ
ノールSの如き脂肪族、脂環族、芳香族のジオー
ル化合物をあげることができる。 かかるポリエステルは任意の方法によつて合成
したものでよい。例えばポリエチレンテレフタレ
ートについて説明すれば、通常、テレフタル酸と
エチレングリコールとを直接エステル化反応させ
るか、テレフタル酸ジメチルの如きテレフタル酸
の低級アルキルエステルとエチレングリコールと
をエステル交換反応させるか、又はテレフタル酸
とエチレンオキサイドとを反応させるかしてテレ
フタル酸のグリコールエステル及び/又はその低
重合体を生成させる第1段階の反応と、第1段階
の反応生成物を減圧下加熱して所望の重合度にな
るまで重縮合反応させる第2段階の反応によつて
製造される。 本発明で使用する化合物Aを示す下記一般式
〔〕 中、Arはベンゼン環又はナフタレン環である。
Rは−COOR′(但し、R′は水素原子、炭素数1〜
4のアルキル基又はアリール基)又は−CO〔−O
〔−CH2)l〕−pOH(但し、lは2以上の整数、p
は1以上の整数)等である。M及びM′はアルカ
リ金属またはアルカリ土類金属であり、なかでも
Li,Na,K,Ca1/2,Mg1/2,Ba1/2が特に好まし
い。またM及びM′は同一でも異なつていてもよ
い。mは0又は1の整数、nは1〜5の整数であ
つて、且つm+nが1〜5になる整数であり、な
かでもmは0又は1、nは1〜2の整数、m+n
は1〜2の整数であることが好ましい。 かかる化合物Aの好ましい具体例としては、3
−カルボメトキシ・ベンゼンスルホン酸Na−5
−カルボン酸Na、3−カルボメトキシ・ベンゼ
ンスルホン酸Na−5カルボン酸K、3−カルボ
メトキシ・ベンゼンスルホン酸K−5−カルボン
酸K、3−ヒドロキシエトキシカルボニル・ベン
ゼンスルホン酸Na−5−カルボン酸Na、3−カ
ルボキシ・ベンゼンスルホン酸Na−5−カルボ
ン酸Na3−カルボメトキシ・ベンゼンスルホン酸
Na−5−カルボン酸Mg1/2、3−ヒドロキシエト
キシカルボニル・ベンゼンスルホン酸Na−5−
カルボン酸Mg1/2、ベンゼンスルホン酸Na−3,
5−ジ(カルボン酸Na)、ベンゼンスルホン酸
Na−3,5−ジ(カルボン酸Mg1/2)、ベンゼン
スルホン酸Na−3−カルボン酸Na、3−カルボ
メトキシ・ナフタレン−1−スルホン酸Na−7
−カルボン酸Na、ナフタレン−1−スルホン酸
Na−3,7−ジ−(カルボン酸Mg1/2)、3−ヒド
ロキシカルボニル・ベンゼンスルホン酸Ca1/2−
5−カルボン酸Li、ベンゼンスルホン酸Na−3,
5−ジ(カルボン酸Ba1/2)、ベンゼンスルホン酸
K−3,5−ジ(カルボン酸Ca1/2)ベンゼンス
ルホン酸Na−m−カルボン酸Mg1/2、2−ヒドロ
キシエトキシベンゼンスルホン酸Mg1/2−5−カ
ルボン酸K、3−ヒドロキシジ(エチレンオキシ
(ベンゼンスルホン酸Li−5−カルボン酸Ca1/2、
ナフタレン−2−カルボン酸K−6−スルホン酸
K、ナフタレン−2,6−ジ(カルボン酸
Mg1/2)−4−スルホン酸Na、6−ヒドロキシエ
トキシナフタレン−2−カルボン酸Mg1/2−4−
スルホン酸Na等をあげることができる。 化合物Aは1種のみ単独で使用しても、また2
種以上併用してもよい。その添加時期はポリエス
テルの合成反応が終了する以前の任意の段階でよ
く、例えばポリエステルの原料中に添加混合して
も、前述のポリエステル合成の第1段階の反応中
に添加しても、また第2段階の反応中に添加して
もよい。 化合物Aの添加量はあまりに少ないと、最終的
に得られるポリエステル繊維等の吸水性,吸湿性
が不充分になり、逆にあまりに多いと、本発明の
方法によつても、粗大凝集粒子を形成して製糸,
製膜性を阻害する。このため添加量は、添加すべ
きポリエステルを構成する酸成分に対して0.1〜
25モル%の範囲にすべきであり、0.3〜15モル%
の範囲が好ましく、なかでも0.5〜5モル%の範
囲が特に好ましい。 また、化合物Aと併用する化合物Bを示す下記
一般式〔〕 中、Zは芳香族環又は脂肪族炭化水素基であり、
なかでも芳香族環が好ましく、特にベンゼン環又
はナフタレン環が好ましい。Xは
整数、bは2以上の整数、dは0又は1以上の整
数である)、YはXと同一若しくは異なる官能基
又は水素原子、M″はアルカリ金属又はアルカリ
土類金属を示す。〕 で表わされる化合物Bを予め混合して添加するこ
とを特徴とするポリエステルの製造法である。 本発明で言うポリエステルは、テレフタル酸を
主たる酸成分とし、炭素数2〜6のアルキレング
リコール、即ちエチレングリコール,トリメチレ
ングリコール,テトラメチレングリコール,ペン
タメチレングリコール,ヘキサメチレングリコー
ルから、特に好ましくはエチレングリコール,テ
トラメチレングリコールから選ばれた少なくとも
一種のグリコールを主たるグリコール成分とする
繊維,フイルム,その他の成型品に成形し得るポ
リエステルを主たる対象とする。また、テレフタ
ル酸成分の一部を他の二官能性カルボン酸成分で
置換えたポリエステルであつてもよく、及び/又
はグリコール成分の一部を上記グリコール以外の
ジオール成分で置換えたポリエステルであつても
よい。 ここで使用されるテレフタル酸以外の二官能性
カルボン酸としては、例えばイソフタル酸,ナフ
タリンジカルボン酸,ジフエニルジカルボン酸,
ジフエノキシエタンジカルボン酸,β−オキシエ
トキシ安息香酸,p−オキシ安息香酸,アジピン
酸,セバシン酸,1,4−シクロヘキサンジカル
ボン酸の如き芳香族、脂肪族、脂環族の二官能性
カルボン酸をあげることができる。また、上記グ
リコール以外のジオール化合物としては、例えば
シクロヘキサン−1,4−ジメタノール,ネオペ
ンチルグリコール,ビスフエノールA,ビスフエ
ノールSの如き脂肪族、脂環族、芳香族のジオー
ル化合物をあげることができる。 かかるポリエステルは任意の方法によつて合成
したものでよい。例えばポリエチレンテレフタレ
ートについて説明すれば、通常、テレフタル酸と
エチレングリコールとを直接エステル化反応させ
るか、テレフタル酸ジメチルの如きテレフタル酸
の低級アルキルエステルとエチレングリコールと
をエステル交換反応させるか、又はテレフタル酸
とエチレンオキサイドとを反応させるかしてテレ
フタル酸のグリコールエステル及び/又はその低
重合体を生成させる第1段階の反応と、第1段階
の反応生成物を減圧下加熱して所望の重合度にな
るまで重縮合反応させる第2段階の反応によつて
製造される。 本発明で使用する化合物Aを示す下記一般式
〔〕 中、Arはベンゼン環又はナフタレン環である。
Rは−COOR′(但し、R′は水素原子、炭素数1〜
4のアルキル基又はアリール基)又は−CO〔−O
〔−CH2)l〕−pOH(但し、lは2以上の整数、p
は1以上の整数)等である。M及びM′はアルカ
リ金属またはアルカリ土類金属であり、なかでも
Li,Na,K,Ca1/2,Mg1/2,Ba1/2が特に好まし
い。またM及びM′は同一でも異なつていてもよ
い。mは0又は1の整数、nは1〜5の整数であ
つて、且つm+nが1〜5になる整数であり、な
かでもmは0又は1、nは1〜2の整数、m+n
は1〜2の整数であることが好ましい。 かかる化合物Aの好ましい具体例としては、3
−カルボメトキシ・ベンゼンスルホン酸Na−5
−カルボン酸Na、3−カルボメトキシ・ベンゼ
ンスルホン酸Na−5カルボン酸K、3−カルボ
メトキシ・ベンゼンスルホン酸K−5−カルボン
酸K、3−ヒドロキシエトキシカルボニル・ベン
ゼンスルホン酸Na−5−カルボン酸Na、3−カ
ルボキシ・ベンゼンスルホン酸Na−5−カルボ
ン酸Na3−カルボメトキシ・ベンゼンスルホン酸
Na−5−カルボン酸Mg1/2、3−ヒドロキシエト
キシカルボニル・ベンゼンスルホン酸Na−5−
カルボン酸Mg1/2、ベンゼンスルホン酸Na−3,
5−ジ(カルボン酸Na)、ベンゼンスルホン酸
Na−3,5−ジ(カルボン酸Mg1/2)、ベンゼン
スルホン酸Na−3−カルボン酸Na、3−カルボ
メトキシ・ナフタレン−1−スルホン酸Na−7
−カルボン酸Na、ナフタレン−1−スルホン酸
Na−3,7−ジ−(カルボン酸Mg1/2)、3−ヒド
ロキシカルボニル・ベンゼンスルホン酸Ca1/2−
5−カルボン酸Li、ベンゼンスルホン酸Na−3,
5−ジ(カルボン酸Ba1/2)、ベンゼンスルホン酸
K−3,5−ジ(カルボン酸Ca1/2)ベンゼンス
ルホン酸Na−m−カルボン酸Mg1/2、2−ヒドロ
キシエトキシベンゼンスルホン酸Mg1/2−5−カ
ルボン酸K、3−ヒドロキシジ(エチレンオキシ
(ベンゼンスルホン酸Li−5−カルボン酸Ca1/2、
ナフタレン−2−カルボン酸K−6−スルホン酸
K、ナフタレン−2,6−ジ(カルボン酸
Mg1/2)−4−スルホン酸Na、6−ヒドロキシエ
トキシナフタレン−2−カルボン酸Mg1/2−4−
スルホン酸Na等をあげることができる。 化合物Aは1種のみ単独で使用しても、また2
種以上併用してもよい。その添加時期はポリエス
テルの合成反応が終了する以前の任意の段階でよ
く、例えばポリエステルの原料中に添加混合して
も、前述のポリエステル合成の第1段階の反応中
に添加しても、また第2段階の反応中に添加して
もよい。 化合物Aの添加量はあまりに少ないと、最終的
に得られるポリエステル繊維等の吸水性,吸湿性
が不充分になり、逆にあまりに多いと、本発明の
方法によつても、粗大凝集粒子を形成して製糸,
製膜性を阻害する。このため添加量は、添加すべ
きポリエステルを構成する酸成分に対して0.1〜
25モル%の範囲にすべきであり、0.3〜15モル%
の範囲が好ましく、なかでも0.5〜5モル%の範
囲が特に好ましい。 また、化合物Aと併用する化合物Bを示す下記
一般式〔〕 中、Zは芳香族環又は脂肪族炭化水素基であり、
なかでも芳香族環が好ましく、特にベンゼン環又
はナフタレン環が好ましい。Xは
【式】
(−CH2)a−OH、−O(CH2)b〔−O(CH2)b〕−d
OH、
OH、
【式】(但し、R″は炭
素数1〜4のアルキル基又はアリール基、aは1
以上の整数、bは2以上の整数、dは0又は1以
上の整数である)である。YはXと同一若しくは
異なる官能基又は水素原子を示す。M″はアルカ
リ金属又はアルカリ土類金属である。かかる化合
物Bのなかでも特に好ましい具体例として、3,
5−ジ(カルボメトキシ)ベンゼンスルホン酸
Na(又はK)、3,5−ジ(カルボキシ)ベンゼ
ンスルホン酸Na(又はK)、3,5−ジ(ヒドロ
キシエトキシカルボニル)ベンゼンスルホン酸
Na(又はK)、3,7−ジ(カルボメトキシ)ナ
フタレン−1−スルホン酸Na(又はK)、2,5
−ビス(ヒドロキシエトキシ)ベンゼンスルホン
酸Na(又はK)3,5−ジ(カルボメトキシ)ベ
ンゼンスルホン酸Ca1/2、2,5−ジ(ヒドロキ
シエトキシ)ベンゼンスルホン酸Na、2−ヒド
ロキシジ(エチレンオキシ)−5−ヒドロキシエ
トキシカルボニルベンゼンスルホン酸K、2,6
−ジ(カルボメトキシ)ナフタレン−4−スルホ
ン酸Ba、2,2−ビス(4−ヒドロキシフエニ
ル)プロパンのモノスルホン酸Li塩、ジメチル
Naスルホサクシネート等をあげることができる。 化合物Bは化合物Aに予め混合して添加するこ
とが必要であり、溶液状,スラリー状又は固体状
の化合物Aに溶液状,スラリー状又は固体状の化
合物Bを予め混合してから添加する。特にグリコ
ールの混合溶液として添加するのが好ましい。化
合物Bを、化合物Aと予め混合することなく、化
合物Aと別に添加したのでは、化合物Aの分散性
を改善することはできない。 化合物Bは1種のみ単独で使用しても、また2
種以上併用してもよい。その添加量はあまりに少
ないと、化合物Aの粗大凝集粒子の発生を抑止す
る効果が不充分であり、逆にあまりに多いと最終
的に得られるポリエステルの耐熱性や耐光性が劣
化するようになるので、添加するスルホン酸金属
塩に対して5〜500モル%の範囲にすべきであり、
30〜200モル%の範囲が好ましい。 なお、本発明の方法により得られるポリエステ
ルには、必要に応じて任意の添加剤、例えば触
媒,着色防止剤,耐熱剤,難燃剤,螢光増白剤,
艷消剤,着色剤,無数微粒子等が含まれていても
よい。 以下に実施例をあげて更に説明する。実施例中
の部は重量部を示し、得られるポリエステル中の
粗大凝集粒子数は以下の方法で測定した。(粗大
凝集粒子数の測定法) ポリエステル試料の約2mgを精秤して、2枚の
カバーグラス間で直径約1cmの円形薄膜に溶融押
圧してプレパラメートを作成し、光学顕微鏡を使
用して直径10μ以上の粗大凝集粒子の全数を数
え、下式に従つて粗大凝集粒子数を求めた。 粗大凝集粒子数=全粗大凝集粒子数/試料重量(個/
mg) 実施例 1 テレフタル酸ジメチル100部、エチレングリコ
ール60部、酢酸カルシウム1水塩0.06部をエステ
ル交換缶に仕込み、窒素ガス雰囲気下4時間かけ
て140℃から230℃まで昇温して生成するメタノー
ルを系外に留去しながらエステル交換反応を行な
つた。続いて得られた生成物にリン酸トリメチル
0.06部、三酸化アンチモン0.04部を添加して、更
に3−ヒドロキシエトキシカルボニルベンゼンス
ルホン酸Na−5−カルボン酸Naの25%エチレン
グリコール溶液4部と3,5−ジ(ヒドロキシエ
トキシカルボニル)ベンゼンスルホン酸Naの25
%エチレングリコール溶液2部の混合溶液(モル
比1:0.427)を添加して重合缶に移した。次い
で1時間かけて760mmHgから1mmHgまで減圧し、
同時に1時間30分かけて230℃から280℃まで昇温
した。1mmHg以下の減圧下、重合温度280℃で更
に2時間30分、合計4時間重合して極限粘度
0.640、軟化点259℃のポリマーを得た。このポリ
マー中の粗大凝集粒子数は1個/mgであつた。 実施例 2 実施例1において使用した3−ヒドロキシエト
キシカルボニルベンゼンスルホン酸Na−5−カ
ルボン酸Naの25%エチレングリコール溶液4部
と3,5−ジ(ヒドロキシエトキシカルボニル)
ベンゼンスルホン酸Naの25%エチレングリコー
ル溶液2部の混合溶液に代えて、ベンゼンスルホ
ン酸Na−3,5−ジ(カルボン酸Mg1/2)の20%
エチレングリコールスラリー5部と3,5−ジ
(ヒドロキシエトキシカルボニル)ベンゼンスル
ホン酸Naの25%エチレングリコール溶液4.9部の
混合スラリー(モル比1:1)を添加する以外は
実施例1と同様に行ない、極限粘度0.660、軟化
点258℃のポリマーを得た。このポリマー中の粗
大凝集粒子数は0.5個/mgであつた。 実施例 3 テレフタル酸ジメチル100部、3−カルボメト
キシベンゼンスルホン酸Na−5−カルボン酸
Mg1/25部と3,5−ジカルボメトキシベンゼン
スルホン酸Na7部を含むエチレングリコール溶液
72部、酢酸マンガン4水塩0.04部をエステル交換
缶に仕込み、窒素ガス雰囲気下4時間かけて140
℃から230℃まで昇温して生成するメタノールを
系外に留去しながらエステル交換反応を行なつ
た。続いて得られた生成物に正リン酸の56%水溶
液0.04部、三酸化アンチモン0.04部を添加して重
合缶に移した。次いで1時間かけて760mmHgから
1mmHgまで減圧し、同時に1時間30分かけて230
℃から280℃まで昇温した。1mmHg以下の減圧
下、重合温度280℃で更に2時間、合計3時間30
分重合して極限粘度0.508、軟化点251℃のポリマ
ーを得た。このポリマー中の粗大凝集粒子数は2
個/mgであつた。 比較例 1 実施例1において使用した3,5−ジ(ヒドロ
キシエトキシカルボニル)ベンゼンスルホン酸
Naの25%エチレングリコール溶液を添加しない
以外は実施例1と同様に行ない、極限粘度0.645、
軟化点262℃のポリマーを得た。このポリマー中
の粗大凝集粒子数は12個/mgであつた。 比較例 2 実施例2において使用した3,5−ジ(ヒドロ
キシエトキシカルボニル)ベンゼンスルホン酸
Naの25%エチレングリコール溶液を添加しない
以外は実施例2と同様に行ない、極限粘度0.643、
軟化点260℃のポリマーを得た。このポリマー中
の粗大凝集粒子数は20個/mgであつた。 比較例 3 実施例3において使用した3,5−ジ(カルボ
メトキシ)ベンゼンスルホン酸Na7部を使用しな
い以外は実施例3と同様に行ない、極限粘度
0.640、軟化点259℃のポリマーを得た。このポリ
マー中の粗大凝集粒子数は40個/mgであつた。 実施例 4〜9 実施例3において化合物Bとして使用した3,
5−ジカルボメトキシベンゼンスルホン酸Naに
代えて第1表記載の化合物を用いる以外は実施例
3と同様に行つた。ポリマーの極限粘度,軟化点
及び粗大凝集粒子数は第1表の通りであつた。
以上の整数、bは2以上の整数、dは0又は1以
上の整数である)である。YはXと同一若しくは
異なる官能基又は水素原子を示す。M″はアルカ
リ金属又はアルカリ土類金属である。かかる化合
物Bのなかでも特に好ましい具体例として、3,
5−ジ(カルボメトキシ)ベンゼンスルホン酸
Na(又はK)、3,5−ジ(カルボキシ)ベンゼ
ンスルホン酸Na(又はK)、3,5−ジ(ヒドロ
キシエトキシカルボニル)ベンゼンスルホン酸
Na(又はK)、3,7−ジ(カルボメトキシ)ナ
フタレン−1−スルホン酸Na(又はK)、2,5
−ビス(ヒドロキシエトキシ)ベンゼンスルホン
酸Na(又はK)3,5−ジ(カルボメトキシ)ベ
ンゼンスルホン酸Ca1/2、2,5−ジ(ヒドロキ
シエトキシ)ベンゼンスルホン酸Na、2−ヒド
ロキシジ(エチレンオキシ)−5−ヒドロキシエ
トキシカルボニルベンゼンスルホン酸K、2,6
−ジ(カルボメトキシ)ナフタレン−4−スルホ
ン酸Ba、2,2−ビス(4−ヒドロキシフエニ
ル)プロパンのモノスルホン酸Li塩、ジメチル
Naスルホサクシネート等をあげることができる。 化合物Bは化合物Aに予め混合して添加するこ
とが必要であり、溶液状,スラリー状又は固体状
の化合物Aに溶液状,スラリー状又は固体状の化
合物Bを予め混合してから添加する。特にグリコ
ールの混合溶液として添加するのが好ましい。化
合物Bを、化合物Aと予め混合することなく、化
合物Aと別に添加したのでは、化合物Aの分散性
を改善することはできない。 化合物Bは1種のみ単独で使用しても、また2
種以上併用してもよい。その添加量はあまりに少
ないと、化合物Aの粗大凝集粒子の発生を抑止す
る効果が不充分であり、逆にあまりに多いと最終
的に得られるポリエステルの耐熱性や耐光性が劣
化するようになるので、添加するスルホン酸金属
塩に対して5〜500モル%の範囲にすべきであり、
30〜200モル%の範囲が好ましい。 なお、本発明の方法により得られるポリエステ
ルには、必要に応じて任意の添加剤、例えば触
媒,着色防止剤,耐熱剤,難燃剤,螢光増白剤,
艷消剤,着色剤,無数微粒子等が含まれていても
よい。 以下に実施例をあげて更に説明する。実施例中
の部は重量部を示し、得られるポリエステル中の
粗大凝集粒子数は以下の方法で測定した。(粗大
凝集粒子数の測定法) ポリエステル試料の約2mgを精秤して、2枚の
カバーグラス間で直径約1cmの円形薄膜に溶融押
圧してプレパラメートを作成し、光学顕微鏡を使
用して直径10μ以上の粗大凝集粒子の全数を数
え、下式に従つて粗大凝集粒子数を求めた。 粗大凝集粒子数=全粗大凝集粒子数/試料重量(個/
mg) 実施例 1 テレフタル酸ジメチル100部、エチレングリコ
ール60部、酢酸カルシウム1水塩0.06部をエステ
ル交換缶に仕込み、窒素ガス雰囲気下4時間かけ
て140℃から230℃まで昇温して生成するメタノー
ルを系外に留去しながらエステル交換反応を行な
つた。続いて得られた生成物にリン酸トリメチル
0.06部、三酸化アンチモン0.04部を添加して、更
に3−ヒドロキシエトキシカルボニルベンゼンス
ルホン酸Na−5−カルボン酸Naの25%エチレン
グリコール溶液4部と3,5−ジ(ヒドロキシエ
トキシカルボニル)ベンゼンスルホン酸Naの25
%エチレングリコール溶液2部の混合溶液(モル
比1:0.427)を添加して重合缶に移した。次い
で1時間かけて760mmHgから1mmHgまで減圧し、
同時に1時間30分かけて230℃から280℃まで昇温
した。1mmHg以下の減圧下、重合温度280℃で更
に2時間30分、合計4時間重合して極限粘度
0.640、軟化点259℃のポリマーを得た。このポリ
マー中の粗大凝集粒子数は1個/mgであつた。 実施例 2 実施例1において使用した3−ヒドロキシエト
キシカルボニルベンゼンスルホン酸Na−5−カ
ルボン酸Naの25%エチレングリコール溶液4部
と3,5−ジ(ヒドロキシエトキシカルボニル)
ベンゼンスルホン酸Naの25%エチレングリコー
ル溶液2部の混合溶液に代えて、ベンゼンスルホ
ン酸Na−3,5−ジ(カルボン酸Mg1/2)の20%
エチレングリコールスラリー5部と3,5−ジ
(ヒドロキシエトキシカルボニル)ベンゼンスル
ホン酸Naの25%エチレングリコール溶液4.9部の
混合スラリー(モル比1:1)を添加する以外は
実施例1と同様に行ない、極限粘度0.660、軟化
点258℃のポリマーを得た。このポリマー中の粗
大凝集粒子数は0.5個/mgであつた。 実施例 3 テレフタル酸ジメチル100部、3−カルボメト
キシベンゼンスルホン酸Na−5−カルボン酸
Mg1/25部と3,5−ジカルボメトキシベンゼン
スルホン酸Na7部を含むエチレングリコール溶液
72部、酢酸マンガン4水塩0.04部をエステル交換
缶に仕込み、窒素ガス雰囲気下4時間かけて140
℃から230℃まで昇温して生成するメタノールを
系外に留去しながらエステル交換反応を行なつ
た。続いて得られた生成物に正リン酸の56%水溶
液0.04部、三酸化アンチモン0.04部を添加して重
合缶に移した。次いで1時間かけて760mmHgから
1mmHgまで減圧し、同時に1時間30分かけて230
℃から280℃まで昇温した。1mmHg以下の減圧
下、重合温度280℃で更に2時間、合計3時間30
分重合して極限粘度0.508、軟化点251℃のポリマ
ーを得た。このポリマー中の粗大凝集粒子数は2
個/mgであつた。 比較例 1 実施例1において使用した3,5−ジ(ヒドロ
キシエトキシカルボニル)ベンゼンスルホン酸
Naの25%エチレングリコール溶液を添加しない
以外は実施例1と同様に行ない、極限粘度0.645、
軟化点262℃のポリマーを得た。このポリマー中
の粗大凝集粒子数は12個/mgであつた。 比較例 2 実施例2において使用した3,5−ジ(ヒドロ
キシエトキシカルボニル)ベンゼンスルホン酸
Naの25%エチレングリコール溶液を添加しない
以外は実施例2と同様に行ない、極限粘度0.643、
軟化点260℃のポリマーを得た。このポリマー中
の粗大凝集粒子数は20個/mgであつた。 比較例 3 実施例3において使用した3,5−ジ(カルボ
メトキシ)ベンゼンスルホン酸Na7部を使用しな
い以外は実施例3と同様に行ない、極限粘度
0.640、軟化点259℃のポリマーを得た。このポリ
マー中の粗大凝集粒子数は40個/mgであつた。 実施例 4〜9 実施例3において化合物Bとして使用した3,
5−ジカルボメトキシベンゼンスルホン酸Naに
代えて第1表記載の化合物を用いる以外は実施例
3と同様に行つた。ポリマーの極限粘度,軟化点
及び粗大凝集粒子数は第1表の通りであつた。
【表】
実施例 10〜16
実施例1において化合物Aとして使用した3−
ヒドロキシエトキシカルボニルベンゼンスルホン
酸Na−5−カルボン酸Naに代えて第2表記載の
化合物を用いる以外は実施例1と同様に行つた。
結果を第2表に示す。
ヒドロキシエトキシカルボニルベンゼンスルホン
酸Na−5−カルボン酸Naに代えて第2表記載の
化合物を用いる以外は実施例1と同様に行つた。
結果を第2表に示す。
【表】
実施例 17
実施例1において使用した3,5−ジ(ヒドロ
キシエトキシカルボニル)ベンゼンスルホン酸
Naの25%エチレングリコール溶液に代えてm−
カルボキシベンゼンスルホン酸Naの25%エチレ
ングリコール溶液を用いる以外は実施例1と同様
に行つた。ポリマーの極限粘度は0.548、軟化点
は261℃、粗大凝集粒子数は2個/mgであつた。 実施例 18 実施例1〜17で得られたポリマーから常法に従
つて中空率20%の中空繊維(75デニール/24フイ
ラメント)を作成し、次いで得られた中空繊維を
メリヤス編地に編成し、更に20%のアルカリ減量
処理を施した後、下記の方法によつて吸水速度と
吸水率を測定した。なお、参照サンプルとして通
常のポリエチレンテレフタレートを用いて上記と
同様にして試験布を作成し、アルカリ減量処理後
の吸水速度と吸水率を測定した。結果を第3表に
示した。 <吸水速度試験法>(JIS−L1018に準ずる) 布帛を洗剤ザブ(花王株式会社製)の0.3%水
溶液で家庭用電気洗濯機により40℃で30分の洗濯
を所定回数繰り返し、次いで乾燥して得られる試
料を水平に張り、試料の上1cmの高さから水滴を
1滴(0.04c.c.)滴下し、水が完全に試料に吸収さ
れ反射光が観測されなくなるまでの時間を測定す
る。 <吸水率測定法> 布帛を絶乾して得られる試料を水中に30分以上
浸漬した後、家庭用電気洗濯機の脱水機で5分間
脱水する。絶乾試料の重量と脱水後の試料の重量
から下記式により求める。 吸水率=(脱水後の試料重量−絶乾試料重量) /絶乾試料重量×100(%)
キシエトキシカルボニル)ベンゼンスルホン酸
Naの25%エチレングリコール溶液に代えてm−
カルボキシベンゼンスルホン酸Naの25%エチレ
ングリコール溶液を用いる以外は実施例1と同様
に行つた。ポリマーの極限粘度は0.548、軟化点
は261℃、粗大凝集粒子数は2個/mgであつた。 実施例 18 実施例1〜17で得られたポリマーから常法に従
つて中空率20%の中空繊維(75デニール/24フイ
ラメント)を作成し、次いで得られた中空繊維を
メリヤス編地に編成し、更に20%のアルカリ減量
処理を施した後、下記の方法によつて吸水速度と
吸水率を測定した。なお、参照サンプルとして通
常のポリエチレンテレフタレートを用いて上記と
同様にして試験布を作成し、アルカリ減量処理後
の吸水速度と吸水率を測定した。結果を第3表に
示した。 <吸水速度試験法>(JIS−L1018に準ずる) 布帛を洗剤ザブ(花王株式会社製)の0.3%水
溶液で家庭用電気洗濯機により40℃で30分の洗濯
を所定回数繰り返し、次いで乾燥して得られる試
料を水平に張り、試料の上1cmの高さから水滴を
1滴(0.04c.c.)滴下し、水が完全に試料に吸収さ
れ反射光が観測されなくなるまでの時間を測定す
る。 <吸水率測定法> 布帛を絶乾して得られる試料を水中に30分以上
浸漬した後、家庭用電気洗濯機の脱水機で5分間
脱水する。絶乾試料の重量と脱水後の試料の重量
から下記式により求める。 吸水率=(脱水後の試料重量−絶乾試料重量) /絶乾試料重量×100(%)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 テレフタル酸を主とする二官能性カルボン酸
又はそのエステル形成性誘導体と炭素数2〜6の
アルキレングリコールを主とするグリコール又は
そのエステル形成性誘導体とを反応せしめてポリ
エステルを製造するに当り、該製造反応が終了す
るまでの任意の段階で該二官能性カルボン酸成分
に対して0.1〜25モル%の量の下記一般式[] 〔式中、Arはベンゼン環またはナフタレン環、
Rは−COOR′(但し、R′は水素原子、炭素数1〜
4のアルキル基又はアリール基)又は−CO[−O
(−CH2)l]−pOH(但し、lは2以上の整数、p
は1以上の整数)、M及びM′はアルカリ金属また
はアルカリ土類金属を示し、mは0又は1、nは
1〜5の整数で、且つm+nが1〜5になる整数
を示す。〕 で表わされる化合物A及び該化合物Aに対して5
〜500モル%の量の下記一般式[] 〔式中、Zは芳香族環又は脂肪族炭化水素基、
Xは【式】【式】 【式】(−CH2)a−OH、 −O(CH2)b[−O(CH2)b]−dOH又は
【式】(但し、R″は炭素数1 〜4のアルキル基又はアリール基、aは1以上の
整数、bは2以上の整数、dは0又は1以上の整
数である)、YはXと同一若しくは異なる官能基
又は水素原子、M″はアルカリ金属又はアルカリ
土類金属を示す。〕 で表わされる化合物Bを予め混合して添加するこ
とを特徴とするポリエステルの製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2495281A JPS57139119A (en) | 1981-02-24 | 1981-02-24 | Production of polyester |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2495281A JPS57139119A (en) | 1981-02-24 | 1981-02-24 | Production of polyester |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57139119A JPS57139119A (en) | 1982-08-27 |
| JPH0319860B2 true JPH0319860B2 (ja) | 1991-03-18 |
Family
ID=12152325
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2495281A Granted JPS57139119A (en) | 1981-02-24 | 1981-02-24 | Production of polyester |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS57139119A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4947077B2 (ja) * | 2009-03-25 | 2012-06-06 | ダイキン工業株式会社 | 熱交換器ならびにこれを備えた空気調和装置の室内機 |
-
1981
- 1981-02-24 JP JP2495281A patent/JPS57139119A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57139119A (en) | 1982-08-27 |
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