JPH0320234A - 3,5―キシレノールの分離方法 - Google Patents
3,5―キシレノールの分離方法Info
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- JPH0320234A JPH0320234A JP15378289A JP15378289A JPH0320234A JP H0320234 A JPH0320234 A JP H0320234A JP 15378289 A JP15378289 A JP 15378289A JP 15378289 A JP15378289 A JP 15378289A JP H0320234 A JPH0320234 A JP H0320234A
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- Japan
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- xylenol
- adsorbent
- adsorption
- desorbent
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(技術分野)
本発明は、キノレノール異性体混合物から,3,5−キ
シレノールを吸着分離処理により分離する方法に関する
ものである. (従来技術及びその問題点) コールタールのタール酸成分を蒸留して得られるキシレ
ノール留分には、3.5−キシレノールの他、これと沸
点の近似した2,5−キシレノール、2.4=キシレノ
ール、2,3−キシレノール、3,4−キシレノール等
の異性体が含まれている.これらの異性体のうち、3,
5−キシレノールは農薬中間体とじて重要な物質であり
、そのキシレノール留分からの分離回収が望まれている
.しかし、3,5−キシレノールを蒸留によって他の異
性体と分離することは、その沸点が他の異性体と近似し
ているために、非常に困難である. 特開昭59−122433号公報には、キシレノール異
性体混合物から3,5−キシレノールを分雌回収するた
めに、カチオン成分として銀及びl又は銅を含むホージ
ャサイト型ゼオライトを用いて異性体混合物を吸着処理
し、3,5−キシレノールをラフィネート成分として得
る方法が示されている.この公報によれば、前記ゼオラ
イト吸着剤に対しては,異性体混合物のうち、3,5一
異性体が他の3,4一異性体、2,6一異性体及び2.
4一異性体よりも弱吸着成分として挙動することは認確
されるものの、その吸着力においてはそれら異性体間に
は格別の差異はないため、前記ゼオライト吸着剤を用い
て吸着処理する方法でも、高純度の3,5−キシレノー
ルを得ることは非常に困難であるという問題を含む.(
発明の課題) 本発明は、前記従来技術に見られる問題を解決し、キシ
レノール異性体混合物から3,5−キシレノールを高純
度でかつ効率よく分離し得る方法を提供することをその
課題とする。
シレノールを吸着分離処理により分離する方法に関する
ものである. (従来技術及びその問題点) コールタールのタール酸成分を蒸留して得られるキシレ
ノール留分には、3.5−キシレノールの他、これと沸
点の近似した2,5−キシレノール、2.4=キシレノ
ール、2,3−キシレノール、3,4−キシレノール等
の異性体が含まれている.これらの異性体のうち、3,
5−キシレノールは農薬中間体とじて重要な物質であり
、そのキシレノール留分からの分離回収が望まれている
.しかし、3,5−キシレノールを蒸留によって他の異
性体と分離することは、その沸点が他の異性体と近似し
ているために、非常に困難である. 特開昭59−122433号公報には、キシレノール異
性体混合物から3,5−キシレノールを分雌回収するた
めに、カチオン成分として銀及びl又は銅を含むホージ
ャサイト型ゼオライトを用いて異性体混合物を吸着処理
し、3,5−キシレノールをラフィネート成分として得
る方法が示されている.この公報によれば、前記ゼオラ
イト吸着剤に対しては,異性体混合物のうち、3,5一
異性体が他の3,4一異性体、2,6一異性体及び2.
4一異性体よりも弱吸着成分として挙動することは認確
されるものの、その吸着力においてはそれら異性体間に
は格別の差異はないため、前記ゼオライト吸着剤を用い
て吸着処理する方法でも、高純度の3,5−キシレノー
ルを得ることは非常に困難であるという問題を含む.(
発明の課題) 本発明は、前記従来技術に見られる問題を解決し、キシ
レノール異性体混合物から3,5−キシレノールを高純
度でかつ効率よく分離し得る方法を提供することをその
課題とする。
(課題を解決するための手段)
本発明者らは、前記課題を解決すべく鋭意研究を重ねた
結果、本発明を完成するに到った。
結果、本発明を完成するに到った。
即ち、本発明によれば、キシレノール異性体混合物から
、3,5−キシレノールを分離する方法において,該混
合物をホージャサイト型ゼオライト吸着剤を用いて吸着
分離処理し、主として2,5一及び3,4−キシレノー
ルからなるエクストラクトと、主として3,5−、2,
4一及び2,3−キシレノールからなるラフィネートを
得る第1段階と、該第1段階で得られたラフィネートを
ホージャサイト型ゼオライト吸着剤を用いて吸着分離し
、主として2,4一及び2,3−キシレノールからなる
エクストラクトと主として3,5−キシレノールからな
るラフイネートを得る第2段階とからなる3,5−キシ
レノールの分離方法が提供される. 本発明の方法は、キシレノール異性体混合物を2つの吸
着分離処理段階により処理する方法であり、第1段階で
は、主として2,5一及び3,4一異性体からなるエク
ストラクトと、主として3,5−, 2,4−及び2,
3一興性体からなるラフィネートを得るように吸着分離
処理し、第2段階では、第1段階で得られたラフィネー
トを原料とし、これから,主として2,4一及び2,3
−キシレノールからなるエクストラクトと、主として3
,5−キシレノールからなるラフイネートを得るように
吸着分離処理する.本発明で用いる吸着剤は、ホージャ
サイト型ゼオライトであり、次の組成式で表わされる結
晶性アルミノシリケートである. 0.9±M,/,10:Aj!,0,:xSiO,:y
}1.0前記式中、Mit金属カチオンであり、nは金
属カチオンの価数である.ホージャサイト型ゼオライト
はX型とY型とに分類され、X型の場合、Xは2.5±
0.5であり、Y型の場合、Xは3〜6である.yは水
和の程度により異なるが、一般には0−9である.第1
段階の吸着分離処理では、吸着剤として、カリウム及び
バリウムの中から選ばれた少なくとも1種の金属で置換
されたホージャサイト型ゼオライト(M−K及びl又は
Ba)を用いる。このゼオライト吸着剤に対しては,キ
シレノール異性体混合物のうち、2.5一異性体と3.
4−J%性体は強吸着成分として挙動し、一方、3,5
一異性体、2,4一異性体及び2,3一異性体は弱吸着
成分として挙動することが確認された. 第2段階の吸着分離処理では、吸着剤として、カリウム
、バリウム及び鉛の中から選ばれた少なくとも1種の金
属で置換されたホージャサイト型ゼオライト(M*K,
Ba及びl又はpb)を用いる.このゼオライト吸着
剤に対して3.5−J%性体、2,4一異性体及び2,
3一異性体からなる混合物を作用させる時には,2,4
一異性体及び2,3一異性体は強吸着成分として選択的
に吸着分離され、3,5一異性体は弱吸着成分としてラ
フィネートに移行することが確認された. 吸着分離処理条件は、第1段階及び第2段階とも、温度
=30〜200℃、好ましくは60〜100℃、圧力:
常圧−50kg/d,好ましくは3−30kg/cal
である。
、3,5−キシレノールを分離する方法において,該混
合物をホージャサイト型ゼオライト吸着剤を用いて吸着
分離処理し、主として2,5一及び3,4−キシレノー
ルからなるエクストラクトと、主として3,5−、2,
4一及び2,3−キシレノールからなるラフィネートを
得る第1段階と、該第1段階で得られたラフィネートを
ホージャサイト型ゼオライト吸着剤を用いて吸着分離し
、主として2,4一及び2,3−キシレノールからなる
エクストラクトと主として3,5−キシレノールからな
るラフイネートを得る第2段階とからなる3,5−キシ
レノールの分離方法が提供される. 本発明の方法は、キシレノール異性体混合物を2つの吸
着分離処理段階により処理する方法であり、第1段階で
は、主として2,5一及び3,4一異性体からなるエク
ストラクトと、主として3,5−, 2,4−及び2,
3一興性体からなるラフィネートを得るように吸着分離
処理し、第2段階では、第1段階で得られたラフィネー
トを原料とし、これから,主として2,4一及び2,3
−キシレノールからなるエクストラクトと、主として3
,5−キシレノールからなるラフイネートを得るように
吸着分離処理する.本発明で用いる吸着剤は、ホージャ
サイト型ゼオライトであり、次の組成式で表わされる結
晶性アルミノシリケートである. 0.9±M,/,10:Aj!,0,:xSiO,:y
}1.0前記式中、Mit金属カチオンであり、nは金
属カチオンの価数である.ホージャサイト型ゼオライト
はX型とY型とに分類され、X型の場合、Xは2.5±
0.5であり、Y型の場合、Xは3〜6である.yは水
和の程度により異なるが、一般には0−9である.第1
段階の吸着分離処理では、吸着剤として、カリウム及び
バリウムの中から選ばれた少なくとも1種の金属で置換
されたホージャサイト型ゼオライト(M−K及びl又は
Ba)を用いる。このゼオライト吸着剤に対しては,キ
シレノール異性体混合物のうち、2.5一異性体と3.
4−J%性体は強吸着成分として挙動し、一方、3,5
一異性体、2,4一異性体及び2,3一異性体は弱吸着
成分として挙動することが確認された. 第2段階の吸着分離処理では、吸着剤として、カリウム
、バリウム及び鉛の中から選ばれた少なくとも1種の金
属で置換されたホージャサイト型ゼオライト(M*K,
Ba及びl又はpb)を用いる.このゼオライト吸着
剤に対して3.5−J%性体、2,4一異性体及び2,
3一異性体からなる混合物を作用させる時には,2,4
一異性体及び2,3一異性体は強吸着成分として選択的
に吸着分離され、3,5一異性体は弱吸着成分としてラ
フィネートに移行することが確認された. 吸着分離処理条件は、第1段階及び第2段階とも、温度
=30〜200℃、好ましくは60〜100℃、圧力:
常圧−50kg/d,好ましくは3−30kg/cal
である。
本発明の吸着分離処理において用いる脱着剤としては、
吸着剤に吸着した成分を脱着し得る能力のある物質を用
いればよい。このような脱着剤としては、一般的に、脂
肪族化合物を用いることができ、例えば、脂肪族アルコ
ール、脂肪族ケトン、脂肪族エステル等が挙げられる。
吸着剤に吸着した成分を脱着し得る能力のある物質を用
いればよい。このような脱着剤としては、一般的に、脂
肪族化合物を用いることができ、例えば、脂肪族アルコ
ール、脂肪族ケトン、脂肪族エステル等が挙げられる。
また、吸着分離処理後、脱着剤からの分離を蒸留により
行うことを考えた場合、脱着剤とキシレノールとの沸点
差はlO℃以上、好ましくは20℃以上あることが望ま
しい。本発明で用いる好ましい脱着剤としては、n−ブ
タノール、n−ペンタノール、n−ヘキサノール、酢酸
プロビルエステル,酢酸ブチルエステル、ジエチルケト
ン、エチルプロビルケトン、ジプロビルケトン等を具体
的に例示することができる。
行うことを考えた場合、脱着剤とキシレノールとの沸点
差はlO℃以上、好ましくは20℃以上あることが望ま
しい。本発明で用いる好ましい脱着剤としては、n−ブ
タノール、n−ペンタノール、n−ヘキサノール、酢酸
プロビルエステル,酢酸ブチルエステル、ジエチルケト
ン、エチルプロビルケトン、ジプロビルケトン等を具体
的に例示することができる。
本発明で用いる吸着分離工程は、クロマトグラフ法的方
法によって実施され、固定床、流動床、好ましくは擬似
移動床の方式が採用される.擬似移動床方式による吸着
分離は、既に確立された技術であり、キシレン異性体混
合物の吸着分雌に適用されており、例えば、特公昭42
−15681号公報、特公昭50−10547号公報等
に記載されている。このような吸着分離技術においては
、強吸着成分と脱着剤とからなるエクストラクトが得ら
れ、弱吸着成分と脱着剤とからなるラフィネートが得ら
れる。これらのエクストラクト及びラフィネートは蒸留
処理に付されてそれぞれの成分に分離され、そして分離
された脱着剤は再び循環使用される。
法によって実施され、固定床、流動床、好ましくは擬似
移動床の方式が採用される.擬似移動床方式による吸着
分離は、既に確立された技術であり、キシレン異性体混
合物の吸着分雌に適用されており、例えば、特公昭42
−15681号公報、特公昭50−10547号公報等
に記載されている。このような吸着分離技術においては
、強吸着成分と脱着剤とからなるエクストラクトが得ら
れ、弱吸着成分と脱着剤とからなるラフィネートが得ら
れる。これらのエクストラクト及びラフィネートは蒸留
処理に付されてそれぞれの成分に分離され、そして分離
された脱着剤は再び循環使用される。
次に、擬似移動床方式による吸着分離技術についてさら
に詳述すると、この吸着分離技術は、基本的操作として
次に示す吸着操作、濃縮操作、脱着操作及び脱着剤回収
操作を連続的に循環して実施される. (1)吸着操作:キシレノール異性体混合物が吸着剤と
接触し、その異性体混合物のうちの強吸着成分が選択的
に吸着され、弱吸着成分はラフィネート流れとして脱着
剤とともに回収される.(2)濃縮操作二強吸着成分を
選択的に吸着した吸着剤は後で述べるエクストラクトの
一部と接触させられ、吸着剤上に残存している弱吸着成
分が迫い出され強吸着成分が濃縮される。
に詳述すると、この吸着分離技術は、基本的操作として
次に示す吸着操作、濃縮操作、脱着操作及び脱着剤回収
操作を連続的に循環して実施される. (1)吸着操作:キシレノール異性体混合物が吸着剤と
接触し、その異性体混合物のうちの強吸着成分が選択的
に吸着され、弱吸着成分はラフィネート流れとして脱着
剤とともに回収される.(2)濃縮操作二強吸着成分を
選択的に吸着した吸着剤は後で述べるエクストラクトの
一部と接触させられ、吸着剤上に残存している弱吸着成
分が迫い出され強吸着成分が濃縮される。
(3)脱着操作:濃縮された強吸着成分を含む吸着剤は
、脱着剤と接触させられ,強吸着成分が吸着剤から追い
出され、脱着剤を伴なってエクストラクト流れとして回
収される. (4)脱着剤回収操作:実質的に脱着剤のみを吸着した
吸着剤は、ラフィネート流れの一部と接触し、吸着剤に
含まれる脱着剤の一部が脱着剤回収流れとして回収され
る。
、脱着剤と接触させられ,強吸着成分が吸着剤から追い
出され、脱着剤を伴なってエクストラクト流れとして回
収される. (4)脱着剤回収操作:実質的に脱着剤のみを吸着した
吸着剤は、ラフィネート流れの一部と接触し、吸着剤に
含まれる脱着剤の一部が脱着剤回収流れとして回収され
る。
図面に擬似移動床による吸着分離装置の模式図を示す,
この図において、l−16は吸着剤の入った吸着室であ
り、相互に連結されている。l7は脱着剤供給ライン、
18はエキストラクト抜出ライン、l9は原料供給ライ
ン,20はラフィネート抜出ライン、2!はリサイクル
ラインを示す。図面に示した吸着室1〜16と各ライン
l7〜20の配置状態では、吸着室1〜3で脱着操作、
吸着室4−8で濃縮操作、吸着室9−13で吸着操作、
吸着室14〜16で脱着剤回収操作がそれぞれ行われて
いる. このような擬似移動床では、一定時間間隔ごとに、バル
ブ操作により、各供給及び抜出ラインを液流れ方向に吸
着室1室分だけそれぞれ移動させる。従って、次の吸着
室の配置状態では、吸着室2〜4で脱着操作、吸着室5
−9で濃縮操作,吸着室10〜14で吸着操作、吸着室
15〜1で脱着剤回収操作がそれぞれ行われるようにな
る。このような操作を順次行うことによって、擬似移動
床による吸着分離処理が達威される。なお、図面におい
ては、吸着室は16個に特定されているが、この吸着室
の数は限定されるものではないことを留意すべきである
。
この図において、l−16は吸着剤の入った吸着室であ
り、相互に連結されている。l7は脱着剤供給ライン、
18はエキストラクト抜出ライン、l9は原料供給ライ
ン,20はラフィネート抜出ライン、2!はリサイクル
ラインを示す。図面に示した吸着室1〜16と各ライン
l7〜20の配置状態では、吸着室1〜3で脱着操作、
吸着室4−8で濃縮操作、吸着室9−13で吸着操作、
吸着室14〜16で脱着剤回収操作がそれぞれ行われて
いる. このような擬似移動床では、一定時間間隔ごとに、バル
ブ操作により、各供給及び抜出ラインを液流れ方向に吸
着室1室分だけそれぞれ移動させる。従って、次の吸着
室の配置状態では、吸着室2〜4で脱着操作、吸着室5
−9で濃縮操作,吸着室10〜14で吸着操作、吸着室
15〜1で脱着剤回収操作がそれぞれ行われるようにな
る。このような操作を順次行うことによって、擬似移動
床による吸着分離処理が達威される。なお、図面におい
ては、吸着室は16個に特定されているが、この吸着室
の数は限定されるものではないことを留意すべきである
。
本発明で原料として用いるキシレノール異性体混合物と
しては、コールタールのタール酸成分を蒸留して得られ
るキシレノール留分が一般的に用いられる.もちろん、
キシレノール異性体を含む混合物であればいかなるもの
でもよく、合成法によって得られるキシレノール異性体
混合物であってもよい. (発明の効果〉 本発明によれば、キシレノール異性体混合物から、従来
技術では分離困難であった3,5−キシレノールを高純
度でかつ効率よく分離回収することができ、その産業的
意義は多大である. (実施例) 次に本発明を実施例によりさらに詳細に説明する。
しては、コールタールのタール酸成分を蒸留して得られ
るキシレノール留分が一般的に用いられる.もちろん、
キシレノール異性体を含む混合物であればいかなるもの
でもよく、合成法によって得られるキシレノール異性体
混合物であってもよい. (発明の効果〉 本発明によれば、キシレノール異性体混合物から、従来
技術では分離困難であった3,5−キシレノールを高純
度でかつ効率よく分離回収することができ、その産業的
意義は多大である. (実施例) 次に本発明を実施例によりさらに詳細に説明する。
なお、以下において吸着剤の吸着特性を表わす指標とし
て用いた3,5−キシレノールを基準とした相対分離係
数β(3,5/i)及びβ(3.5/D)は、それぞれ
或分i及び脱着剤に対するものを示し、以下の式で表わ
される。
て用いた3,5−キシレノールを基準とした相対分離係
数β(3,5/i)及びβ(3.5/D)は、それぞれ
或分i及び脱着剤に対するものを示し、以下の式で表わ
される。
β(3,5/i)=K(3.5)/K(i)
( 1 )β(3.5/D)=K(3.5)/
K(D) (II)前記式中K(3.
5)、K(i)及びK(D)は、それぞれ、3,5−キ
シレノール、キシレノール異性体混合物のうちのi成分
及び脱着剤の各固液平衡定数であり、次の式で定義され
る. 液相中の3.5一興性体のI量2 吸着相中のi成分の重量1 なお、前記i成分としては,具体的には、2,4−キシ
レノール(2.4−X)、2,5−キシレノール(2;
5−X)、トエチルフェノール(m−E)、2,3−
キシレノール(2.3−x)、p−zチAt 7 x
/ − ル(P−E)、3,5−キシレノール(3.5
−X)、3,4−キシレノール(3.4−X)が含まれ
る. 相対分離係数β(3.5/i)が1より小さい値を示す
混合成分iは,3.5−キシレノールより強く吸着剤に
吸着することを示す。相対分離係数β(3.5/i)は
0.5以下であるのが好ましく、このような相対分離係
数を示す成分は、3,5一異性体から容易に吸着分離す
ることができる.脱着剤の相対分離係数β(3.5/D
)の値は、0.1〜2.0の範囲にあることが実用上望
ましい。
( 1 )β(3.5/D)=K(3.5)/
K(D) (II)前記式中K(3.
5)、K(i)及びK(D)は、それぞれ、3,5−キ
シレノール、キシレノール異性体混合物のうちのi成分
及び脱着剤の各固液平衡定数であり、次の式で定義され
る. 液相中の3.5一興性体のI量2 吸着相中のi成分の重量1 なお、前記i成分としては,具体的には、2,4−キシ
レノール(2.4−X)、2,5−キシレノール(2;
5−X)、トエチルフェノール(m−E)、2,3−
キシレノール(2.3−x)、p−zチAt 7 x
/ − ル(P−E)、3,5−キシレノール(3.5
−X)、3,4−キシレノール(3.4−X)が含まれ
る. 相対分離係数β(3.5/i)が1より小さい値を示す
混合成分iは,3.5−キシレノールより強く吸着剤に
吸着することを示す。相対分離係数β(3.5/i)は
0.5以下であるのが好ましく、このような相対分離係
数を示す成分は、3,5一異性体から容易に吸着分離す
ることができる.脱着剤の相対分離係数β(3.5/D
)の値は、0.1〜2.0の範囲にあることが実用上望
ましい。
参考例(各種吸着剤の調製)
吸着分離実験に使用した吸着剤は、東ソー社製のNa−
Y型ゼオライト(Sin, /An, O, *5,
5、粒度40−80メッシュ)を所定の金属でイオン交
換したものである.イオン交換は以下に示す方法で実施
した.(イオン交換) Na型Y型ゼオライト約logに金属塩化物水溶液(0
.5moj2/Q)を約100g加え、温度90−10
0℃で2時間放置した.上記の操作を3度繰り返した後
、乾燥後、温度400℃で3時間焼成した. 実施例l 内容積30ccのオートクレープ内に種々のカチオンで
交換した吸着剤4g、表−1に組成を示した原料油約6
.5gを仕込み、撹拌しながら温度を一定にし、120
分保った.濾過により吸着剤と原料残液を分離し、吸着
剤中の吸着物は、吸着剤をイソオクタンで洗浄後トルエ
ン溶媒を用いてソックスレー抽出により脱着させた。原
料残液(液相)及び吸着物(吸着相)の組威を、ガスク
ロマトグラフィーにより分析し、その相対分離係数を算
出し、その結果を表−2に示す。この表−2の結果から
、カリウム型及びBa型Y型ゼオライト吸着剤は、2,
4一及び2,3−キシレノールを除いた他の成分の相対
分離係数β(3.5/i)が0.5以下であり、本発明
の第1段階の吸着分離処理に使用する吸着剤として優れ
ていることがわかる。
Y型ゼオライト(Sin, /An, O, *5,
5、粒度40−80メッシュ)を所定の金属でイオン交
換したものである.イオン交換は以下に示す方法で実施
した.(イオン交換) Na型Y型ゼオライト約logに金属塩化物水溶液(0
.5moj2/Q)を約100g加え、温度90−10
0℃で2時間放置した.上記の操作を3度繰り返した後
、乾燥後、温度400℃で3時間焼成した. 実施例l 内容積30ccのオートクレープ内に種々のカチオンで
交換した吸着剤4g、表−1に組成を示した原料油約6
.5gを仕込み、撹拌しながら温度を一定にし、120
分保った.濾過により吸着剤と原料残液を分離し、吸着
剤中の吸着物は、吸着剤をイソオクタンで洗浄後トルエ
ン溶媒を用いてソックスレー抽出により脱着させた。原
料残液(液相)及び吸着物(吸着相)の組威を、ガスク
ロマトグラフィーにより分析し、その相対分離係数を算
出し、その結果を表−2に示す。この表−2の結果から
、カリウム型及びBa型Y型ゼオライト吸着剤は、2,
4一及び2,3−キシレノールを除いた他の成分の相対
分離係数β(3.5/i)が0.5以下であり、本発明
の第1段階の吸着分離処理に使用する吸着剤として優れ
ていることがわかる。
表−1
表−2
実施例2
内容積30ccのオートクレープ内にカリウム型Y型ゼ
オライト吸着剤約4g,前記表−1に組成を示した原料
油約6.5g、脱着剤を約1.5g仕込み、撹拌しなが
ら温度を一定にし、120分保った.濾過により吸着剤
と原料残液を分離し、吸着剤中の吸着物は、吸着剤をイ
ソオクタンで洗浄後トルエン溶媒を用いてソックスレー
抽出により脱着させた。原料残液(液相)及び吸着物(
吸着相)の組成を、ガスクロマトグラフィーにより分析
し、その相対分離係数を算出し、その結果を表−3に示
す.表−3 実施例3 実施例lの表一lに示したキシレノール異性体混合物を
原料として用い、第1段階の吸着分離処理を第1図に示
した擬似移動床式連続吸着分離装置を用いて実施した. 分離操作においては、実施例1に示したカリウム置換Y
型ゼオライト吸着剤及び脱着剤として、n一ヘキサノー
ルを用いた.吸着剤は内容積70dのカラム吸着室1〜
16に充填し、ラインl9から原料を80d/HRで供
給し、ラインl7より脱着剤を600mll/HRで供
給した.ラインl8よりエクストラクトを536dll
HRで抜き出し、ライン20からラフィネートをl44
sQ/HRで抜き出した.この間、352秒間隔で原料
及び肌着剤の各供給ライン及びエクストラクト、ラフィ
ネートの各抜出ラインを同時に液流れ向方に吸着室一室
分だけそれぞれ移動させた.その結果,表−4に示した
3,5−キシレノールを含む異性体混合物を含むラフィ
ネートが得られ、その3,5−キシレノールの回収率は
88wt%であった.表−4 表−6 実施例4 実施例3で得られたラフィネートより脱着剤を蒸留によ
り除去し、表−5に組成を示したキシレノール異性体混
合物を得た.この異性体混合物を原料とし、n−ヘキサ
ノールを脱着剤として、実施例2と同様な方法により吸
着分離実験を実施した.各異性体の相対分離係数を算出
し、その結果を表−6に示す。表−6の結果から、3,
5−、2,4一及び2,3−異性体混合物から、3,5
一異性体を選択的に分離し得ることがわかる. 表−5 実施例5 実施例4の表−5に示した混合物からの3,5−キシレ
ノールの吸着分離を第1図に示した擬似移動東式連続吸
着分離装置を用いて実施した.分離操作においては、実
施例4に示したバリウム置換Y型ゼオライト吸着剤及び
脱着剤としてn−ヘキサノールを用いた.吸着剤は内容
積70mのカラム吸着室l〜l6に充填し、ラインl9
を原料を30d/HRで供給し、ラインI7より脱着剤
を92mll/HRで供給した.ラインl8よりエクス
トラクトを52d/HRで抜き出し,ライン20からラ
フィネートを70d/HRで抜き出した.この間350
秒間隔で原料及び脱着剤の各供給ライン及びエクストラ
クト、ラフィネートの各抜?ラインを同時に液流れ方向
に吸着室一室分だけそれぞれ移動させた.その結果、3
,5−キシレノールを含むラフイネートから得られ、そ
の3.5−キシレノールの純度は脱着剤フリーベースで
99wt%であった.
オライト吸着剤約4g,前記表−1に組成を示した原料
油約6.5g、脱着剤を約1.5g仕込み、撹拌しなが
ら温度を一定にし、120分保った.濾過により吸着剤
と原料残液を分離し、吸着剤中の吸着物は、吸着剤をイ
ソオクタンで洗浄後トルエン溶媒を用いてソックスレー
抽出により脱着させた。原料残液(液相)及び吸着物(
吸着相)の組成を、ガスクロマトグラフィーにより分析
し、その相対分離係数を算出し、その結果を表−3に示
す.表−3 実施例3 実施例lの表一lに示したキシレノール異性体混合物を
原料として用い、第1段階の吸着分離処理を第1図に示
した擬似移動床式連続吸着分離装置を用いて実施した. 分離操作においては、実施例1に示したカリウム置換Y
型ゼオライト吸着剤及び脱着剤として、n一ヘキサノー
ルを用いた.吸着剤は内容積70dのカラム吸着室1〜
16に充填し、ラインl9から原料を80d/HRで供
給し、ラインl7より脱着剤を600mll/HRで供
給した.ラインl8よりエクストラクトを536dll
HRで抜き出し、ライン20からラフィネートをl44
sQ/HRで抜き出した.この間、352秒間隔で原料
及び肌着剤の各供給ライン及びエクストラクト、ラフィ
ネートの各抜出ラインを同時に液流れ向方に吸着室一室
分だけそれぞれ移動させた.その結果,表−4に示した
3,5−キシレノールを含む異性体混合物を含むラフィ
ネートが得られ、その3,5−キシレノールの回収率は
88wt%であった.表−4 表−6 実施例4 実施例3で得られたラフィネートより脱着剤を蒸留によ
り除去し、表−5に組成を示したキシレノール異性体混
合物を得た.この異性体混合物を原料とし、n−ヘキサ
ノールを脱着剤として、実施例2と同様な方法により吸
着分離実験を実施した.各異性体の相対分離係数を算出
し、その結果を表−6に示す。表−6の結果から、3,
5−、2,4一及び2,3−異性体混合物から、3,5
一異性体を選択的に分離し得ることがわかる. 表−5 実施例5 実施例4の表−5に示した混合物からの3,5−キシレ
ノールの吸着分離を第1図に示した擬似移動東式連続吸
着分離装置を用いて実施した.分離操作においては、実
施例4に示したバリウム置換Y型ゼオライト吸着剤及び
脱着剤としてn−ヘキサノールを用いた.吸着剤は内容
積70mのカラム吸着室l〜l6に充填し、ラインl9
を原料を30d/HRで供給し、ラインI7より脱着剤
を92mll/HRで供給した.ラインl8よりエクス
トラクトを52d/HRで抜き出し,ライン20からラ
フィネートを70d/HRで抜き出した.この間350
秒間隔で原料及び脱着剤の各供給ライン及びエクストラ
クト、ラフィネートの各抜?ラインを同時に液流れ方向
に吸着室一室分だけそれぞれ移動させた.その結果、3
,5−キシレノールを含むラフイネートから得られ、そ
の3.5−キシレノールの純度は脱着剤フリーベースで
99wt%であった.
第1図は擬似移動床による吸着分離装置の模式図である
. 1〜16・・・吸着室 l7・・・脱着剤供給ライン l8・・・エクストラクト抜出■ラインl9・・・原料
混合物供給ライン 20・・・ラフイネート抜出ライン 2l・・・リサイクルライン 22・・・ポンプ 第1 図
. 1〜16・・・吸着室 l7・・・脱着剤供給ライン l8・・・エクストラクト抜出■ラインl9・・・原料
混合物供給ライン 20・・・ラフイネート抜出ライン 2l・・・リサイクルライン 22・・・ポンプ 第1 図
Claims (4)
- (1)キシレノール異性体混合物から、3,5−キシレ
ノールを分離する方法において、該混合物をホージャサ
イト型ゼオライト吸着剤を用いて吸着分離処理し、主と
して2,5−及び3,4−キシレノールからなるエクス
トラクトと、主として3,5−、2,4−及び2,3−
キシレノールからなるラフイネートを得る第1段階と、
該第1段階で得られたラフィネートをホージヤサイト型
ゼオライト吸着剤を用いて吸着分離し、主として2,4
−及び2,3−キシレノールからなるエクストラクト、
主として3,5−キシレノールからなるラフィネートを
得る第2段階とからなる3,5−キシレノールの分離方
法。 - (2)該第1段階の吸着分離処理で使用する吸着剤が、
カリウム及びバリウムの中から選ばれる少なくとも1種
の金属で置換されたホージャサイト型ゼオライトである
請求項1の方法。 - (3)該第2段階の吸着分離処理で使用する吸着剤が、
カリウム、バリウム及び鉛の中から選ばれる少なくとも
1種の金属で置換されたホージャサイト型ゼオライトで
ある請求項1又は2の方法。 - (4)該吸着分離工程で使用する脱着剤が、脂肪族アル
コール、脂肪族ケトン及び脂肪族エステルの中から選ば
れる少なくとも1種である請求項1〜3のいずれかの方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1153782A JP2805051B2 (ja) | 1989-06-16 | 1989-06-16 | 3,5―キシレノールの分離方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1153782A JP2805051B2 (ja) | 1989-06-16 | 1989-06-16 | 3,5―キシレノールの分離方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0320234A true JPH0320234A (ja) | 1991-01-29 |
| JP2805051B2 JP2805051B2 (ja) | 1998-09-30 |
Family
ID=15570024
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1153782A Expired - Lifetime JP2805051B2 (ja) | 1989-06-16 | 1989-06-16 | 3,5―キシレノールの分離方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2805051B2 (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55151522A (en) * | 1979-05-16 | 1980-11-26 | Mitsui Petrochem Ind Ltd | Separation of hydrocarbon group-substituted phenol isomer |
| JPS59122433A (ja) * | 1982-12-28 | 1984-07-14 | Toray Ind Inc | 3,5−キシレノ−ルの分離回収方法 |
-
1989
- 1989-06-16 JP JP1153782A patent/JP2805051B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55151522A (en) * | 1979-05-16 | 1980-11-26 | Mitsui Petrochem Ind Ltd | Separation of hydrocarbon group-substituted phenol isomer |
| JPS59122433A (ja) * | 1982-12-28 | 1984-07-14 | Toray Ind Inc | 3,5−キシレノ−ルの分離回収方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2805051B2 (ja) | 1998-09-30 |
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