JPH03203492A - 能動型騒音制御装置 - Google Patents
能動型騒音制御装置Info
- Publication number
- JPH03203492A JPH03203492A JP1341903A JP34190389A JPH03203492A JP H03203492 A JPH03203492 A JP H03203492A JP 1341903 A JP1341903 A JP 1341903A JP 34190389 A JP34190389 A JP 34190389A JP H03203492 A JPH03203492 A JP H03203492A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- noise
- signal
- control
- transfer function
- control sound
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
- Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)
- Circuit For Audible Band Transducer (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は、能動型騒音制御装置に係り、特に騒音が伝
達される所定空間を複数の領域に分割し、各領域毎に隣
接する領域のfft制御音の影響を除去する制御音を発
生させて騒音を低減させるようにしたもので、車両の車
室や航空機の客室などの騒音低減に好適な騒音制御装置
に関する。
達される所定空間を複数の領域に分割し、各領域毎に隣
接する領域のfft制御音の影響を除去する制御音を発
生させて騒音を低減させるようにしたもので、車両の車
室や航空機の客室などの騒音低減に好適な騒音制御装置
に関する。
従来、この種の能動型騒音制御装置としては、例えば英
国公開特許公報第2149614号記載の装置が知られ
ている。
国公開特許公報第2149614号記載の装置が知られ
ている。
この従来装置は、航空機の客室やこれに類する閉空間に
適用され、その外部に位置するエンジン等の単一の騒音
源(−吹音源)は基本周波数r0及びその高調波f、−
f、・を含む音響を発生するという条件下において作動
するものである。具体的には、上記従来装置は、閉空間
内に設置された複数のラウドスピーカ(二次音源)及び
マイクロフォンと、騒音源の周波数10〜f7を検出す
る周波数検出手段と、複数のマイクロフォンの出力信号
及び周波数検出手段の検出信号とに基づき。
適用され、その外部に位置するエンジン等の単一の騒音
源(−吹音源)は基本周波数r0及びその高調波f、−
f、・を含む音響を発生するという条件下において作動
するものである。具体的には、上記従来装置は、閉空間
内に設置された複数のラウドスピーカ(二次音源)及び
マイクロフォンと、騒音源の周波数10〜f7を検出す
る周波数検出手段と、複数のマイクロフォンの出力信号
及び周波数検出手段の検出信号とに基づき。
検出周波数f0〜f1威分と逆位相の信号を複数のラウ
ドスピーカに供給する信号処理器とを備えている。信号
処理器は、LMSアルゴリズムを適用して複数のマイク
ロフォンの検出信号V、、、(ffi=0.2・・・・
・・L)の平均自乗和を設定し、この評価関数εを最小
とするように適応フィルタの現在のi番目のフィルタ係
数り、’(i)を順次下記(1)に従って更新するよう
にしている。
ドスピーカに供給する信号処理器とを備えている。信号
処理器は、LMSアルゴリズムを適用して複数のマイク
ロフォンの検出信号V、、、(ffi=0.2・・・・
・・L)の平均自乗和を設定し、この評価関数εを最小
とするように適応フィルタの現在のi番目のフィルタ係
数り、’(i)を順次下記(1)に従って更新するよう
にしている。
h、’ (i)=h、%(i) uΣV −t (
n) (x (n−1) ” Ct−(n) )・・
・・・・・・・・・・(1) ここで、h、(n)は前回即ちn番目のサンプル時のフ
ィルタ係数、μは収束係数、VIILは1番目のマイク
ロフォン出力、Xは騒音源に相関のある基準信号、C0
はm番目のスピーカと1番目のマイクロフォンとの間の
伝達関数である。
n) (x (n−1) ” Ct−(n) )・・
・・・・・・・・・・(1) ここで、h、(n)は前回即ちn番目のサンプル時のフ
ィルタ係数、μは収束係数、VIILは1番目のマイク
ロフォン出力、Xは騒音源に相関のある基準信号、C0
はm番目のスピーカと1番目のマイクロフォンとの間の
伝達関数である。
これにより、ラウドスピーカから発生される制御音(二
吹音)と騒音源から伝達される一次音とが干渉して閉空
間内の観測位置における残留騒音を低減するようにして
いる。
吹音)と騒音源から伝達される一次音とが干渉して閉空
間内の観測位置における残留騒音を低減するようにして
いる。
しかしながら、上記従来の能動型騒音制御装置にあって
は、適応フィルタのフィルタ係数を更新する制御アルゴ
リズム内にラウドスピーカとマイクロフォンとの間の伝
達関数CLmを含んでいるが、この伝達関数00は初期
状態に計測した値に固定されているので、閉空間の温度
変化等によって伝達関数C4,が変化したときには、前
記(1)式で算出される適応フィルタのフィルタ係数り
、’ (i)に誤差を生じ、良好な騒音低減効果を得る
ことができなくなるという未解決の課題があった。
は、適応フィルタのフィルタ係数を更新する制御アルゴ
リズム内にラウドスピーカとマイクロフォンとの間の伝
達関数CLmを含んでいるが、この伝達関数00は初期
状態に計測した値に固定されているので、閉空間の温度
変化等によって伝達関数C4,が変化したときには、前
記(1)式で算出される適応フィルタのフィルタ係数り
、’ (i)に誤差を生じ、良好な騒音低減効果を得る
ことができなくなるという未解決の課題があった。
そこで、この発明は、上記従来例の未解決の課題に着目
してなされたものであり、制御アルゴリズム内に含まれ
る制御音源と残留騒音検出手段との間の伝達関数を逐次
更新することにより、最適な騒音低減効果を発揮するこ
とができる能動型騒音制御装置を提供することを目的と
している。
してなされたものであり、制御アルゴリズム内に含まれ
る制御音源と残留騒音検出手段との間の伝達関数を逐次
更新することにより、最適な騒音低減効果を発揮するこ
とができる能動型騒音制御装置を提供することを目的と
している。
C発明が解決しようとする課題〕
上記目的を達成するために、この発明に係る能動型騒音
制御装置は、所定音響空間で騒音源から伝達される騒音
に制御音源から発生させた制御音を干渉させて両者の残
留騒音エネルギを残留騒音検出手段で検出すると共に、
前記騒音源に相関のある信号を騒音相関信号検出手段で
検出し、検出された残留騒音検出値及び騒音相関検出値
に基づいて前記制御音源と残留騒音検出手段との間の伝
達関数を含む制御アルゴリズムを用いて前記制御音源に
対する駆動信号を形成する制御手段を備えた能動型騒音
制御装置において、前記伝達関数を求めるためのテスト
信号を前記制御音源に供給するテスト信号発生手段と、
前記制御音源から発生されるテスト信号を受信したとき
の前記残留騒音検出手段の検出信号に基づいて当該残留
騒音検出手段及び制御音源間の伝達関数を演算する伝達
関数演算手段とを備え、前記テスト信号発生手段は、前
記所定音響空間が音響レベルが高いときにテスト信号を
送出するように構成されている。
制御装置は、所定音響空間で騒音源から伝達される騒音
に制御音源から発生させた制御音を干渉させて両者の残
留騒音エネルギを残留騒音検出手段で検出すると共に、
前記騒音源に相関のある信号を騒音相関信号検出手段で
検出し、検出された残留騒音検出値及び騒音相関検出値
に基づいて前記制御音源と残留騒音検出手段との間の伝
達関数を含む制御アルゴリズムを用いて前記制御音源に
対する駆動信号を形成する制御手段を備えた能動型騒音
制御装置において、前記伝達関数を求めるためのテスト
信号を前記制御音源に供給するテスト信号発生手段と、
前記制御音源から発生されるテスト信号を受信したとき
の前記残留騒音検出手段の検出信号に基づいて当該残留
騒音検出手段及び制御音源間の伝達関数を演算する伝達
関数演算手段とを備え、前記テスト信号発生手段は、前
記所定音響空間が音響レベルが高いときにテスト信号を
送出するように構成されている。
この発明においては、騒音を低減しようとする音響空間
の制御音源と残留騒音検出手段との間の伝達関数を、テ
スト信号発生手段で音響空間内での音響レベルが高いと
き即ち音響空間内に存在する人間が例えばホワイトノイ
ズ信号でなるテスト信号が耳ざわりとならない状態にあ
るときに、テスト信号を制御音源から発生させ、このと
きの残留騒音検出手段で検出した検出信号に基づいて伝
達関数演算手段で伝達関数を演算し、その演算結果を制
御手段に送出して制御アルゴリズムに含まれる伝達関数
を更新することにより、常に音響空間の伝達関数の変化
に追従して伝達関数を更新することができ、良好な騒音
低減効果を発揮することができる。
の制御音源と残留騒音検出手段との間の伝達関数を、テ
スト信号発生手段で音響空間内での音響レベルが高いと
き即ち音響空間内に存在する人間が例えばホワイトノイ
ズ信号でなるテスト信号が耳ざわりとならない状態にあ
るときに、テスト信号を制御音源から発生させ、このと
きの残留騒音検出手段で検出した検出信号に基づいて伝
達関数演算手段で伝達関数を演算し、その演算結果を制
御手段に送出して制御アルゴリズムに含まれる伝達関数
を更新することにより、常に音響空間の伝達関数の変化
に追従して伝達関数を更新することができ、良好な騒音
低減効果を発揮することができる。
以下、この発明の実施例′を図面に基づいて説明する。
第1図はこの発明の一実施例を示す概略構成図である。
図中、2a、2bは前輪、2c、2dは後輪であって、
これら車輪2a〜2dによって車体3を支持している。
これら車輪2a〜2dによって車体3を支持している。
前輪2a、2bは車体3の前部に配置されたエンジン4
によって回転駆動され所謂前置きエンジン前輪駆動車の
構成を有する。
によって回転駆動され所謂前置きエンジン前輪駆動車の
構成を有する。
エンジン4には、騒音発生状態検出手段としてのクラン
ク角センサ5が取付けられ、このクランク角センサ5か
らエンジン騒音に相関のあるクランク角が180度回転
する毎に1つのパルス検出信号Xが出力される。また、
車体3内の音響空間としての車室6内には、オーディオ
信号を出力する制御音源を兼ねるラウドスピーカ7a、
7b及び7c、7dが夫々前席S、、S、及び後席S、
、S4に対向するドア部に配置されていると共に、各座
席S、〜S4のヘッドレスト位置に夫々残留騒音検出手
段としてのマイクロフォン8a〜8hが配設されこれら
マイクロフォン8a〜8hから入力される音圧に応じた
電気信号でなる残留騒音検出信号e、〜e6が出力され
る。
ク角センサ5が取付けられ、このクランク角センサ5か
らエンジン騒音に相関のあるクランク角が180度回転
する毎に1つのパルス検出信号Xが出力される。また、
車体3内の音響空間としての車室6内には、オーディオ
信号を出力する制御音源を兼ねるラウドスピーカ7a、
7b及び7c、7dが夫々前席S、、S、及び後席S、
、S4に対向するドア部に配置されていると共に、各座
席S、〜S4のヘッドレスト位置に夫々残留騒音検出手
段としてのマイクロフォン8a〜8hが配設されこれら
マイクロフォン8a〜8hから入力される音圧に応じた
電気信号でなる残留騒音検出信号e、〜e6が出力され
る。
そして、クランク角センサ5及びマイクロフォン8a〜
8hの検出信号は、コントローラ10に個別に供給され
、このコントローラ10から出力される駆動信号y、〜
y4が個別にラウドスピーカ7a〜7dに供給され、こ
れらスピーカ7a〜7dから車室6に音響信号(制御音
)が出力される。
8hの検出信号は、コントローラ10に個別に供給され
、このコントローラ10から出力される駆動信号y、〜
y4が個別にラウドスピーカ7a〜7dに供給され、こ
れらスピーカ7a〜7dから車室6に音響信号(制御音
)が出力される。
コントローラ10は、第2図に示すように、クランク角
センサ5から入力されるクランク角信号Xをディジタル
信号に変換するA/D変換器11と、このA/D変換器
11の出力信号を基準信号Xとして人力するディジタル
フィルタ12及び適応ディジタルフィルタ13と、マイ
クロフォン8a〜8hからのアンプ14a〜14hによ
って増幅された残留ノイズ検出信号e、〜e8をA、/
D変換するA/D変換器15a〜15hと、これらA/
D変換器15a〜15hによる変換信号及び前記ディジ
タルフィルタ1−2の出力信号が入力されるマイクロプ
ロセッサ16と、適応ディジタルフィルタ13から出力
される駆動信号y、〜y。
センサ5から入力されるクランク角信号Xをディジタル
信号に変換するA/D変換器11と、このA/D変換器
11の出力信号を基準信号Xとして人力するディジタル
フィルタ12及び適応ディジタルフィルタ13と、マイ
クロフォン8a〜8hからのアンプ14a〜14hによ
って増幅された残留ノイズ検出信号e、〜e8をA、/
D変換するA/D変換器15a〜15hと、これらA/
D変換器15a〜15hによる変換信号及び前記ディジ
タルフィルタ1−2の出力信号が入力されるマイクロプ
ロセッサ16と、適応ディジタルフィルタ13から出力
される駆動信号y、〜y。
をD/A変換するD/A変換器17a 〜17dとを備
え、D/A変換器17a〜17dの出力がアナログスイ
ッチ28a〜28d及びアンプ18a〜18dを介して
ラウドスピーカ7a〜7dに出力される。
え、D/A変換器17a〜17dの出力がアナログスイ
ッチ28a〜28d及びアンプ18a〜18dを介して
ラウドスピーカ7a〜7dに出力される。
ここで、ディジタルフィルタ12は、基準信号Xを入力
し、マイクロフォン及びスピーカ間の伝達関数の組合せ
数に応じて、フィルタ処理された基準信号rtm(後述
する第(5)、 (6)弐参照)を生成するものであり
、適応ディジタルフィルタ13は機能的にはスピーカ7
a〜7dへの出力チャンネル数に応じたフィルタを個々
に有し、基準信号Xを入力し、その時点で設定されてい
るフィルタ係数に基づき適応信号処理を行ってスピーカ
駆動信号y1〜y4を出力するものである。マイクロプ
ロセッサ16は、残留ノイズ検出信号e、〜ea並びに
フィルタ処理された基準信号r、を入力し、適応ディジ
タルフィルタ13のフィルタ係数をLMSアルゴリズム
を用いて変更すると共に、車速センサ21、エンジン4
の吸入負圧を検出する吸入負圧センサ22及び電子チュ
ーナ式うジ第23のパワースイッチ23a及びバンド選
択スイッチ23bのスイッチ信号並びにボリューム表示
出力回路23c及びチューニング表示出力回路23dの
出力に基づいて、テスト信号発生回路25でのテスト信
号発生タイミング及びテスト信号発生時のマイクロフォ
ン8a〜8hの残留騒音検出信号eI−eIlに基づい
て各ラウドスピーカ7a〜7dと各マイクロフォン83
〜8hとの間の伝達関数C−を算出し、算出された伝達
関数C,,をディジタルフィルタ12に送出して伝達関
数C0に対応するフィルタ係数を更新する。
し、マイクロフォン及びスピーカ間の伝達関数の組合せ
数に応じて、フィルタ処理された基準信号rtm(後述
する第(5)、 (6)弐参照)を生成するものであり
、適応ディジタルフィルタ13は機能的にはスピーカ7
a〜7dへの出力チャンネル数に応じたフィルタを個々
に有し、基準信号Xを入力し、その時点で設定されてい
るフィルタ係数に基づき適応信号処理を行ってスピーカ
駆動信号y1〜y4を出力するものである。マイクロプ
ロセッサ16は、残留ノイズ検出信号e、〜ea並びに
フィルタ処理された基準信号r、を入力し、適応ディジ
タルフィルタ13のフィルタ係数をLMSアルゴリズム
を用いて変更すると共に、車速センサ21、エンジン4
の吸入負圧を検出する吸入負圧センサ22及び電子チュ
ーナ式うジ第23のパワースイッチ23a及びバンド選
択スイッチ23bのスイッチ信号並びにボリューム表示
出力回路23c及びチューニング表示出力回路23dの
出力に基づいて、テスト信号発生回路25でのテスト信
号発生タイミング及びテスト信号発生時のマイクロフォ
ン8a〜8hの残留騒音検出信号eI−eIlに基づい
て各ラウドスピーカ7a〜7dと各マイクロフォン83
〜8hとの間の伝達関数C−を算出し、算出された伝達
関数C,,をディジタルフィルタ12に送出して伝達関
数C0に対応するフィルタ係数を更新する。
ここで、コントローラlOの騒音低減制御原理を一般式
を用いて説明する。今、1番目のマイクロフォン8a〜
8hが検出した残留ノイズ検出信号をeh(n)、ラウ
ドスピーカ7a及び71〕からの制御音(二吹音)が無
いときの尼番目のマイクロフォン8a〜8hが検出した
残留ノイズ検出信号をept(n) 、m番目のラウド
スピーカ7a〜7dと1番目のマイクロフォン8a〜8
hとの間の伝達関数(FIR(有限インパルス応答)関
数)Hlの3番目(j =0. 1. 2−1cm1)
に対応するフィルタ係数をCLmi、基準信号をx(n
)、基準信号x(n)を入力しm番目のラウドスピーカ
7a〜7dを駆動する適応フィルタのi番目(i=0.
1.2・・・Ik−1)の係数をW□とすると、et
(n) =ept(n) 十 ・・・・・・・・・・・・(2) が成立する。ここで、(n)が付く項は、何れもサンプ
リング時刻nのサンプル値であり、また、Lはマイクロ
フォン8a〜8hの数(本実施例では8個)、Mはラウ
ドスピーカ7a〜7dの数(本実施例では4個)、Ic
はFIRディジタルフィルタで表現されたフィルタ係数
C0のタップ数(フィルタ次数)、1には適応フィルタ
係数のタップ数(フィルタ次数)である。
を用いて説明する。今、1番目のマイクロフォン8a〜
8hが検出した残留ノイズ検出信号をeh(n)、ラウ
ドスピーカ7a及び71〕からの制御音(二吹音)が無
いときの尼番目のマイクロフォン8a〜8hが検出した
残留ノイズ検出信号をept(n) 、m番目のラウド
スピーカ7a〜7dと1番目のマイクロフォン8a〜8
hとの間の伝達関数(FIR(有限インパルス応答)関
数)Hlの3番目(j =0. 1. 2−1cm1)
に対応するフィルタ係数をCLmi、基準信号をx(n
)、基準信号x(n)を入力しm番目のラウドスピーカ
7a〜7dを駆動する適応フィルタのi番目(i=0.
1.2・・・Ik−1)の係数をW□とすると、et
(n) =ept(n) 十 ・・・・・・・・・・・・(2) が成立する。ここで、(n)が付く項は、何れもサンプ
リング時刻nのサンプル値であり、また、Lはマイクロ
フォン8a〜8hの数(本実施例では8個)、Mはラウ
ドスピーカ7a〜7dの数(本実施例では4個)、Ic
はFIRディジタルフィルタで表現されたフィルタ係数
C0のタップ数(フィルタ次数)、1には適応フィルタ
係数のタップ数(フィルタ次数)である。
上式(2)中、右辺の「Σ w、、 −x (n−j−
i) ) J(=y、)の項は適応ディジタルフィルタ
13に基準信号Xを入力したときの出力を表し、「ΣC
5□・ (ΣW□・s (n−j−i) ) Jの項
はm番目のスピーカ7a〜7dに入力された信号エネル
ギがこれらスピーカ7a〜7dから音響エネルギとして
出力され、車室6内の伝達関数Cいを経て1番目のマイ
クロフォン8a〜8hに到達したときの信号を表し、さ
らに、「Σ Σ C(□・ (Σw、、 Hx (n−
j−4) l 」の右辺全体は、1番目のマイクロフォ
ン8a〜8hへの到達信号を全スピーカについて足し合
わせているから、1番目のマイクロフォン8a〜8hに
到達する二吹音の総和を表す。
i) ) J(=y、)の項は適応ディジタルフィルタ
13に基準信号Xを入力したときの出力を表し、「ΣC
5□・ (ΣW□・s (n−j−i) ) Jの項
はm番目のスピーカ7a〜7dに入力された信号エネル
ギがこれらスピーカ7a〜7dから音響エネルギとして
出力され、車室6内の伝達関数Cいを経て1番目のマイ
クロフォン8a〜8hに到達したときの信号を表し、さ
らに、「Σ Σ C(□・ (Σw、、 Hx (n−
j−4) l 」の右辺全体は、1番目のマイクロフォ
ン8a〜8hへの到達信号を全スピーカについて足し合
わせているから、1番目のマイクロフォン8a〜8hに
到達する二吹音の総和を表す。
次いで、評価関数(最小にすべき変数)Jeを、とおく
。
。
そして、評価関数Jeを最小にするフィルタ係数W1を
求めるために、本実施例では最急降下法を採用する。つ
まり、評価関数Jeを各フィルタ係数W s iについ
て偏微分した値で当該フィルタ係数W0、を更新する。
求めるために、本実施例では最急降下法を採用する。つ
まり、評価関数Jeを各フィルタ係数W s iについ
て偏微分した値で当該フィルタ係数W0、を更新する。
そこで、(3)弐より、
・・・・・・・・・・・・(4)
となるが、(2)式より
・・・・・・・・・・・・(5)
となるから、この(5)式の右辺をr tJn−4)
とおけば、フィルタ係数の書換え式は重み係数T、も含
めた形で以下の(6)式により得られる。
とおけば、フィルタ係数の書換え式は重み係数T、も含
めた形で以下の(6)式により得られる。
Wl、(n+1) = w、、 (n) +・・・・・
・・・・・・・(6) ここで、αは収束係数であり、フィルタが最適に収束す
る速度や、その際の安定性に関与する。なお、収束係数
αを本実施例では一つの定数のように扱っているが、各
フィルタ係数毎に異なる収束係数(α1.)とすること
もできるし、また重み係数γ1を一緒に取り込んだ係数
(αL)として演算することもできる。
・・・・・・・(6) ここで、αは収束係数であり、フィルタが最適に収束す
る速度や、その際の安定性に関与する。なお、収束係数
αを本実施例では一つの定数のように扱っているが、各
フィルタ係数毎に異なる収束係数(α1.)とすること
もできるし、また重み係数γ1を一緒に取り込んだ係数
(αL)として演算することもできる。
このように、適応ディジタルフィルタ13のフィルタ係
数W、t(n+1)をマイクロフォン8a〜8hから出
力される残留ノイズ検出信号e、(n)〜ea(n)の
出力と各振動ピックアップ5a〜5dに基づく基準信号
x (n)に基づいてL M S (Least Me
anSquare)適応アルゴリズムに従って順次更新
することにより、入力される残留ノイズ検出信号e。
数W、t(n+1)をマイクロフォン8a〜8hから出
力される残留ノイズ検出信号e、(n)〜ea(n)の
出力と各振動ピックアップ5a〜5dに基づく基準信号
x (n)に基づいてL M S (Least Me
anSquare)適応アルゴリズムに従って順次更新
することにより、入力される残留ノイズ検出信号e。
(n)〜e=(n)が常に最小となるように駆動信号y
(n)〜ya(n)が形成され、これがラウドスピーカ
7a〜7dに供給されてこれらから出力される制御音に
よって車室6内の騒音が相殺される。
(n)〜ya(n)が形成され、これがラウドスピーカ
7a〜7dに供給されてこれらから出力される制御音に
よって車室6内の騒音が相殺される。
また、テスト信号発生回路25は、第2図に示すように
、ホワイトノイズ発生器26と、そのホワイトノイズ信
号に対して低域通過フィルタ処理を行う低域通過フィル
タ2゛7とを備えており、この低域通過フィルタ27か
ら出力されるテスト信号が一方の入力端に前記コントロ
ーラlOからの駆動信号y1〜y4が個別に入力された
アナログスイッチ28a〜28dの他方の入力側に供給
され、これらアナログスイッチ28a〜28dがマイク
ロプロセッサ16からの選択信号によって切換えられて
、駆動信号yI−y4に代えてホワイトノイズ信号がラ
ウドスピーカ7a〜7dに供給される。
、ホワイトノイズ発生器26と、そのホワイトノイズ信
号に対して低域通過フィルタ処理を行う低域通過フィル
タ2゛7とを備えており、この低域通過フィルタ27か
ら出力されるテスト信号が一方の入力端に前記コントロ
ーラlOからの駆動信号y1〜y4が個別に入力された
アナログスイッチ28a〜28dの他方の入力側に供給
され、これらアナログスイッチ28a〜28dがマイク
ロプロセッサ16からの選択信号によって切換えられて
、駆動信号yI−y4に代えてホワイトノイズ信号がラ
ウドスピーカ7a〜7dに供給される。
次に、上記実施例の動作をコントローラ10の伝達関数
更新処理手順を示す第3図を伴って説明する。コントロ
ーラ10はイグニッションスイッチがオン状態となった
ときに電源が投入されて、第3図に示す伝達関数更新処
理を実行する。
更新処理手順を示す第3図を伴って説明する。コントロ
ーラ10はイグニッションスイッチがオン状態となった
ときに電源が投入されて、第3図に示す伝達関数更新処
理を実行する。
すなわち、先ずステップ■で、車速センサ21の車速検
出値■を読込み、この車速検出値■が予め設定した車速
設定値Vs++以上であるか否かを判定する。この判定
は、車室6内の音響レベルが車両の高速走行によって高
くなったか否かを判定するものであり、■≧VSHであ
るときには、車室6内の音響レベルが高いものは判断し
て後述するステップ■に移行し、V<V、Hであるとき
には、車室6内が比較的静寂であって音響レベルが比較
的低いものと判断してステップ■に移行する。
出値■を読込み、この車速検出値■が予め設定した車速
設定値Vs++以上であるか否かを判定する。この判定
は、車室6内の音響レベルが車両の高速走行によって高
くなったか否かを判定するものであり、■≧VSHであ
るときには、車室6内の音響レベルが高いものは判断し
て後述するステップ■に移行し、V<V、Hであるとき
には、車室6内が比較的静寂であって音響レベルが比較
的低いものと判断してステップ■に移行する。
このステップ■では、車速検出値■が前記車速設定値V
SOより低い車速設定値VSt以上であるか否かを判定
し、V〈■、Lであるときには、前記ステップ■に戻り
、V≧VsLであるときには、ステップ■に移行する。
SOより低い車速設定値VSt以上であるか否かを判定
し、V〈■、Lであるときには、前記ステップ■に戻り
、V≧VsLであるときには、ステップ■に移行する。
このステップ■では、吸入負圧センサ22の吸入負圧検
出値INを読込み、この吸入負圧検出INが予め設定し
た設定値IN、以上であるか否かを判定する。この判定
も、エンジン負荷が大きくなって車室6内の音響レベル
が高いか否かを判定するものであり、IN≧IN、であ
るときには、車室6内の音響レベルが高いものと判断し
て後述するステップ■に移行し、I N < I N
sであるときには、車室6内の音響レベルが低いものと
判断してステップ■に移行する。
出値INを読込み、この吸入負圧検出INが予め設定し
た設定値IN、以上であるか否かを判定する。この判定
も、エンジン負荷が大きくなって車室6内の音響レベル
が高いか否かを判定するものであり、IN≧IN、であ
るときには、車室6内の音響レベルが高いものと判断し
て後述するステップ■に移行し、I N < I N
sであるときには、車室6内の音響レベルが低いものと
判断してステップ■に移行する。
このステップ■では、ラジオ23のパワースインチ23
aのスイッチ信号を読込み、これがオン状態であるか否
かを判定し、これがオフ状態であるときには、前記ステ
ップのに戻り、オン状態であるときには、ステップ■に
移行する。
aのスイッチ信号を読込み、これがオン状態であるか否
かを判定し、これがオフ状態であるときには、前記ステ
ップのに戻り、オン状態であるときには、ステップ■に
移行する。
このステップ■では、バンド切換スイッチ23bのスイ
ッチ信号を読込み、これがAMバンド側に切換えられて
いるか否かを判定し、FMバンド側であるときには、前
記ステップ■に戻り、AMハンド側であるときには、ス
テップ■に移行する。
ッチ信号を読込み、これがAMバンド側に切換えられて
いるか否かを判定し、FMバンド側であるときには、前
記ステップ■に戻り、AMハンド側であるときには、ス
テップ■に移行する。
このステップ■では、ボリューム表示出力を読込み、ボ
リュームV○が所定値VO8以上であるか否かを判定し
、vo<vo、であるときには、前記ステップのに戻り
、■O≧vOsであるときにはステップ■に移行する。
リュームV○が所定値VO8以上であるか否かを判定し
、vo<vo、であるときには、前記ステップのに戻り
、■O≧vOsであるときにはステップ■に移行する。
このステップ■では、チューニング表示出力を読込み、
チューニング状態であるか否かを判定し、チューニング
状態であるときには前記ステップのに戻り、チューニン
グ状態でないとき即ち局間ノイズを発生している状態で
あるときにはステップ■に移行する。
チューニング状態であるか否かを判定し、チューニング
状態であるときには前記ステップのに戻り、チューニン
グ状態でないとき即ち局間ノイズを発生している状態で
あるときにはステップ■に移行する。
このステップ■では、テスト信号発生回路25にテスト
開始信号を出力すると共に、アナログスイッチ28a〜
28dをテスト信号側に切換える切換信号を出力する。
開始信号を出力すると共に、アナログスイッチ28a〜
28dをテスト信号側に切換える切換信号を出力する。
次いで、ステップ■に移行して、各マイクロフォン8a
〜8hからの残留騒音検出信号e、”−e。
〜8hからの残留騒音検出信号e、”−e。
を読込み、これら残留騒音検出信号elvesに基づい
て各ラウドスピーカ7a〜7dとマイクロフォン8a〜
8hとの間の伝達関数Cい、(N=1.2・・・・・・
N、、N、は任意の整数であり、演算回数を表す)を演
算し、その演算結果を所定の記憶領域に更新記憶してお
く。
て各ラウドスピーカ7a〜7dとマイクロフォン8a〜
8hとの間の伝達関数Cい、(N=1.2・・・・・・
N、、N、は任意の整数であり、演算回数を表す)を演
算し、その演算結果を所定の記憶領域に更新記憶してお
く。
次いで、ステップ[相]に移行して、演算回数NをII
I IIだけインクリメントし、次いでステップ■に
移行して演算回数Nが予め設定した設定回数N。
I IIだけインクリメントし、次いでステップ■に
移行して演算回数Nが予め設定した設定回数N。
以上であるか否かを判定し、N<NSであるときには、
前記ステップのに戻り、N≧N、であるときには、ステ
ップOに移行する。
前記ステップのに戻り、N≧N、であるときには、ステ
ップOに移行する。
このステップ@では、演算回数Nを“′0″にクリアし
、次いでステップ■に移行して、記憶領域に記憶されて
いる伝達関数C41〜C1□の平均値を算出し、これを
新たな伝達関数CLmとして、ディジタルフィルタ12
に出力し、そのフィルタ係数を更新する。
、次いでステップ■に移行して、記憶領域に記憶されて
いる伝達関数C41〜C1□の平均値を算出し、これを
新たな伝達関数CLmとして、ディジタルフィルタ12
に出力し、そのフィルタ係数を更新する。
次いで、ステップ0に移行して、タイマをリセットし、
次いでステップ@に移行してタイマがタイムアツプした
か否かを判定する。この判定は、所定時間が経過したか
否かを判定するものであり、タイマがタイムアツプして
いないときには、タイムアツプするまで待機し、タイム
アツプしたときには、前記ステップのに戻る。
次いでステップ@に移行してタイマがタイムアツプした
か否かを判定する。この判定は、所定時間が経過したか
否かを判定するものであり、タイマがタイムアツプして
いないときには、タイムアツプするまで待機し、タイム
アツプしたときには、前記ステップのに戻る。
したがって、車速検出値■が車速設定値VSO以上であ
るとき、車速検出値■が車速設定値VSL〜vsM間で
あってエンジン4の吸入負圧検出値INが吸入負圧設定
値IN、以上であるとき及びラジオ23がオン状態で且
つAMバンドを選択していると共に、ボリューム■Oが
所定値■O5以上であり、局間ノイズを発生していると
きのように、車室6内の音響レベルが比較的高くホワイ
トノイズを放出しても、乗員に不快感を与えない状況で
、テスト信号発生回路25からテスト信号が発生され、
これが制御音源としてのラウドスピーカ7a〜7dに供
給されてホワイトノイズでなるテスト信号が出力され、
このテスト信号がマイクロフォン8a〜8hで受信され
て、その残留騒音検出信号に基づいて各ラウドスピーカ
7a〜7dとマイクロフォン8a〜8hとの間の伝達関
数C0を個別に演算され、演算された伝達関数C1がデ
ィジタルフィルタ12に供給されてそのフィルタ係数が
更新されることになる。このため、ディジタルフィルタ
12から出力される前記(6)式のrtm(n)を算出
する基礎となる伝達関数Cts+がタイマで設定された
所定時間間隔で更新されるので、車室6内における温度
変化等による伝達関数の変化に追従して伝達関数が更新
されることにより、マイクロフォン13での適応フィル
タ16のフィルタ係数の更新を正確に行うことができ、
結果としてラウドスピーカ7a〜7dに対する駆動信号
yI〜y4を適性化して騒音低減効果を向上させること
ができる。
るとき、車速検出値■が車速設定値VSL〜vsM間で
あってエンジン4の吸入負圧検出値INが吸入負圧設定
値IN、以上であるとき及びラジオ23がオン状態で且
つAMバンドを選択していると共に、ボリューム■Oが
所定値■O5以上であり、局間ノイズを発生していると
きのように、車室6内の音響レベルが比較的高くホワイ
トノイズを放出しても、乗員に不快感を与えない状況で
、テスト信号発生回路25からテスト信号が発生され、
これが制御音源としてのラウドスピーカ7a〜7dに供
給されてホワイトノイズでなるテスト信号が出力され、
このテスト信号がマイクロフォン8a〜8hで受信され
て、その残留騒音検出信号に基づいて各ラウドスピーカ
7a〜7dとマイクロフォン8a〜8hとの間の伝達関
数C0を個別に演算され、演算された伝達関数C1がデ
ィジタルフィルタ12に供給されてそのフィルタ係数が
更新されることになる。このため、ディジタルフィルタ
12から出力される前記(6)式のrtm(n)を算出
する基礎となる伝達関数Cts+がタイマで設定された
所定時間間隔で更新されるので、車室6内における温度
変化等による伝達関数の変化に追従して伝達関数が更新
されることにより、マイクロフォン13での適応フィル
タ16のフィルタ係数の更新を正確に行うことができ、
結果としてラウドスピーカ7a〜7dに対する駆動信号
yI〜y4を適性化して騒音低減効果を向上させること
ができる。
このため、エンジン4を始動させると、その回転状態に
応じたクランク角検出信号Xがクランク角センサ5から
出力され、これが基準信号としてコントローラ10に人
力される。
応じたクランク角検出信号Xがクランク角センサ5から
出力され、これが基準信号としてコントローラ10に人
力される。
そして、上述のようにして生成された基準信号Xはコン
トローラlO内のA/D変換器11でディジタル電圧信
号に変換されてディジタルフィルタ12及び適応ディジ
タルフィルタ13に夫々供給される。この内、ディジタ
ルフィルタ12は、前記(4)式に係るフィルタ処理さ
れた基準信号rいを入力した基準信号Xと前述したよう
にマイクロプロセッサ16から入力されるマイクロフォ
ン及びスピーカ間の伝達関数C0に対応するフィルタ係
数とを畳込み演算して算出し、その演算結果である信号
r、をマイクロプロセッサ16に出力する。
トローラlO内のA/D変換器11でディジタル電圧信
号に変換されてディジタルフィルタ12及び適応ディジ
タルフィルタ13に夫々供給される。この内、ディジタ
ルフィルタ12は、前記(4)式に係るフィルタ処理さ
れた基準信号rいを入力した基準信号Xと前述したよう
にマイクロプロセッサ16から入力されるマイクロフォ
ン及びスピーカ間の伝達関数C0に対応するフィルタ係
数とを畳込み演算して算出し、その演算結果である信号
r、をマイクロプロセッサ16に出力する。
一方、マイクロフォン8a〜8hはそれらの設置位置(
観測位置)に残留している音を検知し、その音圧に応じ
た残留ノイズ検出信号e1〜e8をアンプ14a−14
hで増幅してコントローラ10に夫々出力する。コント
ローラ10では、入力された残留ノイズ検出信号e1〜
e、がA/D変換器15a〜15hでディジタル化され
てマイクロプロセッサ16に入力される。
観測位置)に残留している音を検知し、その音圧に応じ
た残留ノイズ検出信号e1〜e8をアンプ14a−14
hで増幅してコントローラ10に夫々出力する。コント
ローラ10では、入力された残留ノイズ検出信号e1〜
e、がA/D変換器15a〜15hでディジタル化され
てマイクロプロセッサ16に入力される。
マイクロプロセッサ16では、各入力信号を用いて前記
(6)式に基づくフィルタ係数の更新演算が行われる。
(6)式に基づくフィルタ係数の更新演算が行われる。
つまり、現時点のサンプリング時刻nにおけるフィルタ
係数W+ei(n)に、評価関数、即ち各マイクロフォ
ン8a〜8hからの残留音圧に相当する残留ノイズ検出
信号e=(n)の二乗の総和が最小になる方向のフィル
タ係数がフィルタ毎に演算され、サンプリング時刻(n
+、l)において設定されるべきフィルタ係数W−i(
n+1)が得られる。そこで、マイクロプロセッサ16
は演算値Wm1(n+1)に応じた制御信号を適応ディ
ジタルフィルタ13に出力する。このため、適応ディジ
タルフィルタ13における各フィルタのフィルタ係数は
、サンプリング時刻(n+1)では、新しく演算された
フィルタ係数W m iに更新される。このようにマイ
クロプロセッサ・16によって、評価関数Jeを最小に
するように、所定サンプリング時間毎にフィルタ係数の
更新指令が繰り返される。
係数W+ei(n)に、評価関数、即ち各マイクロフォ
ン8a〜8hからの残留音圧に相当する残留ノイズ検出
信号e=(n)の二乗の総和が最小になる方向のフィル
タ係数がフィルタ毎に演算され、サンプリング時刻(n
+、l)において設定されるべきフィルタ係数W−i(
n+1)が得られる。そこで、マイクロプロセッサ16
は演算値Wm1(n+1)に応じた制御信号を適応ディ
ジタルフィルタ13に出力する。このため、適応ディジ
タルフィルタ13における各フィルタのフィルタ係数は
、サンプリング時刻(n+1)では、新しく演算された
フィルタ係数W m iに更新される。このようにマイ
クロプロセッサ・16によって、評価関数Jeを最小に
するように、所定サンプリング時間毎にフィルタ係数の
更新指令が繰り返される。
そこで、適応ディジタルフィルタ13内の各フィルタは
、その時点で設定されているフィルタ係数によって、入
力する基準信号Xど係数W□との畳込み演算を行って出
力値y1を求め、この値を駆動信号としてD/A変換器
17a〜17dを介してラウドスピーカ7a〜7dに夫
々出力する。
、その時点で設定されているフィルタ係数によって、入
力する基準信号Xど係数W□との畳込み演算を行って出
力値y1を求め、この値を駆動信号としてD/A変換器
17a〜17dを介してラウドスピーカ7a〜7dに夫
々出力する。
これにより、各スピーカ7a〜7dは、入力信号y、に
応した制御音(二吹音)を発生するから、この発生した
音響出力は逐次更新される伝達関数C0に対応した車室
空間をスピーカの指向性に基づき伝搬して音場を形成す
る。このため、制御収束後においては、8箇所の観測点
(マイクロホン設置位置)及びその近傍に伝達されるエ
ンジン騒音と制御音とが干渉して殆ど相殺され、残留騒
音が著しく低減することとなる。
応した制御音(二吹音)を発生するから、この発生した
音響出力は逐次更新される伝達関数C0に対応した車室
空間をスピーカの指向性に基づき伝搬して音場を形成す
る。このため、制御収束後においては、8箇所の観測点
(マイクロホン設置位置)及びその近傍に伝達されるエ
ンジン騒音と制御音とが干渉して殆ど相殺され、残留騒
音が著しく低減することとなる。
なお、上記実施例においては、騒音源としてエンジン4
を適用した場合について説明したが、これに限定される
ものではなく、ロードノイズに相関のあるサスペンショ
ン振動のビ・ンクアップ信号、ドアミラー付近における
風切り音のピックアップ信号、ディファレンシャルギヤ
やトランスミッションのケース振動に対するピックアッ
プ信号(駆動力伝達系のケース振動に起因した騒音に相
関のある信号)、車速計測用としてのトランスミッショ
ンの出力軸の回転に応じたパルス信号(トランスミッシ
ョンやディファレンシャルギヤの噛み合いによる騒音に
相関のある信号)をも取込んだ多チャンネルであっても
よいし、これらの内の任意のものの組み合わせであって
もよい。
を適用した場合について説明したが、これに限定される
ものではなく、ロードノイズに相関のあるサスペンショ
ン振動のビ・ンクアップ信号、ドアミラー付近における
風切り音のピックアップ信号、ディファレンシャルギヤ
やトランスミッションのケース振動に対するピックアッ
プ信号(駆動力伝達系のケース振動に起因した騒音に相
関のある信号)、車速計測用としてのトランスミッショ
ンの出力軸の回転に応じたパルス信号(トランスミッシ
ョンやディファレンシャルギヤの噛み合いによる騒音に
相関のある信号)をも取込んだ多チャンネルであっても
よいし、これらの内の任意のものの組み合わせであって
もよい。
また、上記実施例においては、テスト信号発生回路25
からテスト信号を発生させて各ラウドスピーカ7a〜7
dとマイクロフォン8a〜8hとの間の伝達関数C0を
演算するタイミングを、車速検出値、エンジン吸入負圧
検出値及びラジオで局間ノイズの発生状態の何れかで決
定するようにした場合について説明したが、これに限定
されるものではなく、マイクロプロセッサ16で評価関
数Jeとして残留騒音検出信号eLの自乗和を演算して
いるので、この残留騒音検出信号e、の自乗和が予め設
定した設定値以上であるときにテスト信号を発生させて
伝達関数の更新を行うようにしてもよく、さらには、エ
ンジン始動時の騒音発生時にも行うようにしてよく、要
は車室6内の音響レベルが高く、乗員にホワイトノイズ
でなるテスト信号が不快感とならない状況でテスト信号
を発生するようにすればよい。
からテスト信号を発生させて各ラウドスピーカ7a〜7
dとマイクロフォン8a〜8hとの間の伝達関数C0を
演算するタイミングを、車速検出値、エンジン吸入負圧
検出値及びラジオで局間ノイズの発生状態の何れかで決
定するようにした場合について説明したが、これに限定
されるものではなく、マイクロプロセッサ16で評価関
数Jeとして残留騒音検出信号eLの自乗和を演算して
いるので、この残留騒音検出信号e、の自乗和が予め設
定した設定値以上であるときにテスト信号を発生させて
伝達関数の更新を行うようにしてもよく、さらには、エ
ンジン始動時の騒音発生時にも行うようにしてよく、要
は車室6内の音響レベルが高く、乗員にホワイトノイズ
でなるテスト信号が不快感とならない状況でテスト信号
を発生するようにすればよい。
さらに、上記実施例ではテスト信号の発生タイミングは
、予め車速検出値■と吸入負圧検出値INとの対応関係
を制御マツプとして記憶し、車速検出値■と吸入負圧検
出値INとをもとに制御マツプを参照してテスト信号の
発生の有無を判断するようにしてもよい。
、予め車速検出値■と吸入負圧検出値INとの対応関係
を制御マツプとして記憶し、車速検出値■と吸入負圧検
出値INとをもとに制御マツプを参照してテスト信号の
発生の有無を判断するようにしてもよい。
またさらに、上記実施例においては、制御音源として4
つのラウドスピーカ7a〜7dを、残留騒音検出手段と
して8つのマイクロフォン8a〜8hを適用した場合に
ついて説明したが、これらラウドスピーカ及びマイクロ
フォンの設置個数は任意に選択することができる。
つのラウドスピーカ7a〜7dを、残留騒音検出手段と
して8つのマイクロフォン8a〜8hを適用した場合に
ついて説明したが、これらラウドスピーカ及びマイクロ
フォンの設置個数は任意に選択することができる。
なおさらに、上記実施例においては、この発明を車両に
適用した場合について説明したが、これに限定されるも
のではなく、例えば航空機のキャビンのエンジン騒音を
低減する場合や、複数の空調用室外機の回転に起因した
室内騒音を低減させる場合にも適用することができる。
適用した場合について説明したが、これに限定されるも
のではなく、例えば航空機のキャビンのエンジン騒音を
低減する場合や、複数の空調用室外機の回転に起因した
室内騒音を低減させる場合にも適用することができる。
また、上記実施例では、騒音源が車室という一種の閉し
られた空間の外部にある場合について説明したが、これ
に限らず騒音源が閉空間内にある場合にもこの発明を通
用し得、さらに閉空間内で騒音低減処理するようにして
もよいことは言うまでもない。
られた空間の外部にある場合について説明したが、これ
に限らず騒音源が閉空間内にある場合にもこの発明を通
用し得、さらに閉空間内で騒音低減処理するようにして
もよいことは言うまでもない。
さらに、上記実施例においては、適応ディジタルフィル
タのフィルタ係数の更新アルゴリズムとしては、前述し
た時間領域のLMSアルゴリズムに限らず周波数領域の
LMSアルゴリズム等の他のアルゴリズムを適用するこ
とができるゆ(発明の効果] 以上説明したように、この発明に係る能動型騒音制御装
置によれば、音響空間の音響レベルが比較的高いときに
、テスト信号発生手段からテスト信号を制御音源に出力
し、このテスト音を残留騒音検出手段で検出し、その検
出信号に基づいて制御音源及び残留騒音検出手段間の伝
達関数を演算し、この演算された伝達関数で制御アルゴ
リズムに伝達関数を含む制御手段の伝達関数を順次更新
するように構成したので、制御手段で音響空間の温度変
化等による伝達関数変化に追従た最適な伝達関数をもっ
て制御音源を駆動する駆動信号を得ることができ、音響
空間での騒音低減効果を向上させることができる効果が
得られる。
タのフィルタ係数の更新アルゴリズムとしては、前述し
た時間領域のLMSアルゴリズムに限らず周波数領域の
LMSアルゴリズム等の他のアルゴリズムを適用するこ
とができるゆ(発明の効果] 以上説明したように、この発明に係る能動型騒音制御装
置によれば、音響空間の音響レベルが比較的高いときに
、テスト信号発生手段からテスト信号を制御音源に出力
し、このテスト音を残留騒音検出手段で検出し、その検
出信号に基づいて制御音源及び残留騒音検出手段間の伝
達関数を演算し、この演算された伝達関数で制御アルゴ
リズムに伝達関数を含む制御手段の伝達関数を順次更新
するように構成したので、制御手段で音響空間の温度変
化等による伝達関数変化に追従た最適な伝達関数をもっ
て制御音源を駆動する駆動信号を得ることができ、音響
空間での騒音低減効果を向上させることができる効果が
得られる。
第1図はこの発明の一実施例を示す概略構成図、第2図
はコントローラの一例を示すブロック図、第3図はコン
トローラの伝達関数更新処理手順の一例を示すフローチ
ャートである。 図中、2a、2bは前輪、2c、2dは後輪、3は車体
、4はエンジン、5はクランク角センサ(騒音発生状態
検出手段)、7a〜7dはラウドスピーカ(制御音源)
、8a〜8hはマイクロフォン(残留騒音検出手段)、
10はコントローラ、12はディジタルフィルタ、13
は適応ディジタルフィルタ、16はマイクロプロセッサ
、25はテスト信号発生回路である。
はコントローラの一例を示すブロック図、第3図はコン
トローラの伝達関数更新処理手順の一例を示すフローチ
ャートである。 図中、2a、2bは前輪、2c、2dは後輪、3は車体
、4はエンジン、5はクランク角センサ(騒音発生状態
検出手段)、7a〜7dはラウドスピーカ(制御音源)
、8a〜8hはマイクロフォン(残留騒音検出手段)、
10はコントローラ、12はディジタルフィルタ、13
は適応ディジタルフィルタ、16はマイクロプロセッサ
、25はテスト信号発生回路である。
Claims (1)
- (1)所定音響空間で騒音源から伝達される騒音に制御
音源から発生させた制御音を干渉させて両者の残留騒音
エネルギを残留騒音検出手段で検出すると共に、前記騒
音源に相関のある信号を騒音相関信号検出手段で検出し
、検出された残留騒音検出値及び騒音相関検出値に基づ
いて前記制御音源と残留騒音検出手段との間の伝達関数
を含む制御アルゴリズムを用いて前記制御音源に対する
駆動信号を形成する制御手段を備えた能動型騒音制御装
置において、前記伝達関数を求めるためのテスト信号を
前記制御音源に供給するテスト信号発生手段と、前記制
御音源から発生されるテスト信号を受信したときの前記
残留騒音検出手段の検出信号に基づいて当該残留騒音検
出手段及び制御音源間の伝達関数を演算する伝達関数演
算手段とを備え、前記テスト信号発生手段は、前記所定
音響空間が音響レベルが高いときにテスト信号を送出す
るように構成されていることを特徴とする能動型騒音制
御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1341903A JP2674251B2 (ja) | 1989-12-29 | 1989-12-29 | 能動型騒音制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1341903A JP2674251B2 (ja) | 1989-12-29 | 1989-12-29 | 能動型騒音制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03203492A true JPH03203492A (ja) | 1991-09-05 |
| JP2674251B2 JP2674251B2 (ja) | 1997-11-12 |
Family
ID=18349639
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1341903A Expired - Lifetime JP2674251B2 (ja) | 1989-12-29 | 1989-12-29 | 能動型騒音制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2674251B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5499302A (en) * | 1992-05-26 | 1996-03-12 | Fujitsu Ten Limited | Noise controller |
| JP2010035044A (ja) * | 2008-07-30 | 2010-02-12 | Fujitsu Ltd | 伝達特性推定装置、雑音抑圧装置、伝達特性推定方法及びコンピュータプログラム |
| WO2018127942A1 (ja) * | 2017-01-04 | 2018-07-12 | 三菱電機株式会社 | スピーカの異常診断装置および異常診断方法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63311396A (ja) * | 1987-06-15 | 1988-12-20 | 日立プラント建設株式会社 | 電子消音システム |
-
1989
- 1989-12-29 JP JP1341903A patent/JP2674251B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63311396A (ja) * | 1987-06-15 | 1988-12-20 | 日立プラント建設株式会社 | 電子消音システム |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5499302A (en) * | 1992-05-26 | 1996-03-12 | Fujitsu Ten Limited | Noise controller |
| JP2010035044A (ja) * | 2008-07-30 | 2010-02-12 | Fujitsu Ltd | 伝達特性推定装置、雑音抑圧装置、伝達特性推定方法及びコンピュータプログラム |
| WO2018127942A1 (ja) * | 2017-01-04 | 2018-07-12 | 三菱電機株式会社 | スピーカの異常診断装置および異常診断方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2674251B2 (ja) | 1997-11-12 |
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