JPH032034Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH032034Y2 JPH032034Y2 JP1985064201U JP6420185U JPH032034Y2 JP H032034 Y2 JPH032034 Y2 JP H032034Y2 JP 1985064201 U JP1985064201 U JP 1985064201U JP 6420185 U JP6420185 U JP 6420185U JP H032034 Y2 JPH032034 Y2 JP H032034Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hollow body
- torsional
- rubber
- granules
- torsional damper
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Mechanical Operated Clutches (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、回転軸の捩り振動を吸収抑制するト
ーシヨナルダンパの改良に係り、さらに詳しく
は、回転数の増減に応じた適正な捩り振動減衰特
性を有するトーシヨナルダンパを提供することを
目的とする。
ーシヨナルダンパの改良に係り、さらに詳しく
は、回転数の増減に応じた適正な捩り振動減衰特
性を有するトーシヨナルダンパを提供することを
目的とする。
従来より、回転軸に生ずる捩り振動を抑制する
トーシヨナルダンパとして、回転軸に軸着される
円盤状のハブの外側に、振動リングを同心的に配
し、該振動リングと前記ハブとの間に環状ゴムを
加硫接着した構成になり、該環状ゴムの弾性特性
によりダンピング(振動減衰)を行なうラバーダ
ンパ、あるいはハブの外径側に密封空間を形成
し、該空間内にシリコン等高粘性流体を封入した
構成になり、該高粘性流体の粘性特性によりダン
ピングを行なうビスカスダンパ、前記環状ゴムお
よび高粘性流体の双方によりダンピングを行なう
ビスカスラバーダンパが知られている。
トーシヨナルダンパとして、回転軸に軸着される
円盤状のハブの外側に、振動リングを同心的に配
し、該振動リングと前記ハブとの間に環状ゴムを
加硫接着した構成になり、該環状ゴムの弾性特性
によりダンピング(振動減衰)を行なうラバーダ
ンパ、あるいはハブの外径側に密封空間を形成
し、該空間内にシリコン等高粘性流体を封入した
構成になり、該高粘性流体の粘性特性によりダン
ピングを行なうビスカスダンパ、前記環状ゴムお
よび高粘性流体の双方によりダンピングを行なう
ビスカスラバーダンパが知られている。
しかし、上記した各種のトーシヨナルダンパ
は、いずれの場合もその振動減衰特性は初期値と
して設定され、すなわち環状ゴムおよび高粘性流
体の材質によつて一定であり、回転数の増減に応
じた適正な捩り振動減衰特性をもたらす構成とな
つていないため、回転数によつてはトーシヨナル
ダンパの捩り振動減衰能力を超える大きな捩り振
動が発生することとなり、その改良が望まれてい
た。
は、いずれの場合もその振動減衰特性は初期値と
して設定され、すなわち環状ゴムおよび高粘性流
体の材質によつて一定であり、回転数の増減に応
じた適正な捩り振動減衰特性をもたらす構成とな
つていないため、回転数によつてはトーシヨナル
ダンパの捩り振動減衰能力を超える大きな捩り振
動が発生することとなり、その改良が望まれてい
た。
本考案トーシヨナルダンパは、前記問題点に照
らし、回転数の増減に応じて適正な捩り振動減衰
特性を得るために案出されたものであつて、この
目的を達成するため、環状のハブの外径部に環状
の中空体を設け、前記中空体の内面に全周に亘つ
てゴム様弾性体を被着し、前記中空体の内部に高
粘性流体と多数の粒状体を封入し、前記粒状体が
前記高粘性流体より比重の大きなものであること
を特徴とする。
らし、回転数の増減に応じて適正な捩り振動減衰
特性を得るために案出されたものであつて、この
目的を達成するため、環状のハブの外径部に環状
の中空体を設け、前記中空体の内面に全周に亘つ
てゴム様弾性体を被着し、前記中空体の内部に高
粘性流体と多数の粒状体を封入し、前記粒状体が
前記高粘性流体より比重の大きなものであること
を特徴とする。
上記構成を備える本考案トーシヨナルダンパに
よれば、回転数の増減に応じ、中空体内に封入さ
れた高粘性流体と粒状体の混在状態が変化し、た
とえば高速回転時においては遠心力が大となつて
粒状体が前記中空体内の外径部に凝集され、該外
径部における流路断面積が小となるため、高粘性
流体内に高い捩りばね定数が生起され、また低速
回転時においては遠心力が小となるため、粒状体
は中空体全域に拡散し、高粘性流体の捩りばね定
数は低くなる。したがつて、トーシヨナルダンパ
の固有円振動数ω: は高速回転時において高く、低速回転時において
低くなり、回転数の増減に対応した捩り振動減衰
特性を有するようになる。
よれば、回転数の増減に応じ、中空体内に封入さ
れた高粘性流体と粒状体の混在状態が変化し、た
とえば高速回転時においては遠心力が大となつて
粒状体が前記中空体内の外径部に凝集され、該外
径部における流路断面積が小となるため、高粘性
流体内に高い捩りばね定数が生起され、また低速
回転時においては遠心力が小となるため、粒状体
は中空体全域に拡散し、高粘性流体の捩りばね定
数は低くなる。したがつて、トーシヨナルダンパ
の固有円振動数ω: は高速回転時において高く、低速回転時において
低くなり、回転数の増減に対応した捩り振動減衰
特性を有するようになる。
また中空体の内面に全周に亘つてゴム様弾性体
を被着したため、それぞれ剛材によつて成形され
た中空体と粒状体とが直接接触するのが防止され
る。
を被着したため、それぞれ剛材によつて成形され
た中空体と粒状体とが直接接触するのが防止され
る。
以下、本考案に係るトーシヨナルダンパの具体
的な構成ならびに作用を図面に示す好適一実施例
にもとづいて説明する。
的な構成ならびに作用を図面に示す好適一実施例
にもとづいて説明する。
第1図および第2図は本実施例トーシヨナルダ
ンパの半裁断面図で、1は図示しない回転軸に軸
着される金属製の円盤状のハブ、2は該ハブ1の
外径部に一体的に形設され、内側面にゴム様弾性
体5が被着された断面半円弧状の環状部3と、該
環状部3に対向するごとくなり、内側面にゴム様
弾性材6が被着された断面半円弧状の環状部材4
とが、ねじ部材もしくはリベツト等により一体的
に接合されてなる環状の中空体、7は該中空体2
内(ゴム様弾性材5,6の内周)に形成された密
閉状の中空部である。該中空部7内にはきわめて
多数の金属製粒状体9……が混入されたシリコン
等高粘性流体8が封入されている。
ンパの半裁断面図で、1は図示しない回転軸に軸
着される金属製の円盤状のハブ、2は該ハブ1の
外径部に一体的に形設され、内側面にゴム様弾性
体5が被着された断面半円弧状の環状部3と、該
環状部3に対向するごとくなり、内側面にゴム様
弾性材6が被着された断面半円弧状の環状部材4
とが、ねじ部材もしくはリベツト等により一体的
に接合されてなる環状の中空体、7は該中空体2
内(ゴム様弾性材5,6の内周)に形成された密
閉状の中空部である。該中空部7内にはきわめて
多数の金属製粒状体9……が混入されたシリコン
等高粘性流体8が封入されている。
上記構成によれば、高速回転時において遠心力
が大となるため、高粘性流体8よりも比重が大で
ある粒状体9……は第2図に示すごとく中空体7
内の外径部7′へ凝集される。すなわち該凝集部
では粒状体9,9間の距離が縮減し、流路断面積
がきわめて小さくなるため、該流路断面積に反比
例する高粘性流体8の粘性特性による捩りばね定
数はきわめて大きくなる。高速回転時には粒状体
9……の慣性質量も大となるが、その増加率は捩
りばね定数の増加率に比較すると小さく、したが
つてトーシヨナルダンパの固有円振動数ω: は高くなる。また、低速回転時においては、粒状
体9……に作用する遠心力が小となるため、該粒
状体9……は第1図のごとく中空部7内全域に拡
散する。すなわち前記外径部7′では粒状体9,
9間の距離が離隔し、流路断面積が大となるため
高粘性流体8の捩りばね定数は小さくなり、した
がつてトーシヨナルダンパの固有円振動数は低下
する。また中空体2の全面に全周に亘つてゴム様
弾性体5,6を被着して中空体2と粒状体9が直
接接触しないようにしたため、該接触による摩耗
を防止し、該摩耗によつて粒状体9の形状や質量
が変化したり、摩耗粉の混入によつて高粘性流体
8の粘性が変化したりして減衰効果が変化するの
を未然に防止することができる。
が大となるため、高粘性流体8よりも比重が大で
ある粒状体9……は第2図に示すごとく中空体7
内の外径部7′へ凝集される。すなわち該凝集部
では粒状体9,9間の距離が縮減し、流路断面積
がきわめて小さくなるため、該流路断面積に反比
例する高粘性流体8の粘性特性による捩りばね定
数はきわめて大きくなる。高速回転時には粒状体
9……の慣性質量も大となるが、その増加率は捩
りばね定数の増加率に比較すると小さく、したが
つてトーシヨナルダンパの固有円振動数ω: は高くなる。また、低速回転時においては、粒状
体9……に作用する遠心力が小となるため、該粒
状体9……は第1図のごとく中空部7内全域に拡
散する。すなわち前記外径部7′では粒状体9,
9間の距離が離隔し、流路断面積が大となるため
高粘性流体8の捩りばね定数は小さくなり、した
がつてトーシヨナルダンパの固有円振動数は低下
する。また中空体2の全面に全周に亘つてゴム様
弾性体5,6を被着して中空体2と粒状体9が直
接接触しないようにしたため、該接触による摩耗
を防止し、該摩耗によつて粒状体9の形状や質量
が変化したり、摩耗粉の混入によつて高粘性流体
8の粘性が変化したりして減衰効果が変化するの
を未然に防止することができる。
以上説明したとおり、本考案に係るトーシヨナ
ルダンパは、中空体内における高粘性流体と粒状
体との混在状態が回転数に応じて変化し、その固
有円振動数が変化するよう構成したものであるた
め、回転数に対応した適正な捩り振動減衰効果が
得られ、捩り振動の低減が困難な回転領域を解消
することができる。また中空体の内面に全周に亘
つてゴム様弾性体を被着して中空体と粒状体が直
接接触しないようにしたため、該接触による摩耗
を防止し、該摩耗によつて粒状体の形状や質量が
変化したり、摩耗粉の混入によつて高粘性流体の
粘性が変化したりして減衰効果が変化するのを未
然に防止することができる。
ルダンパは、中空体内における高粘性流体と粒状
体との混在状態が回転数に応じて変化し、その固
有円振動数が変化するよう構成したものであるた
め、回転数に対応した適正な捩り振動減衰効果が
得られ、捩り振動の低減が困難な回転領域を解消
することができる。また中空体の内面に全周に亘
つてゴム様弾性体を被着して中空体と粒状体が直
接接触しないようにしたため、該接触による摩耗
を防止し、該摩耗によつて粒状体の形状や質量が
変化したり、摩耗粉の混入によつて高粘性流体の
粘性が変化したりして減衰効果が変化するのを未
然に防止することができる。
図面は本考案に係るトーシヨナルダンパの好適
な一実施例を示し、第1図は低速回転時の半裁断
面図、第2図は高速回転時の半裁断面図である。 1……ハブ、2……中空体、5,6……ゴム様
弾性材、7……中空部、8……高粘性流体、9…
…粒状体。
な一実施例を示し、第1図は低速回転時の半裁断
面図、第2図は高速回転時の半裁断面図である。 1……ハブ、2……中空体、5,6……ゴム様
弾性材、7……中空部、8……高粘性流体、9…
…粒状体。
Claims (1)
- 環状のハブ1の外径部に環状の中空体2を設
け、前記中空体2の内面に全周に亘つてゴム様弾
性体5,6を被着し、前記中空体2の内部に高粘
性流体8と多数の粒状体9を封入し、前記粒状体
9が前記高粘性流体8より比重の大きなものであ
ることを特徴とするトーシヨナルダンパ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985064201U JPH032034Y2 (ja) | 1985-05-01 | 1985-05-01 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985064201U JPH032034Y2 (ja) | 1985-05-01 | 1985-05-01 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61181138U JPS61181138U (ja) | 1986-11-12 |
| JPH032034Y2 true JPH032034Y2 (ja) | 1991-01-21 |
Family
ID=30595065
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985064201U Expired JPH032034Y2 (ja) | 1985-05-01 | 1985-05-01 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH032034Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS53132596U (ja) * | 1977-03-25 | 1978-10-20 | ||
| JPS5920049A (ja) * | 1982-07-26 | 1984-02-01 | Nec Corp | 演算処理装置 |
-
1985
- 1985-05-01 JP JP1985064201U patent/JPH032034Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61181138U (ja) | 1986-11-12 |
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