JPH0320556B2 - - Google Patents
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- JPH0320556B2 JPH0320556B2 JP28113884A JP28113884A JPH0320556B2 JP H0320556 B2 JPH0320556 B2 JP H0320556B2 JP 28113884 A JP28113884 A JP 28113884A JP 28113884 A JP28113884 A JP 28113884A JP H0320556 B2 JPH0320556 B2 JP H0320556B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- opening
- sliding door
- closing
- edge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Links
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 128
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 239000013585 weight reducing agent Substances 0.000 description 3
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 230000004888 barrier function Effects 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000003449 preventive effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Lock And Its Accessories (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明はスライドドアのロツク装置に関する。
従来の技術
ワンボツクスタイプの自動車には、例えば昭和
57年8月、日産自動車(株)発行「ニツサンサービス
周報」第464号(M10−1)の第143頁に示される
ように、スライドドアを組付けたものがある。こ
れを第6図に図示して説明する。1は車体、2は
車体1の側部に開口したドア開口部、3は前側を
車室内側に湾曲したウエストガイドレールを示
し、前記ドア開口部2の後縁部から後方に連らな
る外側面1aに前後方向に向けて略水平状に配設
してある。4は前側を車室内側に湾曲したアツパ
ーガイドレールを示し、ドア開口部2の上縁部に
前記ウエストガイドレール3と平行に配設してあ
る。5は前側を車室内側に湾曲したロアガイドレ
ールを示し、ドア開口部2の下縁部に前記ウエス
トガイドレール3と平行に配設してある。6はス
ライドドアを示し、その後縁部、上縁部の前側お
よび下縁側の前側に、前記ウエストガイドレール
3、アツパーガイドレール4、ロアガイドレール
5に摺接、係合するウエストローラ、アツパーロ
ーラ8およびロアローラ9を夫々装着してあつ
て、ドア開口部2から後方の車体1外側にまわり
込んで前後方向に移動することにより、ドア開口
部2を開閉するようになつている。一方、10は
スライドドア6のウエストライン部の前側の少し
下位に組付けられたドアロツク開閉操作機構を示
し、スライドドア6の車外側に配置したハンド
ル、つまりアウトサイドハンドル11、スライド
ドア6車室内側に配置したハンドル、具体的には
インサイドハンドル12と、スライドドア6に内
蔵されてアウトサイドハンドル11とインサイド
ハンドル12との操作に連動して開動、閉動する
開閉機構13とで構成されている。14は後側ロ
ツク機構を示し、ドア開口部2の後縁部に固定し
たストライカ15と、このストライカ15に対応
するスライドドア6の後縁部に配設されかつドア
ロツク開閉操作機構10の開閉機構13にベルク
ランク16を介して連結されてドア閉時にストラ
イカ15に係合しかつこの係合を開閉機構13の
開動に連動して解除されるラツチ17で構成され
ている。
57年8月、日産自動車(株)発行「ニツサンサービス
周報」第464号(M10−1)の第143頁に示される
ように、スライドドアを組付けたものがある。こ
れを第6図に図示して説明する。1は車体、2は
車体1の側部に開口したドア開口部、3は前側を
車室内側に湾曲したウエストガイドレールを示
し、前記ドア開口部2の後縁部から後方に連らな
る外側面1aに前後方向に向けて略水平状に配設
してある。4は前側を車室内側に湾曲したアツパ
ーガイドレールを示し、ドア開口部2の上縁部に
前記ウエストガイドレール3と平行に配設してあ
る。5は前側を車室内側に湾曲したロアガイドレ
ールを示し、ドア開口部2の下縁部に前記ウエス
トガイドレール3と平行に配設してある。6はス
ライドドアを示し、その後縁部、上縁部の前側お
よび下縁側の前側に、前記ウエストガイドレール
3、アツパーガイドレール4、ロアガイドレール
5に摺接、係合するウエストローラ、アツパーロ
ーラ8およびロアローラ9を夫々装着してあつ
て、ドア開口部2から後方の車体1外側にまわり
込んで前後方向に移動することにより、ドア開口
部2を開閉するようになつている。一方、10は
スライドドア6のウエストライン部の前側の少し
下位に組付けられたドアロツク開閉操作機構を示
し、スライドドア6の車外側に配置したハンド
ル、つまりアウトサイドハンドル11、スライド
ドア6車室内側に配置したハンドル、具体的には
インサイドハンドル12と、スライドドア6に内
蔵されてアウトサイドハンドル11とインサイド
ハンドル12との操作に連動して開動、閉動する
開閉機構13とで構成されている。14は後側ロ
ツク機構を示し、ドア開口部2の後縁部に固定し
たストライカ15と、このストライカ15に対応
するスライドドア6の後縁部に配設されかつドア
ロツク開閉操作機構10の開閉機構13にベルク
ランク16を介して連結されてドア閉時にストラ
イカ15に係合しかつこの係合を開閉機構13の
開動に連動して解除されるラツチ17で構成され
ている。
発明が解決しようとする問題点
しかし前述の構造では、ドア開口部2を閉塞し
ているスライドドア6が車室内から車外に向かう
外力を受けた場合、後側ロツク機構14によつて
スライドドア6の後側は車体1に一体的に結合さ
れて支持力が強くなつているけれども、スライド
ドア6の前側はアツパーローラ8をアツパーガイ
ドレール4に、ロアローラ9をロアガイドレール
5に夫々係合支持させただけであり、車体1との
一体的な結合性に欠けてしまうので、支持力が弱
くなる恐れがある。この防止策としてはアツパー
ガイドレール4、ロアガイドレール5の厚肉化並
びにアツパーローラ8、ロアローラ9の支軸を太
くしたりすることも考えられるけれども、重量が
増加して軽量化に逆行してしまうのでにわかに採
用し難いものである。
ているスライドドア6が車室内から車外に向かう
外力を受けた場合、後側ロツク機構14によつて
スライドドア6の後側は車体1に一体的に結合さ
れて支持力が強くなつているけれども、スライド
ドア6の前側はアツパーローラ8をアツパーガイ
ドレール4に、ロアローラ9をロアガイドレール
5に夫々係合支持させただけであり、車体1との
一体的な結合性に欠けてしまうので、支持力が弱
くなる恐れがある。この防止策としてはアツパー
ガイドレール4、ロアガイドレール5の厚肉化並
びにアツパーローラ8、ロアローラ9の支軸を太
くしたりすることも考えられるけれども、重量が
増加して軽量化に逆行してしまうのでにわかに採
用し難いものである。
そこで、後側ロツク機構14と同様のストライ
カとラツチとからなるロツク機構をスライドドア
6前側に組付けることも考えられる。しかし、セ
ンターピラーを有しロツク機構をスライドドアの
前縁部の上下方向略中央部に設け得る場合と異な
り、前述の車体構造のようにスライドドア6の前
方にセンターピラーの無い場合には、ロツク機構
をスライドドア6の上縁部の前側又は下縁部の前
側の少なくともいずれか一方とこれに対応するド
ア開口部2の上縁部又は下縁部とに組付けること
になるので、ロツク機構と開閉機構13との距離
が遠くなり、開閉機構13とロツク機構との連結
部材が長くなり、この長くなつた連結部材の重量
増加によつてロツク機構の解除力の大きくなるの
を防ぐ工夫がいる。
カとラツチとからなるロツク機構をスライドドア
6前側に組付けることも考えられる。しかし、セ
ンターピラーを有しロツク機構をスライドドアの
前縁部の上下方向略中央部に設け得る場合と異な
り、前述の車体構造のようにスライドドア6の前
方にセンターピラーの無い場合には、ロツク機構
をスライドドア6の上縁部の前側又は下縁部の前
側の少なくともいずれか一方とこれに対応するド
ア開口部2の上縁部又は下縁部とに組付けること
になるので、ロツク機構と開閉機構13との距離
が遠くなり、開閉機構13とロツク機構との連結
部材が長くなり、この長くなつた連結部材の重量
増加によつてロツク機構の解除力の大きくなるの
を防ぐ工夫がいる。
だが、ストライカとラツチとからなるロツク機
構は第7図に示すようにベースプレート18にラ
ツチ19を軸着し、このラツチ19の係止溝20
をストライカ21の進入方向(矢印A方向)に向
けるようにラツチ19をスプリング22によつて
付勢し、ロツク時に係止溝20にストライカ21
を係着しかつスプリング22によつて解除方向
(矢印B方向)に付勢されているラツチ19を、
ベースプレート18に軸着した係合オーブンレバ
ー23によつて受止めるようになつている。そし
て、ロツク解除に際しては、前述の開閉機構13
と同様の開閉機構の開動によつて係合オーブンレ
バー23を矢印C方向に回動してラツチ19の受
止めを外し、これに追随してラツチ19がスプリ
ング22によつて矢印B方向に回動してストライ
カ21を矢印A方向と逆方向に押し出すように構
成されている。このため、係合オープンレバー2
3をスプリング22の弾性によるラツチ19との
摩擦に抗して矢印C方向に回動することによつて
ラツチ19から外すので、ロツク機構の解除に大
きな力を必要とする。
構は第7図に示すようにベースプレート18にラ
ツチ19を軸着し、このラツチ19の係止溝20
をストライカ21の進入方向(矢印A方向)に向
けるようにラツチ19をスプリング22によつて
付勢し、ロツク時に係止溝20にストライカ21
を係着しかつスプリング22によつて解除方向
(矢印B方向)に付勢されているラツチ19を、
ベースプレート18に軸着した係合オーブンレバ
ー23によつて受止めるようになつている。そし
て、ロツク解除に際しては、前述の開閉機構13
と同様の開閉機構の開動によつて係合オーブンレ
バー23を矢印C方向に回動してラツチ19の受
止めを外し、これに追随してラツチ19がスプリ
ング22によつて矢印B方向に回動してストライ
カ21を矢印A方向と逆方向に押し出すように構
成されている。このため、係合オープンレバー2
3をスプリング22の弾性によるラツチ19との
摩擦に抗して矢印C方向に回動することによつて
ラツチ19から外すので、ロツク機構の解除に大
きな力を必要とする。
そこで本発明はスライドドアの上縁部の前側と
下縁部の前側との少なくともいずれか一方とこれ
に対応するドア開口部の上縁部又は下縁部の部分
との間に解除力の小さな前側ロツク機構を付設す
ることによつて、ドア開口部を閉塞したスライド
ドアと車体との一体的な結合を図つて支持力を向
上し、しかも前側ロツク機構の付設に伴なう取付
部分まわりに新たな剛構造を必要とせず、軽量化
を達成することができるスライドドアのロツク装
置を提供するものである。
下縁部の前側との少なくともいずれか一方とこれ
に対応するドア開口部の上縁部又は下縁部の部分
との間に解除力の小さな前側ロツク機構を付設す
ることによつて、ドア開口部を閉塞したスライド
ドアと車体との一体的な結合を図つて支持力を向
上し、しかも前側ロツク機構の付設に伴なう取付
部分まわりに新たな剛構造を必要とせず、軽量化
を達成することができるスライドドアのロツク装
置を提供するものである。
問題点を解決するための手段
本発明にあつては、スライドドアの上縁部の前
側と下縁部の前側との少なくともいずか一方に配
したローラ支持機構に、ストツパピンと、ドアロ
ツク開閉操作機構の開閉機構に連結されかつドア
閉時に前記ストツパピンに係合して前記ローラ支
持機構のドアアームに対するローラブラケツトの
回動を拘束しかつ前記ストツパピンとの係合を前
記開閉機構の開動に連動して解除される係止溝を
形成した係止部材とからなる前側ロツク機構を組
付けてある。
側と下縁部の前側との少なくともいずか一方に配
したローラ支持機構に、ストツパピンと、ドアロ
ツク開閉操作機構の開閉機構に連結されかつドア
閉時に前記ストツパピンに係合して前記ローラ支
持機構のドアアームに対するローラブラケツトの
回動を拘束しかつ前記ストツパピンとの係合を前
記開閉機構の開動に連動して解除される係止溝を
形成した係止部材とからなる前側ロツク機構を組
付けてある。
作 用
ドア閉時にスライドドアの閉動に伴なつて係止
部材の係止溝をストツパピンに係合してローラ支
持機構のドアアームに対するローラブラケツトの
回動を拘束することによつてスライドドアに横方
向の外力が作用した場合にスライドドアの前側と
車体との一体的な結合を図る。一方、ドア開時に
ハンドルを操作することによつて係止部材を開閉
機構の開動に追随させつつ回動させ、該係止部材
の係止溝をストツパピンから余分な摩擦力や弾性
力の不作用下で抜取り、ロツク解除を行なう。
部材の係止溝をストツパピンに係合してローラ支
持機構のドアアームに対するローラブラケツトの
回動を拘束することによつてスライドドアに横方
向の外力が作用した場合にスライドドアの前側と
車体との一体的な結合を図る。一方、ドア開時に
ハンドルを操作することによつて係止部材を開閉
機構の開動に追随させつつ回動させ、該係止部材
の係止溝をストツパピンから余分な摩擦力や弾性
力の不作用下で抜取り、ロツク解除を行なう。
実施例
以下、本発明の実施例を図面と共に従来の構造
と同一部分に同一符号を付して詳述する。
と同一部分に同一符号を付して詳述する。
第1〜5図において、前側を車室内側に湾曲し
た略〓字状断面のウエストガイドレール3を車体
1側部のドア開口部2の後縁部から後方に連らな
る外側面に、また前側を車室内側に湾曲した略〓
字状断面のアツパーガイドレール4をドア開口部
2の上縁部に、さらに前側を車室内側に湾曲した
略〓字上断面のロアガイドレール5をドア開口部
2の下縁部に、互いに略水平状に配設すると共
に、前記各ガイドレール3,4,5に摺接、係合
するローラ、つまり前後一組のキヤリツジローラ
24とこのキヤリツジローラ24間に配されて上
下荷重を受ける図外のサイドローラを組付けたロ
ーラブラケツト26と、このローラブラケツト2
6をヒンジピン27を介して水平方向に回動自在
に軸着したドアアーム28とからなるウエストロ
ーラ支持機構29A、アツパーローラ支持機構2
9B、ロアローラ支持機構29Cを、スライドド
ア6の後縁部と上縁部の前側と下縁部の前側とに
夫々備えている。具体的にはウエストローラ支持
機構29A、アツパーローラ支持機構29B、ロ
アローラ支持機構29Cの各ドアアーム28をス
ライドドア6のインナパネルにねじ30固定して
ある。そして、前記スライドドア6を後方に向つ
て移動させることによつて、ウエストガイドレー
ル3、アツパーガイドレール4、ロアガイドレー
ル5にキヤリツジローラ24が摺接、係合しかつ
サイドローラ25で上下荷重を支えながら、スラ
イドドア6がドア開口部2から後方の車体外側に
まわり込んで、ドア開口部2が開放され、またこ
のスライドドア6を後方から前方に移動させるこ
とによつてウエスト、アツパー、ロアの各ガイド
レール3,4,5に沿つてスライドドア6が移動
して、スライドドア6のアウタパネル面と車体1
の外側面とを略面一にしながら、ドア開口部2を
閉塞するように構成されている。さらに、前記ス
ライドドア6の前側中央部分に、アウトサイドハ
ンドル6と、インサイドハンドル12と、開閉機
構13とからなるドアロツク開閉操作機構10を
組付けてある。前記開閉機構13はスライドドア
6のインナパネルに固定したベースプレート31
と、このベースプレート31にピン32で軸着さ
れアウトサイドハンドル11とインサイドハンド
ル12とに連動する入力アーム33aと出力アー
ム33bとで略V字形に形成したリモコンレバー
33と、前記ベースプレート31にピン34で軸
着され、出力アーム35bと、リモコンレバー3
3の出力アーム33bに重合した入力アーム35
aとを有して略コ字形に形成したリリースレバー
35と、前記ベースプレート31にピン36で軸
着して、先端に前記リリースレバー35の出力ア
ーム35bに突設した作動ピン37を嵌合した長
溝38aを形成したリリーフレバー38とを備え
ている。また、前記リモコンレバー33の出力ア
ーム33bとリリースレバー35の入力アーム3
3aは、アウトサイドハンドル11或いはインサ
イドハンドル12の不用意な操作によつて後側ロ
ツク機構14や後述する前側ロツク機構52,6
3の解除を防ぐセフテイロツク機構39を介して
連結されている。このセフテイロツク機構39は
ノブレバー40をベースプレート31にピン41
で軸着し、このノブレバー40の一端にノブロツ
ド42を連結し、このノブロツド42の先端にス
ライドドア6の車室内側に露出されるノブ43を
固定してある一方、ノブレバー40の他端にリリ
ーフリンク44を軸着し、このリリーフリンク4
4の先端にセフテイロツクピン45を固定し、こ
のセフテイロツクピン45を、前記ベースプレー
ト31とリモコンレバー33の出力アーム33b
とリリースレバー35の入力アーム35aとに
夫々重合状態で開けられた作動長孔46a,46
b,46cに貫挿してあり、さらにリモコンレバ
ー33の作動長孔46bの上端に空振り溝46d
を連設し、ベースプレート31の作動長孔46a
の下端に移動長溝46eを連設してあつて、ノブ
43の押下時にはセフテイロツクピン45を作動
長孔46a,46b,46cの上端に位置させる
ことによつて、アウトサイドハンドル11或いは
インサイドハンドル12の操作でリモンコンレバ
ー33のみを回動させ、この回動をリリースレバ
ー35に伝達させないようになつている一方、ノ
ブ43の引上げ時にはセフテイロツクピン45を
作動長孔46a,46b,46cの下端に位置さ
せることによつて、アウトサイドハンドル11或
いはインサイドハンドル12の操作によるリモコ
ンレバー33の回動をリリースレバー35に伝達
して、開閉機構13を開動するように構成されて
いる。また、後側ロツク機構14はドア開口部2
の後縁部に固定したストライカ15と、このスト
ライカ15に対応するスライドドアの後縁部に配
設されたラツチ17とで構成されている。このラ
ツチ17はスライドドア6のインナパネルに固定
される図外のベースプレートにピン47によつて
軸着され、ラツチ17に形成した係止溝17aを
スプリング48によつてストライカ15の進入方
向に向けるように付勢されている。そして、この
ラツチ17は開閉機構13のリリースレバー35
の出力アーム35bにベルクランク16、解除レ
バー49、オープンレバー50、係合オープンレ
バー51を介して連結されて、ドア閉時に前記ス
トライカ15に係合しかつ係合オープンレバー5
1に係着することによつてストライカ15との係
合を保持すると共に、開閉機構13の開動、つま
りリリースレバー35の出力アーム35bのピン
34を中心とした揺動によつて係合オープンレバ
ー51の係着を解除して、前記ストライカ15と
の係合を解除されるように構成されている。ま
た、前記ドア開口部2の下縁部のロアガイドレー
ル5の前側まわりと、スライドドア6の下縁部の
前側に装着したロアローラ支持機構29Cとに下
位前側ロツク機構52を備えている。この前側ロ
ツク機構52はドア開口部2の下縁部の図外のシ
エルアウタとフロアパネルとに跨つて固定したブ
ラケツト55に形成した受容孔56と、ロアロー
ラ支持機構29Cのドアアーム28の車体1側の
上面にブラケツト57をねじ固定し、このブラケ
ツト57に支軸58を介して上下動自在に組付け
られて先端に係止フツク部を形成したフツク部材
59とからなる。このフツク部材59は支軸58
の一端に固定され、支軸58の外周に嵌装されて
一端を支軸58の頭部に係留し他端をブラケツト
57に衝接したスプリング60によつて上方に付
勢されており、これによつてドア閉時にフツク部
を前記受容孔56に挿入、係止するように構成さ
れている。また、フツク部材59の支軸58まわ
りの基部にワイヤ61の一端を回動自在に連結し
てある。このワイヤ61の他端は前記開閉機構1
3のリリーフレバー38の基部に連結してあつ
て、このワイヤ61によつてフツク部材59が開
閉機構13に連動して前記受容孔56との挿入、
係止を解除されるように構成されている。なお、
62はドアアーム28に固定されて前記ワイヤ6
1の図外のワイヤチユーブの一端を係着するチユ
ーブシートである。
た略〓字状断面のウエストガイドレール3を車体
1側部のドア開口部2の後縁部から後方に連らな
る外側面に、また前側を車室内側に湾曲した略〓
字状断面のアツパーガイドレール4をドア開口部
2の上縁部に、さらに前側を車室内側に湾曲した
略〓字上断面のロアガイドレール5をドア開口部
2の下縁部に、互いに略水平状に配設すると共
に、前記各ガイドレール3,4,5に摺接、係合
するローラ、つまり前後一組のキヤリツジローラ
24とこのキヤリツジローラ24間に配されて上
下荷重を受ける図外のサイドローラを組付けたロ
ーラブラケツト26と、このローラブラケツト2
6をヒンジピン27を介して水平方向に回動自在
に軸着したドアアーム28とからなるウエストロ
ーラ支持機構29A、アツパーローラ支持機構2
9B、ロアローラ支持機構29Cを、スライドド
ア6の後縁部と上縁部の前側と下縁部の前側とに
夫々備えている。具体的にはウエストローラ支持
機構29A、アツパーローラ支持機構29B、ロ
アローラ支持機構29Cの各ドアアーム28をス
ライドドア6のインナパネルにねじ30固定して
ある。そして、前記スライドドア6を後方に向つ
て移動させることによつて、ウエストガイドレー
ル3、アツパーガイドレール4、ロアガイドレー
ル5にキヤリツジローラ24が摺接、係合しかつ
サイドローラ25で上下荷重を支えながら、スラ
イドドア6がドア開口部2から後方の車体外側に
まわり込んで、ドア開口部2が開放され、またこ
のスライドドア6を後方から前方に移動させるこ
とによつてウエスト、アツパー、ロアの各ガイド
レール3,4,5に沿つてスライドドア6が移動
して、スライドドア6のアウタパネル面と車体1
の外側面とを略面一にしながら、ドア開口部2を
閉塞するように構成されている。さらに、前記ス
ライドドア6の前側中央部分に、アウトサイドハ
ンドル6と、インサイドハンドル12と、開閉機
構13とからなるドアロツク開閉操作機構10を
組付けてある。前記開閉機構13はスライドドア
6のインナパネルに固定したベースプレート31
と、このベースプレート31にピン32で軸着さ
れアウトサイドハンドル11とインサイドハンド
ル12とに連動する入力アーム33aと出力アー
ム33bとで略V字形に形成したリモコンレバー
33と、前記ベースプレート31にピン34で軸
着され、出力アーム35bと、リモコンレバー3
3の出力アーム33bに重合した入力アーム35
aとを有して略コ字形に形成したリリースレバー
35と、前記ベースプレート31にピン36で軸
着して、先端に前記リリースレバー35の出力ア
ーム35bに突設した作動ピン37を嵌合した長
溝38aを形成したリリーフレバー38とを備え
ている。また、前記リモコンレバー33の出力ア
ーム33bとリリースレバー35の入力アーム3
3aは、アウトサイドハンドル11或いはインサ
イドハンドル12の不用意な操作によつて後側ロ
ツク機構14や後述する前側ロツク機構52,6
3の解除を防ぐセフテイロツク機構39を介して
連結されている。このセフテイロツク機構39は
ノブレバー40をベースプレート31にピン41
で軸着し、このノブレバー40の一端にノブロツ
ド42を連結し、このノブロツド42の先端にス
ライドドア6の車室内側に露出されるノブ43を
固定してある一方、ノブレバー40の他端にリリ
ーフリンク44を軸着し、このリリーフリンク4
4の先端にセフテイロツクピン45を固定し、こ
のセフテイロツクピン45を、前記ベースプレー
ト31とリモコンレバー33の出力アーム33b
とリリースレバー35の入力アーム35aとに
夫々重合状態で開けられた作動長孔46a,46
b,46cに貫挿してあり、さらにリモコンレバ
ー33の作動長孔46bの上端に空振り溝46d
を連設し、ベースプレート31の作動長孔46a
の下端に移動長溝46eを連設してあつて、ノブ
43の押下時にはセフテイロツクピン45を作動
長孔46a,46b,46cの上端に位置させる
ことによつて、アウトサイドハンドル11或いは
インサイドハンドル12の操作でリモンコンレバ
ー33のみを回動させ、この回動をリリースレバ
ー35に伝達させないようになつている一方、ノ
ブ43の引上げ時にはセフテイロツクピン45を
作動長孔46a,46b,46cの下端に位置さ
せることによつて、アウトサイドハンドル11或
いはインサイドハンドル12の操作によるリモコ
ンレバー33の回動をリリースレバー35に伝達
して、開閉機構13を開動するように構成されて
いる。また、後側ロツク機構14はドア開口部2
の後縁部に固定したストライカ15と、このスト
ライカ15に対応するスライドドアの後縁部に配
設されたラツチ17とで構成されている。このラ
ツチ17はスライドドア6のインナパネルに固定
される図外のベースプレートにピン47によつて
軸着され、ラツチ17に形成した係止溝17aを
スプリング48によつてストライカ15の進入方
向に向けるように付勢されている。そして、この
ラツチ17は開閉機構13のリリースレバー35
の出力アーム35bにベルクランク16、解除レ
バー49、オープンレバー50、係合オープンレ
バー51を介して連結されて、ドア閉時に前記ス
トライカ15に係合しかつ係合オープンレバー5
1に係着することによつてストライカ15との係
合を保持すると共に、開閉機構13の開動、つま
りリリースレバー35の出力アーム35bのピン
34を中心とした揺動によつて係合オープンレバ
ー51の係着を解除して、前記ストライカ15と
の係合を解除されるように構成されている。ま
た、前記ドア開口部2の下縁部のロアガイドレー
ル5の前側まわりと、スライドドア6の下縁部の
前側に装着したロアローラ支持機構29Cとに下
位前側ロツク機構52を備えている。この前側ロ
ツク機構52はドア開口部2の下縁部の図外のシ
エルアウタとフロアパネルとに跨つて固定したブ
ラケツト55に形成した受容孔56と、ロアロー
ラ支持機構29Cのドアアーム28の車体1側の
上面にブラケツト57をねじ固定し、このブラケ
ツト57に支軸58を介して上下動自在に組付け
られて先端に係止フツク部を形成したフツク部材
59とからなる。このフツク部材59は支軸58
の一端に固定され、支軸58の外周に嵌装されて
一端を支軸58の頭部に係留し他端をブラケツト
57に衝接したスプリング60によつて上方に付
勢されており、これによつてドア閉時にフツク部
を前記受容孔56に挿入、係止するように構成さ
れている。また、フツク部材59の支軸58まわ
りの基部にワイヤ61の一端を回動自在に連結し
てある。このワイヤ61の他端は前記開閉機構1
3のリリーフレバー38の基部に連結してあつ
て、このワイヤ61によつてフツク部材59が開
閉機構13に連動して前記受容孔56との挿入、
係止を解除されるように構成されている。なお、
62はドアアーム28に固定されて前記ワイヤ6
1の図外のワイヤチユーブの一端を係着するチユ
ーブシートである。
一方、前記スライドドア6の上縁部の前側に配
設したアツパーローラ支持機構29Bに上位前側
ロツク機構63を組付けてある。この上位前側ロ
ツク機構はローラブラケツト26の上面に突設し
たストツパピン64と、ドアアーム28の上面に
支軸65を介して回動自在に軸着しかつ前記開閉
機構13のリリーフレバー38の基部にワイヤ6
6を介して連結された係止部材67とからなる。
この係止部材67にはドア閉時に前記ストツパピ
ン64に係合してアツパーローラー支持機構29
Bのドアアーム28に対するローラブラケツト2
6の回動を拘束しかつ前記ストツパピン64との
係合を前記開閉機構13の開動に連動してリリー
スレバー35、リリーフレバー38、ワイヤ66
を介して解除する係止溝68を形成してあつて、
この係止部材67は支軸65の上端に固定され、
支軸65の外周に装着されて一端を支軸65の下
端に係留し他端をドアアーム28に衝接したスプ
リング69によつて係止溝68をストツパピン6
4に係着する方向、具体的には第4図の矢印D方
向に付勢されている。また、係止溝68にはドア
開時にアツパローラ支持機構29Bのドアアーム
28に対するローラブラケツト26の回動に追随
してストツパピン64を摺接、係合する摺動溝7
0を連通してある。
設したアツパーローラ支持機構29Bに上位前側
ロツク機構63を組付けてある。この上位前側ロ
ツク機構はローラブラケツト26の上面に突設し
たストツパピン64と、ドアアーム28の上面に
支軸65を介して回動自在に軸着しかつ前記開閉
機構13のリリーフレバー38の基部にワイヤ6
6を介して連結された係止部材67とからなる。
この係止部材67にはドア閉時に前記ストツパピ
ン64に係合してアツパーローラー支持機構29
Bのドアアーム28に対するローラブラケツト2
6の回動を拘束しかつ前記ストツパピン64との
係合を前記開閉機構13の開動に連動してリリー
スレバー35、リリーフレバー38、ワイヤ66
を介して解除する係止溝68を形成してあつて、
この係止部材67は支軸65の上端に固定され、
支軸65の外周に装着されて一端を支軸65の下
端に係留し他端をドアアーム28に衝接したスプ
リング69によつて係止溝68をストツパピン6
4に係着する方向、具体的には第4図の矢印D方
向に付勢されている。また、係止溝68にはドア
開時にアツパローラ支持機構29Bのドアアーム
28に対するローラブラケツト26の回動に追随
してストツパピン64を摺接、係合する摺動溝7
0を連通してある。
以上の実施例構造によれば、ドア開口部2を閉
塞しているスライドドア6を開けるには、セフテ
イロツク機構39のノブ43を引上げた状態でア
ウトサイドハンドル11又はインサイドハンドル
12を操作することによつて、開閉機構13が開
動し、この開動に伴なつて後側ロツク機構14の
ラツチ17から係合オープンレバー51が外れて
ラツチ17の係合保持が解かれると共に、下位前
側ロツク機構52のフツク部材59のフツク部が
支軸58を中心として下動して受容孔56から抜
け出し、さらに上位前側ロツク機構63の係止部
材67が支軸65を中心として矢印D方向と逆方
向に回動して係止溝68とストツパピン64との
係合が解除されるので、前記アウトサイドハンド
ル11又はインサイドハンドル12を操作したま
ま、スライドドア6をドア開口部2から後方に移
動させることによつて、ウエストローラ7、アツ
パーローラ8、ロアローラ9が夫々ウエストガイ
ドレール3、アツパーガイドレール4、ロアガイ
ドレール5に摺接、係合しながら、スライドドア
6が車体1外側に第5図に示す実線から仮想線の
ようにまわり込んでドア開口部2を開放すること
ができる。
塞しているスライドドア6を開けるには、セフテ
イロツク機構39のノブ43を引上げた状態でア
ウトサイドハンドル11又はインサイドハンドル
12を操作することによつて、開閉機構13が開
動し、この開動に伴なつて後側ロツク機構14の
ラツチ17から係合オープンレバー51が外れて
ラツチ17の係合保持が解かれると共に、下位前
側ロツク機構52のフツク部材59のフツク部が
支軸58を中心として下動して受容孔56から抜
け出し、さらに上位前側ロツク機構63の係止部
材67が支軸65を中心として矢印D方向と逆方
向に回動して係止溝68とストツパピン64との
係合が解除されるので、前記アウトサイドハンド
ル11又はインサイドハンドル12を操作したま
ま、スライドドア6をドア開口部2から後方に移
動させることによつて、ウエストローラ7、アツ
パーローラ8、ロアローラ9が夫々ウエストガイ
ドレール3、アツパーガイドレール4、ロアガイ
ドレール5に摺接、係合しながら、スライドドア
6が車体1外側に第5図に示す実線から仮想線の
ようにまわり込んでドア開口部2を開放すること
ができる。
一方、スライドドア6を閉扉する場合には、ス
ライドドア6を前方に移動させることによつて、
ウエストローラ7、アツパーローラ8、ロアロー
ラ9が夫々ウエストガイドレール3、アツパーガ
イドレール4、ロアガイドレール5に摺接、係合
しながら、スライドドア6が車体1外側からドア
開口部2を閉塞するが、この閉塞時に、後側ロツ
ク機構14のラツチ17がストライカ15に係合
した後、係合オープンレバー51がラツチ17に
係着して前記ラツチ17とストライカ15との係
合を保持する一方、下位前側ロツク機構52のフ
ツク部材59のフツク部材が受容孔56まわりの
ブラケツト55に摺接しながら受容孔56に挿入
して係止し、さらに上位前側ロツク機構63では
アツパローラ支持機構29Bのローラブラケツト
26とドアアーム28との開度がアツパガイドレ
ール4の前側の湾曲に追随して小さくなるのに伴
つてストツパピン64が摺動溝70内を移動して
ストツパピン64と係止溝68との相対的な距離
が狭くなり、そして前記後側ロツク機構14のス
トライカ15とラツチ17との係合並びに下位前
側ロツク機構52のフツク部材59と受容孔56
との係合と略同時に、係止溝68がストツパピン
64に係合し、これによつてスライドドア6の後
縁部と上縁部の前側と下縁部の前側とが夫々後側
ロツク機構14、下位前側ロツク機構52および
上位前側ロツク機構63によつて車体1に一体的
に結合され、横方向の外力を充分に支持すること
ができる。
ライドドア6を前方に移動させることによつて、
ウエストローラ7、アツパーローラ8、ロアロー
ラ9が夫々ウエストガイドレール3、アツパーガ
イドレール4、ロアガイドレール5に摺接、係合
しながら、スライドドア6が車体1外側からドア
開口部2を閉塞するが、この閉塞時に、後側ロツ
ク機構14のラツチ17がストライカ15に係合
した後、係合オープンレバー51がラツチ17に
係着して前記ラツチ17とストライカ15との係
合を保持する一方、下位前側ロツク機構52のフ
ツク部材59のフツク部材が受容孔56まわりの
ブラケツト55に摺接しながら受容孔56に挿入
して係止し、さらに上位前側ロツク機構63では
アツパローラ支持機構29Bのローラブラケツト
26とドアアーム28との開度がアツパガイドレ
ール4の前側の湾曲に追随して小さくなるのに伴
つてストツパピン64が摺動溝70内を移動して
ストツパピン64と係止溝68との相対的な距離
が狭くなり、そして前記後側ロツク機構14のス
トライカ15とラツチ17との係合並びに下位前
側ロツク機構52のフツク部材59と受容孔56
との係合と略同時に、係止溝68がストツパピン
64に係合し、これによつてスライドドア6の後
縁部と上縁部の前側と下縁部の前側とが夫々後側
ロツク機構14、下位前側ロツク機構52および
上位前側ロツク機構63によつて車体1に一体的
に結合され、横方向の外力を充分に支持すること
ができる。
また、上位前側ロツク機構63は、係合オープ
ンレバーによつて係合保持するラツチを利用した
構造と異なり、ストツパピン64とこのストツパ
ピン64を係合する係止溝68を形成した係止部
材67とで構成されているので、係止溝68の障
壁効果でストツパピン64をしつかりと係止して
ドアアーム28に対するローラブラケツト26の
回動を拘束し、この係合解除に際しては、前記係
合オープンレバーとラツチとこのように摩擦によ
る抵抗を生ずることがなく、解除力が小さくな
る。しかも、上位前側ロツク機構63をアツパー
ローラ支持機構29Bに組付けてあるので、上位
前側ロツク機構63を取付けるための新たな剛構
造をスライドドア6に付設する必要がなく、軽量
化を達成できる。このことは、アツパーローラ支
持機構29Bはその機能上高剛性に作られ、この
アツパーローラ支持機構29Bを固定しているス
ライドドア6の部分も一般に剛性の高い構造にな
つていることからも明らかであろう。さらに、上
位前側ロツク機構63はアツパーローラ支持機構
29Bに組付けられているので、スライドドア6
を車体1に建付ける場合に、上位前側ロツク機構
63のストツパピン64と係止溝68との係合調
節が必要ないので、スライドドア6の建付調節が
容易になる。
ンレバーによつて係合保持するラツチを利用した
構造と異なり、ストツパピン64とこのストツパ
ピン64を係合する係止溝68を形成した係止部
材67とで構成されているので、係止溝68の障
壁効果でストツパピン64をしつかりと係止して
ドアアーム28に対するローラブラケツト26の
回動を拘束し、この係合解除に際しては、前記係
合オープンレバーとラツチとこのように摩擦によ
る抵抗を生ずることがなく、解除力が小さくな
る。しかも、上位前側ロツク機構63をアツパー
ローラ支持機構29Bに組付けてあるので、上位
前側ロツク機構63を取付けるための新たな剛構
造をスライドドア6に付設する必要がなく、軽量
化を達成できる。このことは、アツパーローラ支
持機構29Bはその機能上高剛性に作られ、この
アツパーローラ支持機構29Bを固定しているス
ライドドア6の部分も一般に剛性の高い構造にな
つていることからも明らかであろう。さらに、上
位前側ロツク機構63はアツパーローラ支持機構
29Bに組付けられているので、スライドドア6
を車体1に建付ける場合に、上位前側ロツク機構
63のストツパピン64と係止溝68との係合調
節が必要ないので、スライドドア6の建付調節が
容易になる。
なお、前記実施例においては前側ロツク機構を
下位前側ロツク機構52と上位前側ロツク機構6
3との異なる構造のものを例示して説明したけれ
ども、この下位前側ロツク機構52に換えて上位
前側ロツク機構63と対となる下位前側ロツク機
構を備えたり、単に下位前側ロツク機構52を省
略したり、さらに上位前側ロツク機構63と対と
なる下位前側ロツク機構をスライドドア6の下縁
部の前側のみ付設しても同様の効果がある。
下位前側ロツク機構52と上位前側ロツク機構6
3との異なる構造のものを例示して説明したけれ
ども、この下位前側ロツク機構52に換えて上位
前側ロツク機構63と対となる下位前側ロツク機
構を備えたり、単に下位前側ロツク機構52を省
略したり、さらに上位前側ロツク機構63と対と
なる下位前側ロツク機構をスライドドア6の下縁
部の前側のみ付設しても同様の効果がある。
発明の効果
以上のように本発明によれば、ドア閉時にスラ
イドドアの後縁部と、スライドドアの上縁部の前
側又は下縁部の前側の少なくともいずれか一方と
を夫々後側ロツク機構と前側ロツク機構とによつ
て車体に一体的に結合させ、横方向の外力に対す
る支持力を向上することができるうえ、前側ロツ
ク機構をストツパピンとこのストツパピンを係止
する係止部材とで構成してあるので、ラツチとス
トライカとからなるロツク機構に比べて解除力を
小さくすることができると共に、前側ロツク機構
をローラ支持機構に組付けたので、前側ロツク機
構を取付けるための新たな剛構造をスライドドア
に設ける必要がなくて、前側ロツク機構による充
分な支持力を発揮しつつ軽量化を達成することも
でき、しかもスライドドアの建付け時にストツパ
ピンと係止溝との係合調節が必要なく、スライド
ドアの建付調節を容易に行なうことができる実用
上大なる効果がある。
イドドアの後縁部と、スライドドアの上縁部の前
側又は下縁部の前側の少なくともいずれか一方と
を夫々後側ロツク機構と前側ロツク機構とによつ
て車体に一体的に結合させ、横方向の外力に対す
る支持力を向上することができるうえ、前側ロツ
ク機構をストツパピンとこのストツパピンを係止
する係止部材とで構成してあるので、ラツチとス
トライカとからなるロツク機構に比べて解除力を
小さくすることができると共に、前側ロツク機構
をローラ支持機構に組付けたので、前側ロツク機
構を取付けるための新たな剛構造をスライドドア
に設ける必要がなくて、前側ロツク機構による充
分な支持力を発揮しつつ軽量化を達成することも
でき、しかもスライドドアの建付け時にストツパ
ピンと係止溝との係合調節が必要なく、スライド
ドアの建付調節を容易に行なうことができる実用
上大なる効果がある。
第1図は本発明の一実施例を示す斜視図、第2
図は同実施例のドアロツク開閉操作機構の概略構
成図、第3図は同実施例の後側ロツク機構の概略
構成図、第4図は同実施例のアツパーローラ支持
機構と上位前側ロツク機構とを示す斜視図、第5
図は本発明の要部の作用説明図、第6図は従来の
スライドドアのロツク装置を備えた自動車の側面
図、第7図は従来のストライカとラツチとからな
るロツク機構の概略構成図である。 1……車体、2……ドア開口部、3……ウエス
トガイドレール、4……アツパーガイドレール、
5……ロアガイドレール、6……スライドドア、
10……ドアロツク開閉操作機構、11……アウ
トサイドハンドル、12……インサイドハンド
ル、13……開閉機構、24……キヤリツジロー
ラ、26……ローラブラケツト、28……ドアア
ーム、29A……ウエストローラ支持機構、29
B……アツパーローラ支持機構、29C……ロア
ローラ支持機構、63……上位前側ロツク機構、
64……ストツパピン、67……係止部材、68
……係止溝。
図は同実施例のドアロツク開閉操作機構の概略構
成図、第3図は同実施例の後側ロツク機構の概略
構成図、第4図は同実施例のアツパーローラ支持
機構と上位前側ロツク機構とを示す斜視図、第5
図は本発明の要部の作用説明図、第6図は従来の
スライドドアのロツク装置を備えた自動車の側面
図、第7図は従来のストライカとラツチとからな
るロツク機構の概略構成図である。 1……車体、2……ドア開口部、3……ウエス
トガイドレール、4……アツパーガイドレール、
5……ロアガイドレール、6……スライドドア、
10……ドアロツク開閉操作機構、11……アウ
トサイドハンドル、12……インサイドハンド
ル、13……開閉機構、24……キヤリツジロー
ラ、26……ローラブラケツト、28……ドアア
ーム、29A……ウエストローラ支持機構、29
B……アツパーローラ支持機構、29C……ロア
ローラ支持機構、63……上位前側ロツク機構、
64……ストツパピン、67……係止部材、68
……係止溝。
Claims (1)
- 1 前側を車室内側に湾曲したウエストガイドレ
ールを車体側部のドア開口部の後縁部から後方に
連なる外側面に、また前側を車室内側に湾曲した
アツパーガイドレールをドア開口部の上縁部に、
さらに前側を車室内側に湾曲したロアガイドレー
ルをドア開口部の下縁部に、互いに略水平状に配
設すると共に、前記各ガイドレールに摺接、係合
するローラを組付けたローラブラケツトとこのロ
ーラブラケツトを水平方向に回動自在に軸着した
ドアアームとからなるウエスト、アツパー、ロア
の各ローラ支持機構をスライドドアの後縁部と上
縁部の前側と下縁部の前側とに備えて、前記スラ
イドドアをドア開口部から後方の車体外側にまわ
り込ませて前後方向に移動させて前記ドア開口部
を開閉する一方、前記スライドドアに組付けられ
てハンドルとこのハンドルの操作に連動して開
動、閉動する開閉機構とからなるドアロツク開閉
操作機構と、前記ドア開口部の後縁部に固定した
ストライカとこのストライカに対応するスライド
ドアの後縁部に配設されかつ前記ドアロツク開閉
操作機構の開閉機構に連結されてドア閉時に前記
ストライカに係合しかつこの係合を前記開閉機構
の開動に連動して解除されるラツチとからなる後
側ロツク機構とを備えた構造であつて、前記スラ
イドドアの上縁部の前側と下縁部の前側との少な
くともいずれか一方に配したローラ支持機構に、
ストツパピンと、前記ドアロツク開閉操作機構の
開閉機構に連結されかつドア閉時に前記ストツパ
ピンに係合して前記ローラ支持機構のドアアーム
に対するローラブラケツトの回動を拘束しかつ前
記ストツパピンとの係合を前記開閉機構の開動に
連動して解除される係止溝を形成した係止部材と
からなる前側ロツク機構を組付けたことを特徴と
するスライドドアのロツク装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28113884A JPS61158583A (ja) | 1984-12-28 | 1984-12-28 | スライドドアのロツク装置 |
| US06/700,278 US4662109A (en) | 1984-12-28 | 1985-02-11 | Sliding door lock arrangement |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28113884A JPS61158583A (ja) | 1984-12-28 | 1984-12-28 | スライドドアのロツク装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61158583A JPS61158583A (ja) | 1986-07-18 |
| JPH0320556B2 true JPH0320556B2 (ja) | 1991-03-19 |
Family
ID=17634892
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28113884A Granted JPS61158583A (ja) | 1984-12-28 | 1984-12-28 | スライドドアのロツク装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61158583A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08232528A (ja) * | 1995-02-27 | 1996-09-10 | Takigen Mfg Co Ltd | スライド扉用ラッチ装置 |
-
1984
- 1984-12-28 JP JP28113884A patent/JPS61158583A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61158583A (ja) | 1986-07-18 |
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