JPH0365469B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0365469B2 JPH0365469B2 JP59281137A JP28113784A JPH0365469B2 JP H0365469 B2 JPH0365469 B2 JP H0365469B2 JP 59281137 A JP59281137 A JP 59281137A JP 28113784 A JP28113784 A JP 28113784A JP H0365469 B2 JPH0365469 B2 JP H0365469B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- opening
- door
- sliding door
- guide rail
- locking
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Lock And Its Accessories (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明はスライドドアのロツク装置に関する。
従来の技術
ワンボツクスタイプの自動車には、例えば昭和
57年8月、日産自動車(株)発行「ニツサンサービス
周報」第464号(M10−1)の第143頁に示される
ように、スライドドアを組付けたものがある。こ
れを第8図に図示して説明する。1は車体、2は
車体1の側部に開口したドア開口部、3は前側を
車室内側に湾曲したウエストガイドレールを示
し、前記ドア開口部2の後縁部から後方に連らな
る外側面1aに前後方向に向けて略水平状に配設
してある。4は前側を車室内側に湾曲したアツパ
ーガイドレールを示し、ドア開口部2の上縁部に
前記ウエストガイドレール3と平行に配設してあ
る。5は前側を車室内側に湾曲したロアガイドレ
ールを示し、ドア開口部2の下縁部に前記ウエス
トガイドレール3と平行に配設してある。6はス
ライドドアを示し、その後縁部、上縁部の前側お
よび下縁部の前側に、前記ウエストガイドレール
3、アツパーガイドレール4、ロアガイドレール
5に摺接、係合するウエストローラ7、アツパー
ローラ8およびロアローラ9を夫々装着してあつ
て、ドア開口部2から後方の車体1外側にまわり
込んで前後方向に移動することにより、ドア開口
部2を開閉するようになつている。一方、10は
スライドドア6のウエストライン部の前側の少し
下位に組付けられたドアロツク開閉操作機構を示
し、スライドドア6の車外側に配置したハンド
ル、つまりアウトサイドハンドル11と、スライ
ドドア6の車室内側に配置したハンドル、具体的
にはインサイドハンドル12と、スライドドア6
に内蔵されてアウトサイドハンドル11とインサ
イドハンドル12との操作に連動して開動、閉動
する開閉機構13とで構成されている。14は後
側ロツク機構を示し、ドア開口部2の後縁部に固
定したストライカ15と、このストライカ15に
対応するスライドドア6の後縁部に配設されかつ
ドアロツク開閉操作機構10の開閉機構13にベ
ルクランク16を介して連結されてドア閉時にス
トライカ15に係合しかつこの係合を開閉機構1
3の開動に連動して解除されるラツチ17とで構
成されている。
57年8月、日産自動車(株)発行「ニツサンサービス
周報」第464号(M10−1)の第143頁に示される
ように、スライドドアを組付けたものがある。こ
れを第8図に図示して説明する。1は車体、2は
車体1の側部に開口したドア開口部、3は前側を
車室内側に湾曲したウエストガイドレールを示
し、前記ドア開口部2の後縁部から後方に連らな
る外側面1aに前後方向に向けて略水平状に配設
してある。4は前側を車室内側に湾曲したアツパ
ーガイドレールを示し、ドア開口部2の上縁部に
前記ウエストガイドレール3と平行に配設してあ
る。5は前側を車室内側に湾曲したロアガイドレ
ールを示し、ドア開口部2の下縁部に前記ウエス
トガイドレール3と平行に配設してある。6はス
ライドドアを示し、その後縁部、上縁部の前側お
よび下縁部の前側に、前記ウエストガイドレール
3、アツパーガイドレール4、ロアガイドレール
5に摺接、係合するウエストローラ7、アツパー
ローラ8およびロアローラ9を夫々装着してあつ
て、ドア開口部2から後方の車体1外側にまわり
込んで前後方向に移動することにより、ドア開口
部2を開閉するようになつている。一方、10は
スライドドア6のウエストライン部の前側の少し
下位に組付けられたドアロツク開閉操作機構を示
し、スライドドア6の車外側に配置したハンド
ル、つまりアウトサイドハンドル11と、スライ
ドドア6の車室内側に配置したハンドル、具体的
にはインサイドハンドル12と、スライドドア6
に内蔵されてアウトサイドハンドル11とインサ
イドハンドル12との操作に連動して開動、閉動
する開閉機構13とで構成されている。14は後
側ロツク機構を示し、ドア開口部2の後縁部に固
定したストライカ15と、このストライカ15に
対応するスライドドア6の後縁部に配設されかつ
ドアロツク開閉操作機構10の開閉機構13にベ
ルクランク16を介して連結されてドア閉時にス
トライカ15に係合しかつこの係合を開閉機構1
3の開動に連動して解除されるラツチ17とで構
成されている。
発明が解決しようとする問題点
しかし前述の構造では、ドア開口部2を閉塞し
ているスライドドア6が車室内から車外に向かう
外力を受けた場合、後側ロツク機構14によつて
スライドドア6の後側は車体1に一体的に結合さ
れて支持力が強くなつているけれども、スライド
ドア6の前側はアツパーローラ8をアツパーガイ
ドレール4にロアローラ9をロアガイドレール5
に夫々係合、支持させただけであり、車体1との
一体的な結合性に欠けてしまうので、支持力が弱
くなる恐れがある。この防止策としてはアツパー
ガイドレール4、ロアガイドレール5の厚肉化並
びにアツパーローラ8、ロアローラ9の支軸を太
くしたりすることも考えられるけれども、重量が
増加して軽量化に逆行してしまうのでにわかに採
用し難いものである。
ているスライドドア6が車室内から車外に向かう
外力を受けた場合、後側ロツク機構14によつて
スライドドア6の後側は車体1に一体的に結合さ
れて支持力が強くなつているけれども、スライド
ドア6の前側はアツパーローラ8をアツパーガイ
ドレール4にロアローラ9をロアガイドレール5
に夫々係合、支持させただけであり、車体1との
一体的な結合性に欠けてしまうので、支持力が弱
くなる恐れがある。この防止策としてはアツパー
ガイドレール4、ロアガイドレール5の厚肉化並
びにアツパーローラ8、ロアローラ9の支軸を太
くしたりすることも考えられるけれども、重量が
増加して軽量化に逆行してしまうのでにわかに採
用し難いものである。
そこで、後側ロツク機構14と同様のストライ
カとラツチとからなるロツク機構をスライドドア
6前側に組付けることも考えられる。しかし、セ
ンターピラーを有しロツク機構をスライドドアの
前縁部の上下方向略中央部に設け得る場合と異な
り、前述の車体構造のようにスライドドア6の前
方にセンターピラーの無い場合には、ロツク機構
をスライドドア6の上縁部の前側又は下縁部の前
側の少なくともいずれか一方とこれに対応するド
ア開口部2の上縁部又は下縁部とに組付けること
になるので、ロツク機構と開閉機構13との距離
が遠くなり、開閉機構13とロツク機構との連結
部材が長くなり、この長くなつた連結部材の重量
増加によつてロツク機構の解除力の大きくなるの
を防ぐ工夫がいる。
カとラツチとからなるロツク機構をスライドドア
6前側に組付けることも考えられる。しかし、セ
ンターピラーを有しロツク機構をスライドドアの
前縁部の上下方向略中央部に設け得る場合と異な
り、前述の車体構造のようにスライドドア6の前
方にセンターピラーの無い場合には、ロツク機構
をスライドドア6の上縁部の前側又は下縁部の前
側の少なくともいずれか一方とこれに対応するド
ア開口部2の上縁部又は下縁部とに組付けること
になるので、ロツク機構と開閉機構13との距離
が遠くなり、開閉機構13とロツク機構との連結
部材が長くなり、この長くなつた連結部材の重量
増加によつてロツク機構の解除力の大きくなるの
を防ぐ工夫がいる。
だが、ストライカとラツチとからなるロツク機
構は第9図に示すようにベースプレート18にラ
ツチ19を軸着し、このラツチ19の係止溝20
をストライカ21の進入方向(矢印A方向)に向
けるようにラツチ19をスプリング22によつて
付勢し、ロツク時に係止溝20にストライカ21
を係着しかつスプリング22によつて解除方向
(矢印B方向)に付勢されているラツチ19を、
ベースプレート18に軸着した係合オープンレバ
ー23によつて受止めるようになつている。そし
て、ロツク解除に際しては、前述の開閉機構13
と同様の開閉機構の開動によつて係合オープンレ
バー23を矢印C方向に回動してラツチ19の受
止めを外し、これに追随してラツチ19がスプリ
ング22によつて矢印B方向に回動してストライ
カ21を矢印A方向と逆方向に押し出すように構
成されている。このため、係合オープンレバー2
3をスプリング22の弾性によるラツチ19との
摩擦に抗して矢印C方向に回動することによつて
ラツチ19から外すので、ロツク機構の解除に大
きな力を必要とする。
構は第9図に示すようにベースプレート18にラ
ツチ19を軸着し、このラツチ19の係止溝20
をストライカ21の進入方向(矢印A方向)に向
けるようにラツチ19をスプリング22によつて
付勢し、ロツク時に係止溝20にストライカ21
を係着しかつスプリング22によつて解除方向
(矢印B方向)に付勢されているラツチ19を、
ベースプレート18に軸着した係合オープンレバ
ー23によつて受止めるようになつている。そし
て、ロツク解除に際しては、前述の開閉機構13
と同様の開閉機構の開動によつて係合オープンレ
バー23を矢印C方向に回動してラツチ19の受
止めを外し、これに追随してラツチ19がスプリ
ング22によつて矢印B方向に回動してストライ
カ21を矢印A方向と逆方向に押し出すように構
成されている。このため、係合オープンレバー2
3をスプリング22の弾性によるラツチ19との
摩擦に抗して矢印C方向に回動することによつて
ラツチ19から外すので、ロツク機構の解除に大
きな力を必要とする。
そこで本発明はスライドドアの上縁部の前側と
下縁部の前側との少なくともいずれか一方とこれ
に対応するドア開口部の上縁部又は下縁部の部分
との間において、ガイドレール以外の車体の開口
部前端部の部材に解除力の小さな前側ロツク機構
を付設することによつて、ドア開口部を閉塞した
スライドドアと車体との結合を、ガイドレールと
車体の開口部前端部の部材とによつて行うことに
よりガイドレールを補強することなく結合力を向
上し、しかも前側ロツク機構を取り付けるための
新たな剛構造をスライドドアに設ける必要がな
く、軽量化を達成することができるスライドドア
のロツク装置を抵抗するものである。
下縁部の前側との少なくともいずれか一方とこれ
に対応するドア開口部の上縁部又は下縁部の部分
との間において、ガイドレール以外の車体の開口
部前端部の部材に解除力の小さな前側ロツク機構
を付設することによつて、ドア開口部を閉塞した
スライドドアと車体との結合を、ガイドレールと
車体の開口部前端部の部材とによつて行うことに
よりガイドレールを補強することなく結合力を向
上し、しかも前側ロツク機構を取り付けるための
新たな剛構造をスライドドアに設ける必要がな
く、軽量化を達成することができるスライドドア
のロツク装置を抵抗するものである。
問題点を解決するための手段
本発明にあつては、ドア開口部の上縁部又は下
縁部の少なくともいずれか一方のアツパガイドレ
ール又はロアガイドレールの前側まわりにおい
て、ガイドレール以外の車体の開口部前端部の部
材に開口した受容孔と、この受容孔側に配したア
ツパ又はロアのローラ支持機構のドアアームに上
下動自在に組付けられかつドアロツク開閉操作機
構の開閉機構に連結されてドア閉時に前記受容孔
に係止し、この係止を開閉機構の開動に連動して
解除させる係止部材とからなる前側ロツク機構を
備えてある。
縁部の少なくともいずれか一方のアツパガイドレ
ール又はロアガイドレールの前側まわりにおい
て、ガイドレール以外の車体の開口部前端部の部
材に開口した受容孔と、この受容孔側に配したア
ツパ又はロアのローラ支持機構のドアアームに上
下動自在に組付けられかつドアロツク開閉操作機
構の開閉機構に連結されてドア閉時に前記受容孔
に係止し、この係止を開閉機構の開動に連動して
解除させる係止部材とからなる前側ロツク機構を
備えてある。
作 用
ドア閉時にスライドドアの閉動に伴なつて掛止
部材を受容孔に係止して、スライドドアに横方向
の外力が作用した場合に、受容孔の障壁効果によ
つて掛止部材と受容孔との係合を確保して、スラ
イドドアの前側と車体との一体的な結合を図る。
一方、ドア開時にハンドルを操作すうことによつ
て掛止部材を開閉機構の開動に追随させつつ余分
な摩擦力や弾性力の不作用状態で受容孔から抜取
り、ロツク解除を行なう。
部材を受容孔に係止して、スライドドアに横方向
の外力が作用した場合に、受容孔の障壁効果によ
つて掛止部材と受容孔との係合を確保して、スラ
イドドアの前側と車体との一体的な結合を図る。
一方、ドア開時にハンドルを操作すうことによつ
て掛止部材を開閉機構の開動に追随させつつ余分
な摩擦力や弾性力の不作用状態で受容孔から抜取
り、ロツク解除を行なう。
実施例
以下、本発明の実施例を図面と共に従来の構造
と同一部分に同一符号を付して詳述する。
と同一部分に同一符号を付して詳述する。
第1〜6図において、前側の車室内側に湾曲し
た略〓字状断面のウエストガイドレール3を車体
1側部のドア開口部2の後縁部から後方に連らな
る外側面に、また前側を車室内側に湾曲した略〓
字状断面のアツパーガイドレール4をドア開口部
2の上縁部に、さらに前側を車室内側に湾曲した
略〓字状断面のロアガイドレール5をドア開口部
2の下縁部に、互いに略水平状に配設すると共
に、前記各ガイドレール3,4,5に摺接、係合
するローラ、ツマリ前後一組のキヤリツジローラ
24とこのキヤリツジローラ24間に配されて上
下荷重を受けるサイドローラ25を組付けたロー
ラブラケツト26と、このローラブラケツト26
をヒンジピン27を介して水平方向に回動自在に
軸着したドアアーム28とからなるウエストロー
ラ支持機構29A、アツパーローラ支持機構29
B、ロアローラ支持機構29Cを、スライドドア
6の後縁部と上縁部の前側と下縁部の前側とに
夫々備えている。具体的にはウエストローラ支持
機構29A、アツパーローラ支持機構29B、ロ
アローラ支持機構29Cの各ドアアーム28をス
ライドドア6のインナパネルにねじ30固定して
ある。そして、前記スライドドア6を後方に向け
て移動させることによつて、ウエストガイドレー
ル3、アツパーガイドレール4、ロアガイドレー
ル5にキヤリツジローラ24が摺接、係合しかつ
サイドローラ25で上下荷重を支えながら、スラ
イドドア6がドア開口部2から後方の車体外側に
まわり込んで、ドア開口部2が開放され、またこ
のスライドドア6を後方から前方に移動させるこ
とによつてウエスト、アツパー、ロアの各ガイド
レール3,4,5に沿つてスライドドア6が移動
して、スライドドア6のアウタパネル面と車体1
の外側面とを略面一にしながら、ドア開口部2を
閉塞するように構成されている。さらに、前記ス
ライドドア6の前側中央部分に、アイトサイドハ
ンドル11と、インサイドハンドル12と、開閉
機構13とからなるドアロツク開閉操作機構10
を組付けてある。前記開閉機構13はスライドド
ア6のインナパネルに固定したベースプレート3
1と、このベースプレート31にピン32で軸着
されたアイトサイドハンドル11とインサイドハ
ンドル12とに連動する入力アーム33aと出力
アーム33bとで略V字形に形成したリモコンレ
バー33と、前記ベースプレート31にピン34
で軸着され、出力アーム35bと、リモコンレバ
ー33の出力アーム33bに重合した入力アーム
35aとを有して略コ字形に形成したリリースレ
バー35と、前記ベースプレート31にピン36
で軸着して、先端に前記リリースレバー35の出
力アーム35bに突設した作動ピン37を嵌合し
た長溝38aを形成したリリーフレバー38とを
備えている。また、前記リモコンレバー33の出
力アーム33bとリリースレバー35の入力アー
ム35aは、アイトサイドハンドル11或いはイ
ンサイドハンドル12の不用意な操作によつて後
側ロツク機構14や後述する前記ロツク機構5
2,63の解除を防ぐセフテイロツク機構39を
介して連結されている。このセフテイロツク機構
39はノブレバー40をベースプレート31にピ
ン41で軸着し、このノブレバー40の一端にノ
ブロツド42を連結し、このノブロツド42の先
端にスライドドア6の車室内側に露出されるノブ
43を固定してある一方、ノブレバー40の他端
にリリーフリンク44を軸着し、このリリーフリ
ンク44の先端にセフテイロツクピン45を固定
し、このセフテイロツクピン45を、前記ベース
プレート31とリモコンレバー33の出力アーム
33bとリリースレバー35の入力アーム35a
とに夫々重合状態で開けられた作動長孔46a,
46b,46cに貫挿してあり、さらにリモコン
レバー33の作動長孔46dの上端に空振り溝4
6dを連設して、ベースプレート31の作動長孔
46aの下端に移動長溝46eを連設してあつ
て、ノブ43の押下字にセフテイロツクピン45
を作動長孔46a,46b,46cの上端に位置
させることによつて、アイトサイドハンドル11
或いはインサイドハンドル12の操作でリモコン
レバー33のみを回動させ、この回動をリリース
レバー35に伝達させないようになつている一
方、ノブ43の引上げ時にはセフテイロツクピン
45作動長孔46a,46b,46cの下端に位
置させることによつて、アウトサイドハンドル1
1或いはインサイドハンドル12の操作によるリ
モコンレバー33の回動をリリースレバー35に
伝達して、開閉機構13を開動するように構成さ
れている。また、後側ロツク機構14はドア開口
部2の後縁部に固定したストライカ15と、この
ストライカ15に対応するスライドドアの後縁部
に配設されたラツチ17とで構成されている。こ
のラツチ17はスライドドア6のインナパネルに
固定される図外のベースプレートにピン47によ
つて軸着され、ラツチ17に形成した係止溝17
aをスプリング48によつてストライカ15の進
入方向に向けるように付勢されている。そして、
このラツチ17は開閉機構13のリリースレバー
35の出力アーム35bにベルクランク16、解
除レバー49、オープンレバー50、係合オープ
ンレバー51を介して連結されて、ドア閉時に前
記ストライカ15に係合しかつ係合オープンレバ
ー51に係着することによつてストライカ15と
の係合を保持すると共に、開閉機構13の開動、
つまりリリースレバー35の出力アーム35bの
ピン34を中心とした揺動によつて係合オープン
レバー51の係着を解除して、前記ストライカ1
5との係合を解除されるように構成されている。
た略〓字状断面のウエストガイドレール3を車体
1側部のドア開口部2の後縁部から後方に連らな
る外側面に、また前側を車室内側に湾曲した略〓
字状断面のアツパーガイドレール4をドア開口部
2の上縁部に、さらに前側を車室内側に湾曲した
略〓字状断面のロアガイドレール5をドア開口部
2の下縁部に、互いに略水平状に配設すると共
に、前記各ガイドレール3,4,5に摺接、係合
するローラ、ツマリ前後一組のキヤリツジローラ
24とこのキヤリツジローラ24間に配されて上
下荷重を受けるサイドローラ25を組付けたロー
ラブラケツト26と、このローラブラケツト26
をヒンジピン27を介して水平方向に回動自在に
軸着したドアアーム28とからなるウエストロー
ラ支持機構29A、アツパーローラ支持機構29
B、ロアローラ支持機構29Cを、スライドドア
6の後縁部と上縁部の前側と下縁部の前側とに
夫々備えている。具体的にはウエストローラ支持
機構29A、アツパーローラ支持機構29B、ロ
アローラ支持機構29Cの各ドアアーム28をス
ライドドア6のインナパネルにねじ30固定して
ある。そして、前記スライドドア6を後方に向け
て移動させることによつて、ウエストガイドレー
ル3、アツパーガイドレール4、ロアガイドレー
ル5にキヤリツジローラ24が摺接、係合しかつ
サイドローラ25で上下荷重を支えながら、スラ
イドドア6がドア開口部2から後方の車体外側に
まわり込んで、ドア開口部2が開放され、またこ
のスライドドア6を後方から前方に移動させるこ
とによつてウエスト、アツパー、ロアの各ガイド
レール3,4,5に沿つてスライドドア6が移動
して、スライドドア6のアウタパネル面と車体1
の外側面とを略面一にしながら、ドア開口部2を
閉塞するように構成されている。さらに、前記ス
ライドドア6の前側中央部分に、アイトサイドハ
ンドル11と、インサイドハンドル12と、開閉
機構13とからなるドアロツク開閉操作機構10
を組付けてある。前記開閉機構13はスライドド
ア6のインナパネルに固定したベースプレート3
1と、このベースプレート31にピン32で軸着
されたアイトサイドハンドル11とインサイドハ
ンドル12とに連動する入力アーム33aと出力
アーム33bとで略V字形に形成したリモコンレ
バー33と、前記ベースプレート31にピン34
で軸着され、出力アーム35bと、リモコンレバ
ー33の出力アーム33bに重合した入力アーム
35aとを有して略コ字形に形成したリリースレ
バー35と、前記ベースプレート31にピン36
で軸着して、先端に前記リリースレバー35の出
力アーム35bに突設した作動ピン37を嵌合し
た長溝38aを形成したリリーフレバー38とを
備えている。また、前記リモコンレバー33の出
力アーム33bとリリースレバー35の入力アー
ム35aは、アイトサイドハンドル11或いはイ
ンサイドハンドル12の不用意な操作によつて後
側ロツク機構14や後述する前記ロツク機構5
2,63の解除を防ぐセフテイロツク機構39を
介して連結されている。このセフテイロツク機構
39はノブレバー40をベースプレート31にピ
ン41で軸着し、このノブレバー40の一端にノ
ブロツド42を連結し、このノブロツド42の先
端にスライドドア6の車室内側に露出されるノブ
43を固定してある一方、ノブレバー40の他端
にリリーフリンク44を軸着し、このリリーフリ
ンク44の先端にセフテイロツクピン45を固定
し、このセフテイロツクピン45を、前記ベース
プレート31とリモコンレバー33の出力アーム
33bとリリースレバー35の入力アーム35a
とに夫々重合状態で開けられた作動長孔46a,
46b,46cに貫挿してあり、さらにリモコン
レバー33の作動長孔46dの上端に空振り溝4
6dを連設して、ベースプレート31の作動長孔
46aの下端に移動長溝46eを連設してあつ
て、ノブ43の押下字にセフテイロツクピン45
を作動長孔46a,46b,46cの上端に位置
させることによつて、アイトサイドハンドル11
或いはインサイドハンドル12の操作でリモコン
レバー33のみを回動させ、この回動をリリース
レバー35に伝達させないようになつている一
方、ノブ43の引上げ時にはセフテイロツクピン
45作動長孔46a,46b,46cの下端に位
置させることによつて、アウトサイドハンドル1
1或いはインサイドハンドル12の操作によるリ
モコンレバー33の回動をリリースレバー35に
伝達して、開閉機構13を開動するように構成さ
れている。また、後側ロツク機構14はドア開口
部2の後縁部に固定したストライカ15と、この
ストライカ15に対応するスライドドアの後縁部
に配設されたラツチ17とで構成されている。こ
のラツチ17はスライドドア6のインナパネルに
固定される図外のベースプレートにピン47によ
つて軸着され、ラツチ17に形成した係止溝17
aをスプリング48によつてストライカ15の進
入方向に向けるように付勢されている。そして、
このラツチ17は開閉機構13のリリースレバー
35の出力アーム35bにベルクランク16、解
除レバー49、オープンレバー50、係合オープ
ンレバー51を介して連結されて、ドア閉時に前
記ストライカ15に係合しかつ係合オープンレバ
ー51に係着することによつてストライカ15と
の係合を保持すると共に、開閉機構13の開動、
つまりリリースレバー35の出力アーム35bの
ピン34を中心とした揺動によつて係合オープン
レバー51の係着を解除して、前記ストライカ1
5との係合を解除されるように構成されている。
一方、前記ドア開口部2の下縁部のロアガイド
レール5の前側まわりとスライドドア6の下縁部
の前側に装着したロアローラ支持機構29Cとに
下位前側ロツク機構52を備えている。この前側
ロツク機構52は、ガイドレール以外の車体の開
口部前端部の部材としての、ドア開口部2の下縁
部の車体側部材であるシエルアウタ53と同じく
車体側部材であるフロアパネル54とに跨つて固
定したブラケツト55の水平部分に開口した受容
孔56と、ロアローラ支持機構29Cのドアアー
ム28の車体1側の上面にブラケツト57をねじ
固定し、このブラケツト57に支軸58を介して
上下動自在に組付けられた掛止部材としての先端
に係止フツク部59aを形成したフツク部材59
とからなる。このフツク部材59は支軸58の一
端に固定され、支軸58の外周に嵌装されて一端
を支軸58の頭部に係留し他端をブラケツト57
に衝接したスプリング60によつて上方に付勢さ
れており、これによつてドア閉時にフツク部59
aを前記受容孔56に挿入、係止するように構成
されている。また、フツク部材59の支軸58ま
わりの基部にワイヤ61の一端を回動自在に連結
してある。このワイヤ61の他端は前記開閉機1
3のリリーフレバー38の基部に連結してあつ
て、このワイヤ61によつてフツク部材59が開
閉機構13の開動に連動して前記受容孔56との
挿入、係止を解除されるように構成されている。
なお、62はドアアーム28に固定されて前記ワ
イヤ61の図外のワイヤチユーブの一端を係着す
るチユーブシートである。
レール5の前側まわりとスライドドア6の下縁部
の前側に装着したロアローラ支持機構29Cとに
下位前側ロツク機構52を備えている。この前側
ロツク機構52は、ガイドレール以外の車体の開
口部前端部の部材としての、ドア開口部2の下縁
部の車体側部材であるシエルアウタ53と同じく
車体側部材であるフロアパネル54とに跨つて固
定したブラケツト55の水平部分に開口した受容
孔56と、ロアローラ支持機構29Cのドアアー
ム28の車体1側の上面にブラケツト57をねじ
固定し、このブラケツト57に支軸58を介して
上下動自在に組付けられた掛止部材としての先端
に係止フツク部59aを形成したフツク部材59
とからなる。このフツク部材59は支軸58の一
端に固定され、支軸58の外周に嵌装されて一端
を支軸58の頭部に係留し他端をブラケツト57
に衝接したスプリング60によつて上方に付勢さ
れており、これによつてドア閉時にフツク部59
aを前記受容孔56に挿入、係止するように構成
されている。また、フツク部材59の支軸58ま
わりの基部にワイヤ61の一端を回動自在に連結
してある。このワイヤ61の他端は前記開閉機1
3のリリーフレバー38の基部に連結してあつ
て、このワイヤ61によつてフツク部材59が開
閉機構13の開動に連動して前記受容孔56との
挿入、係止を解除されるように構成されている。
なお、62はドアアーム28に固定されて前記ワ
イヤ61の図外のワイヤチユーブの一端を係着す
るチユーブシートである。
さらに、前記スライドドア6の上縁部の前側に
配設したアツパーローラ支持機構29Bに上位前
側ロツク機構63を組付けてある。この上位前側
ロツク機構63は、ドアアーム28の上面に支軸
65を介して回動自在に軸着された係止部材67
と、この係止部材67に開口した受容孔としての
係止溝68と、この係止溝68に係止する掛止部
材としてのストツパピン64とからなる。係止部
材67は前記開閉機構13のリリーフレバー38
の基部にワイヤ66を介して連結されている。こ
の係止部材67にはドア閉時に前記ストツパピン
64に係合してアツパーローラ支持機構29Bの
ドアアーム28に対するローラブラケツト26の
回動を拘束することによりスライドドア6を閉塞
状態に支持しかつ前記ストツパピン64との係合
を前記開閉機構13の開動に連動してリリースレ
バー35、リリーフレバー38、ワイヤ66を介
して解除する係止溝68を形成してある。係止部
材67は支軸65まわりに装着した図外のスプリ
ングによつてストツパピン64と係止溝68とを
係合する方向、具体的には第1図の矢印D方向に
付勢されている。
配設したアツパーローラ支持機構29Bに上位前
側ロツク機構63を組付けてある。この上位前側
ロツク機構63は、ドアアーム28の上面に支軸
65を介して回動自在に軸着された係止部材67
と、この係止部材67に開口した受容孔としての
係止溝68と、この係止溝68に係止する掛止部
材としてのストツパピン64とからなる。係止部
材67は前記開閉機構13のリリーフレバー38
の基部にワイヤ66を介して連結されている。こ
の係止部材67にはドア閉時に前記ストツパピン
64に係合してアツパーローラ支持機構29Bの
ドアアーム28に対するローラブラケツト26の
回動を拘束することによりスライドドア6を閉塞
状態に支持しかつ前記ストツパピン64との係合
を前記開閉機構13の開動に連動してリリースレ
バー35、リリーフレバー38、ワイヤ66を介
して解除する係止溝68を形成してある。係止部
材67は支軸65まわりに装着した図外のスプリ
ングによつてストツパピン64と係止溝68とを
係合する方向、具体的には第1図の矢印D方向に
付勢されている。
以上の実施例構造によれば、ドア開口部2を閉
塞しているスライドドア6を開けるには、セフテ
イロツク機構39のノブ43を引上げた状態でア
ウトサイドハンドル11又はインサイドハンドル
12を操作することによつて、開閉機構13が開
動し、この開動に伴なつて後側ロツク機構14の
ラツチ17から係合オープンレバー51が外れて
ラツチ17の係合保持が解かれると共に、下位前
側ロツク機構52のフツク部材59のフツク部5
9aが支軸58を中心として下動して受容孔56
から抜け出し、さらに上位前側ロツク機構63の
係止部材67が支軸65を中心として矢印D方向
と逆方向に回動して係止溝68とストツパピン6
4との係合が解除されるので、前記アイトサイド
ハンドル11又はインサイドハンドル12を操作
したまま、スライドドア6をドア開口部2から後
方に移動させることによつて、ウエストローラ
7、アツパーローラ8、ロアローラ9が夫々ウエ
ストガイドレール3、アツパーガイドレール4、
ロアガイドレール5に摺接、係合しながら、スラ
イドドア6が車体1外側に第5図に示す実線から
仮想線のようにまわり込んでドア開口部2を開放
することができる。
塞しているスライドドア6を開けるには、セフテ
イロツク機構39のノブ43を引上げた状態でア
ウトサイドハンドル11又はインサイドハンドル
12を操作することによつて、開閉機構13が開
動し、この開動に伴なつて後側ロツク機構14の
ラツチ17から係合オープンレバー51が外れて
ラツチ17の係合保持が解かれると共に、下位前
側ロツク機構52のフツク部材59のフツク部5
9aが支軸58を中心として下動して受容孔56
から抜け出し、さらに上位前側ロツク機構63の
係止部材67が支軸65を中心として矢印D方向
と逆方向に回動して係止溝68とストツパピン6
4との係合が解除されるので、前記アイトサイド
ハンドル11又はインサイドハンドル12を操作
したまま、スライドドア6をドア開口部2から後
方に移動させることによつて、ウエストローラ
7、アツパーローラ8、ロアローラ9が夫々ウエ
ストガイドレール3、アツパーガイドレール4、
ロアガイドレール5に摺接、係合しながら、スラ
イドドア6が車体1外側に第5図に示す実線から
仮想線のようにまわり込んでドア開口部2を開放
することができる。
一方、スライドドア6を閉扉する場合には、ス
ライドドア6の前方に移動させることによつて、
ウエストローラ7、アツパーローラ8、ロアロー
ラ9が夫々ウエストガイドレール3、アツパーガ
イドレール4、ロアガイドレール5に摺接、係合
しながら、スライドドア6が車体1外側からドア
開口部2を閉塞するが、この閉塞時に、後側ロツ
ク機構14のラツチ17がストライカ15に係合
した後、係合オープンレバー51がラツチ17に
係着して前記ラツチ17とストライカ15との係
合を保持する一方、下位前側ロツク機構52のフ
ツク部材59のフツク部59aが受容孔56まわ
りのブラケツト55に摺接しながら受容孔56に
挿入して係止し、さらに上位前側ロツク機構63
ではアツパーローラ支持機構29Bのローラブラ
ケツト26とドアアーム28ろの開度がアツパー
ガイドレール4の前側に湾曲に追随して小さくな
るのに伴つてストツパピン64と係止溝68との
相対的な距離が狭くなり、そして前記後側ロツク
機構14のストライカ15とラツチ17との係合
並びに下位前側ロツク機構52のフツク部材59
と受容孔56との係合と略同時に、係止溝68が
ストツパピン64に係合し、これによつてスライ
ドドア6の後縁部と上縁部の前側と下縁部の前側
とが夫々が後側ロツク機構14、下位前側ロツク
機構52および上位前側ロツク機構63によつて
車体1に一体的に結合され、横方向の外力に対す
る充分な支持力を発揮することができる。
ライドドア6の前方に移動させることによつて、
ウエストローラ7、アツパーローラ8、ロアロー
ラ9が夫々ウエストガイドレール3、アツパーガ
イドレール4、ロアガイドレール5に摺接、係合
しながら、スライドドア6が車体1外側からドア
開口部2を閉塞するが、この閉塞時に、後側ロツ
ク機構14のラツチ17がストライカ15に係合
した後、係合オープンレバー51がラツチ17に
係着して前記ラツチ17とストライカ15との係
合を保持する一方、下位前側ロツク機構52のフ
ツク部材59のフツク部59aが受容孔56まわ
りのブラケツト55に摺接しながら受容孔56に
挿入して係止し、さらに上位前側ロツク機構63
ではアツパーローラ支持機構29Bのローラブラ
ケツト26とドアアーム28ろの開度がアツパー
ガイドレール4の前側に湾曲に追随して小さくな
るのに伴つてストツパピン64と係止溝68との
相対的な距離が狭くなり、そして前記後側ロツク
機構14のストライカ15とラツチ17との係合
並びに下位前側ロツク機構52のフツク部材59
と受容孔56との係合と略同時に、係止溝68が
ストツパピン64に係合し、これによつてスライ
ドドア6の後縁部と上縁部の前側と下縁部の前側
とが夫々が後側ロツク機構14、下位前側ロツク
機構52および上位前側ロツク機構63によつて
車体1に一体的に結合され、横方向の外力に対す
る充分な支持力を発揮することができる。
また、下位前側ロツク機構52は、係合オープ
ンレバーによつて係合保持するラツチを利用した
構造と異なり、車体側部材に設けられた受容孔5
6とこの受容孔56に挿入、係止するフツク部材
59とで構成されているので、受容孔56の障壁
効果でフツク部材59をしつかりと車体に係止
し、係合を解除するときに、前記係合オープンレ
バーとラツチとのように摩擦による抵抗を生ずる
ことがなく、解除力が小さくなる。しかも下位前
側ロツク機構52のフツク部材59をロアローラ
支持機構29Cに組付けたので、下位前側ロツク
機構52を取付けるための新たな剛構造をスライ
ドドア6に付設する必要がなく、軽量化を達成で
きる。このことは、ロアローラ支持機構29Cは
その機能上高剛性に作られ、このロアローラ支持
機構29Cを固定しているスライドドア6の部分
も一般に剛性の高い構造になつていることから明
らかであろう。
ンレバーによつて係合保持するラツチを利用した
構造と異なり、車体側部材に設けられた受容孔5
6とこの受容孔56に挿入、係止するフツク部材
59とで構成されているので、受容孔56の障壁
効果でフツク部材59をしつかりと車体に係止
し、係合を解除するときに、前記係合オープンレ
バーとラツチとのように摩擦による抵抗を生ずる
ことがなく、解除力が小さくなる。しかも下位前
側ロツク機構52のフツク部材59をロアローラ
支持機構29Cに組付けたので、下位前側ロツク
機構52を取付けるための新たな剛構造をスライ
ドドア6に付設する必要がなく、軽量化を達成で
きる。このことは、ロアローラ支持機構29Cは
その機能上高剛性に作られ、このロアローラ支持
機構29Cを固定しているスライドドア6の部分
も一般に剛性の高い構造になつていることから明
らかであろう。
第7図は本発明のロツク装置の下位前側ロツク
機構の異なる例を示すものであつて、この下位前
側ロツク機構52Aはドア閉時に受容孔56に対
応するロアローラ支持機構29Cのドアアーム2
8の部分に筒状のブラケツト69を固定し、この
ブラケツト69に直棒状の掛止部材59Aを上下
動自在に嵌装し、この掛止部材59Aの下端と収
納溝70の底面との間にスプリング71を介装
し、このスプリング71によつて掛止部材59A
の上端がドア閉時に受容孔56に挿入、掛止する
ようになつている。また、この掛止部材59Aは
開閉機構13のリリーフレバー38に連結したワ
イヤ61の端末を連結した連結アーム機構72に
よつて下動するように構成されている。
機構の異なる例を示すものであつて、この下位前
側ロツク機構52Aはドア閉時に受容孔56に対
応するロアローラ支持機構29Cのドアアーム2
8の部分に筒状のブラケツト69を固定し、この
ブラケツト69に直棒状の掛止部材59Aを上下
動自在に嵌装し、この掛止部材59Aの下端と収
納溝70の底面との間にスプリング71を介装
し、このスプリング71によつて掛止部材59A
の上端がドア閉時に受容孔56に挿入、掛止する
ようになつている。また、この掛止部材59Aは
開閉機構13のリリーフレバー38に連結したワ
イヤ61の端末を連結した連結アーム機構72に
よつて下動するように構成されている。
なお、前記実施例においては前側ロツク機構を
下位前側ロツク機構52と上位前側ロツク機構6
3との異なる構造のものを例示して説明したけれ
ども、この上位前側ロツク機構63に換えて下位
前側ロツク機構52と同様な構造のロツク機構を
備えたり、単に上位前側ロツク機構63を省略し
たり、さらに下位前側ロツク機構52と同様な構
造のロツク機構をスライドドア6の上縁部の前側
にのみ付設しても同様の効果がある。
下位前側ロツク機構52と上位前側ロツク機構6
3との異なる構造のものを例示して説明したけれ
ども、この上位前側ロツク機構63に換えて下位
前側ロツク機構52と同様な構造のロツク機構を
備えたり、単に上位前側ロツク機構63を省略し
たり、さらに下位前側ロツク機構52と同様な構
造のロツク機構をスライドドア6の上縁部の前側
にのみ付設しても同様の効果がある。
発明の効果
以上のように本発明によれば、ドア閉時にスラ
イドドアの後縁部と、スライドドアの上縁部の前
側又は下縁部の前側の少なくともいずれか一方と
を夫々後側ロツク機構と前側ロツク機構とによつ
て車体に一体的に結合させ、前記前側ロツク機構
の掛止部材の受容孔がガイドレール以外の車体の
開口部前端部の部材に開口して設けられており、
かつ掛止部材も前記受容孔に係止するので、スラ
イドドアの横方向の外力を適確に受け止めること
ができ、しかもスライドドアの横方向の外力は車
体の開口部前端部の部材とガイドレールとに分散
されるため、ガイドレールを補強することなく、
前記横方向の外力に対する支持力を向上すること
ができるうえ、前側ロツク機構を受容孔とこれに
係止する掛止部材とで構成してあるので、ラツチ
とストライカとからなるロツク機構に比べて解除
力を小さくすることができると共に、前側ロツク
機構の掛止部材をローラ支持機構に装着したの
で、前側ロツク機構を取付けるための新たな剛構
造をスライドドアに設ける必要がなくて、前側ロ
ツク機構による充分な支持力を発揮しつつ軽量化
を達成することもできる実用上大なる効果があ
る。
イドドアの後縁部と、スライドドアの上縁部の前
側又は下縁部の前側の少なくともいずれか一方と
を夫々後側ロツク機構と前側ロツク機構とによつ
て車体に一体的に結合させ、前記前側ロツク機構
の掛止部材の受容孔がガイドレール以外の車体の
開口部前端部の部材に開口して設けられており、
かつ掛止部材も前記受容孔に係止するので、スラ
イドドアの横方向の外力を適確に受け止めること
ができ、しかもスライドドアの横方向の外力は車
体の開口部前端部の部材とガイドレールとに分散
されるため、ガイドレールを補強することなく、
前記横方向の外力に対する支持力を向上すること
ができるうえ、前側ロツク機構を受容孔とこれに
係止する掛止部材とで構成してあるので、ラツチ
とストライカとからなるロツク機構に比べて解除
力を小さくすることができると共に、前側ロツク
機構の掛止部材をローラ支持機構に装着したの
で、前側ロツク機構を取付けるための新たな剛構
造をスライドドアに設ける必要がなくて、前側ロ
ツク機構による充分な支持力を発揮しつつ軽量化
を達成することもできる実用上大なる効果があ
る。
第1図は本発明の一実施例を示す斜視図、第2
図は同実施例のドアロツク開閉操作機構の概略構
成図、第3図は同実施例の後側ロツク機構の概略
構成図、第4図は同実施例のロアローラ支持機構
と下位前側ロツク機構とを示す分解斜視図、第5
図は本発明の要部の作用説明図、第6図は第5図
の−線に沿う断面図、第7図は本発明の異な
る例を示す要部のロアローラ支持機構まわりを省
略した断面図、第8図は従来のスライドドアのロ
ツク装置を備えた自動車の側面図、第9図は従来
のストライカとラツチとからなるロツク機構の概
略構成図である。 1……車体、2……ドア開口部、3……ウエス
トガイドレール、4……アツパーガイドレール、
5……ロアガイドレール、6……スライドドア、
10……ドアロツク開閉操作機構、11……アウ
トサイドハンドル、12……インサイドハンド
ル、13……開閉機構、24……キヤリツジロー
ラ、26……ローラブラケツト、28……ドアア
ーム、29A……ウエストローラ支持機構、29
B……アツパーローラ支持機構、29C……ロア
ローラ支持機構、52……下位前側ロツク機構、
56……受容孔、59……フツク部材、59A…
…掛止部材。
図は同実施例のドアロツク開閉操作機構の概略構
成図、第3図は同実施例の後側ロツク機構の概略
構成図、第4図は同実施例のロアローラ支持機構
と下位前側ロツク機構とを示す分解斜視図、第5
図は本発明の要部の作用説明図、第6図は第5図
の−線に沿う断面図、第7図は本発明の異な
る例を示す要部のロアローラ支持機構まわりを省
略した断面図、第8図は従来のスライドドアのロ
ツク装置を備えた自動車の側面図、第9図は従来
のストライカとラツチとからなるロツク機構の概
略構成図である。 1……車体、2……ドア開口部、3……ウエス
トガイドレール、4……アツパーガイドレール、
5……ロアガイドレール、6……スライドドア、
10……ドアロツク開閉操作機構、11……アウ
トサイドハンドル、12……インサイドハンド
ル、13……開閉機構、24……キヤリツジロー
ラ、26……ローラブラケツト、28……ドアア
ーム、29A……ウエストローラ支持機構、29
B……アツパーローラ支持機構、29C……ロア
ローラ支持機構、52……下位前側ロツク機構、
56……受容孔、59……フツク部材、59A…
…掛止部材。
Claims (1)
- 1 前側を車室内側に湾曲したウエストガイドレ
ールを車体側部のドア開口部の後縁部から後方に
連なる外側面に、また前側を車室内側に湾曲した
アツパーガイドレールをドア開口部の上縁部に、
さらに前側を車室内側に湾曲したロアガイドレー
ルをドア開口部の下縁部に、互いに略水平状に配
設すると共に、前記各ガイドレールに摺接、係合
するローラを組付けたローラブラケツトとこのロ
ーラブラケツトを水平方向に回動自在に軸着した
ドアアームとからなるウエスト、アツパー、ロア
の各ローラ支持機構をスライドドアの後縁部と上
縁部の前側と下縁部の前側とに備えて、前記スラ
イドドアをドア開口部から後方の車体外側にまわ
り込ませて前後方向に移動させて前記ドア開口部
を開閉する一方、前記スライドドアに組付けられ
たハンドルとこのハンドルの操作に連動して開
動、閉動する開閉機構とからなるドアロツク開閉
操作機構と、前記ドア開口部の後縁部に固定した
ストライカとこのストライカに対応するスライド
ドアの後縁部に配設されかつ前記ドアロツク開閉
操作機構の開閉機構に連結されてドア閉時に前記
ストライカに係合しかつこの係合を前記開閉機構
の開動に連動して解除されるラツチとからなる後
側ロツク機構とを備えた構造であつて、前記ドア
開口部の上縁部又は下縁部の少なくともいずれか
一方のアツパーガイドレール又はロアガイドレー
ルの前側まわりにおいて、前記ガイドレール以外
の車体の開口部前端部の部材に開口した受容孔
と、この受容孔側に配した前記アツパー又はロア
のローラ支持機構のドアアームに組付けられかつ
前記ドアロツク開閉操作機構の開閉機構に連結さ
れてドア閉時に前記受容孔に係止し、この係止を
前記開閉機構の開動に連動して解除させる掛止部
材とからなる、前側ロツク機構を備えたことを特
徴とするスライドドアのロツク装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59281137A JPS61158581A (ja) | 1984-12-28 | 1984-12-28 | スライドドアのロツク装置 |
| US06/700,278 US4662109A (en) | 1984-12-28 | 1985-02-11 | Sliding door lock arrangement |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59281137A JPS61158581A (ja) | 1984-12-28 | 1984-12-28 | スライドドアのロツク装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61158581A JPS61158581A (ja) | 1986-07-18 |
| JPH0365469B2 true JPH0365469B2 (ja) | 1991-10-11 |
Family
ID=17634878
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59281137A Granted JPS61158581A (ja) | 1984-12-28 | 1984-12-28 | スライドドアのロツク装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61158581A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013112058A (ja) * | 2011-11-25 | 2013-06-10 | Honda Motor Co Ltd | スライドドア |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6221462B2 (ja) * | 2013-07-25 | 2017-11-01 | いすゞ自動車株式会社 | アウトスライド扉 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS628303Y2 (ja) * | 1981-04-13 | 1987-02-26 | ||
| JPS582284U (ja) * | 1981-06-29 | 1983-01-08 | トヨタ車体株式会社 | 車両用スライドドアのための停止装置 |
-
1984
- 1984-12-28 JP JP59281137A patent/JPS61158581A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013112058A (ja) * | 2011-11-25 | 2013-06-10 | Honda Motor Co Ltd | スライドドア |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61158581A (ja) | 1986-07-18 |
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