JPH0321115Y2 - - Google Patents

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JPH0321115Y2
JPH0321115Y2 JP1984015961U JP1596184U JPH0321115Y2 JP H0321115 Y2 JPH0321115 Y2 JP H0321115Y2 JP 1984015961 U JP1984015961 U JP 1984015961U JP 1596184 U JP1596184 U JP 1596184U JP H0321115 Y2 JPH0321115 Y2 JP H0321115Y2
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JP
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speaker
vibration system
diaphragm
edge
resin monomer
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JP1984015961U
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  • Audible-Bandwidth Dynamoelectric Transducers Other Than Pickups (AREA)
  • Diaphragms For Electromechanical Transducers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
この考案はドームスピーカ振動系の改良に関
し、剛性が高く、成形が非常に容易なる材料で一
体に構成された振動系を有するスピーカに関す
る。 一般のスピーカは、ドーム型スピーカを例とし
て説明すると、第1図に示す如く振動板11、該
振動板11下面に接着されたボイスコイル12、
および振動板11外周に接着され、振動板を支持
するエツジ部13からなる振動系を、前記エツジ
部13の外周部を固定リング14,14′によつ
て挾持しフレーム15または磁気回路のプレート
16にネジ止め等により固定した構造である。そ
して、これらの振動系を構成する振動板、エツジ
部、固定リング、ボイスコイル等の各部品はそれ
ぞれ個別に製作され、予備加工工程に於て接着等
で組立てられてスピーカに組込まれるのが通常で
あるが、これには予備加工のための費用を要し、
且つ組立精度もよくなかつた。この点を解決する
ために振動系を構成する前記各部品をプラスチツ
クにより一体成形したスピーカ用振動系が存在す
るが、従来の一体成形された振動系は成形を容易
にするために、流動性のよい熱軟化性合成樹脂を
用い、また樹脂の流動性をよくするためには充填
材を十分に混合することができないので、振動板
部分のヤング率や比強度が低くて剛性が不足し
て、ピストン振動帯域が狭いために良好な周波数
特性が得られない欠点があつた。 この考案は硬化剤又は硬化促進剤を層間に吸着
させたモンモリロナイトと熱硬化性樹脂モノマー
とカーボン短繊維又は炭化硅素ウイスカを混合し
て、加熱硬化させて得られる複合材料を用いて、
第2図に示す如く振動板1、エツジ部2、当該エ
ツジ部2外周を磁気回路に対し固定するための固
定リングもしくはフレーム4、ボイスコイル部
3、端子部5が一体となつている振動系を形成し
たスピーカである。 本考案スピーカ振動系に用いる成形用複合材料
をドーム振動板を使用した実施例により詳述する
と、硬化剤又は硬化促進剤を吸着させるモンモリ
ロナイトは含水硅酸塩鉱物の一種であつて、
Al2O3・4SiO2・nH2Oなる組成を有し、別名ベン
トナイトと呼称され、上下2層のシリケート層の
間に、周囲の物質から入込み吸着されたNa+
Ca+等の層間イオンからなるイオン層を持つ3層
構造をなし、当該層間イオンの存在で上記シリケ
ート層の間に他のイオンや水を吸着したり、吸着
していた物質を加熱によつて放出する機能を有す
る。本考案実施例では当該モンモリロナイトを硬
化剤(ジアミノジフエニールメタン)を適当な溶
剤に溶かした溶液中に浸漬(60℃、数時間)し、
次いで溶剤洗浄した後乾燥させて、シリケート層
間に硬化剤を吸着させた複合物を得る。 次に上記複合物6部、熱硬化性樹脂(エポキシ
樹脂)モノマー29部、硬化剤(ジアミノジフエニ
ールスルホン)4,2部、離型剤(ステアリン酸
亜鉛)1部、カーボン短繊維(平均長0.35mm)60
部を加熱下(85℃)で撹拌して均一に混合し冷却
してから粉砕し、粉末状の成形用の混合物を得
る。 上記混合物を所定形状の金型により(必要に応
じてボイスコイル線31、および端子金具51を
金型所定位置にセツトして)温度160℃、プレス
圧50Kg/cm2、成形時間10分でプレス成形した。 上記複合材料は成形時にプレス金型内において
エポキシ樹脂が一旦溶融し低粘度となつて流動す
るが一定温度(150℃)まではモンモリロナイト
層間に吸着された硬化剤が浸出しないので低粘度
の流動性を保持する結果、複雑な形状の金型であ
つても、またドーム部1やエツジ部2のごとき肉
薄部分であつても隅々まで充填され、しかる後金
型の成形温度になつたとき、前記モンモリロナイ
トに吸着されていた硬化剤が侵出してエポキシ樹
脂を硬化せしめる。この時、金型の隅々まで流入
した状態で硬化するので形状寸法の極めて精密な
振動系を得ることができ、少くとも振動系を構成
する部品のうちドーム部1、エツジ部2、および
固定リング部、もしくはフレーム4を一体成形す
ることにより、これら各部品の相互位置関係が高
精度となるので、スピーカ組立に於て振動系と磁
気回路やフレームとの相互位置関係を調節する手
数を省略することができることとなる。更に成形
時にボイスコイル線31や端子金具51をインサ
ートすることにより、尚一層の省力化をはかるこ
とができる。また、主要材料が熱硬化性樹脂と無
機充填材であるため、温度とか湿度等の外部条件
に対しても極めて安定な製品を得ることが可能と
なる。尚本実施例ではドーム型振動板を例示した
が、平板型、或は他の形状であつても同様に成形
し得るものである。 次に本考案スピーカ振動系の振動板としての性
能を示す物性(ヤング率E、密度P、比強度E/
P)を従来例と比較して第1表に示す。 比較した従来例は、ポリプロピレン樹脂に
15wt%のカーボン繊維を混合して射出成形して
なる振動板である。
【表】 来

この表から明らかなように本考案による振動系
の振動板部E/pが極めて高くなつており、振動
板としての分割振動周波数は高くなつて、スピー
カの再生帯域を拡大し、周波数特性を広範囲にわ
たつて良好にすることが可能である。 尚、本考案の複合材料のE/pが著しく上昇し
た要因としては、モンモリロナイトの層間に入り
込んだエポキシポリマーとモンモリロナイトとが
強固に接合されたブレンド型ポリマーが形成さ
れ、当該ブレンド型ポリマーがカーボンセンイを
からみ込むように3次元網状構造に組織化される
ためであると思われる。尚本考案の複合材料とし
て上記したカーボン繊維の代りに炭化硅素ウイス
カ等の高剛性繊維であつても同じような効果を得
ることができる。 以上、本考案は硬化剤又は硬化促進剤を層間に
吸着せしめたモンモリロナイトと熱硬化性樹脂モ
ノマーとカーボン繊維又は炭化硅素ウイスカ等の
高剛性繊維を混合し、加熱硬化させた複合材料に
よりスピーカーの振動板部、エツジ部、ボイスコ
イル部、エツジ外周の固定リング、もしくはフレ
ームおよび端子部を一体成形した振動系を有する
スピーカであり、スピーカの組立経費を低減さ
せ、周波数特性や動作の安定性を改良する上に著
しい効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のスピーカ断面図、第2図は本考
案スピーカの振動系の断面図である。 1は振動板部、2はエツジ部、3はボイスコイ
ル部、4は振動系固定リング部、5は端子部であ
る。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 スピーカ振動系を構成する振動板部1、エツ
    ジ部2、ボイスコイル部3、エツジ外周部の固
    定リングもしくはフレーム4、及び端子部5の
    うち少なくとも振動板部1、エツジ部2、エツ
    ジ外周部の固定リングもしくはフレーム4の3
    部品を含む上記各部を一体成形した振動系を有
    するスピーカにおいて、上記一体成形した振動
    系の各部が硬化剤又は硬化促進剤を層間に吸着
    せしめたモンモリロナイトと熱硬化性樹脂モノ
    マーとカーボン繊維或いは炭化硅素ウイスカ等
    の高剛性繊維とを主要材料とし、上記主要材料
    を均一に混合して加熱硬化させた複合材料より
    なることを特徴とするスピーカ。 2 上記熱硬化性樹脂モノマーがエポキシ樹脂モ
    ノマーであることを特徴とする実用新案登録請
    求の範囲第1項記載のスピーカ。
JP1596184U 1984-02-06 1984-02-06 スピ−カ− Granted JPS60129793U (ja)

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JPS60129793U JPS60129793U (ja) 1985-08-30
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS583499A (ja) * 1981-06-30 1983-01-10 Kuraray Co Ltd 音響振動板
JPS58191791U (ja) * 1982-06-16 1983-12-20 東亜特殊電機株式会社 振動板

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